JP3588299B2 - 記録媒体再生方法及び記録媒体再生装置 - Google Patents

記録媒体再生方法及び記録媒体再生装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に記録されたデータを読み出して、中間メモリに一時蓄積してからデータを再生する記録媒体再生方法及び記録媒体再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、記録媒体のデータを読み出してから再生する記録媒体再生装置において、記録媒体からのデータ読み出し時に、読み出しエラー等を原因とするデータ再生の中断に対処するために、記録媒体から読み取ったデータを一時的に中間メモリに蓄積させてから、中間メモリに蓄積されたデータを読み出してデータ再生する記録媒体再生装置が知られている。
【0003】
従来の記録媒体再生装置の一例として、再生対象である記録媒体が音楽CD等の光ディスクであり、記録されているデータが音楽データ等の音データである記録媒体の再生装置において、中間メモリがショックプルーフメモリである場合を説明する。
【0004】
光ディスクは所定回転速度にて回転しており、読み取りヘッドであるピックアップは光ディスクに記録されている音データを読み込む為に、所定読み取り位置に移動して音データを読み込んでいく。
【0005】
ピックアップによって読み出された音データは、いったん所定の記憶容量を持ったショックプルーフメモリに蓄積され所定の蓄積時間後に、ショックプルーフメモリから読み出される。このショックプルーフメモリは例えば、ファーストイン・ファーストアウト(FIFO)メモリであるので、ショックプルーフメモリに蓄積された音データは蓄積された順序と同じ順序で読み出されて、再生されていく。
【0006】
よって、記録媒体再生装置やピックアップそのものが振動等を受けたり、光ディスクに付着した塵などの理由により、一時的に光ディスクの音データの読み込みに失敗(読み込みエラー)しても、ショックプルーフメモリには、その読み込みエラー時点前に所定量の音データが蓄積しているので、その時に蓄積されている音データ量を読み出しきる時間までは、ショックプルーフメモリから読み出される音データはひとまず途切れることなく再生され続ける。
【0007】
また、このショックプルーフメモリから音データを読み出している間に、ピックアップは読み取りエラーした箇所の音データを再読み込みし、再び音データをショックプルーフメモリに蓄積し始めていく。よって、上記したような読み込みエラーが生じても、光ディスクから読み出した音データを一時的に蓄積するショックプルーフメモリを設けたので、再生される音データは途切れることはない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の記録媒体再生装置において、中間メモリであるショックプルーフメモリ内の音データを削除する場合は、蓄積された音データを全て一括に削除することしかできなかったので、以下に説明する問題が生じていた。
【0009】
音楽CD等の光ディスクは、1枚の光ディスクに音データの領域(トラック)が複数領域区切られて、複数の曲や章等を構成しているものが多い。よって、光ディスクから読み取った音データを一時的に蓄積するショックプルーフメモリには、例えば第1曲の終わりの部分の音データと次に再生される第2曲の初めの部分の音データが蓄積される場合が考えられる。
【0010】
図8に、この場合の時点におけるショックプルーフメモリ内の音データの蓄積状態を示す。ここで、ショックプルーフメモリはFIFOメモリであり、右側の縦軸はショックプルーフメモリの絶対位置を示すアドレスに関するもので、左側の縦軸はショックプルーフメモリに蓄積された音データの境界位置を示す境界アドレスに関するものである。
同図においては、第1曲の終わりの音データのアドレス範囲は、アドレス0からアドレス4(境界アドレスADR1)であり、この時点において蓄積された第2曲の初めの部分の音データのアドレス範囲は、アドレス4からアドレス7(境界アドレスADR2)である。
光ディスクから読み込んだ音データは、ショックプルーフメモリに蓄積され、縦軸のアドレス0の音データから順次、蓄積された順に従って出力再生される。
【0011】
この第1曲の終わりの音データと次に再生される第2曲の初めの音データがショックプルーフメモリに蓄積されている時に、例えば再生中の第1曲の後に第3曲を再生する様に再生順序を変更する指示がされた場合を考える。この場合、ショックプルーフメモリ内の音データを全て削除するかしないかのメモリ制御しかできないので、下記に示す2通りの音データの再生の場合が考えられる。
【0012】
まず、ショックプルーフメモリ内の音データを全て削除する場合は、アドレス0からアドレスFULL(ショックプルーフメモリの最終アドレス)まで、即ちショックプルーフメモリの全アドレス範囲が指定されて、音データが全て削除される。この場合、ショックプルーフメモリには音データが全く無くなってしまうので、このままではこの削除された第1曲の終わりの部分が再生されない。
よって、この削除された第1曲の終わりの部分に対応する音データを再度ピックアップによって光ディスクから読み込んで、ショックプルーフメモリに蓄積すると同時に出力して再生する。
この場合、ピックアップが再度光ディスクの第1曲の終わりの部分に対応する音データの位置まで移動する間、ショックプルーフメモリに蓄積された音データは無いので再生は中断して、無音状態となってしまい音飛びが発生してしまう。また、このピックアップの移動が完了した後に読み取りエラーが発生した場合は、また再度光ディスクの読み取りをしなければならず、更に無音状態が長くなってしまう。
【0013】
次に、ショックプルーフメモリ内の音データを削除しない場合は、ショックプルーフメモリには音データがあるので音飛びは発生しないし、読み取りエラーがあっても無音状態は発生しない。しかし、第2曲の初めの音データは削除されていないので、第1曲が終了してから第3曲が再生される間に、第2曲の初めの音データが再生されてしまい、指示した再生順序とは異なる曲の一部が再生されてしまう。
また、音データを蓄積できるショックプルーフメモリの容量が、第2曲の全ての音データが蓄積されてしまう程大きい容量の場合、又は、第2曲の全音データが蓄積されてしまう程短かい場合は、第2曲が全て再生されてしまうこととなり、意図した曲順にならない。
【0014】
よって、ショックプルーフメモリに蓄積された第2曲に関する音データのみを削除したい場合は、第2曲に関する音データのみを指定する為のアドレス指定ができなかった為に、上記の様にショックプルーフメモリに蓄積された全音データを一括に指定してから全音データを削除するか、又は全音データを削除しないかのどちらかの方法となってしまい、各々不具合を生じていた。
【0015】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、再生するデータが中断することのない記録媒体再生方法及び記録媒体再生装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に係る記録媒体再生方法では、複数のデータ領域に区切られて記録媒体に記録されているデータを読み出して中間メモリに一時的に蓄積し、前記中間メモリに一時蓄積された前記データを読み出してから再生する記録媒体再生方法において、
読み出し部によって前記記録媒体から前記データ領域毎に予め指定された第1の再生順序に基づいて前記データを順次読み出し、前記読み出されたデータは信号処理部によって信号処理され、信号処理された前記データ領域毎の前記データが前記中間メモリに複数蓄積し、
前記中間メモリに蓄積された前記データを前記第1の再生順序に基づいて読み出し再生している際に、前記第1の再生順序とは異なる第2の再生順序が指定されると、前記中間メモリから読み出し再生中のデータ領域の以降に、前記第1の再生順序に従って読み出し再生されるデータ領域に関するデータのアドレス範囲を指定し、該アドレス範囲によって指定されたデータを前記中間メモリから削除し、
前記読み出し部によって前記記録媒体から前記第2の再生順序に基づいて前記データを順次読み出し、読み出されたデータは前記信号処理部にて信号処理されて中間メモリに蓄積し、前記中間メモリから前記再生中のデータ領域を読み出し再生後に、前記中間メモリに蓄積された前記データを前記第2の再生順序に基づいて読み出し再生することを特徴とする。
【0017】
この記録媒体再生方法によれば、第2の再生順序が指定された時は、中間メモリから読み出し再生中のデータ領域の次に、第1の再生順序に従って読み出し再生されるデータ領域に関するデータをアドレス範囲を指定して削除するので、再生中のデータ領域の次に、第1の再生順序に従って読み出し再生されるデータ領域に関するデータは再生されない。また、再生中のデータ領域については読み取りエラーが生じても、中間メモリにデータがあるので再生の中断は無くなる。
また、再生中の中間メモリのデータ領域を再生した後は、続けて第2の再生順序で指定したデータを再生することができ、また、第2の再生順序で指定したデータ自体も、中間メモリに蓄積してから再生するので再生が中断することはない。
【0018】
請求項2記載の記録媒体再生方法では、前記第2の再生順序が指定され、前記アドレス範囲を指定する際には、
前記信号処理回路によって前記中間メモリに最後に蓄積したデータの最終アドレスを取得し、前記最後に蓄積したデータに含まれるデータ領域毎の経過時間データをデータ量に換算し、前記最終アドレスから前記データ量だけ遡った領域先頭アドレスを算出し、該領域先頭アドレスから前記最終アドレス迄を前記アドレス範囲として指定することを特徴とする。
【0019】
この記録媒体再生方法によれば、削除対象のデータ領域のデータを中間メモリから削除する時は、経過時間データを換算したデータ量から領域先頭アドレスを算出して、最終アドレスとによりアドレス範囲を指定しているので、経過時間データと最終アドレスにより、正確にアドレス指定が行える。
【0020】
請求項3記載の記録媒体再生装置では、複数のデータ領域に区切られて記録媒体に記録されているデータを読み出して中間メモリに一時的に蓄積し、前記中間メモリに一時蓄積された前記データを読み出してから再生する記録媒体再生装置において、
前記記録媒体から前記データ領域毎に予め指定された第1の再生順序に基づいて前記データを順次読み出す読み出し部と、前記読み出されたデータを信号処理する信号処理部と、信号処理された前記データ領域毎の前記データを複数蓄積する中間メモリと、
前記中間メモリに蓄積された前記データを前記第1の再生順序に基づいて読み出し再生している際に、前記第1の再生順序とは異なる第2の再生順序が指定されると、前記中間メモリから読み出し再生中のデータ領域の以降に、前記第1の再生順序に従って読み出し再生されるデータ領域に関するデータのアドレス範囲を指定して、該アドレス範囲によって指定されたデータを前記中間メモリから削除した後に、前記読み出し部によって前記記録媒体から前記第2の再生順序に基づいて前記データを順次読み出し、読み出されたデータは前記信号処理部にて信号処理されて中間メモリに蓄積し、前記中間メモリから前記再生中のデータ領域を読み出し再生後に、前記中間メモリに蓄積された前記データを前記第2の再生順序に基づいて読み出し再生する制御部を備えることを特徴とする。
【0021】
この記録媒体再生装置によれば、第2の再生順序が指定された時は、制御部によって、中間メモリから読み出し再生中のデータ領域の次に、第1の再生順序に従って読み出し再生されるデータ領域に関するデータはアドレス範囲を指定され削除される。
よって、再生中のデータ領域の次に、第1の再生順序に従って読み出し再生されるデータ領域に関するデータは再生されない。また、再生中のデータ領域については読み取りエラーが生じても、中間メモリにデータがあるので再生の中断は無くなる。
また、制御部によって、再生中の中間メモリのデータ領域を再生した後は、続けて第2の再生順序で指定したデータを再生することができ、また、第2の再生順序で指定したデータ自体も、中間メモリに蓄積してから再生するので再生が中断することはない。
【0022】
請求項4記載の記録媒体再生装置では、前記制御部は、前記信号処理回路によって前記中間メモリに最後に蓄積したデータの最終アドレスを取得し、前記最後に蓄積したデータに含まれるデータ領域毎の経過時間データをデータ量に換算してから、前記最終アドレスから前記データ量だけ遡った領域先頭アドレスを算出し、該領域先頭アドレスから前記最終アドレス迄を前記アドレス範囲として指定するアドレス範囲指定部を備えることを特徴とする。
【0023】
この記録媒体再生方法によれば、削除対象のデータ領域のデータを中間メモリから削除する時は、制御部によって、経過時間データを換算したデータ量から領域先頭アドレスを算出して、最終アドレスとによりアドレス範囲を指定しているので、経過時間データと最終アドレスにより、正確にアドレス指定が行える。
【0024】
請求項5記載の記録媒体再生装置では、前記第1の再生順序、又は前記第2の再生順序のいずれか一方の再生順序は、任意のデータ領域を繰り返して読み出して再生する順序であることを特徴とする。
【0025】
この記録媒体再生装置によれば、前記第1の再生順序、又は前記第2の再生順序の少なくともいずれか一方の再生順序が、繰り返して再生する順序であるので、ある再生順序から繰り返して再生する順序に切り換えても、繰り返して再生する順序からある再生順序に切り換えても、データは中断することなく再生することができる。
【0026】
請求項6記載の記録媒体再生装置では、前記第1の再生順序、又は前記第2の再生順序のいずれか一方の再生順序は、ランダムに読み出して再生する順序であることを特徴とする。
【0027】
この記録媒体再生装置によれば、前記第1の再生順序、又は前記第2の再生順序の少なくともいずれか一方の再生順序が、ランダムに再生する順序であるので、ランダムに再生する順序に切り換えても、ランダムに再生する順序から切り換えても、ランダムに再生する順序からランダムに再生する順序へ切り換えても、データは中断することなく再生することができる。
【0028】
請求項7記載の記録媒体再生装置では、前記データは、音を再生する為の音データであることを特徴とする。
【0029】
この記録媒体再生装置によれば、データは音を再生する為の音データであるので、削除された音データに対応する音を再生することがない。
また、再生中のデータ領域については読み取りエラーが生じても、中間メモリに音データがあるので、音データの再生の中断(音飛び)が無くなる。
また、再生中の中間メモリのデータ領域を再生した後は、続けて第2の再生順序で指定した音データを音として再生することができ、また、第2の再生順序で指定した音データ自体も、中間メモリに蓄積してから再生するので再生音が中断することはない。
【0030】
請求項8記載の記録媒体再生方法では、前記データは、圧縮された圧縮データであることを特徴とする。
【0031】
この記録媒体再生方法によれば、データは圧縮された圧縮データであるので、削除された圧縮データを再生することがない。
また、再生中のデータ領域については読み取りエラーが生じても、中間メモリに圧縮データがあるので、データの再生の中断が無くなる。
また、再生中の中間メモリのデータ領域を再生した後は、続けて第2の再生順序で指定した圧縮データを再生することができ、また、第2の再生順序で指定した圧縮データ自体も、中間メモリに蓄積してから再生するので再生が中断することはない。
また、圧縮データであるので非圧縮データに比較するとより多くのデータを中間メモリに蓄積することができるので、読み取りエラーに対してのデータ再生の中断がしにくくなる。
【0032】
請求項9記載の記録媒体再生装置では、ディスク形状であるディスク記録媒体であることを特徴とする。
【0033】
この記録媒体再生装置によれば、ディスク記録媒体からのデータの読み込みにあたり振動や、ディスク媒体に付着した塵などによって、一時的にデータの読み込みエラーがあったとしても、中間メモリにデータがあるので、データの再生の中断が無くなる。
また、再生中の中間メモリのデータ領域を再生した後は、続けて第2の再生順序で指定したデータを再生することができ、また、第2の再生順序で指定したデータ自体も、中間メモリに蓄積してから再生するので再生が中断することはない。
【0034】
請求項10記載の記録媒体再生装置では、前記中間メモリは、ファーストイン・ファーストアウトメモリであることを特徴とする。
【0035】
この記録媒体再生装置によれば、中間メモリがファーストイン・ファーストアウトメモリであっても、アドレス範囲を指定することによりファーストイン・ファーストアウトメモリのアドレス範囲指定されたデータの削除をすることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明における記録媒体再生装置の実施形態を説明する。
図1は実施形態における記録媒体再生装置のブロック構成図であり、図2〜図5は読み取りヘッド位置と中間メモリにおけるデータ蓄積の様子を段階的に示した図である。
【0037】
まず、本実施形態の記録媒体再生装置の構成について説明する。記録媒体である光ディスク11は、音楽データ等のデータ(以下音データ)が記録されている音楽コンパクトディスク(CD)、ミニディスク(商標:MD)、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)等のディスク記録媒体である。光ディスク11に記録されているデータは音を再生する為の音データであって、且つ複数のデータ領域に区切られており、このデータ領域が曲(以下トラック)や楽章等となっている。
読み出し部であるピックアップ12は、例えば光ビームを照射して光ディスク11からの反射光を受光することによって、光ディスク11に記録されている音データを読み込む。
【0038】
ヘッドアンプ13は、ピックアップ12によって読み込んだ音データの信号を増幅する増幅器である。信号処理部である信号処理回路14は、ヘッドアンプ13で増幅された音データをデジタル信号に変換し、後述する中間メモリに出力できるように処理する。また、信号処理回路14は、中間メモリに蓄積された音データを読み込み、出力に適した信号処理を施してから出力したり、後述する制御部の制御により中間メモリに蓄積した音データのアドレス範囲を指定する等する。
【0039】
中間メモリであるショックプルーフメモリ15は、信号処理回路14で信号処理された音データを蓄積するメモリであり、本実施形態では一例としてファーストイン・ファーストアウト(FIFO)メモリであるとする。ショックプルーフメモリ15は、アドレスを指定されることによってそのアドレスに対応するデータ領域の音データを出力することができる。
【0040】
制御部であるマイクロコンピュータ16は、信号処理回路14やショックプルーフメモリ15の制御を行う。例えば、音データをショックプルーフメモリ15に蓄積させたり、ショックプルーフメモリ15に蓄積された音データを再生したり、またアドレスを指定して、ショックプルーフメモリ15に蓄積した音データを削除することを行う。DAコンバータ17は信号処理回路14によってデジタル化された音データをアナログ信号に変換して、音として出力し再生する。
【0041】
次に、記録媒体再生装置の動作について図2を参照して説明する。図2は、第1時点においてのピックアップ12の位置と、同時点において再生された音データを読み取った位置と、ショックプルーフメモリ15の音データの蓄積状態を示している。
この第1時点は、光ディスク11からトラック1に関する音データを読み込み、ショックプルーフメモリ15に音データを蓄積した時点である。
【0042】
図2において、軸20は光ディスク11に記録された複数のトラックを直線状に並べた時の軸であり、光ディスク11上にはトラック1を先頭トラックとして、次にトラック2、トラック3といった順序に並んで配置されている。
但し、光ディスク11のトラック配置について、各トラックは飛び飛びに配置しても良いし、1つのトラックが更に複数の小トラックに分割されて配置しても良いし、トラックや小トラックの配置される順序もどのような順序でも良いし、トラックや小トラックが混在して配置されても良い。
【0043】
軸20上における位置Aは、第1時点においてピックアップ12が音データを読み取っている読み取り位置であり、位置Bはその第1時点において再生された音に対応する音データを読み取った位置を表す。位置A、B共にトラック1の領域内である。
【0044】
この第1時点において、ピックアップ12によって読み出された音データは、ショックプルーフメモリ15に一時蓄積された後に読み出されて再生されるので、ピックアップ12が継続して光ディスクから音データを読み込んでいる場合には、ある音データが再生されている時点においては、既にピックアップ12はその音に対する音データを読み取った光ディスクの読み取り位置Bよりも先行した位置Aにいて、音データを読み出してショックプルーフメモリ15に所定量の音データを蓄積している。
【0045】
図2の右図には、第1時点におけるショックプルーフメモリ15内の音データの蓄積状態を模式的に示しており、右側の縦軸はショックプルーフメモリ15の絶対位置を示すアドレスに関するもので、左側の縦軸はショックプルーフメモリ15に蓄積された音データの境界位置を示す境界アドレスに関するものである。
【0046】
光ディスク11から読み込まれた音データが、ショックプルーフメモリ15に最初に入力されると、音データはアドレス0のメモリエリアから蓄積されていく。
縦軸のアドレスFULLは、ショックプルーフメモリ15に蓄積することのできる音データの最大蓄積量に対応するアドレスであり、境界アドレスADR1は、この第1時点においてトラック1から最後に読み出された音データを蓄積した時のアドレスであり、アドレス8を示している。
【0047】
本実施形態の場合、ショックプルーフメモリ15は音データが入力されつつ同時に出力しているので、ショックプルーフメモリ15に入力する音データの入力レートが、ショックプルーフメモリ15から出力する出力レートよりも速いと、ショックプルーフメモリ15に蓄積される音データは順次増加していく。勿論、ショックプルーフメモリ15に音データが所定容量蓄積されてから、出力するように制御しても良い。
ショックプルーフメモリ15はFIFOメモリであるので、ショックプルーフメモリ15に蓄積された音データは、入力した順序に従って出力されていく。
【0048】
ここで、本実施形態におけるトラックの再生順序として、第1の再生順序とその第1の再生順序とは異なる第2の再生順序がある。
第1の再生順序は、例えばトラック1の次にトラック2、トラック3というように、光ディスク11のトラック配置に従って順次再生する再生順序である(以下通常再生)。
また、第2の再生順序は、例えばショックプルーフメモリ15から出力して再生している再生トラックを、繰り返し再生する順序である(以下リピート)。
これらの再生順序は、任意の時点において切り替えて指定することができる。尚、第1時点から次に説明する第2時点迄は、通常再生の再生順序で再生されている。
【0049】
次に、第1時点から所定時間が経過し、ピックアップ12がトラック1の音データの読み込みを完了し、次にトラック2の音データを読み込んでいる第2時点の様子を図3に示す。尚、図3の構成は、図2と同様である。
【0050】
図3において、軸20上における位置Aは、第2時点においてピックアップ12が音データを読み取っている読み取り位置であり、位置Bはその第2時点において再生された音に対応する音データを読み取った位置を表す。位置Aはトラック2の領域に進んでいるが、位置Bはトラック1の領域内である。
【0051】
図3の右図には、第2時点におけるショックプルーフメモリ15内の音データの蓄積状態を模式的に示している。ここで、境界アドレスADR1はトラック1の最後の音データを蓄積した時のアドレスであり、アドレス6を示している。第1時点のアドレスと比較すると、トラック1に関する音データはショックプルーフメモリ15から出力されているので、境界アドレスADR1はアドレス6にシフトしている。
境界アドレスADR2はこの第2時点において、トラック2から最後に読み出された音データを蓄積した時の境界アドレスである。また、第2時点においては、ショックプルーフメモリ15には音データが最大に蓄積されているので、境界アドレスADR2=アドレスFULLとなっている。
【0052】
次に、図4には、第2時点の状態で再生順序としてリピートが指定され、ピックアップ12が再生中のトラック1の先頭に移動した段階(第3時点)を示す。第2時点で再生順序としてリピートが指定されると、再生中のトラック1をリピート再生することになる。よって、ショックプルーフメモリ15に蓄積されているトラック2の音データは不要となるので、ショックプルーフメモリ15から削除することとなる。
【0053】
トラック2の音データを削除する方法について説明する。まず、再生順序としてリピートが指定されると、マイクロコンピュータ16から信号処理回路14対して、この時点においてショックプルーフメモリ15に最後に蓄積した音データに対する最終アドレスを取得するためのコマンドが送信される。信号処理回路14でこのコマンドを受信すると、この第3時点における最終アドレス、即ちショックプルーフメモリ15に最後に蓄積したトラック2の音データのアドレスFULLを取得する。
【0054】
次に、トラック2の領域先頭アドレス即ち、トラック2の音データの先頭の境界アドレスADR1の絶対位置を示すアドレス6が取得できれば、トラック2の音データを削除するためのアドレス範囲の指定が行うことができる。しかし、各時点においてトラック1に関する音データ量は変化しているので、境界アドレスADR1もシフトしてしまい、境界アドレスADR1の絶対位置を示すアドレスも刻々と変化してしまう。
【0055】
よって、境界アドレスADR1の絶対位置を示すアドレスを取得するために、音データと共に光ディスク11に記録されているトラック毎の経過時間データを利用する。尚、トラック毎の経過時間データと音データ量の関係は、下記式(1)に示すとおりである。
経過時間データ=音データ量×n(nは所定の比例定数)…(1)
【0056】
第2時点において、光ディスク11からピックアップ12により、最後に音データと共に読み込まれたトラック2の経過時間データTから、信号処理回路14内において式(1)を用いた処理を行い、トラック2の音データ量Dを算出する。
トラック2の音データ量Dが算出されると、トラック2の音データの先頭の境界アドレスADR1の絶対位置を示すアドレスは、下記式(2)により求めることができる。
境界アドレスADR1のアドレス=境界アドレスADR2のアドレス(アドレスFULL)−トラック2の音データ量D …(2)
【0057】
よって、式(2)により、アドレスFULLからトラック2の音データ量Dだけ遡った境界アドレスADR1のアドレスであるアドレス6を求めることができる。よって、アドレスFULLからアドレス6までを指定することにより、トラック2の音データのアドレス範囲の指定が行うことができる。トラック2の音データのアドレス範囲を指定した後は、信号処理回路15によって、トラック2に関する音データのみを削除する。
【0058】
そして、ピックアップ12はトラック1の音データを読み取るために、トラック1の先頭に移動する(位置A)。また、この第3時点においても第2時点から引き続きトラック1の再生は行われて(位置B)、ショックプルーフメモリ15の境界アドレスADR1の絶対位置アドレスはアドレス4となっている。
【0059】
次に、図5には、前記第3時点から少し時間が経過した後の第4時点の様子を示している。同図の右図に示すように、最初に読み込んだトラック1の音データの後には、リピート再生するためのトラック1の音データが新たに蓄積され始めている。
【0060】
本実施形態の記録媒体再生装置において、第1の再生順序として通常再生がされており、ショックプルーフメモリ15に複数のトラック(トラック1、トラック2)に関する音データが蓄積している時(第2時点)に、第2の再生順序としてリピートが指定された場合は、再生中のトラック1の次に再生されるトラック2に関する音データを削除する(第3時点)。
【0061】
よって、再生中のトラックは読み取りエラーが生じても中断無く再生され、再生中のトラックの次に、通常再生の再生順序に従って読み出し再生されるトラックに関する音データは再生されない。
また、再生中のトラックを再生した後は、続けてリピートで指定した音データを再生することができ、また、リピートで指定した音データ自体も、ショックプルーフメモリ15に蓄積してから再生するので再生が中断することはない。
【0062】
また、上記の実施形態においては、第1の再生順序が通常再生、第2の再生順序がリピートである場合を説明したが、第1の再生順序が任意のトラックのリピート再生であり、第2の再生順序が通常再生でも良い。更に、第1の再生順序が任意のトラックのリピート再生であり、第2の再生順序がその任意のトラックとは別のトラックのリピート再生でも良い。
【0063】
次に、第1の再生順序が通常再生であって、第2の再生順序がランダムにトラックを再生する順序(以下ランダム)である場合を、図6、図7を用いて説明する。
図6、図7は読み取りヘッド位置と中間メモリにおけるデータ蓄積の様子を段階的に示した図であり、図6の状態の時点を第5時点、図7の状態の時点を第6時点とする。但し、上記第4時点と第5時点以降は時間的なつながりは無い。
尚、第2の再生順序がランダムである場合においても、記録媒体再生装置の構成は図1と同様であり、図2に示した第1時点から、図3に示した第2時点までは同様であるので説明は省略する。
【0064】
図6は、図3の第2時点において第2の再生順序をランダムに指定した場合、ピックアップ12が別のトラックの先頭に移動した段階(第5時点)を示す。
【0065】
第2時点でランダムの指定がされると、ショックプルーフメモリ15の再生中であるトラック1の次に再生されるトラックが、例えばトラック5であるとすると、ショックプルーフメモリ15に蓄積されているトラック2の音データは不要となるので、ショックプルーフメモリ15から削除することとなる。
【0066】
トラック2の音データの削除方法については、第2の再生順序がリピートの場合と同様であるので説明は省略するが、図6の右図の様にトラック2に関する音データのみを消去すると、ピックアップ12はトラック5の音データを読み取るために、トラック5の先頭に移動する(位置A)。また、この第5時点においても第2時点から引き続きトラック1の再生は行われ(位置B)、ショックプルーフメモリ15の境界アドレスADR1の絶対位置アドレスはアドレス4となっている。
【0067】
次に、図7には、前記第5時点から少し時間が経過した後の第6時点の様子を示している。同図の右図に示すように、最初に読み込んだトラック1の音データの後にトラック5の音データが新たに蓄積され始めている。
【0068】
即ち、本実施形態の記録媒体再生装置において、第1の再生順序として通常再生がされており、ショックプルーフメモリ15に複数のトラック(トラック1、トラック2)に関する音データが蓄積している時(第2時点)に、第2の再生順序としてランダムが指定された場合は、再生中のトラック1の次に再生されるトラック2に関する音データを削除する(第5時点)。
【0069】
よって、再生中のトラックは読み取りエラーが生じても中断無く再生され、再生中のトラックの次に、通常再生の再生順序に従って読み出し再生されるトラックに関する音データは再生されない。
また、再生中のトラックを再生した後は、続けてランダムで指定した音データを再生することができ、また、ランダムで指定した音データ自体も、ショックプルーフメモリ15に蓄積してから再生するので再生が中断することはない。
【0070】
また、上記の実施形態においては、第1の再生順序が通常再生、第2の再生順序がランダムである場合を説明したが、第1の再生順序がランダムであり、第2の再生順序が通常再生でも良い。更に、第1の再生順序がランダムであり、第2の再生順序もランダムでも良い。
【0071】
また、本発明において、ショックプルーフメモリ15に音データを蓄積する際に、ショックプルーフメモリ15から出力する出力レートより、ショックプルーフメモリ15に入力する音データの入力レートが速くなるように、例えば光ディスク11の回転速度を高速になるように制御して、ショックプルーフメモリ15の音データの蓄積を速く行えるようにしても良い。
【0072】
また、データは一例として音データであるとして説明したが、読み出しエラーによる再生中断が許されないデータであれば、画像データや通信データ等であっても良いし、データ自体が圧縮処理の施された圧縮データでも良い。
また、記録媒体は一例として光ディスクとして説明したが、データを記憶可能であれば、カード形状やテープ状の記録媒体でも良い。
また、中間メモリは一例としてFIFOメモリであると説明したが、ランダムにデータ読み出し可能なメモリでも良い。
【0073】
【発明の効果】
本発明の記録媒体再生方法によれば、第2の再生順序が指定された時は、中間メモリから読み出し再生中のデータ領域の次に、第1の再生順序に従って読み出し再生されるデータ領域に関するデータをアドレス範囲を指定して削除するので、再生中のデータ領域の次に、第1の再生順序に従って読み出し再生されるデータ領域に関するデータは再生されない。また、再生中のデータ領域については読み取りエラーが生じても、中間メモリにデータがあるので再生の中断は無くなる。
また、再生中の中間メモリのデータ領域を再生した後は、続けて第2の再生順序で指定したデータを再生することができ、また、第2の再生順序で指定したデータ自体も、中間メモリに蓄積してから再生するので再生が中断することはない。
【0074】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における記録媒体再生装置のブロック図である。
【図2】実施形態における読み取りヘッド位置と中間メモリにおけるデータ蓄積の様子を示した図である(第1時点)。
【図3】実施形態における読み取りヘッド位置と中間メモリにおけるデータ蓄積の様子を示した図である(第2時点)
【図4】実施形態における読み取りヘッド位置と中間メモリにおけるデータ蓄積の様子を示した図である(第3時点)
【図5】実施形態における読み取りヘッド位置と中間メモリにおけるデータ蓄積の様子を示した図である(第4時点)
【図6】実施形態における読み取りヘッド位置と中間メモリにおけるデータ蓄積の様子を示した図である(第5時点)。
【図7】実施形態における読み取りヘッド位置と中間メモリにおけるデータ蓄積の様子を示した図である(第6時点)。
【図8】従来例における中間メモリにおけるデータ蓄積の様子を示した図である。
【符号の説明】
11 光ディスク
12 ピックアップ
13 ヘッドアンプ
14 処理回路
15 ショックプルーフメモリ
16 マイクロコンピュータ
17 D/Aコンバータ
20 軸

Claims (10)

  1. 複数のデータ領域に区切られて記録媒体に記録されているデータを読み出して中間メモリに一時的に蓄積し、前記中間メモリに一時蓄積された前記データを読み出してから再生する記録媒体再生方法において、
    読み出し部によって前記記録媒体から前記データ領域毎に予め指定された第1の再生順序に基づいて前記データを順次読み出し、前記読み出されたデータは信号処理部によって信号処理され、信号処理された前記データ領域毎の前記データが前記中間メモリに複数蓄積し、
    前記中間メモリに蓄積された前記データを前記第1の再生順序に基づいて読み出し再生している際に、前記第1の再生順序とは異なる第2の再生順序が指定されると、前記中間メモリから読み出し再生中のデータ領域の以降に、前記第1の再生順序に従って読み出し再生されるデータ領域に関するデータのアドレス範囲を指定し、該アドレス範囲によって指定されたデータを前記中間メモリから削除し、
    前記読み出し部によって前記記録媒体から前記第2の再生順序に基づいて前記データを順次読み出し、読み出されたデータは前記信号処理部にて信号処理されて中間メモリに蓄積し、前記中間メモリから前記再生中のデータ領域を読み出し再生後に、前記中間メモリに蓄積された前記データを前記第2の再生順序に基づいて読み出し再生することを特徴とする記録媒体再生方法。
  2. 前記第2の再生順序が指定され、前記アドレス範囲を指定する際には、
    前記信号処理回路によって前記中間メモリに最後に蓄積したデータの最終アドレスを取得し、前記最後に蓄積したデータに含まれるデータ領域毎の経過時間データをデータ量に換算し、前記最終アドレスから前記データ量だけ遡った領域先頭アドレスを算出し、該領域先頭アドレスから前記最終アドレス迄を前記アドレス範囲として指定することを特徴とする請求項1記載の記録媒体再生方法。
  3. 複数のデータ領域に区切られて記録媒体に記録されているデータを読み出して中間メモリに一時的に蓄積し、前記中間メモリに一時蓄積された前記データを読み出してから再生する記録媒体再生装置において、
    前記記録媒体から前記データ領域毎に予め指定された第1の再生順序に基づいて前記データを順次読み出す読み出し部と、前記読み出されたデータを信号処理する信号処理部と、信号処理された前記データ領域毎の前記データを複数蓄積する中間メモリと、
    前記中間メモリに蓄積された前記データを前記第1の再生順序に基づいて読み出し再生している際に、前記第1の再生順序とは異なる第2の再生順序が指定されると、前記中間メモリから読み出し再生中のデータ領域の以降に、前記第1の再生順序に従って読み出し再生されるデータ領域に関するデータのアドレス範囲を指定して、該アドレス範囲によって指定されたデータを前記中間メモリから削除した後に、前記読み出し部によって前記記録媒体から前記第2の再生順序に基づいて前記データを順次読み出し、読み出されたデータは前記信号処理部にて信号処理されて中間メモリに蓄積し、前記中間メモリから前記再生中のデータ領域を読み出し再生後に、前記中間メモリに蓄積された前記データを前記第2の再生順序に基づいて読み出し再生する制御部を備えることを特徴とする記録媒体再生装置。
  4. 前記制御部は、前記信号処理回路によって前記中間メモリに最後に蓄積したデータの最終アドレスを取得し、前記最後に蓄積したデータに含まれるデータ領域毎の経過時間データをデータ量に換算してから、前記最終アドレスから前記データ量だけ遡った領域先頭アドレスを算出し、該領域先頭アドレスから前記最終アドレス迄を前記アドレス範囲として指定するアドレス範囲指定部を備えることを特徴とする請求項3記載の記録媒体再生装置。
  5. 前記第1の再生順序、又は前記第2の再生順序のいずれか一方の再生順序は、任意のデータ領域を繰り返して読み出して再生する順序であることを特徴とする請求項3又は4記載の記録媒体再生装置。
  6. 前記第1の再生順序、又は前記第2の再生順序のいずれか一方の再生順序は、ランダムに読み出して再生する順序であることを特徴とする請求項3又は4記載の記録媒体再生装置。
  7. 前記データは、音を再生する為の音データであることを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項記載の記録媒体再生装置。
  8. 前記データは、圧縮された圧縮データであることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1項記載の記録媒体再生装置。
  9. 前記記録媒体は、ディスク形状であるディスク記録媒体であることを特徴とする請求項3〜8のいずれか1項記載の記録媒体再生装置。
  10. 前記中間メモリは、ファーストイン・ファーストアウトメモリであることを特徴とする請求項3〜9のいずれか1項記載の記録媒体再生装置。
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