JP3579070B2 - 保護部材の装着ヘッド及び保護部材の自動装着装置 - Google Patents

保護部材の装着ヘッド及び保護部材の自動装着装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、梱包された品物の外面やコーナ部に損傷防止用の保護部材を装着するための保護部材の装着ヘッド、及び当該保護部材の搬送,押しつけ,テープ止め,端面折り込み等の装着工程を自動的に行う保護部材の自動装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、梱包品に保護部材を自動装着する装置としては、例えば特開昭63−33222号公報に示されるコイルの金属梱包外周リングの装着装置が知られている。このものは、図15に示すようにコイル2の外周を保護する保護部材としての外周リング111にヒダを形成するための成形歯車112,113を併設して噛合せしめたヒダ成形機構114を駆動系に係合して水平方向に回動自在に設け、そのヒダ成形機構114の前記歯車112,113の一方を水平方向に移動自在にしたリング成形機構115と、ヒダ成形機構114の出側にリングのヒダ面に当接する押付けロール116を設けたことを特徴とするもので、ヒダ成形機構114の一方の歯車を圧下用に配設して固定歯車との噛合度を調整することにより所望のヒダを外周リング111に形成でき、又ヒダ成形機構114の出側に押付けロール116を配設したことにより外周リング111をコイル2の外周コーナに自動装着することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の保護部材の自動装着装置にあっては、保護部材である外周リングにヒダを成形してコイルの梱包外周に沿わせて装着するので、ヒダを設けない板状保護部材の装着には適用できない。また、保護部材をコイルの外周コーナにのみ装着するものであって、例えばコイルの外周面に保護部材を取り付ける必要がある場合に適用できない。
【0004】
本発明は、このような従来の問題点を解決した保護部材の自動装着の技術を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する本発明の請求項1の装着ヘッドは、保護部材を保持する吸着装置と、その吸着装置に保持された保護部材の長さ方向のほぼ中心位置から一端側に向けて保護部材面を転動する昇降自在な押さえロールと、保護部材の端部に粘着テープを貼って被取付物の外面に保護部材を固定する昇降自在なテーピングヘッドとを勝手違いに配設した一対のサブヘッドを備えるとともに、そのサブヘッド相互の間隔を拡大縮小せしめる拡縮手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
また、本発明の請求項2の装着ヘッドは、保護部材を保持する吸着装置と、その吸着装置に保持された保護部材の長さ方向のほぼ中心位置から一端側に向けて保護部材面を転動する昇降自在な押さえロールと、その押さえロールの一端面に固定した保護部材折り伏せ板と、保護部材の端部に粘着テープを貼って被取付物の外面に保護部材を固定する昇降自在なテーピングヘッドとを勝手違いに配設した一対のサブヘッドを備えるとともに、そのサブヘッド相互の間隔を拡大縮小せしめる拡縮手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明の請求項3の保護部材の自動装着装置は、請求項1又は請求項2の装着ヘッドとこれを昇降せしめる昇降手段とを備え走行手段を介して走行可能とした一対の走行台車と、その走行台車の走行を案内する走行ガイド手段と、その走行ガイド手段の下方に保護部材の被取付物と平行に配設した保護部材ストッカとを備え、該保護部材ストッカと保護部材の被取付物との間を連動して往復走行可能に前記一対の走行台車を前記走行ガイド手段上に配設したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本発明の保護部材の装着ヘッドによれば、例えばヒダの無い板状保護部材を被取付物の円柱状の外周面にも簡単に取り付けることができる。すなわち、保護部材を吸着装置で吸着して被取付物の保護部材取付曲面の直上に平らに保持する。二基のサブヘッド同士の間隔を初めは縮めて、各サブヘッドに設けた押さえロールを保護部材の長さ方向の中心付近に位置させる。その押さえロールを降下させて保護部材に当接させつつ、二基のサブヘッド相互の間隔を拡縮手段により拡大していく。これにより、二個の押さえロールがそれぞれに保護部材の中心部から端部に向けて保護部材面を転動しながら被取付物の外周面に沿って移動し、保護部材を曲面に押し当てていく。このとき、押さえロールの移動と共にテーピングヘッドも押さえロールに先行して保護部材の端部に向って移動する。そのテーピングヘッドが保護部材の端部に近づいたら下降させて保護部材端部に粘着テープを貼りつける。そのまま各サブヘッドは間隔を拡げる方向に移動し続けて保護部材端を通り過ぎ、被取付物の外周面に粘着テープを貼りつける。このようにして、所定長さの粘着テープにより被取付物へ保護部材を取り付けた後、押さえロールとテーピングヘッドを上昇させて、次の保護部材取付けサイクルに備える。
【0009】
上記のように、押さえロールとテーピングヘッドを備えたサブヘッドを二基一対に組み込んで、保護部材の長手方向に移動させつつ押さえロールとテーピングヘッドとを互いに独立に昇降させることにより、板状の保護部材を被取付物の外面に、曲面と平面とを問わず、迅速かつ確実に自動的に取り付けすることができる。
【0010】
また、本発明によれば、上記装着ヘッドの押さえロールの一端面に保護部材折り伏せ板を固定することにより、保護部材を被取付物のコーナ部に取り付けることができる。その場合は、板状の保護部材の幅のほぼ半分程の折り伏せ部分を、被取付物のコーナ部の端から外方に張り出させて吸着装置で保持する。そして、上記同様に押さえロールを降下させて保護部材に当接させつつ、二基のサブヘッド相互の間隔を拡縮手段により拡大していく。これにより、二個の押さえロールがそれぞれに保護部材の中心部から端部に向けて保護部材面を転動しながら被取付物の外面に沿って移動し、保護部材の幅の半分を外面に押し当てていくと同時に、保護部材折り伏せ板が保護部材のコーナ端から外方に張り出している折り伏せ部分を折り伏せながら被取付物の端面に押しつけていく。
【0011】
次いでテーピングヘッドを作動させて、粘着テープで被取付物の外面に保護部材の端部を貼りつけ固着する。この場合、板状の保護部材の折り伏せ部分を予め三角形に切り欠いておくことで、ヒダの無い保護部材を被取付物の湾曲したコーナにも容易に装着することが可能である。
また、本発明の保護部材の自動装着装置によれば、保護部材取付物と平行に保護部材ストッカを配置すると共に、それらの上方に配した走行レール上に上記装着ヘッドとその昇降手段を有する昇降フレームを備えた二基の走行台車を走行手段を介して搬送可能に対峙せしめ、前記ストッカと直角方向に連動的に走行させる。これにより、所定の保護部材をストッカから装着ヘッドの吸着装置で取り出し、保護部材取付物の上に搬送し、昇降手段で下降させた装着ヘッドの押さえロール及びテーピングヘッドの作動で、被取付物に幅方向に任意の間隔を置いて二箇所同時に保護部材を固着する作業を全自動で行うことが可能となり、作業能率の向上および省力化を果たすことができる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
この実施例は、本発明を円筒状に巻かれた鋼板のコイルの梱包ラインに適用したものである。
例えば、製鉄所等で生産される大小さまざまのコイルをクレーン等で段積みする際に、上積みコイルの締結バンドやバンドシール金物等により下積みコイルの外周面が損傷を受ける場合がある。この損傷を防止するために、図1に示すように、ゴムベルト等の保護部材1をコイル2の外周面に沿ってコイル幅方向に間隔を置いて平行におき、粘着テープ3により固着して装着する作業を自動的に行う装置である。
【0013】
図2ないし図8は本発明の一実施例を示すもので、図2は保護部材の自動装着装置全体の正面図、図3は図2のIII 矢視図である。
コイル2の梱包ラインのラインセンタLcの片側に、梱包ラインと平行に複数(図2では3台)の保護部材ストッカ4が配設してある。各ストッカ4には、大小のコイル外径に応じて異なる長さを有する複数種の保護部材1がそれぞれに収納され、リフタ5で上方へ送り出せるようになっている。
【0014】
上記梱包ラインのコイル2と保護部材ストッカ4との上を跨ぐようにして架台6が構築されていて、その架台6の横桁6aの上に走行ガイド手段である走行ガイドレール(リニアガイド)7が敷設され、この走行ガイドレール7上に一対の走行台車10A,10Bが摺動走行自在に載置されている。各走行台車10A,10Bの車台11には、装着ヘッド昇降手段12を備えた支持フレーム13がそれぞれに搭載されている。
【0015】
また、一方の走行台車10Aには、走行手段14を構成するブレーキ付の走行用モータ15と、これに駆動される平歯車機構16とが設けられ、その平歯車16aが噛み合う歯を有する歯付軌道17が走行ガイドレール7と平行に架台の横桁6a上に敷設されている。これに対して、他方の台車10Bには台車間隔拡縮用シリンダ18が設けられていて、そのシリンダロッド18aは走行台車10Aの車台11に連結されている。
【0016】
前記装着ヘッド昇降手段12は、ブレーキ付のヘッド昇降用モータ12aと、その回転駆動力が歯車機構12bを介して伝達されるボールねじ機構12cを有している。ボールねじ機構12cは前記昇降フレーム13に取り付けてあり、その図示されないボールねじナットには、昇降フレーム13に取り付けられたヘッド昇降ガイドレール(リニアガイド)12dを介して上下方向に摺動自在とされた昇降フレーム12eが固定されている。その支持フレーム12eの下部に、一体的に上下可動に取り付けた装着ヘッド基台20を介して保護部材1の装着ヘッド30が取り付けられている。
【0017】
前記装着ヘッド基台20は、前記昇降フレーム13に対し直交する方向(水平方向)に長い長方形に形成されており、図4に拡大して示すように、その基台面には基台の長手方向に平行して延びるヘッド拡縮ガイドレール(リニアガイド)21と、ヘッド拡縮手段としての一対のヘッド拡縮シリンダ24A,24Bとが配設されている。そして、ヘッド拡縮ガイドレール21に摺動自在に一対のヘッド基板22A,22Bが横並びに取り付けられている。各ヘッド基板22A,22Bはそれぞれ、基板表面の一端側に垂直方向に延びる押えロール昇降ガイドレール(リニアガイド)23を有している。また、ヘッド基板22Aの裏面は、前記ヘッド拡縮用シリンダ24Aのシリンダロッド24aに係合し、他方のヘッド基板22Bの裏面は、他方のヘッド拡縮用シリンダ24Bのシリンダロッド24bに係合している。
【0018】
前記装着ヘッド30は、上記装着ヘッド基台20上の各ヘッド基板22A,22Bにそれぞれ取り付けられた一対のサブヘッド30A,30Bを備えている。これらの各サブヘッド30Aと30Bには、保護部材1を平らに保持する吸着装置31としての吸着パッドと、保護部材1のほぼ中央部から一端側に向けて保護部材1の面を転動せしめる押さえロール32を昇降自在に備えた押さえロール装置33と、粘着テープのロール原紙43から粘着テープを引き出して保護部材1の端部を被取付物であるコイル2の梱包外面に貼付する昇降自在なテーピングヘッド40とが勝手違いに配設されている。
【0019】
図5,図6は前記押さえロール装置33の詳細を示したものである。装着ヘッド基台20上に配設されているヘッド基板22A(及び22B、以下一方の基板について述べる)の表面に、押さえロール昇降ガイドレール(リニアガイド)23とは反対側の端部に沿わせて押さえロール昇降用シリンダ35が配設されている。そのシリンダ35の上を覆うように押さえロール支持板36を配して裏面をシリンダロッド35aに連結している。そのロール支持板36の一側縁の表面下端部に押さえロール32が回転自在に軸支されている。また、ロール支持板36の一側縁の裏面は、押さえロール昇降ガイドレール23を介して摺動自在にヘッド基板22Aに支持されている。押さえロール支持板36の下半部にはテーピングヘッド40を組み付けるための切欠き37が形成されている。また、その切欠き37の片側にはテーピングヘッド昇降ガイドレール(リニアガイド)38が取り付けられている。
【0020】
図7,図8は前記テーピングヘッド40の詳細を示したものである。クレビス型のテーピングヘッド昇降用シリンダ41のシリンダロッド41aの先端に、U継手41bを介して上下に長いテーピングヘッド板42が吊り下げられている。そのテーピングヘッド板42の上部には、粘着テープのロール原紙43を回転自在に保持するためのロール原紙保持ロール44がスリップ防止ばね板44aを備えて取り付けられている。一方、テーピングヘッド板42の下部には、粘着テープ3を引き出すフィードロール45と、コイルばね46a,テコ46bを有して粘着テープ3をフィードロール45に押し当てるフィード補助ロール46と、引き出された粘着テープ3の端部を保持するための真空吸引口47aを有するバキュウムロールであって粘着テープ3を保護部材1の面と被取付物であるコイル2の梱包外面に押しつけるテーピングロール47と、このテーピングロール47に設けられたカッタ下刃48bに噛み合うカッター上刃48aを有して粘着テープ3を一回転毎に切断するカッターロール48とが取り付けられている。
【0021】
前記フィードロール45の回転軸45jはテーピングヘッド板42を貫通して裏面に突き出し、その先端に平歯車50が取り付けられている。
また、テーピングロール47の回転軸47jとカッターロール48の回転軸48jも同じくテーピングヘッド板42を貫通し、その先端にそれぞれ平歯車51と52とが取り付けられている。それらの歯車50,51,52は伝達用の中間歯車53,54と噛み合ってロール回転歯車機構55を構成している。
【0022】
なお、56はテープカッタ検出器であり、ブラケット57を介してテーピングヘッド板42に取り付けられ、フィードロール45の回転を検出することにより間接的にカッターロール48の回転ひいては粘着テープ3の切断されたことを検出してテーピングヘッド昇降用シリンダ41の上昇指令信号を発信する。また、装着ヘッド30の下端にコイル外径検出センサ60として例えばリミットスイッチが取り付けてあり(図3)、これにより装着ヘッド30が下降した時にコイル2の上端を検出して装着ヘッド30の下降停止信号を発信する。
【0023】
上記テーピングヘッド40のテーピングヘッド昇降用シリンダ41は、上端部のクレビス継手41cを介して押さえロール支持板36に取り付けられる。テーピングヘッド板42は押さえロール装置33の押さえロール支持板36に形成された切欠き37内に収納され、その一側面側は押さえロール支持板36に配置されているテーピングヘッド昇降ガイドレール38に摺動自在に係合される。
【0024】
次に作用を説明する。
コイル梱包ラインの延長上にある保護部材の自動装着装置の下には、コイル梱包ラインで梱包された内外径や板幅の異なる数種類のコイルが搬送されてくる。これに対し、保護部材1はそれぞれのコイル外径に応じてその長さが決められており、同一長さ別にまとめて各保護部材ストッカ4毎に二列づつ分類収納されている。
【0025】
いま、例えば所定の外径と狭い板幅Wを有するコイル2が保護部材装着工程に送られてくると、そのコイル情報に基づいて走行台車10A,10Bが連動し、コイル外径に応じた長さの保護部材1が収納されているストッカ4を台車自身で選択してその上に移動して停止する。上記走行台車10A,10Bの走行は、一方の走行台車10Aに設置された走行用モータ15で走行歯車機構16の平歯車17を駆動して行う。平歯車17が歯付軌道17に噛み合って転動し、車台11は走行ガイドレール上を摺動しつつ案内されて直線移動する。この際、台車間隔拡縮用シリンダ18を介して連結されている他方の走行台車10Bが共に移動する。歯車走行機構としたことによりスリップが防止され、図示しない位置検出器たとえばエンコーダにより移動距離を検出することで正確な位置決めがなされる。
【0026】
続いて、各走行台車10A,10Bにそれぞれ搭載されている装着ヘッド昇降手段12が作動して装着ヘッド30が降下し、それぞれの吸着装置31で所定の保護部材1を一枚づつ計二枚吸着してストッカ4から取り出し、上昇する。なお、ストッカ4内に収納されている保護部材1は、リフタ5により押し上げられて、常に一定のレベルを保っている。
【0027】
上記装着ヘッド昇降手段12による装着ヘッド30の昇降は、ヘッド昇降用モータ12aでボールねじ機構12cを駆動して行う。すなわちボールねじ機構12cの作動で図示しないボールねじナットが上下移動し、その移動を介して装着ヘッド基台12eがヘッド昇降ガイドレール12d上を摺動しつつ案内されて昇降フレーム13に沿い上下に直線移動する。同時に、装着ヘッド基台12eに取り付けられている装着ヘッド基台20を介して装着ヘッド30が昇降する。この際、図示しない位置検出器たとえばエンコーダにより、ボールねじナットひいては装着ヘッド30の昇降距離を検出することで正確な位置決めがなされる。
【0028】
次に、走行台車10A,10Bは吸着した保護部材1を水平に保持したままコイル2の直上に搬送して停止する。この場合の停止位置は、大小のコイル幅に応じて予め複数通りが定められており、コイル情報に基づいて例えば一方の走行台車10Aが自ら所定の停止位置を選択する。
こうして、走行台車10A,10Bがコイル2上の所定位置に停止したら、両走行台車10A,10B間の間隔を、台車間隔拡縮用シリンダ18を作動させて調整する。この実施例の場合は、走行台車10Aが既に設定された基準位置に停止しているから、他方の走行台車10Bの方をコイル情報に基づいて移動させることにより、コイル板幅Wに応じた所定の保護部材取り付け間隔が保たれるように調整する。もっとも、この調整は走行台車10Bの方を基準に行うようにしても良く、また同サイズのコイル2に対して保護部材1の装着作業を連続して行う際などには、一旦調整すれば以後の調整は不要になる。
【0029】
次いで、両走行台車10A,10Bの各装着ヘッド昇降手段12の駆動で装着ヘッド30が下降する。このとき、装着ヘッド30のサブヘッド30A,30Bは原点位置にあり、両者間の間隔は、図3に示すように最少に保たれている。また押さえロール装置33とテーピングヘッド40は上方に退避させてある。装着ヘッド30が下降してコイル外径検出センサ60がコイル2の上端を検出すると、コイル下降停止信号が発信される。この停止信号に基づきヘッド昇降用モータ12aの駆動が停止され、かつ吸着装置31の吸引も停止されて保護部材1の保持が開放される。
【0030】
同時に、押さえロール装置33の押さえロール昇降用シリンダ35が作動して、押さえロール支持板36が下降し、押さえロール32が保護部材1の上面に押し当てられる。
続いて、ヘッド拡縮シリンダ24A,24Bが作動してそれぞれのシリンダロッド24a,24bが伸長し、これにより、ヘッド基板22A,22Bひいては押さえロール装置33が拡開方向に移動し始める。その拡開方向への移動中も上記押さえロール昇降用シリンダ35は作動を続けて押さえロール32を下降させる。これにより、押さえロール32は保護部材1の中央部から端部に向かって移動しながら保護部材1をコイル2の円周上面に密着させていく。
【0031】
押さえロール32が予め保護部材1の長さに応じて定めてある原点からテーピング開始位置までの距離を移動したとき、テーピングヘッド40のテーピングヘッド昇降用シリンダ41が作動してテーピングヘッド板42が下降する。これによりテーピングロール47が保護部材1のテーピング箇所に接触して摩擦力で転動する。テーピングロール47は内部が減圧されおり、真空吸引口47aで吸引して保持していた粘着テープ3を、転動しながら保護部材1の端部に貼り付け始める。そのテーピングロール47の回転はロール回転歯車機構55を介してフィードロール45に伝達され、粘着テープ3は粘着テープロール原紙43から連続的に引き出されてテーピングロール47に送られてくる。テーピングロール47は、更に保護部材1の端部を越えて転動を続け、今度は粘着テープ3をコイル2の上面に貼り付けて保護部材1をコイル2の外周面にテーピングする。
【0032】
その間、カッターロール48もロール回転歯車機構55を介して回転を続けており、上記テーピングロール47による保護部材1のコイル2に対するテーピングが終了したとき上刃48aが丁度一回転して、テーピングロール47に設けてある下刃48bと協働して粘着テープ3を切断する。その上刃48aによる切断タイミングが、テープカッタ検出器56でフィードロール45の回転を検出することにより間接的に検出されて、その検出信号がテーピングヘッド40の上昇指令信号として発信される。これによりテーピングヘッド昇降用シリンダ41が作動してテーピングヘッド板42が直ちに上昇して、テーピングロール47はコイル2の面から離れ上方に退避する。
【0033】
その後、装着ヘッド昇降手段12のヘッド昇降用モータ12aが作動して装着ヘッド基台20が上昇すると共に、ヘッド拡縮用シリンダ24A,24Bが作動してサブヘッド30A,30Bの間隔が縮小され、装着ヘッド30は所定の待機姿勢に戻る。以上のようにして、コイル2への保護部材1の自動装着が一サイクル終了する。このサイクルは、図示しない制御装置の指令を介して全自動で行うことができ、人手を介さずに保護部材1をコイル2の外周面に確実に装着することができ、しかもコイル2の大小による作業性の良し悪しがなく、コイル梱包ラインに設置すればコイル転動防止等の安全対策も不要であり、保護部材装着作業の能率向上と省力化に大きく貢献することができる。
【0034】
図9ないし図14には他の実施例を示す。
この実施例は、梱包コイルの段積み等の際に、コイルの外周面と端面が交差するコーナ部分が損傷し易いので、その損傷を防止するために図9に示すように断面ほぼ直角な保護部材であるコーナプロテクタ1を、コイル2のコーナー部に粘着テープ3により固着して装着する装置である。コーナープロテクタ1は、短冊形の厚紙の一辺を切り込んで図9(c)のような鋸歯状の切り込み1aを形成したものである。この装置は、コーナープロテクタ1の鋸歯状の切り込み1aをコイル2のコーナに沿って折り伏せながら、両端部を粘着テープ3によりコイル外周面に固着して装着する作業を自動的に行うものである。
【0035】
この実施例では、コイル2の梱包ラインのラインセンタLcを挟んで両サイドに、梱包ラインと平行に複数(図10では片側2台づつ計4台)の保護部材ストッカ4が配設してある。各ストッカ4には、大小のコイル外径に応じて異なる長さを有する複数種のコーナープロテクタ1がそれぞれに収納され、リフタ5で上方へ送り出せるようになっている。
【0036】
上記梱包ラインのコイル2と保護部材ストッカ4との上を跨ぐようにして架台6が構築されていて、その架台6の横桁6aの上に上記実施例と同じく走行ガイド手段である走行ガイドレール(リニアガイド)7が敷設され、この走行ガイドレール7上に一対の走行台車10A,10Bが摺動走行自在に載置されている。各走行台車10A,10Bの車台11には、装着ヘッド昇降手段12を備えた昇降フレーム13がそれぞれに搭載されている。以上の構成は上記第1の実施例とほぼ同様である。
【0037】
しかしこの実施例の場合は、各走行台車10A,10Bのそれぞれに、走行手段14を構成するブレーキ付の走行用モータ15とこれに駆動される平歯車機構16とが設けられている。その平歯車16aが噛み合う歯を有する歯付軌道17が走行ガイドレール7と平行に架台の横桁6a上に敷設されている。
前記装着ヘッド昇降手段12は前記実施例と同様であり、その支持フレーム12eの下部には同じく装着ヘッド基台20を介して保護部材の装着ヘッド30が取り付けられている。
【0038】
前記装着ヘッド基台20については、昇降フレーム13に対し直交する方向(水平方向)に長い長方形に形成され、その基台面に基台の長手方向に平行して延びるヘッド拡縮ガイドレール(リニアガイド)21と、ヘッド拡縮手段である一対のヘッド拡縮シリンダ24A,24Bとが配設されていて、ヘッド拡縮ガイドレール21に摺動自在に一対のヘッド基板22A,22Bが横並びに取り付けられている点は上記実施例と同様であるが、この実施例の場合は、各ヘッド基板22A,22Bを移動させるヘッド拡縮シリンダ24A,24Bが装着ヘッド基台20上に一直線に直列に配置されている。そして両ヘッド基板22A,2Bの幅が上記実施例の場合より広くされている。
【0039】
また、前記装着ヘッド30については、上記装着ヘッド基台20上の各ヘッド基板22A,22Bにそれぞれ取り付けられた一対のサブヘッド30A,30Bで構成されていて、これらの各サブヘッド30Aと30Bに保護部材1を平らに保持する吸着装置31としての吸着パッドと、その保護部材1のほぼ中央部から一端側に向けて保護部材1の面を転動せしめる押さえロール32を昇降自在に備えた押さえロール装置33と、粘着テープのロール原紙43から粘着テープを引き出して保護部材1の端部を被取付物であるコイル2の梱包外面に貼付する昇降自在なテーピングヘッド40とが勝手違いに配設されている点は上記実施例と同様であるが、この実施例の場合には、押さえロール32の他にコーナープロテクタ用折り伏せ板100を有している点が上記実施例とは異なっている。
【0040】
更にまた、コイル2の外周面に付着している油を払拭するための油除去装置101が装着されている点も、上記実施例とは異なっている。
その点を図13,図14に示す押さえロール装置33により説明する。
装着ヘッド基台20上に配設されている幅広のヘッド基板22A(及び22B、以下一方の基板について述べる)の表面に配設されている押さえロール昇降用シリンダ35のシリンダロッド35aに連結される押さえロール支持板36の下端部に押さえロール32が軸支され、その押さえロール32の一方の端面に、円板状の折り伏せ板100がロール軸に対して垂直に形成されている。
【0041】
また、ロール支持板36の前記折り伏せ板100とは反対側の表面に、油除去装置101の駆動用クレビス形シリンダ102がブラケット103を介して装着されている。そのため、この実施例のロール支持板36は上記第1の実施例のものより広幅に形成されている。そのロール支持板36の表面には更にその駆動用シリンダ102に沿わせて油除去板走行ガイドレール(リニアガイド)104が設置され、その走行ガイドレール104に直線移動支持板105が摺動自在に取り付けられていて、その直線移動支持板105の先端部にブラケット106を介して駆動用シリンダ102のシリンダロッド102aが係合すると共に油除去板107が揺動自在に軸支されている。その油除去板107は油払拭用の耐油性ゴム板107aを備えている。
【0042】
テーピングヘッド40については、上記実施例と同様で良い。
なお、この場合、図10に示すように、装着ヘッド30の下端にコイル端検出センサ61として例えば反射型フォトセンサが装備されている。
この実施例の場合、コイル梱包ラインのコイル情報に基づいて、各走行台車10A,10Bは、それぞれの走行手段14の作動により図10の位置からそれぞれ反対方向に走行ガイドレール7上を別々に走行して所定のストッカ4の上に移動する。そして、それぞれの装着ヘッド30の作動で所定のコーナープロテクタ1を取り出した後、また独立に走行してコーナープロテクタ1をコイル2の上に搬送する。このコーナープロテクタ1の搬送において、各走行台車10A,10Bの停止は、コイル端検出センサ61で梱包ライン上のコイル2の端部位置を検出して、その検出信号に基づいて各走行手段14の走行用モータ15を制御することにより行われる。
【0043】
次いで、各走行台車10A,10B毎に設けた装着ヘッド30を同期的に作動させてコーナープロテクタ1をコイル2のコーナー部に装着するが、この実施例の場合の保護部材であるコーナープロテクタ1は、その鋸歯状の切り込み1aの部分がコイルの端面から外へ突き出し、残り幅の部分がコイル2の端部の外周面上に置かれた状態でセットされる。
【0044】
そのコーナープロテクタ1のコイル外周面上に置かれた部分に、上記実施例の場合と同様に、押さえロール32を押し当てながらヘッド拡縮シリンダ24A,24Bを作動させて、押さえロール装置33を拡開させていく。これにより、押さえロール32はコーナープロテクタ1の中央部から長さ方向の端部に向かって移動しながらコーナープロテクタ1をコイル2の外周面に密着させていくが、この実施例の場合は、更に、押さえロール32の転動と共に円板状の折り伏せ板100が転動して、コイル2の端面から外方へ突き出しているコーナープロテクタ1の切り込み1aをコーナー端面に向かって折り伏せながら進む。
【0045】
こうして、コーナープロテクタ1の端部のテーピング開始位置まで押さえロール32と折り伏せ板100が移動すると、続いてテーピングヘッド40のテーピングヘッド昇降用シリンダ41が作動してテーピングヘッド板42が下降する。同時に、油除去装置101の駆動シリンダ102が作動して、油除去板107が油除去板走行ガイドレール104に案内されつつ前進し、ゴム板107aをコイル2の外周面に押し当てる。
【0046】
そのまま、ヘッド拡縮シリンダ24A,24Bを拡大方向に作動させつつ同時に押さえロール昇降用シリンダ35の作動で押さえロール支持板36を下降させる。これにより油除去板107でコイル2の外周面の付着油を除去すると同時にテーピングロール47で粘着テープ3を貼付してコーナープロテクタ1をコイル2の端部に装着する。
【0047】
その後、装着ヘッド30を待機姿勢に戻して、次の作業に備える。
このようにして、コーナープロテクタ1を折り伏せしながらコイル2の端部に自動的に装着していくことができる。
なお、上記の油除去装置101は付帯設備であり、コイル2の油付着状態に応じて設置すれば良い。
【0048】
また、上記各実施例は、保護部材1を被取付物であるコイル2に装着する場合について述べたが、被取付物はコイルに限定されず、その他角形の物等であっても良い。
また、上記各実施例の直動用アクチュエータとしてシリンダを用いたが、これに限らず、例えばモータとボールねじとの組合せによる構成としてもよい。
【0049】
また、台車の走行手段14として歯車機構16と歯付軌道17とを用いたものを示したが、これに限らず車輪と平らな軌道とを用いることもできる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1の装着ヘッドは、保護部材を平らに保持する吸着装置と、その吸着装置に保持された保護部材の面を転動する押さえロールと粘着テープを保護部材の端部と被取付物の外面に貼付するテーピングヘッドとを互いに独立に昇降可能に配設すると共に相互の間隔を拡大縮小せしめる拡縮手段を設けた二基一対のサブヘッドを備えたものとしたため、保護部材を吸着装置で吸着して被取付物の保護部材取付曲面の上に運び、各サブヘッドに設けた押さえロールをその保護部材に押し当てながら中心部から端部に向けて保護部材面を転動させつつ、テーピングヘッドを押さえロールに先行して保護部材の端部に向って移動させて保護部材端部を粘着テープで被取付物の曲面上に貼付することが可能で、これにより板状の保護部材を被取付物の曲面の任意の位置に迅速かつ確実に取り付けることができるという効果を奏する。
【0051】
また、本発明の請求項2の装着ヘッドは、上記請求項1の装着ヘッドにおける押さえロールの一端面に保護部材折り伏せ板を固定したため、押さえロールをその保護部材に押し当てて中心部から端部に向けて保護部材面を転動させながら、同時に保護部材を折り伏せて被取付物の端部のコーナーに取り付け粘着テープで固着して装着することが可能で、これにより板状の保護部材を被取付物のコーナー位置に折り伏せつつ迅速かつ確実に取り付けることができるという効果を奏する。
【0052】
また、本発明の請求項3の保護部材の自動装着装置は、請求項1又は請求項2の装着ヘッドとこれを昇降せしめる昇降手段とを備え走行手段を介して走行可能とした一対の走行台車と、その走行台車の走行を案内する走行ガイド手段と、その走行ガイド手段の下方に保護部材の被取付物と平行に配設した保護部材ストッカとを備え、該保護部材ストッカと保護部材の被取付物との間を連動して往復走行可能に前記一対の走行台車を前記走行ガイド手段上に配設したため、所定の保護部材をストッカから装着ヘッドの吸着装置で取り出し、保護部材取付物の上に搬送し、昇降手段で下降させた装着ヘッドの押さえロール及びテーピングヘッドの作動で、被取付物に幅方向に任意の間隔を置いて二箇所同時に保護部材を固着する作業を全自動で行うことが可能となり、保護部材装着作業の能率の向上および省力化を果たすことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護部材の装着の一態様を説明する図で、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図2】本発明の一実施例の正面図である。
【図3】図2のIII −III 線矢視図である。
【図4】図3の装着ヘッド基台の拡大図である。
【図5】図3の押さえロール装置の拡大図である。
【図6】図5のVI矢視図である。
【図7】図3のテーピングヘッドの拡大図である。
【図8】図7のVIII矢視図である。
【図9】本発明の保護部材の装着の他の態様を説明する図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は保護部材であるコーナープロテクタの平面図である。
【図10】本発明の他の実施例の正面図である。
【図11】図10のXI−XI線矢視図である。
【図12】図11の装着ヘッド基台の拡大図である。
【図13】図11の押さえロール装置の拡大図である。
【図14】図13のXIV 矢視図である。
【図15】従来の保護部材の自動装着装置の外形図である。
【符号の説明】
1 保護部材
3 粘着テープ
4 保護部材ストッカ
7 走行ガイド手段
10A 走行台車
10B 走行台車
12 装着ヘッド昇降手段
14 走行手段
24A 拡縮手段
24B 拡縮手段
30 装着ヘッド
30A サブヘッド
30B サブヘッド
31 吸着装置
32 押さえロール
100 折り伏せ板

Claims (3)

  1. 保護部材を保持する吸着装置と、その吸着装置に保持された保護部材の長さ方向のほぼ中心位置から一端側に向けて保護部材面を転動する昇降自在な押さえロールと、保護部材の端部に粘着テープを貼って被取付物の外面に保護部材を固定する昇降自在なテーピングヘッドとを勝手違いに配設した一対のサブヘッドを備えるとともに、そのサブヘッド相互の間隔を拡大縮小せしめる拡縮手段を備えたことを特徴とする保護部材の装着ヘッド。
  2. 保護部材を保持する吸着装置と、その吸着装置に保持された保護部材の長さ方向のほぼ中心位置から一端側に向けて保護部材面を転動する昇降自在な押さえロールと、その押さえロールの一端面に固定した保護部材折り伏せ板と、保護部材の端部に粘着テープを貼って被取付物の外面に保護部材を固定する昇降自在なテーピングヘッドとを勝手違いに配設した一対のサブヘッドを備えるとともに、そのサブヘッド相互の間隔を拡大縮小せしめる拡縮手段を備えたことを特徴とする保護部材の装着ヘッド。
  3. 請求項1又は請求項2の装着ヘッドとこれを昇降せしめる昇降手段とを備え走行手段を介して走行可能とした一対の走行台車と、その走行台車の走行を案内する走行ガイド手段と、その走行ガイド手段の下方に保護部材の被取付物と平行に配設した保護部材ストッカとを備え、該保護部材ストッカと保護部材の被取付物との間を連動して往復走行可能に前記一対の走行台車を前記走行ガイド手段上に配設したことを特徴とする保護部材の自動装着装置。
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