JP2001137782A - 拡散投入装置 - Google Patents

拡散投入装置

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JP2001137782A
JP2001137782A JP32540599A JP32540599A JP2001137782A JP 2001137782 A JP2001137782 A JP 2001137782A JP 32540599 A JP32540599 A JP 32540599A JP 32540599 A JP32540599 A JP 32540599A JP 2001137782 A JP2001137782 A JP 2001137782A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原料を適正な位置から拡散盤へと投下し、篩
上に有効に拡散して投入することができる拡散投入装置
を提供する。 【解決手段】 拡散投入装置Kは、搬入される原料を載
せて搬送するコンベヤー1を備えたコンベヤー部と、そ
のコンベヤー部の一端側から投下される前記原料を、回
転しながら受けて、篩N上に拡散させて投入する拡散盤
2を備えた拡散部とを有している。そして、前記コンベ
ヤー部が配置される側と、前記拡散部が配置される側と
は、フレーム11を介して、一体的に連結されることに
より一体化している。また、コンベヤー部には、原料を
コンベヤー1に搬入することができる、搬入範囲を区画
する仕切り5が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原料を、篩上に
拡散させて投入する拡散投入装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、この種の拡散投入装置として、例え
ば、実開昭63−107782号公報に記載の拡散投入
装置が知られていた。この拡散投入装置Mは、図3に示
すように、原料を投下する原料投下口30と、その原料
投下口30から投下された原料を、回転しながら受け
て、篩H上に拡散させて投入する、円形状の拡散盤31
とを備えていた。
【0003】そして、前記拡散盤31は、2基並べて設
けられており、矢印SおよびS1方向に互いに逆回転す
ることで、前記原料投下口30から投下された原料を、
篩H上に広く分散させるようにして拡散投入していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
拡散投入装置Mは、現場の事情により設置スペースを充
分に確保することができず、原料投下口30の開口部3
0aが適正な方向に向かずに配置される場合があった。
すなわち、現場の事情によっては、図4に示すように、
原料投下口30が、平面視において一側方から延びてく
るように設置される場合があり、その結果、原料が2基
の拡散盤31、31のそれぞれに均等に投下されず、一
方の拡散盤31に集中投下されて、篩H上に偏って投入
されることがあった。このような原料の偏向投入は、し
ばしば篩Hの目詰まりを引き起こし、選別効率を低下さ
せる原因ともなっていた。そのため、例えば、図5に示
すように、原料投下口30をL字状に折り曲げるなどし
て、前記開口部30aが適正な方向に向くようにするこ
とが考えられた。しかし、例えば、付着性の強い原料
は、原料投下口30の、L字状に折れ曲がる部分におい
て滞って付着することが多く、各拡散盤31、31のそ
れぞれに均等に投下されるのは、上記同様に困難であっ
た。
【0005】この発明は、上記した従来の技術の問題点
を解決するためになされたものであり、その目的とする
ところは、原料を適正な位置から拡散盤へと投下し、篩
上に有効に拡散して投入することができる拡散投入装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る拡散投入
装置は、前記目的を達成するために、次の構成からな
る。すなわち、請求項1に記載の発明に係る拡散投入装
置は、搬入される原料を載せて搬送するコンベヤーを備
えたコンベヤー部と、そのコンベヤー部の一端側から投
下される前記原料を、回転しながら受けて、篩上に拡散
させて投入する拡散盤を備えた拡散部とを有し、前記コ
ンベヤー部が配置される側と、前記拡散部が配置される
側とが、一体化されていることを特徴としている。これ
により、コンベヤー部の一端側を、拡散部の拡散盤に対
して適正な角度で臨むように、予め位置決めしておくこ
とができる。そのため、搬入される原料は、コンベヤー
に載せられると、自動的にコンベヤー部の一端側へと搬
送され、適正な位置から拡散盤へと投下されることがで
きる。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係る拡散投
入装置のように、前記コンベヤー部には、前記原料を前
記コンベヤーに搬入することができる、搬入範囲を区画
する仕切りが設けられているのが望ましい。これによ
り、仕切りが、目安となって、原料を搬入すべき範囲が
明確となる。
【0008】また、請求項3に記載の発明に係る拡散投
入装置のように、前記原料が搬送される搬送方向の前方
には、前記原料を均すための均し部材が、前記コンベヤ
ーの表面との間に所要の間隙を形成して、そのコンベヤ
ーの上方を横断するように設けられているのが望まし
い。これにより、原料は、均し部材で均されて、コンベ
ヤー部の一端側へと搬送される。
【0009】また、請求項4に記載の発明に係る拡散投
入装置のように、前記仕切りは、前記コンベヤーの、少
なくともその両側部に沿って立設されており、かつ、そ
の仕切りの下端には、前記コンベヤーの表面もしくはそ
の表面の近傍まで延びるスカート部が設けられているの
が望ましい。これにより、原料は、コンベヤーの表面か
らこぼれ落ちることなく、確実に搬送される。
【0010】また、請求項5に記載の発明に係る拡散投
入装置のように、前記コンベヤー部の一端側と、前記拡
散部の拡散盤との間の距離を調節可能とする、調節機構
を備えてなることが好ましい。かかる調節機構を備える
ことで、原料は、その種類に応じて、コンベヤー部の一
端側と拡散盤との間の距離を適正な距離に調節すること
ができる。
【0011】また、請求項6に記載の発明に係る拡散投
入装置のように、前記調節機構は、前記コンベヤー部
を、前記拡散部に対して接近または離間する方向にスラ
イド可能になさしめるのが望ましい。こうして、コンベ
ヤー部の一端側と拡散盤との間の距離は、適正に調節さ
れる。
【0012】また、請求項7に記載の発明に係る拡散投
入装置のように、前記調節機構は、前記拡散盤を臨む、
前記コンベヤーの前端部の下方に位置し、その前端部か
ら落下する原料を当て受けて、前記拡散盤へと投下する
当て受け部よりなるのが望ましい。こうすると、原料
は、コンベヤーの前端から拡散盤へと直接投下されず、
一旦当て受け部に当たり、そこから拡散盤へと投下され
ることとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る拡散投入措
置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】この拡散投入装置Kは、図1に示すよう
に、搬入される原料を載せて搬送するコンベヤー1を備
えたコンベヤー部と、そのコンベヤー部の一端側(前端
側)から投下される原料を回転しながら受けて、振動篩
機の篩面N上に拡散させて投入する、複数の拡散盤2、
2を備えた拡散部とを有している。
【0015】コンベヤー1は、いわゆるベルトコンベヤ
ーであって、所要幅を有するベルト1aと、そのベルト
1aに一定の張りを持たせるため、所定の距離離間して
設けられ、ベルト1aが巻かれて架け渡たされる、2個
のプーリー3、3とを備え、各プーリー3、3が回転す
ることで、ベルト1aは、その表面に載せられた原料
を、拡散部が配置される側へと搬送するものである。ま
た、各プーリー3、3間には、それらプーリー3、3と
平行位置するようにして複数のローラー4、4が設けら
れており、これらローラー4、4が、その上側に位置す
る、ベルト1aの裏面と当接し、ベルト1aの運行に連
動して回転することで、ベルト1aを下側から支えると
ともに、原料を円滑に搬送することができる。
【0016】そして、コンベヤー部には、コンベヤー1
の上方に、原料をコンベヤー1に搬入することができ
る、搬入範囲を区画する仕切り5が設けられている。こ
の仕切り5は、例えば、板状体であって、コンベヤー1
の両側部のそれぞれに沿って立設される、第一の仕切り
5aと、コンベヤー1の長手方向前後でコンベヤー1の
上方を横断するように設けられる、第二の仕切り5bと
からなる。第二の仕切り5bは、コンベヤー1の長手方
向の前側、すなわち、原料が搬送される搬送方向の前方
に設けられる前方仕切り21と、コンベヤー1の長手方
向の後ろ側、すなわち、原料が搬送される搬送方向の後
方に設けられる後方仕切り22とから構成されている。
そして、第二の仕切り5bが、一方側の第一の仕切り5
aと他方側の第一の仕切り5aとを、つなげるように設
けられることで、一定の空間Qが形成され、原料を搬入
すべき範囲が明確となる。この空間Qは、図示実施の形
態においては、原料を搬入し易いよう、上方ほど広く開
口している。こうして、仕切り5が設けられることで、
例えば、現場から多量の原料が搬入された場合でも、原
料がコンベヤー1の表面からこぼれ落ちたりするのを防
止して載せることができる。
【0017】そして、原料がこぼれ落ちるのを一層確実
に防止するよう、第一の仕切り5aの下端および後方仕
切り22の下端には、コンベヤー1の表面もしくは表面
近傍まで延びる、垂れ幕状のスカート部6が設けられて
いる。また、前方仕切り21の下端とコンベヤー1の表
面との間には所要の間隙Wが形成されている。この間隙
Wの形成によって、搬入された原料は、コンベヤー1に
搬送され、その間隙Wを通るとともに、一部の原料は、
この前方仕切り21に当たって均等に均されるので、原
料が拡散盤2の上面に偏って投下されるのを防止するこ
とができる。よって、前方仕切り21は、搬入範囲を区
画する機能に加え、原料を均す均し部材としての機能を
兼ねる。
【0018】一方、拡散部は、コンベヤー部1から所要
の間隔を置いて設けられており、2個の拡散盤2、2
と、各拡散盤2、2の中心から上方に延びてモータ8側
へと連結され、各拡散盤2、2を回転させる回転軸9、
9とを備えている。拡散盤2は、平面視すると、多角形
状で、その外縁の一部が回転軸9方向に窪む形状を有し
ているが、このような形状は、原料を広範囲に拡散させ
るのに適した形状である。また、拡散部には、原料が拡
散盤2に投下される位置から拡散盤2がおよそ180度
回転した位置に、回転軸9に沿って延び、拡散盤2に近
づく程幅広となるスクレーパー10が設けられている。
よって、拡散盤2の表面に付着した原料は、スクレーパ
ー10に当接して振り落とされることになる。また、各
スクレーパー10、10は、連結板Mによって互いの下
端部が連結され補強されている。さらに、拡散部には、
拡散盤から篩N上に投入される原料が、篩Nの外へと飛
び出さないように、前方を除く、周囲を囲むようにし
て、垂下される暖簾状の囲い部Pが設けられている。
【0019】そして、この拡散投入装置Kには、拡散部
とコンベヤー部とを共に取り囲むようにフレーム11が
設けられており、このフレーム11を介して、拡散部が
配置される側と、コンベヤー部が配置される側とが一体
的に連結されて、両者は、一体化されている。具体的に
は、フレーム11は、コンベヤー1の両側部のそれぞれ
に沿って延び、拡散部側の回転軸9の近傍を通ってさら
に前方へと平行に延びる第一のフレーム11a、11a
と、それら第一のフレーム11a、11aの前後両端部
に直交状に連結されるように、互いに平行に延びる第二
のフレーム11b、11bとを備えている。さらに、第
一のフレーム11a、11aの前端部には、少しの距離
だけ立ち上がって直角に折れ、第二のフレーム11b、
11bと段違い的に平行位置して延びる、門状に立ち上
がった第三のフレーム11cが架設されている。こうし
て、拡散部は、第三のフレーム11cの両端部に設けら
れた第一の軸受け部12、12に、各回転軸9、9が受
けられることで、フレーム11に支持されることにな
る。また、コンベヤー部は、第一のフレーム11a、1
1aの前方側に設けられた第二の軸受け部13、13
に、拡散部とより近い方の、プーリー3の中心軸が受け
られ、また、第一のフレーム11a、11aの後方側に
設けられた第三の軸受け部14に、拡散部からより遠い
方の、プーリー3の中心軸が受けられることで、フレー
ム11に支持されることになる。なお、第二の軸受け部
13には、プーリー3を回転させる、駆動装置Gが備わ
り、また、第三の軸受け部14には、ベルト1aの張り
具合を調節する、緊張調節具15が組み込まれている。
この緊張調節具15は、プーリー3の中心軸を支持しつ
つ、プーリー3をベルト1aの長手方向の前後に移動さ
せ、ベルト1aが所要の緊張度となる位置で固定するも
のである。
【0020】そして、仕切り5は、途中で直角に折れて
なる、細長板状の複数の支持部材16、16でフレーム
11に支持されており、これら支持部材16、16は、
一方端を第一の仕切り5a、5aの外壁面に、他方端を
第一のフレーム11a、11aの中間部に固着させるよ
うにして取り付けられている。さらに、第一のフレーム
11a、11aには、上端部に複数の凹部を有する板状
体17が、支持部材16の内側に位置して取り付けられ
ている。複数の凹部には、それぞれ、ローラー4、4の
中心軸が着脱可能に受けられ、これにより、複数のロー
ラー4、4は、板状体17を介して、フレーム11に支
持されることになる。
【0021】また、拡散投入装置Kそのものは、第一の
フレーム11aに取り付けられて下方へと延びる、4本
の角注状の支持部25によって支持され、所要の設置場
所に設置される。
【0022】また、コンベヤー部には、拡散盤2を臨
む、コンベヤー1の前端部の下方に位置し、コンベヤー
1から落下する原料を一旦当て受けて、そのまま拡散盤
2の上面へと投下する当て受け部18が設けられてい
る。この当て受け部18は、傾き角度が任意に調節され
る斜板部を有し、この斜板部は、第二および第三のフレ
ーム11b、11b、11c、11cのそれぞれに対し
て段違い的に平行位置するように延び、かつ拡散部によ
り近い方の、プーリー3の下方を覆うように幅広に設け
られている。当て受け部18は、コンベヤー部と拡散部
の拡散盤2とを、種々の事情から所要の距離に接近させ
ることが困難な場合等において、コンベヤー部の一端側
と拡散部の拡散盤2との間の距離を調節可能とする、調
節機構として機能する。すなわち、当て受け部18によ
れば、フレーム11への取り付け位置を変更したり、斜
板部の角度を調整したりすることで、前記コンベヤー部
の一端側と前記拡散盤2との間の距離を容易に調節する
ことができる。
【0023】さらに、この拡散投入装置Kには、拡散部
により近い方のプーリー3側、詳しくは、ベルト1aが
巻かれてその運行方向を逆転させる位置に、ベルト1a
の表面の近傍を沿うようにして原料剥し19が設けられ
ている。これにより、原料が投下された後で、ベルト1
aの表面に付着する等して残っても、原料剥し19がそ
の付着した原料を剥し取ることができる。
【0024】以上の構成からなる拡散投入装置Kは、前
記駆動装置Gの駆動により、プーリー3が回転し、その
回転に伴ってコンベヤー1の運行が開始されることで、
始動する。そして、図2に示すように、原料が、現場に
既設されている原料搬入口20から、例えば、自重によ
って滑るようにして送られてくる。すると、この原料
は、前記仕切り5が区画する搬入範囲の中に入り、コン
ベヤー1の表面に載せられ、連続的かつ自動的に、コン
ベヤー部の一端側へと、すなわち、コンベヤー1の前端
側へと、途中で前記均し部材に当接する等して均されて
搬送される。コンベヤー1の前端側に至ると、その位置
から原料は、拡散部の拡散盤2の上面へと投下される。
この際、コンベヤー1と拡散盤2との間に、前記当て受
け部18を介在させ、その当て受け部18に原料を一旦
当て、拡散盤2の上面に投下するようにしてもよい。一
方、拡散盤2は、回転軸9を中心にして矢印RおよびR
1方向に回転しているので、拡散盤2の上面に投下され
た原料は、拡散盤2の下方に位置する篩N上へと拡散投
入されることになる。
【0025】こうして、この拡散投入装置Kは、原料が
2基の拡散盤2、2のうちの一方側に集中して投下され
ないように、コンベヤー部が配置される側と拡散部が配
置される側とが一体的に連結されて一体化されているた
め、コンベヤー部の一端側は、拡散部の拡散盤に対して
適正な角度で臨むように、予め位置決めしておくことが
できる。よって、原料を篩N上に拡散投入するという、
所期の目的を確実に達成することができる。すなわち、
2基の拡散盤2、2は、コンベヤー部と所定の間隔を置
いて、コンベヤー部の一端側に沿って並ぶように設けら
れている。そして、現場から送られてくる原料は、如何
なる方向から送られてくるにしても、仕切り5が原料を
搬入すべき範囲を明確にしているため、確実に搬入範囲
に搬入され、自動的にコンベヤー1に載って一端側へと
搬送される。こうして、原料は、適正な位置から拡散盤
2の上面へと確実に投下されることができる。
【0026】なお、コンベヤー部の一端側とは、原料が
拡散盤2へと投下される際の位置を言い、例えば、コン
ベヤー1の前端側であったり、また、原料当て部18
が、原料を当て受ける部分であったりする。
【0027】また、この拡散投入装置Kは、上記した実
施の形態に限定されず、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、前記搬入範囲は、仕切り5によって四方が
囲まれているのが望ましいが、後方仕切り22は、特に
なくてもよい。また、前記均し部材7としての機能を求
めないならば、前方仕切り21も、なくてよい。よっ
て、少なくともコンベヤー1の両側部に沿って立設され
ている、第一の仕切り5a、5aがあれば、作用効果を
奏する上では事足りる。また、仕切り5は、使用状況や
使用目的に応じて搬入範囲の広さ等を変更してもよく、
図示実施の形態のように、第一および第二の仕切り5
a、5bとして、コンベヤー1の長手方向前後とかコン
ベヤー1の両側部に沿って設けられている必要はない。
よって、仕切り5は、いわゆるホッパー等で構成されて
も構わない。さらに、原料を、コンベヤー1の表面に搬
入することが明白に認識できる場合、あるいは、その他
の事情によっては、仕切り5を設けなくてもよい。
【0028】また、コンベヤー1は、その運行方向を切
り替えることが可能であるのが望ましい。こうすると、
例えば付着性が強いため、篩N上に投入されると、目詰
まりを起こす虞がある原料は、コンベヤー1の運行方向
を切り替えることにより、篩N上への投入を回避するこ
とができる。そして、このような原料は、コンベヤー1
の後端側から落下するときに回収して、例えば、道路の
路体構造を構成する、路盤材等として利用すれば、廃棄
処分しなくて済むので都合よい。なお、コンベヤー1の
運行方向を切り替える場合には、後方仕切り22は、取
り外しておくか、あるいはその後方仕切り22に設けら
れたスカート部6を外し、コンベヤー1の表面との間で
間隙を形成するようにしておくとよい。
【0029】また、コンベヤー1は、その長手方向に直
線状に形成されている必要はなく、現場の設置事情に応
じて曲線状にカーブしていてもよい。さらに、コンベヤ
ー1は、ベルトコンベヤーに限定されず、原料を搬入し
てコンベヤー部の一端側へと確実に搬送することができ
るならば、例えば、スクリューコンベヤーとかバケット
コンベヤーその他の周知のコンベヤーであってもよい。
【0030】また、拡散部は、図示実施の形態の場合、
付着性の強い原料が拡散投入されることを想定している
ため、既述したように、拡散盤2の形状が特殊形状とな
り、またスクレーパー10を有している等の点におい
て、公知の拡散投入装置における拡散部とは、異なるも
のとなっている。しかし、使用状況や使用目的によって
は、公知の拡散部と同様に、拡散盤2は、例えば、円形
状の円盤であってもよいし、またスクレーパー10はな
くてもよい。
【0031】また、当て受け部18が、コンベヤー部の
一端側と、拡散部の拡散盤2との間の距離を調節可能と
する、調節機構として作用することは既述した通りであ
るが、その他の調節機構として、コンベヤー部を、拡散
盤2に対して接近または離間する方向にスライド可能に
なさしめるように、構成してもよい。すなわち、この場
合、コンベヤー1は、その長手方向に移動可能となるよ
う、コンベヤー1の両側部に沿ってなる第一のフレーム
11a、11aに、第二の軸受け部13および第三の軸
受け部14がスライド可能に取り付けられるよう、構成
されていている。これにより、コンベヤー部は、拡散盤
2に対して接近または離間することが可能となり、例え
ば、原料の種類に応じて、拡散盤2との間の距離を適正
な距離に調節することができる。
【0032】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明に係る拡散投入装置によれば、次の効果が
ある。
【0033】請求項1に記載された拡散投入装置によれ
ば、原料を適正な位置から拡散盤へと投下し、篩上に有
効に拡散して投入することができる。
【0034】請求項2に記載された拡散投入装置によれ
ば、加えて、原料を搬入すべき範囲が明確となる。
【0035】請求項3に記載された拡散投入装置によれ
ば、加えて、原料を均して、コンベヤー部の一端側へと
搬送することができる。
【0036】請求項4に記載された拡散投入装置によれ
ば、加えて、原料がコンベヤーからこぼれ落ちるのを防
止することができる。
【0037】請求項5ないし7に記載された拡散投入装
置によれば、加えて、コンベヤー部の一端側と拡散盤と
の間の距離を適正に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る拡散投入装置の斜視図である。
【図2】同じく、拡散投入装置の概略的な平面図であ
る。
【図3】従来の拡散投入装置の図2相当図である。
【図4】同じく、図2相当図であって、原料投下口が一
方側から延びてくる状態を示す図である。
【図5】同じく、図2相当図であって、原料投下口がL
字状に折れている状態を示す図である。
【符号の説明】
K 拡散投入装置 N 篩 W 所要の
間隙 1 コンベヤー 2 拡散盤 5 仕切り 6 スカート部 18 当て受け部 21 前方
仕切り(均し部材)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入される原料を載せて搬送するコンベ
    ヤーを備えたコンベヤー部と、そのコンベヤー部の一端
    側から投下される前記原料を、回転しながら受けて、篩
    上に拡散させて投入する拡散盤を備えた拡散部とを有
    し、 前記コンベヤー部が配置される側と、前記拡散部が配置
    される側とが、一体化されていることを特徴とする拡散
    投入装置。
  2. 【請求項2】 前記コンベヤー部には、前記原料を前記
    コンベヤーに搬入することができる、搬入範囲を区画す
    る仕切りが設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の拡散投入装置。
  3. 【請求項3】 前記原料が搬送される搬送方向の前方に
    は、前記原料を均すための均し部材が、前記コンベヤー
    の表面との間に所要の間隙を形成して、そのコンベヤー
    の上方を横断するように設けられていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の拡散投入装置。
  4. 【請求項4】 前記仕切りは、前記コンベヤーの、少な
    くともその両側部に沿って立設されており、かつ、その
    仕切りの下端には、前記コンベヤーの表面もしくはその
    表面の近傍まで延びるスカート部が設けられていること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    拡散投入装置。
  5. 【請求項5】 前記コンベヤー部の一端側と、前記拡散
    部の拡散盤との間の距離を調節可能とする、調節機構を
    備えてなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    か1項に記載の拡散投入装置。
  6. 【請求項6】 前記調節機構は、前記コンベヤー部を、
    前記拡散部に対して接近または離間する方向にスライド
    可能になさしめることを特徴とする請求項5に記載の拡
    散投入装置。
  7. 【請求項7】 前記調節機構は、前記拡散盤を臨む、前
    記コンベヤーの前端部の下方に位置し、その前端部から
    落下する原料を当て受けて、前記拡散盤へと投下する当
    て受け部よりなることを特徴とする請求項5に記載の拡
    散投入装置。
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