JP3590687B2 - 警報装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に搭載され、運転者に注意を促すための警報装置として利用する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の警報装置として追突(衝突)警報装置が広く知られている。その一例として、車速検出手段および車間距離検出手段から検出出力を取込み、この出力に基づきその車速についての安全車間距離を演算し、車間距離が演算値よりも短くなったときに警報を発生し、ブレーキ操作が行われたときにその警報発生を解除する装置がある(実開平2−7157号公報)。
【0003】
また、同様の技術として、車間距離情報を入力し、この情報に基づき先行車に対する自車の衝突の危険性を判定して、衝突の危険が生じていると判定した場合に警報を発生し、ブレーキ操作などの衝突の危険性に対する回避操作が行われたときに警報発生を解除する装置がある(実開平2−43746号公報)。
【0004】
さらには、警報状態の解除について、測定した車間距離と、演算した加速度から追突回避操作が行われたことを検出したときに警報音の発生を抑制する装置がある(実開平4−110651号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の警報装置では、ブレーキ操作が行われる、アクセル・ペダルが戻される、あるいは操舵が行われることによって警報状態が解除される。ブレーキ操作が行われたことによって警報状態が解除される構成の装置では、ブレーキ操作にともなってオン状態となるストップ・ランプ・スイッチの出力により警報状態が解除されるものが一般的である。
【0006】
この種の装置は、ストップ・ランプ・スイッチが正常な状態にあれば、このオン信号によって警報状態が解除されても安全上何ら問題は生じない。しかし、ストップ・ランプ・スイッチが故障していてブレーキ操作が行われないのに継続してオン状態を示すようなことがあると、警報状態は解除されたままとなって警報を発生することができなくなり、安全上好ましくない。特に、運転者が車間警報が動作しているものと意識して運転しているような場合に、とつぜん警報が出なくなることは望ましいことではない。
【0007】
本発明はこのような背景に行われたもので、ストップ・ランプ・スイッチが異常状態にあるときには自動的に警報状態を継続することができる装置を提供することを目的とする。本発明は、警報の発生および解除を正確に行い安全性を向上させることができる装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ストップ・ランプ・スイッチが異常状態にあるときには警報状態を解除しないことを特徴とする。
【0009】
すなわち、本発明は、ストップ・ランプ・スイッチがオンになったことにより、警報状態を解除する手段を備えた警報装置において、前記ストップ・ランプ・スイッチが継続してT秒間オン状態にあることを検出する手段と、その検出手段の検出出力により警報状態の解除を禁止する手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
前記警報装置は、先行車両との距離を測定する手段と、その距離が閾値を越えて短くなったときに警報状態とする車間距離警報手段と、走行速度がVkm/h以上であるときに継続してS秒間ステアリング・ホイールの操作が行われないときに、警報状態とする居眠り警報手段とを含み、前記Tは、8〜20の間に設定されることが望ましい。
【0011】
ストップ・ランプ・スイッチがオン状態を示したときに、ただちに警報状態を解除するのではなく、オン状態がT秒間(8〜20秒間)継続したか否かを確認する。通常のブレーキ操作はT秒間を越えて行われることはないので、ストップ・ランプ・スイッチが故障したことによってオン状態が継続しているものとして警報状態の解除を禁止する。
【0012】
これにより、ブレーキ操作が行われていないのに故障のためにオン信号が出力されているときには、自動的に警報状態が継続され、必要とする警報を発生することができる状態を維持することができ、安全性をより向上させることができる。
【0013】
警報には、車間距離警報および居眠り警報を含むことができる。先行車両との距離を測定し、その距離が閾値を越えて短くなったときには車間距離警報が発せられ、走行速度がVkm/h(例えば35km/h)以上で走行中にS秒間(例えば3秒間)ステアリング・ホイールの操作が行われないときには居眠り警報が発せられる。
【0014】
これらの警報もストップ・ランプ・スイッチが正常であるときに限り解除され、異常状態にあれば警報発生ができる状態がそのまま継続される。
【0015】
【発明の実施の形態】
【0016】
【実施例】
図1は本発明実施例装置の構成を示すブロック図、図2は本発明実施例装置の車両装着状態を示す図、図3は本発明実施例装置の表示器の表示例を示す図である。
【0017】
本発明実施例装置には、ブレーキが操作されたときにオン状態となるストップ・ランプ・スイッチ1と、車速を検出する車速センサ2と、操舵角を検出する操舵角センサ3と、先行車両との車間距離を測定するレーザ・センサ4と、これらのスイッチおよびセンサからの出力を入力し警報発生および警報解除の制御を行う制御手段5と、この制御手段5からの出力により警報を表示する表示器6とが備えられる。
【0018】
制御手段5には、制御回路10が設けられ、この制御回路10には、ストップ・ランプ・スイッチ1がオンになったことにより警報状態を解除する手段と、ストップ・ランプ・スイッチ1が継続してT秒間オン状態にあることを検出する手段と、その検出手段の検出出力により警報状態の解除を禁止する手段とが備えられる。さらに、レーザ・センサ4が測定した先行車両との距離が閾値を越えて短くなったときに警報状態とする車間距離警報手段11と、走行速度がVkm/h以上であるときに継続してS秒間ステアリング・ホイール7の操作が行われないときに警報状態とする居眠り警報手段12とが含まれる。前記Tは、8〜20の間に設定される。
【0019】
レーザ・センサ4は、赤外線レーザ光を発生し前方を照射する赤外線レーザ21と、その反射光を受光する複数の受光素子22と、赤外線レーザ光の照射および受光により車間距離を測定し制御回路10に送出する車間距離測定回路23と、ガラス汚れを検知する汚れ検知回路24とが含まれる。
【0020】
表示器6は運転席に配置され、図1および図3に示すように、レーザ・センサ4から送出される車間距離を表示する距離表示部31と、警報の度合いを示す距離設定の切替えを行う距離設定スイッチ32と、設定された距離を表示する設定距離表示部33と、「注意警報」を表示する黄色ランプおよび「危険警報」を表示する赤色ランプを含む車間距離警報表示部34と、警報音および警報音声を発生するスピーカ35と、故障発生時に赤色ランプが点灯する故障表示部36と、レーザ・センサ4のガラスが汚れた場合に黄色ランプが点灯するガラス汚れ表示部37と、「注意警報」の音量を切替える音量小スイッチ38と、音量を小に切替えたときに黄色ランプが点灯する音量小表示部39と、電源をオン・オフする電源スイッチ40とが備えられる。
【0021】
次に、このように構成された本発明実施例装置の動作について説明する。まず、警報発生動作について説明する。
【0022】
制御回路10は、車速センサ2およびレーザ・センサ4の車間距離測定回路23からの出力を取込み、車間距離警報手段11が現在の車速についての先行車両との距離が表示器6の設定距離表示部33に表示されている閾値を越えて短くなっているか否かを判定し、閾値以下であれば「遠」、「中」、「近」の度合いに応じて車間距離警報表示部34およびスピーカ35に警報信号を送出し警報の表示を行う。
【0023】
車間距離警報表示部34による警報表示は、例えば、その接近の度合いにより「遠」または「中」の場合には「注意警報」として黄色ランプが点灯し、「近」の場合には「危険警報」として赤色ランプが点灯する。同時にスピーカ35からは、「注意信号」として、”ピンポン、ご注意下さい、ご注意下さい、……”、「危険信号」として、”ピンポン、ピンポン、危険です、危険です、……”の音声による表示が行われる。これはブザー音で行うこともできる。
【0024】
また、居眠り運転の場合には、居眠り警報手段12が車速センサ2および操舵角センサ3からの出力を取込み、走行速度がVkm/h(例えば35km/h)以上であるときに継続してS秒(例えば3秒間)ステアリング・ホイール7の操作が行われないときにスピーカ35から音声またはブザー音により警報が発せられる。レーザ・センサ4のガラスが汚れた場合には、制御回路10は汚れ検知回路24の出力によりガラス汚れ表示部37の黄色ランプを点灯させ汚れた状態にあることを通報する。制御系に故障が発生したときには故障表示部36の赤色ランプが点灯する。
【0025】
このような各種警報は、ブレーキ・ペダル8が踏まれるか、アクセル・ペダルから足が離されるか、あるいは操舵されるかによって解除される。本発明に係わる装置はブレーキ・ぺダル8が踏まれることによって警報状態が解除される。ここで、その制御動作について説明する。図4は本発明実施例装置の制御動作の流れを示すフローチャートである。
【0026】
制御回路10は、ストップ・ランプ・スイッチ1の出力を取込み、オン状態にあるか否かを判定する。オン状態にあればカウンタをセットし、オン状態になければカウンタをリセットする。次いで、警報が発生されているか否かを判定し、警報発生状態にあればカウント値があらかじめ定められた8〜20秒の範囲での値T秒(例えば10秒)を越えているか否かを判定する。カウント値が設定値Tより大きい場合には、通常の車両運行で行われるブレーキ操作としては長すぎるので故障であると判断し警報状態の解除を禁止する。
【0027】
これにより、ストップ・ランプ・スイッチ1が故障のためにオン状態が継続されるようなことがあっても警報状態は解除されず、各種警報が発生したときに警報表示を確実に行うことができる。ストップ・ランプ・スイッチ1の故障は制御回路10によって表示器6の故障表示部36に表示される。
【0028】
カウント値が設定値Tより小さければ、ストップ・ランプ・スイッチ1には故障はないとしてオン状態にあるか否かを判定する。オン状態にあれば警報状態を解除する。オン状態になければブレーキ操作が行われていないので警報表示状態をそのまま継続する。
【0029】
図5は前述した本発明実施例装置による警報判定、ブレーキ信号出力、警報出力の関係を示したタイミングチャートである。
【0030】
上記例はレーザ素子を利用した車間距離警報装置に実施した例を示したが、電波レーダを利用した車間距離警報装置にも同様に実施できる。また上述のように車間距離警報以外の各種警報装置について本発明を実施することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ストップ・ランプ・スイッチがオン状態になったことにより警報状態が解除される装置の車間距離警報、居眠り警報を含む各種警報の発生および解除を正確に行うことができる。すなわち、ストップ・ランプ・スイッチが故障しオン状態が継続するようなことがあっても警報状態が維持されるので、各種警報の発生ができなくなることを防止することができ、さらに安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明実施例装置の車両装着状態を示す図。
【図3】本発明実施例装置の表示器の表示例を示す図。
【図4】本発明実施例装置の制御動作の流れを示すフローチャート。
【図5】本発明実施例装置による警報判定、ブレーキ信号出力、警報出力の関係を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
1 ストップ・ランプ・スイッチ
2 車速センサ
3 操舵角センサ
4 レーザ・センサ
5 制御手段
6 表示器
7 ステアリング・ホイール
8 ブレーキ・ぺダル
10 制御回路
11 車間距離警報手段
12 居眠り警報手段
21 赤外線レーザ
22 受光素子
23 車間距離測定回路
31 距離表示部
32 距離設定スイッチ
33 設定距離表示部
34 車間距離警報表示部
35 スピーカ(ブザー)
36 故障表示部
37 ガラス汚れ表示部
38 音量小スイッチ
39 音量小表示部
40 電源スイッチ

Claims (4)

  1. 車両のブレーキ操作に伴ってストップ・ランプ・スイッチがオンになったことにより、車両の走行状態に対する警報が出力される警報状態を解除する手段を備えた警報装置において、
    前記ストップ・ランプ・スイッチが継続してT秒間オン状態にあることを検出する手段と、その検出手段の検出出力により警報状態の解除を禁止する手段とを備えたことを特徴とする警報装置。
  2. 前記警報装置は、先行車両との距離を測定する手段と、その距離が閾値を越えて短くなったときに警報状態とする車間距離警報手段とを含む請求項1記載の警報装置。
  3. 前記警報装置は、走行速度がVkm/h以上であるときに継続してS秒間ステアリング・ホイールの操作が行われないときに、警報状態とする居眠り警報手段を含む請求項1記載の警報装置。
  4. 前記Tは、8〜20の間に設定される請求項1記載の警報装置。
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