JP3577949B2 - 衝突検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定値以上の加速度を検出することで、移動体の衝突を検出するようにした衝突検知装置に関する。本衝突検知装置は、例えば、車両において、乗員を保護するためのエアバッグ装置、シートベルトの巻取装置を起動させるタイミングを決定するための装置に用いられる。特に、製造の容易性と部品点数の減少、及び、加速度の伝達性能の向上を図った検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両のエアバッグ装置において用いられる衝突検知装置として、重量重心と回動中心とを偏心させたウェイトに作用する加速度により、ロータを回動させその回動に伴って接点を閉成させることで、車両の衝突を検出するようにした装置が知られている(特開平9−306311号公報)。
【0003】
この検出装置は、図5及び図6に示すものである。ハウジング13の柱部130a、130bの先端に形成された溝131a、131bにウェイト4が回転可能に軸支されている。そして、このハウジング13と別体のベース12とがハウジング13の基部132に嵌め込まれている。又、ベース12には板バネ2と板バネ3が立設されており、その板バネ2、3はウェイト4と一体的に回転するロータ1を構成する第1カム1aと第2カム1bとに当接し、ウェイト4に対して付勢力を付与している。又、これらの板バネ2、3の付勢力によりウェイト4は基部132に当接して、その初期位置が規制されている。さらに、ウェイト4の最大回転位置を規制するために、角柱形状のストッパ16が別に設けられている。さらに、ハウジング13を覆うようにカバー10が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この構成の衝突検知装置では、ハウジング13の柱部130a、130bの間に板バネ2、3がベース12から立設されるために、ハウジング13とベース12とを一体にして板バネ2、3をインサート成形することが、金型の構造上困難であった。このために、ハウジング13とベース12とを別体とする必要があった。この別体構造により、製造に時間がかかるという問題がある。
【0005】
又、本検出装置を組み付ける場合には、板バネ2、3が立設されている方向に、ベース12をハウジング13に組み付けるために、板バネ2、3を別の手段でたわませておいて、ロータ1とウェイト4との一体物を柱部130a、130bに軸支するという操作が必要となる。このことも、組み付けを困難とする原因となっていた。
【0006】
さらに、衝突時には、加速度がベース12、ハウジング13の基部132、柱部130a、130b、軸5と作用し、その時のウェイト4の慣性により、ウェイト4が回転する。この時、ベース12とハウジング13とが別体で構成されているので、衝突時の加速度の伝達性能が良くないという問題がある。
【0007】
従って、本発明の目的は、上記課題に鑑み、衝突時の加速度の伝達性能を向上せること、部品点数を減少させること、及び、検出装置の組み付けを容易にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の手段を採用することができる。この請求項1の手段では、基板の底板は、加速度の方向と垂直方向に配設されており、ウェイトの回転に伴い回転するロータの所定の回動量により一対の接点の状態が変化するように構成された一対の接点部材は、基板の底板に立設されており、ウェイトの軸の支持位置から基板の底板に対して下ろした垂線の足から離れた位置で一対の接点部材は基板の底板に固定されると共に、基板の底板方向に屈曲して、少なくとも一方の接点部材はロータに接触するように配設されている。従って、軸の支持位置と一対の接点部材の基板への固定位置とが離れていることから、金型の制約がなくなり、軸の支持機構と一対の接点部材との一体成形が容易となる。又、軸の支持機構と基板とが一体的に構成されているので、衝突時に加速度の基板から軸への伝達性能が向上する。又、一対の接点部材は基板方向に屈曲して形成されていることから、ウェイトとロータとの一体物を基板に形成された軸の支持機構に取り付ける方向に移動させる時に、このロータが接点部材に接触して接点部材を押下することになるため、接点部材が必然的に屈曲されることになり、取り付けが容易となる。又、軸の支持機構を基板に一体的に形成していることから、部品点数が減少する。
また、基板に支持部材が一体的に形成されており、基板は加速度を直接受けることになる結果、ウェイトを支持している軸に対して加速度を効率良く伝達することができる。又、この基板に検出装置を固定するためのピンを設けることができるので、従来のようにケースに固定ピンを形成する必要がないため、製造が容易となる。
請求項2の手段によれば、一対の接点部材はロータの回転方向に屈曲しているので、ロータを介してウェイトに対して回転反力を簡単に与えることができると共に、ロータ及びウェイトの基板への組み付けが容易となる。
【0009】
この請求項3の手段では、基板の底板は、加速度の方向と平行方向に配設されており、ウェイトの回転に伴い回転するロータの所定の回動量により一対の接点の状態が変化するように構成された一対の接点部材は、少なくとも一方の接点部材はロータに接触するように配設されて基板の底板に立設されており、ウェイトの軸の支持位置から基板の底板に対して下ろした垂線の足から各々離れた位置で一対の接点部材は基板の底板に固定されると共に、ロータに接触する接点部材は基板の底板方向に屈曲して配設されている。従って、軸の支持位置と一対の接点部材の各々の基板への固定位置とが離れていることから、金型の制約がなくなり、軸の支持機構と一対の接点部材との一体成形が容易となる。又、軸の支持機構と基板とが一体的に構成されているので、衝突時に加速度の基板から軸への伝達性能が向上する。又、一対の接点部材は基板方向に屈曲して形成されていることから、ウェイトとロータとの一体物を基板に形成された軸の支持機構に取り付ける方向に移動させる時に、このロータが接点部材に接触して接点部材を押下することになるため、接点部材が必然的に屈曲されることになり、取り付けが容易となる。又、軸の支持機構を基板に一体的に形成していることから、部品点数が減少する。
また、基板に支持部材が一体的に形成されており、基板が加速度を直接受けることになる結果、ウェイトを支持している軸に対して加速度を効率良く伝達することができる。又、この基板に検出装置を固定するためのピンを設けることができるので、従来のようにケースに固定ピンを形成する必要がないため、製造が容易となる。
請求項4の手段によれば、一対の接点部材はロータの回転方向に屈曲しているので、ロータを介してウェイトに対して回転反力を簡単に与えることができると共に、ロータ及びウェイトの基板への組み付けが容易となる。
【0010】
請求項5の手段によれば、基板にはウェイトの初期位置を規制するストッパが立設されているため、部品点数を減少させることができると共に、位置決め精度を向上させることができる。
又、請求項6の手段によれば、基板にはウェイトの最大回転位置を規制するストッパが立設されているため、同様に、部品点数を減少させることができると共に、位置決め精度を向上させることができる。
【0011】
請求項7の手段によれば、軸を支持する支持部材、ウェイトの初期位置を規制するストッパとウェイトの最大回転位置を規制するストッパは基板と一体成形され、一対の接点部材が基板にインサート成形により固定されているので、部品点数を減少させることができると共に製造が容易となる。
【0012】
請求項8の手段によれば、基板に対して蓋となるカバーを有していることから、基板に対してウェイトとロータとの一体物を回動自在に配設し、その後に、この蓋であるカバーを基板に被せることで、検出装置の製造が完成するために、製造が容易となる。
【0013】
請求項9の手段によれば、ウェイトは、ウェイトの加速度を検出する方向と逆方向の回転に対してウェイトの初期位置を規制するストッパに当接する壁を有しているので、この壁とストッパとの端部が当接することで、ウェイトの初期位置を容易に規制することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。
図1は本発明に係わる衝突検知装置100の構成を示した斜視図であり、図2は、基板30の構造を示す斜視図であり、図3はウェイト4及びロータ1の構造を示した斜視図である。衝突検知装置100は樹脂性のケーシングを構成するカバー31、基板30を有している。基板30はカバー31に圧入により固定されている。
【0016】
基板30は底板300と、底板300から立設され、相互に対向した一対の柱部301a、301bとを有し、それらの柱部(支持部材)301a、301bの先端部に溝302a、302bがそれぞれ形成されている。そして、それらの溝302a、302bにより、軸5の両端が機械的に固定されている。軸5には、回動中心と重量重心とが偏心したウェイト4が、軸5の回りに回動可能に取付けられている。又、底板300からはストッパ303が立設されている。底板300、柱部301a、301b、ストッパ303は、いずれも、一体成形により基板30を構成している。尚、ストッパ303は先端端面により形成されたウェイトの初期位置を規制する初期位置規制ストッパ303aと、側面により形成されたウェイトの最大回転位置を規制する最大回転位置ストッパ303bとを有している。
【0017】
ウェイト4は金属板の機械加工により成形されており、このウェイト4上にはロータ1がウェイト4と軸5を共有するように樹脂モールドにより形成されている。これにより、そのロータ1はウェイト4と同期して軸5の回りに回動可能である。ロータ1は、図示する形状の第1カム1aと第2カム1bとを有している。図3に示すように、ウェイト4の回転半径の小さい側の周部には軸5の方向に切り込まれた壁40が形成されている。この壁40とストッパ303の端面である初期位置規制ストッパ303aが当接することで、B方向の回転が規制されている。
【0018】
基板30の底板300には、板バネ(接点部材)33と板バネ34とがそれらの根元部において所定間隔にて立設されており、それらの板バネ33、34は根元部付近から底板300の方向に屈曲されている。そして、それらの板バネ33、34は、先端部にそれぞれ接点33a、34aを有している。接点33aは平面であるが、接点34aは接点33aの側に凸状に形成されている。板バネ33、34の端部33b、34bは、それぞれ第1カム1a、第2カム1bのカム面と当接し、ウェイト4及びロータ1に対して、加速度の作用によって回動する方向と逆方向Bに弾性付勢している。この付勢力により、ウェイト4の壁40がストッパ303の端面303aに当接することで、ウェイト4の初期位置が規制されている。これにより、急ブレーキ時や、凹凸の大きい路面の走行中などに発生する微小加速度によってウェイト4及びロータ1が回動することが規制される。
【0019】
板バネ33、34はそれぞれ外部に突出した出力端子37、38と接触して基板30の底板300に固定されている。衝突検出装置100を車両等に固定されたプリント基板39に取り付け機械的強度を保持するための固定端子36が底板300に対して立設されている。これらの板バネ33、34、出力端子37、38、固定端子36は、基板30に対してインサート成形により同時に形成される。出力端子37、38は、底板300から外部に突出し、それらの端子37、38を介して、衝突時に接点33a、34aの閉成状態を衝突検知信号として検出することができる。
【0020】
次に、衝突検知装置100の製造方法について説明する。板バネ33、34、及び、出力端子37、38、固定端子36がインサート成形され、柱部301a、301b、ストッパ303が一体成形されて、基板300が完成される。このインサート成形において、底板300から立設している柱部301a、301bと板バネ33、34の立設位置が離れているために、金型の形状に微細形状が要求されないために、製造が容易となる。
【0021】
次に、板バネ33、34は共に、その根元付近から基板30の底板300の方向に所定角度だけ屈曲される。又、ウェイト4とロータ1とが一体的に形成され、軸5がロータ1の軸孔に貫通される。この状態で、ウェイト4付きロータ1から突出された軸5を基板30の柱部301a、301bの溝302a、302bに嵌め込む。この時、このはめ込み動作の途中で、板バネ33、34は、それぞれ、第1カム1a、第2カム1bと当接するようになり、板バネ33、34がその付勢力に抗して底板300の方向に屈曲される。従来の場合には、板バネの立設方向に平行にウェイトを取り付けるため、板バネが邪魔にならないように、別の冶具を用いて板バネを屈曲させる必要がある。しかし、本発明では、板バネ33、34が基板30の底板300の側に屈曲する方向にウェイト4を柱部に取り付けるために、特にこの板バネ33、34がウェイト4の取り付けに邪魔にはならない。このために、装置の組み付けが極めて簡単となる。
【0022】
このように、基板30は、板バネ33、34を固定する底板300、ウェイト4を回動自在に支持する柱部301a、301b、ストッパ303が全て一体的に形成されているので、部品点数が減少し、製造が容易となる。
【0023】
次に、本検出装置100の作用について説明する。図1は、所定レベル以上の加速度が作用せず、接点33aと接点34aとがオフ状態である場合を示している。この状態下においては、板バネ33、34によりロータ1が図中B方向に弾性付勢されており、ウェイト4の壁40がストッパ303の初期位置規制ストッパ303aに当接して、初期位置が規制されている。
【0024】
ウェイト4にA方向に所定レベル以上の加速度が作用すると、ウェイト4の重量重心にモーメントが作用し、板バネ33、34から付勢される弾性力に抗してウェイト4及びロータ1が軸5を中心に図中A方向に回動する。そして、ウェイト4が最大回転位置規制ストッパ303bに当接することで、ウェイト4及びロータ1の最大回動が規制される。
【0025】
このとき、ロータ1の回動に伴って、第1カム1a、第2カム1bとそれぞれ接触していた板バネ33、34が、互いに間隔を狭めながら変位し、ロータ1の所定の回動量にてそれぞれの接点33aと接点34aとが接触する。接点33aと接点34aとの接触状態は、出力端子37、38から通電される電流の変化により、衝突検知信号として検出することができる。
【0026】
上記実施例において、最大回転位置規制ストッパ303bのウェイト4が当接する部分に弾性緩衝部材を配設して、ウェイト4の跳ね返りを緩和するようにしても良い。又、ウェイト4の最大回転を規制するために、底板300をストッパとしても良い。その場合に底板300のウェイト4の当接部分に弾性緩衝部材を設けても良い。
【0027】
ウェイト4に穴を形成することで、ウェイト4の重量や重心位置を調整する構成としても良い。これにより、ウェイト4の外形形状を変化させることなく、衝突検知装置100の感度特性を変化させることができる。
上記実施例では、常開接点を示したが、常閉接点で所定値以上の加速度が作用した時に開成される接点としても良い。
【0028】
上記実施例では、接点33a、34aをそれぞれ板バネ33、34に一体的に設けた構成としたが、板バネと接点とを別体で構成し、板バネの作動と連動して接点の状態を変化させる構成としてもよい。さらには、ロータの回転と連動して接点の状態が変化する一般的機構、例えばリンク機構等により接点を作動させてもよい。また、ウェイト4及びロータ1を軸5の回りに回動自在に支持しているが、ウェイト4及びロータ1と軸5とを固定し、柱部301a、301bに軸受けを設け、軸5をその軸受に対して回転可能に軸支しても良い。
【0029】
さらに、図4に示す構造の衝突検出装置とすることも可能である。図1の各構成部分と同一機能を有する部分には同一番号が付されている。基板30の底板300にストッパ303と柱部301a(301bは図面上手前に位置するため表示されていない)が立設されている。この柱部301a、bにロータ1を有したウェイト4を回動自在に支持した軸5が軸支されている。底板300には、軸5が位置する水平位置と異なる位置において、一方の接点部材である板バネ2が立設され、基板30の底板300側に屈曲されている。そして、その板バネ2は第1カム1aに当接し、ウェイト4をB方向に付勢している。又、底板300の板バネ2が立設されている側と反対側において他方の接点部材である出力端子38が立設されている。その出力端子38は先端部が底板300に平行になるように屈曲されており、先端部には接点34aが形成されている。この接点34aは板バネ2の先端に形成された接点33aと対向している。
【0030】
初期状態で、ウェイト4は板バネ2によりB方向に付勢され、ストッパ303の側面である初期位置規制ストッパ303aに当接し、初期位置が規制されている。衝突による加速度が基板30と柱部301を介して軸5にかかると、ウェイト4は慣性によりA方向に回動し、第1カム1aが板バネ2を底板300側に屈曲させる。これにより、接点33aと接点34aが接触し、出力端子37、38からこの接触状態が検出され、所定値以上の加速度がウェイト4に作用したことが検出される。
【0031】
この実施例では、接点部材の一方である出力端子38が前の実施例における検出装置を回路基板等に固定するための固定端子36と兼用されている。よって、部品点数が減少し、さらに安価な装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な一実施例に係る衝突検知装置の構成を示した内部断面図。
【図2】その実施例における基板の構成を示した斜視図。
【図3】その実施例におけるウェイトとロータの構成を示した斜視図。
【図4】他の実施例に係る衝突検出装置の構成を示した内部断面図。
【図5】従来の衝突検出装置の構造を示した斜視図。
【図6】従来の衝突検出装置の組み付け構造を示した分解図。
【符号の説明】
1 ロータ
1a 第1カム
1b 第2カム
2、3、33、34 板バネ
33a、34a 接点
4 ウェイト
5 軸
37、38 出力端子
31 カバー
30 基板
36 固定端子
40 壁
300 底板
301a、301b 柱部
302a、302b 溝
303 ストッパ

Claims (9)

  1. 加速度を回転力に変換し、その回転力に応じて機械的接点の状態を変化させることで、所定値以上の加速度を検出するようにした衝突検知装置において、
    加速度を受けるウェイトと、
    前記ウェイトの重量重心に対して偏心した位置において前記ウェイトを回動可能に支持する軸と、
    前記軸に支持され前記ウェイトの回動と共に回動するロータと、
    このロータの所定の回動量により、一対の接点の状態が変化するように構成された一対の接点部材と、
    前記軸を支持し前記一対の接点部材が固定された基板とから成り、
    前記基板の底板は、前記加速度の方向と垂直方向に配設されており、
    記軸の支持位置から前記基板の底板に対して下ろした垂線の足から離れた位置で前記一対の接点部材は前記基板の底板に固定されると共に基板の底板方向に屈曲し、少なくとも一方の接点部材は前記ロータに接触するように配設されたことを特徴とする衝突検出装置。
  2. 前記一対の接点部材は前記ロータの回転方向に屈曲していることを特徴とする請求項1に記載の衝突検出装置。
  3. 加速度を回転力に変換し、その回転力に応じて機械的接点の状態を変化させることで、所定値以上の加速度を検出するようにした衝突検知装置において、
    加速度を受けるウェイトと、
    前記ウェイトの重量重心に対して偏心した位置において前記ウェイトを回動可能に支持する軸と、
    前記軸に支持され前記ウェイトの回動と共に回動するロータと、
    このロータの所定の回動量により、一対の接点の状態が変化するように構成された一対の接点部材と、
    前記軸を支持し前記一対の接点部材が固定された基板とから成り、
    前記基板の底板は、前記加速度の方向と平行方向に配設されており、
    少なくとも一方の接点部材は前記ロータに接触するように配設され、
    前記軸の支持位置から前記基板の底板に対して下ろした垂線の足から各々離れた位置で前記一対の接点部材は前記基板に固定されると共に、前記ロータに接触する接点部材は前基板の底板方向に屈曲して配設されたことを特徴とする衝突検出装置。
  4. 前記ロータに接触するように配設された一方の接点部材は前記ロータの回転方向に屈曲していることを特徴とする請求項3に記載の衝突検出装置。
  5. 前記基板は、前記ウェイトの初期位置を規制するストッパが立設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の衝突検出装置。
  6. 前記基板は、前記ウェイトの最大回転位置を規制するストッパが立設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の衝突検出装置。
  7. 前記軸を支持する支持部材と、前記ウェイトの初期位置を規制するストッパと、前記ウェイトの最大回転位置を規制するストッパとは、前記基板と一体成形され、前記一対の接点部材が前記基板にインサート成形により固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の衝突検出装置。
  8. 前記基板に対して蓋となるカバーを有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の衝突検出装置。
  9. 前記ウェイトは、前記ウェイトの加速度を検出する方向と逆方向の回転に対して前記ウェイトの初期位置を規制するストッパに当接する壁を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の衝突検出装置。
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