JP3598230B2 - ホテルの伝言伝達システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はボイスメールシステムを用いたホテルの伝言伝達システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ホテルで伝言伝達用の一つとして用いられているボイスメールシステムは、当該客室の宿泊者が不在の時に、他からの伝言を、伝言者の音声で残すことができるシステムである。音声メールは客室ごとに管理され、音声メッセージが伝言者によって録音されると、当該客室の客室電話機のメッセージランプが点滅し、外出から戻ってきた宿泊者がメッセージの有無を知ることができるようになっている。
【0003】
宿泊者は、客室電話機のメッセージボタンを押すことにより、あるいは、予め客室電話機に設定された特定番号を押すことにより、電話がボイスメールシステムに接続され、当該客室の音声メッセージが再生されるようになっている。このようなシステムにより、宿泊者は、ホテルの従業員を経由せず外部からのメッセージを入手することができる。
【0004】
しかしながら、ホテルの宿泊者へのメッセージは、全てが音声メッセージというわけではなく、伝言者によっては自分自身の音声ではなく、ホテルの従業員を経由して伝達して欲しいという場合や、直接、ホテルのフロントに来訪し、伝言者自身で書いたメモを渡して欲しいという要望もある。
【0005】
このような音声メッセージ以外の伝言メモメッセージについては、ホテルにおいては、メッセージ係(ホテルフロントのフロントマンが兼任する場合が多い)が扱うのが一般的である。メッセージ係は、伝言者から受付けたメッセージをメモに書くか、あるいは伝言者自身から受け取ったメモを該当客室のキーラックに格納した後、ルームインジケータの該当客室のメッセージ有りボタンをオンすることにより、客室電話機のメッセージランプの点滅を行うことができるようになっている。
【0006】
ところが、この場合、客室電話機のメッセージボタンを押した場合、メッセージ係の電話へ繋がるようになっていなければならない。電話を受けたメッセージ係は、当該客室に手書きメッセージが有るか、音声メッセージが有るかを調べ、伝言メモメッセージを伝えたあと、音声メッセージがあれば、当該客室番号を指定してボイスメールシステムへ接続し、当該客室の音声メッセージを聞いてもらうことが必要となる。このような運用では、メッセージ係の負担が大きくなる。
【0007】
また、メッセージ係が宿泊者へメモの内容を伝えた時には、メモに伝達時刻を打刻し、伝達時刻を管理しているが、実際に宿泊者へ伝えた文言そのものが残らないため、伝言メモメッセージ伝達後、宿泊者からメッセージ伝達のクレームがあった場合に、ホテル側が伝達内容の正当性を検証することができないという問題がある。メッセージ係の電話機にカセットテープのような通話録音装置を付けて通話内容そのものを録音することは可能であるが、1日1000件以上のメモメッセージを扱うような大規模ホテルでは、クレームがあった場合の検索が非常に面倒であること、また、音声メッセージの伝達時刻との関連を調べることもできないという問題を有する。
【0008】
複数のメッセージ交換システムに関する公知例としては、特開平10−145493号公報がある。この公知例は、メッセージ交換装置のメッセージ登録及び取り出し時にメッセージ交換装置が自動的に行う登録または取り出し関連処理をボックス別に細かく、かつ、柔軟に設定するようにしている。
【0009】
この公知例によれば、当該メールボックスにメールが入った時に、メールボックスごとに決められたポケットベルやFAXなどにより通知することができる。しかしながら、メールの伝達そのものの履歴管理手段は提供していない。そのため、この公知例をホテル用の伝言システムに応用しても前述の問題を解決できない。
【0010】
また、ホテル用のサービス提供システムとしては、特開平10−215447号公報がある。この公知例は、ホテルのサービス提供に、客室に設置されたCATV装置を使用するものである。この公知例を伝言メモメッセージの伝達方法に利用すると、次のようなことが考えられる。
【0011】
メッセージを書いた紙をイメージスキャナ等の入力装置で入力し、デジタルデータに変換しメッセージサーバに蓄積しておき、客室からの要求があった時に、客室のCATV装置の画面にメモの画像を表示するというシステムが考えられる。しかし、この場合、メモ内容の表示しかできないので、メッセージ係がメッセージを受ける時にきれいな大きな字で内容も丁寧に書く必要があると共に、音声メッセージの伝達には利用することはできない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ホテルにおいて音声メッセージと伝言メモメッセージを宿泊者に伝達する際、メッセージ伝達を行うメッセージ係りが、客室からのメッセージ問合せの電話に対して、音声メッセージの有無の確認作業とボイスメールシステムへの接続操作をしなくければならず、メッセージ係の負担が大きくなる。
【0013】
また、伝言メモメッセージのメッセージ伝達に関してのクレーム、たとえば、商談の時刻や場所を誤って伝えたとか、商談の時刻が過ぎてからメッセージ伝達を受けたというようなクレームがあった場合に、宿泊者へ伝達した内容そのものと伝達日時を容易にかつ迅速に確認することができないという問題点を有する。
【0014】
本発明は上記点に対処してなされたもので、その目的とするところはメモメッセージに関する宿泊者(客)のクレームに対し容易にかつ迅速に対応することのできるホテルの伝言伝達システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の特徴とするところは、メモメッセージに関する客室電話機とメッセージ係用電話機の通話内容を録音し、この通話内容に客室識別番号(客室番号)と通話日時の伝達履歴を付して音声メッセージとして送出できるようにしたことにある。
【0016】
本発明によれば、客からのクレームに対し音声メッセージを再生することによって容易かつ迅速に対応することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例のシステム構成図である。
【0018】
図1において、構内電子電話交換機1は、ホテル内の電話回線の制御を行う装置であり、客室電話機6a〜6n,メッセージ係用電話機9やその他図示しない業務用電話機、FAX装置等とLINE回線にて接続している。また、電話交換機1はボイスメールサーバ2とLAN5によって接続されている。
【0019】
ボイスメールサーバ2は、音声メッセージの録音処理、音声メッセージの蓄積、音声メッセージの再生を行うための装置である。ボイスメールサーバ2は、音声圧縮、伸長機能を有した複数の音声モデム7a〜7mを介して、電話交換機1とLINE回線10a〜10mにて接続されている。
【0020】
音声メッセージの録音は、構内電子電話交換機1から、LINE回線10a〜10mを経由して音声モデム7a〜7mへ音声信号が入り、音声モデム7にて音声信号のデジタル化と圧縮が行われ、ボイスメールサーバ2へ音声メッセージのデータとして取り込まれる。
【0021】
音声メッセージの再生の際は、ボイスメールサーバ2内の音声データが音声モデム7a〜7mへ送られ、音声モデム7a〜7m内部でデータの伸張が行われた後、音声信号に変換され、LINE回線10a〜10mを通して構内電子電話交換機1に送られる。
【0022】
尚、音声モデム7a〜7mに接続するLINE回線10a〜10mは、通常4〜8回線程度用意され、これらの回線はボイスシステムへの接続回線番号として代表番号が組まれる。LINE回線10が6回線の場合で、そのぞれの回線の内線番号が4401から4406だと仮定した場合、4401〜4406までの6つの内線番号に対して代表番号として、たとえば4400を設定する。これにより、内線番号4400がボイスシステムへの接続用内線番号となり、LINE回線10a〜10mのどのLINE回線を使用するかをオペレータが選択する必要が無くなる。
【0023】
例えば、LINE回線10aが使用中であれば、内線番号4400のダイヤル操作で、構内電子交換機1により、自動的にLINE回線10bが選択され、音声モデム7bに音声信号が入ってくるようになる。
【0024】
通話録音装置3は、メッセージ係の電話機9とLINE回線で接続されており、LINE回線から入力される音声信号を通話録音装置3に内蔵している図示しないパーソナルコンピュータにて音声のデジタル化と圧縮を行い、ハードディスク(図示せず)内に一時保管する。また、通話録音装置3はLAN5によってボイスメールサーバ2と接続されており、ボイスメールサーバ2からの録音開始指示を受け取れるようになっている。
【0025】
手書きの伝言メモメッセージは、通常、フロントのメッセージ係がメッセージを受付け、書いたメモあるいは伝言者より直接受取った伝言メモを当該客室のキーボックスに格納し、ルームインジケータ4の当該客室のスイッチをオンにする。これにより、ルームインジケータ4の当該客室に対応したメッセージ有りのランプが点灯するとともに、伝言メモメッセージ有りというデジタル情報が、データモデム8bによってアナログ化され伝送路を介してデータモデム8aに送信されデータモデム8aによってデジタル化され伝言メモメッセージ有りという情報として、構内電子電話交換機1に取り込まれる。
【0026】
電話交換機1は、取り込んだ伝言メモメッセージ有りという情報によって、当該客室電話機6a〜6nのメッセージランプを点滅させる。さらに、電話交換機1からLAN5を介して、伝言メモメッセージ有りの情報がボイスメールサーバ2に送信される。以上により、ボイスメールサーバ2は、音声メッセージの有無だけでなく、伝言メモメッセージの有無の情報を受信することができる。
【0027】
次に、ホテルにおけるボイスメールシステムの一般的な運用形態について説明する。
【0028】
ホテルへかかってくるダイヤルイン以外の電話は、電話交換オペレータ(ホテルによってはフロント係)が一旦電話を受け、指定された客室の電話をコールする。宿泊者が不在で、コールに対して応答が無い場合は、電話交換オペレータは客室電話機のコールをやめ、電話をかけてきた相手に、宿泊者が不在である旨を伝え、音声メッセージでメッセージを残すか否かを尋ね、音声メッセージでメッセージを残すと言われた場合に、ボイスメールシステムへ接続する。
【0029】
あるいは、客室電話機6a〜6nのコールに対し、一定時間内に応答が無かった場合に、自動的にボイスメールシステムに接続することもある。
【0030】
どちらの場合も、ボイスメールシステムへ接続後は電話交換オペレータが介在することなく、ボイスメールシステムが、伝言者の音声メッセージを自動的に録音し、当該客室番号と合わせて管理、保存し、当該客室電話機6a〜6nのメッセージランプを点滅させる。外出から戻ってきた宿泊者が、客室電話機6a〜6nのメッセージランプの点滅に気づき、客室電話機6a〜6nのメッセージ再生用のボタン、またはメッセージ再生用の特定番号をダイヤルすると、電話交換機1により、ボイスメールシステムがコールされ、当該客室番号の音声メッセージが再生される。
【0031】
次に、実施例のボイスメールサーバ2について詳述する。
【0032】
図2は、ボイスメールサーバ2の詳細構成図である。
【0033】
図2において、回線制御部21は、ボイスモデム7を介してLINE回線10と接続し、音声信号とル−ムインジケ−タ4からのスイッチ信号(以後、PB信号と称する。)を授受し制御する。回線制御部21はLINE回線10a〜10mからの音声信号とPB信号を音声メッセージ録音部22へ与えると共に、音声メッセージ再生部23から音声信号とPB信号をLINE回線10a〜10mへ送信する。
【0034】
音声メッセージ録音部22は、デジタル化された音声データを音声メッセージ蓄積部24へ格納し、さらに、音声メッセージ録音の際受け取る客室番号を表わすPB信号を解析し、メッセージ管理テーブル25の当該客室番号の音声メッセージ管理エリアへ音声メッセージが録音されたという情報を書込む。
【0035】
音声メッセージ再生部23は、回線制御部21から受信した客室番号を表わすPB信号を解析し、当該客室番号でメッセージ管理テーブル25を検索し、音声メッセージの有無、音声データへのポインタ等から音声データを特定し、音声メッセージ蓄積部24から音声データを呼び出し音声データを回線制御部21から送出する。
【0036】
転送先電話番号テーブル2Aには、当該客室に伝言メモメッセージが存在する場合に、電話を自動転送する際の電話番号が格納されている。メッセージ有無情報送信部26は、音声メッセージが登録された時、当該客室に対する音声メッセージの有無を、LAN5を介して構内電子電話交換機1に送信する。
【0037】
電話交換機1は、音声メッセージ有無情報とルームインジケータ4から送られる伝言メモメッセージ有無情報を基に、客室電話機6a〜6nのメッセージランプを点滅制御する。また、電話交換機1は、音声メッセージまたは伝言メモメッセージのいずれかのメッセージが存在する場合に、当該客室電話機6a〜6nのメッセージランプを点滅させ、当該客室のすべてのメッセージが伝達済になった時点でメッセージランプを消灯させる。
【0038】
メッセージ有無情報受信部27は電話交換機1からの伝言メモメッセージの有無(これは、ルームインジケータ4から電話交換機1へ送られる情報で、ボイスメールサーバ2は電話交換機1を経由して受信する。情報を受けとる。
【0039】
伝達履歴管理部28は、音声メッセージの再生履歴と、伝言メモメッセージ伝達の際のメッセージ係と客室との通話内容である音声データの履歴とを合わせて管理する。通話録音管理部29は、当該客室に音声メッセージと伝言メモメッセージの両方がある場合に、音声メッセージ再生後にメッセージ係の電話の通話録音装置3に対し録音開始指示を行うと共に、当該客室とメッセージ係との通話が終了した時点で、通話録音装置3から送信されてくる音声データを受信し、客室番号のデータと音声データとを伝達管理部28に与える。
【0040】
図3にメッセージ管理テーブル25の内部構成の一例を示す。
【0041】
メッセージ管理テーブル25は図3に示すように客室番号単位のレコードになっている。客室番号ごとに当該客室に登録されている未再生音声メッセージ数、再生済音声メッセージ数、伝言メモメッセージ有無の情報を持ち、音声メッセージに対しては、当該メッセージの未再生/再生済区分(未再生の場合は、1、再生済の場合は、2、メッセージが無い場合は、0としている)と音声メッセージ蓄積部24内の音声データへのポインタ情報を有する。尚、本実施例では、一客室当たり20メッセージを保持できるように未再生/再生済区分と音声データへのポインタの組を、一客室当たり固定で20ケースの領域を確保している。
【0042】
図4は、音声メッセージ再生部23の動作フローを示したものである。
【0043】
宿泊客が外出先から客室へ戻り、客室電話機6a〜6nのメッセージランプの点滅に気付き、客室電話機6a〜6nのメッセージボタンを押下すると、LINE回線を通して電話交換機1へスイッチ信号(PB信号)により当該客室番号とメッセージ再生であるという情報が伝達される。
【0044】
電話交換機1は、その情報を基にボイスメールサーバ2に対してLINE回線10a〜10mを通してボイスメールサーバ2を呼び出し、当該客室番号とメッセージ再生であるという情報が回線制御部21を経由して与える。
【0045】
それにより音声メッセージ再生部23が動作し図4のフロ−を実行する。
【0046】
まず、ブロックS01でメッセージ管理テーブル25を検索して当該客室に未再生メッセージの有無を調べる。未再生メッセージがあれば、ブロックS02ですべての未再生メッセージを再生する。次に、ブロックS03でメッセージ管理テーブル25を検索して当該客室に伝言メモメッセージの有無を調べる。伝言メモメッセージがあれば、ブロックS04で、「フロントでも伝言メモメッセージをお預かりしていますので、フロントに転送致します」というようなトーキーを回線制御部21を通して当該客室電話機6a〜6nに通知する。
【0047】
ブロックS05では、伝言メモ転送先電話番号テーブル28に登録されている電話番号へ電話を転送する。ブロックS06で、メッセージ係の電話の通話録音装置3に対し、通話録音開始の指示情報をLAN5を介して送信する。ブロックS05で転送された電話を受けたメッセージ係は、メッセージ係用電話機に表示された客室番号を見て、当該客室の伝言メモメッセージの内容を宿泊者に伝える。この時の通話内容は、ブロックS06で通話録音装置へ送信された録音開始指示により、通話録音装置3内で録音が始まり、通話が切れた時点で録音が終了することになる。尚、ブロックS03で、伝言メモメッセージが無い場合は、「お預かりしたメッセージは以上です」というような再生終了のトーキーを流し、電話を切る。
【0048】
図5に通話録音装置3の一例構成図を示す。
【0049】
通話録音装置3としては音声処理機構を有したパーソナルコンピュータが用いられる。
【0050】
図5において、通話録音制御部31はLAN5を経由で入ってくる録音開始指示情報を受け取り通話録音部32に対して録音開始を指示すると共に、その時点の年月日時分と当該客室番号を記憶する。通話内容録音部32は、メッセージ係用電話機9のハンドセット(受話器)から音声処理機構を通して受信される音声データを通話内容一時格納部33へ格納する。音声データの録音は、ハンドセットがON HOOKになったことを通話内容録音部32が検知して終了する。
【0051】
録音が終了すると、通話内容送信部34に対し録音が終了したことと、その時の年月日時分を通知する。通話内容送信34は、通話内容一時格納部33から録音データを読み出し、ボイスメールサーバ2内の音声データと同一形式の音声データに変換してから音声データと年月日時分をボイスメールサーバ2へLAN5を介して送信する。
【0052】
図6は、伝達履歴管理部28内の管理テーブルの構成を示したものである。
【0053】
テーブルの先頭に、テーブルの書込ポインタを有する。この書込ポインタは、次に書込むべきレコード番号を示している。尚、管理テーブルは、固定レコード数とし、最終レコードの次には先頭レコードへ書込むようにしている。1レコードに記憶する内容は、客室番号、メッセージ区分、録音年月日時分、再生年月日時分、音声ファイルへのポインタである。
【0054】
メッセージ区分は、音声メッセージか伝言メモメッセージかの区分であり、例えば、音声メッセージの場合は1、伝言メモメッセージの場合は2とする。
【0055】
録音年月日時分は、音声メッセージの場合は当該音声メッセージが録音された年月日時分、また伝言メモメッセージの場合は通話録音管理部29が通話録音装置3に対し録音開始を指示した年月日時分である。
【0056】
再生年月日時分は、音声メッセージの場合は当該音声メッセージが再生された年月日時分、伝言メモメッセージの場合は通話録音装置3内の通話内容録音部32で録音を終了した年月日時分である。音声ファイルへのポインタは、音声メッセージ蓄積部24内に格納されている音声データへのポインタである。これは、音声メッセージの場合も伝言メモメッセージを伝達した際の通話録音内容の音声データも全く同じ扱いとなる。
【0057】
このような伝達履歴管理部28の管理テーブルにより、客室番号、再生年月日等を検索キーとして伝達履歴を検索することが可能となる。また、音声メッセージ、伝言メモメッセージにかかわらず、伝達内容を音声データの再生によって確認することができる。
【0058】
以上のようにして伝言を伝達するのであるが、ボイスメールサーバにて音声メッセージと伝言メモメッセージの有無が一括管理でき、客室からの伝達要求に対し、伝達漏れを起こすことが無く、さらに伝言メモメッセージの伝言内容で宿泊客からクレーム等を受けた場合に、当該客室番号と年月日(場合によっては時分)で伝達時の通話内容を検索し、伝達時の通話内容を再生することができ、クレーム内容の検証を行うことが可能である。
【0059】
なお、伝言メモメッセージについてはボイスメールサーバを併用することなく、独自の伝言メモメッセージ管理装置を設けてもよいことは明らかなことである。
【0060】
【発明の効果】
本発明によれば、伝言者から直接音声にて受付けるボイスメッセージと、ホテルのメッセージ係を介して宿泊者へ伝達される伝言メモの運用を併用するホテルにおいて、メモメッセージの伝達を確実に行うことができ、その履歴と伝達内容を検索することが可能となり、宿泊者の伝言に関するクレームに迅速に対応することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】ボイスメールサーバの一例を示す構成図である。
【図3】メッセージ管理テーブルの一例を示す構成図である。
【図4】音声メッセージ再生部の動作フローである。
【図5】通話録音装置の一例を示す構成図である。
【図6】伝達履歴管理部のテーブル一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1・・構内電子電話交換機
2・・ボイスメールサーバ
3・・通話録音装置
4・・ルームインジケータ
5・・構内LAN
6・・客室電話機
7・・モデム(ボイスモデム)
8・・モデム(データモデム)
9・・メッセージ係用電話機
10・・LINE回線

Claims (5)

  1. ホテルの客室に設けられる複数の客室電話機への電話交換を行う電話交換機と、前記客室への音声メッセージを各客室毎に蓄積し、当該客室からの再生要求に基づき当該客室の電話機に前記電話交換機を介して音声メッセージを送出するボイスメール装置と、前記電話交換機を介して前記客室電話機と通話できるメッセージ係用電話機と、メモメッセージが有ることを該当する客室に連絡するメモメッセージ有無連絡手段と、前記客室電話機と前記メッセージ係用電話機の間のメモメッセージ内容伝達の通話内容を録音する通話録音装置と、前記通話録音装置の通話内容に関して通話客室と通話日時を含む伝達履歴を音声メッセージで送出できるように管理するメモメッセージ管理装置とを具備することを特徴とするホテルの伝言伝達システム。
  2. ホテルの客室に設けられる複数の客室電話機への電話交換を行う電話交換機と前記電話交換機を介して前記客室電話機と通話できるメッセージ係用電話機と、前記客室への音声メッセージを各客室毎に蓄積し、当該客室からの再生要求に基づき当該客室の電話機に前記電話交換機を介して音声メッセージを送出すると共に当該客室宛にメモメッセージ有のとき音声メッセージ伝達終了後に前記メッセージ係用電話機に連絡するボイスメール装置と、メモメッセージが有ることを該当する客室と前記ボイスメール装置に連絡するメモメッセージ有無連絡手段と、前記客室電話機からのメモメッセージの内容確認要求に基づき前記メッセージ係用電話機のメモメッセージ内容伝達の通話内容を録音する通話録音装置と、前記通話録音装置の通話内容に関して通話客室番号と通話日時を含む伝達履歴を音声メッセージで送出できるように前記ボイスメール装置の音声メッセージ蓄積手段を用いて管理するメモメッセージ管理装置とを具備することを特徴とするホテルの伝言伝達システム。
  3. ホテルの客室に設けられる複数の客室電話機への電話交換を行う電話交換機と、前記電話交換機を介して前記客室電話機と通話できるメッセージ係用電話機と、メモメッセージが有ることを該当する客室と後記ボイスメール装置に前記電話交換機を介して連絡するメモメッセージ有無連絡手段と、前記客室電話機と前記メッセージ係用電話機の間のメモメッセージ内容伝達の通話内容を録音する通話録音装置と、前記客室への音声メッセージを各客室毎に蓄積し、当該客室からの再生要求に基づき当該客室の電話機に前記電話交換機を介して音声メッセージを送出すると共に、前記通話録音装置の通話内容に関して通話客室番号と通話日時を含む伝達履歴を音声メッセージで送出するボイスメール装置とを具備することを特徴とするホテルの伝言伝達システム。
  4. ホテルの客室に設けられる複数の客室電話機への電話交換を行う電話交換機と、前記電話交換機を介して前記客室電話機と通話できるメッセージ係用電話機と、メモメッセージが有ることを該当する客室と後記ボイスメール装置に前記電話交換機を介して連絡するメモメッセージ有無連絡手段と、前記客室電話機と前記メッセージ係用電話機の間のメモメッセージ内容伝達の通話内容を録音する通話録音装置と、前記客室への音声メッセージを各客室毎に蓄積し、当該客室からの再生要求に基づき当該客室の電話機に前記電話交換機を介して音声メッセージを送出し、当該客室宛にメモメッセージ有りのとき音声メッセージ伝達終了後に当該客室電話機と前記メモメッセージ係用電話機を通話を指示すると共に、前記録音装置の通話内容に関して通話客室番号と通話日時を含む伝達履歴を音声メッセージで送出するボイスメール装置とを具備することを特徴とするホテルの伝言伝達システム。
  5. ホテルの客室の設けられる複数の客室電話機への電話交換を行う電話交換機と、前記客室への音声メッセージを各客室毎に蓄積し、当該客室からの再生要求に基づき当該客室の電話機に前記電話交換機を介して音声メッセージを送出するボイスメール装置と、前記電話交換機と前記ボイスメール装置の間に設けられ、音声信号とディジタル信号の変換を行う複数個の音声モデムと、前記電話交換機を介して前記客室電話機と通話できるメッセージ係用電話機と、メモメッセージが有ることを該当する客室番号をアナログ信号で入力する客室指示手段と、前記客室指示手段で入力された客室番号をディジタル信号に変換した後に音声信号に変換し、該当する客室と前記ボイスメール装置に前記電話交換機を介して伝送するメモメッセージ有無連絡用モデムと、前記客室電話機と前記メッセージ係用電話機の間のメモメッセージ内容伝達の通話内容を録音する通話録音装置と、前記通話録音装置の通話内容に関して通話客室と通話日時を含む伝達履歴を音声メッセージで送出できるように管理するメモメッセージ管理装置とを具備することを特徴とするホテルの伝言伝達システム。
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