JP3577865B2 - 目標検出装置 - Google Patents

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JP3577865B2
JP3577865B2 JP01161097A JP1161097A JP3577865B2 JP 3577865 B2 JP3577865 B2 JP 3577865B2 JP 01161097 A JP01161097 A JP 01161097A JP 1161097 A JP1161097 A JP 1161097A JP 3577865 B2 JP3577865 B2 JP 3577865B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、時間的、または周波数的に振幅値が変動している受信信号系列から目標を検出するための目標検出装置に係り、特に受信信号系列を構成しているデータが多量であっても、目標を検出する上で必要とされている分散値がその計算処理上での処理量少なくして求められつつ、受信信号系列から目標が検出されるようにした目標検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまでに、ソーナー、レーダー等、一定の領域に音波、または電波を送信した場合に、その送信に対する応答としての反射音波、または反射電波を時系列受信信号列として得た上、この受信信号列中から、目標とする物体(以下、目標と称す)からの反射信号(以下、目標信号と称す)を検出する目標検出装置が知られている。受信信号列一般は、目標信号を初めとして、非目標信号(海面や海底からの反射信号、海中散乱体等からの反射信号など、目標以外からの反射信号一般として定義)や雑音から構成されているが、これまでにも、目標信号を非目標信号や雑音から効果的に弁別した上、その目標信号の検出性能をより向上させる方法が研究されているのが実情である。例えば、モラード―バーケット著による“シグナル―デティクション アンド エスティメーション 頁115〜174”(Mourad−Barket;SIGNAL−Detection & Estimation pp115〜174)に記載されたものが知られている。即ち、尤度比(likelihood ratio)を用いた信号検出法が知られているわけであるが、その原理は以下のようである。
【0003】
即ち、その信号検出法は統計的検定法の1つであり、仮説H :母集団分布の確率密度関数はf (x)である、を対立仮説H :母集団分布の確率密度関数はf (x)である、に対して検定する方式であり、その手順は観測値x,x,…を独立に1つずつ取り、観測値を取る度に、次の3通りの決定のうち、何れか1通りの決定を行うというものである。具体的には、m番目の観測値(m=1,2,…)に対し、以下の数式1で定義されている尤度比Λ(x)が求められる。
【0004】
【数1】
Figure 0003577865
【0005】
条件1:もしも、Λ(x)が以下の数式2を満たすならば、(m+1)番目の観測を行う。
【0006】
【数2】
Figure 0003577865
【0007】
条件2:もしも、Λ(x)が以下の数式3を満たすならば、観測値を取るのを止めH を採択する。
【0008】
【数3】
Figure 0003577865
【0009】
条件3:もしも、Λ(x)が以下の数式4を満たすならば、観測を止めH を採択する。
【0010】
【数4】
Figure 0003577865
【0011】
但し、それら数式2〜4中における閾値η ,η は第1種の誤り(H が正しいのにH を棄却する)、第2種の誤り(H が正しいのにH を棄却する)の確率がそれぞれα、βになるように選ばれる。尤も、α、βが小さい値であれば、閾値η ,η はそれぞれ近似的に以下の数式5として表現され得る。
【0012】
【数5】
Figure 0003577865
【0013】
さて、以上の信号検出法を目標信号の検出に適用する場合、
(x):目標信号を含まない受信信号列の分布が従うべき確率密度関数
(x):目標信号を含む受信信号列の分布が従うべき確率密度関数
観測値:複数の受信信号列中の同一時刻(あるいは位置)における振幅値x,x,…
として設定した上、以下の判定を行う。
【0014】
即ち、上記条件1を満たすならば、(m+1)番目の受信信号列の観測を行い、また、もしも、上記条件2を満たすならば、振幅値x,x,…の示す時刻(あるいは位置)に目標が存在しないと判定し、更に、上記条件3を満たすならば、振幅値x,x,…の示す時刻(あるいは位置)に目標が存在すると判定する。
【0015】
以下、ソーナー、レーダー等、送受波器が受信する受信信号の狭帯域フィルタ出力がレイリー分布に従う場合を例に採り、数式1で定義されている尤度比Λ(x)の具体的な設定方法を説明すれば、先ずレイリー分布は以下の数式6で表現される。
【0016】
【数6】
Figure 0003577865
【0017】
ところで、そのレイリー分布に従う受信信号列に対し、振幅値Aの正弦波信号が重畳された場合、出力xは以下の数式7として示すライス分布に従うことが知られている。
【0018】
【数7】
Figure 0003577865
【0019】
従って、目標信号を含まない受信信号列の分布が従うべき確率密度関数としてレイリー分布を、また、目標信号を含む受信信号列の分布が従うべき確率密度関数としてライス分布を代入することにより、尤度比Λ(x)は以下の数式8として具体的に定義され得るものである。
【0020】
【数8】
Figure 0003577865
【0021】
その数式8より、尤度比Λ(x)の値は3つのパラメータ、即ち、振幅値x、分散値σ 、および受信信号列に重畳される信号振幅値Aから決定される。このうち、信号振幅値Aは、重畳される信号のSN比から求まる定数である。従って、受信信号が数式6として示すレイリー分布に従う場合、受信信号列中の任意の領域内の受信信号振幅値xおよびその周辺区間に含まれる受信信号振幅値の分散値σ から尤度比Λ(x)が求まり、数式5により予め定められた閾値η ,η との比較により、その領域に目標信号が存在するか否かの判定が可能となる。以下、検出対象としての受信信号振幅値が含まれている領域を目標捜索領域、分散値計算対象としての受信信号振幅値が含まれている領域を分散計算領域と記す。なお、分散値σ は、該当分散計算領域に含まれている各振幅値から、以下の数式9により計算される。
【0022】
【数9】
Figure 0003577865
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、受信信号列に対し目標捜索領域とこれに対応する分散計算領域が設定されるに際しては、図1に示すように、受信信号列中の任意位置に目標捜索領域とその周辺に分散計算領域がそれぞれ設定される。当然のことながら、受信信号列中での目標信号の位置は未知であるので、目標信号を検出するためには、図1に示すように、目標捜索領域は連続的に複数設定された上、受信信号の全区間がカバーされる必要がある。その際、分散計算領域はまた、対としての目標捜索領域を内部に含むようにして設定されるため、複数の分散計算領域が重複している区間が生じるものとなっている。これまでにあっては、そのような重複区間でも、区間重複に係わっている分散計算領域各々では、独立に受信信号振幅値の平均値および2乗平均値が計算されていたことから、分散値計算処理上での処理負荷の増大は否めないものとなっている。
【0024】
本発明の目的は、分散値計算処理上での処理負荷が低減化された状態として、受信信号列中から目標信号を検出し得る目標検出装置を供するにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、既存の目標検出装置に対し、目標捜索領域各々に対応して分散計算領域が、2以上の他分散計算領域各々と少なくとも一部重複して設定される場合に、分散計算領域各々を他分散計算領域と重複する部分と重複しない部分とに分割する手段と、各々の部分毎に含まれる受信信号振幅値の総和および2乗和を計算する手段と、計算された各部分の総和および2乗和から所望の分散計算領域に含まれる受信信号振幅値の分散値を算出する手段とを具備せしめることで達成される。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図2から図19により説明する。
先ず本発明による目標検出装置における要部構成について説明すれば、図2にその要部構成を示す。図示のように、区間分割器21、総和計算器22、2乗和計算器23および分散計算器24として構成されたものとなっている。以下、本発明に直接係わる分散計算方法を説明する。図3に時間(あるいは音波、または電波の単位時間当りの伝搬距離を乗じることにより求まる距離)方向に変動する一例での受信信号列を示すが、その受信信号列に対する分散計算領域各々のシフト設定態様を説明すれば、分散計算領域は、図の左側から領域S →領域S →領域S →… … …といった順に順次シフト設定されるものとなっている。それら領域S ,S ,S ,…各々にN個の受信信号が含まれているとして、受信信号がA(=N/R、R:自然数)個づつずれた状態として領域S ,S ,S ,…各々が順次シフト設定されているものである。
【0027】
さて、以下で説明されている数式や表、図に散見されているαはRに同一として説明を続行すれば、区間分割器21では、図4に示すように、受信信号列はA個の受信信号を含む区間Ai (i=1,2…)毎に分割された上、区間Ai 各々に含まれている振幅値は総和計算器22、2乗和計算器23各々で所定に処理されるものとなっている。総和計算器22では、図5に示すように、区間分割器21からの区間Ai 各々に含まれる振幅値はその総和ΣxAi が区間Ai 毎に計算された上、順次累積加算されるものとなっている。i =Rに達した時点で、それまでの累積加算結果(=ΣxA1 +,…,+ΣxAR)は、領域S に含まれる受信信号振幅値の総和Σx として分散計算器24に与えられているものである。また、i ≧(R+1)では、図4に示すように、領域S を領域S にシフトする処理を行う。例えばi =(R+1)である場合には、i =Rにおける累積加算結果Σx と区間A(R+1)に含まれる受信信号振幅値の総和ΣxA(R+1)、更には、遅延回路からのR回前の総和結果(=ΣxA1 )を以下の数式10に代入することで、領域S に含まれる受信信号振幅値の総和Σx が計算されているものである。一般に領域Sjが領域S(j+1)にシフトされる度に、同様な処理が行われることで、計算処理上での処理負荷の低減化が図られているものである。
【0028】
【数10】
Figure 0003577865
【0029】
一方、2乗和計算器23では、図6に示すように、区間分割器21からの区間Ai 各々に含まれる振幅値はその2乗和ΣxAi が区間Ai 毎に計算された上、順次累積加算されるものとなっている。i =Rに達した時点で、それまでの累積加算結果(=ΣxA1 +,…,+ΣxAR )は、領域S に含まれる受信信号振幅値の2乗和Σx として分散計算器24に与えられているものである。また、i ≧(R+1)では、領域S を領域S にシフトする処理を行う。例えばi =(R+1)である場合には、i =Rにおける累積加算結果Σx と区間A(R+1)に含まれる受信信号振幅値の2乗和ΣxA(R+1) 、更には、遅延回路からのR回前の2乗和ΣxA1 を以下の数式11に代入することで、領域S に含まれる受信信号振幅値の2乗和Σx が計算されているものである。一般に領域Sが領域S(j+1)にシフトされる度に、同様な処理が行われることで、総和計算器22と同様、計算処理上での処理負荷の低減化が図られているものである。
【0030】
【数11】
Figure 0003577865
【0031】
ここで、更に、図7に示すように、受信信号列が2次元に分布し、受信信号列が時間(あるいは音波、または電波の単位時間当りの伝搬時間を乗じることにより求まる距離)方向および方位方向に変動する場合(1方位の受信信号波形を太線枠内に併せて示す)での計算方法を説明する。この場合での装置の要部構成は、図2に示すものと同一である。ただ、総和計算器22、2乗和計算器23各々の回路構成が図5、図6に示すものとは異なっており、この場合での総和計算器22、2乗和計算器23各々の回路構成を図8、図9に示す。また、図7に示す受信信号列に対する分散計算領域のシフト設定態様を図10に示すが、これによる場合、分散計算領域は領域S11から方位方向に、領域S12、領域S13の順にシフトされる。領域S1Eまでシフトされたならば、次は、時間方向に領域S11は領域S21にシフトされた後、領域S22、… … …領域S2E、領域S31、… … …領域S3Eの順にシフトが繰り返されるようにして、受信信号全領域がカバーされるものとなっている。換言すれば、受信信号列全体は方位方向にX個、時間方向にY個の受信信号から構成されているとして、分散計算領域各々は方位方向にN個、時間方向にM個の受信信号を含みつつ、方位方向にはA個の受信信号づつずれた状態として、また、時間方向にはB個の受信信号づつずれた状態として順次シフトされているものである。ここで、R(R:自然数)=N/Aであるとして、図8,図9各々での回路構成とその動作を説明すれば以下のようである。
【0032】
即ち、図8,図9各々において、0≦i ≦(X/A)の場合は、分散計算領域は方位方向にシフトされる処理であり、従って、図3に示す受信信号列に対する計算方法とほぼ同様である。区間分割器21では、図11に示すように、受信信号列のうち、X(方位方向)×M(時間方向)個の領域を、A(方位方向)×M(時間方向)個の区間A1i(i =1,2,…,X/A)毎に分割した上、区間A1i各々に含まれる振幅値は総和計算器22、2乗和計算器23各々で所定に処理されるものとなっている。このうち、総和計算器22では、区間分割器21からの区間A1i各々に含まれる受信信号振幅値はその総和ΣxA1iが計算された上、順次累積加算されており、i =Rに達した時点で、それまでの累積加算結果(=ΣxA11+,…,+ΣxA1R)が領域S11内に含まれる受信信号振幅値の総和Σx11として分散計算器24に与えられるものとなっている。また、R+1≦i ≦(X/A)では、上記処理に加えて、分散計算領域はS1jからS1(j+1)にシフトされる処理が行われる。例えば、i =(R+1)の場合、i =Rにおける加算結果(=ΣxA11+,…,+ΣxA1R≡Σx11)と区間AR+1)に含まれる受信信号振幅値の総和ΣxA1(R+1)、更には、遅延回路からのR回前の計算結果(=ΣxA11)が以下の数式12に代入されることによって、領域S12内に含まれる受信信号振幅値の総和Σx12が計算されているものである。
【0033】
【数12】
Figure 0003577865
【0034】
一方、2乗和計算器23では、区間分割器21からの区間A1i(i=1,2,…,X/A)に含まれる受信信号振幅値はその2乗和ΣxA1i が計算された上、順次累積加算されており、i =Rに達した時点で、それまでの累積加算結果(=ΣxA1i +,…,+ΣxA1R )が領域S11内に含まれる受信信号振幅値の2乗和Σx11 として分散計算器24に与えられているものである。また、R+1≦i ≦(X/A)では、分散計算領域はS1jからS1(j+1)にシフトされる処理が行われる。例えば、i =(R+1)の場合、i =Rにおける加算結果(=ΣxA1i +,…,+ΣxA1R ≡Σx11 )と区間A1(R+1)に含まれる受信信号振幅値の2乗和ΣxA1(R+1) 、更には、遅延回路からのR回前の計算結果(=ΣxA11 )が以下の数式13に代入されることによって、領域S12内に含まれる受信信号振幅値の2乗和Σx12 が計算されているものである。
【0035】
【数13】
Figure 0003577865
【0036】
分散計算器24ではまた、総和計算器22、2乗和計算器23各々からの分散計算領域S1jに含まれる総和Σx1jおよび2乗和Σx1j にもとづき、以下の数式14により分散計算領域分散値S1jの分散値σ1j が計算されているものである。
【0037】
【数14】
Figure 0003577865
【0038】
また、i ≧(X/A)+1では、図12に示すように、区間AK1が区間A(K+1)1にシフトされる処理が行われる。例えば、i =(X/A)+1の場合、区間分割器21では、A11をA21にシフトすることによって、新たに設定区間に含まれる区間(図12におけるA21n)、および設定区間から外れる区間(図12におけるA21o)に含まれる受信信号振幅値が総和計算器22、2乗和計算器23各々に与えられるものとなっている。このうち、総和計算器22では、区間分割器21からの区間A21n,A21o各々に含まれる受信信号振幅値の総和ΣxA21n,ΣxA21oが計算された上、更に、遅延回路からの(X/A)回前の計算結果(=ΣxA11)が以下の数式15に代入されることによって、区間A21に含まれる受信信号振幅値の総和ΣxA21が計算されたものとなっている。
【0039】
【数15】
Figure 0003577865
【0040】
更に、(X/A)+1≦i ≦(X/A)+R−1の場合は、上記手順にもとづき区間A2i(i=1,2,…,R−1)に含まれる受信信号振幅値の総和ΣxA2iが計算された上、順次累積加算する処理が行われる。
更にまた、i =(X/A)+Rでは、上記処理に加えて加算結果(=ΣxA21+,…,+ΣxA2R)が領域S21内に含まれる受信信号振幅値の総和Σx21として分散計算器24に与えられる。
【0041】
(X/A)+R+1≦i ≦2(X/A)の場合にはまた、上記処理に加えて分散計算領域をS2jからS2(j+1)にシフトする処理が行われる。例えば、i =(X/A)+R+1の場合、i =Rにおける加算結果(=ΣxA21+,…,+ΣxA2R≡Σx21)と区間A2(R+1)に含まれる受信信号振幅値の総和ΣxA2(R+、更には、遅延回路からのR回前の計算結果(=ΣxA21)に対して演算を行い、領域S22内に含まれる受信信号振幅値の総和Σx22を計算する。
【0042】
2乗和計算器22では、区間分割器21からの区間A21n,A21o各々に含まれる受信信号振幅値の2乗和ΣxA21n ,ΣxA21o を計算した上、更に、遅延回路からの(X/A)回前の計算結果(=ΣxA11 )を以下の数式16に代入することによって、区間A21に含まれる受信信号振幅値の2乗和ΣxA21 を計算する。
【0043】
【数16】
Figure 0003577865
【0044】
(X/A)+1≦i ≦(X/A)+R−1の場合は、上記手順にもとづき区間A2i(i=1,2,…,R−1)に含まれる受信信号振幅値2乗和ΣxA2i (i=1,2,…,R−1) を計算し、順次加算する処理を行う。
i =(X/A)+Rでは、上記処理に加えて加算結果(=ΣxA21 +,…,+ΣxA2R )を領域S21内に含まれる受信信号振幅値の2乗和Σx21 として分散計算器24へ出力する。
【0045】
(X/A)+R+1≦i ≦2(X/A)の場合は、上記処理に加えて分散計算領域をS2jからS2(j+1)にシフトする処理を行う。例えば、i =(X/A)+R+1の場合、i =Rにおける加算結果(=ΣxA21 +,…,+ΣxA2R ≡Σx21 )と区間A2(R+1)に含まれる受信信号振幅値の総和ΣxA2(R+1) 、更には、遅延回路からのR回前の計算結果(=ΣxA21 )に対して演算を行い、領域S22に含まれる受信信号振幅値の総和Σx22 を計算する。
【0046】
分散計算器24では、総和計算器22、2乗和計算器23各々からの分散計算領域S2jに含まれる総和Σx2j、2乗和Σx2j にもとづき、分散計算領域S2jでの分散値σ2j が計算されているものである。
【0047】
i ≧2(X/A)の場合における区間分割器21、総和計算器22、2乗和計算器23、分散計算器24各々での処理については以下の表1として示し、その説明は省略する。
【0048】
【表1】
Figure 0003577865
【0049】
ここで、本発明を尤度比による検出法に適用した場合に例を採り説明すれば、図13にその検出法に係る目標検出装置の一例での概要構成を示す。これによる場合、目標検出装置130自体は船舶に搭載された状態で、水中に存在する目標を検出すべく機能したものとなっている。即ち、送信装置131で周期的に生成されている送信信号に同期して、送受波装置132からは、超音波が送信される一方、送信超音波に対する反射超音波はその送受波装置132で受信された後、電気信号に変換された状態として受信装置133で所定に前処理されるものとなっている。受信装置133では、送受波装置132からの受信信号が電力増幅・ディジタル変換された上、複数方位対応の音響ビームとして形成されているが、これら音響ビーム各々が信号処理装置134で所定に信号処理されているものである。信号処理装置134での信号処理結果は表示装置135上に可視画像として表示されることによって、その表示より複数方位の何れに目標が存在しているかや、その目標の位置がほぼ知れるように構成されているものである。
【0050】
以上のように、信号処理装置134は、図2に示す区間分割器21、総和計算器22、2乗和計算器23および分散計算器24を含むものとして、本発明に直接係るものとされるが、ここで、図13に示す各種構成要素のうち、受信装置133、信号処理装置134、表示装置135各々についてより詳細に説明すれば以下のようである。
先ず受信装置133であるが、受信装置133では、送受波装置132からの受信信号は電力増幅された後、図14(a)に示すように、サンプリング周期ts でサンプリングされた上、図14(b)に示すように、多値ディジタル変換されるものとなっている。更に、ディジタル変換された受信信号に対しては、整相処理が行われることによって、図15に示すように、一定の方位範囲内に一定数のビームが放射状に形成されるものとなっている。図16にはまた、送信信号波形に対する、図15に示す方位方向対応受信信号波形各々との関係を、縦軸を受信信号の振幅値、横軸を時間(あるいは音波の単位時間当りの伝搬距離を乗じることにより求まる距離)として示す。図16に示す方位方向対応受信信号波形を方位方向および時間方向の2次元に配列したものが、図7に2次元的に示されているわけである。以下、m番目の送信信号に対する方位方向対応受信信号をS(n,t)として表す。但し、nは方位を、tは時間をそれぞれ表す。このようにして得られる受信信号列S(n,t)は、信号処理装置134で所定に処理されているものである。
【0051】
さて、その信号処理装置134では、受信装置133からの受信信号列S(n,t)に対しては、受信信号列S(n,t)を表示装置135上に各種態様で可視表示させるための処理の他、受信信号列S(n,t)中における目標の位置を特定するための処理が行われているが、図17に信号処理装置134の一例での概要構成を示す。図示のように、信号処理装置134は、映像信号処理器171、領域設定器172、分散算出器173、尤度比算出器174、尤度比乗算器175および判定器176から構成されているが、このうち、分散算出器173は本発明は直接に係わるものとされる。
【0052】
その信号処理装置134での動作であるが、受信装置133からの受信信号列S(n,t)は、映像信号処理器171で表示態様対応の映像信号に所定に変換処理された上、表示装置135上に可視表示されるものとなっている。一方、これに並行して、領域設定器172では、受信信号列S(n,t)に対し、図18に示すように、時間および方位方向に一定幅をもつ目標捜索領域とこれに対応する分散計算領域が所定にシフト更新設定されるものとなっている。目標捜索領域が設定されるに際しては、S(n,t)の全領域がカバーされるべく、時間および方位方向各々に順次シフト設定される毎に、その目標捜索領域に含まれる受信信号振幅値は尤度比算出器174に、また、分散計算領域の位置とその分散計算領域に含まれる受信信号振幅値は分散算出器173に与えられているものである。その分散算出器173は図2に示すものとして構成されているが、分散算出器173では、領域設定器172からの分散計算領域位置とその領域内振幅値にもとづき、分散値σ が計算された上、尤度比算出器174で所定に処理されているものである。尤度比算出器174ではまた、領域設定器173からの時間t、方位nにおける目標捜索領域上の振幅値xと分散値σ とが数式8に代入されることで、その時間t、方位nにおける尤度比Λが算出された上、尤度比乗算器175に与えられているが、その尤度比乗算器175での処理、更には、それに引き続く判定器176での処理は以下のようである。なお、以下の説明では、時間t、方位nにおける振幅値x、分散値σ 、尤度比Λそれぞれを表現する上で、便宜上、サフィックス「(nt)」が、また、受信信号列S(n,t)(m=1,2,…)上での同一位置を表現する上で、便宜上、サフィックス「(NT)」が用いられている。
【0053】
即ち、尤度比乗算器175では、受信信号列S(n,t)上、同一位置における尤度比Λ(x(NT))、Λ(x(NT))、…、Λ(x(NT))が累積され、累積尤度比Λ(x(NT),m)が算出されるものとなっている。また、尤度比乗算器175には、(m−1)番目までの各位置(n,t)における累積尤度比Λ(x(nt),m−1)が保持されており、尤度比算出器174から新たにm番目の受信信号における尤度比Λ(x(nt))が入力されると、位置(n,t)が一致するΛ(x(nt),m−1)が取り出されΛ(x(nt))と乗算されることで、新たな累積尤度比Λ(x(nt),m)が算出されるものとなっている。算出された累積尤度比Λ(x(nt),m)は判定器176に与えられているとともに、尤度比乗算器175にそれまで保持されていた(m−1)番目までの累積尤度比Λ(x(nt),m−1)と置換されているものである。尤も、最初の受信信号列、即ち、m=1の場合は、累積尤度比Λ(x(nt),m−1)は存在しないので、Λ(x(nt),1)はそのまま保持される。なお、計算上での簡易化を図るべく、尤度比の対数をとった対数尤度比(log likelihood ratio)を用いた目標信号検出法が知られているが、本方法においても、数式8の対数をとることで、対数尤度比を用いた目標信号検出が可能であることは勿論である。
【0054】
引き続き、判定器176での処理について説明すれば、判定器176では、尤度比乗算器175からの累積尤度比Λ(x(nt),m)に対して、数式5により定めた閾値η 、η との比較が行われた上、目標の存否が判定されるものとなっている。即ち、Λ(x(nt),m)≧η ならば、位置(n,t)に目標が存在すると判定され、また、Λ(x(nt),m)≦η ならば、位置(n,t)に目標が存在しないと判定され、更に、η <Λ(x(nt),m)<η ならば、目標の存否は判定不可、換言すれば、何等の判定も行われないものとなっている。この判定により、もしも、目標が存在すると判定された場合には、その存在位置(n,t)は表示されるべく、表示装置135に転送されているものである。
【0055】
表示装置135ではまた、受信装置133からの受信信号列S(n,t)が可視画像として表示されているが、もしも、判定器176から目標の存在位置(n,t)が転送された場合には、その存在位置(n,t)はこれに対応する画像上の位置にマーカー□として表示されることで、その存在位置(n,t)が容易に知れるものである。図19に受信信号列S(n,t)の画像としての表示例を示す。円周方向は方位を表しており、受信信号列S(n,t)の方位nに相当する。また、半径方向は距離を表しており、受信信号列Sm(n,t)の時間tに相当したものとなっている。受信信号列S(n,t)はその振幅値が輝度表示されているわけであるが、図示のように、目標のが存在位置(n,t)がマーカー□で表示されることで、ユーザにより容易に目標の位置が認識可とされているものである。因みに、目標が存在すると判定された位置、あるいは領域の表示方法としては、上記マーカー□以外に、その領域での振幅値を他領域とは異なる色を以て表示する方法や、その領域での振幅値のみを表示させる方法等が考えられるものとなっている。
【0056】
以上のように、尤度比を用い受信信号列中の目標の位置を特定する処理が行われるに伴い、分散計算領域に含まれる受信信号振幅値の分散値が計算される必要がある場合に、分散計算領域を他分散計算領域との重複区間と非重複区間とに分割した上、各々の区間に含まれる受信信号振幅値の総和および2乗和を計算する手段とを有することにより、分散値が計算される際での処理負荷の低減化が図られているものである。
【0057】
最後に、本発明に係る分散計算方法の効果の程を具体的に考察する。例えば、図3に示すように、時間(距離)方向に変動する受信信号列を想定した場合、受信信号の総数をX個、また、1分散計算領域に含まれる受信信号振幅値の数をN個、更に、分散計算領域がシフトされることによって、シフト前の分散計算領域から外れる領域(=シフト後の分散計算領域に新たに加わる領域)に含まれる受信信号振幅値の数をA個とすれば、((X−N)/A)(但し、小数点切捨て)回のシフトが行われるから、結果として、((X−N)/A+1)(但し、小数点切捨て)個の分散計算領域が設定されることになる。そこで、計算対象となる受信信号振幅値の数を、従来方式、本発明それぞれによる場合として求めれば、従来方式:N((X−N)/A+1)(個)、本発明:X(個)としてそれぞれ求められるものとなっている。具体的な数値として、X=75、N=10、A=1を代入すれば、従来方式:10×((75−10)/1+1)=660(個)、本発明:75(個)となり、実に、従来方式による場合に比し、ほぼ1/8.8(≒75/660)に低減化されていることが判る。
【0058】
また、X=40,000、N=100、A=1を代入すれば、従来方式:100×((40000−100)/1+1)=3,990,100(個)、本発明:40,000(個)となり、従来方式による場合に比し、ほぼ1/100に低減化され、その結果として大幅な処理負荷上での低減化が図れるものとなっている。
【0059】
更に、図7に示すように、時間(距離)および方位方向に変動する受信信号列を想定し、受信信号の総数をX(方位方向)×Y(距離方向)個、1分散計算領域に含まれる受信信号振幅値の数をN(方位方向)×M(距離方向)個、方位方向に分散計算領域をシフトさせた際に、シフト前の分散計算領域から外れる領域(=シフト後の分散計算領域に新たに加わる領域)に含まれる受信信号振幅値の数をA(方位方向)×M(距離方向)個、時間(距離)方向に分散計算領域をシフトさせた際に、シフト前の分散計算領域から外れる領域(=シフト後の分散計算領域に新たに加わる領域)に含まれる受信信号振幅値の数をN(方位方向)×B(距離方向)個とすれば、方位方向に((X−N)/A)(但し、小数点切捨て)回、時間方向に((Y−M)/B)(但し、小数点切捨て)回のシフトが行われることから、結果として((X−N)/A+1)×((Y−M)/B+1)(但し、小数点切捨て)個の分散計算領域が設定されることになる。そこで、計算対象となる受信信号振幅値の数を、従来方式、本発明それぞれによる場合として求めれば、従来方式:NM((X−N)/A+1)((Y−M)/B+1)(個)、本発明:XM+2X(Y−M)(個)となる。具体的な数値として、X=75、Y=40,000、N=75、M=100、A=B=1を代入すれば、従来方式:10×100×((75−10)/1+1)×((40000−100)/1+1)=2,633,466,000(個)、本発明:75×100+2×75×(40,000−100)=5,992,500(個)となり、(従来方式)/(本発明)=439.5の値からして、大幅な処理負荷上での低減化が図れるものとなっている。
【0060】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1,2による場合には、分散値計算処理上での処理負荷が低減化された状態として、受信信号列中から目標信号を検出し得るものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、受信信号列に目標捜索領域とこれに対応する分散計算領域が設定される際でのそれら領域の設定態様を示す図
【図2】図2は、本発明による目標検出装置における要部構成を示す図
【図3】図3は、1次元に分布している受信信号列に対する分散計算領域各々のシフト設定態様を示す図
【図4】図4は、それら分散計算領域各々のシフト設定態様をより詳細を示す図
【図5】図5は、図2における総和計算器の一例での回路構成を示す図
【図6】図6は、図2における2乗和計算器の一例での回路構成を示す図
【図7】図7は、2次元に分布している受信信号列を示す図
【図8】図8は、その受信信号列に対する総和計算器の一例での回路構成を示す図
【図9】図9は、同じくその受信信号列に対する2乗和計算器の一例での回路構成を示す図
【図10】図10は、同じくその受信信号列に対する分散計算領域のシフト設定態様を示す図
【図11】図11は、そのシフト設定態様(方位方向)をより詳細を示す図
【図12】図12は、同じくそのシフト設定態様(時間方向)をより詳細を示す図
【図13】図13は、本発明が尤度比による検出法に適用された場合での、その検出法に係る目標検出装置の一例での概要構成を示す図
【図14】図14(a),(b)は、その装置における受信信号に対するサンプリング処理、ディジタル変換処理をそれぞれ説明するための図
【図15】図15は、同じくその装置における整相処理による複数ビーム形成を説明するための図
【図16】図16は、送信信号波形に対する、方位方向対応受信信号波形との関係を示す図
【図17】図17は、その方位方向対応受信信号波形に対する表示・目標検出処理上での概要構成例を示す図
【図18】図18は、図13に示す目標検出装置における目標捜索領域とこれに対応する分散計算領域の設定態様を示す図
【図19】図19は、送信信号波形に対する、方位方向対応受信信号波形が画像として表示される際でのその表示例を示す図
【符号の説明】
21…区間分割器、22…総和計算器、23…2乗和計算器、24…分散計算器、
130…目標検出装置、131…送信装置、132…送受波装置、133…受信装置、134…信号処理装置、135…表示装置、171…映像信号処理器、172…領域設定器、173…分散算出器、174…尤度比算出器、175…尤度比乗算器、176…判定器

Claims (2)

  1. ソーナー、レーダー等、音波、または電波を送信信号として送信する手段と、該送信信号に対する反射信号を時系列な信号列として受信する手段と、該信号列中に複数の目標捜索領域と該領域に対応する分散計算領域を設定する手段と、上記目標捜索領域各々からは該領域に含まれる受信信号振幅値を、分散計算領域各々からは該領域に含まれる受信信号振幅値の分散値をそれぞれ検出、算出する手段と、検出された目標捜索領域の振幅値と算出された分散計算領域の分散値の両者をパラメータとして、該目標捜索領域に目標が存在するか否かの判定を行う手段と、判定結果を画面上に表示する手段とを有する目標検出装置において、目標捜索領域各々に対応して分散計算領域が、2以上の他分散計算領域各々と少なくとも一部重複して設定される場合に、該分散計算領域各々を他分散計算領域と重複する部分と重複しない部分とに分割する手段と、各々の部分毎に含まれる受信信号振幅値の総和および2乗和を計算する手段と、計算された各部分の総和および2乗和から所望の分散計算領域に含まれる受信信号振幅値の分散値を算出する手段とを具備してなる目標検出装置。
  2. ソーナー、レーダー等、音波、または電波を送信信号として送信する手段と、該送信信号に対する反射信号を時系列な信号列として受信する手段と、該信号列を映像信号に変換した上、表示画面上に可視表示するとともに、該信号列中に複数の目標捜索領域と該領域に対応する分散計算領域を設定する手段と、該目標捜索領域各々から該領域内に含まれる受信信号振幅値を検出する手段と、該分散計算領域各々から該領域内に含まれる受信信号振幅値の分散値を算出する手段と、検出された受信信号振幅値と算出された受信信号振幅値の分散値を、予め定められた、目標信号を含まない受信信号列が従うべき確率密度関数と目標信号を含む受信信号列の分布が従うべき確率密度関数との比として定義された尤度比算出式に代入することにより、該目標捜索領域に対する尤度比を算出する手段と、算出された尤度比の事前設定閾値との比較により、該閾値を上回る尤度比が算出された目標捜索領域に対し目標が存在すると判定する手段と、上記表示画面上に、目標が存在すると判定された目標捜索領域上に該目標の存在位置を併せて表示する手段とを有する目標検出装置において、目標捜索領域各々に対応して分散計算領域が、2以上の他分散計算領域各々と少なくとも一部重複して設定される場合に、該分散計算領域各々を他分散計算領域と重複する部分と重複しない部分とに分割する手段と、各々の部分毎に含まれる受信信号振幅値の総和および2乗和を計算する手段と、計算された各部分の総和および2乗和から所望の分散計算領域に含まれる受信信号振幅値の分散値を算出する手段とを具備してなる目標検出装置。
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