JP3577464B2 - 両面粘着部材保持構造体 - Google Patents
両面粘着部材保持構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3577464B2 JP3577464B2 JP2001050920A JP2001050920A JP3577464B2 JP 3577464 B2 JP3577464 B2 JP 3577464B2 JP 2001050920 A JP2001050920 A JP 2001050920A JP 2001050920 A JP2001050920 A JP 2001050920A JP 3577464 B2 JP3577464 B2 JP 3577464B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- double
- release
- sided adhesive
- release member
- sided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 title claims description 130
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 title claims description 130
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 claims description 47
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 24
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007306 turnover Effects 0.000 description 2
- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 210000003296 saliva Anatomy 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、両面に粘着層を有する(両面テープなどの)両面粘着部材を保持する構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の両面粘着部材保持構造体は、(剛性の小さい)両面粘着部材の両面に、夫々、(剛性の小さい)剥離紙が貼り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の両面粘着部材保持構造体では、両面粘着部材の形状が、例えば、細い環状である場合、一面側の剥離紙を剥がして、他の物体(被貼付面)に貼り付けるときに、両面粘着部材の形状が、歪んで(くずれて)、正確な形状で、正確な位置に貼り付けることができなかった。また、両面粘着部材の形状が、例えば、細い帯状である場合、複数本の両面粘着部材を、他の物体(被貼付面)に1本ずつ貼り付けなければならず、手間がかかると共に正確な位置に貼り付けることができなかった。
【0004】
そこで、本発明は、両面粘着部材を正確な形状で正確な位置に容易に被貼付面に貼り付けることができる両面粘着部材保持構造体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る両面粘着部材保持構造体は、帯状の保護シートと、該保護シートに貼り付けられた離型シートに環状のスリットを入れて形成した離型部材と、両面に粘着層を有する環状の両面粘着部材と、該両面粘着部材と同一環状形状の剥離部材とを、順次積層し、上記両面粘着部材と上記離型部材の相互の粘着力が、上記両面粘着部材と上記剥離部材の相互の粘着力よりも大きくされ、上記離型部材は上記両面粘着部材の形状を保持できる程度の剛性を有し、上記離型部材は上記両面粘着部材よりも大きくされ、上記保護シートから該離型部材を剥離させかつ上記剥離部材が剥がされた両面粘着部材を該離型部材でもって被貼付面に貼り付ける際に指で摘めるつまみ代を、該離型部材の外周縁部に有するものである。
【0006】
また、帯状の保護シートと、該保護シートに貼り付けられた離型シートに環状のスリットを入れて形成した離型部材と、両面に粘着層を有する環状の両面粘着部材と、該両面粘着部材と同一の外形輪郭を有し該両面粘着部材の孔部を覆う剥離部材とを、順次積層し、上記両面粘着部材と上記離型部材の相互の粘着力が、上記両面粘着部材と上記剥離部材の相互の粘着力よりも大きくされ、上記離型部材は上記両面粘着部材の形状を保持できる程度の剛性を有し、上記離型部材は上記両面粘着部材よりも大きくされ、上記保護シートから該離型部材を剥離させかつ上記剥離部材が剥がされた両面粘着部材を該離型部材でもって被貼付面に貼り付ける際に指で摘めるつまみ代を、該離型部材の外周縁部に有するものである。
【0007】
また、帯状の保護シートと、該保護シートに貼り付けられた離型シートに環状のスリットを入れて形成した離型部材と、該離型部材の周縁に沿って部分的に配設されると共に両面に粘着層を有する複数の微小な両面粘着部材と、剥離部材とを、順次積層し、上記両面粘着部材と上記離型部材の相互の粘着力が、上記両面粘着部材と上記剥離部材の相互の粘着力よりも大きくされ、上記離型部材は上記両面粘着部材の形状を保持できる程度の剛性を有し、上記保護シートから該離型部材を剥離させかつ上記剥離部材が剥がされた両面粘着部材を該離型部材でもって被貼付面に貼り付ける際に指で摘めるつまみ代を、該離型部材の周縁のうち上記複数の微小な両面粘着部材が配設された部分とは異なる部分に有するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
【0009】
本発明に係る両面粘着部材保持構造体の第1の実施の形態は、図1(イ)の断面側面図と図1(ロ)の平面図とに示すように、保護シート4と離型部材3と両面粘着部材2と剥離部材1とを順次積層している。なお、保護シート4、離型部材3、両面粘着部材2、剥離部材1は、例えば、プラスチックや紙等の材質からなる。
【0010】
保護シート4は、帯状に形成され、その一面に粘着層を有する。離型部材3は、帯状の離型シート13に環状(矩形状)のスリットSを入れて形成され、離型シート13は、両面粘着部材2の形状を保持できる程度の剛性を有し、保護シート4の一面(粘着層)に剥離自在に貼着されている。
【0011】
両面粘着部材2は、(例えば、両面テープなどの)両面に粘着層を有するものであり、離型部材3よりも小さく、1mm程度の幅の狭い環状(閉曲線状)に形成され、それ自体ではその形状がくずれやすい程剛性が小さい。剥離部材1は、両面粘着部材2と同一環状形状であり、両面粘着部材2に対応するように貼着されている。
【0012】
そして、両面粘着部材2と離型部材3の相互の粘着力は、両面粘着部材2と剥離部材1の相互の粘着力よりも大きくなるように構成されており、剥離部材1の両面粘着部材2からの剥離は、離型部材3の両面粘着部材2からの剥離よりも容易となる。
【0013】
また、両面粘着部材2は離型部材3よりも小さいため、離型部材3には、両面粘着部材2の外方に、(図3(ロ)に示すように)指で摘める程度のつまみ代(めくり代)Mを有する。
【0014】
次に、本構造体の使用方法を説明する。
まず、図1に示す状態にて離型部材3を保護シート4から剥離して図2(イ)に示すように剥離部材1・両面粘着部材2・離型部材3が積層したブロック体を取り出し、図2(ロ)に示すように、離型部材3を保持して剥離部材1を剥離する。このとき、両面粘着部材2の両面の粘着力の相違(差異)から、離型部材3を両面粘着部材2から剥離させずに、剥離部材1のみを両面粘着部材2から剥離させることができる。
【0015】
そして、両面粘着部材2・離型部材3が積層したブロック体を(上下)反転して、図3(イ)に示すように、両面粘着部材2の露出した粘着層を他の物体5の被貼付面5aに貼り付ける。それから、図3(ロ)に示すように、離型部材3のつまみ代Mをつまんで、両面粘着部材2から剥離する。このとき、両面粘着部材2と他の物体5の相互の粘着力は、両面粘着部材2と離型部材3の相互の粘着力よりも大きいため、両面粘着部材2を他の物体5に貼着したまま、離型部材3を容易にかつ円滑に剥離させることができる。その後、図3(ハ)に示すように、両面粘着部材2の露出した粘着層に、取付物6が貼り付けられる。なお、本構造体の用途として、例えば、他の物体5を携帯電話とし、取付物6をメッシュ体又はスポンジ体とし、携帯電話の口側の内部に両面粘着部材2を介して取付物6を貼り付けて、携帯電話の内部のマイクへの唾付きや携帯電話のガタツキを防止することができる。
【0016】
このように、離型部材3を用いて両面粘着部材2を他の物体5に貼り付けるため、両面粘着部材2の形状をくずさずに正確な形状で、他の物体5の正確な位置に貼り付けることができる。
【0017】
次に、本構造体の製法を説明する。
まず、図4(イ)に示すように、保護シート4に離型シート13を積層(貼付)し、図4(ロ)に示すように、(図示省略の)スリット刃にて、離型シート13のみに環状(矩形状)のスリットSを入れて離型部材3を形成し、さらに、図4(ハ)に示すように、離型部材3(離型シート13)に両面に粘着層を有する両面粘着シート14と剥離シート10とを順次積層(貼付)し、図4(ニ)に示すように、剥離シート10・両面粘着シート14・離型部材3・保護シート4に環状(閉曲線状)の内側スリットS1 を入れると共に剥離シート10・両面粘着シート14のみに環状(閉曲線状)の外側スリットS2 を入れて環状の両面粘着部材2・剥離部材1を形成する。そして、内側スリットS1 よりも内方の剥離シート10・両面粘着シート14・離型部材3・保護シート4を抜き取り、外側スリットS2 よりも外方の剥離シート10・両面粘着シート14を取り除き、図1に示す本構造体を製造する。従って、スリットS,S1 ,S2 を入れる際、刃入れ側の一面は必ず粘着層を被覆した状態(粘着層が露出していない状態)にあるので、スリット刃に粘着層が付かず、円滑かつ確実にスリットS,S1 ,S2 を入れることができる。
【0018】
次に、本構造体の第2の実施の形態を図5に示し、図1に示す第1の実施の形態と比較すると明らかな如く次の構成が相違する。即ち、剥離部材1は、両面粘着部材2と同一の外形輪郭を有し、両面粘着部材2の孔部2aを覆うように貼着されている。要するに、剥離部材1は環状ではなく、剥離部材1の外形が、両面粘着部材2の外形と同一である。なお、図5において、図1と同一の符号は図1と同一の性質を有するので、その説明を省略する。
【0019】
次に、第2の本構造体の使用方法を説明する。
まず、図5に示す状態にて離型部材3を保護シート4から剥離して図6(イ)に示すように剥離部材1・両面粘着部材2・離型部材3が積層したブロック体を取り出し、図6(ロ)に示すように、離型部材3を保持して、接着テープ7にて剥離部材1を剥離する。このとき、接着テープ7と剥離部材1の接着面積を大きくすることができるため、剥離部材1を取り除き易くなる。勿論、両面粘着部材2の両面の粘着力の相違(差異)から、離型部材3を両面粘着部材2から剥離させずに、剥離部材1のみを両面粘着部材2から剥離させることができる。その後の使用方法は、図3と同様であるのでその説明を省略する。
【0020】
次に、第2の本構造体の製法を説明する。
まず、図7(イ)に示すように、保護シート4に離型シート13を積層(貼付)し、図7(ロ)に示すように、(図示省略の)スリット刃にて、離型シート13のみに環状(矩形状)のスリットSを入れて離型部材3を形成し、さらに、図7(ハ)に示すように、離型部材3(離型シート13)に両面に粘着層を有する両面粘着シート14と第1剥離シート11とを順次積層(貼付)し、図7(ニ)に示すように、第1剥離シート11・両面粘着シート14・離型部材3・保護シート4に環状(閉曲線状)の内側スリットS1 を入れて(内方側を)抜き取って、図8(イ)に示すように、孔部8を形成する。
【0021】
その後、図8(イ)に示すように、第1剥離シート11を剥がして、図8(ロ)に示すように、孔部8を覆うように両面粘着シート14に第2剥離シート12を積層(貼付)し、次に、図8(ハ)に示すように、第2剥離シート12・両面粘着シート14のみに環状(閉曲線状)の外側スリットS2 を入れて環状の両面粘着部材2と両面粘着部材2と同一の外形輪郭を有する剥離部材1とを形成する。そして、外側スリットS2 よりも外方の第2剥離シート12・両面粘着シート14を取り除き、図5に示す第2の本構造体を製造する。
【0022】
次に、本構造体の第3の実施の形態を図9に示し、図5に示す第2の実施の形態と比較すると明らかな如く次の構成が相違する。即ち、両面粘着部材2は、0.8 mm程度の幅の細い微小な帯状(シート状)に形成され、複数(2つ)の両面粘着部材2…が、相互に離間して、離型部材3の周縁(スリットS)に沿って部分的に配設されている。また、離型部材3と剥離部材1は同一形状であり、勿論、複数の両面粘着部材2…は離型部材3よりも小さく、離型部材3はつまみ代Mを有する。なお、図9において、図5と同一の符号は図5と同一の性質を有するので、その説明を省略する。
【0023】
次に、第3の本構造体の使用方法を説明する。
まず、図9に示す状態にて離型部材3を保護シート4から剥離して図10(イ)に示すように剥離部材1・両面粘着部材2,2・離型部材3が積層したブロック体を取り出し、離型部材3を保持して剥離部材1を剥離する。このとき、両面粘着部材2の両面の粘着力の相違(差異)から、離型部材3を両面粘着部材2,2から剥離させずに、剥離部材1のみを両面粘着部材2,2から剥離させることができる。
【0024】
そして、両面粘着部材2,2・離型部材3が積層したブロック体を(上下)反転して、図10(ロ)に示すように、両面粘着部材2,2の露出した粘着層を他の物体5の被貼付面5aに貼り付け、離型部材3のつまみ代M(図1参照)をつまんで、両面粘着部材2,2から剥離する。このとき、両面粘着部材2と他の物体5の相互の粘着力は、両面粘着部材2と離型部材3の相互の粘着力よりも大きいため、全ての両面粘着部材2,2を他の物体5に貼着したまま、離型部材3を容易にかつ円滑に剥離させることができる。その後、図10(ハ)に示すように、両面粘着部材2,2の露出した粘着層に、取付物6が貼り付けられる。
【0025】
なお、本構造体の用途として、例えば、他の物体5を機械本体とし、取付物6を(液晶部品などの)精密部品とし、機械本体の内部に両面粘着部材2を介して取付物6を固定する。この用途に於て、上述の作業はクリーンルーム内にて行われるが、(図9に示すように)離型部材3は保護シート4に積層していた(即ち、本構造体の製造中、離型部材3は保護シート4に常に積層している)ため、離型部材3に傷がついていないので、微小な塵が生じず、故障が少なく、品質の高いものを提供できる。
【0026】
このように、離型部材3を用いて複数の両面粘着部材2…を他の物体5に貼り付けるため、複数の両面粘着部材2…の形状をくずさずに正確な形状で、他の物体5の正確な位置に、一度に貼り付けることができ、手間が掛からない。
【0027】
次に、第3の本構造体の製法を説明する。
まず、図11(イ)に示すように、保護シート4に離型シート13を積層(貼付)し、さらに、図11(ロ)に示すように、離型シート13に、両面に粘着層を有する両面粘着シート14と第1剥離シート11とを順次積層し、図12に示すように、第1剥離シート11・両面粘着シート14の幅方向両端部の夫々に凸形部20を有する(長手方向の)成形スリットS3 を入れて両面粘着シート14に突部9を形成する。なお、図12(ロ)の二点鎖線にて示すスリットSは、その後の加工の予定の形状を示す。
【0028】
そして、両成形スリットS3 ,S3 の間の(成形スリットS3 にて分断された)第1剥離シート11・両面粘着シート14を、図13(イ)に示すように、剥ぎ取って、図13(ロ)に示すように、第1剥離シート11を剥がす。その後、図13(ハ)に示すように、両面粘着シート14,14に第2剥離シート12を積層し、図14に示すように、第2剥離シート12・両面粘着シート14の突部9・離型シート13に環状(略矩形状)のスリットSを入れて、離型部材3と微小な両面粘着部材2と離型部材3と同一形状の剥離部材1とを形成する。そして、スリットSよりも外方の第2剥離シート12・両面粘着シート14を取り除き、図9に示す第3の本構造体を製造する。
【0029】
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されず、例えば、剥離部材1・両面粘着部材2・離型部材3の形状・数量等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
【0030】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0031】
(請求項1によれば)両面粘着部材2と離型部材3の相互の粘着力は、両面粘着部材2と剥離部材1の相互の粘着力よりも大きいため、両面粘着部材2から剥離部材1を剥がす際、両面粘着部材2は離型部材3から剥がれず、剥離部材1のみを確実に剥がすことができる。また、両面粘着部材2は離型部材3よりも小さいため、離型部材3には、両面粘着部材2の外方に、つまみ代(めくり代)を設けることができる。
【0032】
そして、本構造体を使用する場合、離型部材3を用いて両面粘着部材2を被貼付面5aに貼り付けるため、両面粘着部材2を正確な形状で正確な位置に容易に被貼付面5aに貼り付けることができる。
【0033】
(請求項2によれば)両面粘着部材2と離型部材3の相互の粘着力は、両面粘着部材2と剥離部材1の相互の粘着力よりも大きいため、両面粘着部材2から剥離部材1を剥がす際、両面粘着部材2は離型部材3から剥がれず、剥離部材1のみを確実に剥がすことができる。また、剥離部材1は両面粘着部材2の孔部2aを覆うため、接着テープ7を剥離部材1に確実に接着させることができ、接着テープ7にて剥離部材1を容易に剥がすことができる。さらに、両面粘着部材2は離型部材3よりも小さいため、離型部材3には、両面粘着部材2の外方に、つまみ代(めくり代)を設けることができる。
【0034】
そして、本構造体を使用する場合、離型部材3を用いて両面粘着部材2を被貼付面5aに貼り付けるため、両面粘着部材2を正確な形状で正確な位置に容易に被貼付面5aに貼り付けることができる。
【0035】
(請求項3によれば)両面粘着部材2と離型部材3の相互の粘着力は、両面粘着部材2と剥離部材1の相互の粘着力よりも大きいため、両面粘着部材2から剥離部材1を剥がす際、両面粘着部材2は離型部材3から剥がれず、剥離部材1のみを確実に剥がすことができる。また、両面粘着部材2は微小であるため、複数の両面粘着部材2…は離型部材3よりも小さく、離型部材3には、つまみ代(めくり代)を設けることができる。
【0036】
そして、本構造体を使用する場合、離型部材3を用いて複数の両面粘着部材2…を被貼付面5aに貼り付けるため、複数の両面粘着部材2…を正確な形状で正確な位置に一度に被貼付面5aに貼り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す構成説明図である。
【図2】使用方法を示す作用説明図である。
【図3】使用方法を示す作用説明図である。
【図4】製造方法を示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す構成説明図である。
【図6】使用方法を示す作用説明図である。
【図7】製造方法を示す説明図である。
【図8】製造方法を示す説明図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す構成説明図である。
【図10】使用方法を示す作用説明図である。
【図11】製造方法を示す説明図である。
【図12】製造方法を示す構成説明図である。
【図13】製造方法を示す説明図である。
【図14】製造方法を示す構成説明図である。
【符号の説明】
1 剥離部材
2 両面粘着部材
2a 孔部
3 離型部材
4 保護シート
8 孔部
9 突部
10 剥離シート
11 第1剥離シート
12 第2剥離シート
13 離型シート
14 両面粘着シート
20 凸形部
S スリット
S1 内側スリット
S2 外側スリット
S3 成形スリット
Claims (3)
- 帯状の保護シート4と、該保護シート4に貼り付けられた離型シート 13 に環状のスリットSを入れて形成した離型部材3と、両面に粘着層を有する環状の両面粘着部材2と、該両面粘着部材2と同一環状形状の剥離部材1とを、順次積層し、上記両面粘着部材2と上記離型部材3の相互の粘着力が、上記両面粘着部材2と上記剥離部材1の相互の粘着力よりも大きくされ、上記離型部材3は上記両面粘着部材2の形状を保持できる程度の剛性を有し、上記離型部材3は上記両面粘着部材2よりも大きくされ、上記保護シート4から該離型部材3を剥離させかつ上記剥離部材1が剥がされた両面粘着部材2を該離型部材3でもって被貼付面5aに貼り付ける際に指で摘めるつまみ代Mを、該離型部材3の外周縁部に有することを特徴とする両面粘着部材保持構造体。
- 帯状の保護シート4と、該保護シート4に貼り付けられた離型シート 13 に環状のスリットSを入れて形成した離型部材3と、両面に粘着層を有する環状の両面粘着部材2と、該両面粘着部材2と同一の外形輪郭を有し該両面粘着部材2の孔部2aを覆う剥離部材1とを、順次積層し、上記両面粘着部材2と上記離型部材3の相互の粘着力が、上記両面粘着部材2と上記剥離部材1の相互の粘着力よりも大きくされ、上記離型部材3は上記両面粘着部材2の形状を保持できる程度の剛性を有し、上記離型部材3は上記両面粘着部材2よりも大きくされ、上記保護シート4から該離型部材3を剥離させかつ上記剥離部材1が剥がされた両面粘着部材2を該離型部材3でもって被貼付面5aに貼り付ける際に指で摘めるつまみ代Mを、該離型部材3の外周縁部に有することを特徴とする両面粘着部材保持構造体。
- 帯状の保護シート4と、該保護シート4に貼り付けられた離型シート 13 に環状のスリットSを入れて形成した離型部材3と、該離型部材3の周縁に沿って部分的に配設されると共に両面に粘着層を有する複数の微小な両面粘着部材2…と、剥離部材1とを、順次積層し、上記両面粘着部材2と上記離型部材3の相互の粘着力が、上記両面粘着部材2と上記剥離部材1の相互の粘着力よりも大きくされ、上記離型部材3は上記両面粘着部材2の形状を保持できる程度の剛性を有し、上記保護シート4から該離型部材3を剥離させかつ上記剥離部材1が剥がされた両面粘着部材2を該離型部材3でもって被貼付面5aに貼り付ける際に指で摘めるつまみ代Mを、該離型部材3の周縁のうち上記複数の微小な両面粘着部材2…が配設された部分とは異なる部分に有することを特徴とする両面粘着部材保持構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001050920A JP3577464B2 (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 両面粘着部材保持構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001050920A JP3577464B2 (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 両面粘着部材保持構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002249733A JP2002249733A (ja) | 2002-09-06 |
JP3577464B2 true JP3577464B2 (ja) | 2004-10-13 |
Family
ID=18911804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001050920A Expired - Fee Related JP3577464B2 (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 両面粘着部材保持構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3577464B2 (ja) |
-
2001
- 2001-02-26 JP JP2001050920A patent/JP3577464B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002249733A (ja) | 2002-09-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4511608A (en) | Artificial nail mounting, reinforcement, and method | |
JP5792459B2 (ja) | リストバンド、リストバンド連続体およびリストバンドの巻付け方法 | |
TW201944932A (zh) | 具尺寸標示之人工指甲 | |
JP2006181349A (ja) | 付け爪粘着用シート | |
WO2015159452A1 (ja) | ディスプレイ用保護フィルム | |
JP3142562U (ja) | セパレータ付き保護フィルム | |
JP4260800B2 (ja) | 絆創膏及びその製造方法 | |
JP3246882B2 (ja) | 二重まぶた形成用テープ | |
JP2006202169A (ja) | Rfidタックラベル | |
JP3577464B2 (ja) | 両面粘着部材保持構造体 | |
KR102152322B1 (ko) | 피부 첩부용 밴드의 제조 방법 | |
WO2015159453A1 (ja) | ディスプレイ用保護フィルム | |
KR20210130604A (ko) | 하이드로 콜로이드 패치 및 이의 제조방법 | |
JP3730600B2 (ja) | 保護フィルム付きラベルシート | |
JP4861090B2 (ja) | ロアチャックパッドの保持構造 | |
JP3180707U (ja) | ネイルシール | |
KR20180006829A (ko) | 다기능 부착 고정장치 제작방법 | |
JP3142328U (ja) | セパレータ付き保護フィルム | |
JP3137374U (ja) | 携帯電子機器用装飾シール | |
JP3577469B2 (ja) | 両面粘着部材保持構造体 | |
JP2019002992A (ja) | リストバンド用積層体 | |
JP6280527B2 (ja) | リストバンドおよびリストバンドの巻付け方法 | |
JP2007279162A (ja) | 床貼付用広告シートおよび床貼付用広告シートの作成方法 | |
JP4136387B2 (ja) | タグ | |
JP3124049U (ja) | 両面接着シート部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040406 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040531 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040629 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040712 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |