JP3587759B2 - 化粧料 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、多層構造を有する球状粒子を含有する化粧料に関する。さらに詳しくは、各層が異なる屈折率のポリマーから構成される多層構造を有する球状粒子を含有する化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
化粧用粉体を含有する化粧料としては、ファンデーション、白粉、ほほ紅、アイシャドー等のメイクアップ化粧品、ボディーパウダー、ベビーパウダー等のボディー化粧品、プレシェーブローション、ボディローション等のローション化粧品等があり、肌上での伸びや、感触を向上させ、皺隠し効果を付与することを目的として、架橋ポリスチレン粒子、ナイロン粒子、ポリメタクリル酸メチル粒子等の球状粒子が配合されている。
また近年、球状粒子を多層構造とすることにより、新たな機能を付与した球状粒子が提案されている。
【0003】
特開平11−92534号公報においては、ゴムと同様の弾性を有する芯材部の表面にメタクリレート系の樹脂を形成させることにより、球状粒子の特長を活かしたまま、ソフト感を付与した化粧料が提案されている。
また、特開平7−291837号公報においては、有機系紫外線吸収剤をアクリルまたはスチレン系樹脂中に含有させた粒子の表面に、有機系紫外線吸収剤を含有しないアクリルまたはスチレン系樹脂からなる層を形成させ、紫外線吸収剤の溶出による皮膚刺激を抑制した化粧料用粒子が提案されている。
また、特開平4−103510号公報においては、ポリマー粒子に、組成の異なる少なくとも二層からなる多層構造を有する水性複合ポリマーエマルジョンを配合することにより、耐摩擦性を向上させたメイクアップ化粧料が提案されている。
また、特開平6−239718号公報においては、化粧料に、特定のモノマーにより形成され、コア部とシェル部とからなるコアシェル構造を有し、コア部のガラス転移点よりも高い樹脂をシェル部に配合することにより、耐摩擦性、対物付着性を向上させたメイクアップ化粧料が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ナイロン粒子、ポリメタクリル酸メチル粒子のような単一粒子では、ソフトフォーカス効果が十分でなく、また、架橋ポリスチレン粒子のように屈折率の高い粒子では、ソフトフォーカス効果は付与できるものの、逆に隠蔽性が生じるため、仕上がり時に肌が白っぽく見えるという問題があった。
また、上記のような多層構造を有する粒子は、化粧料の使用感の向上を主な目的としており、ソフトフォーカス効果または透明感の付与という点では、満足できるものではなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、肌上での伸びや、透明感を向上させ、かつソフトフォーカス効果に優れた化粧料を提供しようとするものである。
【0005】
本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意研究した結果、特定の平均粒子径を有し、異なる屈折率を有する複数の層により構成されてなる多層構造の球状粒子を含有する化粧料が、意外にも、肌上の伸びおよび透明感に優れ、かつ優れたソフトフォーカス効果を有することを見出し、本発明を完成させるに到った。
かくして、本発明によれば、スチレン系樹脂で形成された核と、最外層がメタアクリル酸エステル系樹脂で形成された1以上の層とからなる球状粒子100重量部に対して、屈折率が1.39〜1.54の油剤20〜200重量部を含み、該球状粒子の平均粒子径をD、各層を構成するポリマーの屈折率をnk〔最も外側の層を構成するポリマーの屈折率をn1とし、その他の層を構成するポリマーの屈折率を、粒子内部に向かって順にn2、n3、・・・nk(kは2〜10の整数である)とする〕とするとき、式:
0.5≦D≦100 (I)
1.3≦nk≦1.7 (II)
|n2−n1|≧0.05 (III)
を満たすことを特徴とする化粧料が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明で用いられる多層構造を有する球状粒子は、平均粒子径をD(μm)、各層を構成するポリマーの屈折率をnk〔最も外側の層を構成するポリマーの屈折率をn1とし、各層を構成するポリマーの屈折率を、粒子の内部に向かって順にn2、n3、・・・nk(kは2〜10の整数)とする〕とするとき、下記式(I)〜(III)を満たしている。
0.5≦D≦100 (I)
1.3≦nk≦1.7 (II)
│n2−n1│≧0.05 (III)
nkが1.3より小さいと、光の散乱効果が小さいため、化粧料に含有させたとき、化粧料に十分なソフトフォーカス効果を付与することができないため好ましくない。また、nkが1.7を超えると、光の散乱効果が大きくなりすぎるため、化粧料に含有させたとき、透明感が損なわれるので好ましくない。
【0007】
また、│n2−n1│が0.05より小さいと、光の散乱効果が小さくなり、化粧料に含有させたとき、化粧料に十分なソフトフォーカス効果を付与することができないため好ましくない。
本発明で用いられる多層構造を有する球状粒子は、以下の式を満たしているものがより好ましい。
n2−n1≧0.05 (IV)
nx−nx−1>0 (V)
(ただし、xは3〜kの整数である)
そして、各層の屈折率を、球状粒子の中心部へ向かって徐々に大きくすることにより、化粧料の光の反射をより少なくし、透明感をより向上させるので好ましい。
したがって、本発明で用いられる多層構造を有する球状粒子は、次の式を満たしているものがさらに好ましい。
nx−nx−1<nx−1−nx−2 (VI)
(ただし、xは3〜kの整数である)
その上、隣接する層を構成するポリマーの屈折率の差を、粒子の中心部へ向かって徐々に小さくすることにより、化粧料の光の反射をさらに少なくし、透明感をさらに向上させるので特に好ましい。
【0008】
なお、ここでいう屈折率は、各層を構成するポリマーと同一のポリマーで製造したプレートを、屈折率計で測定して得られたものである。
上記の式(II)を満たす屈折率を有するポリマーとしては、特に限定されないが、例えば、(メタ)アクリル酸エステル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、セルロース系樹脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂等が挙げられる。
これらのポリマーの中でも、粒子の最も内側の層(以下、核という)を構成するポリマーとしてはスチレン系樹脂が好ましく、被覆層を構成するポリマーとしては(メタ)アクリル酸エステル系樹脂が特に好ましい。
核を構成するポリマーには、本発明の効果を損わない程度であれば、無機化合物を含有させてもよい。
無機化合物としては、例えば酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、シリカ、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等が挙げられる。
本発明で用いられる多層構造の球状粒子として、例えば、核がスチレン系樹脂で形成され、被覆層が(メタ)アクリル酸エステル系樹脂で形成される2層構造を有する球状粒子は、製造コストの点で特に好ましい。
【0009】
スチレン系樹脂を形成するモノマーとしては、例えば、スチレン、メチルスチレン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレン、エチルスチレン、ジエチルスチレン、トリエチルスチレン、プロピルスチレン、ブチルスチレン、へキシルスチレン、ヘプチルスチレンおよびオクチルスチレン等のアルキルスチレン;フルオロスチレン、クロロスチレン、ブロモスチレン、ジブロモスチレン、ヨウドスチレンおよびクロロメチルスチレンなどのハロゲン化スチレン;ならびにニトロスチレン、アセチルスチレンおよびメトキシスチレンなどが挙げられる。
【0010】
また、(メタ)アクリル酸エステル系樹脂を形成するモノマーとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルへキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−プロピル(メタ)アクリレート、クロロ−2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレートおよびイソボロノル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
スチレン系樹脂および(メタ)アクリル酸エステル系樹脂は、それぞれ上記のようなモノマーの単独重合体であるのが好ましいが、上記の式(II)および(III)を満たすものであれば、2種以上のモノマーからなる共重合体であってもよい。
スチレン系樹脂および(メタ)アクリル酸エステル系樹脂は、上記のようなモノマーが、それぞれ2官能性あるいは多官能性モノマーと共重合されていてもよい。
【0011】
2官能あるいは多官能性のスチレン系モノマーとしては、例えば、ジビニルベンゼンが挙げられ、アクリル酸エステル系モノマーとしては、例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコール(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコール(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、1,1,1−トリヒドロキシメチルエタントリアクリレート、1,1,1−トリス(ヒドロキシメチル)メチルエタントリアクリレート、1,1,1−トリス(ヒドロキシメチル)プロパントリアクリレートなどが挙げられる。
【0012】
スチレン系樹脂および(メタ)アクリル酸エステル系樹脂を形成するためのモノマーの使用割合(重量比)は、通常、50:50〜98:2[スチレン系樹脂:(メタ)アクリル酸エステル系樹脂]であり、好ましくは60:40〜95:5であり、さらに好ましくは70:30〜90:10である。
スチレン系樹脂を形成するためのモノマーの使用割合が50未満であると、核が小さくなりすぎるため、化粧料のソフトフォーカス効果が低下し好ましくない。また、スチレン系モノマーの使用割合が98を超えると、核が大きくなりすぎるため、化粧料の透明感が損なわれ易くなり好ましくない。
なお、核には炭化水素系の油剤や紫外線吸収剤等を含まないのが好ましい。炭化水素系の油剤や紫外線吸収剤等が含まれていると、核から油剤等が溶出したときに、核と被覆層との界面に油剤等がたまり、屈折率差による粒子設計の効果が発揮され難くなるおそれがあるので好ましくない。
【0013】
本発明で使用される球状粒子の平均粒子径は、0.5〜100μmが好ましく、2〜50μmがより好ましい。
平均粒子径が0.5μmより小さいと、粒子の伸びが十分に発揮され難く、また100μmを超えると、化粧料がざらつき易くなるため好ましくない。
なお、ここでいう平均粒子径は、コールターカウンターにより測定されたものである。
次に、本発明で用いられる多層構造の球状粒子の製造方法について説明する。
本発明で用いられる多層構造の球状粒子は、核を構成する粒子の表面にモノマーを重合させて被覆層を形成することにより製造される。この被覆層を形成する工程を適宜繰り返すことにより、所望の数の層を形成することができる。
具体的には、核を構成する粒子100重量部を水系媒体に分散させた分散液に、上記の式(II)および(III)を満たし得るモノマーならびに10時間半減期温度が60〜80℃であって、かつ水に対する溶解度が0.3g/100ml以下である油溶性重合開始剤からなるモノマー混合物を、添加速度5〜100重量部/1時間で添加することにより、核を構成する粒子とモノマー混合物とを懸濁重合させて行われる。この操作を所望のモノマー混合物を用いて所望の回数繰り返すことにより、本発明で用いられる多層構造を有する球状粒子を得ることができる。
【0014】
油溶性重合開始剤の10時間半減期温度が60℃より低く、あるいは80℃より高い場合は、重合反応の制御が困難となり易く、好ましくない。
また、油溶性重合開始剤の水に対する溶解度が0.3g/100mlより高いと、水系媒体中に溶解した重合開始剤により重合が開始され、後から添加したモノマー混合物が少なからず単独で重合して極微小な粒子を副生し、さらには系の重合安定性を低下させて球状粒子が凝集し易いため好ましくない。
懸濁重合は、核を構成する粒子100重量部を水系媒体に分散させた水系媒体中に、式(II)および(III)を満たし得るモノマー混合物を、添加速度5〜100重量部/1時間、好ましくは10〜50重量部/1時間で、連続的あるいは断続的に添加して行われる。
モノマー混合物の添加速度が100重量部/1時間を超えると、モノマー混合物が少なからず単独で重合し易いため好ましくない。また、逆に5重量部/1時間より遅いと、生産性の面で好ましくない。
【0015】
上記のようにして得られる多層構造を有する球状粒子を化粧料に含有させることにより、本発明の化粧料が得られる。
本発明における化粧料としては、例えば石鹸、ボディシャンプー、洗顔クリーム、スクラブ洗顔料、歯磨き等の洗浄用化粧品;おしろい類、ファンデーション、口紅、リップクリーム、ほほ紅、眉目化粧品、マニキュア等のメーキャップ化粧料;プレシェーブローション、アフターシェーブローション、ボディローション等のローション剤;ボディーパウダー、ベビーパウダー等のボディー用外用剤;化粧水、クリーム、乳液、パック類、洗髪用化粧品、染毛料、整髪料、芳香性化粧品、浴用剤、制汗剤、日焼け止め製品、サンタン製品、ひげ剃り用クリーム等が挙げられる。
化粧料中の多層構造を有する球状粒子の含量は、特に限定されず、化粧料の種類により適宜調節されるが、通常1〜60重量%程度であり、3〜40重量%程度が好ましい。
【0016】
本発明の化粧料は、化粧料100重量部に対して、屈折率1.39〜1.54の油剤を 20〜200重量部含有する。
本発明の化粧料に上記のような油剤を添加すると、透明感およびソフトフォーカス効果 の面で相乗効果が認められる。
屈折率が1.39〜1.54の範囲にある油剤としては、例えばヤシ油、アボガド油、オリーブ油、パーム油、タートル油、ミンク油等の油脂類;低沸点炭化水素、プリスタン、ワセリン、スクワラン、流動パラフィン等の炭化水素類;ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸等の脂肪酸類;ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セタノール、2−オクチルドデカノール、ステアリルアルコール等の高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、グリセリル−2−モノミリスチン酸エステル、グリセリル−1−ミリスト−2−オレイン酸エステル、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリカプリル酸グリセリル、オレイン酸オレイル、ミリスチン酸オクチルデシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、グリセリル−1−オレイン酸モノエステル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、イソステアリン酸ソルビタン等のエステル類、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油などが挙げられる。これらの油剤は、単独で、または2種以上組合わせて用いることができる。
【0017】
また、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧料に一般に用いられている成分を目的に応じて適宜配合してもよい。そのような成分として、例えば、水、低級アルコール、油脂及びロウ類、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、ステロール、脂肪酸エステル、金属石鹸、保湿剤、界面活性剤、高分子化合物、色材原料、香料、防腐・殺菌剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、特殊配合成分などが挙げられる。
油脂およびロウ類としては、アボガド油、アーモンド油、オリーブ油、カカオ脂、牛脂、ゴマ脂、小麦胚芽油、サフラワー油、シアバター、タートル油、椿油、パーシック油、ひまし油、ブドウ油、マカダミアナッツ油、ミンク油、卵黄油、モクロウ、ヤシ油、ローズヒップ油、硬化油、シリコン油、オレンジラフィー油、カルナバロウ、キャンデリラロウ、鯨ロウ、ホホバ油、モンタンロウ、ミツロウ、ラノリン等が挙げられる。
【0018】
炭化水素類としては、流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、スクワラン等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、ウンデシレン酸、オキシステアリン酸、リノール酸、ラノリン脂肪酸、合成脂肪酸等が挙げられる。
高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール、ラノリンアルコール、水素添加ラノリンアルコール、へキシルデカノール、オクチルデカノール、イソステアリルアルコール、ホホバアルコール、デシルテトラデカノール等が挙げられる。
【0019】
ステロールとしてはコレステロール、ジヒドロコレステロール、フィトコレステロール等が挙げられる。
脂肪酸エステルとしては、リノール酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、オレイン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、イソオクタン酸セチル、パルミチン酸デシル、トリミリスチン酸グリセリン、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン、ジオレイン酸プロピレングリコール、トリイソステアリン酸グリセリン、トリイソオクタン酸グリセリン、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、リンゴ酸ジイソステアリル、イソステアリン酸コレステリル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル等の環状アルコール脂肪酸エステル等が挙げられる。
金属石鹸としては、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、パルミチン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ウンデシレン酸亜鉛等が挙げられる。
【0020】
保湿剤としては、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ソルビトール、ヒアルロン酸ナトリウム、ポリグリセリン、キシリット、マルチトール等が挙げられる。
界面活性剤としては、高級脂肪酸石鹸、高級アルコール硫酸エステル、N−アシルグルタミン酸塩、リン酸エステル塩等のアニオン性界面活性剤、アミン塩、第4級アンモニウム塩等のカチオン性界面活性剤、ベタイン型、アミノ酸型、イミダゾリン型、レシチン等の両性界面活性剤、脂肪酸モノグリセリド、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、酸化エチレン縮合物等の非イオン性界面活性剤が挙げられる。
【0021】
高分子化合物としては、アラビアゴム、トラガントガム、グアーガム、ローカストビーンガム、カラヤガム、アイリスモス、クインスシード、ゼラチン、セラック、ロジン、カゼイン等の天然高分子化合物、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、エステルガム、ニトロセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース等の半合成高分子化合物、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルメチルエーテル、ポリアミド樹脂、シリコーン油、ナイロン粒子、ポリメタクリル酸メチル粒子、架橋ポリスチレン粒子、シリコン粒子、ウレタン粒子、ポリエチレン粒子等の樹脂粒子等の合成高分子化合物が挙げられる。
色材原料としては、酸化鉄、群青、コンジョウ、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、マンガンバイオレット、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、カオリン、マイカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、雲母、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー等の無機顔料、アゾ系、ニトロ系、ニトロソ系、キサンテン系、キノリン系、アントラキノリン系、インジゴ系、トリフェニルメタン系、フタロシアニン系、ピレン系等のタール色素が挙げられる。
なお、これら高分子化合物の粉体原料や色材原料などの粉体原料は、予め表面処理を行ったものを使用してもよい。
【0022】
表面処理の方法としては、公知の表面処理技術を利用でき、例えば、炭化水素油、エステル油、ラノリン等による油剤処理、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等によるシリコーン処理、パーフルオロアルキル基含有エステル、パーフルオロアルキルシラン、パーフルオロポリエーテルおよびパーフルオロアルキル基を有する重合体等によるフッ素化合物処理、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン等によるシランカップリング剤処理、イソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフェート)チタネート等によるチタンカップリング剤処理、金属石鹸処理、アシルグルタミン酸等によるアミノ酸処理、水添卵黄レシチン等によるレシチン処理、コーラーゲン処理、ポリエチレン処理、保湿性処理、無機化合物処理、メカノケミカル処理等の処理方法が挙げられる。
香料としては、例えばアニスアルデヒド、ベンジルアセテート、ゲラニオール等が挙げられる。
【0023】
防腐・殺菌剤としては、メチルパラペン、エチルパラペン、プロピルパラペン、ベンザルコニウム、ベンゼトニウム等が挙げられる。
酸化防止剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロピル、トコフェロール等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、微粒子酸化セリウム、微粒子酸化鉄、微粒子酸化ジルコニウム等の無機系吸収剤、安息香酸系、パラアミノ安息香酸系、アントラニリック酸系、サルチル酸系、桂皮酸系、ベンゾフェノン系、ジベンゾイルメタン系等の有機系吸収剤が挙げられる。
特殊配合成分としては、例えばエストラジオール、エストロン、エチニルエストラジオール、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾン等のホルモン類、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE等のビタミン類、クエン酸、酒石酸、乳酸、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム・カリウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、パラフェノールスルホン酸亜鉛、硫酸亜鉛等の皮膚収斂材剤、カンタリスチンキ、トウガラシチンキ、ショウキョウチンキ、センブリエキス、ニンニクエキス、ヒノキチオール、塩化カルプロニウム、ペンタデカン酸グリセリド、ビタミンE、エストロゲン、感光素等の発毛促進剤、リン酸−L−アスコルビン酸マグネシウム、コウジ酸等の美白剤等が挙げられる。
【0024】
【実施例】
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
[合成例1]
〔第1工程〕
撹拌機を備えた容量5Lのオートクレーブに、水3000g、第三リン酸カルシウム80g、ドデシル硫酸ナトリウム1.2g、スチレン544g、ジビニルベンゼン16gおよびアゾビスイソブチロニトリル5gを入れ、この単量体混合物を、特殊機化(株)社製TK−ホモミキサーで分散し、8μm程度の液滴にした。次いで、窒素気流下、70℃で8時間撹拌を続けて懸濁重合して、樹脂粒子を得た。この樹脂粒子の平均粒子径は7.9μmであった。
〔第2工程〕
メチルメタクリレート240gおよびベンゾイルパーオキシド3gを、ドデシル硫酸ナトリウム1.2gを溶解した水300g中に投入し、この単量体混合物を超音波ホモジナイザーで分散し、油滴の粒子径を約2μmとした。
〔第3工程〕
第2工程で得た分散液を、第1工程で得た樹脂粒子を分散した水系分散媒体中に70℃で90分間かけて連続して滴下した。滴下終了後、5時間重合させた後、90℃に昇温し、さらに3時間反応を継続した。次いで、冷却し、塩酸を加えて第三リン酸カルシウムを溶解した後、水洗、脱水し、60℃のオーブン中で1日間乾燥して、平均粒子径8.8μmの球状粒子を得た。
この球状粒子は、図1に示されたTEM写真(透過型電子顕微鏡写真、倍率:12,700倍)により観察したところ、核と被覆層とからなる2層構造を有していた。核を形成するポリマーの屈折率は1.59であり、被覆層を形成するポリマーの屈折率は1.49であった。
【0025】
[合成例2]
〔第1工程〕
撹拌機を備えた容量5Lのオートクレーブに、水3000g、第三リン酸カルシウム80g、ドデシル硫酸ナトリウム1.2g、スチレン544g、ジビニルベンゼン16gおよびアゾビスイソブチロニトリル5gを入れ、この単量体混合物を、特殊機化(株)製TK−ホモミキサーで分散し、8μm程度の液滴にした。次いで、窒素気流下、70℃で8時間撹拌を続けて懸濁重合することにより樹脂粒子を得た。この樹脂粒子の平均粒子径は7.5μmであった。
〔第2工程〕
スチレン100g、メチルメタクリレート50g、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート10gおよびベンゾイルパーオキシド2gを、ドデシル硫酸ナトリウム0.8gを溶解した水200g中に投入し、この単量体混合物を超音波ホモジナイザーで分散し、油滴の粒子径を約2μmとした。
〔第3工程〕
第2工程で得た分散液を、第1工程で得た樹脂粒子を分散した水系分散媒体中に70℃で90分かけて連続して滴下した。滴下終了後、5時間重合させた後、90℃に昇温し、さらに3時間反応を継続して、平均粒子径8.1μmの樹脂粒子を得た。
【0026】
〔第4工程〕
メチルメタクリレート80gおよびベンゾイルパーオキシド2gを、ドデシル硫酸ナトリウム0.4gを溶解した水100g中に投入し、この単量体混合物を超音波ホモジナイザーで分散し、油滴の粒子径を約2μmとした。
〔第5工程〕
第4工程で得た分散液を、第3工程で得た樹脂粒子を分散した水系分散媒体中に70℃で60分かけて連続して滴下した。滴下終了後、5時間重合させた後、90℃に昇温し、さらに3時間反応を継続した。次いで、冷却し、塩酸を加えて第三リン酸カルシウムを溶解した後、水洗、脱水し、60℃のオーブン中で1日間乾燥して、核、内側の層および外側の層とからなる平均粒子径8.3μmの三層構造を有する樹脂粒子を得た。
核を構成するポリマーの屈折率は1.59であり、内側の層を構成するポリマーの屈折率は1.55であり、外側の層を構成するポリマーの屈折率は1.49であった。
【0027】
[合成例3]
合成例1の第1工程におけるスチレンおよびジビニルベンゼンの代わりに、メチルメタクリレート381g、スチレン163gおよび1,6ヘキサンジオールジメタクリレート16gを用いた以外は、合成例1の第1〜3工程と同様にして、平均粒子径8.5μmの樹脂粒子を得た。
この樹脂粒子は、核と被覆層とからなる2層構造を有しており、核を構成するポリマーの屈折率は1.52であり、被覆層を構成するポリマーの屈折率は1.49であった。
[化粧料の製造]
[パウダーファンデーションの製造]
[実施例1]
樹脂粒子(合成例1) 20重量部
タルク 42重量部
セリサイト 17重量部
酸化チタン 10重量部
赤色酸化鉄 0.6重量部
黄色酸化鉄 1重量部
黒色酸化鉄 0.1重量部
流動パラフィン 2重量部
ミリスチン酸オクチルデシル 3.5重量部
イソステアリン酸ソルビタン 0.5重量部
2−オクチルドデカノール 3.0重量部
防腐剤 適量
香料 適量
樹脂粒子、タルク、セリサイト、酸化チタン、赤色酸化鉄、黄色酸化鉄、黒色酸化鉄をヘンシェルミキサーで混合し、これに、流動パラフィン、ミリスチン酸オクチルデシル、イソステアリン酸ソルビタン、2−オクチルドデカノール、防腐剤を混合溶解したものを加えて均一に混合した。これに、香料を加えて混合した後、粉砕して篩いに通して粉体を得た。この粉体を、金皿に圧縮成型してパウダーファンデーションを得た。
【0028】
[実施例2]
樹脂粒子を合成例2で得られたものに代えた以外は、実施例1と同様にしてパウダーファンデーションを得た。
[実施例3]
樹脂粒子(合成例1) 20重量部
タルク 47重量部
セリサイト 17重量部
酸化チタン 10重量部
赤色酸化鉄 0.6重量部
黄色酸化鉄 1重量部
黒色酸化鉄 0.1重量部
ミリスチン酸オクチルデシル 3.5重量部
イソステアリン酸ソルビタン 0.5重量部
防腐剤 適量
香料 適量
樹脂粒子、タルク、セリサイト、酸化チタン、赤色酸化鉄、黄色酸化鉄、黒色酸化鉄をヘンシェルミキサーで混合し、これに、ミリスチン酸オクチルデシル、イソステアリン酸ソルビタン、防腐剤を混合溶解したものを加えて均一に混合した。これに、香料を加えて混合した後、粉砕して篩いに通した。これを、金皿に圧縮成型してパウダーファンデーションを得た。
【0029】
[比較例1]
樹脂粒子を合成例3で得られたものに代えた以外は、実施例1と同様にしてパウダーファンデーションを得た。
[比較例2]
樹脂粒子を架橋ポリスチレン粒子(平均粒子径8.8μm)に代えた以外は、実施例1と同様にしてパウダーファンデーションを得た。
このようにして製造された化粧品について、パネラー10名による官能試験を行った。この試験における評価項目は、伸び、ソフトフォーカス効果、透明感であり、各々の項目について、次のような基準で5段階評価を行った。
1……悪い
2……やや悪い
3……普通
4……やや良い
5……良い
この官能試験の結果を表1に示す。なお、表中の数値はパネラー10名の評価の平均値を示したものである。
【0030】
【表1】
【0031】
このように、特定の平均粒子径を有し、屈折率が異なるポリマーにより各層が形成される多層構造を有する球状粒子を配合した化粧料は、伸び、ソフトフォーカス効果に加え、単一粒子、(例えば、架橋ポリスチレン)を化粧料に配合したときには得られなかった透明感を有することが分かった。
【0032】
【発明の効果】
特定の平均粒子径を有し、各層を構成するポリマーの屈折率が異なる多層構造を有する球状粒子は、伸び、ソフトフォーカス効果に加え、単一粒子(架橋ポリスチレン)を化粧料に配合したときには得られなかった透明感を得ることができる。特に、屈折率が1.39〜1.54の範囲にある油剤とを併用すると、ソフトフォーカス効果および透明感の相乗効果が認められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】合成例1で得られた樹脂粒子のTEM写真である。
Claims (1)
- スチレン系樹脂で形成された核と、最外層がメタアクリル酸エステル系樹脂で形成された1以上の層とからなる球状粒子100重量部に対して、屈折率が1.39〜1.54の油剤20〜200重量部を含み、該球状粒子の平均粒子径をD、各層を構成するポリマーの屈折率をnk〔最も外側の層を構成するポリマーの屈折率をn1とし、その他の層を構成するポリマーの屈折率を、粒子内部に向かって順にn2、n3、・・・nk(kは2〜10の整数である)とする〕とするとき、式:
0.5≦D≦100 (I)
1.3≦nk≦1.7 (II)
|n2−n1|≧0.05 (III)
を満たすことを特徴とする化粧料。
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