JP3595368B2 - ローピング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ローピング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を冷間圧延により製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ステンレス鋼薄板製品は、家庭用品、自動車用品、厨房用品などに極めて広汎に使用されており、深絞り等の成形加工性だけでなく、優れた表面品位を有する薄板が要望されている。
フェライト系ステンレス鋼板の表面品位としては、光沢、写像性が挙げられ、それらを向上させる技術として、従来から冷間圧延条件の最適化が図られてきた。しかしながら、フェライト系ステンレス鋼板にはローピングと呼ばれる特有現象があり、これにより品位の優劣が決定される場合があるため、品質上の問題になることがある。
【0003】
ローピングとは、圧延方向と平行に凹凸の縞模様が発生する現象である。フェライト系ステンレス鋼板をプレス成形すると、リジングと呼ばれる同様な現象を生じることが知られており、従来からリジングに関する改善方法の提案は数多くなされている。しかしながら、ローピングについての改善提案は少なく、製品板の表面品位や美観を向上させるためには解決しなければならない問題であった。
【0004】
連続鋳造鋳片より製造されるフェライト系ステンレス鋼板は、鋳造時に形成される柱状晶が原因でリジングが顕著になるとされており、柱状晶を減少させることによりリジングは低減されることが確認されている。また、特開昭60−24325号公報に開示されているように、成分元素の影響や、熱延条件、熱延板焼鈍の最適条件化によってリジングが低減することが認められているが、何れにしても結晶粒の微細化、ランダム化を図り、塑性変形能の異なる集合組織を破砕することが共通の思想であった。
【0005】
しかしながら、ローピングは圧延により板厚方向の圧縮変形および圧延方向の引張変形などが生じて初めて発生する。これは、先に述べたように、圧延における塑性変形能が、同一方位を有する集合組織によって異なるためである。つまり、冷間圧延工程においてローピングは発生・発達し、最終工程終了後の製品板の表面に凹凸を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
フェライト系ステンレス鋼板のローピング性の向上を阻害する因子として、圧延による塑性変形能の異なる集合組織の発達がある。この集合組織の発達を抑え、かつ余分な製造工程や製造時間を必要とせずにローピングを低減する方法が求められていた。そこで本発明者らは、ローピング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を効果的かつ効率的に得ることのできる製造方法について検討を行った。
【0007】
本発明は、冷間圧延工程において効果的にローピング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を製造する方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の要旨とするところは、重量%にて、Al:0.03〜0.10%、Cr:13.0〜18.0%、N:0.005〜0.025%を含有するフェライト系ステンレス鋼の熱延鋼板を下記の(1)式で示される条件で焼鈍し、続いて1パス目の圧下率Rを20%以下とし、かつ総圧下率Rを50〜90%の範囲とする条件で冷間圧延を行うことを特徴とするローピング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法にある。
【0009】
LMP=(T+273)・(logt+20)≧23000 …… (1)
T:焼鈍温度(℃)、t:焼鈍時間(hr)
さらに本発明は、前記冷間圧延において、最終パスのロール硬さHがビッカース硬度でHv≧900、ロール表面粗さRが平均粗さでRa≦0.10μmである圧延ロールを用いることでローピング高さを低減することを特徴とする。
【0010】
以下に本発明の限定理由を説明する。
Crは耐食性および耐高温酸化性の向上のために13.0%以上の添加が必要であり、また18.0%を超える添加は成形加工性が劣化するので、13.0〜18.0%の範囲とした。さらに、耐食性と成形加工性の確保という点から、15.0〜17.0%の範囲が望ましい。
【0011】
Alは、後述する熱延板焼鈍において、Nと結合してAlNとして析出することにより冷間圧延前の材料を軟質化させる効果があり、そのためには0.03%以上の添加が必要である。一方、0.10%を超えるとAl系介在物量が増えてAl起因の耐銹性の劣化が起こる。従って、Alの範囲は0.03〜0.10%とした。Alが少ないと、最終焼鈍において鋼板中の硬い相をフェライトと炭化物に分離する際に比較的長時間の焼鈍を要するため、経済性を考慮すると0.05〜0.10%が望ましい。
【0012】
Nは0.025%を超えると熱延板焼鈍時のAlN析出による材料の軟化効果が不十分であり、また0.005%未満では高純化のためのコストアップにつながる。従って、Nの範囲は0.005〜0.025%とした。さらに、経済性と材質特性を考慮すると0.007〜0.015%が望ましい。
通常、ステンレス鋼板は熱間圧延−焼鈍−冷間圧延−焼鈍−調質圧延の工程により製造される。その際、先にも述べたようにローピング高さを低減するためには、熱間圧延後の焼鈍により再結晶を促進させなければならない。本発明者らは、成分および熱延板焼鈍条件を種々検討した結果、Alを0.03%以上添加すると、焼鈍温度Tと焼鈍時間tにより表わされるラルソン・ミラーパラメータ(以下、LMPと呼ぶ)を23000以上とする熱延板焼鈍を行うことによって、製品板のローピング性を向上させることができることを見出した。
【0013】
SUS430についてAl含有量およびLMPの条件を変化させた時のローピング高さを図1に示す。この図から明らかなように、LMPを大きくすることによりローピング高さは低減するが、Al含有量が0.03%以上ではLMPを23000以上にすることにより冷間圧延前の材料の硬さHvが135以下となる。さらに、続いて行う冷間圧延での条件を限定することによりローピング高さが低減し、品質上問題にならない高さである0.2μm以下になる。さらに、Alを0.10%を超えて添加しても、冷間圧延前の材料の硬さに対する軟化効果は飽和しており、ローピング高さに対する軽減効果も同様である。従って、Al添加量を0.03〜0.10%の範囲とし、熱延板焼鈍条件としてLMPの範囲を23000以上とした。
【0014】
なお、焼鈍温度が750℃未満の場合には再結晶が不十分となり、950℃を超えるとγ相が析出し、焼鈍後にマルテンサイトに変態して硬質化する。このため、焼鈍温度は750〜950℃が望ましい。また、焼鈍時間が2hr未満では再結晶が不十分となり、10時間を超えてもその効果は飽和するため、焼鈍時間は2〜10時間が望ましい。以上の焼鈍温度と焼鈍時間を考慮すると、LMPは23000〜24000が望ましい。
【0015】
前述したように、ローピングはステンレス鋼板表面に認められる微小な凹凸であるが、その凹凸は冷間圧延工程で発生している。そのため、製品板においてローピング高さを低減する手段としては、ローピングが発生する冷間圧延工程で機械的に押しつぶしてしまう方法が、最も効果的でかつ効率的である。
本発明者らは、冷間圧延条件を種々検討した結果、Alを0.03〜0.10%添加し、冷間圧延前の熱延板焼鈍をLMPで23000以上とした素材の冷間圧延工程において、1パス目の冷延圧下率Rを20%以下とし、かつ総圧下率Rを50〜90%とすることにより、製品板のローピング性を満足できることを見出した。
【0016】
Al含有のSUS430について、1パス目の圧下率Rおよび総圧下率Rを変化させた時のローピング高さを図2に示す。すなわち、1パス目の冷間圧延率Rが20%を超えると1パス目に発生するローピング高さが0.2μmを超える。総圧下率Rが50%未満では、1パス目に発生したローピングを押しつぶすには十分でなく、総圧下率Rが90%を超えると同一方位の冷延集合組織が発達し、その悪影響が機械的押さえ込み効果より強くなって、製品板のローピング高さが0.2μmを超える。従って、本発明の冷間圧延においては1パス目の圧下率Rを20%以下とし、かつ総圧下率Rの範囲を50〜90%とした。なお、生産効率上1パス目の圧下率Rは5〜20%が望ましく、総圧下率Rは70〜90%が望ましい。
【0017】
先にも述べたように、ステンレス鋼板は製品板の光沢は表面品位の上で非常に重要である。そこで、本発明においては、冷間圧延の最終パスにおいてロール表面の平均粗さが0.10μm以下のロールを用いた。しかしながら、上記のように、ローピングはステンレス鋼板表面の微小な縞模様であるため、ステンレス鋼板の光沢が向上するとローピングが際立つようになる。
【0018】
本発明者らは、光沢とローピング性の両者を向上させることが、冷間圧延における最終パスにおいて高硬度のロールを用いることで達成できることを見出した。
ローピング高さに及ぼす冷間圧延における最終パスのロールの硬さの影響を図3に示す。この図から明らかなように、Al:0.07%、N:0.010%を含有する17Crフェライト系ステンレス鋼板において、LMPが23000となる熱延板焼鈍を施した素材に対して、1パス目の圧下率が20%以下で、かつ総圧下率が50%以上である冷間圧延条件とすること、および最終パスのロールがビッカース硬度Hvで900以上にすることにより、冷間圧延後のローピング高さが0.4μm以下となる。製品板においてローピング高さが0.2μm以下であればローピング性は確保されているといえるが、冷間圧延ままの素材で0.4μm以下であれば最終工程である調質圧延においてローピング高さを0.2μm以下とすることができる。
【0019】
また、製品板の表面光沢は、圧延ロール表面粗さを素材に転写させ、冷延鋼板の表面粗さを小さくすることで確保できるため、冷間圧延の最終パスにおいてロール表面の粗さを平均粗さで0.10μm以下とした。本発明の冷間圧延における最終パスのロールは、硬さがHv≧900、かつ表面粗さRがRa≦0.10μmとすることが望ましい。
【0020】
なお、本発明は1回冷延1回焼鈍による製造に限定することなく、2回冷延2回焼鈍による製造においても適用できる。すなわち、本発明に従って熱延板焼鈍を行い、中間冷延後に中間焼鈍を施すことにより、十分再結晶し軟質化する。そして、仕上冷延において本発明に従って圧延することにより、ローピング性に優れたステンレス鋼板が製造できる。
【0021】
【実施例】
表1、表2(表1のつづき)に示す化学成分のフェライト系ステンレス鋼スラブを、熱間圧延、焼鈍・酸洗を行い、1パス目の圧下率Rと総圧下率Rを変化させた冷間圧延を行い、焼鈍・酸洗処理後、調質圧延を施した。ここで、ローピング高さと光沢度の評価は、A:特に良好、B:良好、C:不良、D:特に不良、の4段階目視評価で行い、B以上が美観を損ねない程度の表面性状を呈している。
【0022】
表1、表2から明らかなように、本発明により製造したステンレス鋼板は、ローピング性に優れており、光沢も良好である。
【0023】
【表1】
Figure 0003595368
【0024】
【表2】
Figure 0003595368
【0025】
【発明の効果】
以上のことから明らかなごとく、本発明によれば、ローピング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を製造することが、特別の設備を必要とせずに可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱延板焼鈍におけるラルソン・ミラーパラメータ(LMP)と冷間圧延前の材料の硬さ、製品板のローピング高さの関係を示す図である。
【図2】冷間圧延における1パス目の圧下率R、総圧下率Rと製品板のローピング高さの関係を示す図である。
【図3】冷間圧延における最終パスのロール硬さHと冷延板のローピング高さの関係を示す図である。

Claims (2)

  1. 重量%にて、Al:0.03〜0.10%、Cr:13.0〜18.0%、N:0.005〜0.025%を含有するフェライト系ステンレス鋼の熱延鋼板を下記の(1)式で示される条件で焼鈍し、続いて1パス目の圧下率Rを20%以下とし、かつ総圧下率Rを50〜90%の範囲とする条件で冷間圧延を行うことを特徴とするローピング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法。
    (T+273)・(logt+20)≧23000 …… (1)
    T:焼鈍温度(℃)、t:焼鈍時間(hr)
  2. 前記冷間圧延において、最終パスのロール硬さHがビッカース硬度でHv≧900、ロール表面粗さRが平均粗さでRa≦0.10μmであることを特徴とする請求項1記載のローピング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法。
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