JP3592273B2 - 斜材ケーブルのサドル出口部における構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、斜張橋やエクストラドーズド橋などの主塔構造物におけるサドル部の出口構造と、この構造に用いるスライドパイプに関するものである。特に、斜材ケーブルの振幅荷重が局所的に集中することが軽減され、斜材ケーブルの耐久性を向上できるサドル部の出口構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、エクストラドーズド橋などのサドル部は、主桁に両端部を定着した斜材ケーブルの中央部を主塔構造物内に保持するもので、主塔構造物内に埋設された外管内に内管が配置され、この内管内に複数本の斜材ケーブル(緊張材)が貫通して配置され、内管と緊張材との間にグラウトが充填された構造である(例えば特開平8−170306号公報)。
【0003】
このサドル部において、主塔構造物内から斜材ケーブルが露出する出口付近では、内管にスライド管が接続され、さらに、このスライド管に斜材ケーブルの外周を覆う保護管が接続されている。従来、このスライド管の肉厚は長手方向にわたって一様に形成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなサドル部に保持される斜材ケーブルは、活荷重作用時や風雨などによって振動が起こり、曲げ荷重が発生する。しかし、従来のスライド管を用いたサドル構造では、その曲げ剛性が最適化されていないという問題があった。
【0005】
スライドパイプの曲げ剛性は、高すぎる(鋼管が厚い)と保護管との嵌合部で角折れするため耐久性に問題がある。逆に低すぎる(鋼管が薄い)と内管端部においてスムーズに曲げ荷重が伝達されず、曲げ荷重によって斜材ケーブルに発生する軸方向振幅荷重が局所的に集中することがある。
【0006】
そのため、斜材ケーブルに曲げ荷重が生じた際、スライドパイプには、▲1▼スライドパイプと保護管との接続部においては保護管に曲げ応力が集中しない構造(保護管が角折れしない構造)や、▲2▼サドル内の内管との接続部においては内管にスムーズに斜材ケーブルの曲げ荷重が伝達される構造が望まれていた。
【0007】
従って、本発明の主目的は、保護管に曲げ応力が集中せず、かつ内管にスムーズに曲げ荷重が伝達される斜材ケーブルのサドル出口部における構造を提供することにある。
【0008】
また、本発明の他の目的は、保護管に曲げ応力が集中せず、かつ内管にスムーズに曲げ荷重を伝達できるスライドパイプを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、スライドパイプの厚みを長手方向に沿って変えることで上記の目的を達成する。
【0010】
すなわち、本発明斜材ケーブルのサドル出口部における構造は、主塔構造物内に配置される内管と、内管内を貫通して主塔構造物の外部に引き出される斜材ケーブルと、内管と斜材ケーブルとの間に充填されるグラウトと、内管に接続されるスライドパイプと、スライドパイプに接続されて斜材ケーブルを覆う保護パイプとを具え、前記スライドパイプは、保護パイプとの接続側が内管との接続側よりも薄肉に形成されたことを特徴とする。
【0011】
また、本発明スライドパイプは、一端側が斜材ケーブルを覆う保護管と接続され、他端側がサドル内管と接続されるスライドパイプであって、このスライドパイプの一端側が他端側よりも薄肉に形成されたことを特徴とする。
【0012】
このように、スライドパイプの肉厚を、保護パイプとの接続側が内管との接続側よりも薄肉になるように形成することで、スライドパイプの保護パイプ側が曲がりやすく、内管側が曲がり難い構造にできる。そのため、曲げ荷重はスライドパイプの片持ち梁効果により、弾性エネルギーとして大きく低減されて内管に伝達される。また、斜材ケーブルの曲げ振動により発生する軸方向振幅荷重が局所的に集中することが軽減され、斜材ケーブルの耐久性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明止水構造を用いたエクストラドーズド橋における主塔のサドル部の部分断面図である。
【0014】
(サドル部の概略構造)
このサドル部は、主塔100を構成するコンクリート1内に高密度ポリエチレン製の外管2が埋設され、外管2の外周には螺旋状の補強筋3が配置され、外管2の内部には内管4となる鋼管が挿入されている。外管2と内管4との間には内管スペーサ5が介在されて、外管内での内管4の位置を保持している。そして、内管の端部にはスライド管が、スライドパイプ80の端部には保護管90が接続されている。
【0015】
上記の内管4は、内部に複数本の緊張材(斜材ケーブル)6が貫通されている。緊張材には、表面にエポキシ樹脂被覆を施したPC鋼より線が好適である。図1では、緊張材6は1本のみ例示し、他は省略している。
【0016】
内管4の両端部は、主塔のコンクリート1から露出し、この出口部において止水構造が形成され、内管内と緊張材6との間に形成される空間に充填される一次グラウトの漏れを防止する。そして、主塔100を貫通した緊張材6の両端部は、主桁に定着具を介して固定される(図示せず)。
【0017】
(サドル出口部)
サドルの出口部の拡大断面図を図2に示す。出口部は、内外管2、4と、それらの端部に接続されるスライド管とを具えている。外管2の外周にはサポートプレート10が装着されている。サポートプレート10は外管2の外側に溶接で固定された短筒部11と、短筒部11の一端にフランジ状に連続するプレート部12とを具える。そして、このプレート部12には、内管4の外周にねじ込まれたリングナット7がネジ止めされている。内管4には一次グラウトの注入パイプ15が接続され、この注入パイプ15が外管2を経て短筒部11を貫通し、さらにプレート部12を貫通して外部に引き出されている。
【0018】
また、内管の出口部には、外側に向かって順次スペーサ20、留め板30、弾性材50、押え板60が設けられ、一次グラウトの止水構造を構成する。
【0019】
スライドパイプ80は、この止水構造を覆うようにリングナット7の表面にボルトで固定されている。
以下、各構成要素毎に詳しく説明する。
【0020】
(外管2・内管4)
外管2は、主塔のコンクリート内に埋設される円弧状のパイプで、例えばポリエチレンなどで構成されている。内管4は、外管内に配置される円弧状のパイプで、例えば鋼管が用いられる。この内管4は、主塔部における斜材ケーブル6を保護し、内部に一次グラウトを充填させて斜材ケーブル6の防食を図ると共に、斜材ケーブル6を一体化させる。そのため、内管4の端部には、一次グラウトの止水構造が設けられている。そして、この内管4により、斜材ケーブル6の左右に生じるアンバランス荷重を摩擦によって受け持つ。
【0021】
(スライドパイプ80)
スライドパイプ80は、主塔構造物と斜材ケーブル6を覆う保護管90とを接続し、内部に二次グラウトを充填させるためのパイプである。通常、鋼管が利用される。このスライドパイプ80の拡大断面図を図3に示す。この図に示すように、スライドパイプ80は一端に保護管がねじ込まれる雌ネジ部81を具え、他端にはプレート部12に装着するためのフランジ82が形成され、スライドパイプのフランジ82に近接する外周面には二次グラウトの排出孔83が形成されている。ここで、スライドパイプの雌ネジ側(保護管側)の厚みをフランジ側(内管側)の厚みをよりも薄くする。つまり、スライドパイプ80の曲げ剛性を、主塔側においては内管4とほぼ同一、保護管90との接続部においてはより低くなるようにする。本例では厚肉部80Aの厚みを4.5mm、薄肉部80Bの厚みを3.8mmとした。
【0022】
このように、スライドパイプ80の長手方向の厚みを変えることで、スライドパイプ80の曲げ剛性が主塔側から自由長部へと段階的に減少する構造とできる。その結果、曲げ荷重はスライドパイプの片持ち梁効果により、弾性エネルギーとして大きく低減されて内管に伝達される。また、斜材ケーブル6の曲げ荷重により発生する軸方向振幅荷重が局所的に集中することが軽減され、斜材ケーブル6の耐久性が向上する。
【0023】
スライドパイプ80の肉厚を長手方向にわたって変える方法は、段階的に厚みを変えることと連続的に厚みを変化させることの両方が挙げられる。本例では、スライドパイプ80の厚みを2段階に変えたが、この他、3段以上の他段階にわたって変えたり、連続的なテーパ状に厚みを変えることでも良い。
【0024】
本例で用いたスライドパイプ80の各寸法は次の通りである。
全長:996mm
厚肉部の外径:216.3mm
薄肉部の外径:214.9mm
フランジ径:300mm
フランジの厚み:6mm
雌ネジ部の軸方向長:126mm
【0025】
(保護管90)
保護管90は自由長部における斜材ケーブル6を保護し、内部に二次グラウトを充填させるためのパイプである。一般に、保護管90の材質には、繊維強化プラスチック(FRP)や、高密度ポリエチレンなどの材料が利用される。保護管内への二次グラウトは、主桁の定着具側から注入を行い、スライドパイプ80の排出孔83からグラウトをあふれさせることで行う。
【0026】
図4に示すように、保護管90の端部には、スライドパイプの雌ネジ部81に適合する雄ネジが形成されている。スライドパイプ80の端部は保護管90の外径に沿うようにテーパ状に形成されている。
【0027】
(止水構造)
<スペーサ20>
内管4の出口部には複数の緊張材6を所定の間隔で保持するスペーサ20がはめ込まれている。このスペーサ20は、図5に示すように、内管4の内径にほぼ対応する円柱状体で、軸方向に各緊張材6の貫通孔21を具えている。また、スペーサ20の一端には、フランジ状に形成されて鋼管端部に当接することでスペーサが鋼管内部に入り込むことを防止する止め部22が形成されている。スペーサ20は緊張材6を所定の間隔で保持できる構成であれば良く、緊張材6が挿入される際の摩擦で摩耗し難い材質で構成されることが好ましい。本例では、スペーサ20の材質を高密度ポリエチレンとした。
【0028】
<留め板30>
このスペーサ20の外側には留め板30が配置されている。留め板30は、図6に示すように、一端側に筒状部31を、他端側に板状部32を有する円盤状のものである。板状部32には軸方向に緊張材の貫通孔33を有し、筒状部31には径方向に貫通する樹脂の充填孔34を有する。充填孔34は外周をほぼ4等分する位置に合計4箇所設けられている。
【0029】
留め板30の外径はほぼ内管4の外径に等しく長手方向に一定しているが、筒状部31の内径は一端側が大きく、途中から段差部35を経て小さく構成されている。鋼管端部への装着は、筒状部31がスペーサ20に対向する向きとして行う。この装着により、段差部35にはスペーサの止め部22がはめ込まれ、スペーサ20と筒状部31とで囲まれる空間が樹脂充填部となる。この充填部には、後述するように樹脂が充填される。
【0030】
さらに、留め板30の外周側には、軸方向に貫通するボルト用孔36が合計6つ形成されている。このボルト用孔36は後述する締付機構のボルト70が貫通される孔である。本例では、留め板30の材質を高密度ポリエチレンとした。
【0031】
<弾性材50>
留め板30の外側に弾性材50を配置する。この弾性材50は、図7に示すように、緊張材の貫通孔51を具える円盤状のものである。留め板30と後述する押え板60との間に挟まれて圧縮され、変形することで弾性材50と緊張材6の間を封止して樹脂の漏れを抑制する。弾性材50は適度に弾性変形し易く、かつ緊張材挿入時の摩擦に対して摩耗し難い材質で構成することが好ましい。通常のクロロプレンゴムやウレタンゴムでは耐摩耗性の点で不充分なことが多い。本例では、弾性材50の材質を緊張材を挿入する際の耐摩耗性に優れたハネナイト(商品名)とした。
【0032】
<押え板60>
弾性材50の外側には押え板60が配置される。この押え板60も、図8に示すように、緊張材6の貫通孔61を有する円盤状のものである。押え板60の一端側には、弾性材50がはめ込まれる凹部62が形成されている。
【0033】
さらに、押え板60の外周側には、軸方向に貫通するボルト用孔63が合計6つ形成されている。このボルト用孔63は後述する締付機構のボルト70が貫通される孔である。
【0034】
本例では、押え板60のサイズを厚さ45mm、外径160mm、材質を高密度ポリエチレンとした。
【0035】
<締付機構>
弾性材50を圧縮変形させるために締付機構を用いる。本例では、押え板60、留め板30を順次貫通して内管4の開口部端面にねじ込まれるボルト70(図2参照)を用いる。すなわち、留め板30と押え板60のボルト用孔36、63にボルト70を貫通し、このボルト70を締め付けることで押え板60をスペーサ側に押し付け、留め板30との間に圧縮力を作用させる。この圧縮力により弾性材50は変形され、弾性材50と緊張材6の間を封止する。
【0036】
<樹脂>
樹脂充填部に充填する樹脂は、短時間で硬化する速効性のものが好ましい。樹脂の充填により、留め板30からのグラウトの漏れを確実に防止する。この樹脂は緊張材6とスペーサ20との隙間ならびに留め板30と緊張材6との隙間に速やかに充填され、かつ容易に流れ出ることのない程度の適度な粘性を有する樹脂が好ましい。本例では、粘度が25℃において50〜90Pa・sのエポキシ系樹脂を用いた。
【0037】
<止水構造の組み立て方>
上記止水構造の組み立て方を説明する。
▲1▼鋼管内に全緊張材を挿入完了後、スペーサ20、留め板30、弾性材50、押え板60をスライドさせてサドル側に引き寄せる。この引き寄せは、人力でも可能であるが、人力によるスライドが困難な場合、レバーブロックを用いても良い。たとえば、押え板60の外側に環状の引き込み治具(図示せず)を配置し、引き込み治具とリングナット7との間をレバーブロックを装着した鎖でつなぎ、レバーブロックを操作することでスペーサ20、留め板30、弾性材50、押え板60をリングナット側にスライドする。
【0038】
▲2▼スペーサ20を鋼管内に差し込む。差し込み難い場合は、緊張材6を若干持ち上げて行えば良い。
【0039】
▲3▼さらにスペーサ20の外側に順次留め板30、弾性材50、押え板60が互いに接するように配置する。
【0040】
▲4▼押え板60および留め板30のボルト用孔63、36にボルト70を差し込み、ボルト70の先端を内管4の端面にねじ込んで押え板60を締め付ける。ボルト頭部にはばね座金や平座金を介在させることで、ボルト頭部が押え板60に食い込んで締め付けが不十分にならないようにする。この締め付けにより、弾性材50の厚さが半分程度の厚さになるまで圧縮する。圧縮された弾性材50は広がるように変形して、弾性材50と緊張材6の間を封止する。
【0041】
▲5▼緊張材6にジャッキを装着して所定の圧力まで緊張を行う。
【0042】
▲6▼留め板の樹脂充填孔34から樹脂を注入する。このとき、4つある樹脂充填孔34のうち、最も下部に位置する充填孔から樹脂を注入し、残りの3つの充填孔からは樹脂をオーバーフローさせることで、十分に樹脂を充填させる。この作業により、留め板30とスペーサ20とで囲まれる空間内および留め板30と緊張材6との隙間に樹脂が充填される。
【0043】
▲7▼樹脂の硬化後(注入後約24時間後)、注入パイプ15からサドル鋼管内にグラウトを注入・充填する。
【0044】
▲8▼鋼管内にグラウトの注入を行う。この注入は、サポートプレート10から露出する注入パイプ15を通して行う。このグラウト注入により、サドル内で緊張材6が滑動しないようにする。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明スライドパイプおよびそれを用いたサドル構造は、斜材ケーブルの曲げ荷重がスライドパイプの片持ち梁効果により、弾性エネルギーとして大きく低減されて内管に伝達される。すなわち、サドル内の内管との接続部においては内管にスムーズに斜材ケーブルの曲げ荷重を伝達することができる。また、スライドパイプと保護管との接続部においては保護管に曲げ応力が集中しない構造とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】主塔のサドル構造の概略図である。
【図2】本発明斜材ケーブルのサドル出口部における構造の断面図である。
【図3】本発明スライドパイプの断面図である。
【図4】スライドパイプと保護管との接続部を示す断面図である。
【図5】(A)はスペーサの端面図、(B)はその縦断面図である。
【図6】(A)は留め板の端面図、(B)はその縦断面図である。
【図7】(A)は弾性材の端面図、(B)はその縦断面図である。
【図8】(A)は押え板の端面図、(B)はその縦断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート
2 外管
3 補強筋
4 内管
5 内管スペーサ
6 緊張材
7 リングナット
10 サポートプレート
11 短筒部
12 プレート部
15 注入パイプ
20 スペーサ
21 貫通孔
22 止め部
30 留め板
31 筒状部
32 板状部
33 貫通孔
34 樹脂充填孔
35 段差部
36 ボルト用孔
50 弾性材
51 貫通孔
60 押え板
61 貫通孔
62 凹部
63 ボルト用孔
70 ボルト
80 スライドパイプ
81 雌ネジ部
82 フランジ
83 排出孔
90 保護管

Claims (2)

  1. 主塔構造物内に配置される内管と、
    内管内を貫通して主塔構造物の外部に引き出される斜材ケーブルと、
    内管と斜材ケーブルとの間に充填されるグラウトと、
    内管に接続されるスライドパイプと、
    スライドパイプに接続されて斜材ケーブルを覆う保護パイプとを具え、
    前記スライドパイプは、保護パイプとの接続側が内管との接続側よりも薄肉に形成されたことを特徴とする斜材ケーブルのサドル出口部における構造。
  2. 一端側が斜材ケーブルを覆う保護管と接続され、他端側がサドル内管と接続されるスライドパイプであって、
    このスライドパイプの一端側が他端側よりも薄肉に形成されたことを特徴とするスライドパイプ。
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