JP3590582B2 - アプリケーション配信システム、及びアプリケーション配信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アプリケーション配信システム、及びアプリケーション配信装置に係り、詳細には、クライアント端末から要求されたアプリケーションをサーバからネットワークを介して配信するアプリケーション配信システム、及びアプリケーション配信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、WWW(World Wide Web)を利用したアプリケーション配信システムが提供されている。この種のアプリケーション配信システムは、一般に、アプリケーションを蓄積し、WWWクライアントから要求されるアプリケーションを配信するWWWサーバ(以下、サーバという)と、所望のアプリケーションをサーバに対して要求し、要求に応じたアプリケーションをダウンロードし、実行するWWWクライアント(以下、クライアント端末という)と、から構成される。
【0003】
以下、従来のアプリケーション配信システムにおいて、JAVAアプリケーションを配信する際の流れを説明する。クライアント端末は、JAVAアプリケーションを実行するためのJAVA実行環境を備え、また、サーバは、複数のJAVAアプリケーションをデータベースに蓄積して記憶しているものとする。
【0004】
クライアント端末のウェブブラウザ上で、ユーザの操作によりダウンロードを希望するアプリケーションが指定されると、クライアント端末はサーバへ指定アプリケーションのダウンロード要求を送信する。サーバは、ダウンロード要求を受けると、そのアプリケーションの検索プログラムを実行し、データベースから指定アプリケーションを検索し、検索されたアプリケーションに関する属性情報を含むJAMファイル(制御データの一種)を読み出して要求元のクライアント端末へ送信する。
【0005】
JAVAアプリケーションは、単数または複数の実行プログラムファイル(.classファイル)及びデータファイル(.gifファイル等)をまとめJAR形式に圧縮されたJARファイル(ジャバ・アーカイブファイル)を、JAVA実行環境で展開し、このファイル内に記述されたコードを解釈することにより各種処理動作を実現するものである。
JAMファイルは、JAVAアプリケーションを管理するための制御データであり、アプリケーション(JARファイル)の名称(以下、アプリケーション名という)、JARファイルのサイズ(以下、アプリケーションサイズという)、アプリケーションの更新日時、クライアント端末のメニューに登録する際のメニュー登録名、バージョン番号、アプリケーションの自動起動時間或いは自動起動間隔等のパラメータが含まれる。
【0006】
クライアント端末では、JAMファイルを受信すると、JAVA Application Managerと呼ばれるJAVAアプリケーションを管理するための管理モジュールにおいて、受信したJAMファイルを解釈し、その内容に基づいてJAVAアプリケーションの登録及び実行を管理する。
【0007】
管理モジュールはクライアント端末で常に起動されており、JARファイルの送信に先立ち送信されたJAMファイルに含まれる各パラメータから所定の条件を判断し、条件を満たした場合にJARファイルのダウンロードをサーバに要求する。また、ダウンロードしたJARファイルをクライアント端末内の所定の記憶領域に保存する。或いは、クライアント端末にJARファイルが既に記憶されており、バージョンアップ(更新)する場合は、そのJARファイルを更新して記憶する。
【0008】
ここで、管理モジュールで確認される上記所定の条件には、JAMファイル内の各パラメータが指定されていること、及び、既存アプリケーションをダウンロード要求した場合には、同一名称のJARファイルがクライアント端末に既に記憶されており、かつ、今回受信したJAMファイル内の更新日時パラメータが既存のJAMファイル内の更新日時パラメータより新しいこと、等が含まれる。
【0009】
また、管理モジュールはサーバからJARファイルを受信すると、受信したJARファイルのサイズが、JAMファイルのアプリケーションサイズパラメータと一致するか判別し、一致する場合には既存のJARファイルが記憶されている記憶領域に、今回受信したJARファイルを上書きする。
以後、管理モジュールはJAMファイルの自動起動時間パラメータや自動起動間隔パラメータで設定されている時間が到来すると、自動的にそのアプリケーションを起動し、処理を実行させる。
【0010】
ところで、従来のアプリケーション配信システムでは、JAMファイル内に設定されたパラメータはクライアント端末側で変更できないこととなっている。
そのため、クライアント端末側でパラメータを変更したい場合には、変更後のパラメータを指定して、再度そのアプリケーションをダウンロードする必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のアプリケーション配信システムでは、管理モジュールで確認される上記条件を満たさない場合、即ち、既存アプリケーションを再度ダウンロード要求した場合に、今回受信したJAMファイル内の更新日時パラメータが既存のJAMファイル内の更新日時パラメータと同一であるか、または古い場合には、そのJARファイルをダウンロードできなかった。
【0012】
具体的には、例えば、JAMファイル内に自動起動時間パラメータが設定された目覚まし時計アプリケーションを使用する場合、第1回目のダウンロード時に、午前7時に起動するよう指定し、その指定内容を反映したJAMファイル(即ち、自動起動時間パラメータに「午前7時」をセットしたJAMファイル)がクライアント端末内に記憶されているものとする。また、この目覚まし時計アプリケーションに係るJARファイルも記憶されているものとする。
【0013】
その後、目覚まし時計アプリケーションを午前7時30分に起動するよう変更する場合は、クライアント端末において「午前7時30分」を指定して、再度同一のアプリケーションのダウンロードを要求する。この2回目のダウンロード要求では、午前7時30分に起動するよう指定されたJAMファイル(即ち、自動起動時間パラメータに「午前7時30分」をセットしたJAMファイル。JARファイル自体は更新されないので、更新日時パラメータは既存のものと同一である。)をサーバから受信するが、クライアント端末の管理モジュールは、JAMファイルの更新日時パラメータが同一であるため、上記条件を満たさないとして、JARファイルのダウンロード要求を送信しない。
【0014】
そのため、ユーザの所望する変更を反映したJARファイルをダウンロードできない。
このように、従来のアプリケーション配信システムでは、一度パラメータを指定してダウンロードしたアプリケーションは、そのパラメータを変更して使用できないという不都合が生じていた。
【0015】
また、サーバはダウンロード要求を受けた際に、その要求に応じたJAMファイルをデータベースから検索し、送信しているが、同一のアプリケーションであってもパラメータが異なれば、夫々そのJAMファイルを予め用意しておかねばならなかった。また、これらのJAMファイルの生成は手動で行われていたため、非効率的である。
【0016】
本発明の課題は、クライアント端末から要求されるアプリケーションを確実に配信し、実用性に優れたアプリケーション配信システム、及びアプリケーション配信端末を提供することである。
【0017】
また、本発明の課題は、アプリケーション配信システムにおいて、サーバ側の負荷やサーバ運営上の負担を軽減することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
ネットワーク(例えば、図1に示すインターネット4)を介して接続されたサーバ(例えば、図1に示すサーバ2)に対してアプリケーションの配信を要求する要求手段(例えば、図3に示す制御部32、ウェブブラウザ31、及び送受信部33)と、
サーバから送信される制御データに基づいて、アプリケーションの登録及び実行を管理する管理手段(例えば、図3に示す管理部32a)と、を備えたクライアント端末(例えば、図1に示すクライアント端末3)と、
前記クライアント端末から要求されたアプリケーション及びその制御データを該クライアント端末に対して配信する配信手段(例えば、図2に示す制御部21、ウェブサーバ22、及び送受信部23)を備えたサーバ(例えば、図1に示すサーバ2)と、
から構成されるアプリケーション配信システム(例えば、図1に示すアプリケーション配信システム1)において、前記クライアント端末は、アプリケーションの配信を要求する際、該クライアント端末で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータ(例えば、図7の自動起動時間パラメータ)を前記サーバに送信する設定パラメータ送信手段を備え、
前記サーバは、時刻を計時する計時手段(例えば、図2に示すマスタクロック29)と、前記クライアント端末からアプリケーションの配信要求を受ける都度、前記計時手段により計時される時刻を、該アプリケーションの更新日時パラメータ(例えば、図7の更新日時パラメータ)とし、当該更新日時パラメータと前記クライアント端末で設定されたパラメータとを付加した前記アプリケーションの制御データを生成する制御データ生成手段(例えば、図2に示すJAMファイル生成部24、図4の(3))と、前記配信要求を受けた時刻に応じた前記アプリケーションの実行プログラムを生成する実行プログラム生成手段(例えば、図2に示すJARファイル生成部25、図6のS23、S24、図8のS31〜S35、図4の(4))と、を備え、前記配信手段は、この制御データ生成手段によって生成された制御データを、前記アプリケーションの実行プログラムの送信に先立ち送信する(例えば、図4の(5))ことを特徴としている。
【0019】
ここで、クライアント端末は、インターネット接続機能を備えた携帯電話であることが望ましい。
また、前記アプリケーションは、JAVA実行環境において実行可能なJAVAアプリケーションであり、前記クライアント端末は、JAVA実行環境を備えたJAVA対応携帯電話であることが望ましい。
【0020】
請求項1記載の発明によれば、サーバは、クライアント端末からアプリケーションの配信要求を受ける都度、サーバ側で定義される更新日時パラメータと、クライアント端末側で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータと、を付加した制御データを生成し、この制御データを実行プログラムの送信に先立ってクライアント端末に送信し、クライアント端末は送信された制御データに基づいて、アプリケーションの登録や実行を管理する。そのため、クライアント端末に配信されたアプリケーションの登録や実行に関する管理をサーバ主体に行うことができる。
また、アプリケーション配信の都度、更新日時パラメータを常に新しく更新し、この更新日時パラメータとクライアント端末側で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータとを制御データに付加して送信するため、クライアント端末から同一のアプリケーションの配信要求を2回以上受けた場合であってもクライアント端末側で要求するアプリケーションを柔軟に且つ確実に配信することができる。
また、クライアント端末側で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータを付加した制御データを自動的に生成するため、サーバ側の人的な制御データ生成作業を必要とせず、クライアント端末側で任意に設定したパラメータ毎に異なる制御データを予め全て用意しておく必要もなくなるため、サーバの人的な作業負担及び装置の負荷を軽減できる。
また、アプリケーションの配信要求を受けたときに応じた実行プログラムを生成して、クライアント端末に送信するので、時間に応じた様々なアプリケーションを配信できる。また、実行プログラムを自動的に生成するため、サーバにおける人的な作業負担を軽減できる。また、時間毎に異なる実行プログラムをサーバに予め蓄積しておく必要もなくなり、装置の負荷を軽減できる。
従って、クライアント端末で要求するアプリケーションを確実に配信でき、実用性に優れたアプリケーション配信システムを提供できる。
【0023】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のアプリケーション配信システムにおいて、
前記クライアント端末の管理手段は、前記制御データに含まれる更新日時パラメータに基づいて、
前記アプリケーションの登録が可能であるか否かを判別する判別手段(例えば、図5のステップM4)と、この判別手段によって登録が可能であると判別した場合に、該アプリケーションの実行プログラムの送信を要求する実行プログラム要求手段(例えば、図5のステップM5)と、
を備えることを特徴としている。
【0024】
請求項2記載の発明によれば、クライアント端末では、サーバから送信される制御データに付加された更新日時パラメータに基づいてアプリケーションの登録の可否を判別し、登録可能である場合は、実行プログラムを要求する。更新日時パラメータはアプリケーション配信の都度、常に新しく更新されるため、クライアント端末から同一のアプリケーションの配信要求を2回以上受けた場合であっても、サーバはクライアント端末で要求するアプリケーションを確実に登録させることができる。
【0025】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載のアプリケーション配信システムにおいて、
前記サーバは、
少なくともアプリケーション別に用意された制御データテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段(例えば、図2に示すJAMファイルテンプレート記憶部26)を備え、
前記制御データ生成手段は、アプリケーションの配信の要求を受けた際、このテンプレート記憶手段に記憶された該アプリケーションの制御データテンプレートを読み出し、この制御データテンプレートに前記パラメータを付加することにより制御データを生成することを特徴としている。
【0026】
請求項3記載の発明によれば、制御データテンプレートを予め複数記憶しておき、この制御データテンプレートにパラメータを付加することにより、アプリケーションの配信要求のときに応じた、或いはクライアント端末からの要求を反映した制御データを効率よく生成できる。
【0029】
請求項4記載の発明は、
アプリケーションに基づく動作を実行するクライアント端末にネットワークを介して接続され、該クライアント端末から要求されたアプリケーションを配信するアプリケーション配信装置において、
前記アプリケーション配信装置は、時刻を計時する計時手段と、
前記クライアント端末からアプリケーションの配信要求を受ける都度、前記計時手段により計時される時刻を、該アプリケーションの更新日時パラメータとし、当該更新日時パラメータと前記クライアント端末で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータとを付加した制御データを生成する制御データ生成手段と、
前記配信要求を受けた時刻に応じた前記アプリケーションの実行プログラムを生成する実行プログラム生成手段と、
前記制御データ生成手段によって生成された制御データを、前記アプリケーションの実行プログラムの送信に先立ち送信する制御データ送信手段と、
前記実行プログラム生成手段によって生成された前記アプリケーションの実行プログラムを、前記クライアント端末に送信する実行プログラム送信手段と、
を備えることを特徴としている。
【0030】
請求項4記載のアプリケーション配信装置によれば、クライアント端末からアプリケーションの配信の要求を受ける都度、当該アプリケーション配信装置にて定義される更新日時パラメータと、クライアント端末側で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータと、を付加した制御データを生成し、この制御データを実行プログラムの送信に先立ってクライアント端末に送信する。そのため、クライアント端末に配信されたアプリケーションの登録や実行をアプリケーション配信装置主体に管理できる。
また、アプリケーション配信の都度、更新日時パラメータは常に新しく更新されて制御データに付加されるため、アプリケーション配信装置は、クライアント端末から同一のアプリケーションの配信要求を2回以上受けた場合であってもクライアント端末側で要求するアプリケーションを柔軟に且つ確実に配信でき、実用性に優れたアプリケーション配信装置を提供できる。
また、クライアント端末側で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータを付加した制御データを自動的に生成するため、サーバ側の人的な制御データ生成作業を必要とせず、また、クライアント端末側で任意に設定したパラメータ毎に異なる制御データを予め全て用意しておく必要もなくなる。そのため、サーバの人的な作業負担及び装置の負荷を軽減できる。
また、アプリケーションの配信要求を受けたときに応じた実行プログラムを生成して、クライアント端末に送信するので、時間に応じた様々なアプリケーションを配信できる。また、実行プログラムの生成に係る人的な作業負担を軽減できる。また、時間毎に異なる実行プログラムを予め蓄積しておく必要もなくなり、装置の負荷を低減できる。
従って、クライアント端末で要求するアプリケーションを確実に配信でき、実用性に優れたアプリケーション配信装置を提供できる。
【0035】
請求項5記載の発明は、請求項4に記載のアプリケーション配信装置において、
少なくともアプリケーション別に用意された制御データテンプレートを記憶する制御データ記憶手段を更に備え、
前記制御データ生成手段は、アプリケーションの配信の要求を受けた際、この制御データ記憶手段に記憶された該アプリケーションの制御データテンプレートを読み出し、この制御データテンプレートに前記パラメータを付加することにより制御データを生成することを特徴としている。
【0036】
請求項5記載のアプリケーション配信装置によれば、制御データテンプレートを予め複数記憶しておき、この制御データテンプレートにパラメータを付加することにより、アプリケーションの配信要求を受けたときに応じた、或いはクライアント端末からの要求を反映した制御データを効率よく生成できる。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
以下の説明では、本発明の好適な実施の形態として、クライアント端末3からの要求に応じてJAVAアプリケーションの配信を行うアプリケーション配信システム1について説明する。
【0040】
まず構成を説明する。
図1は、本実施の形態のアプリケーション配信システム1の全体構成を示す図である。
図1に示すように、アプリケーション配信システム1は、サーバ2と、クライアント端末3とが、インターネット4を介して接続されて構成される。
ここで、インターネット4とは、電話回線、ISDN回線等の公衆回線網、専用回線、及び移動体通信網を含む各種ネットワークと、これらを接続するインターネットサービスプロバイダや移動体通信の基地局等を含むものとする。
【0041】
サーバ2は、例えば汎用コンピュータにより構成され、クライアント端末3側で実行可能なJAVAアプリケーション(JAR形式圧縮ファイル(以下、JARファイルという)及びその制御データファイルであるJAMファイル)を生成するJAVAアプリケーション生成機能と、クライアント端末3からの要求に応じてJAVAアプリケーションを配信するJAVAアプリケーション配信機能と、を備える。
【0042】
サーバ2の機能ブロック図を図2に示す。
図2に示すように、上述の各機能を実現するため、サーバ2は、制御部21、ウェブサーバ22、送受信部23、JAMファイル生成部24、JARファイル生成部25、JAMファイルテンプレート記憶部26、JAR構成ファイル記憶部27、記憶部28、マスタクロック29、図示しない入力部、及び図示しない表示部等を備える。
【0043】
制御部21は、CPUにより構成され、サーバ2における各種処理を実行制御する。即ち、記憶部28に記憶された当該サーバ2のシステムプログラムや当該システムプログラムに対応したアプリケーションプログラムを読出し、これらの各プログラムに従って入力部から入力される、或いは送受信部23にて受信する指示に従って各種処理を実行し、処理結果を記憶部28に記憶するとともに、表示部に表示させる。
【0044】
また、制御部21は、JAVAアプリケーションを配信する際、以下の手順に従ってクライアント端末3から要求されたJAVAアプリケーションを配信する。
JAVAアプリケーションを配信する際、サーバ2は、ウェブサーバ22においてクライアント端末3からJAM,JARファイル要求を受信すると、JAMファイル生成部24にJAMファイル生成指示を出力するとともに、JARファイル生成部25にJARファイル生成指示を出力し、JAMファイル及びJARファイルを生成させる。そして、まず、JAMファイル生成部24にて生成されたJAMファイルをクライアント端末3に送信する。その後、クライアント端末3からJARファイル要求を受信した場合は、JARファイル生成部25にて生成されたJARファイルをクライアント端末3に対して送信する。
【0045】
JAMファイルとは、JAVAアプリケーションの制御データファイルの一種であり、アプリケーションの実行プログラム(JARファイル)の送信に先立ち、クライアント端末3に送信されるものである。JAMファイルには、JAVA仮想マシン(Java VM)のバージョン、アプリケーション名、バージョン、ダウンロード先、アプリケーションサイズ、更新日時、自動起動時間等の各種パラメータが含まれる(図7参照)。
また、JARファイルとは、JAVAアプリケーションの実行プログラム(例えば、“.classファイル”)やデータ(例えば、“.gifファイル”;画像データ)をJAR形式に圧縮したファイルである(図9参照)。
【0046】
JAMファイル生成部24は、制御部21からのJAMファイル生成指示に応じて、サーバ2のマスタクロック29にて計時される現在時刻情報(以下、リアルタイムクロック情報という)を埋め込んだJAMファイルを生成するためのリアルタイムクロック情報生成部24aと、他のJAMファイル項目生成部24bとを有する。
【0047】
リアルタイムクロック情報生成部24aは、クライアント端末3からのJAM,JARファイル要求を受信した時、或いは制御部21からJAMファイル生成指示を受けた時の現在時刻データをマスタクロック29から取得し、これをリアルタイムクロック情報としてJAMファイルテンプレート内の更新日時パラメータ“LastModified”に挿入する。
【0048】
他のJAMファイル項目生成部24bは、クライアント端末3からJAM,JARファイル要求時に指定される内容を、JAMファイルテンプレートの対応するパラメータに挿入する。また、JARファイル生成部25において、JARファイルが変更された場合には、そのアプリケーションサイズが変更されるので、アプリケーションサイズパラメータ“AppSize”を変更する。
【0049】
JAMファイルテンプレート記憶部26には、少なくともアプリケーション別に複数のJAMファイルテンプレートが記憶されている。JAMファイル生成時には、このJAMファイルテンプレート記憶部26に記憶された複数のJAMファイルテンプレートの中から、要求に適合したJAMファイルテンプレートが検索され、そのJAMファイルテンプレートに上述のリアルタイムクロック情報や他のJAMファイル項目(パラメータ)が挿入されてJAMファイルが生成される。
【0050】
JAMファイルテンプレートとは、JAMファイルのパラメータのうち、少なくとも実行ファイル(JARファイル)に変更や更新がなければ変更されないパラメータにのみ、データを設定したファイルであり、例えば、JAVA実行環境のバージョン“kvmVer”、アプリケーション名“AppClass”、JARファイルのダウンロード先“packageURL”、アプリケーションサイズ“AppSize”等の各パラメータに既にデータがセットされ、更新日時“LastModified”や自動起動時間“LaunchAt”等のユーザ側による指定や、アプリケーションの要求時にサーバで定義するパラメータには、データが未だセットされていないものである。
このJAMファイルテンプレートは、アプリケーション別またはバージョン別等、サーバ側で管理しやすいように用意すればよい。
【0051】
JARファイル生成部25は、制御部21からのJARファイル生成指示に応じて、当該サーバ2のリアルタイムクロック情報に応じて異なるJARファイルを生成するため、ファイル選択部25aと、JAR形式生成部25bと、を有する。
【0052】
ファイル選択部25aは、クライアント端末3からのJAM,JARファイル要求を受信した時、或いは制御部21からJAMファイル生成指示を受けた時に現在時刻をマスタクロック29から取得し、この時刻に関連付けられている実行プログラムやデータ(以下、JAVAアプリケーションを構成する各実行プログラムやデータを総称してJAR構成ファイルという)をJAR構成ファイル記憶部27から選択する。
【0053】
JAR形式生成部25bは、ファイル選択部25aにて選択された複数のJAR構成ファイルをまとめ、JAR形式に圧縮してJARファイルを生成する。
また、JAR形式生成部25bにおいてJARファイルが生成されると、アプリケーションサイズが変更されるため、制御部21はJAMファイル生成部24に対して、変更されたアプリケーションサイズデータを供給し、このJARファイルに対応するJAMファイルのアプリケーションサイズパラメータ“AppSize”を更新するよう制御する。
【0054】
JAR構成ファイル記憶部27には、複数のJAR構成ファイルが、時刻や時間に対応付けて記憶されており、JARファイル生成時には、その生成時に対応付けられているJAR構成ファイルが選択される(図9参照)。
【0055】
ウェブサーバ22は、CPUにより構成され、インターネット4を介して接続されたクライアント端末3との間で、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルに基づく各種データの送受信を制御する。具体的には、クライアント端末3に対してサーバ2にて開設しているWEBサイトの画面データを送信したり、クライアント端末3から各種要求を受信したり、要求されたデータやアプリケーションの配信に関する各種動作を実行したりする。
【0056】
送受信部23は、モデムまたはターミナルアダプタ等により構成され、インターネット4を介したクライアント端末3との通信を行う。
【0057】
記憶部28は、記憶装置及び記録媒体により構成され、記録媒体には、本クライアント端末3のシステムプログラム(OS)や、各種アプリケーションプログラムが記憶される他、本発明に係るJAMファイル,JARファイル生成処理を実行するためのプログラム、及びデータが記憶される。
【0058】
マスタクロック29は、サーバ2に内蔵された周知の計時手段であり、現在時刻や日付等の時間データを計時する。
【0059】
次に図3を参照して、クライアント端末3の構成を説明する。
クライアント端末3は、インターネット4を介して接続されたサーバ2にアクセスし、これらの各端末との間でデータを通信する通信機能、JAVAアプリケーションの配信要求を行うためのアプリケーション要求機能、取得したJAVAアプリケーションを管理する管理機能、及び取得したJAVAアプリケーションを実行するJAVAアプリケーション実行機能等を備えた、例えば携帯電話端末やパーソナルコンピュータ、ゲーム装置、家電製品、その他の電子機器である。
【0060】
図3はクライアント端末3の機能ブロック図である。
図3に示すように、クライアント端末3は上述の機能を実現するため、ウェブブラウザ31、制御部32、送受信部33、JAVA実行部34、記憶部35、図示しない入力部、及び図示しない表示部を備える。
【0061】
制御部32は、CPUにより構成され、クライアント端末3における各種処理を実行制御する。詳細には、サーバ2へのアクセス、ウェブブラウザ31におけるアプリケーションダウンロード画面の閲覧、サーバ2へのJAVAアプリケーションの要求、JAVAアプリケーションのダウンロード処理、及びJAVAアプリケーションの実行等の各種処理を実行制御する。
【0062】
また、制御部32は、本クライアント端末3でのJAVAアプリケーションの登録や実行を管理する管理部32aを有する。
管理部32aは、JAVA Application Managerと呼ばれる管理処理プログラムにより実現され、この管理処理プログラムは常に起動されているものである。管理部32aでは、アプリケーションのダウンロードに際し、サーバ2から送信されるJAMファイルを解釈し、JAMファイルに含まれるパラメータが所定の条件を満たすか否か判別し、条件を満たすならばサーバ2に対してJARファイル要求を行う。
【0063】
上記条件には、JAMファイルの各パラメータが指定されていること、同一ファイル名のJARファイルが既に当該クライアント端末3に記憶されているか否か、同一ファイル名のJARファイルが既に当該クライアント端末3に記憶されている場合には、受信したJAMファイル内の更新日時パラメータ“LastModified”が既に存在するJAMファイル内の更新日時パラメータ“LastModified”より新しいこと等が挙げられる。
【0064】
以上の条件を満たす場合、即ち、JAMファイルの各パラメータが指定されており、同一ファイル名のJARファイルが既に当該クライアント端末3に記憶されており、受信したJAMファイル内の更新日時パラメータ“LastModified”が既に存在するJAMファイル内の更新日時パラメータ“LastModified”より新しい場合には、管理部32aは、JARファイル要求をサーバ2に対して送信し、サーバ2からJARファイルを受信すると、ダウンロード後のデータサイズがJAMファイル内のアプリケーションサイズパラメータ“AppSize”と一致するか判別し、一致すればこのJARファイルを記憶部35の既に記憶されているJARファイルの記憶領域に上書きする。
【0065】
また、同一ファイル名のJARファイルが当該クライアント端末3に記憶されていない場合も、管理部32aは、JARファイル要求をサーバ2に対して送信し、サーバ2からJARファイルを受信すると、ダウンロード後のデータサイズがJAMファイル内のアプリケーションサイズパラメータ“AppSize”と一致するか判別し、一致すればこのJARファイルを記憶部35の新規記憶領域に記憶させる。この場合は、JAMファイルの更新日時パラメータ“LastModified”は確認されない。
【0066】
また、管理部32aは、図示しない計時部にて現在の時刻や時間を監視し、JAMファイルに設定される自動起動時間や起動時間間隔に到達すると、自動的にJAVAアプリケーションを起動し、JAVA実行部34に実行させる。
【0067】
ウェブブラウザ31は、制御部32の制御により、HTTP(Hyper Text Transport Protocol)プロトコルに基づきサーバ2との間で各種データを送受信し、受信したデータを表示画面に表示させる。具体的には、ユーザの指示に応じて、サーバ2で開設しているJAVAアプリケーション配信サイトを表示部に表示して閲覧可能とし、このサイトでのアプリケーションの選択、指定可能な項目(パラメータ)への指定等を行うための各画面をサーバ2から受信して、表示部に表示する。
【0068】
送受信部33は、クライアント端末3とサーバ2との間で各種データを送受信する。クライアント端末3が携帯電話やPHS等の移動体通信端末により実現されている場合は、基地局及び公衆回線網を介してサーバ2にアクセスし、データを送受信するためのアンテナや各種通信方式に対応した通信モジュールにより構成され、クライアント端末3がパーソナルコンピュータにより実現されている場合は、公衆回線網を介してサーバ2にアクセスし、データを送受信するためのモデムやターミナルアダプタにより構成される。
【0069】
JAVA実行部34は、JAVA仮想マシンと呼ばれるJAVAアプリケーションを実行するためのプログラムにより実現され、制御部32からの実行指示に応じて、記憶部35に記憶されているJAVAアプリケーションを実行する。即ち、JARファイルをワークメモリに展開し、これらのファイルに記述されたコードを解釈し、コードに従った処理を実行する。
【0070】
記憶部35は、記憶装置及び記録媒体により構成され、記録媒体には、クライアント端末3のシステムプログラム(OS)や、各種アプリケーションプログラムが記憶される他、本発明に係る各種処理を実行するためのプログラム、及びデータが記憶される。
【0071】
また、記憶部35には、ダウンロードしたJAVAアプリケーションに関するJAMファイルやJARファイルを記憶する記憶領域が複数確保されている。新規アプリケーションをダウンロードする際は、新たな記憶領域にそのアプリケーションが格納され、既存のアプリケーションをダウンロードする際は、既にそのアプリケーションが格納されている記憶領域に、ダウンロードしたアプリケーションが上書きされる。
【0072】
次に動作を説明する。
図4は、アプリケーション配信システム1において、JAVAアプリケーションを配信する際の、クライアント端末3とサーバ2との間で行われる通信の全体的な流れを説明する図であり、図5は、アプリケーション配信の際に、クライアント端末3とサーバ2で実行される各処理を説明するフローチャートである。
【0073】
まず、クライアント端末3のウェブブラウザ31にて、ダウンロードするアプリケーションが指定される、即ち、ユーザの操作により、JAMファイル,JARファイル生成プログラムへのリンクがクリックされると(図4の▲1▼)、ウェブブラウザ31は、指定されたアプリケーションについてのJAMファイル,JARファイル生成要求を送受信部33を介してサーバ2に送信する(ステップM1;図4の▲2▼)。このとき、ウェブブラウザ31ではユーザにより指定されたアプリケーションの名称(アプリケーション名)を同時に送信する。また、自動起動時間等の他のパラメータが指定されていれば、これらの指定パラメータも同時に送信する。
【0074】
サーバ2ではクライアント端末3からのJAMファイル,JARファイル生成要求を待機しており、JAMファイル,JARファイル生成要求、及び上記指定パラメータを受信すると(ステップS1;Yes)、JAMファイル及びJARファイル生成処理を実行する(ステップS2)。
【0075】
図6は、サーバ2にて実行されるJAMファイル,JARファイル生成処理の流れを説明するフローチャートである。
サーバ2において、クライアント端末3からJAMファイル,JARファイル生成要求及び指定パラメータを受信すると、制御部21はまず、JAMファイル生成部24にJAMファイル生成指示を出力する。JAMファイル生成部24は、指定パラメータ(アプリケーション名)に対応するJAMファイルテンプレートをJAMファイルテンプレート記憶部26から検索し(ステップS21)、更にマスタクロック29からリアルタイムクロック情報を取得して、検索されたJAMファイルテンプレートに取得したリアルタイムクロック情報を挿入する(ステップS22;図4の▲3▼)。他の指定パラメータがある場合は、その指定パラメータもJAMファイルテンプレートに挿入する。例えば、指定パラメータとして自動起動時間を受信した場合には、JAMファイルテンプレートに、その自動起動時間を挿入する。
【0076】
次に、制御部21はJARファイル生成部25にJARファイル生成指示を出力する。JARファイル生成部25は、まず、マスタクロック29からリアルタイムクロック情報を取得し、このリアルタイムクロック情報に関連付けられているJAR構成ファイルをJAR構成ファイル記憶部27から選定し(ステップS23)、これらのJAR構成ファイルをまとめてJAR形式に圧縮し、JARファイルを生成する(ステップS24;図4の▲4▼)。
【0077】
また、制御部21は、JAMファイル生成部24にJAMファイル生成指示を出力し、JARファイル生成部25において生成されたJARファイルのアプリケーションサイズをJAMファイルのアプリケーションサイズパラメータ“AppSize”に変更する。
【0078】
サーバ2におけるJAMファイル,JARファイル生成処理によって、JAMファイルやJARファイルが生成されると、サーバ2は、まず、生成したJAMファイルをクライアント端末3に送信する(図5のステップS3;図4の▲5▼)。
【0079】
クライアント端末3は、サーバ2から送信されるJAMファイルを受信すると(ステップM2)、管理部32aにおいて、このJAMファイルの解釈を行う(ステップM3;図4の▲6▼)。ここでは、新規アプリケーションであるか、既存のアプリケーションであるかが判断されるとともに、既存のアプリケーションである場合は、そのアプリケーションのJAMファイルに設定された更新日時パラメータと今回受信したJAMファイルの更新日時パラメータとを比較し、今回受信したJAMファイルの更新日時パラメータの方が新しい場合は、JARファイルの上書きが可能であると判断して(ステップM4;Yes)、サーバ2に対してJARファイル要求を送信する(ステップM5;図4の▲7▼)。
【0080】
ここで、本アプリケーション配信システム1では、サーバ2はJAMファイルを生成する時に、サーバ2のリアルタイムクロック情報を更新日時パラメータに挿入しているため、前回受信したJAMファイルより、今回受信したJAMファイルの更新日時パラメータの方が必ず新しくなる。
【0081】
なお、その他の条件によりJARファイルの上書きができないと判断した場合は(ステップM4;No)、JARファイル要求を送信せずに、処理を終了する。即ち、アプリケーションは更新されない。
【0082】
サーバ2は、クライアント端末3からJARファイル要求を受信すると(ステップS4;Yes)、JARファイル生成部25にて生成されたJARファイルをクライアント端末3に送信し(ステップS5;図4の▲8▼)、クライアント端末3はJARファイルを受信すると、新規アプリケーションの場合は、記憶部35の新たな記憶領域に保存し、既存アプリケーションの場合は、上書き保存して(ステップM6)、一連のアプリケーション配信に関する処理を終了する。
【0083】
ここで、図7を参照して、JAMファイル生成部24にて生成されるJAMファイルの具体例を説明する。
図7(A)は、初回のダウンロード要求の際に生成されるJAMファイルであり、図7(B)は次回のダウンロード要求の際に生成されるJAMファイルである。
以下、一例として、JAMファイルの自動起動時間パラメータに設定された時刻を計時すると自動的に起動して、その時刻を報知する目覚まし時計アプリケーションについて説明する。
【0084】
クライアント端末3では、ウェブブラウザ31からサーバ2にアクセスし、目覚まし時計アプリケーションのダウンロード画面を表示している。このダウンロード画面には、例えば、ユーザの起きたい時刻を設定する入力欄及びダウンロード開始ボタンが設けられている。入力欄に、例えば「午前7時」と入力し、ダウンロード開始ボタンがクリックされると、ウェブブラウザ31は、この指定時刻情報「午前7時」をJAMファイル,JARファイル生成要求とともにサーバ2に送信する。
【0085】
サーバ2は、JAMファイル,JARファイル生成要求及び指定パラメータを受信すると、JAMファイル生成部24によってJAMファイルを生成する。このとき、図7(A)に示すように、JAMファイルの更新日時パラメータ“LastModified”には、アプリケーションの要求を受けた時刻「Sat,25 Nov 2000,11:11:26」が挿入され、また、自動起動時間パラメータ“LaunchAt”に指定パラメータ「午前7時(T 7:00)」が挿入される。
【0086】
サーバ2は、生成されたJAMファイルをクライアント端末3に送信し、クライアント端末3では、管理部32aにおいてこのJAMファイルを解釈し、新規アプリケーションと判断してJARファイルを要求し、サーバ2はその要求に応じてJARファイルを送信する。
以後、管理部32aは、JAMファイルに設定された自動起動時間「午前7時」を計時すると、この目覚まし時計アプリケーションを起動し、JARファイルに記述されたプログラムに従って、目覚し時計動作を実行する。
【0087】
ユーザが目覚し時計アプリケーションの起動時間を変更したい場合は、JAMファイルの自動起動時間パラメータ“LaunchAt”を変更する必要があるが、JAMファイルの内容はダウンロード後には変更できないため、JAMファイルの自動起動時間パラメータ“LaunchAt”が変更されたアプリケーションを再度ダウンロード要求する必要がある。
【0088】
クライアント端末3では、初回のダウンロードと同様にウェブブラウザ31からサーバ2にアクセスし、目覚まし時計アプリケーションのダウンロード画面を表示し、このダウンロード画面に設定された入力欄に、変更後の時刻、例えば「午前7時30分」を入力し、ダウンロード開始ボタンをクリックする。ウェブブラウザ31は、この指定時刻情報「午前7時30分」をJAMファイル,JARファイル生成要求とともにサーバ2に送信する。サーバ2は、JAMファイル,JARファイル生成要求及び指定時刻情報を受信すると、JAMファイルにてJAMファイルを生成する。このとき、図7(B)に示すように、JAMファイルの更新日時“LastModified”にはアプリケーション要求を受けた時刻「Sun,26 Nov 2000,22:11:26」が設定され、また、自動起動時間パラメータ“LaunchAt”には指定時刻情報「午前7時30分(T 7:30)」が設定される。
【0089】
サーバ2は、生成されたJAMファイルをクライアント端末3に送信し、クライアント端末3では、管理部32aにおいてこのJAMファイルを解釈する。このとき、更新日時パラメータ“LastModified”は既存のJAMファイルのものより新しい日付であるため、上書き可能であると判断し、JARファイルを要求する。サーバ2はその要求に応じてJARファイルを送信する。
【0090】
以後、クライアント端末3では、更新後のJAMファイルに設定された自動起動時間「午前7時30分」を計時すると、目覚まし時計アプリケーションを起動し、JARファイルに記述されたプログラムに従って、目覚し時計動作を実行する。
【0091】
また、本アプリケーション配信システム1ではダウンロードを要求するときに応じたJARファイルが生成される。例えば、ダウンロードを要求した時刻が朝(午前5時〜正午)である場合は、その時間に関連付けて記憶されたJAR構成ファイルが選定されて、JARファイルが生成される。
【0092】
JARファイル生成処理の具体的な流れを図8のフローチャートを参照して説明する。
【0093】
サーバ2は、図5のステップM1及びステップS1の処理によって、クライアント端末3からJAMファイル,及びJARファイルの生成要求を受信するとJAMファイル,JARファイル生成処理を実行する。
【0094】
図6のJAMファイル,JARファイル生成処理のステップS23〜S24の処理において、JARファイル生成部25は、例えば図8に示すJARファイル生成処理を実行する。
【0095】
JARファイル生成処理において、JARファイル生成部25はマスタクロック29からリアルタイムクロック情報を取得し(ステップS31)、取得したリアルタイムクロック情報が「朝」の時間帯、即ち、午前5時〜正午にある場合は(ステップS32;Yes)、JAR構成ファイル記憶部27から朝に関連付けられたJAR構成ファイル(朝用構成ファイル)を選択する(ステップS33)。また、リアルタイムクロック情報が朝の時間帯にない場合は(ステップS32;No)、朝用構成ファイル以外のJAR構成ファイルを選択する(ステップS34)。その後、JARファイル生成部25では選択した朝用構成ファイルをまとめてJAR形式のファイルに圧縮し(ステップS35)、JARファイル生成処理を終了する。
【0096】
図9(A)は、JAR構成ファイル記憶部27における、JAR構成ファイルと時間帯との関連付けを示す図であり、図9(B)は、朝ダウンロードを要求した場合に生成されるJARファイルの構成を示す図である。
【0097】
図9(A)に示すように、JAR構成ファイル記憶部27に記憶されるJAR構成ファイルは夫々時間帯と関連付けられて管理されている。例えば、「Test.class」は朝に関連付けられ、「Test2.class」は昼に関連付けられ、「Test3.class」は夜に関連付けられる。同様に、他のJAR構成ファイルも時間帯に関連付けられる。
【0098】
図8に示すJARファイル生成処理において、ダウンロード要求時刻が朝の時間帯である場合は、このJAR構成ファイル記憶部27から、朝に関連付けられたJAR構成ファイルが選定され、JAR形式に圧縮されて、JARファイルが生成される。図9(B)に示すように、生成されるJARファイルは「Test.class」、「TestTime.class」、及び「Test.gif」を含んで構成される。
【0099】
このようなダウンロード要求時刻に応じたJARファイルの生成は、例えば、テレビ番組表アプリケーションの配信に応用できる。
ユーザはクライアント端末3のウェブブラウザ31からテレビ番組表アプリケーションの配信要求を行う。このとき、サーバ2は配信要求を受けた時間におけるリアルタイムクロック情報を取得し、このリアルタイムクロック情報に関連付けられたJAR構成ファイルを選択し、これらのJAR構成ファイルを含むJARファイルを生成する。その結果、配信要求を受けた時間に特化したアプリケーションを生成し、クライアント端末に配信できる。
【0100】
以上説明したように、本実施の形態のアプリケーション配信システム1によれば、サーバ2はアプリケーションの配信要求を受ける都度、サーバ2のマスタクロック29で計時されるリアルタイムクロック情報をJAMファイルの更新日時パラメータに挿入することにより、JAMファイルを自動生成し、クライアント端末3へ送信する。クライアント端末3はJAMファイルの更新日時パラメータが既存のJAMファイルの更新日時パラメータより新しければ、アプリケーションを上書き可能と判別し、JARファイルの送信要求をサーバ2に送信する。
【0101】
本実施の形態のアプリケーション配信システム1では、アプリケーションの配信要求を受ける都度、更新日時パラメータが新規に設定され、かつ、その更新日時はサーバ2のリアルタイムクロック情報であるため、クライアント端末3の管理部32aでは、今回受信したJARファイルの更新日時が既存のJARファイルの更新日時より常に新しいと判別する。そのため、同一のアプリケーションを複数回ダウンロードする場合にも、確実にそのアプリケーションをダウンロードして上書き保存できる。
【0102】
そのため、サーバ2はクライアント端末3に対して、ユーザの所望するアプリケーションを確実に配信し、登録させることができるので、実際にアプリケーション配信サービスを展開する際に有用なアプリケーション配信システムを提供できる。
【0103】
また、JARファイルについても、アプリケーションの配信要求を受ける都度、その要求時刻や時間帯に応じて生成されるため、同一のアプリケーションに様々な変化をつけることができ、ユーザを飽きさせないアプリケーション配信サービスを展開できる。
【0104】
また、JAMファイル及びJARファイルは、サーバ2側で自動生成されるため、サーバ2の管理者はJARファイル生成作業を手動で行う必要がなく、人的な作業負担が軽減し、また、サーバ2は効率よくアプリケーションを管理し、配信できる。
【0105】
また、サーバ2では、配信要求の時間や、ユーザにより指定されたパラメータに依存しないパラメータを既に設定したJAMファイルテンプレートを複数記憶しておき、配信要求を受けた場合に、このJAMファイルテンプレートに、サーバ2側のリアルタイムクロック情報や、ユーザにより指定されたパラメータを挿入してJAMファイルを生成するため、予め全てのJAMファイルを用意する必要がなく、また、生成処理を効率よく行うことができ、サーバ2の負荷を軽減できる。
【0106】
また、複数のJAR構成ファイルを時間に関連付けて記憶しておき、ダウンロードの要求を受けた際に、その時間に関連付けられたJAR構成ファイルを組合わせてJARファイルを生成するため、様々な組み合わせのJARファイルを用意する必要がなく、効率よくJARファイルを管理、生成できる。
【0107】
なお、上述の実施の形態では、JAMファイルに、配信要求時のリアルタイムクロック情報を埋め込むようにしたが、JAMファイルに付加するサーバ2で定義されるパラメータはこれに限定されるものではない。
また、各JAR構成ファイルを時間に関連付けて管理し、配信要求を受けた時間に応じたJARファイルを生成するようにしたが、時間に限らず、例えば、クライアント端末の存在する場所等に応じたJARファイルを生成するようにしてもよい。
【0108】
また、上述の実施の形態では、JAVA実行環境を備えたクライアント端末に対するJAVAアプリケーションの配信について例示したが、JAVAアプリケーションに限らず、その他の言語で記述されたアプリケーションであってもよい。この場合は、クライアント端末では、アプリケーションの実行ファイルに記述された内容を解釈するためのコンパイラまたはインタープリタ、及び処理を実行する実行モジュールを備えるものとすればよい。
【0109】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、サーバは、クライアント端末からアプリケーションの配信要求を受ける都度、サーバ側で定義される更新日時パラメータとクライアント端末側で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータとを付加した制御データを生成し、この制御データを実行プログラムの送信に先立ってクライアント端末に送信し、クライアント端末は送信された制御データに基づいて、アプリケーションの登録や実行を管理する。そのため、クライアント端末に配信されたアプリケーションの登録や実行に関する管理をサーバ主体に行うことができる。
また、アプリケーション配信の都度、更新日時パラメータを常に新しく更新し、この更新日時パラメータとクライアント端末側で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータとを制御データに付加するため、サーバは、クライアント端末から同一のアプリケーションの配信要求を2回以上受けた場合であってもクライアント端末側で要求するアプリケーションを柔軟に且つ確実に配信できる。
また、クライアント端末側で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータを付加した制御データを自動的に生成するため、サーバ側の人的な制御データ生成作業を必要とせず、また、クライアント端末側で任意に設定したパラメータ毎に異なる制御データを予め全て用意しておく必要もなくなる。そのため、サーバの人的な作業負担及び装置の負荷を軽減できる。
また、アプリケーションの配信要求を受けたときに応じた実行プログラムを生成して、クライアント端末に送信するので、時間に応じた様々なアプリケーションを配信できる。また、実行プログラムを自動的に生成するため、サーバにおける人的な作業負担を軽減できる。また、時間毎に異なる実行プログラムをサーバに予め蓄積しておく必要もなくなり、装置の負荷を軽減できる。
従って、クライアント端末で要求するアプリケーションを確実に配信でき、実用性に優れたアプリケーション配信システムを提供できる。
【0111】
請求項2記載の発明によれば、更新日時パラメータはアプリケーション配信の都度、常に新しく更新されるため、クライアント端末から同一のアプリケーションの配信要求を2回以上受けた場合であっても、サーバはクライアント端末で要求するアプリケーションを確実に登録させることができる。
【0112】
請求項3記載の発明によれば、アプリケーションの配信要求のときに応じた、或いはクライアント端末からの要求を反映した制御データを効率よく生成できる。
【0114】
請求項4記載の発明によれば、クライアント端末からアプリケーションの配信の要求を受ける都度、当該アプリケーション配信装置にて定義される更新日時パラメータとクライアント端末側で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータと、を付加した制御データを生成し、この制御データを実行プログラムの送信に先立ってクライアント端末に送信する。そのため、クライアント端末に配信されたアプリケーションの登録や実行をアプリケーション配信装置主体に管理できる。
また、アプリケーション配信の都度、更新日時パラメータは常に新しく更新されて制御データに付加されるため、アプリケーション配信装置は、クライアント端末から同一のアプリケーションの配信要求を2回以上受けた場合であってもクライアント端末側で要求するアプリケーションを柔軟に且つ確実に配信でき、実用性に優れたアプリケーション配信装置を提供できる。
また、クライアント端末側で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータを付加した制御データを自動的に生成するため、サーバ側の人的な制御データ生成作業を必要とせず、また、クライアント端末側で任意に設定したパラメータ毎に異なる制御データを予め全て用意しておく必要もなくなる。そのため、サーバの人的な作業負担及び装置の負荷を軽減できる。
また、アプリケーションの配信要求を受けたときに応じた実行プログラムを生成して、クライアント端末に送信するので、時間に応じた様々なアプリケーションを配信できる。また、実行プログラムの生成に係る人的な作業負担を軽減できる。また、時間毎に異なる実行プログラムを予め蓄積しておく必要もなくなり、装置の負荷を低減できる。
従って、クライアント端末で要求するアプリケーションを確実に配信でき、実用性に優れたアプリケーション配信装置を提供できる。
【0117】
請求項5記載の発明によれば、アプリケーションの配信要求を受けたときに応じた、或いはクライアント端末からの要求を反映した制御データを効率よく生成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のアプリケーション配信システム1の全体構成を示す図である。
【図2】サーバ2の機能ブロック図である。
【図3】クライアント端末3の機能ブロック図である。
【図4】アプリケーション配信システム1において、アプリケーションを配信する際のクライアント端末3及びサーバ2間の通信の全体的な流れを説明する図である。
【図5】アプリケーション配信の際に、クライアント端末3とサーバ2で実行される各処理を説明するフローチャートである。
【図6】サーバ2にて実行されるJAMファイル,JARファイル生成処理の流れの具体例を説明するフローチャートである。
【図7】JAMファイル生成部24にて生成されるJAMファイルの具体例であり、(A)は初回の配信要求の際に生成されるJAMファイル、(B)は次回の配信要求の際に生成されるJAMファイルである。
【図8】JARファイル生成処理の流れの具体例を説明するフローチャートである。
【図9】(A)はJAR構成ファイル記憶部27におけるJAR構成ファイルと、時間帯との関連付けを示す図であり、(B)は、朝ダウンロードを要求した場合に生成されるJARファイルの構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 アプリケーション配信システム
2 サーバ
21 制御部
22 ウェブサーバ
23 送受信部
24 JAMファイル生成部
24a リアルタイムクロック情報生成部
24b 他のJAMファイル項目生成部
25 JARファイル生成部
25a ファイル選択部
25b JAR形式生成部
26 JAMファイルテンプレート記憶部
27 JAR構成ファイル記憶部
28 記憶部
29 マスタクロック
3 クライアント端末
31 ウェブブラウザ
32 制御部
32a 管理部
33 送受信部
34 JAVA実行部
35 記憶部
4 インターネット
Claims (5)
- ネットワークを介して接続されたサーバに対してアプリケーションの配信を要求する要求手段と、
サーバから送信される制御データに基づいて、アプリケーションの登録及び実行を管理する管理手段と、を備えたクライアント端末と、
前記クライアント端末から要求されたアプリケーション及びその制御データを該クライアント端末に対して配信する配信手段を備えたサーバと、
から構成されるアプリケーション配信システムにおいて、
前記クライアント端末は、アプリケーションの配信を要求する際、該クライアント端末で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータを前記サーバに送信する設定パラメータ送信手段を備え、
前記サーバは、時刻を計時する計時手段と、前記クライアント端末からアプリケーションの配信要求を受ける都度、前記計時手段により計時される時刻を、該アプリケーションの更新日時パラメータとし、当該更新日時パラメータと前記クライアント端末で設定されたパラメータとを付加した前記アプリケーションの制御データを生成する制御データ生成手段と、前記配信要求を受けた時刻に応じた前記アプリケーションの実行プログラムを生成する実行プログラム生成手段と、
を備え、
前記配信手段は、この制御データ生成手段によって生成された制御データを、前記アプリケーションの実行プログラムの送信に先立ち送信することを特徴とするアプリケーション配信システム。 - 前記クライアント端末の管理手段は、
前記制御データに含まれる更新日時パラメータに基づいて、前記アプリケーションの登録が可能であるか否かを判別する判別手段と、
この判別手段によって登録が可能であると判別した場合に、前記アプリケーションの実行プログラムの送信を要求する実行プログラム要求手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション配信システム。 - 前記サーバは、
少なくともアプリケーション別に用意された制御データテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段を備え、
前記制御データ生成手段は、アプリケーションの配信の要求を受けた際、このテンプレート記憶手段に記憶された該アプリケーションの制御データテンプレートを読み出し、この制御データテンプレートに前記パラメータを付加することにより制御データを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のアプリケーション配信システム。 - アプリケーションに基づく動作を実行するクライアント端末にネットワークを介して接続され、該クライアント端末から要求されたアプリケーションを配信するアプリケーション配信装置において、
前記アプリケーション配信装置は、時刻を計時する計時手段と、
前記クライアント端末からアプリケーションの配信要求を受ける都度、前記計時手段により計時される時刻を、該アプリケーションの更新日時パラメータとし、当該更新日時パラメータと前記クライアント端末で任意に設定された前記アプリケーションに係るパラメータとを付加した制御データを生成する制御データ生成手段と、
前記配信要求を受けた時刻に応じた前記アプリケーションの実行プログラムを生成する実行プログラム生成手段と、
前記制御データ生成手段によって生成された制御データを、前記アプリケーションの実行プログラムの送信に先立ち送信する制御データ送信手段と、
前記実行プログラム生成手段によって生成された前記アプリケーションの実行プログラムを、前記クライアント端末に送信する実行プログラム送信手段と、
を備えることを特徴とするアプリケーション配信装置。 - 少なくともアプリケーション別に用意された制御データテンプレートを記憶する制御データ記憶手段を更に備え、
前記制御データ生成手段は、アプリケーションの配信の要求を受けた際、この制御データ記憶手段に記憶された該アプリケーションの制御データテンプレートを読み出し、この制御データテンプレートに前記パラメータを付加することにより制御データを生成することを特徴とする請求項4に記載のアプリケーション配信装置。
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