JP3583543B2 - ポリプロピレン系樹脂発泡粒子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規なポリプロピレン系樹脂発泡粒子に関する。更に詳しくは、本発明は、各種包装材及び各種製品部材を製造するために使用されるポリプロピレン系樹脂発泡粒子に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より押出機を用いてポリプロピレン樹脂を溶融し、発泡剤を混合して押出金型より押出し切断して発泡粒子を得る方法は知られている(例えば、特公平2−39367号公報)。
しかし、この公報によればポリプロピレンの発泡粒子は20倍以下のものしか得られない。そのため、数回にわたって発泡粒子を加圧した後、発泡することによって高倍の発泡粒子を得るという極めて複雑な工程を経ることが要求される。高発泡の発泡粒子が得られない原因はポリプロピレン樹脂の押出発泡時の溶融張力が低いためと考えられる。
【0003】
最近、高発泡の発泡粒子を得るために高溶融張力を持った樹脂を使用する方法が提示されている(特開平6−234878号公報)。しかし、これによる方法でも0.35g/cm3 以下の発泡粒子は連続気泡となりやすく、且つ収縮するという問題がある。更に、0.23g/cm3 以下の発泡粒子はこの方法でも得られない。
【0004】
従来より、ポリプロピレン樹脂の化学架橋、すなわち、過酸化物及び架橋助剤により押出時の溶融張力を調整することは知られている。しかし、この方法は押出機中で架橋反応を行うため、押出条件により過酸化物量のわずかな違いで架橋しすぎて押出不能になったり、逆に樹脂の分解が起こるなど架橋量をコントロールするのが極めて困難である。更に過酸化物は危険なため、取り扱いに注意を要するなどの問題点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の発明者等は、上記の問題点を解決するために種々検討した結果、特定の種類の樹脂を主成分として含む基材樹脂に、過酸化物の非存在下、架橋助剤を添加することにより、押出発泡時の溶融張力を上げ、低密度で独立気泡に富み、且つ収縮の少ない発泡粒子を得ることができることを見い出し本発明に至った。
【0006】
かくして本発明によれば、Z平均分子量Mzが少なくとも2.0×106 以上で、Mz/Mw(重量平均分子量)が3.0以上で、かつ高分子領域に分岐ポリマーを含むことを示すカーブの張りだしがあるキャメル型の分子量分布カーブ(ゲルパーミエイションクロマトグラフによる)を有するポリプロピレン系樹脂を主成分とする基材樹脂、架橋助剤および発泡剤とを押出機中で溶融混練し、押出機より押出発泡させ、切断して得られるポリプロピレン系樹脂発泡粒子が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】
Z平均分子量Mzが少なくとも2.0×106 以上で、Mz/Mwが3.0以上で、かつ高分子領域に分岐ポリマーを含むことを示すカーブの張りだしがあるキャメル型の分子量分布カーブを有するポリプロピレン系樹脂に、過酸化物の非存在下、架橋助剤を添加することにより高発泡の発泡粒子が得られるのは、原因は定かではないが以下のような理由によるものと考えられる。
【0008】
キャメル型ポリプロピレンは、一般のポリプロピレン系樹脂と比較すると、例えば特開平2−298536号公報で開示されているように、非常に複雑な工程で製造されている長鎖分岐を持つ樹脂である。そのため発泡性には優れているが、その反面分子切断が起こりやすいものと考えられる。例えば、押出工程によりメルトフローインデックス(以下MIと称する)が上昇することで象徴されるように、キャメル型ポリプロピレン系樹脂は特に熱や剪断により非常に劣化しやすい。これらのことからキャメル型ポリプロピレン系樹脂はその複雑な製造過程によって分子内に不安定なラジカルを持っており、そのため一般のポリプロピレン系樹脂に比べ劣化が激しいと考えられる。
【0009】
本発明の発明者等は、架橋助剤を過酸化物の非存在下で、基材樹脂と混合することにより発泡性、安定性に優れた発泡体が得られることを見い出した。なお、本発明において、架橋助剤は、基材樹脂を一部架橋させたり、MIが上昇するのを妨げる粘度調節の如き機能を有するものと考えられる。
本発明で行ったゲルパーミエイションクロマトグラフ(以下GPCという)の測定方法は次の通りである。
【0010】
このGPCによって得られる情報としては次の通りである。
(1)Mn(数平均分子量):ポリマーの分子数に直接関係する物性値を測定することによって求められる最も基本的な平均分子量で、分子の総数に依存する。
(2)Mw(重量平均分子量):測定される物性値がポリマーの重量に直接関係する時に求められる平均分子量であって、分子量の2乗平均であり、Mnより高重合度分子に依存する。
(3)Mz(Z平均分子量):もっとも高次の平均分子量で、分子量の3乗平均である。
【0011】
本発明の使用される基材樹脂に主成分として含まれるポリプロピレン系樹脂は、Mzが少なくとも2.0×106 以上で、Mz/Mwが3.0以上となる高分子である。このポリプロピレン系樹脂のGPCによる分子量分布曲線は、常に高分子量領域に張り出しのある形状で、これを図示すると、図1の曲線Aのように、分子量のピークより高分子側で単調減少カーブを示さず、かつ曲線全体で3つ以上の変曲点を持つカーブとなり、ラクダの背のような形状を呈する。このような分子量分布曲線を有するポリプロピレン系樹脂を本発明ではキャメル型ポリプロピレン系樹脂と称する。これに対し不充分な発泡性しか与えないポリプロピレン系樹脂の分子量分布曲線は、曲線Bのように高分子量領域において単調減少カーブとなる、単純山形形状である。つまり、キャメル型の分子量分布は、ポリプロピレン系樹脂の多くの部分は直鎖状であるが、高分子量のある成分が多くの分岐を持っていることを示している。上記キャメル型ポリプロピレン系樹脂は、キャメル型ホモポリプロピレン樹脂(例えば、ハイモント社製PF−814)、エチレンとのブロック又はランダム共重合体(例えば、ハイモント社製SD−632)でもよい。
【0012】
本発明に使用される基材樹脂は、上記キャメル型ポリプロピレン系樹脂を主成分とする。本発明において主成分とは、基材樹脂に対して、少なくとも60重量%以上を含むことを意味する。従って、基材樹脂はキャメル型ポリプロピレン系樹脂単独からなってもよく、他の樹脂、例えばオレフィン系樹脂を更に含んでもよい。
【0013】
オレフィン系樹脂としては、一般的なポリプロピレン系樹脂(キャメル型でない重合体)、エチレン−プロピレンブロック共重合体、エチレン−プロピレンランダム共重合体、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、直鎖状超低密度ポリエチレン、エチレン−αオレフィン共重合体などが挙げられる。
【0014】
次に、上記基材樹脂には、溶融張力を上げ、独立気泡率に富む良好な発泡粒子を得るために架橋助剤が添加される。架橋助剤の具体例としては、ジビニルベンゼン、トリアリルイソシアヌレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロールメタントリアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ジンクジアクリレート等の多官能モノマー;キノンジオキシム、ベンゾキノンジオキシム、p,p’−ジベンゾイルキノンジオキシム等のオキシム系化合物;例えば、N,N−m−フェニレンビスマレイミド等のマレイミド系化合物が挙げられる。特に好ましい架橋助剤は、オキシム系化合物である。
【0015】
架橋助剤は、基材樹脂100重量部に対して、0.01〜5重量部の範囲で混合することが好ましい。0.01重量部以下では架橋助剤としての効果はなく、また5重量部を超えると必要量を超え、更に分散不良を生じるために成形体の外観を損なう等の欠点が生じる。
本発明に使用できる発泡剤としては、大きく分けて加熱分解型の固体化合物、揮発型の液体又は気体、不活性ガス等を単独又は混合して使用することができる。
【0016】
具体的には、加熱分解型の固体化合物としては、アゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン等が挙げられる。揮発型の液体又は気体としては、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ノルマルペンタン、イソペンタン、ネオペンタンのような飽和脂肪族炭化水素類、シクロペンタン、シクロヘキサンのような飽和脂肪環族炭化水素類、トリクロロフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロエタンのようなハロゲン化炭化水素類、ジメチルエーテルのようなエーテル類、アセトンのようなケトン類、メタノール、エタノールのようなアルコール類、水等が挙げられる。また、不活性ガスとしては二酸化炭素、窒素等が挙げられる。
【0017】
更に、発泡助剤、造核剤を添加してもよい。発泡助剤としては、例えば微粉末タルク、シリカ、炭酸水素ナトリウムとクエン酸との混合物のような気泡核剤を使用することができる。その他、顔料、帯電防止剤、難燃剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等を混合してもよい。
本発明において、溶融混練及び押出発泡は、公知の技術をそのまま使用することができる。例えば、押出機としては、2台の押出機を直列に連結した形式のタンデム押出機を用い、第1の押出機で架橋助剤を含む基材樹脂に発泡剤を圧入して発泡性溶融物とし、第2の押出機中でこの溶融物を発泡適性温度まで冷却し、その後1個以上孔の開けられたノズル金型から樹脂を押出発泡させる。次いで発泡樹脂を、任意の大きさに切断(例えば、ペレタイザーにより)することにより、ポリプロピレン系樹脂発泡粒子を得ることができる。
【0018】
本発明のポリプロピレン系樹脂発泡粒子は、球状、楕円状又はペレット状等の形状を有していてもよい。
また、発泡粒子は、好ましくは0.010〜0.050g/cm3 、更に好ましくは0.015〜0.028g/cm3 の密度を有する。密度が0.010g/cm3 より低い場合、成形性が悪いので好ましくなく、0.050g/cm3 より高い場合、高倍の成形品が得られないので好ましくない。
【0019】
更に、発泡粒子は、20mm以下の最大粒径を有することが好ましい。最大粒径が、20mmより大きい場合、発泡粒子を成形金型に充填する際にブロックし、成形型の形状を再現しにくくなるので好ましくない。現在のところ発泡粒子は、1mm程度が最小径である。
また、発泡粒子は、50〜100%の独立気泡率を有することが好ましい。
【0020】
上記本発明のポリプロピレン系樹脂発泡粒子は、例えば所望の形状の成形用型内に充填し、水蒸気等により加熱することにより成形体を製造することができる。成形体の製造は、公知の方法を利用して行うことができる。
【0021】
【実施例】
以下、実施例に従って本発明を具体的に説明する。
実施例1
キャメル型の分子量分布カーブを有するホモポリプロピレン樹脂(PF−814,ハイモント社製)70重量部と、エチレン−プロピレンランダム共重合体(S−131,住友化学社製)30重量部に対して、架橋助剤としてトリメチロールプロパントリメタクリレート2.0重量部、核剤としてタルク0.5重量部を予め混合し、口径φ50−φ65mmの第1の押出機に供給した。
【0022】
第1の押出機の中央より発泡剤としてブタンガス20重量部注入し、溶融混練した。樹脂を第1の押出機から第2の押出機に移し、第2の押出機で発泡に最も適する温度(158℃)に保たれた金型よりストランド状に押出発泡し、ペレタイザーにて切断した。なお、金型は口径0.7mm、孔間隔10mm、孔数は60個を有するものを使用した。
【0023】
得られた発泡粒子は平均直径3.0mm、平均長さ2.5mm、密度0.028g/cm3 、独立気泡率83%であった。また、最大粒径は、3.0mmであった。
上記発泡粒子を3Kg/cm2 の窒素中に5時間放置した後、直ちに内部が300×300×60mmの大きさの金型に充填し、2.5Kg/cm2 の水蒸気で成形した。得られた成形物は完全に融着した成形物で、密度0.022g/cm3 であった。
【0024】
実施例2
キャメル型の分子量分布カーブを有するエチレン−プロピレンブロック共重合体(SD−632,ハイモント社製)80重量部と、エチレン−プロピレンブロック共重合体(AH585A,住友化学社製)20重量部に対し、架橋助剤、ジンクジアクリレート0.5重量部、核剤としてハイドロセロールHK(ベーリンガー社製)0.05重量部を予め混合し、口径φ50−φ65mmの押出機に供給した。
【0025】
第1の押出機の中央より発泡剤としてブタンガス20重量部注入し、溶融混練した。樹脂を第1の押出機から第2の押出機に移し、第2の押出機で発泡に最も適する温度(158℃)に保たれた金型よりストランド状に押出発泡し、金型を出た所で回転機構を持つカッター刃で切断した。なお、金型は口径0.7mm、孔間隔10mm、孔数は60個を有するものを使用した。
【0026】
得られた発泡粒子は平均直径3.0mm、平均長さ2.5mm、密度0.021g/cm3 、独立気泡率72%であった。また、最大粒径は、3.5mmであった。
その発泡粒子を内部が500×500×50mmの大きさの金型に入れて、4.2Kg/cm2 の窒素で圧縮充填した後、3.5Kg/cm2 の水蒸気で成形した。得られた成形物は完全に融着した成形物で、密度0.028g/cm3 であった。
【0027】
実施例3〜6
表1に記載した基材樹脂、架橋助剤を使用すること以外は、実施例2と同じ条件で実施した。
比較例1
表1に記載した基材樹脂を使用し、架橋助剤を使用しないこと以外は、実施例5と同じ条件で実施した。
比較例2
表1に記載した基材樹脂を使用し、架橋助剤を使用しないこと以外は、実施例3と同じ条件で実施した。
比較例3
表1に記載した基材樹脂、架橋助剤及び過酸化物を使用すること以外は、実施例3と同じ条件で実施した。
【0028】
実施例1〜6及び比較例1〜3の粒子の密度、独立気泡率、最大粒径及び得られた成形体の外観を表1及び2に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
表中、PF−814及びSD−632はハイモント社製、S−131(プロピレン−エチレンランダム共重合体)、AH−585A及びエスプレンNO416(エチレン−ブテン共重合体)は住友化学社製、MH−8(ホモポリプロピレン樹脂)は三菱化学社製である。また、「部」は重量部を意味する。更に、外観○は収縮がなく表面にはりがある状態、△は収縮のために表面に皺がある状態、×は収縮が激しい状態を意味する。
【0032】
表1及び表2より、過酸化物の非存在下、架橋助剤を使用すれば良好な外観を付与しうる発泡粒子を得ることができることが判る。
【0033】
【発明の効果】
本発明のポリプロピレン系樹脂発泡粒子は、Z平均分子量Mzが少なくとも2.0×106 以上で、Mz/Mw(重量平均分子量)が3.0以上で、かつ高分子領域に分岐ポリマーを含むことを示すカーブの張りだしがあるキャメル型の分子量分布カーブ(ゲルパーミエイションクロマトグラフによる)を有するポリプロピレン系樹脂を主成分とする基材樹脂、架橋助剤および発泡剤とを押出機中で溶融混練し、押出機より押出発泡させ、切断して得られる。従って、低密度で独立気泡に富み、且つ収縮の少ない発泡粒子を得ることができる。
【0034】
また、過酸化物の非存在下で溶融混練し、押出発泡されることにより、取り扱いに注意を要するなどの問題点を有する過酸化物を使用する必要はない。そのため、容易に発泡粒子を得ることができる。
更に、発泡粒子が、0.010〜0.050g/cm3 の密度を有することにより、断熱性及び緩衝性に優れた成形体を提供しうる発泡粒子を得ることができる。
【0035】
また、発泡粒子が、20mm以下の最大粒径を有することにより、発泡粒子を成形金型に充填する際に、ブロッキングしにくく、成形型の形状を再現良く成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャメル型ポリプロピレン系樹脂及びその他のポリプロピレン系樹脂の分子量分布を示す図である。
Claims (4)
- Z平均分子量Mzが少なくとも2.0×106 以上で、Mz/Mw(重量平均分子量)が3.0以上で、かつ高分子領域に分岐ポリマーを含むことを示すカーブの張りだしがあるキャメル型の分子量分布カーブ(ゲルパーミエイションクロマトグラフによる)を有するポリプロピレン系樹脂を主成分とする基材樹脂、架橋助剤および発泡剤とを押出機中で溶融混練し、押出機より押出発泡させ、切断して得られるポリプロピレン系樹脂発泡粒子。
- 押出機中での溶融混練が、過酸化物の非存在下で行われる請求項1記載の粒子。
- 発泡粒子が、0.010〜0.050g/cm3 の密度を有する請求項1又は2記載の粒子。
- 発泡粒子が、20mm以下の最大粒径を有する請求項1〜3いずれか1つに記載の粒子。
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