JP3583172B2 - 自動車用車輪のタイヤのフィッティング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は自動車の製造工場等において使用するホイールとタイヤのビート部分のフィッティングを良好にする自動車用車輪のタイヤのフィッティング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の装置として、ホイールを回転自在に支持固定する支持固定手段と、該ホイールに取付けられエアーが充填されたタイヤを回動する回動手段と、該タイヤの外周面を押圧する円錐台状の押圧ローラを有する押圧ローラ手段とからなり、回転するタイヤの外周面が円錐台状の押圧ローラにより加圧されて該タイヤの両側のビート部が伸縮し、これらビート部がホイールの耳部にフィットするようにしたものが知られている(特開平5−155213号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の装置によれば、押圧ローラ手段によりタイヤを押圧しながら該タイヤを回転する方式であるので、該タイヤの回転を低速で行いながら該タイヤの全周にわたって押圧する必要があり、完全にフィッティングするのに時間を要し、作業能率が悪い問題点を有していた。
【0004】
本発明は上記の問題点を解決し、フィッティングを短時間に完全に行うことができるフィッティング装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するべく本発明は、ホイールの中心部を挟持する第1挟持手段と、該ホイールに組付けられ膨らまされてあるタイヤの外周部を挟持する第2挟持手段と、これら第1第2挟持手段を前記ホイールの中心軸方向に往復動させる往復駆動手段とからなる自動車用車輪のタイヤのフィッティング装置において、前記第2挟持手段は、前記タイヤの外周部のサイドウォール部に接する略V字状垂直断面の挟持板と該挟持板を該タイヤに向って進退させる進退駆動手段とからなると共に、該挟持板は水平方向に円弧状に形成されており、更に該挟持板の左右に、V字状垂直断面の補助押圧板を根部において回動自在に設けると共に該補助押圧板に、その先端部を内方へ弾発する圧縮スプリングを設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
請求項1の自動車用車輪のタイヤのフィッティング装置において、挟持板の垂直断面を略V字形とし、又、該挟持板の左右に1対の補助押圧板を設け、該補助押圧板が前記挟持板と共にタイヤを挟持するようにしたので、進退駆動手段により該挟持板を進出させてタイヤの外周部に圧接するのみで該タイヤを挟持できる。
【0007】
請求項の自動車用車輪のタイヤのフィッティング装置において、前記第1挟持手段が前記ホイールをその中心で挟持し固定した状態で前記第2挟持手段が該ホイールに組付けられたタイヤに微小変位を与えるよう作動することによって該ホイールに組付けられた該タイヤのフィッティング不完全部分が矯正され、完全なホイールとタイヤのフィッティングが得られる。
【0008】
【実施例】
本発明の第1実施例を図1及び図2により説明する。
【0009】
1は自動車用車輪のタイヤのフィッティング装置本体であり、2はホイール、2aは該ホイール2に組付けられ膨らまされてあるタイヤを示す。該ホイール2は第1挟持手段3を構成する第1押圧板3cと第2押圧板3dとによってその中心部を挟持されるようになっており、これら各押圧板3c及び3dはそれぞれ油圧シリンダー3a、3aのロッド3b、3bによって該ホイール2の中心軸方向に往復動可能に設置されている。
【0010】
前記タイヤ2aをそのトレッド部とサイドウォール部とからなる外周部の両該サイドウォール部より挟持する1対の第2挟持手段4、4は、V字状断面をした円弧状の挟持板4a、4aと、該挟持板4aの左右に回動自在に設けた同じくV字状断面で円弧状をした1対の補助押圧板4b…4bを有する。
【0011】
該挟持装置4、4をタイヤ2aの外周へ向かって進退を行なわせる進退駆動手段5、5は各油圧シリンダー5a、そのロッド5b及び該ロッド5bの先端に連結したブラケット5c等よりなる。該ブラケット5cは前記挟持板4aを係止すると共に、前記補助押圧板4bをピン5d及び圧縮スプリング5eを介して係止しており、前記油圧シリンダー5aの作動によりロッド5bが伸出して該ブラケット5cを前進させ、前記挟持板4a及び補助押圧板4b、4bを前記タイヤ2aの外周に押圧するように作動する。
【0012】
尚8はタイヤ2aが組付けられたホイール2を搬送する搬送ローラを示す。
【0013】
次に本発明の第1実施例の作動について説明する。
【0014】
前記の油圧シリンダー3a、3a、5a、5aが縮退した状態において、膨らませてあるタイヤ2aを組付けたホイール2を搬送ローラ8により搬送し、該ホイール2の中心部が第1、第2押圧板3c、3d間に至ったときに該ホイール2の搬送を停止し、次いで油圧シリンダー3a、3aを作動してロッド3b、3bを伸出させ、前記第1押圧板3c及び第2押圧板3dが該ホイール2の中心部を押圧して挟持するようにする。
【0015】
次いで油圧シリンダー5a、5aを作動してロッド5b、5bを伸出させ、前記1対の挟持板4a、4a及び補助押圧板4b…4bによって該タイヤ2aを外周から挟持する様にする。該挟持板4a及び補助押圧板4bは、その断面がV字状をなしているため、サイズの異なる多種類のタイヤ2aに対応できる。
【0016】
次に前記第1押圧板3c及び第2押圧板3dが該ホイール2の中心部を挟持した状態のまま、前記油圧シリンダー3a、3aが同期して微小な往復運動を行なう。
【0017】
該ホイール2はタイヤ2aを介してその外周を第2挟持手段4、4により固定されているので、該ホイール2の中心部を前記第1挟持手段3が微小に上下に動かすことにより、該タイヤ2aの該ホイール2に対する組付け部が揺すられ、該組付けにフィッティングの不完全な部分があればこれが矯正される。その後、油圧シリンダ3a、3a、5a、5aを縮短して第1第2挟持手段3、4によるホイール2とタイヤ2aの挟持を解除し、搬送ローラ8によりタイヤ2aが完全にセットしたホイール3を送り出す。
【0018】
尚、本例において、第1挟持手段3は前記ホイール2の中心部を挟持したまま固定し、第2挟持手段4、4が前記タイヤ2aを外周面から挟持したまま同期して微小に該タイヤ2aを動かすようにしても、同様に該タイヤ2aの該ホイール2に対するフィッティング矯正を行なうことができる。
【0019】
【発明の効果】
このように本発明によれば、ホイールに組付けられ膨らまされてあるタイヤのフィッティングを短時間に行なうことができ、作業能率が格段に向上すると共に構造が簡単になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の一部截断正面図である。
【図2】その一部截断平面図である。
【符号の説明】
1 フィッティング装置本体
2 ホイール
2a タイヤ
3 第1挟持手段
3c 第1押圧板
3d 第2押圧板
4 第2挟持手段
4a 挟持板
4b 補助押圧板
5 進退駆動手段
5e 圧縮スプリング
3a、5a 油圧シリンダー

Claims (2)

  1. ホイールの中心部を挟持する第1挟持手段と、該ホイールに組付けられ膨らまされてあるタイヤの外周部を挟持する第2挟持手段と、これら第1第2挟持手段を前記ホイールの中心軸方向に往復動させる往復駆動手段とからなる自動車用車輪のタイヤのフィッティング装置において、前記第2挟持手段は、前記タイヤの外周部のサイドウォール部に接する略V字状垂直断面の挟持板と該挟持板を該タイヤに向って進退させる進退駆動手段とからなると共に、該挟持板は水平方向に円弧状に形成されており、更に該挟持板の左右に、V字状垂直断面の補助押圧板を根部において回動自在に設けると共に該補助押圧板に、その先端部を内方へ弾発する圧縮スプリングを設けたことを特徴とする自動車用車輪のタイヤのフィッティング装置。
  2. 前記第1挟持手段には前記ホイールの中心部において該ホイールを押圧挟持した状態で静止させておくと共に、前記第2挟持手段には該ホイールに組付けられ膨らまされてあるタイヤを挟持したまま該タイヤに微小変位を与えるよう該第2挟持手段の往復駆動手段又は進退駆動手段が同期して作動するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用車輪のタイヤのフィッティング装置。
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