JP3580862B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電話回線に接続された電話通信回路やファクシミリ回線制御回路にスパイクノイズが発生するのを防止する通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置には音声を伝達する電話通信回路と画像を伝達するファクシミリ回線制御回路があり、互いに切り替えられるようになって電話回線に接続されている。図9はこのような回路の一例を示す図である。電話回線の端子L1,L2にファクシミリ回線制御回路1が接続し、ファクシミリ回線制御回路1にCMLリレー2を介して電話通信回路3が接続している。ファクシミリ回線制御回路1は、トランス4によりモデムへ接続され、回路内にダイヤル発信をする発呼回路5が設けられている。電話通信回路3には、電話回線に電話機を接続するとき、接続の極性をどちらにとっても電源の正負が逆にならないようにするダイオードブリッジ6と、ハンドセット7により回路を開閉するフックスイッチ8、電話通信をするスピーチ回路9が設けられている。
【0003】
スピーチ回路9には直流/交流インピーダンス調整回路10が設けられている。電話通信回路3には規定によって直流的に見た抵抗と交流的に見た抵抗をそれぞれ所定値に設定する回路を接続するよう定められており、このため設けられている。図10は直流/交流インピーダンス調整回路の一例を示す。トランジスタTrにはコレクタとベース間に交流用抵抗R1、エミッタとグランドの間には直流用抵抗R2、ベースとグランドの間にバイパスコンデンサC1が設けられている。バイパスコンデンサC1が充電され、ベース電圧が所定の値になるとトランジスタTrにエミッタ電流が流れ、直流抵抗がR2となる。しかるにバイパスコンデンサC1が所定のベース電圧まで充電しない間はトランジスタTrは直流的にはオープンとなった状態で直流抵抗は無限大となっている。なお、交流抵抗は充電にかかわらずR1となる。このように直流抵抗が所定値R2になるにはバイパスコンデンサC1が充電された後となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図11は図9における端子L1と端子L2間の電圧の変化を示す図である。まず電話通信回路3のハンドセット7を外すと直流/交流インピーダンス調整回路10では、バイパスコンデンサC1の充電につれて直流抵抗値が下がり規定のR2になる。このためOFF HOOKすると、端子L1,L2間の電圧は図のようになだらかに下り、直流抵抗(R2と電話通信回路3内でこれに直列、並列に接続する抵抗との合成値)の電位となる。CMLリレー2がONすると、電話通信回路3は断となり、ファクシミリ回線制御回路1のトランス4の抵抗分となる。この場合CMLリレー2と発呼回路5のスイッチは最初は連動してONとなる。ここで発呼回路5の発呼をした後、CMLリレー2をOFFすると、電話通信回路3では端子L1,L2間の電圧がかかり、フックスイッチ8はONとなっていても、バイパスコンデンサC1が充電されていないため、回路はオープンの状態になり、スパイクノイズが発生する。
【0005】
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので、リレーOFFなどの過渡期においてもスパイクノイズの発生を防止する通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明では、電話回線と接続する電話通信回路と、該電話通信回路に設けられ電話通信を行うスピーチ回路と、該スピーチ回路に設けられ、ベース電流を第1のコンデンサでバイパスすることにより、回線を閉結するための直流電流と信号を構成する交流電流とに分離し、前記直流電流を直流用抵抗に、前記交流電流を交流用抵抗に分配して前記直流電流と前記交流電流とを所定値に設定する直流/交流インピーダンス調整回路とを備えた通信装置において、前記第1のコンデンサと並列に接続され前記電話通信回路に電圧が印加されたときに第1のコンデンサと共に充電電流が流れる第3のコンデンサと、前記第 3 のコンデンサに直列に接続され一定電圧を保持する定電圧ダイオードとを備え、前記第1のコンデンサの充電電流による前記スピーチ回路を流れる電流と前記第3のコンデンサの充電電流により流れる電流とが互いに補い合って前記電話通信回路の直流電流が常に前記所定値となるように制御する制御手段とを具備したものである。
【0007】
また、請求項2の発明では、電話回線と接続する電話通信回路と、該電話通信回路に設けられ電話通信を行うスピーチ回路と、該電話通信回路に設けられ、ベース電流を第1のコンデンサでバイパスすることにより、回線を閉結するための直流電流と信号を構成する交流電流とに分離し、前記直流電流を直流用抵抗に、前記交流電流を交流用抵抗に分配して前記直流電流と前記交流電流とを所定値に設定する直流/交流インピーダンス調整回路とを備えた通信装置において、前記直流/交流インピーダンス調整回路の前記直流電流が前記所定値に達するまで閉状態とするスイッチと、前記スイッチの短絡時の電流を制限する抵抗とを備え、前記スイッチを前記電話通信回路の直流電流が常に前記所定値となるように開閉制御する制御手段とを具備したものである。
【0008】
また、請求項3の発明では、電話回線と接続する電話通信回路と、該電話通信回路に設けられ電話通信を行うスピーチ回路と、該電話通信回路に設けられ、ベース電流を第1のコンデンサでバイパスすることにより、回線を閉結するための直流電流と信号を構成する交流電流とに分離し、前記直流電流を直流用抵抗に、前記交流電流を交流用抵抗に分配して前記直流電流と前記交流電流とを所定値に設定する直流/交流インピーダンス調整回路とを備えた通信装置において、前記第1のコンデンサと直列かつ前記交流用抵抗と並列に設けたスイッチを備え、前記スイッチにより前記第1のコンデンサを直接充電することにより前記電話通信回路の直流電流が常に前記所定値となるように制御する制御手段とを具備したものである。
【0009】
また、請求項4の発明では、電話回線と接続するファクシミリ回線制御回路と、このファクシミリ回線制御回路に設けられた発呼回路と、前記ファクシミリ回線制御回路にリレーによって接続された電話通信回路と、該電話通信回路に設けられ電話通信を行うスピーチ回路と、該電話通信回路に設けられ、ベース電流を第1のコンデンサでバイパスすることにより、回線を閉結するための直流電流と信号を構成する交流電流とに分離し、前記直流電流を直流用抵抗に、前記交流電流を交流用抵抗に分配して前記直流電流と前記交流電流とを所定値に設定する直流/交流インピーダンス調整回路とを備えた通信装置において、前記ファクシミリ回線制御回路の電源から前記電話通信回路へ電流を供給するための切り替えスイッチを備え、前記電話通信回路が前記リレーの閉状態により電話回線と接続されていないときに前記切り替えスイッチにより前記ファクシミリ回線制御回路の電源に接続して前記第1のコンデンサを充電する制御手段を具備したものである。
【0012】
【作用】
電話回線と接続する電話通信回路に設けられたトランジスタ回路はベース電流をコンデンサでバイパスすることにより直流用抵抗と交流用抵抗を別々に設定できるようになっているが、コンデンサが充電されないと、ベース電流が流れず、トランジスタは動作しないため、直流的には開放状態となっている。コンデンサが充電されるにつれてベース電流が流れ、トランジスタが動作し、直流用抵抗に電流が流れるようになり、回路の直流抵抗が設定値となる。このため電話通信回路にリレーやスイッチにより直流電圧が印加されるような過渡期に、直流電流を急速に定格値に近づけることにより、スパイクノイズの発生を防止できる。
ひとつには、第3のコンデンサを第1のコンデンサと並列に設けたもので、過渡期においても電話通信回路に直流が流れるのでスパイクノイズの発生が防止される。なお、第1のコンデンサにも直流電流が流れ込み、充電が進むとトランジスタ回路が動作し、直流用抵抗が設定され、定常状態になる。定電圧ダイオードは交流的に短絡するのを防止する。
また、電話通信回路の高圧側と第1のコンデンサを短絡するスイッチを設け、過渡期にこのスイッチを閉とし、直流電流を第1のコンデンサに流入させることにより、スパイクノイズの発生を防止する。第1のコンデンサが充電後はスイッチを開放する。
また、発呼回路が発呼動作中は、電話通信回路に通信装置の電源より直流電源を供給する。これにより第1のコンデンサを充電させておき、電話通信回路に切り替わったとき、直流抵抗が設定値となっているようにし、直流電流が流れスパイクノイズの発生を防止する。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0019】
図1は第1実施例の構成を示すブロック図である。図9において使用した符号と同一の符号は同一の意味を表す。以降の図においても同様とする。本実施例はファクシミリ装置の通信関係の回路を示す。電話回線の端子L1,L2にファクシミリ回線制御回路1が接続し、ファクシミリ回線制御回路1にCMLリレー2を介して電話通信回路3が接続している。CMLリレー2は切り替え時、3接点が接続しており、開放されることなく切り替えられる。ファクシミリ回線制御回路1はトランス4を介してファクシミリ装置のモデムへ接続され、またダイヤル信号を発呼する発呼回路5が設けられている。
【0020】
電話通信回路3には、電話通信回路に電話機を接続したとき電源の正負が逆にならないようにするダイオードブリッジ6、ハンドセット7を掛けたり外したりすると動作するフックスイッチ8、ハンドセット7と接続され音声通信を行うスピーチ回路9、および本実施例で設けられた第3のコンデンサC3と、定電圧ダイオード11が設けられている。スピーチ回路9には直流/交流インピーダンス調整回路10が設けられている。直流/交流インピーダンス調整回路10の基本は図10に示す回路であるが、図6に示す回路も用いられる。図10と同一符号は同一の意味を表し、R1は交流用抵抗、R2は直流用抵抗、C1は第1のコンデンサである。
【0021】
第1のコンデンサC1が充電し、B点の電圧が所定の値となると、トランジスタTr1とTr2のベースにはダイオードDにより0.6〜0.7V電圧降下した電圧がかかり動作する。Tr1とTr2はカレントミラーを構成しているのでTr1のコレクタ電流が流れるとTr2のコレクタ電流も流れ、この電流がトランジスタTr3のベース電流となり、トランジスタTr3が動作して直流抵抗R2に電流が流れる。なお、交流抵抗R1には第1のコンデンサC1を通して交流電流が流れる。このように第1のコンデンサC1の充電開始前はトランジスタTr3が動作しないので直流的には開放された状態となるが充電後は直流抵抗はR2となる。交流抵抗は充電に関係なくR1である。
【0022】
図7は図6の直流/交流インピーダンス調整回路10における電流の状態を示す。(A)は第1のコンデンサC1の充電電流が時間的に変化する状態を示す。(B)は直流抵抗の時間変化を示し、第1のコンデンサC1の充電につれてインピーダンスが下り、充電が終了すると直流抵抗R2となる。(C)は直流抵抗R2を通して流れる直流電流の時間変化を示す。スピーチ回路9を流れる直流電流は、このR2を流れる電流となる。
【0023】
次に第3のコンデンサC3とこれに直列に接続された定電圧ダイオード11について説明する。定電圧ダイオード11は交流に対して短絡とならず一定電圧を保持するために設けられている。第3のコンデンサC3は第1のコンデンサC1と並列に接続され、電話通信回路3に電圧が印加されたとき、共に充電電流が流れる。
【0024】
図8は電話通信回路3の電流の時間変化を示す図で、(A)は第1のコンデンサC1の充電電流、(B)はこの充電電流によるスピーチ回路9を流れる直流電流を示し、図7の(A),(C)と同じである。(C)は、第3のコンデンサC3の充電電流を示す。(D)は第3のコンデンサC3の充電電流が(B)に示すスピーチ回路9の電流と同時に流れる場合で、本実施例の電流の状態を示す。(B)に示す電流波形と(C)に示す電流波形が互いに補う形となり、この合成波形を第1のコンデンサC1と第3のコンデンサC3の容量を調整することによりほぼ一定の電流とすることができる。このように電話通信回路3に端子L1,L2の電圧が印加されても直流電流が流れるので直流的に開放状態とならずスパイクノイズの発生を防止できる。
【0025】
次に第2実施例を説明する。
図2は第2実施例の回路を示す。なお、本実施例は図1と同様ファクシミリ回線制御回路1にCMLリレー2を介して電話通信回路3が接続されているが、同一の部分は省略して示す。本実施例は、第1実施例の第3のコンデンサC3と定電圧ダイオード11を短絡スイッチ12と抵抗13に代えたものである。抵抗13は短絡時の電流を制限すると共に第1のコンデンサC1の充電電流を確保するために設けられている。短絡スイッチ12はトランジスタなどの電子的スイッチが用いられ、電話通信回路3に電圧印加時より第1のコンデンサC1が充電され、直流電流が定格値となるときまで閉成するように動作する。これにより、電話通信回路3へ電圧が印加されても直流電流が流れるためスパイクノイズなどの発生を防止できる。なお、短絡スイッチ12の制御は、電話通信回路3の直流電流をほぼ一定値とするように行う。
【0026】
このように、第1実施例と第2実施例との動作は同じように電話回線に短絡させるものであり、コンデンサと定電圧ダイオードとを組合わせたものは、短絡スイッチ12を用いたものと比べ、値段的に安く構成することができる。逆に、値段的には多少高くなっても短絡スイッチ12を用いる構成は、ソフト制御により細かな制御を行なうことができる。
【0027】
次に第3実施例を説明する。
図3は第3実施例の回路を示す。本実施例も第2実施例と同様ファクシミリ回線制御回路1とCMLリレー2は存在するが、これを省略して表示する。本実施例は、第1のコンデンサC1に直列にスイッチ14を設け、電話通信回路3へ電圧印加時、充電を急速に行うようにしている。スイッチ14としてはフォトカプラを用いたが、トランジスタなどの電子的スイッチでもよい。本実施例では、交流抵抗R1と並列に設けたスイッチ14により第1のコンデンサC1を直接充電するので充電電流が交流抵抗R1を介して流れる第1,第2実施例よりも大きく、充電が迅速に終了すること、およびこの充電電流が直流として電話通信回路3を流れることにより電圧印加時、直流的に絶縁状態となることは防止され、スパイクノイズなどの発生を防止する。
【0028】
第1〜第3実施例は電話通信回路3をCMLリレー2を介してファクシミリ回線制御回路1に接続した場合を説明したが、電話通信回路3を直接電話回線に接続した場合も同様に成立する。
【0029】
次に第4実施例を説明する。
図4は本実施例の構成を示すブロック図である。本実施例は図1に示す第1実施例の第3のコンデンサC3と定電圧ダイオード11に代えて切り替えスイッチ16を設けて、ファクシミリ装置の電源15より電話通信回路3へ電流を供給するようにしたものである。CMLリレー2が閉となり電話通信回路3が電話回線と接続されていないときに、切り替えスイッチ16により電源15に接続して第1のコンデンサC1を充電しておく。これによりCMLリレー2によって電話通信回路3に電圧が印加されても、第1のコンデンサC1は充電状態となっているため、直流電流は導通するのでスパイクノイズの発生は防止できる。本実施例は切り替えスイッチ16を設けるだけなので小スペースで実現でき、また配線を行うだけなので低コストで実現できる。
【0030】
次に第5実施例を説明する。
本実施例は第1実施例に対して、ファクシミリ回線制御回路1にも直流/交流インピーダンス調整回路17を設け、第1実施例と同様にコンデンサと定電圧ダイオードにより、電圧印加時の直流電流の導通を保持するようにしたものである。第5実施例の回路は主に直流電流を流せないトランスを採用する場合の回路であり、このトランスは第1実施例等に採用されるトランスに比べ値段が安く、部品点数を考慮しても全体の回路の値段を安くすることができるものである。このような回路において、図1に対してトランス4への回路には直流遮断用の第5のコンデンサC5を入れ、トランス4と並列にダイオードブリッジ18と直流/交流インピーダンス調整回路17を設ける。直流/交流インピーダンス調整回路17は図10と同じ回路で、バイパスコンデンサは第2のコンデンサC2とし、交流抵抗をR3,直流抵抗をR4,トランジスタTr4とする。また、第4のコンデンサC4と定電圧ダイオード19を直列にし、第2のコンデンサC2と並列に接続する。動作は、第1実施例で説明した場合と同様で、ファクシミリ回線制御回路1へ電圧印加時、第4のコンデンサへの充電電流により直流を流すようにしてスパイクノイズの発生を防止する。
【0031】
第5実施例はファクシミリ回線制御回路1に第1実施例を適用した場合を示したが、同様にして第2実施例、第3実施例、第4実施例も適用することができる。この適用に当たっては、ファクシミリ回線制御回路1と電話通信回路3とで、第5実施例に示すように同じ促進手段を設けてもよいが、それぞれ異なる促進手段を設けてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、直流用抵抗と交流用抵抗をベース電流をコンデンサでバイパスすることにより別々に設定できるようにしたトランジスタ回路に電圧印加時、直流電流を流す促進手段を設けることによりスパイクノイズの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成を示すブロック図
【図2】第2実施例の構成を示すブロック図
【図3】第3実施例の構成を示すブロック図
【図4】第4実施例の構成を示すブロック図
【図5】第5実施例の構成を示すブロック図
【図6】直流/交流インピーダンス調整回路を示す図
【図7】図6の回路における電流の状態を示す図
【図8】第1実施例の電流の変化を示す図
【図9】従来の回路の一例を示す図
【図10】直流/交流インピーダンス調整回路の他の例を示す図
【図11】図9に示す回路でスパイクノイズの発生を示す図
【符号の説明】
1 ファクシミリ回線制御回路
2 CMLリレー
3 電話通信回路
4 トランス
5 発呼回路
6,18 ダイオードブリッジ
7 ハンドセット
8 フックスイッチ
9 スピーチ回路
10,17 直流/交流インピーダンス調整回路
11,19 定電圧ダイオード
12 短絡スイッチ
13 抵抗
14 スイッチ
15 電源
16 切り替えスイッチ
C1 第1のコンデンサ
C2 第2のコンデンサ
C3 第3のコンデンサ
C4 第4のコンデンサ

Claims (4)

  1. 電話回線と接続する電話通信回路と、該電話通信回路に設けられ電話通信を行うスピーチ回路と、該スピーチ回路に設けられ、ベース電流を第1のコンデンサでバイパスすることにより、回線を閉結するための直流電流と信号を構成する交流電流とに分離し、前記直流電流を直流用抵抗に、前記交流電流を交流用抵抗に分配して前記直流電流と前記交流電流とを所定値に設定する直流/交流インピーダンス調整回路とを備えた通信装置において、前記第1のコンデンサと並列に接続され前記電話通信回路に電圧が印加されたときに第1のコンデンサと共に充電電流が流れる第3のコンデンサと、前記第 3 のコンデンサに直列に接続され一定電圧を保持する定電圧ダイオードとを備え、前記第1のコンデンサの充電電流による前記スピーチ回路を流れる電流と前記第3のコンデンサの充電電流により流れる電流とが互いに補い合って前記電話通信回路の直流電流が常に前記所定値となるように制御する制御手段とを具備する通信装置。
  2. 電話回線と接続する電話通信回路と、該電話通信回路に設けられ電話通信を行うスピーチ回路と、該電話通信回路に設けられ、ベース電流を第1のコンデンサでバイパスすることにより、回線を閉結するための直流電流と信号を構成する交流電流とに分離し、前記直流電流を直流用抵抗に、前記交流電流を交流用抵抗に分配して前記直流電流と前記交流電流とを所定値に設定する直流/交流インピーダンス調整回路とを備えた通信装置において、前記直流/交流インピーダンス調整回路の前記直流電流が前記所定値に達するまで閉状態とするスイッチと、前記スイッチの短絡時の電流を制限する抵抗とを備え、前記スイッチを前記電話通信回路の直流電流が常に前記所定値となるように開閉制御する制御手段とを具備する通信装置。
  3. 電話回線と接続する電話通信回路と、該電話通信回路に設けられ電話通信を行うスピーチ回路と、該電話通信回路に設けられ、ベース電流を第1のコンデンサでバイパスすることにより、回線を閉結するための直流電流と信号を構成する交流電流とに分離し、前記直流電流を直流用抵抗に、前記交流電流を交流用抵抗に分配して前記直流電流と前記交流電流とを所定値に設定する直流/交流インピーダンス調整回路とを備えた通信装置において、前記第1のコンデンサと直列かつ前記交流用抵抗と並列に設けたスイッチを備え、前記スイッチにより前記第1のコンデンサを直接充電することにより前記電話通信回路の直流電流が常に前記所定値となるように制御する制御手段とを具備する通信装置。
  4. 電話回線と接続するファクシミリ回線制御回路と、このファクシミリ回線制御回路に設けられた発呼回路と、前記ファクシミリ回線制御回路にリレーによって接続された電話通信回路と、該電話通信回路に設けられ電話通信を行うスピーチ回路と、該電話通信回路に設けられ、ベース電流を第1のコンデンサでバイパスすることにより、回線を閉結するための直流電流と信号を構成する交流電流とに分離し、前記直流電流を直流用抵抗に、前記交流電流を交流用抵抗に分配して前記直流電流と前記交流電流とを所定値に設定する直流/交流インピーダンス調整回路とを備えた通信装置において、前記ファクシミリ回線制御回路の電源から前記電話通信回路へ電流を供給するための切り替えスイッチを備え、前記電話通信回路が前記リレーの閉状態により電話回線と接続されていないときに前記切り替えスイッチにより前記ファクシミリ回線制御回路の電源に接続して前記第1のコンデンサを充電する制御手段を具備する通信装置。
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