JP3593283B2 - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、FM多重放送局よりVICS情報(VICS:Vehicle Information and Communication System)等の道路情報を入手する車載用ナビゲーション装置に係り、詳しくはFM多重放送局からの道路情報の入手を改善した車載用ナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カーナビゲーション装置では、FM多重チューナを装備し、VICS用FM多重放送局からVICS情報を受信して、VICS情報をカーナビゲーション装置のディスプレーに表示したり、目的地までの推奨経路計算の基礎としたりしている。
【0003】
VICS用FM多重放送局は、現在、各都道府県ごとに1局(中継局は含まない。)割り当てられており、それが属する都道府県内の道路情報のみ(各VICS用FM多重放送局のVICS情報提供担当地域は、厳密には都道府県の境界線で区分けされておらず、地図上に格子状の二次メッシュ境界線を設定して、二次メッシュ境界線を境に区分けされているので、都道府県境界付近の一部の地域が隣接都道府県を担当するVICS用FM多重放送局のVICS情報提供担当地域となっていることがある。)を、それが属する都道府県内へ送信するようになっている。
【0004】
カーナビゲーション装置は、FM多重チューナを通常は1個しか装備しておらず、従来のカーナビゲーション装置では、FM多重チューナは、現在地の属する都道府県をVICS情報提供担当地域とするVICS用FM多重放送局からの放送を受信するように、受信周波数を合わせられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のカーナビゲーション装置では、VICS情報入手用FM多重放送局は、現在地の属する都道府県をVICS情報提供担当地域とするVICS用FM多重放送局に固定されているため、目的地が、現在地の都道府県とは異なる他都道府県となっている場合、進入先の他都道府県のVICS情報は、自車が他都道府県へ進入するまで、入手できず、ユーザへのVICS情報提示が不十分であった。
【0006】
この発明の目的は、上述の問題点を克服する車載用ナビゲーション装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以下、第1のFM多重放送局(26)とは、現在地を道路情報提供担当地域に含むFM多重放送局を言うものとし、第2のFM多重放送局(27)とは、第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域に隣接する地域を道路情報提供担当地域にするFM多重放送局を言うものとする。
【0008】
この発明の車載用ナビゲーション装置(10)によれば、第1のFM多重放送局(26)を道路情報入手用FM多重放送局に設定して、その第1のFM多重放送局(26)から道路情報を入手するようになっている。そして、その車載用ナビゲーション装置(10)において、第2のFM多重放送局(27)からの電波により第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報を入手可能であり、かつ第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への進入を予定されているときは、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前に、道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ切替えて、第2のFM多重放送局(27)より道路情報を入手するようにしている。
【0009】
道路情報は例えばVICS情報である。日本では、各都道府県ごとに、1個(中継局は親局に含める。)のVICS用FM多重放送局が割り当てられ、各VICS用FM多重放送局は、それが存在する都道府県をほぼVICS情報提供担当地域としている。しかし、各VICS情報のVICS情報提供担当地域の実際の境界線は、厳密には都道府県の境界線に一致せず、いわゆる二次メッシュの網線により規定されている。すなわち、第1のFM多重放送局(26)及び第2のFM多重放送局(27)のVICS情報提供担当地域の境界線は、日本では、このような二次メッシュ境界線(23)により区画される範囲となる。ここで言うメッシュとは、まず、一次メッシュが、日本国土を縦横へ所定数の等分で区画される各区画であり、二次メッシュは、一次メッシュの各区画をさらに縦横へ所定数の等分した区画されたものとなっており、二次メッシュの各区画はメッシュ番号で特定することができるようになっている。FM多重放送局より入手した道路情報は、例えばディスプレーに表示して、ユーザへ知らせたり、スピーカから音声出力したり、目的地(19)までの推奨経路計算の際の基礎としたりする。なお、道路情報がVICSである場合は、道路情報の表示の仕方は、レベル3(地図表示)に限定されず、レベル2(簡易図形表示)やレベル1(文字表示)も含むものとする。
【0010】
各FM多重放送局は、それぞれ各自の道路情報提供担当地域を持つものの、各FM多重放送局からの電波は、その道路情報提供担当地域を越えて、他のFM多重放送局の道路情報提供担当地域内へ相当程度、進入して届いている。したがって、車載用ナビゲーション装置(10)は、現在地が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域になくても、第2のFM多重放送局(27)からの電波について所定の電界強度を確保できれば、受信周波数を第2のFM多重放送局(27)の送信周波数に合わせることにより、第2のFM多重放送局(27)から道路情報を入手可能である。車載用ナビゲーション装置(10)は、基本的には、現在地(=自車位置)を道路情報提供担当地域に含めているFM多重放送局としての第1のFM多重放送局(26)より道路情報を入手するようにしている。しかし、このままでは、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入する予定であっても、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ実際に進入してからしか、その隣接都道府県の道路情報を入手することができない。この車載用ナビゲーション装置(10)では、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前に、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入予定がある場合は、道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ切替えて、第2のFM多重放送局(27)から道路情報を入手するので、ユーザは、進入予定の第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報を、現在地が第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域にあるときから入手することができることになる。
【0011】
第2のFM多重放送局(27)の周波数が何であるかは、例えば、地図データベースや車載用ナビゲーション装置(10)自体の備えるROM等の道路情報提供用のFM多重放送局のリストデータから検出できる。
【0012】
第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前における第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)への道路情報入手用FM多重放送局の切替は、目的地(19)への経路誘導中に時に限定されないことは言うまでもない。目的地(19)に基づいて、自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入する予定になっているか否かを断定できるが、経路誘導中でなくても、種々の情報、例えば、ディスプレー上の地図表示やビーコン情報等により自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入するか否かをおおよそ推定でき、そのような場合には、第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)への道路情報入手用FM多重放送局の切替を実施して、ユーザに便宜を与えることができる。
【0013】
この発明の車載用ナビゲーション装置(10)によれば、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前における第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)への道路情報入手用FM多重放送局の切替は、(a)現在地が隣接都道府県の都道府県境まで所定距離に接近したとき、(b)現在地を含むディスプレー上の地図表示が現在地の変更に伴いスクロールして地図表示の中に隣接都道府県が出現したとき、(c)ディスプレー上の地図表示が手動操作によりスクロールして地図表示の中に隣接都道府県が出現したとき、(d)現在地を含むディスプレー上の地図表示が縮小率増大により地図表示の中に進入先の隣接都道府県が出現したとき、(e)走行予定の道路について現在地から都道府県境までの道路情報が全くないか渋滞無し情報のみであるかのとき、及び/又は(f)ビーコンより隣接都道府県の進入予定の道路の渋滞又は規制情報を受信したとき、行われる。
【0014】
(a)について、車載用ナビゲーション装置(10)がもつ地図データベースのデータには、都道府県の境界線が含まれており、現在地から隣接都道府県の都道府県境までの距離は適宜計算可能である。(b)について、ディスプレーにおける通常の地図表示では、現在地がほぼ画面中央に、また、自車の進行して行く方が画面上部となるように、表示され、自車の移動に伴い、すなわち現在地の変化に伴い、地図画面は上方へスクロールされる。地図画面には、自車が隣接都道府県に接近すると、画面スクロールにより現在地の都道府県と共に隣接都道府県が表示されるようになり、画面への隣接都道府県の出現から自車が隣接都道府県のFM多重放送局を知る必要のある位置まで接近したと考えることができる。尚、現在地の都道府県と共に隣接都道府県が表示されているか否かは、例えば、ディスプレーへの地図表示のデータには、都道府県の境界線のデータがあり、そのデータが表示地図に使用されているか否かにより判別できる。(c)について、ユーザは、現在表示中の地図表示に対して、自車の進行方向前方の地図を見たいときがあり、そのようなとき、手動でスクロール操作して、画面に自車の進行方向前方の地図を表示されるようになり、画面への隣接都道府県の出現から自車が隣接都道府県のFM多重放送局を知る必要のある位置まで接近したと考えることができる。(d)について、ディスプレーには、通常縮尺(例:地図の1cmが実距離の500mに対応する縮尺)の地図が表示されるが、自車の移動に伴い、進行方向前方の通常縮尺の地図表示のための地図データがなくなると、画面の表示地図が通常表示より縮小率の大きい縮尺(例:地図の1cmが実距離の1kmに対応する縮尺)の表示へ切替わることがある。また、ユーザが目的地(19)までの全経路を見たいために、通常縮尺から縮小率大の縮尺の表示へ手動で切替操作するときがある。さらに、手動スクロールによっても、通常縮尺から縮小率大の縮尺の表示へ切替えられる車載用ナビゲーション装置(10)も存在する。このようなとき、縮小率の大きい地図画面では、現在地の都道府県と共に隣接都道府県も表示され、ユーザが進入先となっている隣接都道府県の道路情報を必要としてる時期と判断できる。(e)について、現在地から都道府県境までにおける道路情報が全くないか渋滞無し情報のみであるかのときは、道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)に維持する必要は少なく、第2のFM多重放送局(27)の道路情報を入手する方が有意義となる。(f)について、ビーコンには、現在のところ、光ビーコンと電波ビーコンがある。ビーコンからの各道路情報(主に、渋滞情報及び規制情報)には、位置情報として二次メッシュのIDやVICSリンク番号が付帯しており、それらの位置情報と地図データベースのデータとの照合により、進入先の道路について渋滞又は規制の発生を検知できる。したがって、ビーコンにより進入先の隣接都道府県の道路に渋滞があったと検知すると、その情報を第2のFM多重放送局(27)より詳しく知ることが有意義となる。
【0015】
この発明の車載用ナビゲーション装置(10)によれば、第1のFM多重放送局(26)を道路情報入手用FM多重放送局に設定して、その第1のFM多重放送局(26)から道路情報を入手するようになっている。そして、車載用ナビゲーション装置(10)において、第2のFM多重放送局(27)からの電波により第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報を入手可能であり、かつ第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への進入を予定されているときは、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前に、道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ一時的な切替えを適宜行い、第2のFM多重放送局(27)より道路情報を入手するようになっている。
【0016】
このように、第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ本格的に切替えてしまう前に、道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ適宜、一次的に切替えて、第2のFM多重放送局(27)の道路情報を適当に入手しておく。これにより、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路の状態の変化を監視し、監視に基づいた適切な処理を実行可能になる。
【0017】
この発明の車載用ナビゲーション装置(10)によれば、第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)への道路情報入手用FM多重放送局の一時的な切替えにより第2のFM多重放送局(27)から適宜入手した道路情報に基づいて第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域における進行予定の道路について走行上の影響が増大していると判断したときは、第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)への道路情報入手用FM多重放送局の切替を一時的なものから常時的なものとして、第2のFM多重放送局(27)から道路情報を常時、入手するようにした。
【0018】
道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ適宜、一時的に切替えて第2のFM多重放送局(27)から入手した道路情報により、進行予定の道路について第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域において走行上の影響(例えば、渋滞度が高まったとか、交通規制が始まったとか。)が増大していると、判断すると、第2のFM多重放送局(27)からの道路情報の常時、入手するようにし、結果、第2のFM多重放送局(27)からの道路情報を漏れなく、入手する。こうして、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報の入手の重要性が十分に高まってから、道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ継続的に切替えることにより、第1のFM多重放送局(26)及び第2のFM多重放送局(27)からの道路情報の入手を適格化できる。
【0019】
この発明の車載用ナビゲーション装置(10)によれば、目的地(19)を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局と現在地を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局とが異なるときは、進入先が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域となっていると判定するようになっている。
【0020】
任意の地点について、その地点がどのFM多重放送局の道路情報提供担当地域であるかは車載用ナビゲーション装置(10)の地図データベースのデータに基づいて求めることができる。したがって、現在地及び進入先を含む道路情報提供担当地域のFM多重放送局がどれかも求めることができ、進入先が第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域にあるか、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域にあるかを検知できる。進入先が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域でない場合には、第1のFM多重放送局(26)からのFM多重放送局の入手を継続し、進入先が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域となっているときのみ、第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へを切替えて、第2のFM多重放送局(27)からのFM多重放送局を入手することになり、無用なFM多重放送局の入手を省略できる。
【0021】
この発明の車載用ナビゲーション装置(10)によれば、自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入する前に第2のFM多重放送局(27)より入手した道路情報に基づいて渋滞回避経路誘導を行う。
【0022】
第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前における第2のFM多重放送局(27)から得た道路情報は、道路情報としての渋滞情報に係る道路部分がディスプレーに表示されるまでは、特にディスプレーに表示することなく、ただ保持しているのみでもよい。しかし、進入先となっている第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路部分が渋滞等になっているときは、その道路部分がディスプレーに地図表示されるのを待つまでもなく、渋滞回避経路誘導を計算して、この渋滞回避経路をディスプレーの現在の地図画面に表示するのが有意義である。例えば、隣接都道府県の地図がディスプレーに表示される前に、現在、走行中の高速道路を第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域側で降りて、一般道路を利用する等して、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域で渋滞に巻き込まれるのを防止し、ユーザのゆとりある安全運転に寄与することができる。
【0023】
この発明の車載用ナビゲーション装置(10)によれば、自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入するまでは、第2のFM多重放送局(27)から入手した道路情報は、ディスプレーに表示せず、記憶のみに留め、自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入してから、記憶中の第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報をディスプレーに表示するようになっている。
【0024】
こうして、現在地のある道路情報提供担当地域の道路情報を十分に表示しつつ、自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入するや、記憶していた第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報をディスプレーに表示することにより、現在地近辺の道路情報に重点をおいた効率的な表示が可能になる。なお、道路情報がVICS情報である場合は、自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入してからのディスプレーへの表示には、VICSのレベル3の表示に限定されず、レベル1,2の表示も含むものとする。例えば、VICSのレベル1,2では、道路情報が文字表示及び簡易地図表示されるので、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前に、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報の文字表示及び簡易地図表示が行われるのが回避される。
【0025】
この発明の車載用ナビゲーション装置(10)によれば、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前における隣接都道府県の第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)への道路情報入手用FM多重放送局の切替後、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前では、第1のFM多重放送局(26)の一時受信を適宜実施して、第1のFM多重放送局(26)からの道路情報を適宜、入手しておき、第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域における道路について自車の走行上の影響が増大していると判定したときは、道路情報入手用FM多重放送局を第2のFM多重放送局(27)から第1のFM多重放送局(26)へ戻して、第1のFM多重放送局(26)から道路情報を常時、入手するようになっている。
【0026】
このように、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入の前は、道路情報入手用FM多重放送局を第2のFM多重放送局(27)へ固定してしまうのは支障となることもある。そこで、第1のFM多重放送局(26)からの道路情報の入手もある程度確保しておき、第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域において走行上の支障に繋がる道路情報があると、再び、道路情報入手用FM多重放送局を道路情報提供担当地域へ戻すような措置を採っておくことは有意義である。また、自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入する大分、前から、道路情報入手用FM多重放送局を第2のFM多重放送局(27)へ切替えたとしても、第2のFM多重放送局(27)から第1のFM多重放送局(26)への切替が確保されるので、第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域における自車の走行に支障が生じるような切替を回避できる。
【0027】
この発明の車載用ナビゲーション装置(10)によれば、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前におけるディスプレーへの情報表示では、第2のFM多重放送局(27)から入手した道路情報の内、現在走行中の道路についての道路情報のみの表示に留める。
【0028】
第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前では、道路情報の無用な表示を抑制できる。例えば、VICSのレベル3の道路情報は、どの道路に係る道路情報であるか、判別可能であるので、どの道路情報が、自車の走行中の道路のものであるかを支障なく割り出すことができる。
【0029】
この発明の車載用ナビゲーション装置(10)によれば、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前における第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)への道路情報入手用FM多重放送局の切替後も、第1のFM多重放送局(26)から入手した道路情報の記憶を保持しておくようになっている。
【0030】
道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ切替え後、それ以前に入手しておいた第1のFM多重放送局(26)からの道路情報の記憶をクリアしないで、保持しておくことにより、第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域の道路情報を利用する必要のある処理に支障なく対処できる。
【0031】
なお、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前における第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)への道路情報入手用FM多重放送局の自動切替の機能は、手動又は自動で実施及び中止を切替えることができるようにするのが好ましい。自動車の走行道路及び/又は都道府県境界線が複雑である場合には、自動車が、進行に伴い、第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域と第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域とを頻繁に行き来して、第1のFM多重放送局(26)と第2のFM多重放送局(27)とが頻繁に切替えたり、同時に2個以上の都道府県に接近し、自車がどちらの都道府県に進入する予定か判断できず、進入しない方の都道府県のFM多重放送局を選局する誤動作が生じるたりするのを防止するためである。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2はFM多重チューナ12をそれぞれ内蔵及び外付けで装備するカーナビゲーション装置10の概略構成図である。FM多重チューナ12は、VICS情報からの電波を受けるアンテナ13を装備し、図1のカーナビゲーション装置10ではナビゲーション本体11に内蔵され、図2のカーナビゲーション装置10では、ナビゲーション本体11の外に配設されて、ナビゲーション本体11へケーブルで接続される。
【0033】
図3はカーナビゲーション装置10の作用の説明図である。カーナビゲーション装置10を装備する自動車は、現時点では、図3の現在地16に存在し、現在地16の向きの方向へ道路17を走行している。21は、A県とB県との県境であり、道路17は県境21をまたいで延びている。目的地19はA県にあり、現在地16は現時点ではB県にある。カーナビゲーション装置10の地図データベースでは、日本全国が、まず、縦横へ所定数の等分で区画されて、その各区画を一次メッシュとされ、一次メッシュが、さらに、縦横へ所定数の等分で区画されて、その各区画が二次メッシュとされる。二次メッシュは、メッシュ番号をもち、そのメッシュ番号により一義に決定される。図3の二次メッシュ境界線23は、二次メッシュの横方向の境界線であり、二次メッシュ境界線23に対して上下で別の二次メッシュとなっている。B県VICS用FM多重放送局26及びA県VICS用FM多重放送局27は、それぞれB県及びA県に設置され、同一都道府県内の各道路の渋滞情報、ランプ規制、及び車線規制を含む道路情報をVICS情報として放送することを担当している。しかしながら、県境21は複雑な曲線となっているので、B県VICS用FM多重放送局26及びA県VICS用FM多重放送局27が放送による提供を担当しているVICS情報の実際の地域は、県境21により分けられず、県境21の近辺に存在する二次メッシュ境界線23が選ばれ、その二次メッシュ境界線23により分けられることになる。B県VICS用FM多重放送局26及びA県VICS用FM多重放送局27からの電波は、図3の二次メッシュ境界線23に対して下側及び上側の区域内の自動車に到達するのはもちろん、二次メッシュ境界線23にそれ程遠くない相手側区域へも受信可能な電界強度で届く。図3の例では、自車がこれから進行する道路17の範囲において、二次メッシュ境界線23に対して下側の部分、すなわちB県VICS用FM多重放送局26がVICS情報を担当する部分には、渋滞がなく、二次メッシュ境界線23に対して上側の部分、すなわちA県VICS用FM多重放送局27がVICS情報を担当する部分には、現在地16から目的地19の方向へは渋滞範囲30が、また、目的地19から現在地16の方向へは渋滞範囲31が交通渋滞となっていることを示している。
【0034】
従来のFM多重放送対応カーナビゲーション装置では、現在地16が、B県VICS用FM多重放送局26のVICS情報提供担当地域にある間は、カーナビゲーション装置10のFM多重チューナ12の受信周波数をB県VICS用FM多重放送局26の送信周波数に合わせ、B県VICS用FM多重放送局26からVICS情報を入手し、現在地16が二次メッシュ境界線23を越えてA県VICS用FM多重放送局27のVICS情報提供担当地域に入ってから、FM多重チューナ12の受信周波数をB県VICS用FM多重放送局26の送信周波数からA県VICS用FM多重放送局27の送信周波数へ切替えて、A県VICS用FM多重放送局27からVICS情報を入手するようになっている。したがって、従来のカーナビゲーション装置では、ユーザは、現在地16がB県VICS用FM多重放送局26のVICS情報提供担当地域(ほぼB県内に相当する。)にある間は、A県VICS用FM多重放送局27のVICS情報提供担当区域(ほぼA県内に相当する。)の渋滞範囲30等については、一切知ることができなかった。
【0035】
これに対して、カーナビゲーション装置10では、自車が目的地19の方へ移動して、道路17と県境21の交点までの現在地16からの道のりが所定値d以内となると、FM多重チューナ12の受信周波数をB県VICS用FM多重放送局26の送信周波数からA県VICS用FM多重放送局27の送信周波数へ自動的に切替えて、A県VICS用FM多重放送局27からのVICS情報を入手するようになる。これにより、カーナビゲーション装置10を装備する自動車のユーザは、B県内を走行しているときから、A県のVICS情報を入手して、渋滞範囲30等を知ることができる。なお、FM多重チューナ12の受信周波数をB県VICS用FM多重放送局26の送信周波数からA県VICS用FM多重放送局27の送信周波数へ自動的に切替える地点を、図3では、道路17と県境21の交点までの現在地16からの道のりが所定値dとなる地点と設定しているが、道路17と県境21の交点まででなく、道路17と二次メッシュ境界線23との交点を基準点とし、現在地16が道路17と二次メッシュ境界線23との交点まで所定値となる地点としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】FM多重チューナを内蔵するカーナビゲーション装置の概略構成図である。
【図2】FM多重チューナを外付けで装備するカーナビゲーション装置の概略構成図である。
【図3】カーナビゲーション装置の作用の説明図である。
【符号の説明】
10 カーナビゲーション装置(車載用ナビゲーション装置)
16 現在地
19 目的地
26 B県VICS用FM多重放送局(第1のFM多重放送局)
27 A県VICS用FM多重放送局(第2のFM多重放送局)

Claims (13)

  1. 現在地を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局(以下、「第1のFM多重放送局(26)」と言う。)を道路情報入手用FM多重放送局に設定して、その第1のFM多重放送局(26)から道路情報を入手するようになっている車載用ナビゲーション装置(10)において、
    前記第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域に隣接する範囲を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局(以下、「第2のFM多重放送局(27)」と言う。)からの電波により第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報を入手可能であり、かつ前記第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への進入を予定されているときは、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前に、道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ切替えて、第2のFM多重放送局(27)より道路情報を入手するようにし、
    車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入するまでは、第2のFM多重放送局(27)から入手した道路情報は、ディスプレーに表示せず、記憶のみに留め、自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入してから、記憶中の第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報をディスプレーに表示するようになっていることを特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  2. 現在地を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局(以下、「第1のFM多重放送局(26)」と言う。)を道路情報入手用FM多重放送局に設定して、その第1のFM多重放送局(26)から道路情報を入手するようになっている車載用ナビゲーション装置(10)において、
    前記第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域に隣接する範囲を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局(以下、「第2のFM多重放送局(27)」と言う。)からの電波により第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報を入手可能であり、かつ前記第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への進入を予定されているときは、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前に、道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ切替えて、第2のFM多重放送局(27)より道路情報を入手するようにし、
    第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前における第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)への道路情報入手用FM多重放送局の切替は、(b)現在地を含むディスプレー上の地図表示が現在地の変更に伴いスクロールして地図表示の中に隣接都道府県が出現したとき、(c)ディスプレー上の地図表示が手動操作によりスクロールして地図表示の中に隣接都道府県が出現したとき、(d)現在地を含むディスプレー上の地図表示が縮小率増大により地図表示の中に進入先の隣接都道府県が出現したとき、(e)走行予定の道路について現在地から都道府県境までの道路情報が全くないか渋滞無し情報のみであるかのとき、及び/又は(f)ビーコンより隣接都道府県の進入予定の道路の渋滞又は規制情報を受信したとき、行われることを特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  3. 現在地を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局(以下、「第1のFM多重放送局(26)」と言う。)を道路情報入手用FM多重放送局に設定して、その第1のFM多重放送局(26)から道路情報を入手するようになっている車載用ナビゲーション装置(10)において、
    前記第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域に隣接する範囲を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局(以下、「第2のFM多重放送局(27)」と言う。)からの電波により第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報を入手可能であり、かつ前記第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への進入を予定されているときは、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前に、道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ一時的な切替えを適宜行い、第2のFM多重放送局(27)より道路情報を入手するようになっていることを特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  4. 第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)への道路情報入手用FM多重放送局の一時的な切替えにより第2のFM多重放送局(27)から適宜入手した道路情報に基づいて第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域における進行予定の道路について交通渋滞がある又は交通規制が始まったと判断したときは、第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)への道路情報入手用FM多重放送局の切替を一時的なものから常時的なものとして、第2のFM多重放送局(27)から道路情報を常時、入手するようにしたことを特徴とする請求項3記載の車載用ナビゲーション装置。
  5. 目的地(19)を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局と現在地を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局とが異なるときは、進入先が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域となっていると判定するようになっていることを特徴とする請求項3又は4記載の車載用ナビゲーション装置。
  6. 自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入する前に第2のFM多重放送局(27)より入手した道路情報に基づいて渋滞回避経路誘導を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車載用ナビゲーション装置。
  7. 自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入するまでは、第2のFM多重放送局(27)から入手した道路情報は、ディスプレーに表示せず、記憶のみに留め、自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入してから、記憶中の第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報をディスプレーに表示するようになっていることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の車載用ナビゲーション装置。
  8. 現在地を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局(以下、「第1のFM多重放送局(26)」と言う。)を道路情報入手用FM多重放送局に設定して、その第1のFM多重放送局(26)から道路情報を入手するようになっている車載用ナビゲーション装置(10)において、
    前記第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域に隣接する範囲を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局(以下、「第2のFM多重放送局(27)」と言う。)からの電波により第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報を入手可能であり、かつ前記第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への進入を予定されているときは、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前に、道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ切替えて、第2のFM多重放送局(27)より道路情報を入手するようにし、
    入手した第2のFM多重放送局(27)の道路情報に基づいて渋滞回避経路誘導を行い、
    自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入するまでは、第2のFM多重放送局(27)から入手した道路情報は、ディスプレーに表示せず、記憶のみに留め、自車が第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域へ進入してから、記憶中の第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報をディスプレーに表示するようになっていることを特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  9. 第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前における隣接都道府県の第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)への道路情報入手用FM多重放送局の切替後、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前では、第1のFM多重放送局(26)の一時受信を適宜実施して、第1のFM多重放送局(26)からの道路情報を適宜、入手しておき、第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域における道路について交通渋滞がある又は交通規制が始まったと判断したときは、道路情報入手用FM多重放送局を第2のFM多重放送局(27)から第1のFM多重放送局(26)へ戻して、第1のFM多重放送局(26)から道路情報を常時、入手するようになっていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の車載用ナビゲーション装置。
  10. 第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前におけるディスプレーへの情報表示では、第2のFM多重放送局(27)から入手した道路情報の内、現在走行中の道路についての道路情報のみの表示に留めることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の車載用ナビゲーション装置。
  11. 現在地を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局(以下、「第1のFM多重放送局(26)」と言う。)を道路情報入手用FM多重放送局に設定して、その第1のFM多重放送局(26)から道路情報を入手するようになっている車載用ナビゲーション装置(10)において、
    前記第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域に隣接する範囲を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局(以下、「第2のFM多重放送局(27)」と言う。)からの電波により第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報を入手可能であり、かつ前記第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への進入を予定されているときは、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前に、道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ切替えて、第2のFM多重放送局(27)より道路情報を入手するようにし、
    2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前におけるディスプレーへの情報表示では、第2のFM多重放送局(27)から入手した道路情報の内、現在走行中の道路についての道路情報のみの表示に留めることを特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  12. 現在地を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局(以下、「第1のFM多重放送局(26)」と言う。)を道路情報入手用FM多重放送局に設定して、その第1のFM多重放送局(26)から道路情報を入手するようになっている車載用ナビゲーション装置(10)において、
    前記第1のFM多重放送局(26)の道路情報提供担当地域に隣接する範囲を道路情報提供担当地域とするFM多重放送局(以下、「第2のFM多重放送局(27)」と言う。)からの電波により第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域の道路情報を入手可能であり、かつ前記第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への進入を予定されているときは、第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前に、道路情報入手用FM多重放送局を第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)へ切替えて、第2のFM多重放送局(27)より道路情報を入手するようにし、
    入手した第2のFM多重放送局(27)の道路情報に基づいて渋滞回避経路誘導を行い、
    第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前におけるディスプレーへの情報表示では、第2のFM多重放送局(27)から入手した道路情報の内、現在走行中の道路についての道路情報のみの表示に留めることを特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  13. 第2のFM多重放送局(27)の道路情報提供担当地域への自車の進入前における第1のFM多重放送局(26)から第2のFM多重放送局(27)への道路情報入手用FM多重放送局の切替後も、第1のFM多重放送局(26)から入手した道路情報の記憶を保持しておくようになっていることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の車載用ナビゲーション装置。
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