JP3595287B2 - 相関検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば無線によりパケット信号を受信する装置に適用して好適な相関検出装置に係わり、特に受信対象とする周波数チャネルを使用して送信されたパケット信号であるか否かを精度よく判定することに用いる相関検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に従来の相関検出装置の構成を示す。周波数変換、帯域制限フィルタリング、アナログデジタル変換等の受信処理(図3には示していない)により得られた複素デジタル信号は、M(M:正の整数)段シフトレジスタ1及びゲート手段2に入力される。M段シフトレジスタ1は、新しく入力されたMサンプルの複素デジタル信号を保持し、保持しているMサンプルの複素デジタル信号を並列に出力する。M段シフトレジスタ1から出力されたMサンプルの並列な複素デジタル信号は、タイミング検出手段3に入力される。タイミング検出手段3は、並列に入力されたM個の複素デジタル信号と予め用意されているM個の信号(例えばパケットの開始を表わす信号)との相関検出を行い、相関検出結果を基にパケットの開始タイミングを検出し、タイミング検出情報を出力する。
【0003】
タイミング検出手段3から出力されたタイミング検出情報は、ゲート手段2に入力される。ゲート手段2は、入力されたタイミング検出情報から得られたタイミングに基づき、タイミング検出前に入力された複素デジタル信号を出力せず、タイミング検出後に入力された複素デジタル信号を出力する。ゲート手段2から出力された1サンプル毎の直列複素デジタル信号は、M+N(N:正の整数)段シフトレジスタ4に入力される。
M+N段シフトレジスタ4は、新しく入力されたM+Nサンプルの複素デジタル信号を、相関検出手段5に入力する。
【0004】
相関検出手段5は、M+N段シフトレジスタ4から並列に入力されたM+Nサンプルの複素デジタル信号に対してM+N個の所定の信号(パケット信号の先頭部分に配置されている既知信号の一部または全ての信号)との相関を検出し、相関値を出力する。相関値が高い値を示すとき、受信中のパケットは受信対象とする周波数チャネルを使用して送信されたパケット信号と判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の相関検出装置では、消費電力低減のため、はじめにタイミング検出に必要な回路を動作させ、タイミングが検出された後、相関検出に必要な所定の回路を動作させる。タイミング検出はタイミング検出用信号を用いて行われるが、実際の回路では、タイミング検出手段3ではタイミング検出のための処理に時間がかかるため、タイミング検出用信号の入力時点からタイミング信号が検出される時点までの時間差、つまり遅延が生じる。
【0006】
そのため、図2に示すようにタイミング検出用信号に続いて相関検出用の信号が入力される場合、タイミング検出にかかる処理時間だけタイミング検出が遅れ、タイミング検出後に信号が入力される相関検出手段5に遅延時間分の相関検出用信号が欠落されてしまう欠点がある。相関検出用信号の一部が欠落されることから相関検出精度が低下する問題が生じる。
一方、これを防ぐため、相関検出装置に入力する信号において、タイミング検出用信号の直後に続く相関検出用信号を時間的に遅らせて配置することも考えられるが、この場合は相関検出手段5に相関検出用信号が入力されるまでの時間が遅れ、相関検出手段5で相関を検出するまでの時間が長くなる問題が生じる。つまり、受信対象とする周波数チャネルを使用して送信された信号か否かを判定するために必要とする時間が長くなることから、受信対象とする周波数チャネル以外の周波数チャネルを使用して送信されたパケット信号を受信した場合、受信対象とする周波数チャネルを用いて送信されたパケット信号を受信できなくなる時間が長くなり、これによりデータの通信速度が低下する欠点が生じる。
【0007】
この発明の目的は、タイミング検出後に相関検出を開始する相関検出装置において、タイミング検出にかかる処理時間により生じた遅延の影響を受けない相関検出装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明によれば上述の課題は特許請求の範囲の請求項1に記載した手段によって解決される。すなわち、複素デジタル信号を1サンプルづつ入力して新しく入力されたM(M:正の整数)サンプルの複素デジタル信号を保持し、保持しているMサンプルの複素デジタル信号を並列に出力する第1のシフトレジスタと、第1のシフトレジスタから出力される複素デジタル信号を用いてタイミング検出を行うタイミング検出手段と、第1のシフトレジスタから並列に出力されるMサンプルの複素デジタル信号を並列に入力し、タイミング検出によってタイミングが検出される前に入力された複素デジタル信号は出力せず、タイミング検出手段によってタイミングが検出された後に並列に入力されたMサンプルの複素デジタル信号を並列に出力するゲート手段と、ゲート手段から並列に出力されるMサンプルの信号のうち第1のシフトレジスタにMサンプル前に入力した複素デジタル信号を入力して、新しく入力されたN(N:正の整数)サンプルの複素デジタル信号を保持し、保持しているNサンプルの複素デジタル信号を並列に出力する第2のシフトレジスタと、ゲート手段及び第2のシフトレジスタから並列に入力されるM+N個の複素デジタル信号に対してM+N個の所定の信号との相関検出を行う相関検出手段とを備えた相関検出装置を提案する。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1にこの発明の相関検出装置の一実施形態を示す。この実施形態は、請求項1の発明に対応している。
M段シフトレジスタ101は、複素デジタル信号を1サンプルづつ入力し、新しく入力されたMサンプルの複素デジタル信号を保持し、保持しているMサンプルの複素デジタル信号S(1)、S(2)、…S(M)を並列に出力する。ここで、M段シフトレジスタ101から出力されるMサンプルの複素デジタル信号S(1)、S(2)、…S(M)は、M段シフトレジスタ101に新しく入力された順に表されている。M段シフトレジスタ101から並列に出力されたMサンプルの複素デジタル信号S(1)、S(2)、…S(M)は、タイミング検出手段102及び、ゲート手段103に入力される。
【0010】
タイミング検出手段102は、入力されたMサンプルの複素デジタル信号に対してタイミング検出処理を行い、タイミング検出信号を出力する。タイミング検出手段102から出力されたタイミング検出信号は、ゲート手段103に入力される。
ゲート手段103は、タイミング検出手段102から入力されたタイミング検出信号から得られるタイミングに基づき、タイミング検出前にM段シフトレジスタ101から入力されたMサンプルの複素デジタル信号S(1)、S(2)、…S(M)を出力せず、タイミング検出後にM段シフトレジスタ101から並列に入力されたMサンプルの複素デジタル信号S(1)、S(2)、…S(M)をそのまま並列に出力する。ゲート手段103から並列に出力されたMサンプルの複素デジタル信号S(1)、S(2)、…S(M)は、相関検出手段104に入力される。また、ゲート手段103から出力されたMサンプルの複素デジタル信号S(1)、S(2)、…S(M)のうちM段シフトレジスタ101にMサンプル前に入力された信号である複素デジタル信号S(M)は、N段シフトレジスタ105に入力される。
【0011】
N段シフトレジスタ105には、複素デジタル信号を1サンプルづつ入力し、新しく入力されたNサンプルの複素デジタル信号を保持し、保持しているNサンプルの複素デジタル信号T(1)、T(2)、…T(N)を並列に出力する。ここで、N段シフトレジスタ105から出力されるNサンプルの複素デジタル信号T(1)、T(2)、…T(N)は、N段シフトレジスタ105に新しく入力された順に表されている。N段シフトレジスタ105から並列に出力されたNサンプルの複素デジタル信号T(1)、T(2)、…T(N)は、相関検出手段104に入力される。
【0012】
相関検出手段104は、入力されたM+Nサンプルの複素デジタル信号、S(1)、S(2)、…S(M)、T(1)、T(2)、…T(N)とM+N個の所定の信号(パケット信号の先頭部分に配置されている既知信号の一部または全ての信号)との相関をとり、算出した相関値を出力する。
この発明による相関検出装置によればタイミング検出手段102でパケットの開始タイミングを検出する動作が、例えば数サンプル分遅延したとしても、その遅延期間中に入来した複素デジタル信号(この複素デジタル信号は図2に示す相関検出用信号の先頭部分となる)はM段シフトレジスタ101に取り込まれる。つまり、タイミング検出用信号に続く、全ての相関検出用信号は欠落することなく、M段シフトレジスタ101に取り込まれる。
【0013】
この結果、M段シフトレジスタ101にMサンプルのタイミング検出用信号が入力された直後からこれに引き続いてM+Nサンプルの複素デジタル信号が入力されることにより、相関検出手段104にはM+Nサンプルの相関検出用信号が入力され、最短時間(1サンプル分の時間も遅延させることなく)で相関検出手段104に相関検出用信号を入力することができ、最短時間で相関値を出力することができる。
これにより、タイミング検出にかかる処理時間により生じるタイミング検出時間の遅延が相関検出に与える影響を防ぐことができる。また、従来の検出装置においてMサンプルの信号を出力するシフトレジスタ及びM+Nサンプルの信号を出力するシフトレジスタが必要であったが、この発明による相関検出装置によれば、タイミング検出手段102に用いるM段シフトレジスタを相関検出手段104に信号を入力するシフトレジスタとして共用するため、M段シフトレジスタ101及びN段シフトレジスタ105を使って相関検出装置を実現できるため回路規模を小さくする効用も得られる。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、タイミング検出用信号に続いて相関検出用信号が入力される場合であっても、タイミング検出にかかる処理時間により生じるタイミング検出時間遅延が相関検出に与える影響を防ぐことができる。さらに、タイミング検出に用いられるシフトレジスタと相関検出に用いるシフトレジスタを共用することで、回路規模を小さくする効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのブロック図。
【図2】相関検出装置に入力される信号の例を示す図。
【図3】従来の相関検出装置の例を示すブロック図。
【符号の説明】
1、101 M段シフトレジスタ 4 M+N段シフトレジスタ
2、103 ゲート手段 5、104 相関検出手段
3、102 タイミング検出手段 105 N段シフトレジスタ

Claims (1)

  1. 複素デジタル信号を1サンプルづつ入力して新しく入力されたM(M:正の整数)サンプルの複素デジタル信号を保持し、保持しているMサンプルの複素デジタル信号を並列に出力する第1のシフトレジスタと、
    前記第1のシフトレジスタから出力される複素デジタル信号を用いてタイミング検出を行うタイミング検出手段と、
    前記第1のシフトレジスタから並列に出力されるMサンプルの複素デジタル信号を並列に入力し、前記タイミング検出手段によってタイミングが検出される前に入力された複素デジタル信号は出力せず、前記タイミング検出手段によってタイミングが検出された後に並列に入力されたMサンプルの複素デジタル信号を並列に出力するゲート手段と、
    前記ゲート手段から並列に出力されるMサンプルの信号のうち前記第1のシフトレジスタにMサンプル前に入力した複素デジタル信号を入力して、新しく入力されたN(N:正の整数)サンプルの複素デジタル信号を保持し、保持しているNサンプルの複素デジタル信号を並列に出力する第2のシフトレジスタと、
    前記ゲート手段及び前記第2のシフトレジスタから並列に入力されるM+N個の複素デジタル信号に対してM+N個の所定の信号との相関検出を行う相関検出手段と、
    を備えたことを特徴とする相関検出装置。
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