JP3588749B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、搬入装置から供給される物品をその搬送方向と交差する方向に複数設けられた搬送板に分配して搬送される搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、食品類を始めとする各種物品は、主としてその供給端側の搬入装置に設けられるホッパからベルトコンベアやチェーンコンベア等よりなる搬送板に供給して順次搬送されて次の工程に移送することが行われている。
これらの搬送装置は、搬送する物品の種類、大きさ、外観形状等の条件に合わせたものが選定され、また、搬送される物品の量により、さらには、その搬送効率を高めるため複数のコンベア等の搬送板がその長さ方向又は幅方向に並列状に設置されているものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような複数のコンベア等からなる搬送板を並列状に設置した搬送装置は、通常それぞれの搬送板に個別に搬入装置が設置されているものを用いているが、新たなラインを設置するための設備費が増大するとともにそのための設置スペースが必要になり、また、搬入作業やそのための管理を個々の搬入装置で行わなければならず複雑となり面倒であった。
【0004】
このため単体の搬入装置を用いてその先端側に設けられているホッパの排出口を分配構造として並列されている複数の搬送板に略均等に分配して供給することが行われている。
【0005】
しかしながらこれらの分配可能なホッパは、その底面側の排出口を2つ以上に分岐して分配されているもので、その搬送量の多少にかかわらず分配して搬送しなければならなかったり、また、一方の搬送板に故障等が発生したときには搬送装置全体の稼動を停止しなければならなかった。
【0006】
この発明は、上記に鑑みてなされたもので、搬送板に搬入物品を分配供給するとともに種々の搬送条件によりその供給状態を選択することができる搬送装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明に係る搬送装置は、複数の搬送板が搬送方向と交差する方向に並列され、これら複数の搬送板の先端側には少なくとも2つ以上の分配ベルトコンベアを交差状に配置するとともに搬入装置の先端側に設けられるホッパを前記分配ベルトコンベアの上面に位置されるように回動可能に形成して、前記搬入装置から搬入される物品をその先端側に設けられているホッパを回動して選択される分配ベルトコンベアを介して搬送板に供給されることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
上記のように構成される本発明に係る搬送装置によれば、搬送方向と交差する方向に並列される複数の搬送板には、その先端側に少なくとも2つ以上の分配ベルトコンベアが交差状に設置されるとともに搬入装置の先端に設けられるホッパを前記分配ベルトコンベアの上面に位置されるように回動可能に形成して前記搬入装置から供給される物品をホッパを回動して選択される分配ベルトコンベアを介して搬送板に供給されることにより、搬入装置から搬入されてくる物品を回動されるホッパから順次選択された分配ベルトコンベアに供給し、この分配ベルトコンベアを通して搬送板に供給され、分配・搬送がきわめて容易に、かつ円滑に行われる。
【0009】
とくに 搬送と同時に水切りや油切りを行う食品類においては、搬送板を振動して搬送するとともに水切りや油切り等の作業を考慮した搬送時間に設定する等各種物品の搬入条件による供給が行われる。
【0010】
さらに、物品を大量搬送が必要なときには複数の搬送板を全て稼動して分配搬送されたり、また、搬送量が少量の場合にはホッパの回動を制限し対応する分配ベルトコンベア以外の稼動を停止して選択された搬送板のみに供給したり、あるいは単一の搬送板のみへ供給され、搬送される物品の条件により様々の供給・搬送形態が行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る搬送装置の実施の形態につき添付図面に基づいて説明する。
図1は、この発明に係る搬送装置の一例を示す略示図、図2は、その要部を示す平面側の略示図である。
【0012】
この発明に係る搬送装置は、振動搬送装置10と、該振動搬送装置10の先端側に形成される分配装置33と、各種物品を搬入する搬入装置30とにより構成されている。
【0013】
前記振動搬送装置10は、その下面に補強部14を一体に設けて搬送方向及び搬送方向と交差する方向に並列される複数の搬送板11と、この複数の搬送板11を所定の高さに調節可能として傾斜状に設置固定する支持台13と、搬送板11の下面側に取り付けられるバイブレータ12とにより形成されている。
【0014】
前記分配装置33は、図2に示されるように、複数の搬送板11の先端側にその搬送方向と交差する方向に摺動可能に設置されて選択された搬送板11の上面に適宜位置される少なくとも2つ以上の分配ベルトコンベア35、36と前記搬入装置30の供給ベルトコンベア31の先端側に回動可能に設けられるホッパ32とにより形成され、その両端に設けられているローラ37を駆動手段38により駆動してコンベアベルトが搬送板11aの搬送方向と交差する方向に回動されている。
【0015】
なお、分配ベルトコンベア35、36は、その一方の分配ベルトコンベア35をその交差方向に摺動可能に設置して2つ以上の搬送板11に対応し、他方の分配ベルトコンベア36を固定して特定の搬送板11に対応させるものであってもよい。
【0016】
前記搬入装置30は、ネット状の供給ベルトコンベア31から形成され、上方に向けて傾斜状に形成される保持枠39の上下端に設けたスプロケット40によりその上下方向に回動され、その基端側には搬入部41が設けられ、また、その先端側に回動可能なホッパ32が形成されているものである。
【0017】
なお、この搬入装置30は、分配装置33の設置によりその搬送効率を高めるとともに2台の搬入装置30を設置して、いずれか一方の搬入装置30を分配ベルトコンベア35、36を介して2つの搬送板11aに分配供給し、他方の搬入装置30を専用の搬送板11に供給して搬送物品を同時に搬送させることが可能となる。
【0018】
このように回動可能なホッパ32と複数の搬送板11の先端側に設けられる分配ベルトコンベア35、36により、搬入装置30の供給ベルトコンベア31より搬入されてくる物品は、ホッパ32の回動と分配ベルトコンベア35、36の選択により複数の搬送板11に分配して供給され、搬送板11により搬送に供されるものである。
【0019】
前記振動搬送装置10を形成している搬送板11は、この実施の形態においては、その搬送方向すなわち長さ方向に2つの搬送板11a、11bがその後端縁と先端縁を重設して連続状に配置され、また、その搬送方向と交差する方向すなわち幅方向には2つの搬送板11a、11aが並列状に配置され、合わせて4つの搬送板11が設置され、バイブレータ12は4つの搬送板11a、11a、11b、11bにそれぞれ取り付けられている。
【0020】
なお、この搬送板11は必ずしも4つに限らず、搬送される物品により1つないし複数の搬送板11が用いられる。
また、終端側に位置される搬送板11の後端縁には、冷却部42、排出部43がそれぞれ連続状に設置されて順次移送されて取出機の自動操作により取り出されるものである。
【0021】
前記振動搬送装置10の搬送板11は、図4及び図5に示されるように、食品類を搬送する場合には主として防菌処理されたステンレス板を折曲げ加工されたものが用いられ、平滑状の振動面15の両側に立上り縁16を設けて長形状に形成され、その下面には枠状に組立てられた補強部14が一体に設けられている。搬送板11の下面に補強部14を取り付けることにより、バイブレータ12によって平滑状の振動面15がその全面に均一状に振動され、また、その外形が変形したりその平滑度が損なわれることがない。
【0022】
搬送板11を所定の高さに設置固定する支持台13は、床面50に支承される駆体部17とこの駆体部17の上面に設けられている載置部19とからなり、駆体部17に載置部19を高さ調節ボルト18によりその前後方向の高さを調節可能に設けて振動板11をその供給端側から搬送終端側に向けてやや下り勾配となるように傾斜状に設置されている。
【0023】
なお、搬送板11を支持している支持台13の駆体部17は、フレームを用いて側面視略矩形状に枠組みされ、その下端は床面50に固定して設置されるか、又は、その下端に車輪を取り付けて床面に敷設したレールに摺動可能に設置されているものである。
【0024】
搬送板11と支持台13の補強部14との間には、その長さ方向の両側に等間隔を置いて3本の板バネ20がやや先端側に向けて傾斜状に固定されている。
搬送板11は高さ調節ボルト18により支持台13に搬送方向に向けてやや下り勾配の傾斜状に設置され、さらに、複数の板バネ20を傾斜状に取り付けることにより、搬送される物品が搬送板11に付与される振動によりその前後方向に往復して滞留することなく、円滑に搬送終端側に前進して搬送されることができる。
【0025】
なお、搬送板11への供給段階やその搬送途中で重なりやすい揚げ物等の食品類を搬送する場合には、搬送板11の適宜位置においてその幅方向に回動状の羽根等から形成される重複防止手段を設けて、その重複状態を防止するものである(図示せず)。
【0026】
前記搬送板11と支持台13の載置部19との間に傾斜状に取り付けられる板バネ20の傾斜角度は、図4に示されるように、その供給端側に設置されている搬送板11aに取り付けられる板バネ20aの傾斜角度を、その搬送終端側に設置されている搬送板11bに取り付けられる板バネ20bの傾斜角度に比して大きく傾斜している。
【0027】
このように搬送板11a搬送板11bに取り付けられるバネ20の傾斜角度を違えることにより、供給端側に設置されている搬送板11aにおいてはバイブレータ12による振動が上下方向の振幅を高めて供給された物品に跳ね上げ動作を与えて搬送板11aの振動面15のほぼ全域に分散して物品同士が重なり合うことを防止して終端側の搬送板11bに搬送されるとともに搬送終端側に設置されている搬送板11bにおいてはバイブレータ12による振動が供給端側に設置されている搬送板11aの振動より小さくして左右方向の振幅が与えられて供給された物品がその幅方向に略々整列状態とされて排出されるものである。
【0028】
搬送板11の下面に取り付けられるバイブレータ12は、その振幅が大きくその上下方向の振動が大きいと同時に振動音が小さく、その振動力、振動数や振幅の変更が容易に可能であり、メンテナンス性に優れている駆動源をコンプレッサーエアとするエア式のバイブレータ12aが使用されているもので、このエア式のバイブレータ12aはハウジング、ピストン、重錘と別途設置されているコンプレッサーエアを供給するエア配管とからなるものである。
なお、このバイブレータ12はエア式のバイブレータ12a以外、図3に示されるように、電磁式のバイブレータ12bを用いるものでもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の搬送装置によれば、搬送方向と交差する方向に並列される複数の搬送板には、その先端側には分配ベルトコンベアを交差状に設置するとともに搬入装置の先端に設けられるホッパを分配ベルトコンベアの上面に位置されるように回動可能に形成して前記搬入装置から供給される物品をその先端のホッパを回動して選択される搬送板に順次分配ベルトコンベアを介して供給されることにより、搬入装置から搬入される物品を容易に、かつ円滑に複数の搬送板に分配供給されてその搬送効率を高めることができる。
【0030】
さらに、大量搬送が必要なときには分配ベルトコンベアを複数の搬送板の全てに供給されるように選択したり、搬送中で水切りや油切り等の搬送目的以外の作業を行いその搬送速度や搬送量を制限する場合、また、搬送量が少量の場合にはホッパの回動を規制し、対応する分配ベルトコンベアを選択して特定の搬送板のみに供給したり、あるいは単一の搬送板のみへの供給が可能となり、搬送される物品の条件により様々の形態の供給・搬送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の搬送装置の一例を示す側面側の略示図である。
【図2】分配装置の要部を示す平面側の略示図である。
【図3】搬入装置の要部を示す側面側の略示図である。
【図4】振動搬送装置の要部を示す側面側の略示図である。
【図5】同じく振動搬送装置の要部を示す正面側の略示図である。
【符号の説明】
10 振動搬送装置
11 搬送板
11a 供給端側の搬送板
11b 終端側の搬送板
12 バイブレータ
13 支持台
20 板バネ
30 搬入装置
31 搬入装置30の供給ベルトコンベア
32 ホッパ
33 分配装置
35、36 分配装置33の分配ベルトコンベア
39 搬入装置30の保持枠
40 搬入装置30のスプロケット
41 搬入部
50 床面

Claims (1)

  1. その下面にバイブレータを有する複数の搬送板が搬送方向及び搬送方向と交差する方向に並列され,複数の搬送板の先端側には搬送方向と交差する方向に摺動可能に設置されて,選択された搬送板の上面に適宜位置される少なくとも2つ以上の分配ベルトコンベアを配置するとともに搬入装置の先端側に設けられるホッパを分配ベルトコンベアの上面に位置されるように回動可能に形成して,前記搬入装置から供給される物品をその先端側に設けられるホッパを回動して選択される分配ベルトコンベアを介して選択される搬送板に供給されることを特徴とする搬送装置。
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