JPH08106062A - 光ビーム走査装置 - Google Patents

光ビーム走査装置

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JPH08106062A
JPH08106062A JP6263101A JP26310194A JPH08106062A JP H08106062 A JPH08106062 A JP H08106062A JP 6263101 A JP6263101 A JP 6263101A JP 26310194 A JP26310194 A JP 26310194A JP H08106062 A JPH08106062 A JP H08106062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning
optical system
reflected
light
receiving element
Prior art date
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Pending
Application number
JP6263101A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Nishimura
克巳 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書込開始タイミングを常時安定的に得ること
を可能とする。 【構成】 書込開始タイミング信号検出用の反射ミラー
16aで反射した走査ビームL’を集光光学系14に再
入射させて所定の方向に偏平状に絞り込み、その反射走
査ビームL’の受光素子16bに対する走査方向を、当
該反射走査ビームL’の絞り方向と一致するように設定
することによって、反射走査ビームL’のスポット全体
を短時間のうちに受光素子16bに受け入れさせ、受光
素子16bから出力される書込同期信号を急峻な立ち上
がり特性として、ジッターを小さくするように構成した
もの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像記録領域上での走
査開始位置を決定する書込開始点検出手段を備えた光ビ
ーム走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、レーザ光等を偏向して光走査
することにより、文字・図形等の画像情報を感光体等の
画像記録媒体に記録するように構成した光ビーム走査装
置が知られている。例えば図4に示されている一般の光
ビーム走査装置では、光ビーム発生手段としての半導体
レーザユニット1からの出射光が、偏向走査手段として
の回転多面鏡(ポリゴンミラー)2の鏡面で反射され、
その反射走査ビームが、集光光学系を構成するfθレン
ズ3及びトーリックレンズ4を通して画像記録媒体とし
てのドラム5の画像記録領域上に繰り返し走査を行うよ
うに照射されるようになっている。
【0003】また上記ドラム5の画像記録領域に対する
書込開始タイミングは、書込開始点検出手段により決定
されている。すなわち書込開始点検出手段では、画像記
録領域外にある走査ビームLを書込開始タイミング信号
検出用の反射ミラー6で反射するとともに、その反射走
査ビームL’を受光素子7で受け、当該受光素子7から
出力される同期信号に基づいて書込開始タイミングを決
定するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような一
般の光ビーム走査装置においては、上記書込開始点検出
手段の受光素子7から出力される同期信号が、図3
(b)に示されているように、立ち上がり時において比
較的大きな「なまり」を有しており、そのため波形整形
した後の書込開始信号のジッターが大きくなってしまう
という問題がある。特に高速走査を行う装置において
は、大きなジッターのために書込開始タイミングの変動
を招来する。
【0005】しかも上述した従来装置における書込開始
タイミング信号検出用の反射ミラーは、決められた所定
の合焦位置に配置する必要があり、集光光学系を構成す
るfθレンズ3及びトーリックレンズ4から比較的離れ
た側方の領域において、長い光路を形成するように配置
しなければならない。従って書込開始点検出手段を設け
るには、比較的大きな配置空間を要し、そのため装置全
体が大型化する傾向がある。
【0006】そこで本発明は、書込開始信号をバラツク
ことなく安定的に得ることができるとともに、装置の小
型化を図ることができるようにした光ビーム走査装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1ないし4にかかる発明は、光ビームを偏向し
て繰り返し走査させる偏向走査手段と、この偏向走査手
段から発せられた走査ビームを画像記録領域に集光させ
る集光光学系と、画像記録領域外にある走査ビームを受
けて画像記録領域上での走査開始位置を決定する書込開
始点検出手段と、を備えたものであって、上記書込開始
点検出手段は、前記集光光学系を通過した後の走査ビー
ムを、画像記録領域外において所定方向に反射する書込
開始タイミング信号検出用の反射ミラーと、この反射ミ
ラーで反射した走査ビームを受光し、書込同期信号を出
力する受光素子と、を有し、上記反射ミラーは、当該反
射ミラーで反射した走査ビームを前記集光光学系に再入
射させるように配置されているとともに、前記集光光学
系は、上記反射ミラーで反射した走査ビームを、偏平な
横断面形状に絞り込んで受光素子上に照射するレンズを
有する構成になされている。
【0008】また請求項5にかかる発明は、請求項1記
載の反射ミラーから受光素子に至る走査ビームの光軸
が、集光光学系の中心光軸に対して略平行に配置された
構成になされている。
【0009】
【作用】このような請求項1ないし4にかかる発明の各
手段においては、書込開始タイミング信号検出用の反射
ミラーからの走査ビームが、集光光学系により偏平形状
に絞られて受光素子に受けられるため、受光素子に対す
る上記反射走査ビームの走査方向を、当該反射走査ビー
ムの絞り方向(偏平化方向)と一致するように設定する
ことによって、反射走査ビームのスポット全体が短時間
のうちに受光素子に受けられるようになっている。
【0010】また請求項5にかかる発明の手段において
は、受光素子が集光光学系の光軸寄りに配置されるとと
もに、補正レンズの絞り作用によって焦点距離が短縮さ
れるために受光素子が書込開始タイミング信号検出用の
反射ミラーに近接して配置されるようになっている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、符号11は光ビーム発生手段とし
ての半導体レーザユニットを示しており、この半導体レ
ーザユニット11には、レーザチップ及びこのレーザチ
ップより出射されたレーザ光を平行光にするコリメータ
レンズが内蔵されている。上記半導体レーザユニット1
1より出た平行光は、シリンドリカルレンズ12により
偏光走査手段としての回転多面鏡(ポリゴンミラー)1
3の鏡面に収束される。この回転多面鏡13は図示され
ない回転多面鏡駆動モータにより矢印A方向に回転駆動
される。
【0012】上記回転多面鏡13の鏡面(偏光面)で反
射された走査ビームは、集光光学系14を構成するfθ
レンズ14aを通して主走査方向に等速直線運動とな
り、さらに補正レンズとしてのトーリックレンズ14b
を通して副走査方向に絞られ、面倒れ補正が行われる。
そして上記fθレンズ14a及びトーリックレンズ14
bより出射した走査ビームは、画像記録媒体としての感
光体ドラム15上に集光されるように構成されている。
【0013】また上記トーリックレンズ14bの後方側
(図示上側)領域であって画像記録領域外には、書込開
始点検出手段16を構成する書込開始タイミング信号検
出用の固定反射ミラー16aが配置されている。書込開
始点検出手段16は、画像記録領域上における走査開始
位置を決定するものであって、そのうち上記固定反射ミ
ラー16aは、画像記録領域外にある走査ビームLを受
けて反射するように設けられている。また上記トーリッ
クレンズ14bの前方側(図示下側)領域には、上記固
定反射ミラー16aで反射された走査ビームL’を受光
して書込同期信号を出力する受光素子16bが配置され
ている。
【0014】より具体的には、上記書込開始タイミング
信号検出用の固定反射ミラー16aは、当該固定反射ミ
ラー16aからの反射走査ビームL’を集光光学系14
のトーリックレンズ14bに再入射させる関係に配置さ
れているとともに、前記受光素子16bは、トーリック
レンズ14bを通過した反射走査ビームL’の合焦位置
に配置されている。
【0015】このとき上記トーリックレンズ14bは、
当該トーリックレンズ14bを通過する反射走査ビーム
L’を主走査方向に絞り込んで偏平な横断面形状とする
機能を有している。すなわち上記反射走査ビームL’の
受光素子16b上におけるスポット形状は、図2(a)
に示されているように、主走査方向(図示横方向)の軸
長が短い偏平な横断面形状となるように絞り込まれてい
る。そしてこの主走査方向に絞り込まれた反射走査ビー
ムL’は、図示矢印Bのように、受光素子16b上を同
じく主走査方向に走査するように設定されている。
【0016】さらに上記書込開始タイミング信号検出用
の固定反射ミラー16aから受光素子16bに至る反射
走査ビームL’の光軸は、集光光学系14の中心光軸1
4cに対して略平行となるように配置されている。
【0017】このような実施例にあっては、書込開始タ
イミング信号検出用の固定反射ミラー16aからの反射
走査ビームL’が、集光光学系14のトーリックレンズ
14bにより主走査方向に絞られて受光素子16bに受
けられる。そしてこの反射走査ビームL’の受光素子1
6bに対する走査方向は、当該反射走査ビームL’の絞
り方向である主走査方向に設定されているため、反射走
査ビームL’のスポット全体が短時間のうちに受光素子
16bに受け入れれるようになっている。従って、上記
受光素子16bから出力される書込同期信号は、図3
(a)に示されているように、急峻な立ち上がり特性を
有することとなり、それを波形整形して得られる書込開
始信号のジッターがが小さくなって書込開始タイミング
が一定に維持されるようになっている。
【0018】これに対して従来装置では、反射走査ビー
ムの受光素子上におけるスポット形状が、図3(b)に
示されているように、ほぼ円形となっているため、反射
走査ビームのスポット全体が受光素子に受け入れられる
までに比較的長い短時間を有することとなっており、そ
の結果、前述したようにジッターが大きくなってしまっ
ている。
【0019】しかも上述した実施例装置においては、受
光素子16bが集光光学系14の光軸14c寄りに配置
されるとともに、トーリックレンズ14bの絞り作用に
よって焦点距離が短縮されるために受光素子16bが書
込開始タイミング信号検出用の固定反射ミラー16aに
近接して配置される。従って書込開始点検出手段16の
全体は、集光光学系14に近接して比較的小さな配置空
間内に納められるようになっている。
【0020】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。
【0021】例えば、集光光学系の補正レンズはトーリ
ックレンズに限定されることなく、あらゆる種類の補正
レンズを採用することができる。
【0022】また上記実施例においては、書込開始タイ
ミング信号検出用の反射ミラーで反射した走査ビームが
主走査方向に絞られて受光素子に受けられているが、反
射走査ビームの受光素子に対する走査方向が、当該反射
走査ビームの絞り方向と一致するならば、副走査方向等
の他の方向に反射走査ビームを絞り込むことも可能であ
る。
【0023】さらにまた偏向走査手段は、上述した回転
多面鏡に限定されりことはなく、あらゆる種類の偏向走
査手段を同様に採用することが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明の光ビーム走査
装置は、書込開始タイミング信号検出用の反射ミラーで
反射した走査ビームを集光光学系に再入射させて所定の
方向に偏平状に絞り込むように構成し、その反射走査ビ
ームの受光素子に対する走査方向を、当該反射走査ビー
ムの絞り方向に設定することによって、反射走査ビーム
のスポット全体を短時間のうちに受光素子に受け入れさ
せ、受光素子から出力される書込同期信号を急峻な立ち
上がり特性として、ジッターを小さくするようにしたも
のであるから、書込開始タイミングを常時安定的に得る
ことができ、光ビーム走査装置の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0025】また本発明は、受光素子を集光光学系の光
軸寄りに配置し、かつ集光光学系の絞り作用によって書
込開始タイミング信号検出用の反射ミラーに近接して配
置することによって、書込開始点検出手段の全体を集光
光学系に近接して比較的小さな配置空間内に納めるよう
に構成しているから、上記効果に加えて装置全体の小型
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光ビーム走査装置の
構造を表した原理的平面説明図である。
【図2】受光素子上の走査ビームのスポット形状を表し
たものであって、(a)は本発明によるものを表した説
明図、(b)は従来装置によるものを表した説明図であ
る。
【図3】受光素子から出力される同期信号を表したもの
であって、(a)は本発明によるものを表した線図、
(b)は従来装置によるものを表した線図である。
【図4】一般における光ビーム走査装置の構造を表した
原理的平面説明図である。
【符号の説明】
16 書込開始点検出手段 16a 書込開始タイミング信号検出用反射ミラー 16b 受光素子 14 集光光学系 14b トーリックレンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを偏向して繰り返し走査させる
    偏向走査手段と、この偏向走査手段から発せられた走査
    ビームを画像記録領域に集光させる集光光学系と、画像
    記録領域外にある走査ビームを受けて画像記録領域上で
    の走査開始位置を決定する書込開始点検出手段と、を備
    えたものであって、 上記書込開始点検出手段は、前記集光光学系を通過した
    後の走査ビームを、画像記録領域外において所定方向に
    反射する書込開始タイミング信号検出用の反射ミラー
    と、この反射ミラーで反射した走査ビームを受光し、書
    込同期信号を出力する受光素子と、を有し、 上記反射ミラーは、当該反射ミラーで反射した走査ビー
    ムを前記集光光学系に再入射させるように配置されてい
    るとともに、 前記集光光学系は、上記反射ミラーで反射した走査ビー
    ムを、偏平な横断面形状に絞り込んで受光素子上に照射
    するレンズを有していることを特徴とする光ビーム走査
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の集光光学系は、反射ミラ
    ーで反射した走査ビームが受光素子を走査する方向に偏
    平となるように上記反射走査ビームを絞り込むレンズを
    有していることを特徴とする光ビーム走査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の集光光学系は、反射ミラ
    ーで反射した走査ビームを主走査方向に絞り込むレンズ
    を有していることを特徴とする光ビーム走査装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の集光光学系は、光ビーム
    を主走査方向に等速直線運動とするfθレンズと、この
    fθレンズを通過した光ビームを補正する補正レンズ
    と、からなることを特徴とする光ビーム走査装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の反射ミラーから受光素子
    に至る走査ビームの光軸が、集光光学系の中心光軸に対
    して略平行に配置されていることを特徴とする光ビーム
    走査装置。
JP6263101A 1994-10-03 1994-10-03 光ビーム走査装置 Pending JPH08106062A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000403