JP3180707U - ネイルシール - Google Patents

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Abstract

【課題】高度の手技やピンセットなどの摘まみ用具を必要とせずに、手や足の爪へすばやく貼り付け転写できるネイルシールを提供する。
【解決手段】透視可能な印刷基材シート12とその表面にカラー印刷された標章14とから成る標章転写片Tの複数を、透視可能な離型シート11の表面へ別個独立する点在分布状態に貼り付けて、その複数の標章転写片Tへ表側から透視可能なマスキングシート16を被覆状態に貼り付ける。さらに、上記離型シート11へ裏側から各標章転写片Tを包囲する平面輪郭形状と大きさのハーフカット線を切り込んでおくことにより、その内部の剥離した空間Oを通じて、各標章転写片Tを手や足の爪Mへ転写使用できるように定めた。
【選択図】図9

Description

本考案は手や足の爪に転写使用するためのネイルシールに関する。
ネイルアートになる図柄がカラー印刷された枚葉形態のプラスチックフィルムを、共通する離型シートの表面へ多数点在分布状態に貼り付けたネイルシールは、市販されているが、その図柄は極めて小さな枚葉片になっているため、ピンセットなどの摘まみ用具を使わなければ、これを離型シートから一片づつ剥離して、手や足の爪へすばやく確実に転写することができず、その転写作業上甚だ煩らわしい。
その対策案となる発明が特許文献1に記載されている。この公知発明はネイルシール転写テープとして、図柄を印刷したアートシール層(12)とシール接着剤層(14)とから成るネイルシール(10)のアートシール層(12)に、長尺なテープ状の剥離フィルム(40)を積層したものである。
特開2004−202768号公報
ところが、上記公知発明のネイルシール転写テープでは例えば右手の爪にネイルシール(10)のアートシール層(12)を転写する場合、左手によってシール接着剤層(14)が爪(ネイルプレート)(60)と向かい合うように、テープ状の剥離フィルム(40)を摘まみ持ち乍ら、しかもその左手によってアートシール層(12)を爪(ネイルプレート)(60)へ押圧するか又は擦る必要があり、未だ非常に煩らわしく、その左手が不得手であれば、必らずや転写上の失敗や不良などを招来することになる。
尚、上記公知発明のような特別のネイルシール転写装置(200)(300)を使用する必要があるとすれば、それだけ使用者にとって不経済を余儀なくされる結果となり、好ましくない。
本考案はこのような課題の抜本的な解決を目的としており、その目的を達成するために請求項1では透視可能な印刷基材シートとその表面にカラー印刷された標章とから成る標章転写片の複数を、透視可能な離型シートの表面へ別個独立する点在分布状態に貼り付けて、
その複数の標章転写片へ表側から透視可能なマスキングシートを被覆状態に貼り付ける一方、
上記離型シートへ裏側から各標章転写片を包囲する平面輪郭形状と大きさのハーフカット線を切り込んでおくことにより、その内部の剥離した空間を通じて、各標章転写片を手や足の爪へ転写使用できるように定めたことを特徴とする。
又、請求項2では透視可能な印刷基材シートとその表面にカラー印刷された標章とから成る標章転写片の複数を、透視可能な離型シートの表面へ別個独立する点在分布状態に貼り付けて、
その複数の標章転写片へ表側から透視可能なマスキングシートを被覆状態に貼り付ける一方、
上記離型シートへ裏側から各標章転写片を包囲する平面輪郭形状と大きさのハーフカット線を、その平面輪郭形状の一部が残る状態に切り込んでおくことにより、
その内部の開放した空間を通じて、各標章転写片を手や足の爪へ転写した後、上記離型シートの内部空間を閉鎖状態に復元できるように定めたことを特徴とする。
請求項3では離型シートの厚みをマスキングシートの厚みよりも厚く設定すると共に、
上記離型シートの表面へ標章転写片を貼り付ける粘着力を、その標章転写片の表面へ上記マスキングシートを貼り付ける粘着力よりも強く設定したことを特徴とする。
請求項4では印刷基材シートへ表側から標章の印刷部分を縁取る平面輪郭形状のハーフカット線を切り込むと共に、その他の余白部分を除去することにより、別個独立する複数の標章転写片として形成したことを特徴とする。
更に、請求項5では印刷基材シートにおける標章の印刷部分へ、表側から透明のトップ印刷層を被着させたことを特徴とする。
請求項1の上記構成によれば、そのネイルシールは透視可能な印刷基材シートとその表面にカラー印刷された標章とから成る標章転写片の複数を具備しており、その各標章転写片の裏面に対応位置する離型シートの一部をハーフカット線から剥ぎ取り除去した後、ネイルシールを片手の指先で摘まみ持ちつつ、上記裏面の露出した標章転写片をそのマスキングシートの表側から、残る片手や足の爪へ押し付けるか又は擦り付ければ良く、その爪への貼り付け転写作業を高度の手技やましてピンセットなどの特別な摘まみ用具の必要なく、又片手の得手・不得手に拘らず、誰でもすばやく確実に行える効果があり、利便性に著しく優れる。
特に、請求項2の構成によれば、離型シートの裏側から各標章転写片を包囲する大きさと平面輪郭形状のハーフカット線を、その平面輪郭形状の一部が残存する状態に切り込んでいるため、その一部を言わば離型シートの開閉ヒンジとして、片手の指先により一旦開放した内部空間を通じて、手や足の爪へ各標章転写片を貼り付け転写後、上記離型シートの内部空間を閉鎖状態に復元することができ、その爪への転写作業をすばやく簡便に行えることは勿論、離型シートにおける部分的な剥ぎ取り滓の発生とその作業した周辺の汚損を招来したり、更にマスキングシートにおける裏面の露出した粘着剤層に、作業手の指先や塵埃などが付着する不快感と見苦しさを惹起したりするおそれを予防し得る効果がある。
何れにしても、請求項3の構成を採用するならば、その粘着力の強弱差に基いて、各標章転写片をマスキングシートからは自づと容易に剥離させ、その剥離した各標章転写片を手や足の爪に対しては、強く確実に貼り付け一体化することができ、その爪への転写使用状態を安定・強固に保てる効果がある。
又、請求項4の構成を採用するならば、複数の標章転写片を共通する1枚の印刷基材シートへ、別個独立の点在分布状態として容易に造形することができ、量産効果の向上に役立つ。
更に、請求項5の構成を採用するならば、各標章転写片の標章が表側から透明のトップ印刷層によって被覆されるため、その標章を表側から透視できることは勿論、これが水分や摺擦力を受けて形崩れしたり、まして消失したりするおそれがなく、耐久性や耐候性に優れた転写使用状態を得られる効果もある。
本考案に係るネイルシールの印刷基材シートへ標章を印刷した状態の平面図である。 図1の2−2線拡大断面図である。 印刷基材シートへ表側から標章の縁取り状態にハーフカット線を切り込んだ状態の断面図である。 印刷基材シートの余白部分(非印刷部分)を除去した状態の断面図である。 標章転写片の表側からマスキングシートを貼り付けた状態の断面図である。 離型シートへ裏側から各標章転写片よりも大きな平面輪郭形状にハーフカット線を切り込んだ状態の平面図である。 図6の7−7線拡大断面図である。 ネイルシールの転写使用法として、その標章転写片を手の爪に表側から当てがった位置決め状態の平面図である。 図8の9−9線拡大断面図である。 手の爪に貼り付け転写した状態の断面図である。 図10の転写使用状態を示す平面図である。 本考案の第2実施形態を示す図2に対応する印刷状態の断面図である。 同じく図3に対応するハーフカット線の切り込み状態を示す断面図である。 図4に対応する余白部分(非印刷部分)の除去状態を示す断面図である。 図5に対応するマスキングシートの貼り付け状態を示す断面図である。 図6に対応するハーフカット線の切り込み状態を示す断面図である。 図10に対応する爪への貼り付け転写状態を示す断面図である。 図17の転写使用状態を示す断面図である。 本考案の第3実施形態を示す離型シートの裏側から見た部分拡大底面図である。 同じく図9に対応する標章転写片の位置決め状態と離型シートの部分的な開放状態を示す断面図である。 図10に対応する爪への貼り付け転写状態と離型シートの閉鎖復元状態を示す断面図である。
以下、図面に基いて本考案の具体的構成を詳述すると、図1〜11はその第1実施形態に係るネイルシール(N)の製作工程を示しており、(11)は約100〜125μmの一定な厚みと大きさ(例えば約60mm×約70mmの長方形)有するポリエチレンテレフタレートやポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂フィルムから成る透明又は半透明の離型シート(セパレーター)であって、その表面全体には同じ大きさの透明又は半透明な印刷基材シート(12)が粘着剤層(13)を介して貼り合わされている。
これを換言すれば、印刷基材シート(12)の裏面全体に上記離型シート(11)が貼り合わせ一体化されているのである。尚、離型シート(11)の表面全体にシリコンなどの界面活性剤による剥離処理が施されていることは言うまでもない。上記印刷基材シート(12)は約20〜50μmの厚みを備えたアクリル樹脂やポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂フィルムから成る。
そして、上記印刷基材シート(12)の表面に図1、2のような文字や図形、記号又これらの結合から成る標章(14)の複数が、その別個独立する点在分布状態にカラー印刷されている。図例では「星」の図形と「ハート」の図形並びに「愛」の文字の合計3種を示している。上記カラー印刷はあらゆる版式を用いて行うことができ、カラーインキのみならず、例えば電子写真方式のカラーレーザープリンターやカラー静電複写機などを用いて、そのトナーから成る希望の標章(14)を焼き付けても良い。
(15)は上記標章(14)のカラー印刷後、その印刷基材シート(12)の表側から刃型(図示省略)によって、図3のような標章(14)の印刷部分(P)を縁取る状態に切り込まれたハーフカット線であり、これによって標章(14)同士の隣り合う相互間や周辺の余白部分(S)を剥ぎ取り除去することができるようになっている。
その場合、ハーフカット線(15)は標章(14)の印刷部分(P)を縁取る状態にあるため、その平面輪郭形状と大きさが標章(14)における印刷部分(P)のそれらに応じて異なることとなり、一定不変ではない。
図4は上記余白部分(S)の剥ぎ取り除去された状態を示しており、この状態は印刷基材シート(12)の表面に施した標章(14)の印刷部分(P)だけを、予じめ別個独立する点在分布状態の標章転写片(T)として構成し、その複数を上記離型シート(11)へ貼り付けた状態と結果的に同じである。
更に、(16)は上記印刷基材シート(12)に対する標章(14)の印刷部分(P)を除く余白部分(S)の剥ぎ取り除去後、その複数の標章転写片(T)を汚損などから保護するために、表側から粘着剤層(17)を介して図5のように貼り付けられた透明又は半透明のマスキングシートであり、約50〜80μmの一定な厚み並びに上記印刷基材シート(12)と同じ大きさを有するポリエチレンやその他の軟質な熱可塑性樹脂フィルムから成る。
その場合、上記印刷基材シート(12)とその表面に印刷された標章(14)とから成る標章転写片(T)の複数を、図5のように表裏(上下)方向から挟むマスキングシート(16)の粘着剤層(17)と上記印刷基材シート(12)の粘着剤層(13)との相互間には、その前者の粘着力が比較的弱く、後者の粘着力が比較的強いと云う強弱差を与えてある。
そのため、印刷基材シート(12)の離型シート(11)が厚く、硬質である(所謂腰がある)に比して、マスキングシート(16)が薄く、軟質であることとも相俟って、上記標章転写片(T)を手や足の爪(M)へ転写する作業時に、片手の指先でネイルシール(N)の離型シート(11)を垂れ下がったり、カールしたりしない状態に安定良く摘まみ持つことができ、しかもその標章転写片(T)を1枚づつマスキングシート(16)からすばやく容易に剥ぎ取って、手や足の爪(M)へ強く貼り付け固定し得るのである。
(18)は上記標章転写片(T)へ表側からマスキングシート(16)を貼り付け後、その印刷基材シート(12)の離型シート(11)へ図6、7のように、裏側から刃型(図示省略)を用いて切り込まれたハーフカット線であるが、これは上記標章転写片(T)の標章(14)を縁取るハーフカット線(15)と異なり、常に標章転写片(T)の各個を包囲する平面輪郭形状(図例では楕円形)並びに大きさとして一定不変である。
上記工程順序に従って製作された第1実施形態のネイルシール(N)は、図6、7から明白なように、透視可能な印刷基材シート(12)とその表面にカラー印刷された標章(14)とから成る標章転写片(T)の複数を具備しており、その複数の標章転写片(T)が離型シート(11)の表面へ別個独立の点在分布状態に貼り付けられていると共に、同じく標章転写片(T)の表側から透視可能なマスキングシート(16)が被覆状態に貼り付けられたものである。そのため、その表裏(上下)方向から標章転写片(T)の標章(14)を悉く目視することができ、その文字や図形、記号などの方向性を正しく確認し得るのである。
しかも、上記標章転写片(T)の各個を包囲する大きさと平面輪郭形状(図例では楕円形)のハーフカット線(18)が、その離型シート(11)の裏側から切り込まれている構成であるため、離型シート(11)の剥ぎ取りによって、各標章転写片(T)の裏面を露出させることができ、延いてはその各標章転写片(T)をマスキングシート(16)から剥離する如く、手や足の爪(M)にすばやく転写使用し得るのであり,その爪(M)への強固な貼り付け状態に保たれる。
つまり、上記ネイルシール(N)を手や足の爪(M)へ転写使用するに当っては、図6、7の状態から希望する標章転写片(T)の裏面に対応位置する離型シート(11)の一部を、そのハーフカット線(18)に基き剥ぎ取り除去して、その標章転写片(T)の裏面を露出させる。
そして、そのネイルシール(N)の全体を片手の指先で摘まみ持ち乍ら、上記裏面の露出した標章転写片(T)を図8、9のように、残る片手や足の爪(M)の真上(表面)に位置決めする如く当てがって、そのマスキングシート(16)の表側から指先により、上記標章転写片(T)を爪(M)に押し付けるか又は擦り付ける。
そうすれば、離型シート(11)の表面に対する標章転写片(T)の貼り付け粘着力が、その標章転写片(T)の表面に対するマスキングシート(16)の貼り付け粘着力よりも強力に設定されている関係上、上記標章転写片(T)は図10、11のようにマスキングシート(16)から自づと容易に剥離し、離型シート(11)の先に剥ぎ取られた内部空間(O)を通じて、手や足の爪(M)へ貼り付け固定されることになり、その転写作業に高度な手技やましてピンセットなどの特別な摘まみ用具を必要としない。
このような転写作業を標章転写片(T)の1枚づつについて繰り返し、そのネイルシール(N)の全体をミスなく使用すれば良いのである。
次に、図12〜16は本考案の第2実施形態に係るネイルシール(N)の製作工程を、図17、18は同じく転写使用法とその転写使用状態を各々示しており、その第2実施形態のネイルシール(N)では複数の標章転写片(T)となる標章(14)を印刷基材シート(12)の表面へカラー印刷した後、その標章(14)の印刷部分(P)へ図12のように表側から透明インキによるトップ印刷層(19)を被着一体化している。
その後、上記第1実施形態の図3〜7と対応する第2実施形態の図13〜16から示唆されるように、その第1実施形態の製作工程に準じて、上記印刷基材シート(12)の表側から標章(14)の印刷部分(P)を縁取るハーフカット線(15)の切り込み(図13)や、そのハーフカット線(15)に基く余白部分(S)の剥ぎ取り除去(図14)、複数の標章転写片(T)を表側から被覆するマスキングシート(16)の貼り付け(図15)、上記離型シート(11)の裏側から標章転写片(T)を包囲するハーフカット線(18)の切り込み(図16)が順次実行されることになる。
上記第2実施形態に係るネイルシール(N)の構成によれば、標章転写片(T)の標章(14)が表側から透明のトップ印刷層(19)によって被覆されているため、その手や足の爪(M)に対する転写使用状態の標章転写片(T)に、光沢(艶)を付与することができるほか、表側から水分や摺擦力などを受けても、その標章(14)が形崩れしたり、まして消失したりするおそれはなく、ネイルシール(N)としての耐候性や耐用性を向上できる効果もある。
尚、第2実施形態のネイルシール(N)におけるその他の構成と、その手や足の爪(M)に対する転写使用法(図17)並びに転写使用状態(図18)は、上記第1実施形態と実質的に同一であるため、その図12〜18に図1〜11との同一符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。
図1〜18に示した上記第1、2実施形態の構成では、その何れも各標章転写片(T)を包囲する平面輪郭形状(図例では楕円形)と大きさのハーフカット線(18)を、印刷基材シート(12)の離型シート(11)へ裏側から切り込んでおり、その平面輪郭形状の全体を剥ぎ取り除去した離型シート(11)の内部空間(O)から、各標章転写片(T)を手や足の爪(M)へ転写するようになっているが、図8〜10と対応する図19〜21の第3実施形態に示す如く、上記離型シート(11)へ裏側から切り込むハーフカット線(18)を、各標章転写片(T)を包囲する平面輪郭形状の一部(Z)が残存する状態にとどめても良い。その残存する一部(Z)の形成に当っては、上記刃型の刃先を例えば約1〜2mmの一定幅だけ欠落させておけば良い。
つまり、上記平面輪郭形状の区画内部を完全に剥ぎ取り除去せず、その残存する一部(Z)を図20のように言わば離型シート(11)の開閉ヒンジとして、その片手の指先により一旦開放した内部空間(O)を通じ、各標章転写片(T)を手や足の爪(M)へ転写した後、図21のように上記離型シート(11)の内部空間(O)を閉鎖状態に復元できるように構成するのである。
このような第3実施形態の構成を採用するならば、離型シート(11)における上記平面輪郭形状の剥ぎ取り滓が発生せず、転写作業した周辺を汚損するおそれがないばかりでなく、各標章転写片(T)の転写後にマスキングシート(16)の裏面が露出して、その粘着剤層(17)に作業手の指先が粘着する不快感や、逆に塵埃が粘着剤層(17)に付着する見苦しさなどを予防できる効果がある。
尚、第3実施形態のネイルシール(N)におけるその他の構成は、上記第1実施形態と実質的に同一であるため、その図19〜21に図1〜11との同一符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を割愛する。
(11)・離型シート
(12)・印刷基材シート
(13)(17)・粘着剤層
(14)・標章
(15)(18)・ハーフカット線
(16)・マスキングシート
(19)・トップ印刷層
(M)・爪
(N)・ネイルシール
(O)・内部空間
(P)・印刷部分
(S)・余白部分
(T)・標章転写片
(Z)・残存部分

Claims (5)

  1. 透視可能な印刷基材シート(12)とその表面にカラー印刷された標章(14)とから成る標章転写片(T)の複数を、透視可能な離型シート(11)の表面へ別個独立する点在分布状態に貼り付けて、
    その複数の標章転写片(T)へ表側から透視可能なマスキングシート(16)を被覆状態に貼り付ける一方、
    上記離型シート(11)へ裏側から各標章転写片(T)を包囲する平面輪郭形状と大きさのハーフカット線(18)を切り込んでおくことにより、その内部の剥離した空間(O)を通じて、各標章転写片(T)を手や足の爪(M)へ転写使用できるように定めたことを特徴とするネイルシール。
  2. 透視可能な印刷基材シート(12)とその表面にカラー印刷された標章(14)とから成る標章転写片(T)の複数を、透視可能な離型シート(11)の表面へ別個独立する点在分布状態に貼り付けて、
    その複数の標章転写片(T)へ表側から透視可能なマスキングシート(16)を被覆状態に貼り付ける一方、
    上記離型シート(11)へ裏側から各標章転写片(T)を包囲する平面輪郭形状と大きさのハーフカット線(18)を、その平面輪郭形状の一部(Z)が残る状態に切り込んでおくことにより、
    その内部の開放した空間(O)を通じて、各標章転写片(T)を手や足の爪(M)へ転写した後、上記離型シート(11)の内部空間(O)を閉鎖状態に復元できるように定めたことを特徴とするネイルシール。
  3. 離型シート(11)の厚みをマスキングシート(16)の厚みよりも厚く設定すると共に、
    上記離型シート(11)の表面へ標章転写片(T)を貼り付ける粘着力を、その標章転写片(T)の表面へ上記マスキングシート(16)を貼り付ける粘着力よりも強く設定したことを特徴とする請求項1又は2記載のネイルシール。
  4. 印刷基材シート(12)へ表側から標章(14)の印刷部分(P)を縁取る平面輪郭形状のハーフカット線(15)を切り込むと共に、その他の余白部分(S)を除去することにより、別個独立する複数の標章転写片(T)として形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のネイルシール。
  5. 印刷基材シート(12)における標章(14)の印刷部分(P)へ、表側から透明のトップ印刷層(19)を被着させたことを特徴とする請求項1又は2記載のネイルシール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014217736A (ja) * 2013-05-03 2014-11-20 ジェイシー コリア コーポレーションJckorea Corp. 背面印刷を利用したネイルステッカー及びその製造方法
JP2016174879A (ja) * 2015-03-23 2016-10-06 正和 坪井 転写シール

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