JP3589787B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数の計量ホッパを備えた組合せ計量装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
組合せ計量装置は、菓子や果物、野菜のような個々の重量にばらつきのある被計量物を複数個集めて目標重量とするものである(たとえば、特開昭63−30725号公報参照)。この種の組合せ計量装置の一例を図9に示す。
【0003】
図9において、搬送コンベア12は、被計量物Mを分散フィーダ2の中央へ落下させる。分散フィーダ2の周縁には、多数の供給トラフ3が設けられている。分散フィーダ2および各供給トラフ3はそれぞれ加振装置の駆動により振動することで、分散フィーダ2上の被計量物Mを、多数のプールホッパ本体4に送出する。各プールホッパ本体4には、ゲート5が設けられており、また、その下方に計量ホッパ本体6が設けられている。各計量ホッパ本体6には、ホッパ重量計量器7およびゲート8が設けられている。ゲート8の下方には大きな集合排出シュート9が設けられており、ホッパ重量計量器7で得られた被計量物の重量を組み合わせることで、被計量物Mを一まとめにして目標重量ないし目標重量に近い重量とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の組合せ計量装置では、食品を計量する場合があり、食品の中には、組合せ計量装置のホッパ本体4i,やゲート5i,の内面に付着し易いものがある。したがって、これらの部品を取り外して洗浄する必要が生じる。しかし、従来の組合せ計量装置では、ホッパ本体4i,の側面に取付金具、リンク装置および復帰バネなどを設けて、ホッパ本体4i,にゲート5i,を取り付け、ホッパ本体とゲートとが組み立てられた状態のホッパ装置を組合せ計量装置の本体に固定している。そのため、一組のホッパ装置を洗浄する際には、復帰バネのバネ力に抗してゲート5i,を開放した状態を保持せねばならず、したがって、洗浄がしにくいので洗浄時間がかかる上、これらの部品を十分に洗浄することも困難となる。
【0005】
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたもので、その目的は、組合せ計量装置において洗浄し易いホッパ装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明では、ゲートが、ホッパ本体を介することなく、計量装置本体に開閉駆動自在に支持されている。なお、本発明において、ホッパ本体とは、投入された被計量物を受け入れる容器としての筒状の部分自体をいう。また、計量装置本体に支持されているとは、計量装置のフレームに支持されていることをいい、各計量ユニットのロードセルなどを介して支持されていることを含む概念である。
【0007】
本発明によれば、ゲートおよびホッパ本体を計量装置本体から取り外し、2つの部品を個別に洗浄することができる。したがって、洗浄時にゲートを開放した状態に保持する必要がなく、しかも、両部品が分離されているので、両部品の汚れを落とし易い。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1において、被計量物の投入皿2Aには、多数のシュート3Aが連通しており、投入皿2A内の被計量物をプールホッパ本体4に供給する。プールホッパ本体4内の被計量物は、プールホッパ本体4の下方に設けた第1ゲート5が開放されることで、計量ホッパ本体6に排出される。計量ホッパ本体6内の被計量物は、第2ゲート8が開放されることで集合排出コンベア9Aに落下し、該集合排出コンベア9Aから集合場所1に集められる。プールホッパ本体4と第1ゲート5、ならびに、計量ホッパ本体6と第2ゲート8は、それぞれ、本発明のホッパ装置を構成している。なお、前記多数のホッパ本体4,6は鉛直面に沿ってマトリクス状に配列されているが、図9の組合せ計量装置と同様な機能を有している。
【0009】
図2は計量装置本体10の部分正面図を示す。
この図において、計量装置本体10には、プールホッパ固定軸(水平軸)11Aおよび計量ホッパ固定軸(水平軸)11Bが水平方向に突出した状態で固定されている。また、計量装置本体10には、第1ゲート用のアーム駆動軸(水平軸)12Aおよび第2ゲート用のアーム駆動軸(水平軸)12Bが水平方向に突出した状態で、回転自在に支持されている。前記両駆動軸12A,12Bは、それぞれ、エアモータなどの駆動源により駆動される。以下、ホッパ本体4,6およびゲート5,8の取付構造について説明するが、まず、計量ホッパ本体6および第2ゲート8の取付構造について説明する。
【0010】
図3に示すように、第2ゲート8は、計量ホッパ本体6(図2)の下方の排出口を開閉するもので、縦断面が円弧状の平板からなり、アーム13が固着されている。アーム13には、前記第2ゲート用のアーム駆動軸12Bに装着される円筒状のアーム装着部14が固着されている。アーム装着部14は、アーム駆動軸12Bに嵌り込む水平孔14aを有しており、前記第2ゲート8は、前記アーム駆動軸12Bを中心として、水平軸線まわりに回転自在に計量装置本体10(図4)に取り付けられることで、計量ホッパ本体6(図2)を開閉する。前記アーム13は、図4に示すように、計量装置本体10と計量ホッパ本体6との間に配置されている。
【0011】
図2に示すように、前記計量ホッパ本体6の下端は、第2ゲート8の縦断面形状に沿った円弧状に形成されている。図5に示すように、前記計量ホッパ本体6には、ブラケット20を介して取付部材21が固定されている。この取付部材21は、計量ホッパ固定軸11Bに嵌まり込む水平孔21aを有しており、計量ホッパ固定軸11Bに装着される。前記取付部材21には、一対の段付ボルト22によって、環状の係合リング(係合部材)23が、鉛直面内でのみ移動自在に取り付けられている。前記一対の段付ボルト22は、係合リング23の内周に互いに離間して配設されている。一方、前記計量ホッパ固定軸11Bには、破線で示す円環状の係合溝11aが形成されている。
【0012】
計量ホッパ本体6を計量ホッパ固定軸11Bに取り付ける際には、係合リング23を若干上方に移動させた状態で、取付部材21を計量ホッパ固定軸11Bに装着する。装着後、係合リング23を落とし込むと、係合リング23が図6のように係合溝11aに係合する。したがって、係合リング23の自重により、係合リング23が係合溝11aに軸方向に係合した状態を保持して、図4のように、計量ホッパ本体6が計量ホッパ固定軸11Bを介して、計量装置本体10に取り付けられる。このように、計量ホッパ本体6が計量装置本体10に取り付けられているので、ボルトなどの締結部材を緩めたり締めたりする必要がないから、計量ホッパ本体6の取付・取外しが容易になる。
【0013】
なお、計量ホッパ固定軸11Bは、プレート30、内筒31、ダイヤフラム32および外筒33を介して計量装置本体10に支持されている。また、計量ホッパ本体6、各取付用の部品20〜22,30〜33および駆動源、第2ゲート8などの自重は、アーム駆動軸12Bを介してロードセル(図示せず)に負荷されており、該ロードセルを介して計量装置本体10に支持されている。
【0014】
図5に示すように、計量ホッパ本体6には、断面くの字状の離脱防止部材24が固着されている。この離脱防止部材24は、図4のアーム13の回転中心の近傍に、つまり、アーム装着部14に近接して対向しており、アーム装着部14が離脱しようとすると、アーム装着部14に軸方向から当接して、アーム13が軸方向に離脱するのを防止する。つまり、計量ホッパ本体6を固定した際に、第2ゲート8の取付が完了する。このように、第2ゲート8が計量装置本体10に取り付けられているから、ボルトなどの締結部材を緩めたり締めたりする必要がないので、第2ゲート8の取付・取外しが容易になる。
【0015】
図7および図8のプールホッパ本体4の取付構造は前述の計量ホッパ本体6と同様であり、また、第1ゲート5の取付構造は前述の第2ゲート8と同様であり、同一部分もしくは相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。なお、図7の第1ゲート用のアーム駆動軸12Aはカラー35を介して計量装置本体10に支持されており、また、プールホッパ固定軸11Aは計量装置本体10に直接固定されている。
【0016】
前記構成においては、図3の第2ゲート8と図5の計量ホッパ本体6とを別々に洗浄することができるので、従来のようにバネ力に抗してゲートを開放する必要がない上、ゲート8およびホッパ6を別々に洗浄できるので、洗浄液が計量ホッパ本体6や第2ゲート8(図3)に当たり易いから、著しく洗浄し易くなる。つまり、洗浄性が向上する。
【0017】
また、図2の前記各ホッパ本体4,6は、たとえば、表面にエンボス加工が施されていると共に、軸線が鉛直に設定された円筒形に形成されている。つまり、各ホッパ本体4,6の内表面には、角筒状のホッパと異なり隅部がないので、被計量物が付着しにくい上、洗浄液を噴き付け易いから、更に洗浄性が向上する。
なお、各ホッパ本体4,6は、テーパ円筒状や角筒状に形成してもよい。
【0018】
ところで、本発明では、図4の計量ホッパ本体6を第2ゲート8に取り付けていないから、つまり、計量ホッパ本体6および第2ゲート8を各々別々に計量装置本体10に取り付けているから、取付構造上、組合せ計量装置が大型化するおそれがある。ここで、本実施形態では、アーム13を計量装置本体10と計量ホッパ本体6との間に配設しているから、アーム13が存在していても、計量ホッパ本体6同士を近接して配置することができるから、組合せ計量装置が大型化するおそれはない。
【0019】
なお、本実施形態では、係合部材を図5のように係合リング23で構成したが、係合部材は必ずしもリング状である必要はない。また、係合リング23は自重により係合状態を保持する構造としたが、バネ部材などで係合リング23が係合溝11aに係合した状態を保持する構造としてもよい。
【0020】
また、本発明は、図9のような分数フィーダを有する組合せ計量装置についても適用することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ゲートがホッパ本体を介することなく、計量装置本体に開閉駆動自在に支持されているから、従来のようにバネ力に抗してゲートを開放し、この開放した状態を保持する必要がない上、ゲートおよびホッパ本体が分離した状態で洗浄することができ、そのため、洗浄時の手数がかからない上、洗浄自体が容易になって、清潔にすることができる。
【0024】
また、ゲートと共に回転するアームを、計量装置本体とホッパ本体との間に配設したので、ゲートの取付構造が大型化しないから、ホッパ本体を隣接させて多数並べることができる。
【0025】
また、ホッパ本体に離脱防止部材を固定し、この離脱防止部材によって、アームが軸方向(水平方向)に計量装置本体から離脱するのを防止する構造としたので、ゲートの取付構造も簡素化することができると共に、ゲートの取付・取外しを迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す組合せ計量装置の正面レイアウト図である。
【図2】水平軸の配置を示す正面図である。
【図3】第2ゲートなどを示す斜視図である。
【図4】計量ホッパ本体および第2ゲートの取付構造を示す一部断面した平面図である。
【図5】計量ホッパ本体などを示す斜視図である。
【図6】計量ホッパ本体の取付構造を示し、一部を図4のVI−VI線で断面した正面図である。
【図7】プールホッパ本体および第1ゲートの取付構造を示す一部断面した平面図である。
【図8】プールホッパ本体の取付構造を示す一部破断した正面図である。
【図9】従来の一般的な組合せ計量装置の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
4:プールホッパ本体
5:第1ゲート
6:計量ホッパ本体
8:第2ゲート
11A,11B:ホッパ固定軸(水平軸)
12A,12B:アーム駆動軸(水平軸)
13:アーム
14:アーム装着部
14a:水平孔
21:取付部材
21a:水平孔
23:係合リング(係合部材)
24:離脱防止部材
11a:係合溝

Claims (2)

  1. ホッパ本体および該ホッパ本体の排出口を開閉するゲートを備えたホッパ装置を、計量装置本体に複数組取り付けた組合せ計量装置において、
    前記ゲートが、前記ホッパ本体を介することなく、前記計量装置本体に開閉駆動自在に支持され
    前記ゲートをアームを介して水平軸線まわりに回転自在に前記計量装置本体に取り付けることで開閉自在とし、前記アームを前記計量装置本体と前記ホッパ本体との間に配設し、
    前記アームの回転中心の近傍に軸方向から当接して、前記アームが軸方向に離脱するのを防止する離脱防止部材を、前記ホッパ本体に固定した組合せ計量装置。
  2. 請求項1において、
    前記計量装置本体からアーム駆動軸が水平方向に突出し、前記アーム駆動軸に嵌まり込む水平孔が前記アームの回転中心に形成されている組合せ計量装置。
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