JP3597760B2 - スルーレート調整回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スルーレートをプロセス条件、その他の条件によらず、外部終端抵抗で設定された所定の値に自動調整することができるインタフェース回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
インタフェース回路の出力におけるスルーレート調整については、信号反射問題と関連して、インタフェース回路内部で対応する必要性があり、こうした技術は日々進歩している。
【0003】
SOLID−STATE CIRCUIT VOL.33 NO.11 NOVEMBER 1998の“A 2.6GBYTE/s Multipurpose Chip−to−Chip Interface”では、インタフェース回路内部でのスルーレート調整を行なうことができる、スルーレート検出回路(slew−rate detector)が示されている(図7)。スルーレート検出回路は、スルーレート・コントロール・ロジックに基準クロックを入力して、トリガー信号でプロセス条件、その他環境条件の探知を始める。このスルーレート検出回路は、NMOS Delay Chainに信号を入力した後2箇所で出力信号を検出し、サンプル・クロックでフリップフロップ回路(FF)に各信号を取り込み、その信号の遅延差を算出することによってプロセス条件、その他環境条件を探知し、探知条件に応じたスルーレート・コードを作成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のインタフェース回路は、プロセス条件その他の環境条件を探知し、その探知条件に応じたスルーレート・コードを作成するため、これらの条件から独立させてスルーレート・コードを決定し、作成することができるインタフェース回路はなかった。換言すれば、インタフェース回路内で能動的にスルーレートを決定することは行われていなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明の目的は、プロセス条件その他の環境条件に依存せず、外部終端抵抗によって設定される電流源電流値に応じてスルーレートを決定するインタフェース回路を提供することである。
【0006】
また、更なる本発明の目的は、インピーダンス、スルーレート調整後にインタフェース出力の初期立ち上がり時間、初期立ち上がり電圧を自動的に微調整することができるインタフェース回路を提供することである。
【0007】
本発明の第1の態様によれば、入力信号を受信するプリバッファ部と、前記プリバッファ部に提供する電流値を決定し、前記入力信号のスルーレートを自動的にコントロールするスルーレート・コントロール部と、前記プリバッファ部から前記入力信号を受け取り、前記スルーレート・コントロール部でコントロールされた前記スルーレートで、前記入力信号に基づくインタフェース出力を出力するメイン・バッファ部とを備え、前記スルーレート・コントロール部が、外部終端抵抗と、前記外部終端抵抗による電圧降下が生じた回路内の電圧と、予め設定されている基準電圧とを比較する第1の比較器と、前記第1の比較器による比較結果に基づいてスルーレートコードを生成し、出力するスルーレート・コントロール・マクロと、前記スルーレートコードに応じて電気的特性を変更することができる第1のトランジスタとを含むことを特徴とするスルーレート調整回路が得られる。
【0008】
これによって、前記回路は、プロセス条件その他の環境条件に依存せずに、インタフェース出力のスルーレートを調整することができる。
【0010】
本発明の第2の態様によれば、プリバッファ部において入力信号を受信するステップと、前記プリバッファ部に提供する電流値を決定し、前記入力信号のスルーレートを自動的にコントロールするステップと、前記プリバッファ部から前記入力信号を受け取り、前記コントロールされた前記スルーレートで、前記入力信号に基づくインタフェース出力を出力するステップとを備え、前記スルーレートをコントロールするステップが更に、外部終端抵抗による電圧降下が生じた回路内の電圧と、予め設定されている基準電圧とを比較するサブステップと、前記比較結果に基づいてスルーレートコードを生成し、出力するサブステップと、前記スルーレートコードに応じて電気的特性を変更することができるトランジスタに、前記スルーレートコードを提供するサブステップとを含むことを特徴とするスルーレート調整方法が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
最初に、図5について説明する。図5は、シミュレーションによる、出力バッファの立ち上がり遅延時間(TR)及び立ち下がり遅延時間(TF)と、駆動電流値(control Current)との関係を示したグラフである。
【0013】
当該グラフの横軸は電流源電流値を表し、縦軸が出力TR又はTF(スルーレート)を表している。出力立ち上がり(rise)及び出力立ち下がり(fall)の場合のそれぞれで、slow条件、fast条件、typ条件毎にデータがプロットされている。このグラフから、横軸の電流源電流値と縦軸のスルーレートには相関があり、電流源電流値が一定であれば、環境条件に関わらず、fast条件におけるスルーレートとslow条件におけるスルーレートの範囲内に、出力のスルーレートが入ることが分かる。即ち、電流源電流値(外部終端抵抗値)が決まれば、出力のスルーレートは1つに決まるのである。
【0014】
本発明は、このシミュレーション結果を利用するものである。
【0015】
次に、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。
【0016】
図1は、GTL+インタフェースに、本発明のスルーレート自動調整回路(スルーレート・コントロール部110)を適用した回路100を例示したものである。
【0017】
GTL+(Gunning Transceiver Logic Plus)は、半導体デバイス間の入出力インタフェースを実現するテクノロジーであり、高周波数、低電圧で動作するプロセッサ、SMP(対称型マルチプロセシング)等を実現する部分で使用されている。
【0018】
図1に示されたインタフェース回路100は、スルーレート・コントロール部110、プリバッファ部120、及びメイン・バッファ部130で構成され、外部出力D01がスルーレート・コントロール部110から出力され、一方、プリバッファ部120において外部入力H01が入力され、メイン・バッファ部130で出力N01が提供される。
【0019】
出力N01のスルーレートはプリバッファ部120のスルーレートに依存し、前述の図5のシミュレーション結果から、プリバッファ部120を電流駆動とした場合に、その電流源電流値をある値に定めれば、スルーレートは、プロセス条件その他の環境条件に左右されることなく、一意に定められる。本実施形態では、プリバッファ部120の電流源回路としてミラー回路を備えたスルーレート・コントロール部110を有している。
【0020】
スルーレート・コントロール部110は、スルーレートを自動的に調整するためにループ回路を有し、スルーレート・コントロール・マクロ111、デコーダ112、比較器113、Nchトランジスタ114、外部終端抵抗(Rref)115、及び基準抵抗(Vref)116が含まれている。
【0021】
スルーレート・コントロール部110は、初期設定時の任意の電流値を電圧値に変換するため、外部終端抵抗(Rref)115を用意し、そこで他方の基準電圧(Vref)116と比較器113を用いて比較する。
【0022】
スルーレート・コントロール・マクロ111は、前記比較結果を利用して、スルーレート・コードをインクリメント、又はデクリメントするか判断し、電流源電流を制御するNchトランジスタ114のサイズを選択するためのスルーレート・コードを自動作成する。ここで、このスルーレート・コードは、NchトランジスタのWサイズと1対1に対応したものとなっている。
【0023】
その後、スルーレート・コントロール・マクロ111の出力(4ビットコード)は、デコーダ112によって16ビットコードに出力され、インタフェース回路の電流源を構成しているNchトランジスタ114のゲート入力に与えられる。
【0024】
上記動作を複数回繰り返すことにより、プロセス条件、その他環境条件に依存せず、比較器の電圧レベルがVrefとなるような電流源電流値が得られる。
【0025】
次に、スルーレート・コントロール・マクロ111について、図3を用いて説明する。
【0026】
スルーレート・コントロール・マクロ111は、MCKから得られるクロック信号を分周し、カウンタでカウントすることにより、4状態を作る。これには、スルーレートの制御を行う状態とそれ以外の状態(コード保持状態)が含まれている。
【0027】
次に、前述のように、外部終端抵抗(Rref)での電圧降下分と基準電圧(Vref)とを比較した結果がCOMPに入力される。このCOMPと前記カウンタの出力信号に基づいて、現在のスルーレート・コードより大きくするか(4−1マルチプレクサでインクリメントを選択する)、小さくするか(4−1マルチプレクサでデクリメントを選択する)、保持するか(4−1マルチプレクサで、レジスタ・ループバック信号を選択する)の論理を作成する。
【0028】
スルーレートの制御を行う状態では、4−1マルチプレクサから出力されるコードが、2段の4ビット・レジスタに提供される。従って、現在のコードと1クロック前のコードが保持され、コード選択回路において、より小さいコードが選択され、最終段の4ビットレジスタに格納される。このコードは、再度カウンタに入力され、グリッチノイズの除去が行われる。
【0029】
この比較は、最終的には、比較器113の基準電圧(Vref)と、当該マクロ111から出力されたスルーレート・コードによって調整されたNchトランジスタのサイズによる電流値に起因する抵抗電圧との比較になる。従って、所定の電流値になるまで、比較器113は、「0」と「1」を繰り返し出力するが、コード選択回路で小さい方のコードを選択し、全てのバッファにコード出力するので、コードの値は、最終的に固定される。
【0030】
そして、これらの動作を何回か繰り返した後、最終的に内部クロックに同期して、固定されたスルーレート・コードをCODEから出力する。この出力は、図1の回路100のデコーダ112に提供される。
【0031】
こうして設定された電流値と、それに対応するNch・Pchコントロール電圧は、プリバッファ部120のNchトランジスタ(Nch1)、Pchトランジスタ(Pch1)に提供され、外部入力H01を受信するインバータの駆動能力を制御する。これによって、メイン・バッファ130の入力傾きが制御され、インタフェース出力(N01)のスルーレートが制御される。
【0032】
従って、スルーレート・コントロール部110によって電流源電流値が一定に決まれば、メイン・バッファ130のゲート入力の立ち上がり、立ち下がりのスルーレートが決まり、インタフェース出力の立ち上がり、立ち下がりのスルーレートが決まる。
【0033】
また、スルーレート・コードは、出力D01から、他のバッファに分配される。図1では、デコーダ112によって16ビットにデコードされたコードが分配されているが、デコード前のコードであってもよい。
【0034】
このようにして、プロセス条件、その他環境条件に依存せず、外部終端抵抗(Rref)115により、電流源電流値が設定され、電流値に対応したスルーレートが自動的に得られる。
【0035】
また、本発明のインタフェース回路では、スルーレートと伝達遅延の相関性をなくすような信号波形設定回路が採用されている。これは、例えば特開平11−274909に開示された回路と同様の、階段波形を形成する回路方式である。本発明のインタフェース回路は、電流源によるスルーレート調整動作の前に、ワンショットパルス部121で初期立ち上がり論理を作成し、スルーレートにあまり関係しないスイッチング初期動作を設定するという動作も行っている。また、レベル検出部122で、Nchトランジスタ(Nch2)のゲート電圧をモニタして、ある閾値になると立ち上がり、立ち下がり時に、Pch・Nchバッファがドライブを開始する。これによって、スルーレートが大きくても、伝達遅延が必ずしも大きくならないという階段波形が作成できる。
【0036】
次に、図2を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0037】
図2に示されている回路200は、GTL+インタフェースに本発明のスルーレート自動調整回路(スルーレート・コントロール部)、及びクロスポイント自動調整回路(ワンショットパルス・クロスポイント調整部)を適用した例である。
【0038】
前記回路200は、スルーレート・コントロール部210、プリバッファ部220、メイン・バッファ部230、及びクロスポイント調整部240で構成され、スルーレート・コントロール部210において外部出力D01が提供され、プリバッファ部220において外部入力H01が入力され、メイン・バッファ部210において正転出力N01、及び反転出力N02が提供される。
【0039】
スルーレート・コントロール部210の構成は図1のスルーレート・コントロール部110と同じであるため、詳細な説明は省略する。
【0040】
また、クロスポイント調整部240は、クロスポイント調整マクロ241、デコーダ242、及び2つの比較器243、244を備えている。
【0041】
回路200の正転出力N01と反転出力N02は、前記比較器243、244にそれぞれ入力され、その後、比較結果が、クロスポイント調整マクロ241に入力される。クロスポイント調整マクロ241の出力(クロスポイント・コード)は、デコーダ242によって4ビットコードから16ビットコードにデコードされた後、回路200のインタフェース出力の初期立ち上がりを制御している、Nchトランジスタのゲート入力に提供される。このようにしてループ回路が構成されている。
【0042】
ここで、反転出力N02は、入力H01が反転した場合に出力される信号を表しており、クロスポイントとは、正転出力N01と反転出力N02がクロスする箇所を指す。
【0043】
差動出力インタフェースの場合、立ち上がり、立ち下がりのスルーレートが対応しており、バランスがとれていても出力変化の時間が違っていれば、クロスポイントはずれることになる。回路200は、本来遅延回路を挿入し、ワンショットパルスでスルーレート調整前の初期立ち上がり時間と立ち上がり電圧を設定するNchトランジスタ部に、サイズ可変のNchトランジスタを直列に挿入し、オン抵抗を変えることで初期立ち上がり時間と立ち上がり電圧を調整し、クロスポイントの微調整を可能としている。
【0044】
ここで更に、クロスポイント調整部240の動作を詳細に説明する。
【0045】
まず、インピーダンス、スルーレート調整した状態で差動出力を変化させ、それらの出力(N01、N02)を、基準電圧(Vref)、即ちターゲットのクロスポイント電圧値を他方の入力とした比較器(243、244)にそれぞれ入力する。この際、比較器(243、244)は、正転出力N01用と反転出力N02用に2つ用意する必要があり、また比較精度が高く、オフセットが小さく、出力が急峻に変化する回路であることが要求される。
【0046】
次に、2つの比較器(243、244)の出力をクロスポイント調整マクロ241に入力する。
【0047】
ここで更に図4を参照しながら、クロスポイント調整マクロ241の動作を説明する。前記比較器(243、244)の出力は、クロスポイント調整マクロ241内のCOMPに入力される。次に、クロスポイント調整マクロ241は、内蔵の位相検出器により位相差(クロスポイントのずれ)をパルス信号とし、サンプリング・クロックでパルス幅の間だけフリップフロップ回路(FF)をアクティブにし、インタフェース出力の立ち上がり側を早くするか遅くするかの論理を作成し、コードをインクリメント、又はデクリメントし、このフィードバックを何回か繰り返す事によって、インタフェース出力の初期立ち上がり時間、及び電圧を制御するNchトランジスタのサイズを選択するための、固定された4ビットコードが自動作成される。
【0048】
当該4ビット・コードは、次に、デコーダ242に提供され、Nchトランジスタのゲート入力用に、16ビットコードにデコードされる。上記フィードバック動作を複数回繰り返すことにより、クロスポイントの調整が行なわれる。
【0049】
また、クロスポイント調整マクロ241は、今回と1回前のコードをレジスタにより保持しており、その2つを比較して、小さい方のコードを最終的に出力しているので、クロスポイントが調整された後は、当該コードは自動的に固定される。
【0050】
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
【0051】
前述した、第1の実施形態では、スルーレート・コントロール部のようなレプリカバッファを使用して、スルーレート・コードを作成し、出力D01を介して各バッファにスルーレート・コードを分配していたが、第3の実施形態では、バッファ毎にスルーレート・コントロール部を内蔵する。これは、バッファの動作周波数が異なる場合や装置上動作として、その方が好ましい場合があるからである。
【0052】
本発明の第4の実施形態は、バッファ毎にスルーレート・コントロール部、及びクロスポイント調整部を内蔵して、スルーレート及びクロスポイントを個別に調整するインタフェース回路である。前述した第2の実施形態では、レプリカバッファを使用して、クロスポイントコードを作成し、各バッファにレジスタ出力のクロスポイントコードを分配していたが、バッファ動作周波数が異なる場合や装置上動作として、第4の実施形態のインタフェース回路のように構成した方が好ましい場合がある。
【0053】
【発明の効果】
本発明の回路によって、プロセス、その他環境に依存せず、外部終端抵抗により電流源電流値が設定され、またその電流値に対応したスルーレートが得られる。
【0054】
また、本発明の回路では、インピーダンス、スルーレート調整後にインタフェース出力の初期立ち上がり時間、初期立ち上がり電圧を自動的に微調整することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のインタフェース回路100の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態のインタフェース回路200の構成を示すブロック図である。
【図3】スルーレート・コントロール・マクロの構成を示すブロック図である。
【図4】クロスポイント調整マクロの構成を示すブロック図である。
【図5】スルーレートと電流値との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
100、200 インタフェース回路
110、210 スルーレート・コントロール部
111、211 スルーレート・コントロール・マクロ
112、212 デコーダ
113、213 比較器
114、214 Nchトランジスタ
115、215 外部終端抵抗
116、216 基準抵抗
120、220 プリバッファ部
121、221 ワンショットパルス部
122、222 レベル検出器
130、230 メイン・バッファ部
240 クロスポイント調整部
241 クロスポイント調整マクロ
242 デコーダ
243、244 比較器

Claims (7)

  1. 入力信号を受信するプリバッファ部と、
    前記プリバッファ部に提供する電流値を決定し、前記入力信号のスルーレートを自動的にコントロールするスルーレート・コントロール部と、
    前記プリバッファ部から前記入力信号を受け取り、前記スルーレート・コントロール部でコントロールされた前記スルーレートで、前記入力信号に基づくインタフェース出力を出力するメイン・バッファ部とを備え、
    前記スルーレート・コントロール部が、
    外部終端抵抗と、
    前記外部終端抵抗による電圧降下が生じた回路内の電圧と、予め設定されている基準電圧とを比較する第1の比較器と、
    前記第1の比較器による比較結果に基づいてスルーレートコードを生成し、出力するスルーレート・コントロール・マクロと、
    前記スルーレートコードに応じて電気的特性を変更することができる第1のトランジスタとを含むことを特徴とするスルーレート調整回路。
  2. 請求項1において、
    前記スルーレート・コントロール・マクロが、生成したコードと、前回生成したコードを比較して、小さい方のコードをスルーレートコードとして出力し、
    前記スルーレートコードの出力と、前記スルーレートコードを用いた前記第1のトランジスタの電気的特性の変更を繰り返し行うことによって、前記電圧降下による電圧と基準電圧の両者が等しくなるように、一定の前記電流値を自律的に決定することを特徴とするスルーレート調整回路。
  3. 請求項2において、
    前記メイン・バッファ部が、正転出力と反転出力を提供する差動出力インタフェースを構成し、
    前記プリバッファ部が、提供されたクロスポイント調整コードに応じて電気的特性を変更することができる第2のトランジスタを含むワンショットパルス部を有し、
    前記論理回路が、前記正転出力と前記反転出力とから前記クロスポイント調整コードを生成し、出力するクロスポイント調整部を含むことを特徴とするスルーレート調整回路。
  4. 請求項3において、
    前記クロスポイント調整部が、
    前記正転出力の電圧と基準電圧を比較する第2の比較器と、
    前記反転出力の電圧と基準電圧を比較する第3の比較器と、
    前記第2及び第3の比較器による比較結果に基づいてクロスポイント調整コードを生成し、出力するクロスポイント調整マクロとを含むことを特徴とするスルーレート調整回路。
  5. 請求項4において、
    前記クロスポイント調整マクロが、生成したコードと、前回生成したコードを比較して、小さい方のコードをクロスポイント調整コードとして出力し、
    前記クロスポイント調整コードの出力と、前記クロスポイント調整コードを用いた前記第2のトランジスタの電気的特性の変更を繰り返し行うことによって、前記正転出力と前記反転出力のクロスポイントを調整することを特徴とするスルーレート調整回路。
  6. プリバッファ部において入力信号を受信するステップと、
    前記プリバッファ部に提供する電流値を決定し、前記入力信号のスルーレートを自動的にコントロールするステップと、
    前記プリバッファ部から前記入力信号を受け取り、前記コントロールされた前記スルーレートで、前記入力信号に基づくインタフェース出力を出力するステップとを備え、
    前記スルーレートをコントロールするステップが更に、
    外部終端抵抗による電圧降下が生じた回路内の電圧と、予め設定されている基準電圧とを比較するサブステップと、
    前記比較結果に基づいてスルーレートコードを生成し、出力するサブステップと、
    前記スルーレートコードに応じて電気的特性を変更することができるトランジスタに、前記スルーレートコードを提供するサブステップとを含むことを特徴とするスルーレート調整方法。
  7. 請求項6において、
    前記スルーレートコードを生成し、出力するサブステップが、生成したコードと、前回生成したコードを比較して、小さい方のコードをスルーレートコードとして出力し、
    前記スルーレートコードの出力と、前記スルーレートコードを用いた前記トランジスタの電気的特性の変更を繰り返し行うことによって、前記電圧降下による電圧と基準電圧の両者が等しくなるように、一定の前記電流値を自律的に決定することを特徴とするスルーレート調整方法。
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