JP3593171B2 - 詰め替え容器 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はいわゆるレフィル容器、即ち詰め替え容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば化粧品収納容器は、装飾性、デザイン等にすぐれていることが要望されているが、使い棄て容器であるため低価格であることが必要である。そこで容器を二重容器状として、収納物入りの内容器を装飾性等にすぐれた外容器内へ収納し、収納物を使い終ったときは、外容器を外し、内容器を交換することで、外容器は反復して使用することが行われており、これをレフィル容器と称している。
【0003】
上記レフィル容器として多くのものが知られているが、例えば胴部上端から肩部を介して口頚部を起立する内容器体と、該内容器体口頚部を頂板中央部に穿設した透孔に挿通させて、その頂板で内容器体の肩部を覆い、かつその頂板外周から垂下した第1周壁を内容器体胴部の上部外面へ嵌合させた肩覆合部材と、上記内容器体胴部を底板周縁から起立する第2周壁内へ収納させ、かつ第2周壁上端部を上記第1周壁に螺合させた有底筒体と、内容器体口頚部に嵌合させたキャップとで形成し、上記内容器体だけを交換するようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のレフィルないし詰め替え容器は、内容器体口頚部に対する肩覆合部材の嵌合が径方向および上下方向において不安定となり易く、又肩覆合部材の第1周壁に対する有底筒体第2周壁の螺合がその締め過ぎ等で螺脱困難となることがあった。
【0005】
本発明は内容器体と、該内容器体の胴部外面へ嵌合させる有底の外装筒体と、該筒体の下部外面へ嵌合させる有底の袴状部材と、内容器体口頚部へ嵌合させるキャップとからなり、各部材組付け状態では外装筒体下部に設けた複数のフックが内容器体胴部の下部外面に設けた凹部内へ係合して内容器体からの外装筒体の抜出しが防止されると共に、内容器体交換時には、上記外装筒体に対して袴状部材を引下げると上記各フックが凹部内から外れて、内容器体の抜出しおよび挿入による交換が可能としたもので、その交換後、袴状部材を押上げることで、再び各部材組付けを完了できるよう設けたものである。尚キャップも付け替えする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として胴部上端から肩部2を介してキャップ嵌合用口頸部3を起立すると共に、胴部下方を除く部分を第1大外径筒部4に、かつ下方を有底の第1小外径筒部5として、該第1小外径筒部の上部周方向外面に複数の凹部6をほぼ等間隔に配設した内容器体1と、上記第1大外径筒部4外面へ嵌合させた第2大外径筒部11下端から、第1小外径筒部5外面へ嵌合させて有底の第2小外径筒部12を垂下し、上記各凹部の外方に位置する第2小外径筒部筒壁部分の上縁および左右両側を切割溝14穿設により切離すと共に、その両側切割溝部分を底板15まで垂直に延長してその切割溝が囲む部分をフック13となし、又その各フックの上部内面から各凹部下面へ係合する突部16を穿設すると共に、フックの下端部外面に第1係合突部17を横設した外装筒体10と、上記第2大外径筒部11の下端面へ周壁22上端面を接触させると共に、該周壁内面へ第2小外径筒部12を嵌合させて、底壁21外周から上記第2大外径筒部11とほぼ同外径の周壁22を起立し、該周壁の上部内面へ第2係合突部23を周設した有底の袴状部材20と、上記内容器体口頚部に嵌合させたキャップ25とからなり、上記袴状部材20は、外装筒体10に対する引下げにより第2係合突部23が第1係合突部17を下方へ押下げることで、フック13が外方へ揺動可能となし、このとき各凹部内から突部16が離脱可能に形成した。
【0007】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に外装筒体10が有する各フック13下端両側の切割溝14を底板中心方向へ延長し、該延長部分間の底板外周部分に長孔18を穿設して該長孔両端と上記切割溝延長部分との間の底板部分を弾性連結部19, 19とした。
【0008】
【作用】
図1が示す状態で外装筒体10下部に設けたフック13の突部16は、内容器体下部外面の凹部6内へ係合しており、又そのフック13の外れを、外装筒体下部外面に嵌合させた袴状部材20の周壁22が防止するため、内容器体から外装筒体が外れることはない。
【0009】
図2のように、図1の状態から袴状部材20を引き下げると、フック13の第1係合突部17が袴状部材20の第2係合突部23により下方へ押下げられることで、各フックは外方へ揺動して凹部6から突部16が外れる。よって該状態から外装筒体10に対して内容器体1を引上げることで該内容器体を外すことが出来、又別の内容器体を図2のように押込みした後,袴状部材20を外装筒体10に対して押上げることで、図1のように、内容器体へ外装筒体等を組付けた状態にすることが出来る。
【0010】
【実施例】
1は内容器体で、胴部上端から肩部2を介してキャップ嵌合用口頚部3を起立する。図示例では胴部を円筒状としているが多角形状とすることが出来る。その胴部は、下方を除く部分を第1大外径筒部4とし、かつ下方を有底の第1小外径筒部5とする。該第1小外径筒部は図示のように下部小径のテーパ状筒としてもよく、又下向き段部を介して上下同径の小外径筒としてもよい。第1小外径筒部5の上部周方向外面には、後述フック係合用の複数凹部6をほぼ等間隔に穿設している。尚口頚部内へ口栓7を嵌合させている。
【0011】
10は外装筒体で、上記第1大外径筒部4外面へ嵌合させた第2大外径筒部11を有し、該筒部下端から第1小外径筒部5外面へ嵌合させた、有底の第2小外径筒部12を垂下する。該第2小外径筒部には上記凹部6と同数のフック13を設ける。該フックは、上記凹部6の外方に位置する第2小外径筒部筒壁部分の上縁および左右両側を切割溝14穿設により切離すと共に、その両側切割溝部分をその第2小外径筒部の底板15まで垂直に延長してその切割溝が囲む部分で形成する。そのフックの上部内面からは各凹部6下面へ係合する突部16を突設すると共に、フック下端部の外面に第1係合突部17を横設している。
【0012】
20は有底の袴状部材で、底壁21外周から起立する周壁22を第2小外径筒部12外面へ嵌合させている。その周壁外径は既述第2大外径筒部11とほぼ同外径とし、かつその周壁上端面を第2大外径筒部下端面へ接触させており、又その周壁上部内面には、既述第1係合突部先端円よりも小内径の内端円を有する第2係合突部23を周設している。該袴状部材20は第2小外径筒部12に対して上下動可能であり、強く引下げることで図2が示すように第2係合部23が第1係合突部17を押下げることで各フック13が外方へ揺動し、該揺動によりフックの突部16が凹部6から外れるよう、従って該状態から外装筒体10内から内容器体1を上方へ抜出し可能に形成する。
【0013】
上記各フック13の外方揺動を容易に行うためには、図4が示すように各フック下端両側の切割溝を底板15中心方向へ延長すると共に、該延長部分間の底板外周部分に長孔18を穿設して、その長孔両端と上記切溝延長部分との間の底板部分を弾性連結部19, 19とすればよく、このようにすることで、袴状部材20を図2のように引下げして第2係合部23で第1係合突部17を押下げた際、弾性連結部19,19が弾性変形して各フック13が外方へ揺動する。
【0014】
25は内容器体口頸部3外面へ螺合させたキャップである。
【0015】
上記各部材のうち、外装筒体10と、袴状部材20と、キャップ25とは、内容器体交換により長期使用するものであり、それ等は装飾、光沢等にすぐれた部材とする。内容器体1と口栓7とは交換用で低価格とする。尚各部材はすべて合成樹脂材で成形している。
【0016】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするもので、請求項1の場合は内容器体下方の凹部6内へ,外装筒体10下部に設けたフック13の突部16を係合させ、かつその外装筒体の下部へ袴状部材20を嵌合させたから、内容器体1から外装筒体10が外れるおそれはなく、又そのフック13は、上記内容器体凹部6の外方に位置する外装筒体第2小外径筒部12の筒壁部分の上縁および左右両側を切割溝14穿設により切離すと共に、その両側の切割溝部分を底板15まで垂直に延長して、その切割溝が囲む部分で形成し、そのフックの下端部外面に第1係合突部17を横設したから、上記第2小外径筒部12外面へ周壁22を嵌合させた有底袴状部材20の引下げにより、その周壁上部内面に周設した第2係合突部23が上記第1係合突部17を押下げることで、各フック13が弾性変形してその突部16が凹部6から外れることとなり、よって外装筒体10からの内容器体1の抜出しも容易に行うことが出来る。従って、又その内容器体の交換も容易である。更に、外装筒体の第2大外径筒部11と袴状部材の周壁22との各外径をほぼ同径にすると共にその周壁上端面を第2大外径筒部11の下端面へ接触させたから、外装筒体10と袴状部材20とは同一部材の外見を呈することとなり、容器の外見を向上させることが出来る。
【0017】
請求項2の場合は、上記効果を有すると共に有底袴状部材20引下げ時に弾性連結部19, 19が弾性変形するため、フック13の揺動が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器の半断面図である。
【図2】袴状部材引下げ状態で示す、要部切欠き側面図である。
【図3】容器主要部材である、外装筒体の断面図である。
【図4】上記外装筒体の底面図である。
【符号の説明】
1…内容器体 6…凹部 10…外装筒体
20…袴状部材
Claims (2)
- 胴部上端から肩部2を介してキャップ嵌合用口頸部3を起立すると共に、胴部下方を除く部分を第1大外径筒部4に、かつ下方を有底の第1小外径筒部5として、該第1小外径筒部の上部周方向外面に複数の凹部6をほぼ等間隔に配設した内容器体1と、上記第1大外径筒部4外面へ嵌合させた第2大外径筒部11下端から、第1小外径筒部5外面へ嵌合させて有底の第2小外径筒部12を垂下し、上記各凹部の外方に位置する第2小外径筒部筒壁部分の上縁および左右両側を切割溝14穿設により切離すと共に、その両側切割溝部分を底板15まで垂直に延長してその切割溝が囲む部分をフック13となし、又その各フックの上部内面から各凹部下面へ係合する突部16を穿設すると共に、フックの下端部外面に第1係合突部17を横設した外装筒体10と、上記第2大外径筒部11の下端面へ周壁22上端面を接触させると共に、該周壁内面へ第2小外径筒部12を嵌合させて、底壁21外周から上記第2大外径筒部11とほぼ同外径の周壁22を起立し、該周壁の上部内面へ第2係合突部23を周設した有底の袴状部材20と、上記内容器体口頚部に嵌合させたキャップ25とからなり、上記袴状部材20は、外装筒体10に対する引下げにより第2係合突部23が第1係合突部17を下方へ押下げることで、フック13が外方へ揺動可能となし、このとき各凹部内から突部16が離脱可能に形成したことを特徴とする詰め替え容器。
- 外装筒体10が有する各フック13下端両側の切割溝14を底板中心方向へ延長し、該延長部分間の底板外周部分に長孔18を穿設して該長孔両端と上記切割溝延長部分との間の底板部分を弾性連結部19, 19としたことを特徴とする請求項1記載の詰め替え容器。
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JP3762195A JP3593171B2 (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 詰め替え容器 |
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JP3762195A JP3593171B2 (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 詰め替え容器 |
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JPH08207962A JPH08207962A (ja) | 1996-08-13 |
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ID=12502711
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JP3762195A Expired - Fee Related JP3593171B2 (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 詰め替え容器 |
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Families Citing this family (1)
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JP5363831B2 (ja) * | 2009-02-23 | 2013-12-11 | エム・エフ・ヴィ株式会社 | 容器装置 |
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1995
- 1995-02-01 JP JP3762195A patent/JP3593171B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08207962A (ja) | 1996-08-13 |
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