JP3587918B2 - 直流電源装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、チョーク入力型の平滑回路を備えた直流電源装置に関る。
【0002】
【従来の技術】
商用交流電力を全波整流して得られた直流電力の電圧はリップルが大きく、商用周波数(50Hzまたは60Hz)の主として偶数高周波成分が大量に含まれているため、そのまま負荷に供給することは出来ない。
【0003】
リップルが大きい直流電力の電圧を平滑して、リップル分を目的に応じた許容値以下に抑えるための平滑回路として、コンデンサ入力型とチョーク入力型とがよく知られているが、商用周波数が低周波であるため、全波整流してもリップル分の基本波は100Hz又は120Hz程度であるから、コンデンサ入力型の入力段のコンデンサの容量又はチョーク入力型の入力段のチョークコイルのインダクタンスを、それぞれ大きく設定しなければならない。
【0004】
そのため、コンデンサ入力型の平滑回路は導通角が狹くなり、入力交流電流のピーク値が過大になって力率が低下するから、交流電源のみならず同じ交流ラインに接続された他の機器にも悪影響を及ぼすと共に、特に入力段の平滑コンデンサに流れるリップル電流も大きくなり、内部損失による発熱で内部温度が上昇し、平滑コンデンサの寿命を劣下させるという問題があった。
【0005】
さらに、コンデンサ入力型においては、軽負荷時には出力電圧が高く、負荷電流の増大と共に出力電圧が急激に低下する。すなわち、負荷変動に対する電圧安定度が極めて悪いため、常時一定負荷であるか変動率(変動幅/中心負荷)が少ない負荷には使用出来るが、変動率が大きいか変動の激しい負荷には適さないという問題があった。
【0006】
一方、図6に示すチョーク入力型の平滑回路(ただし破線で示したダイオードD6がショートされた状態)は、交流電源11から入力する交流電力をダイオードブリッジ12で全波整流し、チョークコイル15を介して平滑コンデンサ13を充電することにより平滑して負荷14に供給する。このチョーク入力型の平滑回路は、コンデンサ入力型に比べて導通角が広くなり、入力交流電流のピーク値が抑えられて力率が向上し、直流電力の電圧,電流のリップルも減少する。
【0007】
したがって、交流電源や他の機器及び平滑コンデンサの寿命等に対する悪影響も少なくなり、軽負荷時の出力電圧が若干低くなる代りに負荷変動に対する電圧安定度が遙かに向上するという長所を持っている。ただし、入力交流電流のピーク値を抑えるためにチョークコイル15のインダクタンスを余り大きくすると、入力電流の位相が遅れて導通角が狹くなり、力率も低下する。
【0008】
しかしながら負荷14が、例えば任意の出力電圧の直流電力に変換するDC−DCコンバータ、又は周波数可変の交流電力に変換するインバータのように、入力側に高周波のスイッチング回路を設けたものである場合は、例えば図7に示すように、ダイオードブリッジ12の出力電圧及び入力電流の波形が、抵抗性又は容量性負荷の場合に比べて、大きく変化する。
【0009】
図7の(A)及び(B)にそれぞれ示したダイオードブリッジ12の直流出力電圧Vr及び交流入力電流Iacの波形図は、図6に示したチョークコイル15のインダクタンスLをそれぞれL=15mH及びL=43mHにした場合の一例であり、破線で示したダイオードD6を介挿した状態での波形図である。
【0010】
図7の(B)に示した電流Iacの波形は、ダイオードD6の有無によって殆んど変化しないが、L=15mHの場合の電流Iacの負の終端時に同図の(A)に示した電圧Vrの波形に現れるスパイク性の立上りは、ダイオードD6の両端をショートすると2〜3倍程度に大きくなって観測困難になるため、ダイオードD6を介挿したものである。
【0011】
図7の(A)には示されていないが、ダイオードD6をショートすると、L=15mHの場合の電流Iacの正の終端時にもスパイク性の立上りが現れ、またL=43mHにした場合でもスパイク性の立上りが現れることがある。
【0012】
図7から明らかなように、入力電流Iacの終端時に出力電圧Vrが急に高くなり、出力電圧Vrが高い電圧を保持していても、入力する交流電圧の絶対値が保持されている電圧に達するまでは、入力電流Iacが流れない。
また、チョークコイル15のインダクタンスLが大きくなるに従って電流Iacのピーク値は低くなるが、位相の遅れが大きくなるから導通角が狭くなり、必ずしも力率は向上せず、インダクタンスLが過大になればかえって力率が低下する。
【0013】
位相の遅れを解決するために、例えば図8に示すように、チョークコイル15に並列に進相用のコンデンサ16を接続して、チョークコイル15により位相が遅れる電流Iacに、コンデンサ16により位相が進んだ電流を加えることにより、電流の流れ始めを早くして導通角を広げ、力率を向上させるようにしたものがあった。
しかしながら、図8に示したチョークコイル15とコンデンサ16の並列回路を設けたものには、発明の実施の形態の欄で後述するような問題がある。
【0014】
そのため、例えば特開平1−248966号公報、又は特開平3−98468号公報の第2図、あるいは特開平5−199758号公報の図1の(d)にそれぞれ示されたように、図8に示したチョークコイル15とコンデンサ16との並列回路において、チョークコイル15に直列に電流がダイオードブリッジ12から平滑コンデンサ13に流れる向きにダイオードを接続するという提案があった。
【0015】
あるいは、特開平5−199758号公報の図1の(a)乃至(c)に示されたような各種の提案があった。
なお、特開平3−98468号公報の第1図、及び特開平5−199758号公報の図1の(e)にそれぞれ示された提案は、図から明らかなようにコンデンサ入力型の平滑回路に関するものであるから、関係がない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記の図8に示した並列回路のチョークコイル15に直列にダイオードを接続する提案は、すなわちチョークコイル15とダイオードとの直列回路に並列にコンデンサ16を接続したものであるから、負荷14の入力段がスイッチング回路であると、そのスイッチングによる高周波ノイズがコンデンサ16をショート的に通過し、ダイオードブリッジ12を介して交流電源11側にリークするという問題がある。
【0017】
さらに、入力段がスイッチング回路であるインバータ,DC−DCコンバータ等の出力段に接続された負荷の変動によって、等価的に負荷14が急激な変化を繰り返す場合には、コンデンサ16と平滑コンデンサ13の容量比によっては互いに充放電を繰り返すため、平滑コンデンサ13の端子間電圧の変動が大きくなって、直流電源としての安定度が大きく損われるという問題もあった。
【0018】
また、特開平5−199758号公報の図1の(a)乃至(c)に示された各種の提案のうち、先ず図1の(c)に示された提案は、過大な共振電圧が発生して、図8の説明の中で後述する問題と述べたことと同様な問題が発生する恐れが大きい。
【0019】
さらに、図1の(a),(b)に示された提案は、コンデンサ33に直列に接続した抵抗35の抵抗値にもよるが、その抵抗値が高ければコンデンサ33の効果が失われ、低ければ図1の(c)に示された提案と同様な問題が発生する。
【0020】
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で異常な発振やノイズを防止して力率を改善することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の目的を達成するため、入力する交流電力を全波整流して直流電力に変換するダイオードブリッジと、チョークコイルと平滑コンデンサとからなり変換された直流電力を平滑するチョーク入力型の平滑回路とを備えた直流電源装置において、それぞれ次のようにしたものである。
【0022】
すなわち、チョークコイルに並列に進相用のコンデンサを接続し、該コンデンサとチョークコイルとの並列回路に直列に平滑コンデンサを充電する向きにダイオードを接続したものである。
【0023】
あるいは、チョークコイルに直列に平滑コンデンサを充電する向きに第1のダイオードを接続し、チョークコイルと第1のダイオードとの直列回路に、進相用のコンデンサと平滑コンデンサを充電する向きに接続した第2のダイオードとの直列回路を並列に接続したものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、この発明の第1の実施形態である直流電源装置の構成の一例を示す回路図である。
【0025】
図1に示した直流電源装置は、ダイオードブリッジ2と平滑コンデンサ3と、ダイオードブリッジ2の正負の出力端子2p,2nと平滑コンデンサ3の正負の端子との間をそれぞれ結ぶ正負のラインと、正のラインに介挿された移相回路7とにより構成され、ダイオードブリッジ2の入力端子には交流電源1が、平滑コンデンサ3の正負の端子には図示しないスイッチング回路を入力段とする負荷4が、それぞれ接続されている。
【0026】
移相回路7は、入力側(ダイオードブリッジ2側)の低周波用のチョークコイル5と進相用のコンデンサであるコンデンサ6との並列回路と、該並列回路に直列に接続された出力側(平滑コンデンサ3側)のダイオードD1とからなり、ダイオードD1は電流がダイオードブリッジ2から平滑コンデンサ3に流れる向き、すなわち平滑コンデンサ3を充電する向きに接続されている。
【0027】
図2は、図1に示した直流電源装置において、チョークコイル5のインダクタンスLをL=15mH、コンデンサ6の容量CをC=34μFとした場合の、ダイオードブリッジ2の出力電圧Vrと入力交流電流Iacの変化の一例を示す波形図である。
【0028】
図2の(A)は、ダイオードブリッジ2の負の出力端子2nの電圧を基準(0V)とした正の出力端子2pの電圧すなわち出力電圧Vrを、図2の(B)は、交流電源1からダイオードブリッジ2に入力する交流電流Iacをそれぞれ示している。
【0029】
図2の(A)に一部を破線で示した電圧波形は、図1に示したダイオードD1の両端をショートした場合、すなわち図8に示した従来例のチョークコイル15とコンデンサ16との並列回路のみの場合の波形を示している。この場合は、並列回路が全波整流による電源周波数の2倍の基本波に対して並列共振するために、本来は電圧波形の谷間になるところで、実線で示した出力電圧Vrの最大値より高いピークをもつ跳ね上りが発生する。
【0030】
なお、図6に示した従来例のチョークコイル15のみの場合の波形も、図7の(A)に示したように、本来は電圧波形の谷間になるところで、しばしばスパイク性の立上りを伴うやや右下りのフラットな電圧が発生するが、これは電流が流れなかったためのチョークコイル15の逆起電力によるものであり、瞬間的な立上り部分を除いては出力電圧Vrの最大値を超えるものではない。
【0031】
しかしながら、図8に示した共振回路を備えた例では、ダイオードブリッジ12の出力電圧Vrが平滑コンデンサ13の端子間電圧(以下「Vc」とする)より低い間は、平滑コンデンサ13から並列回路に電流が逆流して、図2の(A)に破線で示した過大な電圧が出力電圧Vrに現われる。そのため、ダイオードブリッジ12のみならず並列回路を構成するチョークコイル15とコンデンサ16、場合によっては平滑コンデンサ13にも過大な電圧が印加されて破壊する等の致命的な障害を及ぼす恐れがある。
【0032】
図1に示した移相回路7は、チョークコイル5とコンデンサ6からなる並列回路に直列にダイオードD1を接続して、平滑コンデンサ3から並列回路への逆流を防止している。そのため、図2の(A)に実線で示したように出力電圧Vrの跳ね上りが消えて、若干のあばれは認められるが、本来の電圧波形の谷間が現れ、過大な電圧の発生による各素子の破壊が防止される。
【0033】
さらに、ダイオードブリッジ2と負荷4とがコンデンサ6を介して直接に接続されていないから、負荷4の図示しない入力段のスイッチング回路のスイッチングによる高周波ノイズがショート的にダイオードブリッジ2に伝わって、交流電源1にリークすることがない。従って、跳ね上りの消滅と共に、EMIすなわち電気磁気的な障害が大幅に抑制される。
【0034】
図2の(B)に示した入力交流電流Iacの波形は、ダイオードD1の有無によって余り変らないが、電流波形の後半のピークを伴う滑らかな部分、すなわちチョークコイル5によって位相が遅れた部分の前に、振動波形を伴った部分、すなわちコンデンサ6によって位相が進んだ部分が加わるから、導通角が広くなってピーク電流が抑えられ、力率が向上する。進相部分の振動波形の振幅は、コンデンサ6の容量を大きくすることによって減少させることが出来る。
【0035】
図3は、図1に示した直流電源装置の出力電力に対する入力交流電力の力率及び平滑コンデンサ3の端子間電圧Vcすなわち負荷電圧の変化の一例を、それぞれ図6に示した従来例と比較して示す線図であり、図3の(A)は力率特性、同図の(B)は負荷電圧特性をそれぞれ示している。
【0036】
なお、図1に示した直流電源装置(実施例)において、チョークコイル5のインダクタンスLをL=15mH、コンデンサ6の容量CをC=13μFとしており、図6に示した直流電源装置(従来例)においては、チョークコイル5のインダクタンスLをL=15mHとしている。
【0037】
図3の(A)に示した力率特性において、破線で示した従来例は軽負荷では力率が80%弱で、出力電力が120Wを超えると漸減しているが、実線で示した実施例では力率が80%強から始り、出力電力の増加と共に力率が向上して出力電力130W近傍で最大値約90%に達し、それから漸減傾向を示している。しかしながら、いずれの出力電力においても、実施例の力率は常に従来例を上回っている。
【0038】
図3の(B)に示した負荷電圧特性は、いずれも無負荷時約140Vから始まるが、破線で示した従来例は、負荷がかかり始めると先ず急に電圧が降下し、出力電力の増加と共に電圧降下も増加するが、その傾斜は次第にゆるくなる。
一方、実線で示した実施例は、電圧降下が遙かに少ない。
【0039】
負荷電圧の変動が少なければ、負荷4であるDC−DCコンバータやインバータ等のスイッチング駆動パルスのデューティ比の制御幅が少なくて済むから、それだけ制御を容易にし、制御の精度を向上させることが出来る効果がある。
【0040】
図4は、この発明の第2の実施形態である直流電源装置の構成の一例を示す回路図であり、図4に示した直流電源装置は、その移相回路8が図1に示した移相回路7と異なるだけで、その他は同じであるから、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0041】
図4に示した移相回路8は、チョークコイル5と第1のダイオードであるダイオードD2とからなる直列回路と、進相用のコンデンサであるコンデンサ6と第2のダイオードであるダイオードD3とからなる直列回路とが、互いに並列に接続されて構成され、ダイオードD2とダイオードD3はそれぞれ平滑コンデンサ3を充電する向きに接続されている。
【0042】
図5は、図4に示した直流電源装置におけるダイオードブリッジ2の出力電圧Vrと入力交流電流Iacの変化の一例を示す波形図であり、図5の(A)は出力電圧Vrを、同図の(B)は入力交流電流Iacをそれぞれ示している。
なお、図4に示した移相回路8のチョークコイル5のインダクタンスLはL=15mH、コンデンサ6の容量CはC=34μFであって、図2に波形図を示した移相回路7(図1)と同一データである。
【0043】
図5の(A)に実線で示した移相回路8を備えた場合の出力電圧Vrの波形は、図2の(A)に実線で示し、図5の(A)ではその一部を破線で示した移相回路7を備えた場合の波形に比べて、本来の電圧波形の谷間部分のあばれがなくなって、正弦波形に似たスムースな波形になり、電源周波数の高周波成分によるノイズがさらに減少する。
図5の(B)に示した入力交流電流Iacの波形は、図2の(B)に示した波形と殆んど変らないから、説明を省略する。
【0044】
すなわち、図4に示した移相回路8を用いれば、図1に示した移相回路7を用いた場合の効果をそのまま有し、さらに高周波成分によるノイズが減少して、EMIのトラブル発生の恐れは皆無になる。
【0045】
移相回路7及び移相回路8は、従来のチョークコイルとコンデンサとの並列回路に、それぞれダイオードを1個又は2個加えただけの簡単な構成であるから、コストは殆んど変らないにも拘らず、その効果は極めて大きく、入力段にスイッチング回路を備えたDC−DCコンバータやインバータ等の1次直流電源として、その適用範囲もまた極めて広い。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明による直流電源装置は、簡単な構成で異常な発振やノイズを防止して力率を改善することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態である直流電源装置の構成の一例を示す回路図である。
【図2】図1に示した直流電源装置のダイオードブリッジの出力電圧と入力交流電流の一例を示す波形図である。
【図3】図1に示した直流電源装置の出力電力に対する力率及び負荷電圧の変化の一例を、従来例と比較して示す線図である。
【図4】この発明の第2の実施形態である直流電源装置の構成の一例を示す回路図である。
【図5】図4に示した直流電源装置のダイオードブリッジの出力電圧と入力交流電流の一例を示す波形図である。
【図6】従来のチョーク入力型の平滑回路を用いた直流電源装置の構成の一例を示す回路図である。
【図7】図6に示した直流電源装置のダイオードブリッジの出力電圧と入力交流電流の一例を示す波形図である。
【図8】従来のチョークコイルとコンデンサの並列回路を用いた直流電源装置の構成の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1:交流電源 2:ダイオードブリッジ
3:平滑コンデンサ 4:負荷
5:チョークコイル
6:コンデンサ(進相用のコンデンサ)
7,8:移相回路
D1:ダイオード
D2:ダイオード(第1のダイオード)
D3:ダイオード(第2のダイオード)
Claims (2)
- 入力する交流電力を全波整流して直流電力に変換するダイオードブリッジと、チョークコイルと平滑コンデンサとからなり変換された前記直流電力を平滑するチョーク入力型の平滑回路とを備えた直流電源装置において、
前記チョークコイルに並列に進相用のコンデンサを接続し、
該コンデンサと前記チョークコイルとの並列回路に直列に前記平滑コンデンサを充電する向きにダイオードを接続したことを特徴とする直流電源装置。 - 入力する交流電力を全波整流して直流電力に変換するダイオードブリッジと、チョークコイルと平滑コンデンサとからなり変換された前記直流電力を平滑するチョーク入力型の平滑回路とを備えた直流電源装置において、
前記チョークコイルに直列に前記平滑コンデンサを充電する向きに第1のダイオードを接続し、
前記チョークコイルと第1のダイオードとの直列回路に、進相用のコンデンサと前記平滑コンデンサを充電する向きに接続した第2のダイオードとの直列回路を並列に接続したことを特徴とする直流電源装置。
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