JP2001264153A - 組合せ計量装置 - Google Patents

組合せ計量装置

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JP2001264153A JP2000076552A JP2000076552A JP2001264153A JP 2001264153 A JP2001264153 A JP 2001264153A JP 2000076552 A JP2000076552 A JP 2000076552A JP 2000076552 A JP2000076552 A JP 2000076552A JP 2001264153 A JP2001264153 A JP 2001264153A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組合せ計量装置では、ホッパの開閉蓋の複雑
な開閉機構が外部に露出した状態で設けられているた
め、被計量物の微粉や飛沫が付着堆積しやすい。本発明
はこの問題を解決する。 【解決手段】 被計量物が供給される複数のホッパと、
前記ホッパの排出口を開閉する開閉蓋を開閉駆動する駆
動源が内側に配置された筐体とを有する組合せ計量装置
において、前記ホッパに回動自在に設けられた前記ホッ
パの開閉蓋に取付けられたカップリングと、前記駆動源
からの駆動運動を伝達する開閉駆動機構が封入された中
空状のホッパ支持腕と、前記ホッパ支持腕の先端のホッ
パ装着部の外面に露出した状態で設けられ、封入された
前記開閉駆動機構によって駆動され且つ前記ホッパの装
着によって前記カップリングに係合して前記ホッパの開
閉蓋を開閉駆動する開閉駆動体とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は組合せ計量装置に関する。
【発明の属する技術分野】
【0002】
【従来の技術】例えば、ポテトチップ、ピーナッツ、果
物、ソーセージなどのように個々の質量が均一でない物
品を所定質量分あるいはそれに近い質量分をひとまとめ
にして袋詰めなどをするために、従来より組合せ計量装
置が用いられている。
【0003】この組合せ計量装置は、中央の分散テーブ
ルの周りに放射状に放射フィーダを設け、各放射フィー
ダの先端下方にそれぞれストックホツパ、計量ホッパな
どを上下に配置し、下方に集合シュートを設けたもので
あって、コンベヤなどで被計量物を分散テーブルに供給
し、分散テーブルから供給された被計量物を多数の放射
フィーダで各ストックホツパに供給し、各ストックホツ
パから供給された被計量物の質量を各計量ホッパごとに
計量する。そして、複数の計量ホッパ内の被計量物の質
量を組合せ加算して、所定質量あるいはそれに近い組合
せを選んで、集合シュートに落下させてひとまとめに
し、包装機などの次工程へ送り出している。
【0004】しかして、このような構造の従来の組合せ
計量装置は、例えば図19に示すように円周方向に配列
された多数のストックホツパ1、計量ホッパ2などが中
央の筐体3の外周から突設されたブラケット4、5にそ
れぞれ取外し自在に支持され、各ホッパはそれぞれ開閉
蓋6、7を備えると共に、この開閉蓋6、7を開閉動作
させるための複雑な構成の開閉リンク機構8、9及び復
旧バネ10、11をそれぞれホッパ1、2の壁部外面に
備えていて、筐体3内に配置された駆動源によって駆動
される可動体12、13が筐体3の穴(図示せず)から
外方に突出して設けられていて、この可動体12、13
がホッパの開閉リンク機構8、9を駆動して開閉蓋6、
7を開き、復旧バネ10、11によって閉じるように構
成されている。
【0005】また、計量ホッパ2を支持するブラケット
5は筐体3の穴(図示せず)から外方へ突出していて計
量ホッパ2内の被計量物の質量によって可動するように
され、このブラケット5が筐体3内の計量器(図示せ
ず)に支持されている。(なお、図19において14は
中央の分散テーブル、15は放射フィーダである。)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかして、被計量物が
特に食品である場合、極めて高速に駆動され被計量物が
激しく落下、排出されるこのような組合せ計量装置にあ
っては、供給落下される被計量物の微粉飛沫が長期使用
中にホッパや筐体などの組合せ計量装置全体に次第に付
着堆積して組合せ動作に支障を来したり、あるいは各部
に付着堆積した被計量物に細菌が繁殖したり腐敗したり
するおそれがあるため、しばしば組合せ計量装置全体を
清掃する必要がある。
【0007】しかるに、前記したように従来の組合せ計
量では、各ホッパごとに極めて複雑な構成の開閉リンク
機構や復旧バネが設けてあり、また各ホッパごとに複雑
な構造のブラケットや可動体が筐体から外方へ突出して
設けてあり、また可動体やブラケットが動くことができ
るように筐体には多数の穴が複雑に設けてあって、これ
らの開閉リンク機構や復旧バネ、ブラケット、可動体、
筐体の穴などの構成が極めて複雑なため、被計量物がこ
れらの複雑な構造部分や接合部分に付着堆積しやすく、
付着堆積した被計量物の細菌繁殖や腐敗などを生じやす
く、また複雑な構成のため清掃もしにくく、食品衛生を
損なうおそれがあり、著しく不都合であった。本発明は
このような問題を解決した組合せ計量装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の請求項1の組合せ計量装置では、被計量物が
供給される複数のホッパと、前記ホッパの排出口を開閉
する開閉蓋を開閉駆動する駆動源が内側に配置された筐
体とを有する組合せ計量装置において、前記ホッパに回
動自在に設けられた前記ホッパの開閉蓋に取付けられた
カップリングと、前記駆動源からの駆動運動を伝達する
開閉駆動機構が封入された中空状のホッパ支持腕と、前
記ホッパ支持腕の先端のホッパ装着部の外面に露出した
状態で設けられ、封入された前記開閉駆動機構によって
駆動され且つ前記ホッパの装着によって前記カップリン
グに係合して前記ホッパの開閉蓋を開閉駆動する開閉駆
動体とを備えたことを特徴としている。
【0009】このように構成したたため、請求項1の組
合せ計量装置では、ホッパ支持腕の先端のホッパ装着部
にホッパを装着すると、ホッパ開閉蓋に設けられたカッ
プリングにホッパ装着部の外面に露出した開閉駆動体が
係合し、筐体内の駆動源からの駆動力でホッパ支持腕内
に封入された開閉駆動機構によって前記開閉駆動体が駆
動されて、ホッパの開閉蓋が開閉駆動されるので、複雑
な開閉リンク機構や復旧バネなどを外部に露出した状態
で設けることが不要となり、このため、被計量物の飛沫
などの付着堆積が少なくなり、清浄性が格段に向上し
て、被計量物が食品の場合、食品衛生上の不都合が生じ
にくくなり、また、洗浄も容易となる。
【0010】また、ホッパの支持とホッパ開閉蓋の駆動
の2つの目的を1つのホッパ支持腕のみで果たすから、
ホッパ支持機構と開閉駆動機構を別々に筐体から突出さ
せて設ける必要がなくなり、構造も簡単となり、従って
被計量物の付着堆積などの不都合も少なくなる。
【0011】また、本発明の請求項2の組合せ計量装置
では、ホッパの開閉蓋に取付けられた前記カップリング
の回動軸と前記開閉駆動体の回動軸を同軸上に配置した
ため、開閉蓋の開閉動作が一層円滑に行われる。
【0012】また、本発明の請求項3の組合せ計量装置
では、前記駆動源がモータでなり、前記開閉駆動機構
が、前記モータに直結されたリンク機構で構成されてい
る。
【0013】また、本発明の請求項4の組合せ計量装置
では、被計量物が供給される複数の計量ホッパと、前記
計量ホッパに収容された被計量物の質量を測定する計量
器と、前記計量ホッパの排出口を開閉する開閉蓋を開閉
駆動する駆動源と、前記計量器と前記駆動源とが内側に
配置される筐体とを有する組合せ計量装置において、前
記計量ホッパに回動自在に設けられた前記ホッパの開閉
蓋に取付けられたカップリングと、前記筐体に設けられ
た挿通穴から外方に突出され、前記駆動源からの駆動運
動を伝達する開閉駆動機構が封入された中空状のホッパ
支持腕と、前記支持腕の先端のホツパ装着部の外面に露
出した状態で設けられ、封入された前記開閉駆動機構に
よって駆動され且つ前記ホッパの装着によって前記カッ
プリングに係合して前記ホッパの開閉蓋を開閉駆動する
開閉駆動体とを備え、前記計量器は、前記筐体の内側に
前記計量器の固定端が固定され、前記計量器の自由端に
前記駆動源と前記中空状のホッパ支持腕を固定すること
を特徴としている。
【0014】このように構成したたため、請求項4の組
合せ計量装置では、ホッパ支持腕の先端のホッパ装着部
にホッパを装着すると、ホッパ開閉蓋に設けられたカッ
プリングにホッパ装着部の外面に露出した開閉駆動体が
係合し、筐体内の駆動源からの駆動力でホッパ支持腕内
に封入された開閉駆動機構によって前記開閉駆動体が駆
動されて、ホッパの開閉蓋が開閉駆動されるので、複雑
な開閉リンク機構や復旧バネなどを外部に露出した状態
で設けることが不要となり、このため、被計量物の飛沫
などの付着堆積が少なくなり、清浄性が格段に向上し
て、被計量物が食品の場合、食品衛生上の不都合が生じ
にくくなり、また、洗浄も容易となる。
【0015】また、ホッパの支持とホッパ開閉蓋の駆動
の2つの目的を1つのホッパ支持腕のみで果たすから、
ホッパ支持機構と開閉駆動機構を別々に筐体から突出さ
せて設ける必要がなくなり、構造も簡単となり、従って
被計量物の付着堆積などの不都合も少なくなる。
【0016】そして、前記ホッパ支持腕及び前記駆動源
が計量器の自由端に固定されているため、ホッパの開閉
蓋の開閉駆動もでき、計量ホッパ内の被計量物の計量も
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の組
合せ計量装置の実施の形態を説明する。図1〜17は本
発明の組合せ計量装置の一実施形態を示している。円筒
状に配置される多数のホッパ130、130、…で囲ま
れる中央空間に、筐体20が設けられている。この筐体
20は、上端及び下端が開口し、下半部が上半部より径
が小さくなった円筒状の筐体本体21を備えている。
【0018】包装機などの基台(図示せず)に下端が固
定される4本の支柱30、31、32、33によって、
筐体本体21が支持されている。即ち、図3〜5に示す
ように、各支柱30〜33は円周方向に90°の間隔で
設けられ、円筒状で垂直部30a〜33aと円弧状の湾
曲部30b〜33bと水平部30c〜33cとから成
る。筐体本体21の周壁部22には、上下方向のほど中
央において、円周方向に90°の間隔で前記各支柱30
〜33の水平部30c〜33cが貫入される円形の穴
(図示せず)が設けられている。各水平部30c〜33
cの先端は両側を45°にカットされていて、前記4つ
の穴から内方へ4本の水平部30c〜33cがそれぞれ
貫入され、筐体本体21の内部中央において4つの水平
部30c〜33cの先端部が溶接などの適宜手段によっ
て十文字状に接合されている。
【0019】図5に示すように隣り合う2本の支柱3
0、33の垂直部30a、33aは円筒状の水平フレー
ム34によって連結され、同じく隣り合う2本の支柱3
1、32の垂直部31a、32aも円筒状の水平フレー
ム35によって連結されている。そして、水平フレーム
34、35は2本の水平フレーム36、37で連結され
ている。水平フレーム36には組合せ計量装置の各部の
動作を制御する制御ボックス38が取付けられている
(図1、図2)。筐体20は、前記筐体本体21と、蓋
体40と、底皿体80とで構成されている。
【0020】図3に示すように、蓋体40は円板状であ
って、前記筐体本体21の周壁部22の上端開口縁部2
2aを僅かな間隔で外側から囲むように外周縁部41が
円板部42の外周から下方へ突設されている。このた
め、蓋体40を筐体本体21に被せると、蓋体40の外
周縁部41が筐体本体21の上端開口縁部22aを外側
から僅かな間隔で囲むため、水洗いしても筐体本体21
内へ水が浸入しない。
【0021】円周方向の複数箇所において、蓋体40の
外周縁部41には掛止鉤43が設けられ、筐体本体21
の周壁部22上端には、この掛止鉤43を掛止めする掛
止操作具44が設けられている。この掛止操作具44を
操作して掛止鉤43を外して、蓋体40を筐体本体21
から上方へ持ち上げて外すことができる。蓋体40の円
板部42の中央には、上方へ球面状に膨らんだ球面部4
5が設けられている。
【0022】図5に示すように、球面部45の中央に
は、円形の穴46が設けられ、球面部45の外周の円板
部42には、円周方向に多数(図5の実施形態では8
個)の円形の穴47、47、…が等間隔で設けられてい
る。各穴46、47には上方へ穴縁部46a、47aが
突設されている。
【0023】図3に示すように、筐体本体21の内部で
十文字状に接合された4つの支柱30〜33の水平部3
0c〜33cの上面に、円板状の基板50が溶接などの
適宜手段で固定されている。蓋体40の中央の穴46に
対応して、前記基板50の中央上面に回転駆動用モータ
51が取付けられていて、回転駆動用モータ51の回転
軸51aは蓋体40の中央の穴46から上方へ突出して
いる。この回転軸51aの上端に、円形傘形の分散テー
ブル52が取外し可能に取付けられていて、回転軸51
aと一体的に回転する。
【0024】蓋体40の円板部42の円筒方向に等間隔
で配列された各穴47に対応して、前記基板50の上面
に円周方向に並んでそれぞれ振動器53が取付けられて
いる。各振動器53の振動軸53aは蓋体40の円板部
42の各穴47から上方へ突出していて、図2に示すよ
うに中央の分散テーブル52から落下供給された被計量
物を受ける放射フィーダ54、54、…が、分散テーブ
ル52を囲んで放射状に、各振動軸53aの上端に取外
し可能に取付けられていて、放射フィーダ54、54、
…に分散テーブル52から落下供給された被計量物は放
射フィーダ54、54、…の振動によって放射方向の外
方へと順次進行してその先端から落下する。
【0025】前記穴46の穴縁部46a及び前記穴47
の穴縁部47aには、蓋体40内へ被計量物や清浄時の
水が浸入しないようにゴムパッキン(図示せず)がそれ
ぞれ取付けられている。
【0026】筐体本体21の周壁部22には、前記支柱
30〜33の水平部30c〜33cより上側及び下側に
おいて円周方向に等間隔に前記各放射フィーダ54、5
4、…に対応して配置された円形のアーム挿通穴60、
61が2段に設けられている。
【0027】筐体本体21の周壁部22の上側の各アー
ム挿通穴60に対応して、前記基板50の上面には、各
アーム挿通穴60を向くようにそれぞれアーム支持板6
2が立設されている。各アーム支持板62の外面には、
ホッパ(ストックホツパ)130を支持し且つその開閉
蓋を開閉するための中空状の図6、図7に示すホッパ支
持腕100が、図8、図9に示すように筐体本体21の
周壁部22の上側の各アーム挿通穴60から外方へ放射
状に突出するように、そのフランジ部101がネジ止め
によって固定されている。
【0028】ホッパ支持腕100の腕部102の基部は
円筒状であって、筐体本体21の周壁部22のアーム挿
通穴60との僅かな隙間はゴムパッキン60aで密封さ
れて、被計量物や洗浄時の水の内部への浸入を防いでい
る。
【0029】各アーム支持板62の内面には、ホッパ1
30の開閉蓋147の開閉駆動のための開閉駆動用モー
タ(駆動源)63が、モータ取付けフレーム64によっ
て取付けられている。
【0030】図3に示すように、筐体本体21の内部で
十文字状に接合された4つの支柱30〜33の水平部3
0c〜33cの下面に、円板状の基板65が溶接などの
適宜手段で固定されている。この基板65の下面中央
に、放射フィーダ54の数だけの多角形の中空多角形筒
体66の上底部66aが、ネジ止めなどの適宜手段で固
定されている。
【0031】図3、図10に示すように、この中空多角
形筒体66の多数形の各平面66b、66b、…は、そ
れぞれ下側の各アーム挿通穴61、61、…に対応した
向きになっていて、各平面66bの外側には、固定台7
0がネジ止めなどの適宜手段で固定されている。この固
定台70の外面側には上下方向の嵌合溝70aが設けら
れ、この嵌合溝70aにロードセル(計量器)71の固
定端71aが嵌合されてネジ止めなどの適宜手段で固定
されていて、ロードセル71は片持ち梁状に基台70に
支持されている。
【0032】前記各ロードセル71の自由端71bに
は、アーム支持板72が固定されている。即ち、アーム
支持板72は上下方向の嵌合溝72aを備えていて、こ
の嵌合溝72aにロードセル71の自由端71bが嵌合
されネジ止めなどの適宜手段で固定されている。
【0033】アーム支持板72の外面には、ホッパ(計
量ホッパ)130を支持し且つその開閉蓋147を開閉
するための中空状のホッパ支持腕100が、筐体本体2
1の周壁部22の下側の各アーム挿通穴61から外方へ
放射状に突出するように、その取付け用フランジ部10
1がネジ止めによって固定されている。
【0034】アーム支持板72の内面には、開閉駆動用
モータ(駆動源)63がモータ取付けフレーム64によ
って取付けられている。
【0035】従って、ロードセル71の自由端71bに
は前記アーム支持板72、ホッパ支持腕100、開閉駆
動用モータ63が支持されている。そして、ホッパ支持
腕100で支持されるホッパ(計量ホッパ)130への
被計量物の供給、排出によってホッパ支持腕100が上
下動しても、アーム挿通穴61の縁部とホッパ支持腕1
00のアーム挿通穴61に位置する円筒状の腕部102
の基部102aとが非接触状態を保つための最小限の間
隙となるようにアーム挿通穴61の径が最小に設定され
ている。
【0036】ホッパ支持腕100の腕部102の基部1
02aとアーム挿通穴61との隙間から被計量物や洗浄
時の水が浸入しないように、蛇腹筒状のゴムパッキン7
7の先端部77aが腕部102の基部102aの環状溝
102bに嵌合され、ゴムパッキン77のフランジ部7
7bはカップ状のカバー78で押さえられてネジ止めな
どの適宜手段によって周壁部22のアーム挿通穴61の
縁部に固定されている。このゴムパッキン77はそのフ
ランジ部77bと先端部77aとの中間が自由に撓むこ
とができる蛇腹部となっているため、ホッパ(係止ホッ
パ)130への被計量物の投入、排出によるホッパ支持
腕100の腕部102の基部102aのアーム挿通穴6
1内での動きを妨げない。
【0037】筐体本体21の下端開口部側に設けられる
前記底皿体80は、図3に示すように、上面が開口し、
下側が次第に直径が小さくなった円筒状の周壁部81と
曲面状態に周壁部81から連設された底部82から成る
お椀状であって、その周壁部81の上端開口縁部81a
は筐体本体21の周壁部22の下端開口縁部22b内に
僅かな隙間で収容されるように直径が筐体本体21の円
形の下端開口縁部22bの直径より僅かに小さく設定さ
れている。
【0038】円周方向の複数箇所において、筐体本体2
1の周壁部22の下端開口縁部22bには掛止鉤83が
設けられ、底皿体80の周壁部81の上端には、この掛
止鉤83を掛止めする掛止操作具84が設けられてい
て、図3に示すように、掛止鉤83を掛止操作具84で
掛止めることによって、筐体本体21の下端開口縁部2
2bの内側に底皿体80の上端開口縁部81aが僅かな
間隙で収容された状態で筐体本体21に底皿体80が取
付けられる。このため、洗浄のため水洗いしても筐体本
体21内及び底皿体80内に水が浸入することがない。
【0039】この掛止操作具84を操作して掛止鉤83
を外して、底皿体80を筐体本体21から下方へ外すこ
とができる。底皿体80の底部82内面には、基台85
が固定されている。
【0040】筐体本体21の前記中空多角形筒体66の
上底部66aの下面中央には、スプリング(例えばゼン
マイ式板バネ)86の上端が取付け枠体75を介して固
定され、このスプリング86の先端は底皿体80の基台
85上面中央に取付け枠体87を介して固定されてい
て、掛止操作具84を操作して掛止鉤83を外した際
に、底皿体80が質量に逆らって緩慢に下降するよう
に、このスプリング86の弾性力が設定されている。
【0041】底皿体80の周壁部81には、前記筐体本
体21の各アーム挿通穴61、61、…に対応して円周
方向に並んで円形のアーム挿通穴88、88、…が設け
られている。
【0042】底皿体80に固定された基台85の上面に
は、底皿体80の各アーム挿通穴88に対応して各アー
ム挿通穴88を向くようにそれぞれアーム支持板89が
立設されている。各アーム支持板89の外面には、ホッ
パ(メモリホッパ)130を支持し且つその開閉蓋14
7を開閉するための中空状のホッパ支持腕100が、底
皿体80の周壁部81の各アーム挿通穴88、88、…
から外方へ放射状に突出するように、その取付け用フラ
ンジ部101がネジ止めによって固定されている。
【0043】ホッパ支持腕100の腕部102の基部1
02aは円筒状であって、底皿体80の周壁部81のア
ーム挿通穴88との僅かな隙間はゴムパッキン88aで
密封されて、被計量物や洗浄時の水の内部への浸入を防
いでいる。
【0044】各アーム支持板89の内面には、ホッパ1
30の開閉蓋147の開閉駆動のための開閉駆動用モー
タ(駆動源)63がモータ取付けフレーム64によって
取付けられている。
【0045】このように筐体20の外周は例えばホッパ
が円周方向に8個であっても8角形状になっておらず、
円形の蓋体40と円筒状の筐体本体21とカップ状の底
皿体80によって図4、図5に示すように全体が円形曲
面の滑らかな周壁部で囲まれた円形のお椀状になってい
て、角張った稜線部が全くないので被計量物の飛沫など
が付着堆積しにくく、清掃も容易となり、また、この円
形曲面の周壁部からホッパ支持腕100、100、…の
みが突出しているので、防水性もよい。
【0046】なお、前記筐体20を筐体本体21と底皿
体80に分割した構成を示したが、これらを分割せず一
体的に構成してもよい。
【0047】上下3段に設けられたホッパ支持腕100
は、図6、図7に示すように、中空パイプ状の腕部10
2と、この腕部102の一端から一体的に突設された、
支持板に固定するための取付け用フランジ部101と、
腕部102の他端側で各面がすべて互いに丸味を有する
ように連続した中空長方体状の頭部(ホッパ装着部)1
03によって構成されている。
【0048】頭部103は、図11、図12に示すよう
に、中空状の腕部102から一体的に突設され、側方が
開口された頭部本体104と、この頭部本体104の側
方開口部104aに突き合わせ状に取付けられる側蓋1
05とで構成されていて、その上端はホッパ130の側
面に設けられた係合フード150の上面板151の嵌合
穴151a(図16)に適合して嵌合するように前後方
向(図11において左右方向)の幅が狭くなった嵌合頭
部106となっている。
【0049】側蓋105の内面には、先端にネジ穴を有
する複数のスタッド107が垂直に立設されていて、頭
部本体104の側壁部104bの対応する複数の穴10
8の外側から各スタッド107のネジ穴にネジ109で
ネジ止めすることによって、頭部本体104に側蓋10
5が固定されている。
【0050】頭部103の下部には水平方向に同一線上
において、ホッパ130の側面に設けられた係合フード
150の係合溝154a、155a(図14、図17)
にそれぞれ係合するための係合ボルト110の両端11
0a、110bが、頭部本体104の鉛直方向の側壁部
104b及び鉛直方向の側蓋105の両側から外方へ突
出した状態で、ナット111a、111bより外方へ一
定長さ突出するように外方からナット締めされている。
【0051】頭部本体104の側壁部104bに水平方
向の回動軸112が回動自在に取付けられている。この
回動軸112の一端は側壁部104bから外方へ突出し
ていて、この外方へ突出した回動軸112に、頭部本体
104の側壁部104bの外側において開閉蓋駆動体1
13の一端がこの回動軸112と一体的に回動するよう
に取付けられている。この開閉蓋駆動体113は帯板状
であって、その先端側外面に、ホッパ130の開閉蓋1
47の回動腕144の係合スリット144a(図17)
に係合する係合突体113aが突設されている。
【0052】頭部本体104の内側において、前記回動
軸112と一体的に回動するように回動板114の一端
が取付けられている。図8、図9、図10に示すよう
に、前記開閉駆動用モータ63の駆動軸63aに回転板
67が固定され、この回転板67の回転中心から偏心し
た位置にピン67aが立設されている。
【0053】中空状のホッパ130の支持腕100の内
部に作動バー116が収容されていて、その一端は頭部
103内において前記回動板114の先端に立設された
ピン114aに回動自在に取付けられている。その他端
は腕部102から外方へ突出し、最上段では図8、図9
のように支持板8(中央では図10のように支持板7
2、最下段では支持板89の穴)及びモータ取付けフレ
ームの穴62b(72b)及び64bを通って、モータ
67によって回転する前記回転板67のピン67aに回
動自在に取付けられている。
【0054】このため、図11、図13に示すように開
閉駆動用モータ63の駆動軸63aの回転による回転板
67の回転運動は、頭部103の内部の回動板114及
び頭部103の外側の開閉蓋駆動体113の所定角度範
囲での揺動運動に変換され、回転板67の一回転によっ
て回動板114及び開閉蓋駆動体112は所定角度時計
方向へ回動した後反時計方向に回動して元の位置に戻
る。
【0055】ホッパ130は、図14〜図17に示すよ
うに、前面板131と背面板132と両側面板133、
134が丸味を帯びて連なったほぼ四角錐筒状になって
いて、前面板131、背面板132、両側面板133、
134が上側に向かって次第にラツパ状に広がった上半
部135の上端に収納口136を備え、両側面板13
3、134が互いに平行且つ鉛直方向で、前面板131
と背面板132が下側が次第に接近して狭くなった下半
部137の下端に排出口138を備えている。
【0056】ホッパ下半部137の上部において、前記
両側面板133、134の外面の同一位置にスタッド1
40、141が植設され、このスタッド140、141
に支軸142、143によって、平板状の互いに平行な
回動腕144、145が回動自在に取付けられている。
回動腕144、145は下方が三角形状に幅広となり、
この2つの回動腕144、145は底板146で一体的
に連結され、この底板146の上面にホッパ130の排
出口138を塞ぐ開閉蓋147が溶接などの適宜手段で
固定されている。
【0057】一方の回動腕(カップリング)144に
は、ホッパ130をホッパ支持腕100の頭部103に
支持させると、頭部103の外面側に設けられた開閉蓋
駆動体113の係合突体113aが下側から挿入されて
係合するように下側が開口した係合スリット144aが
設けられている。
【0058】この係合スリット144aを有する回動腕
144の上部を覆うように、ホッパ130の下半部13
7における側面板133には、前記ホッパ支持腕100
の頭部103に上側から被せて係合させるための係合フ
ード150が取付けられている。
【0059】嵌合フード150は、上面板151と、前
面板152と、前面板152に平行な後面板153と、
鉛直平面の側面板154とが丸味を帯びて連設され、下
面が開口され、これに連なって後面下部も開口した長方
体中空箱状である。上面板151には、ホッパ支持腕1
00の頭部103の前後方向の幅が小さくなった嵌合頭
部106が挿入される四角形の四隅に丸味をつけた嵌合
穴151aを有し、側面板154の下端には、ホッパ支
持腕100の頭部103の一側面から外方へ水平方向に
突設された係合ボルト110aが下側から挿入係合する
係合溝154aが設けられている。
【0060】係合フード150の前面板152の内面
に、図15、図17に示すように、中板155がその直
角に折曲げられた取付け板155bにおいて溶接などの
適宜手段で側面板154との間にホッパ支持腕100の
頭部103が収容できる間隔を隔てて平行に固定されて
いる。この中板155の下端に、頭部103の反対側の
側面の同一高さの位置から外方へ水平方向に突設された
もう1つの係合ボルト110bが下側から挿入係合され
る係合溝155aが設けられている。そして、係合フー
ド150の前面板152の内面とこれらの係合溝154
a、155aとの間隔は頭部103の前面103aと係
合ボルト110a、110bとの間隔とほぼ等しく設定
されている。
【0061】従って、図8、9、10に示すように、ホ
ッパ支持腕100の頭部103に、係合フード150を
上側から被せると、嵌合頭部106が係合フード150
の上面板151の嵌合穴151aに下側から挿入されて
嵌合し、係合フード150の側面板154の係合溝15
4a、中板155の係合溝155aに頭部103の両側
から外方へ突出した係合ボルト110a、110bがそ
れぞれ下側から挿入係合され、且つ頭部103の前面1
03aが係合フード150の前面板152の内面に当接
した状態となって、ホッパ支持腕100の頭部103を
係合フード150が外側から覆った不動の状態で取付け
られ、ホッパ130が不動状態で取付けられる。そし
て、上方へ持ち上げることによって、簡単に嵌合フード
150を頭部103から取り外すこともできる。
【0062】この取付けの際に、頭部103の側壁部1
04bから外方に設けられた開閉蓋駆動体113の係合
突体113aが、開閉蓋147の回動腕(カップリン
グ)144の係合スリット144aに下側から挿入され
て係合される。そして、この取付けにおいて、開閉蓋駆
動体113の回動軸112と回動腕144の支軸142
とは、同軸上に一致するように配置されている。
【0063】このため、前記したように開閉駆動用モー
タ63の回転駆動によって、図13に示すように、開閉
駆動体113が所定角度内で回動するのに応じて、回動
腕(カップリング)144及び開閉蓋147が所定角度
内で回動してホッパ130の排出口138が開閉され
る。そして、回動軸112と支軸142が同軸上にある
ため、開閉蓋147の回動は一層円滑となる。
【0064】従って、モータ63の回転板67の一回転
で開閉蓋147が開閉するようにすれば、図19に示し
たような開閉蓋を閉じるためにホッパの外側に復旧バネ
を設ける必要がなくなり、被計量物の微細飛沫がこのよ
うな復旧バネに付着堆積することもなくなり、清浄性も
格段に向上する。
【0065】また、開閉機構を構成する前記回動板11
4、作動バー116、回動軸112などが中空状のホッ
パ支持腕100内に封入されていて、外部に露出してい
るのは開閉駆動体113のみであつて、この開閉駆動体
113の回動と一体的に開閉蓋147を回動させて開閉
する構成であるから、図19に示したような複雑な開閉
リンク機構をホッパの外側に設ける必要がなくなるの
で、被計量物の微細飛沫などのこれらの複雑な機構部分
への付着堆積がなくなり、清浄性が格段に向上し、洗浄
も著しく容易となる。
【0066】また、従来ではホッパを筐体に支持する支
持部とホッパの開閉蓋を開閉駆動する駆動源からの駆動
力を与える構成駆動部とを別々に設けていたが、ホッパ
支持腕100でホッパの支持と開閉蓋の開閉駆動とを一
体化させているため、筐体20にはホッパ支持腕100
が通る最小限の寸法(計量ホッパの支持腕100の場合
には支持腕100が被計量物の収容、排出によって動く
ことのできる範囲の最小限の寸法)の小さなアーム挿通
穴60、61、88を設けるだけでよく、従来のように
複雑で多数の大きな寸法の穴を設けてホッパの支持構造
と開閉駆動構造とを別々に設けた場合に比べて、被計量
物の飛沫の付着堆積が極めて少なくなり、清浄性も格段
に向上し、洗浄も著しく容易となる。
【0067】図1に示すように、最下段のホッパ(メモ
リホッパ)130から排出される被計量物を集合するた
めの切頭円錐形ろうと状の集合シュート160が、筐体
20と同心に筐体20の下方において水平フレーム34
〜37に固定されている。集合シュート160の中央の
落下口161から被計量物が包装機へ落下する。
【0068】最上段のホッパ130はストックホツパと
称され、コンベヤなどによって被計量物が供給された上
方中央の回転する分散テーブル52から、その周りの放
射フィーダ54へ被計量物が供給され、振動する放射フ
ィーダ54の先端から各々対応する最上段のホッパ(ス
トックホツパ)130内に被計量物は落下して収容され
る。ストックホツパ130の開閉蓋147は開閉駆動用
モータ63の駆動によって開いて、その下方のホッパ
(計量ホッパ)130内に落下収容される。ストックホ
ツパの開閉蓋147は開閉駆動用モータ63の駆動によ
って閉じられ、放射フィーダ54から被計量物が供給さ
れる。
【0069】2段目のホッパ(計量ホッパ)130に収
容された被計量物は計量器(ロードセル70)で計量さ
れ、開閉駆動用モータ63の駆動によって計量ホッパの
開閉蓋147が開いて、最下段のホッパ(メモリホッ
パ)130内に落下収容される。計量ホッパの開閉蓋1
47は開閉駆動用モータ63の駆動によって閉じられ、
ストックホツパから被計量物が供給される。
【0070】多数の2段目のホッパ(メモリホッパ)1
30内の被計量物の質量が、制御部によって組合せ加算
され、設定質量と等しいか、それに近い合計質量となる
組合せに選定された複数のメモリホッパの各開閉蓋14
7が各開閉駆動用モータ63の駆動によって開いて、各
メモリホッパ内の被計量物が集合シュート160に落下
してひとまとめに集合して、その下方の包装機によって
包装される。メモリホッパの開閉蓋147は開閉駆動用
モータ63の駆動によって閉じて、計量ホッパから被計
量物が供給される。
【0071】図18に示すように、円形の筐体外周から
放射状に突出したホッパ支持腕100の側方にホッパ1
30が嵌合フード150によって支持されるため、ホッ
パ130は集合シュート160の円形の半径方向に対し
て側方へずれたオフセット位置となっている。このた
め、円周方向に配列されたメモリホッパの数が偶数で、
同一直径方向の2つのホッパ支持腕100、100にそ
れぞれ支持された対向する2つのメモリホッパ130、
130が組合せに選定されて同時的に被計量物が集合シ
ュート160へ排出された場合に、集合シュート160
内へ2つのメモリホッパ130、130からの被計量物
同士がすれ違い状になって落下するため、被計量物同士
が互いに衝突することによる破壊が未然に防がれる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明の組合せ計量
装置では、被計量物が供給される複数のホッパと、前記
ホッパの排出口を開閉する開閉蓋を開閉駆動する駆動源
が内側に配置された筐体とを有する組合せ計量装置にお
いて、前記ホッパに回動自在に設けられた前記ホッパの
開閉蓋に取付けられたカップリングと、前記駆動源から
の駆動運動を伝達する開閉駆動機構が封入された中空状
のホッパ支持腕と、前記ホッパ支持腕の先端のホッパ装
着部の外面に露出した状態で設けられ、封入された前記
開閉駆動機構によって駆動され且つ前記ホッパの装着に
よって前記カップリングに係合して前記ホッパの開閉蓋
を開閉駆動する開閉駆動体とを備えたことを特徴として
いる。
【0073】このように構成したたため、請求項1の組
合せ計量装置では、ホッパ支持腕の先端のホッパ装着部
にホッパを装着すると、ホッパ開閉蓋に設けられたカッ
プリングにホッパ装着部の外面に露出した開閉駆動体が
係合し、筐体内の駆動源からの駆動力でホッパ支持腕内
に封入された開閉駆動機構によって前記開閉駆動体が駆
動されて、ホッパの開閉蓋が開閉駆動されるので、複雑
な開閉リンク機構や復旧バネなどを外部に露出した状態
で設けることが不要となり、このため、被計量物の飛沫
などの付着堆積が少なくなり、清浄性が格段に向上し
て、被計量物が食品の場合、食品衛生上の不都合が生じ
にくくなり、また、洗浄も容易となる。
【0074】また、ホッパの支持とホッパ開閉蓋の駆動
の2つの目的を1つのホッパ支持腕のみで果たすから、
ホッパ支持機構と開閉駆動機構を別々に筐体から突出さ
せて設ける必要がなくなり、構造も簡単となり、従って
被計量物の付着堆積などの不都合も少なくなる。
【0075】また、本発明の請求項2の組合せ計量装置
では、ホッパの開閉蓋に取付けられた前記カップリング
の回動軸と前記開閉駆動体の回動軸を同軸上に配置した
ため、開閉蓋の開閉動作が一層円滑に行われる。
【0076】また、本発明の請求項3の組合せ計量装置
では、前記駆動源がモータでなり、前記開閉駆動機構
が、前記モータに直結されたリンク機構で構成されてい
る。
【0077】また、本発明の請求項4の組合せ計量装置
では、被計量物が供給される複数の計量ホッパと、前記
計量ホッパに収容された被計量物の質量を測定する計量
器と、前記計量ホッパの排出口を開閉する開閉蓋を開閉
駆動する駆動源と、前記計量器と前記駆動源とが内側に
配置される筐体とを有する組合せ計量装置において、前
記計量ホッパに回動自在に設けられた前記ホッパの開閉
蓋に取付けられたカップリングと、前記筐体に設けられ
た挿通穴から外方に突出され、前記駆動源からの駆動運
動を伝達する開閉駆動機構が封入された中空状のホッパ
支持腕と、前記支持腕の先端のホツパ装着部の外面に露
出した状態で設けられ、封入された前記開閉駆動機構に
よって駆動され且つ前記ホッパの装着によって前記カッ
プリングに係合して前記ホッパの開閉蓋を開閉駆動する
開閉駆動体とを備え、前記計量器は、前記筐体の内側に
前記計量器の固定端が固定され、前記計量器の自由端に
前記駆動源と前記中空状のホッパ支持腕を固定すること
を特徴としている。
【0078】このように構成したたため、請求項4の組
合せ計量装置では、ホッパ支持腕の先端のホッパ装着部
にホッパを装着すると、ホッパ開閉蓋に設けられたカッ
プリングにホッパ装着部の外面に露出した開閉駆動体が
係合し、筐体内の駆動源からの駆動力でホッパ支持腕内
に封入された開閉駆動機構によって前記開閉駆動体が駆
動されて、ホッパの開閉蓋が開閉駆動されるので、複雑
な開閉リンク機構や復旧バネなどを外部に露出した状態
で設けることが不要となり、このため、被計量物の飛沫
などの付着堆積が少なくなり、清浄性が格段に向上し
て、被計量物が食品の場合、食品衛生上の不都合が生じ
にくくなり、また、洗浄も容易となる。
【0079】また、ホッパの支持とホッパ開閉蓋の駆動
の2つの目的を1つのホッパ支持腕のみで果たすから、
ホッパ支持機構と開閉駆動機構を別々に筐体から突出さ
せて設ける必要がなくなり、構造も簡単となり、従って
被計量物の付着堆積などの不都合も少なくなる。
【0080】そして、前記ホッパ支持腕及び前記駆動源
が計量器の自由端に固定されているため、ホッパの開閉
蓋の開閉駆動もでき、計量ホッパ内の被計量物の計量も
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正面図
【図2】同実施形態の平面図
【図3】同実施形態の一部を破断して描いた断面図
【図4】同実施形態のホッパを外した正面図
【図5】図4の平面図
【図6】本発明の一実施形態のホッパ支持腕の正面図
【図7】図6の平面図
【図8】ホッパ支持腕にホッパ(ストックホツパ)を装
着した状態の正面図
【図9】図8の平面図
【図10】ホッパ支持腕にホッパ(計量ホッパ)を装着
した状態の正面図
【図11】ホッパ支持腕と開閉駆動機構を示す断面図
【図12】図11におけるA−A断面図
【図13】ホッパ支持腕と開閉駆動機構を示す断面図
【図14】本発明の一実施形態のホッパを示す正面図
【図15】図14の左側面図
【図16】図14の平面図
【図17】図16におけるB−B断面図
【図18】対向する2つのストックホツパの位置関係の
説明図
【図19】従来の組合せ計量装置の要部を示す正面図
【符号の説明】
20 筐体 21 筐体本体 22 周壁部 40 蓋体 46 穴 52 分散テーブル 54 放射フィーダ 60、61 アーム挿通穴 63 開閉駆動用モータ(駆動源) 80 底皿体 81 周壁部 88 アーム挿通穴 100 ホッパ支持腕 103 頭部 106 嵌合頭部 113 開閉蓋駆動体 130 ホッパ 136 収納口 138 排出口 144 回動腕(カップリング) 144a 係合スリット 147 開閉蓋 150 係合フード 151a 嵌合穴 160 集合シュート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被計量物が供給される複数のホッパと、 前記ホッパの排出口を開閉する開閉蓋を開閉駆動する駆
    動源が内側に配置された筐体とを有する組合せ計量装置
    において、 前記ホッパに回動自在に設けられた前記ホッパの開閉蓋
    に取付けられたカップリングと、 前記駆動源からの駆動運動を伝達する開閉駆動機構が封
    入された中空状のホッパ支持腕と、 前記ホッパ支持腕の先端のホッパ装着部の外面に露出し
    た状態で設けられ、封入された前記開閉駆動機構によっ
    て駆動され且つ前記ホッパの装着によって前記カップリ
    ングに係合して前記ホッパの開閉蓋を開閉駆動する開閉
    駆動体とを備えたことを特徴とする組合せ計量装置。
  2. 【請求項2】前記カップリングの回動軸と前記開閉駆動
    体の回動軸が同軸上に配置されていることを特徴とする
    請求項1記載の組合せ計量装置。
  3. 【請求項3】前記駆動源がモータでなり、 前記開閉駆動機構が、前記モータに直結されたリンク機
    構で構成されることを特徴とする請求項1記載の組合せ
    計量装置。
  4. 【請求項4】被計量物が供給される複数の計量ホッパ
    と、 前記計量ホッパに収容された被計量物の質量を測定する
    計量器と、 前記計量ホッパの排出口を開閉する開閉蓋を開閉駆動す
    る駆動源と、 前記計量器と前記駆動源とが内側に配置される筐体とを
    有する組合せ計量装置において、 前記計量ホッパに回動自在に設けられた前記ホッパの開
    閉蓋に取付けられたカップリングと、 前記筐体に設けられた挿通穴から外方に突出され、前記
    駆動源からの駆動運動を伝達する開閉駆動機構が封入さ
    れた中空状のホッパ支持腕と、 前記支持腕の先端のホツパ装着部の外面に露出した状態
    で設けられ、封入された前記開閉駆動機構によって駆動
    され且つ前記ホッパの装着によって前記カップリングに
    係合して前記ホッパの開閉蓋を開閉駆動する開閉駆動体
    とを備え、 前記計量器は、前記筐体の内側に前記計量器の固定端が
    固定され、前記計量器の自由端に前記駆動源と前記中空
    状のホッパ支持腕を固定することを特徴とする組合せ計
    量装置。
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