JP3595381B2 - レーザ描画装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、レザー光を利用したプリンタなどのレーザ描画装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
所定の文字、図形などをレーザ光によって描画するプリンタやファクシミリなどのレーザ描画装置では、レーザ光をポリゴンミラーなどで反射して偏向し、描画面を走査することにより描画している。例えば、レーザ光源から射出し、ポリゴンミラーで反射したレーザ光は、fθレンズにより描画面上に集光されてビームスポットを形成し、ポリゴンミラーの回転に従って偏向して、ビームスポットが描画面を一定方向に主走査(移動)する。この主走査の際に、レーザ光を変調、例えば発光/消灯、透過/遮光(以下「オン/オフという)して、オン時のビームスポットによりスポット径に相当するドットを、1ライン分描画する。1ライン分の主走査が終了すると、描画面を副走査方向に移動してから、次の1ライン分の走査を行なう。以上の走査を繰り返して、ドットの集合により文字、図形などを描画する。
【0003】
ここで、特に高精細な描画を行なうレーザ描画装置では、描画面におけるビームスポット径は十分小さくなければならない。つまり、レーザ光はfθレンズによって描画面上に合焦してなければならない。焦点調節手段としては、fθレンズを光軸に沿って移動する、描画面をfθレンズに対して接離移動する、などの方法がある。
【0004】
しかし、fθレンズを移動すると、ポリゴンミラーの各速度と描画面上のレーザスポットの移動速度との関係が狂い、描画面は副走査方向にも移動されるので、描画面をfθレンズに対して接離移動するためには複雑な機構が必要になる、という問題があった。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、レーザ光の集光位置調整を簡単な構成で高精度に行なえるレーザ描画装置を提供すること、を目的とする。
【0006】
【発明の概要】
この目的を達成する請求項1に記載の本発明は、走査手段で走査されるレーザ光を集光する集光手段;集光手段を透過したレーザ光を反射および透過して分割する光束分割手段;透過したレーザ光を受光する走査位置検知手段;を備え、この光束分割手段で反射したレーザ光で描画し、透過したレーザ光を前記走査位置検出手段で受光して前記描画するレーザ光の描画位置を検知するレーザ描画装置であって、前記光束分割手段は、前記入射したレーザ光の大部分を反射する反射面と、該反射面中に形成された、一部を透過する、入射するレーザ光の光束径よりも幅狭のスリット状透光部を前記走査方向に沿って有し、前記スリット状の透光部を透過したレーザ光を受光し得る位置に配置された走査位置検知手段;および、前記光束分割手段で反射したレーザ光の集光位置を、前記光束分割手段を移動して調整する位置調整手段を備えたこと、に特徴を有するレーザ描画装置である。
請求項2に記載の発明は、レーザ光を反射し、偏向して走査する走査手段;この走査手段で偏向されたレーザ光を描画面上またはその前後近傍に集光する集光手段;この集光手段を透過したレーザ光の走査方向に沿って延びた、前記入射したレーザ光の大部分を前記描画面に向かって反射する反射面と、該反射面中に形成された、一部を透過する、入射するレーザ光の光束径よりも幅狭のスリット状の透光部を有する光束分割手段;前記スリット状の透光部を透過したレーザ光を受光し得る位置に配置された、前記描画するレーザ光の描画位置を検知する走査位置検知手段;および、この光束分割手段で反射されたレーザ光の集光点位置を、前記光束分割手段を移動して調整する位置調整手段;を備えたことに特徴を有するレーザ描画装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明を説明する。図1は、本発明のレーザ描画装置の一実施の形態をブロックで示す図である。
【0008】
レーザ光源11から射出されたレーザ光は、ビーム整形部13でビームの断面形状がほぼ円形に整形され、主走査手段としての主走査部(偏向手段)15で反射されてfθレンズ17を透過し、光束分割手段としての光束分割部19で反射および透過されて二分割される。光束分割部19で反射したレーザ光は、被描画部29上に集光して微小なスポットを形成する。そして、このスポットが、走査手段としての主走査部15の作動によって主走査方向(水平方向)に移動して被描画部29を主走査(水平走査)する。
【0009】
一方、光束分割部19を透過したレーザ光は、走査位置検知手段としてのレーザ光検知部21に入射する。レーザ光検知部21は、被描画部29の描画面を走査するレーザ光が基準位置(水平同期位置)に至ったことを検出するためのセンサである。本形態のレーザ光検知部21は、光束分割部19に入射して分割されたレーザ光の内、反射したレーザ光が被描画部29の描画面(描画可能領域)外の基準位置を照射したときに、光束分割部19を透過したレーザ光を受光するように配置されている。したがって、主走査部15がレーザ光を偏向する偏向角度範囲、つまり主走査する範囲は、被描画部29の描画面の幅よりも少し広い。主走査部15としては、例えば、揺動(往復回動)するガルバノミラー、または連続回動するポリゴンミラーなどが使用される。
【0010】
副走査方向の(垂直方向)走査は、被描画部29を副走査方向(垂直方向)に移動することによって行なわれる。本実施例では、副走査部25が被描画部29を副走査方向に移動させている。
【0011】
本実施の形態の光束分割部19は、焦点調節部41によって、fθレンズ17の光軸に沿って接離移動される。このように光束分割部19が移動すると、光束分割部19からの、レーザ光が集光される集光点(焦点)までの長さが変化する。その様子を、図2により具体的に示してある。この実施例では、fθレンズ17aを透過したレーザ光は、一部が光束分割部19としてのビームスプリッタ19aを透過してレーザ光検知部21としてのビームディテクタ21aに入射し、大部分がビームスプリッタ19aで反射され、描画面29aに入射する前に集光点Pを形成したとする。ここで、ビームスプリッタ19aを平行移動してfθレンズ17aに接近させると、集光点Pがビームスプリッタ19aから遠ざかり、描画面29aに接近するが、ビームスプリッタ19aを透過したレーザ光の集光点は変化しない。したがって、ビームスプリッタ19aの位置調節により、レーザ光の集光点Pの位置調整ができる。また、このビームスプリッタ19aの位置調整により、描画面29a上のビームスポット径の調整もできる。
なお、以上のようにビームスプリッタ19、19aを移動すると、集光点Pの副走査方向位置が変わるので、中央制御部31は、被描画部29の副走査方向位置を調節する描画面位置調整手段として機能する。
【0012】
この液晶書込み装置の描画動作は、通常マイクロコンピュータで構成される制御手段としての中央制御部31によって制御される。中央制御部31は、パーソナルコンピュータなどの外部通信機器から描画データを入力し、描画用ページメモリ33にメモリしてから描画処理を開始する。この描画処理を、図3に示したフローチャートを参照して説明する。
【0013】
描画処理を開始すると、中央制御部31は、副走査駆動部27を介して副走査部25(被描画部29)を初期位置に移動させ、主走査駆動部23を介して主走査部15を作動させる(S11、S13)。そして、描画用ページメモリ33にメモリされた描画データを順番に取得し、1水平ライン(主走査)分の描画データを描画用ラインバッファ35に書込む(S15、S17)。
【0014】
そして、光源駆動部37を駆動してレーザ光源11からレーザ光を発光させ(S18)、レーザ光が基準位置に達したことをレーザ光検知部21が検出した時を基準時として時間カウントを開始し、描画用ラインバッファ35にセットした描画データを一定速度で読出し、読み出したデータに基づいて、光源駆動部37をオン/オフ制御する(S19、S21)。被描画部29には、レーザ光がオンしているときにはレーザ光の照射によって像が形成されるが、レーザ光がオフしているときには像が形成されないので、この光源駆動部37のオン/オフ制御によってドット状に像が形成される。周知の通り、このドットの集合によって文字、図形など描かれる。
【0015】
以上S21の描画処理を、1水平ライン分繰り返す(S21、S23)。1水平ライン分の描画を終了すると、副走査駆動部27を起動して副走査部25を垂直走査方向に沿って規定量移動させて、次の1水平ライン分のデータを描画用ページメモリ33から読み出して描画用ラインバッファ35にセットする(S23、S25、S15、S17)。そして、レーザ光検知部21がレーザ光が基準位置に達したことを検知するのを待ち、検知したら、S19〜S23の描画処理を繰り返す。
【0016】
以上の処理によって、被描画部29上に、所定のデータに基づく像が形成される。本実施の形態ではレーザ光によって被描画部29に描画されるものを示したが、被描画部29としては、例えばレーザプリンタなどでは、この被描画部29として感光ドラムが使用される。
【0017】
以上は本発明の一実施の形態であるが、次に、図4から図7を参照して、より具体的な一実施例について説明する。図4は、本発明を適用したレーザ描画装置の一実施例を示す平面図、図5は、図4の切断線IV−IVに沿う断面図である。このレーザ光描画装置は、被描画部29としての熱書込み液晶セル101に文字、図形などを描画する装置である。
【0018】
熱書込み液晶セル101とは、一定温度以上に過熱されると、液晶の相が透光状態から散乱状態に転移する液晶の性質を利用したもので、例えば、液晶を二枚の透明板の間に密封して、透明板を枠で固定することにより形成できる。また、この熱書込み液晶セルは、液晶パネルの表裏の透明板の間に所定の電圧を印加されると、前記散乱状態の液晶が透光状態に復帰する。
【0019】
このレーザ描画装置は、レーザ光源11としてレーザダイオード113、ビーム整形部13としてコリメートレンズ115およびアナモフィックプリズム117a、117b、主走査部15としてガルバノミラー121、fθレンズ17としてfθレンズ123、光束分割部19としてビームスプリッタ125、レーザ光検知部21としてビームディテクタ127を備えている。これらの各部材は、テーブル111上に配置されていて、テーブル111は、4本の脚112で支持されている。テーブル111の下には、熱書込み液晶セル101を保持してこれを副走査方向に駆動する副走査部25および副走査駆動部27としてステージ151を備えている。
【0020】
レーザダイオード113から発せられたレーザ光は、コリメートレンズ115で集束され、アナモフィックプリズム117a、117bで光束の断面形状がほぼ円形に整形され、反射ミラー119で光路をほぼ90度屈曲されてガルバノミラー121に入射する。そしてレーザ光は、ガルバノミラー121で反射され、fθレンズ123で集光され、ビームスプリッタ125に入射する。ビームスプリッタ125に入射したレーザ光のうち、大部分、例えば60〜90%、あるいは90%以上がテーブル111の下方に配置された熱書込み液晶セル101に向けて反射され、一部が、例えば40〜10%、あるいは10%以下がビームスプリッタ125を透過する。熱書込み液晶セル101に入射したレーザ光は、微小なスポットに集光して、液晶を過熱する。なお、ビームスプリッタ125の反射/透過の比率は任意である。
【0021】
ガルバノミラー121は、一定の周期で所定角度範囲を揺動(往復回動)する。このガルバノミラー121の揺動によって、レーザ光が所定偏向角範囲で振られ、熱書込み液晶セル101を走査する。
【0022】
ビームスプリッタ125の後方には、ガルバノミラー121によって偏向されたレーザ光の内、反射されたレーザ光が描画可能領域外の基準位置を通るときに透過したレーザ光を受光する位置にビームディテクタ127が配置されている(図5から図7参照)。つまり、ビームスプリッタ125で反射され、熱書込み液晶セル101を走査するレーザ光の走査位置を、ビームディテクタ127で間接的に検知している。
【0023】
熱書込み液晶セル101は、ステージ151の、少なくとも副走査方向に精密移動されるスライダ153上に固定されている。スライダ153には、熱書込み液晶セル101を保持するとともに、液晶転移温度近くまでプレヒートする予熱器155が装着されている。予熱器155は、熱書込み液晶セル101に接触するセル保持台157およびこのセル保持台157を過熱する不図示の過熱手段を備えている。なお、図中符号159は、熱書込み液晶セル101に書込まれた像を消去する電圧を印加するための電極を兼ねたセル押えである。
【0024】
このレーザ描画装置の制御部は、図1に示した実施の形態と同様であり、この熱書込み液晶セル101への描画処理は、図3に示した実施の形態と同様である。
【0025】
次に、本実施例の特徴について説明する。ビームスプリッタ125は、その両端部がビームスプリッタ支持枠141に支持されている。ビームスプリッタ支持枠141は、テーブル111上に設けられたビームスプリッタ位置調整機構(焦点調整機構)143に、fθレンズ123の光軸と平行に直進移動可能に支持されている。本実施例のビームスプリッタ位置調整機構143は、例えばマイクロアジャスト機構を有していて、調整ダイヤル145を回転させると、ヘリコイド機構によってビームスプリッタ支持枠141を移動させる構成である。
【0026】
例えば、図6に示すように集光点Pが熱書込み液晶セル101よりも手前に形成されていたとする。この場合、レーザ光は集光点Pから再び発散して比較的大径のビームスポットで熱書込み液晶セル101を照射する。そこで、集光点Pが熱書込み液晶セル101に接近する方向に、つまり、ビームスプリッタ125がfθレンズ123に接近する方向に調整ダイヤル145を回転させて、集光点Pを熱書込み液晶セル101上に形成させる(図7参照)。この調整に際して、ビームスプリッタ125を透過したレーザ光の集光点Pdは移動しないので、ビームディテクタ127の位置調整は不要である。ビームスプリッタ125を移動調整する調整手段は図示実施例に限定されず、電気的な制御手段などが利用できる。
【0027】
また、ビームスプリッタ125の位置調整を行なうと、集光点Pが副走査方向と平行に移動する。したがって、ステージ151によって、熱書込み液晶セル101の副走査方向の基準位置調整を行なう。本実施例では、ビームスプリッタ125に入射したレーザ光のうち、反射したものが集光点Pを形成し、透過したものがビームディテクタ127に入射するので、集光点Pの位置検知およびビームディテクタ127による走査位置の検知がリアルタイムでできる。
【0028】
図8には、光束分割手段の別の実施例として、部分反射ミラー201の側面図を示してある。この部分反射ミラー201は、レーザ光を描画面に向かって反射する反射面203の一部にレーザ光を透過させる透光部205を有している。
【0029】
図9には、部分反射ミラー201の異なる二つの実施例を示してある。部分反射ミラー211は、反射したレーザ光が描画領域を走査する部分はすべて反射面213であり、反射した際に描画領域外を照射する位置に透光部215が形成されている。透光部215に入射したレーザ光は、この透光部215を透過して、走査位置検知手段(例えばビームディテクタ127)に入射する。
【0030】
さらに他の実施例である部分反射ミラー221は、反射面223中に、レーザ光が走査する経路に沿ってスリット状の透光部225が形成されている。透光部225の幅は、部分反射ミラー221に入射するレーザ光の光束径よりも小さく設定して、レーザー光の一部が透光部225を透過し、大部分が反射面223で反射する構成である。この部分反射ミラー221は、透光部225にかかるレーザ光がここを透過するので、透光部225に沿って複数のビームディテクタを配置することにより、簡単に複数位置においてレーザ光を検知することができる。なお、透光部215、225は空間でもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り本発明は、走査手段で走査されるレーザ光を集光手段で描画面上またはその前後近傍に集光し、この集光手段を透過したレーザ光を光束分割手段で反射および透過により二分割し、反射したレーザ光を前記描画面に入射させ、透過した光束を検知手段に入射させ、前記光束分割手段を移動して、この光束分割手段で反射されたレーザ光の集光点位置を調整手段で調整するので、簡単な構成で集光点の位置調整、あるいは描画面上におけるレーザ光のスポット径の調整が自由にできるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態をブロックで示す図である。
【図2】本発明における、焦点(集光点)調整の様子を説明する図である。
【図3】同実施の形態における描画処理をフローチャートで示す図である。
【図4】本発明を適用したレーザ描画装置の一実施例の要部を示す平面図である。
【図5】図4の切断線IV−IVに沿う断面図である。
【図6】図5に示した実施例における、焦点(集光点)調整の様子を説明する図である。
【図7】図5に示した実施例における、焦点(集光点)調整の様子を説明する図である。
【図8】本発明における光束分割手段の別の実施例として、部分反射型の光学素子を示す側面図である。
【図9】図8に示した部分反射型の光学素子の異なる実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
11 レーザ光源
13 ビーム整形部
15 主走査部(主走査手段)
17 fθレンズ(集光手段)
19 光束分割部(光束分割手段)
21 レーザ光検知部(走査位置検知手段)
23 主走査駆動部
41 焦点調節部(位置調整手段)
113 レーザダイオード(レーザ光源)
121 ガルバノミラー(主走査手段)
123 fθレンズ(集光手段)
125 ビームスプリッタ(光束分割手段)
127 ビームディテクタ(走査位置検知手段)
141 ビームスプリッタ支持枠
143 ビームスプリッタ位置調整機構(位置調整手段)

Claims (4)

  1. 走査手段で走査されるレーザ光を集光する集光手段;集光手段を透過したレーザ光を反射および透過して分割する光束分割手段;透過したレーザ光を受光する走査位置検知手段;を備え、この光束分割手段で反射したレーザ光で描画し、透過したレーザ光を前記走査位置検出手段で受光して前記描画するレーザ光の描画位置を検知するレーザ描画装置であって、
    前記光束分割手段は、前記入射したレーザ光の大部分を反射する反射面と、該反射面中に形成された、一部を透過する、入射するレーザ光の光束径よりも幅狭のスリット状透光部を前記走査方向に沿って有し、
    前記スリット状の透光部を透過したレーザ光を受光し得る位置に配置された走査位置検知手段;および、
    前記光束分割手段で反射したレーザ光の集光位置を、前記光束分割手段を移動して調整する位置調整手段を備えたこと、を特徴とするレーザ描画装置。
  2. レーザ光を反射し、偏向して走査する走査手段;
    この走査手段で偏向されたレーザ光を描画面上またはその前後近傍に集光する集光手段;
    この集光手段を透過したレーザ光の走査方向に沿って延びた、前記入射したレーザ光の大部分を前記描画面に向かって反射する反射面と、該反射面中に形成された、一部を透過する、入射するレーザ光の光束径よりも幅狭のスリット状の透光部を有する光束分割手段;
    前記スリット状の透光部を透過したレーザ光を受光し得る位置に配置された、前記描画するレーザ光の描画位置を検知する走査位置検知手段;および、
    この光束分割手段で反射されたレーザ光の集光点位置を、前記光束分割手段を移動して調整する位置調整手段;を備えたことを特徴とするレーザ描画装置。
  3. 請求項1または2に記載のレーザ描画装置はさらに、前記描画面の位置を調整する描画面位置調整手段を備えていること、を特徴とするレーザ描画装置。
  4. 請求項1または2記載のレーザ描画装置において、前記集光手段はfθレンズであること、を特徴とするレーザ描画装置。
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