JP3588617B2 - 砒素を含有する排水の処理方法及び除去剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水中に溶存する砒素を除去するための方法及び除去剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、水中に含まれる砒素を除去する方法としては、pH値を6〜9に調整してFe(III)塩を添加することにより、FeAsO4やFeAsO3の錯体とFe(OH)3等との共沈物として砒素を分離除去する鉄共沈法、消石灰、生石灰等を用いて排水のpH値を11以上に調整し、一段目で5価の砒素をCa(AsO4)2やCaHAsO4の形で他の中和沈殿物とともに濾別して除いた後、次いで過酸化水素等の酸化剤を用いて液中に残留した3価の砒素を5価に酸化し、同様の形で分離除去する方法、消石灰を用いて液のpHを11以上とし、高分子凝集剤を添加して生成する沈殿物を沈降除去する方法等が知られている。しかし、これらの方法は、多量の薬剤を必要としてランニングコストが高く、しかもスラッジの量が多いという欠点がある上、設備が大きく多段となりイニシャルコストも高いものとなっている。これに対し、砒素を含む排水に硫化剤を添加し、その状態で第二鉄イオンを添加する方法が提案されているが、硫化剤の使用については安全性に問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、水中に含まれる砒素を効率よくかつ低められたスラッジ発生量で除去するための方法及びそれに用いる砒素除去剤を提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明によれば、被処理水中に含まれる砒素を除去する方法において、(i)リン酸イオン、( ii )鉄イオン、及び(iii)溶解させたカルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物を添加して、該被処理水のpHを5〜14の範囲に調整して、該砒素を難溶性物質として沈殿させることからなり、該リン酸イオンを放出するリン酸化合物の割合が、該カルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物1重量部当り、10〜10000重量部の割合であることを特徴とする砒素の除去方法が提供される。
また、本発明によれば、被処理水中に含まれる砒素を除去する薬剤であって、(i)リン酸化合物と、( ii )鉄化合物、と(iii)溶解させたカルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物とからなり、該リン酸化合物の割合が、該カルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物1重量部当り、10〜10000重量部の割合であることを特徴とする砒素除去剤が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の砒素除去剤(以下、単に除去剤とも言う)の態様は、(i)リン酸化合物と、( ii )鉄化合物、と(iii)溶解させたカルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物との混合物からなり、該リン酸化合物の割合が、該カルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物1重量部当り、10〜10000重量部の割合であることを特徴とするものである。
【0006】
リン酸化合物には、リン酸(H3PO4)の他、水中で加水分解してリン酸を生成する化合物、例えば、リン酸ナトリウム、リン酸水素2ナトリウム、リン酸2水素ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸水素2カリウム、リン酸2水素カリウム、ヘキサンメタリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム等が挙げられる。
【0007】
前記無害性多価金属化合物には、カルシウム化合物や、マグネシウム化合物、アルミニウム化合物、鉄化合物等が包含される。それらの具体例としては、例えば、塩化カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、ポリ塩化鉄、ポリ硫酸鉄、塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄及び硫酸第二鉄等が挙げられる。
【0008】
前記カルボキシル基含有親水性高分子物質には、各種の水溶性高分子物質が包含される。このような高分子物質としては、アルギン酸、ジエランガム、キサンタンガム、ペクチン、ペクチン酸、ペクチニン酸、アニオン化でんぷん、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カルボキシメチルセルロース、デンプングリコール酸、繊維素グリコール酸等の多糖類及びそれらの金属塩等が挙げられる。
本発明では、特に、アルギン酸ナトリウムやアルギン酸カルシウムの使用が好ましいが、このものを用いる場合には、アルギン酸を構成しているマンヌマロン酸(M)とグルロン酸(G)の含有比率(モル比)[M]/[G]が、0.1〜4.0、好ましくは0.1〜3の範囲にあるものの使用が好ましい。グルロン酸の含有比率が多いもの程、フロック形成性にすぐれている。
本発明において用いる前記カルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物は、単独又は混合物の形態で用いることができる。混合物としては、アルギン酸又はその塩を含有する混合物の使用が好ましい。
【0009】
本発明において用いる前記カルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物は、単独又は混合物の形態で用いることができる。この場合、アルギン酸又はその塩を含有する好ましい混合物としては、(i)アルギン酸又はその塩と、(ii)ジエランガム、キサンタンガム、ペクチン、ペクチン酸、ペクチニン酸及びそれらの塩の中から選ばれる少なくとも1種の親水性高分子物質との混合物を挙げることができる。その混合比を示すと、例えば、アルギン酸ナトリウムと他のアニオン基含有親水性高分子物質との混合物を用いる場合、アルギン酸ナトリウム(A)と他のアニオン基含有親水性高分子物質(B)との重量比[A]/[B]は、1〜100、好ましくは2〜50である。
【0010】
本発明の除去剤Aを好ましく製造する場合において、カルボキシル基含有親水性高分子物質を含有するものを製造するときには、先ず、カルボキシル含有親水性高分子物質を、アルカリ性物質を含む水中において加熱し、加水分解させるとともに水中に溶解させる。例えば、アルカリ性物質としての水酸化ナトリウムを含む水中にアルギン酸ナトリウムを存在させ、加熱し、そのアルギン酸ナトリウムを溶解させる。このときの加熱温度は、沸騰しない70℃以上から100℃未満が好ましく、より好ましくは、75℃から90℃、さらに好ましくは80℃から85℃である。加熱時間は、カルボキシル基含有親水性物質が溶解すればよく、特に限定されないが、0.5時間から2時間程度で十分である。次に、得られたカルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物を含有するアルカリ性水溶液にリン酸化合物及び無害性多価金属化合物を混合する。
【0011】
前記除去剤Aを製造する場合において、カルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物を含有しないものを製造するときには、リン酸化合物と無害性多価金属化合物を混合すればよい。この場合、無害性多価金属化合物の割合は、被処理水に無害性多価金属化合物が含まれていない場合には、リン1モル当り、0.1〜1000モル、好ましくは0.5〜500モル、より好ましくは1〜100モルの割合である。被処理水中に無害性多価金属化合物が十分な量含まれているときには、その除去剤Aの製造に際し、その無害性多価金属化合物の使用を省略することができ、また、ある程度の量含まれているときには、その水中に含まれている量に対応して、除去剤A中の無害性多価金属化合物の量を減少させることができる。
【0012】
本発明の除去剤Bを好ましく製造するには、先ず、カルボキシル基を含有する親水性高分子物質を、アルカリ物質を含む水中において加熱し、加水分解させるとともに水中に溶解させる。例えば、アルカリ性物質としての水酸化ナトリウムを含む水中にアルギン酸ナトリウムを存在させ、加熱し、そのアルギン酸ナトリウムを溶解させる。このときの加熱温度は、沸騰しない70℃以上から100℃未満が好ましく、より好ましくは、75℃から90℃、さらに好ましくは80℃から85℃である。加熱時間は、カルボキシル基含有親水性物質が溶解すればよく、特に限定されないが、0.5時間から2時間程度で十分である。次に、得られたカルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物を含有するアルカリ性水溶液にリン酸化合物及び必要に応じての無害性多価金属化合物を混合する。
【0013】
本発明の除去剤におけるアニオン基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物とリン酸化合物の割合は、特に制約されないが、一般的には、アニオン基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物1重量部に対して、リン酸化合物10〜10000重量部、好ましくは50〜5000重量部、より好ましくは、100〜1000重量部の割合である。
【0014】
本発明により被処理水中の砒素を除去するには、リン酸イオン及び無害性多価金属イオンの存在下で、pHを5〜14、好ましくは6〜12に調整すればよい。水中に十分な無害性多価金属イオンが存在する場合は、無害性多価金属化合物を添加する必要がない。一方、水中に無害性多価金属イオンが存在しないかその量が十分でない場合は、無害性多価金属イオンを与える無害性多価金属化合物、例えば、塩化カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、ポリ塩化鉄、ポリ硫酸鉄、塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄及び硫酸第二鉄等を添加すれば良い。この場合、pH調整剤としては、通常、アルカリ性物質が用いられるが、このアルカリ性物質としては、特に規定はないが、スラッジを減らすには水酸化ナトリウムの使用が好ましい。リン酸イオンと無害性多価金属イオンとの比は、リン1モルに対して、無害性多価金属0.1〜1000モル、好ましくは0.5〜500モル、より好ましくは1〜100モルの割合である。
【0015】
リン酸化合物の割合は、被処理水中の砒素イオン1モル当り、0.1〜5000モル、好ましくは1〜1000モル、より好ましくは1〜500モルである。
【0016】
本発明においては、前記被処理水中には、カルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物を存在させるのが好ましい。その割合は、リン酸化合物1重量部当り、0.0001〜0.1重量部、好ましくは0.0002〜0.01重量部、より好ましくは0.0005〜0.01重量部である。
【0017】
本発明により被処理水中に溶存する砒素を除去する場合、その被処理水が酸性や中性の場合、除去剤の添加後、沈殿が生じるようにpHを調整するのが好ましい。そのpHは、一般的には、5〜14の範囲、好ましくは6〜12の範囲である。
【0018】
本発明により被処理水中に溶存する砒素を除去する場合、その被処理水を中性からアルカリ性にすることによってフロックを成長させることが出来る。
【0019】
本発明においては、凝集剤を併用するのが好ましい。この場合の凝集剤は、フロックの凝集に用いられているものであり、このようなものには、ポリアクリルアミドのカチオン化変性物、ポリアクリル酸ジメチルアミノエチルエステル、ポリメタクリル酸ジメチルアミノエチルエステル、ポリエチレンイミン、キトサン等のカチオン性有機系凝集剤、ポリアクリルアミド等のノニオン性有機系凝集剤、ポリアクリル酸、アクリルアミドとアクリル酸との共重合体及びその塩等のアニオン性有機系凝集剤が包含される。凝集剤の使用量は、水中における濃度で、1〜20mg/L、好ましくは3〜10mg/Lである。
【0020】
前記pH調整工程終了後のフロックを含む被処理水は、固液分離処理される。この場合の固液分離方法としては、慣用の方法、例えば、濾過分離、遠心分離、沈降分離等が挙げられる。
【0021】
本発明で用いる被処理水は、砒素を含むものであり、各種の工場排水が用いられる。被処理水中の砒素の濃度は、特に規定がなく、高濃度から低濃度の砒素を含む排水に適用できる。ただし、特に高濃度の排水の場合は、あらかじめFe(III)で共沈処理して、砒素濃度を10ppm以下にしてから、本除去剤で処理するのが、経済的に言っても望ましい。
【0022】
本発明で用いる被処理水は、砒素の他に重金属を含む排水であってもよい。砒素を含む排水には、重金属が共存するものが多いが、本除去剤によって砒素だけでなく重金属も同時に処理できる。被処理水中の重金属濃度は、特に規定がなく、高濃度から低濃度の重金属を含む排水を、排水基準以下まで処理することが可能である。
【0023】
【発明の効果】
本発明の方法によれば、被処理水としての水中に含まれる砒素を、効率よくかつ低められたスラッジ発生量で、除去することができる。
本発明によれば、被処理水中の砒素をほぼ完全に除去することができる。
【0024】
【実施例】
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
【0025】
参考例1
500mlのビーカーで、1NのNaOH300mlに、その濃度が2%となるようにアルギン酸ナトリウムを添加した後、75℃〜85℃に加熱し30分以上1時間以内の時間攪拌する。攪拌し終わった溶液を常温(25〜35℃)まで放冷した後、10Lのビーカーで、前記常温のアルギン酸ナトリウム溶液300mlと85%リン酸溶液5700mlを混合して得られた液と、工業用塩化第2鉄(37.8%)を体積比で0.5:4で混合し、本発明の除去剤[I]を得た。
【0026】
実施例1
砒素3.41mg/l含むpH6.41の実排水に除去剤[I]0.9ml/l添加後2分間攪拌し、次に、水酸化ナトリウムでpH7に調整し1分間攪拌した。これに高分子凝集剤3mg/l添加し1分間攪拌した後、固液分離し、上澄み液の砒素濃度をICPで測定したところ、砒素濃度は0.03mg/lであった。
【0027】
比較例1
実施例1の実排水に本除去剤[I]を調整するときに使用した工業用塩化第2鉄1ml/l添加後1分間攪拌し、次に、水酸化カルシウムでpH7に調整し3分間攪拌した。これに高分子凝集剤3mg/l添加し1分間攪拌した後、固液分離し、上澄み液の砒素濃度をICPで測定したところ、砒素濃度は0.154mg/lであった。
【0028】
実施例1と比較例1から本除去剤は、鉄塩に比べて砒素除去効果が高いことがわかる。
【0029】
実施例2
砒素3.41mg/lと銅9.61mg/lを含むpH6.41の実排水に除去剤0.9ml/l添加後2分間攪拌し、次に、水酸化ナトリウムでpH10に調整し1分間攪拌した。これに高分子凝集剤3mg/l添加し1分間攪拌した後、固液分離し、上澄み液の砒素及び銅濃度をICPで測定したところ、砒素濃度は0.008mg/lで、銅は検出されなかった。
Claims (6)
- 被処理水中に含まれる砒素を除去する方法において、(i)リン酸イオン、( ii )鉄イオン、及び(iii)溶解させたカルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物を添加して、該被処理水のpHを5〜14の範囲に調整して、該砒素を難溶性物質として沈殿させることからなり、該リン酸イオンを放出するリン酸化合物の割合が、該カルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物1重量部当り、10〜10000重量部の割合であることを特徴とする砒素の除去方法。
- 該カルボキシル基含有親水性高分子物質が、(i)アルギン酸もしくはその塩又は(ii)アルギン酸もしくはその塩と他のアニオン基含有親水性高分子物質との混合物からなる請求項1の方法。
- 該水中に凝集剤を添加する請求項1又は2の方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の被処理水中に含まれる砒素を除去する方法に用いられる薬剤であって、(i)リン酸化合物と( ii )鉄化合物、と(iii)溶解させたカルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物とからなり、該リン酸化合物の割合が、該カルボキシル基含有親水性高分子物質及び/又はその加水分解生成物1重量部当り、10〜10000重量部の割合であることを特徴とする砒素除去剤。
- 該カルボキシル基含有親水性高分子物質が、(i)アルギン酸もしくはその塩又は(ii)アルギン酸もしくはその塩と他のアニオン基含有親水性高分子物質との混合物からなる請求項4の除去剤。
- 該リン酸化合物が、リン酸である請求項4又は5の除去剤。
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