JP3596003B2 - バーナ及び燃焼装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーナーに関し、詳しくは、灯油等の液体燃料を使用して燃焼量を変更できる燃焼量可変バーナーに関するものである。また本発明は、バーナを内蔵した燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
石油等の液体燃料を使用するバーナの一つとして、ガンタイプバーナが知られている。この種のバーナは、二段燃焼筒を備え、燃焼量の変化に対応することができる。
以下、従来技術のガンタイプバーナの構造について説明する。
図13は、従来技術のガンタイプバーナの断面図である。図14は、従来技術のガンタイプバーナを先端開口側から観察した斜視図及び空気吹き出し口周辺の拡大斜視図である。
【0003】
図13、図14において、100は従来技術におけるガンタイプバーナ(以下、単にバーナ100)を示す。バーナ100は、燃料噴射ノズルを内蔵したノズル収納部4を備え、当該ノズル収納部4の先端部分に端部開放型の燃料筒6が接続されたものである。
【0004】
順次説明すると、ノズル収納部4は二重構造となっており、円筒形のノズル収納外筒3b及びノズル収納内筒3aによって構成されている。外側のノズル収納外筒3bは円筒形をしている。また内部のノズル収納内筒3aは、端部が窄んだ形状をしている。
前者のノズル収納外筒3bは、あたかも後者のノズル収納内筒3aに被さった様な状態で配置されており、両者の根元部分は接し、先端側には隙間がある。
そして後者のノズル収納内筒3aの中に点火プラグ及び燃料噴射ノズル7が配されている。
ノズル収納内筒3aの側面には空気孔10が設けられ、当該空気孔10によって外部とノズル収納内筒3aの内部が連通する。またノズル収納外筒3bの側面にも空気孔11が設けられ、当該空気孔11によって外部とノズル収納外筒3bの内部が連通する。
【0005】
またこの種のバーナ100では、燃焼筒6は、小径部と大径部を備えた二段形状となっている。
すなわち燃焼筒6は、ノズル収納筒3の開放端に接続された小径側燃焼筒6aと、より大径の大径側燃焼筒6bを備える。前記した小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bの間は平坦なフランジ部23によって連続しており、小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bの間は段になっている。
【0006】
そして前記した段部には、複数の空気吹出し部110が設けられ、この吹出し部110は段部に円周状に配列されている。すなわち小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bを接続する平坦なフランジ部23があり、この平坦な部分に複数の吹出し部110が設けられている。
【0007】
ここで従来技術のバーナでは、空気吹き出し部110は、図14(b)の様に二重構造となっていて空気が旋回しつつ吹き込む様に工夫されている。
すなわち従来技術のバーナでは、図14(b)の様に段部の外周面に段状の部材120がスポット溶接されている。そして段状の部材に丸孔121が設けられている。一方、燃焼筒6の本体側は、図14(b)の様に丸孔に相当する部位が切り起こされて内側に向かって凹変され、さらに当該凹変部分は一方が開口している。従来技術のバーナでは、この凸変部分が風向部材として機能し、当該部分によって切り起こし形状の旋回羽根122が形成されている。そして旋回羽根122の開口方向は、いずれも同一である。
すなわち段部の平坦なフランジ部23に設けられた複数の吹出し口111は、段部近傍に空気の旋回流を発生させるべく、旋回羽根122が形成され、当該旋回羽根122は、いずれも同一旋回方向に向かって開口している。
【0008】
また燃焼筒6の側面には多数の空気孔が設けられている。すなわち小径側燃焼筒6aの側面には、多数の空気孔12aが設けられている。大径側燃焼筒6bにも同様に多数の空気孔12bが設けられている。
【0009】
上記した二段形状の燃焼筒6は、ノズル収納部4の先端部分に接続されている。そしてノズル収納部4と燃焼筒6の境界部分には、フランジ部13が設けられている。ノズル収納部4と燃焼筒6の境界に設けられたフランジ部13は、中央に燃料が噴射される開口14を持つ。そして当該開口14を取り囲む様に空気吹出し口26が設けられている。またフランジ部13の空気吹出し口15も同一旋回方向に向かって開口している。すなわちフランジ部の空気吹出し口15も燃焼筒6内で旋回流を発生させるべく設けられたものである。
【0010】
上記した従来技術のバーナ100は、例えば図15に示す様な燃焼装置に内蔵される。すなわち図15は、ガンタイプバーナを採用した燃焼装置の断面図である。燃焼装置は、熱交換器が内蔵された燃焼ケース5と、前記したバーナが内蔵されたバーナケース4及び送風機1によって構成される。
ここでバーナケース4は、バーナ100の側面部分を覆う箱体であり、バーナ100の側面部分とバーナケース4の内壁の間には空気流路となる空隙がある。また送風機1は、バーナケース4の端部に直接取り付けられている。上記したバーナケース4は、バーナ100を内蔵し、さらに送風機1が取り付けられた状態で燃焼ケース5の上端に取り付けられる。
【0011】
そして送風機1から直接的にバーナケース2に空気が送風される。送風機1からの空気は、バーナケース2に送られた後、下記のように流れて燃焼に寄与する。
即ち送風機1からバーナケース2に送られた空気によってバーナケース2の内壁とバーナとの間の空隙部が高圧雰囲気となり、バーナの各部に設けられた各孔からバーナの内部に空気が導入される。
すなわちノズル収納内筒3aの側面に設けられた空気孔10からノズル収納内筒3aの内部に空気が流れ込む。空気孔10からノズル収納内筒3a内に流れ込んだ空気は、燃料噴射ノズル7の周囲を通り、同ノズル7から噴射された燃料と混合して燃焼筒6内に流入して燃焼に寄与する。なお燃焼が開始されるのは点火プラグ8の近傍であるが、気流が燃焼筒6へ向かっているため、燃焼は主として燃焼筒6の内部で行われる。
【0012】
また、ノズル収納外筒3bの側面に設けられた空気孔11からノズル収納外筒3bに流入した空気は、ノズル収納外筒3bとノズル収納内筒3aの間の空隙部を流れ、切り起こし形状の空気吹出し口15から燃焼筒6内に送られ、燃焼筒6内で旋回する。
【0013】
小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bを接続するフランジ部23に設けられた吹出し口111から導入された空気も、前記した空気吹出し口15から導入された空気と同様に、燃焼筒6内で旋回する。
【0014】
さらに小径側燃焼筒6aの側面に設けられた空気孔12aから同筒6a内に流入した空気及び大径側燃焼筒6bの側面に設けられた空気孔12bから同筒6b内に流入した空気は、燃焼筒6内のガスを攪拌しつつ、そのガス内に残る液体燃料粒子や可燃ガスに酸素を供給して燃焼させる。
【0015】
送風機1のファンモータの回転数は比例制御等の公知の制御方式により入力(燃料供給量)に応じて制御されている。この種のバーナ100では、入力が小さいときは送風量も少なくされ、燃焼はほとんど小径の小径側燃焼筒6aの内部のみで行われ、一方、入力が大きいときは送風量も多くされて燃焼は小径側燃焼筒6aの内部のみならず大径側燃焼筒6bの内部でも行われるので、小入力域から大入力域まで比較的良好な燃焼状態が得られる。また、大入力域においても火炎が短炎化されるので熱交換器までの距離が短縮され、燃焼装置を小型化することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術のバーナでは、前記したように小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bを接続する段部で空気の旋回流を生じさせるべく、小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bを接続するフランジ部13の平坦部分に空気吹出し口111が設けられ、当該空気吹出し口111に切り起こし形状の旋回羽根122が設けられている。
またノズル収納部101と燃焼筒6の境界部分においても旋回流を発生させるべく同一旋回方向に向かって開口している。
【0017】
しかしながら従来技術のバーナは、上記した様な空気の旋回機構を持つにも係わらず、内部で発生する空気の旋回が十分とは言えず、燃料と空気との混合が不十分であり、煤やCOが発生し易いという問題点があった。特に従来技術のバーナでは、小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bを接続する段部での空気の旋回流が弱く、当該部分の角の部位に煤が生じる欠点があった。
即ち従来技術のバーナでは、小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bを接続する段部で煤が発生し、この煤が燃焼筒の内周面に付着し、堆積して成長するという問題があった。
【0018】
またバーナのサイズによっては、小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bを接続する段部の平坦部分が狭い場合があり、旋回羽根として機能する切り起こしを設けることが困難であった。そのため段部の平坦部分が狭いバーナにおいては、当該段部に開口を設ける構成に止まり、旋回機構を設けることができない。この様な段部の平坦部分が狭いバーナでは、段部における火炎の均一性が著しく悪く、局部的な煤の付着や煤の堆積に至るケースが多い。
【0019】
また従来技術のバーナは、段部に設ける旋回羽根の加工が面倒であるという不満もある。すなわち従来技術のバーナでは、小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bを接続する段部に旋回羽根を設けるために、燃焼筒の本体部の外周に図14(b)の様に段状の部材30をスポット溶接している。そのため部品点数が多く、さらに加工回数も多い。
【0020】
そこで本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、加工性に優れ、且つ煤の発生を抑制することができるバーナを提供することを解決すべき課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
そして上記した課題を解決するための請求項1記載の発明は、燃料噴射ノズルを内蔵したノズル収納部を有し、当該ノズル収納部に端部開放型の燃料筒を備え、送風機から空気の供給を受けて燃焼するバーナーにおいて、前記燃焼筒は少なくとも小径部と大径部を有し、前記大径部と小径部の間には段部があり、当該段部の角の部位に複数の切り込み部が設けられ、当該切り込み部が凹変又は凸変されて空気吹き出し部が形成され、さらに空気吹き出し口は一定の旋回方向に配置されていることを特徴とするバーナである。
【0022】
すなわち従来技術のバーナでは、前記した様に小径側燃焼筒と大径側燃焼筒を接続する段部の「平坦部分」に空気吹き出し口を設けていたのに対し、本発明のバーナでは、段部の「角」の部分に空気吹き出し口を設けた点に特徴がある。ここで「段部の角」とは、従来技術のバーナが「平坦部分」に吹き出し口があった事実に対する文言であり、特定の角度を有するという意味ではない。従って「段部の角」とは直角に限らず、鋭角や鈍角でもかまわない。また多くの場合、角の部位にはアールが設けられている。
本発明では、「角」とは、二つの異なる平面が交わる部分であり、当該部分が尖っていなくてもかまわない。
また切り込み部が凹変されるとは、筒の内側からみた場合に、加工前の状態と比較して角の部位の角度が小さくなることを意味する。具体的には、燃焼筒の内側からみて、凸状(角度が180°を越える状態)が加工によって凹状(角度が180°未満の状態)にされ、または凹状がさらに鋭角の凹状にされること等である。
切り込み部が凸変されるとは、筒の内側からみた場合に、加工前の状態と比較して角の部位の角度が大きくなることを意味する。具体的には、燃焼筒の内側からみて、凹状(角度が180°未満の状態)が加工によって凸状(角度が180°を越える状態)にされ、または凸状がさらに鋭角の凸状にされること等である。
【0023】
従来技術よるバーナでは、フランジ部に気流旋回器や空気孔等の空気吹き出し部を有していたが、角の部分は、他の部分に比べ流れがよどみやすく、そのため酸素不足となり、煤の発生が生じやすかった。それに対し、請求項1記載のバーナでは、角の部分に空気吹き出し部を有しているので段部における角の部分の空気の流れ強くなり、角の部分に酸素不足の領域が生じ難く煤の発生が抑制され、COが生じにくくなる。
また、本発明のバーナでは、段部の角の部位に複数の切り込み部を設け、当該切り込み部が凹変又は凸変されて空気吹き出し部が形成しているので、従来技術の様な段状の部材は不要であり、さらに段状の部材をスポット溶接する工程も省略される。
また本発明は燃焼筒の段部の角の部位を変形して空気吹き出し部を設け、平坦部分に加工するのではないから、平坦部分が狭いバーナであっても無理なく空気吹き出し口を形成することができる。
すなわち段部の角の部分に切り込み部を付することは、公知の切り起こし加工などにより加工ができる。特にフランジ部が狭い場合でも空気吹き出し口の形成加工が可能になり、または容易となる。
さらに切り起こしの角度と深さを調節することにより、旋回流の強さを調節することができ、保炎性を損なうことなく、燃焼の最適化を図ることができる。
【0024】
また、請求項2記載の発明は、燃料噴射ノズルを内蔵したノズル収納部を有し、当該ノズル収納部に端部開放型の燃料筒を備え、送風機から空気の供給を受けて燃焼するバーナーにおいて、ノズル収納部と燃焼筒との間には角を有し、前記角の部位に複数の切り込み部が設けられ、当該切り込み部が凹変又は凸変されて空気吹き出し部が形成され、さらに空気吹き出し口は一定の旋回方向に配置されていることを特徴とするバーナである。
【0025】
本発明のバーナは、ノズル収納部と燃焼筒との間に角を有している場合であり、請求項1と同様な効果が得られる。すなわち、ノズル収納部と燃焼筒との間の角の部分は、他の部分に比べ流れがよどみやすく、そのため酸素不足となり、煤の発生やCOの発生が生じやすかった。それに対し、請求項2記載のバーナでは、角の部分に空気吹き出し部を有しているので段部における角の部分の空気の流れ強くなり、角の部分に酸素不足の領域が生じ難く煤の発生が抑制される。また、段部の角の部分に切り込み部を付することは、従来の気流旋回器を付する加工と同様に切り起こし加工などにより加工が可能になり、または容易になる。
【0026】
また、請求項3の発明は、角は、燃焼筒の内側に向かって凸の部位であり、空気吹き出し口は、切り込み部の一端側が、燃焼筒の内側に向かって凸変されている吹き出し口を有することを特徴とする請求項1または請求項2のバーナである。
【0027】
ここで燃焼筒の内側に向かって凸とは、燃焼筒の内側からみて凸であり、燃焼筒の外側からみて凹となる形状であることを意味する。
請求項3のバーナーは、空気吹き出し口の加工性が特に優れる。請求項3の空気吹き出し口を加工する場合、燃焼筒の内側からみて凸の部位を凹変させることにより加工する。すなわち、燃焼筒の内側から外側に向かって変形させるような応力を加えることによって加工できることから、請求項3記載のバーナは容易に加工できる。
【0028】
また、請求項4に記載の発明は、角は、燃焼筒の内側に向かって凹の部位であり、空気吹き出し口は、切り込み部の一端側が、燃焼筒の内側に向かって凹変されている吹き出し口を有することを特徴とする請求項1または請求項2のバーナである。
【0029】
ここで、燃焼筒の内側に向かって凹とは、燃焼筒の内側からみて凹であり、燃焼筒の外側からみて凸となる形状であることを意味する。
【0030】
請求項4のバーナーは、空気吹き出し口の加工性が特に優れる。請求項4の空気吹き出し口を加工する場合、燃焼筒の内側からみて凹の部位を凸変させることにより加工する。すなわち、燃焼筒の外側から内側に向かって変形させるような応力を加えることによって加工できることから、請求項4記載のバーナは容易に加工できる。
【0031】
さらに請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載のバーナと、前記バーナの周囲を覆うバーナケースと、当該バーナケースに取り付けられた送風機よりなり、送風機からバーナケース内に送風され、さらにバーナケースから燃焼筒に空気が導入される燃焼装置において、バーナケース内における送風機取り付け部分の近傍に、風向ガイド部材が取り付けられたことを特徴とする燃焼装置である。
【0032】
前記した発明は、燃料噴射ノズルを内蔵したノズル収納部を有し、当該ノズル収納部に端部開放型の燃料筒を備え、送風機から空気の供給を受けて燃焼するバーナーと、前記バーナの周囲を覆うバーナケースと、当該バーナケースに取り付けられた送風機よりなり、送風機からバーナケース内に送風され、さらにバーナケースから燃焼筒に空気が導入される燃焼装置において、バーナケース内における送風機取り付け部分の近傍に、風向ガイド部材が取り付けられた構成に、請求項1乃至4のいずれかに記載のバーナを採用したものである。
【0033】
本発明の燃焼装置では、バーナケース内の送風機取付け部近傍に風向ガイド部材が設けられている。そのためバーナケース内の圧力が均一化し、バーナに導入される風が整流される。その結果、燃焼の炎が均一化し、煤の発生や飛散が防止される。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施形態の説明に際し、先に説明した従来技術のバーナと同一構成の部材については、同一の番号を付して、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態のバーナの斜視図である。図2は、図1のバーナの断面図である。図3は、図1のバーナを先端開口側から観察した斜視図である。図4は、図3のバーナの段部の斜視図である。
【0035】
本実施形態に係るバーナ1の基本構成は、従来技術のそれと同一であり、燃料噴射ノズル7を内蔵したノズル収納部4を備え、当該ノズル収納部4の先端部分に端部開放型の燃料筒6が接続されたものである。
ノズル収納部4の構造は、従来と全く同一であり、円筒形のノズル収納外筒3bとノズル収納内筒3aによって構成されている。円筒形のノズル収納外筒3bの中にノズル収納内筒3aが内蔵され、さらにノズル収納内筒3aの内部に点火プラグ8及び燃料噴射ノズル7が配されている。
【0036】
そしてノズル収納部4の先端に燃料筒6が接続されている。燃焼筒6は、小径部と大径部を備えた二段形状であり、ノズル収納筒3の開放端に接続された小径側燃焼筒6aと、より大径の大径側燃焼筒6bを備える。そして小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bの間は平坦なフランジ部23によって連続しており、小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bの間は段になっている。
【0037】
また燃焼筒6の側面には従来技術と同様に多数の空気孔12が設けられている。すなわち小径側燃焼筒6aの側面には、多数の空気孔12aが設けられ、大径側燃焼筒6bにも同様に多数の空気孔12bが設けられている。
【0038】
さらにノズル収納部4と燃焼筒6の境界部分には、フランジ部13が設けられ、当該フランジ部13は、中央に燃料が噴射される開口14を持つ。そして当該開口14を取り囲む様に複数の空気吹出し口15が設けられている。また空気吹出し口15は、すべて同一旋回方向に向かって開口している。
【0039】
上記した様に、本実施形態のバーナ1は、従来技術と基本構成が同一である。本実施形態のバーナ1の従来技術と異なるところは、燃焼筒の小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bの間の段部であって、その角の部位に凸変された複数の空気吹き出し部25が形成されている点である。
すなわち従来技術においては、小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bの間の段部であって平坦部分に複数の空気吹出し口111が設けられ、当該部分に切り起こし形状の旋回羽根122が形成されていたのに対し、本実施形態では、段部の角の部分に空気吹き出し部25が形成されている。
より具体的には、本実施形態のバーナ1では、大径側燃焼筒6bの根元部分の角に空気吹き出し部25が形成されている。すなわち本実施形態で採用する燃焼筒6は、小径側燃焼筒6aから角Aを介して平坦なフランジ部23に連続し、さらに角Bを経て大径側燃焼筒6bに連続している。そして本実施形態では、フランジ部と大径側燃焼筒6bの境界たる角Bの部分に空気吹き出し口25がある。当該角Bは、燃焼筒内において凹んだ部位であり、燃料が滞留し易い部位である。
【0040】
本実施形態のバーナ1では、空気吹き出し口25は、図4に示すように、前記した角Bの部位に切り込み部が多数設けられ、この切り込み部の反時計方向(開口側から見る)の部位が内側に変形されたものである。
角Bの部位に設けられた切り込みは、燃焼筒6の全周に均等に配置されている。そして角Bの部位に設けられた切り込みは、燃焼筒6の外部から中心側に向かって縦方向に切られている。言い換えると、切り込みは、燃焼筒6の大径側燃焼筒6bの側面の一部と、フランジ部23の一部に跨がるものである。そして本実施形態では、切り込み部を境としてその一方の側が内側に凸変されている。すなわち空気吹き出し口25は、段部の角Bに縦の切り込み部が設けられ、切り込み部を境として反時計方向(開口側から見る)の部位だけが凸変されている。
【0041】
このように空気吹き出し口25は、角の部分にあって、切り込みを境にその一方だけが凸変されているので、元の切り込み部の断面と、凸変された断面との間に段差が生じる。したがって元の切り込み部の断面と、凸変された断面との間が開口する。本実施形態では、いずれの切り込み部においても、同一方向の一片側が凸変されているので、段差による開口は、いずれも同一方向に向かって開いている。
【0042】
また凸変部は、図4の様に切り込み部から離れるに従って変形量が減少するから、外側から見ると、図1の様に切り込み部に向かって次第に変形量が多くなり、窪み量が増大してゆく。すなわち空気吹き出し口25を外側から見ると、概ね4分の1に切った円錐形をしている。
【0043】
本実施形態のバーナ1は、従来技術と同様に図15の様のバーナケース2に内蔵され、さらに送風機20が取り付けられた状態で燃焼ケース5の上端に取り付けられる。
【0044】
そして送風機20から直接的にバーナケースに空気が送風される。送風機1からの空気は、従来と同様にバーナケースの内壁とバーナとの間の空隙部が高圧雰囲気とし、ノズル収納内筒3aの空気孔10からバーナ内に流れ込んだ空気は、燃料噴射ノズル7の周囲を通り、同ノズル7から噴射された燃料と混合して燃焼筒6内に流入して燃焼に寄与する。
またノズル収納外筒3bの空気孔11からノズル収納外筒3bに流入した空気は、ノズル収納外筒3bとノズル収納内筒3aの間の空隙部を流れ、切り起こし形状の空気吹出し口15から燃焼筒6内に送られ、燃焼筒6内で旋回する。
さらに小径側燃焼筒6aの側面に設けられた空気孔12aや大径側燃焼筒6bの側面に設けられた空気孔12bからも従来と同様に空気が流れ込む。
【0045】
そして本実施形態に特有の構成としてフランジ部と大径側燃焼筒6bの境界たる角Bの部分に空気吹き出し部25が設けられており、当該空気吹き出し部25から燃焼筒内に空気が導入される。すなわち上記した空気吹き出し部25は従来技術の平坦部に設けられていた空気吹出し口111に代わるものであり、送風機1から送られてきた空気が空気吹き出し部25から燃焼筒内に吹き出される。また本実施形態では、いずれの切り込み部においても、同一方向の一片側が凸変されており、段差による開口は、いずれも同一方向に向かって開いているから、空気吹き出し部25の吹き出しの向きは、底面視で時計回りに旋回する方向であり、空気吹き出し部25から、空気が吹き出されると、底面視で時計回りの方向に旋回流が発生する。すなわち凸変部は、図4の様に切り込み部から離れるに従って変形量が減少し、外側から見ると、図1の様に切り込み部に向かって次第に変形量が多くなっているから、送風機から出た風は、凸変部の外周面に沿って流れ、円周方向に付勢される。そして切り込み部に至り、開口に入り、燃焼筒内に導入される。
【0046】
前記した様に凸変部は、切り込み部から離れるに従って変形量が減少し、外側から見ると、切り込み部の開口に向かって次第に変形量が多くなっているから、空気は、円周方向に付勢された状態で空気吹き出し部25から燃焼筒内に吹き出される。そのため本実施形態の形状によると、空気吹き出し部25から吹き込まれる空気によって強い旋回流を生じさせることができる。
【0047】
また、空気吹き出し部25はフランジ部23と大径側燃焼筒6bの境界たる角Bの部分にあり、燃焼筒内において最も凹んだ部位に設けられている。言い換えると本実施形態では、空気吹き出し部25は最も燃料が滞留し易い部位に設けられており、最も燃料が滞留し易い部位で旋回流を発生させる効果がある。そのためフランジ部13と大径側燃焼筒6bとの段部の奥まった部分にも十分な空気の流れが起こるので、燃焼筒6の内部にはよどみない安定した旋回流が発生する。従って、段部における角の部分の空気の流れ強くなり、角の部分に酸素不足の領域が生じ難く煤の発生やCOの発生が抑制される。
【0048】
また本実施形態のバーナ1では、空気吹き出し部25は、単に角の部分を変形させるだけで形成されるので、小径側燃焼筒6aと大径側燃焼筒6bを接続する段部の平坦部分が狭い場合であっても空気吹き出し部25を設けることができ、旋回流を生じさせることができる。
また従来技術の様な段状の部材は不要であり、さらに段状の部材をスポット溶接する工程も省略される。
そのため本実施形態のバーナ1は、加工も容易である。
【0049】
上記した実施形態では、空気吹き出し口25は、切り込み部を境として一方だけを変移させたが、切り込み部の双方を一方は凸方向に、他方を凹方向に変移させてもよい。また切り込みは、燃焼筒の外部から中心側に向かって縦方向に真っ直ぐに切った例を図示したが、切り込み方向は中心からずれていてもよい。
【0050】
上記した実施形態では、空気吹き出し部25はフランジ部と大径側燃焼筒6bの境界たる角Bの部分に設けた。当該部分に空気吹き出し部25を設ける構成は、燃焼筒内の最も淀みが生じやすい部位に空気吹き出し部25を設けることとなり、推奨される。しかしながら本発明は、空気吹き出し部25の形成位置を角Bに限定するものではなく、他の部位に空気吹き出し部を設けたり、複数の箇所に空気吹き出し部を設けることも可能である。
以下、本発明の変形例として、角B以外の部位に空気吹き出し部を設けた例を示す。
【0051】
図5は、本発明の他の実施形態のバーナを先端開口側から観察した斜視図である。図6は、図5のバーナの段部の斜視図である。
【0052】
図5,6に示すバーナ35は先に説明した第一の実施形態と、ほとんど同型であるが、空気吹き出し部25の位置及び形状が異なる。すなわち、空気吹き出し部25は、小径側燃焼筒14とフランジ部23との段部の角Aの部位に設けられている。また本実施形態の空気吹き出し部を形成した部位は、内側に向かって凸形の角であるから、空気吹き出し部25は切り込み部を境としてその一方の側を外側に凹変されている。また当該空気吹き出し部25の空気吹き出し口26は底面視で時計回りに旋回する方向に向いて配置されている。
【0053】
本実施の形態においても第一の実施形態と同様に、煤の発生やCOの発生が抑制され、フランジ部13の幅が小さくても加工が容易である。
【0054】
次に本発明に係るバーナの第三の実施形態を説明する。図7は、本発明の他の実施形態のバーナを先端開口側から観察した斜視図である。図8は、図7のバーナの段部の斜視図である。
【0055】
本実施形態のバーナ36は、ノズル収納部4と燃焼筒6の境界部分に空気吹き出し部25を設けたものである。すなわち本実施形態では、小径側燃焼筒6aとノズル収納部4の接続部分の角に内側に向かって凸変された複数の空気吹き出し部25が形成されている。
また当該空気吹き出し部25の空気吹き出し口26は底面視で時計回りに旋回する方向に向いて配置されている。
【0056】
また図9は、本発明の他の実施形態のバーナを先端開口側から観察した斜視図である。
図9に示すバーナでは、従来技術で採用されていた空気吹き出し口111と、本発明の構成たる角部の空気吹き出し部25を併用したものである。
【0057】
また上記した各実施形態は、図15の様に燃焼ケースの上端部に設ける構成を例に空気の流れを説明したが、もちろん取り付け方向に対する制約はない。すなわち図10は、本発明の他の実施形態の燃焼装置の断面図である。図11は、図10の燃焼装置で採用するバーナケースの斜視図である。図12は、バーナケース内における空気の流れを示す説明図である。
【0058】
上記した様に、本発明は、バーナの取付け方向を限定するものではないから、図10に示すように燃焼ケース5の側面にバーナ1を取り付けてもよい。すなわち図10に示すレイアウトは、貯湯式と称される形式の給湯器の代表的なものであり、温水暖房機として多用されている。
貯湯式給湯器では、上部に貯湯部50が設けられ、下部の側面にバーナケース2が取り付けられるから、必然的に送風機1は、バーナケース2の側面(図15では上側)に配され、送風機1の送風口は、バーナケース2の側面からバーナ1に向かって開く。そのため送風機1の空気は、図12(a)の様に真下に向かって吹きつけられ、バーナ1の一方の面に直接的に吹きつけられる。したがってこの種の燃焼装置では、送風機1による風が整流されず、バーナ1内に不均一に風が入る。その結果、燃焼の炎が乱れ、煤が偏って堆積することがある。また貯湯式給湯器では、最小燃焼量でバーナ1を燃焼させる時間が長いが、この種の燃焼装置では、特に燃焼量が小さい場合に騒音が大きくなる傾向があった。
【0059】
そこでこの様な形式の燃焼装置に本実施形態のバーナ1を装着する場合は、図10に示すようにバーナケース内における送風機取り付け部分の近傍に、風向ガイド部材60を取り付けることが推奨される。
風向ガイド部材60は、送風機1の風がバーナ1に直接当たることを防ぐものであり、送風機1の風向きをバーナ1の軸方向に向かうように変形するものである。すなわち風向ガイド部材60は、図11に示すように略4分円状の円弧面60aを持ち、当該円弧面の両側面を側板60cで覆ったものである。また図11の姿勢を基準として上部の開口端には取付け用のフランジ60bが設けられている。
【0060】
したがって風向ガイド部材60は、バーナケース2の送風機取り付け用の開口部分51に取り付けられた時、送風機1の送風口と連通し、風を燃焼筒6側に導く。その結果、図12(b)に示すように、風はバーナケース2の前方壁と衝突し、バーナケース2内に均等に広がる。そのためバーナケース2内の圧力が均一化し、バーナ1に均等に空気が導入される。その結果、燃焼の炎が乱れたり煤が偏って堆積すると言った問題が解消される。また騒音についても減少する。
本発明者らが行った実験によると、風向ガイド部材60を設けることにより、機具側を測定地点とする騒音が1.2デシベル減少した。また排気側においては効果がより顕著であり、騒音が1.7〜1.9デシベル減少した。
【0061】
【発明の効果】
以上説明した様に、発明のバーナでは角の部分に酸素不足の領域が生じ難く、煤の発生が抑制され、COの発生が生じにくくなる。また、段部の角の部分に切り込み部を付することは、従来の気流旋回器を付する加工と同様に切り起こし加工などにより加工ができ、加工が容易である。特にフランジ部が狭い場合には従来に比べて加工が可能になり、または容易となる効果がある。
【0062】
また本発明の燃焼装置では、バーナケース内の送風機取付け部近傍に風向ガイド部材が設けられているので、バーナケース内の圧力が均一化し、バーナに導入される風が整流される。その結果、燃焼の炎が均一化し、煤の発生や飛散が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のバーナの斜視図である。
【図2】図1のバーナの断面図である。
【図3】図1のバーナを先端開口側から観察した斜視図である。
【図4】図3のバーナの段部の斜視図である。
【図5】本発明の他の実施形態のバーナを先端開口側から観察した斜視図である。
【図6】図5のバーナの段部の斜視図である。
【図7】本発明の他の実施形態のバーナを先端開口側から観察した斜視図である。
【図8】図7のバーナの段部の斜視図である。
【図9】本発明の他の実施形態のバーナを先端開口側から観察した斜視図である。
【図10】本発明の他の実施形態の燃焼装置の断面図である。
【図11】図10の燃焼装置で採用するバーナケースの斜視図である。
【図12】バーナケース内における空気の流れを示す説明図である。
【図13】従来技術のガンタイプバーナの断面図である。
【図14】従来技術のガンタイプバーナを先端開口側から観察した斜視図及び空気吹き出し口周辺の拡大斜視図である。
【図15】ガンタイプバーナを採用した燃焼装置の断面図である。
【符号の説明】
1,35,36 バーナ
2 バーナケース
3 ノズル収納筒
4 ノズル収納部
6 燃焼筒
6a 小径燃焼筒
6b 大径燃焼筒
20 送風機
23 フランジ部
25 空気吹き出し部
26 空気吹きだし口
60 風向ガイド部材

Claims (5)

  1. 燃料噴射ノズルを内蔵したノズル収納部を有し、当該ノズル収納部に端部開放型の燃料筒を備え、送風機から空気の供給を受けて燃焼するバーナーにおいて、前記燃焼筒は少なくとも小径部と大径部を有し、前記大径部と小径部の間には段部があり、当該段部の角の部位に複数の切り込み部が設けられ、当該切り込み部が凹変又は凸変されて空気吹き出し部が形成され、さらに空気吹き出し口は一定の旋回方向に配置されていることを特徴とするバーナ。
  2. 燃料噴射ノズルを内蔵したノズル収納部を有し、当該ノズル収納部に端部開放型の燃料筒を備え、送風機から空気の供給を受けて燃焼するバーナーにおいて、ノズル収納部と燃焼筒との間には角を有し、前記角の部位に複数の切り込み部が設けられ、当該切り込み部が凹変又は凸変されて空気吹き出し部が形成され、さらに空気吹き出し口は一定の旋回方向に配置されていることを特徴とするバーナ。
  3. 角は、燃焼筒の内側に向かって凸の部位であり、空気吹き出し口は、切り込み部の一端側が、燃焼筒の内側に向かって凹変されている吹き出し口を有することを特徴とする請求項1または請求項2のバーナ。
  4. 角は、燃焼筒の内側に向かって凹の部位であり、空気吹き出し口は、切り込み部の一端側が、燃焼筒の内側に向かって凸変されている吹き出し口を有することを特徴とする請求項1または請求項2のバーナ。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のバーナと、前記バーナの周囲を覆うバーナケースと、当該バーナケースに取り付けられた送風機よりなり、送風機からバーナケース内に送風され、さらにバーナケースから燃焼筒に空気が導入される燃焼装置において、バーナケース内における送風機取り付け部分の近傍に、風向ガイド部材が取り付けられたことを特徴とする燃焼装置。
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