JP3577240B2 - レーダ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車等の車両に搭載され例えば車間距離警報発生システムを構成するために用いられるレーダ装置に関し、特に検出されたスペクトルの振幅レベルのピーク値を、正しい値に補正する振幅レベルのピーク値補正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のレーダ装置としては、送受共用アンテナを用いることで小型化し自動車への搭載性を向上させたFMCWレーダ装置が知られている。図4は従来の車載用レーダ装置の構成を示すブロック図である。図4において、1は発振器、2はパワーデバイダ、3は送信アンプ、4はサーキュレータである。5は送受共用アンテナで、電磁放射器51と反射鏡52とで構成されている。6は目標物体、7は受信アンプ、8はIQ検波ミクサ、9はフィルタ、10はAGCアンプ、11はAD変換器、12は信号処理装置、13はアンテナスキャン用モータ、14はハンドル角センサである。
【0003】
次に、このように構成された従来装置の動作を説明する。信号処理装置12は線形なFM変調用の電圧信号を出力する。そのFM変調用電圧信号により発振器1がFM変調された電磁波を発生する。その電磁波はパワーデバイダー2により2つに分けられ、一方はIQ検波ミクサ8に入力される。もう一方は送信アンプ3で増幅された後、サーキュレータ4を経由し、送受共用アンテナ5から空間に出力される。送受共用アンテナ5から空間に出力された電磁波は目標物体6で反射され、送信電磁波に対して遅延時間Tdをもって送受共用アンテナ5に入力される。さらに、目標物体6が相対速度を持つ場合受信電磁波は送信電磁波に対してドップラシフトfdをもって送受共用アンテナ5に入力される。送受共用アンテナ5で受信した電磁波は受信アンプ7で増幅された後、IQ検波ミクサ8により発振器1の出力電磁波とミキシングされ、遅延時間Tdとドップラシフトfdとに対応したビート信号を出力する。得られたビート信号はフィルタ9を通過し、AGCアンプ10により増幅されてA/D変換器11に入力される。そのビート信号から信号処理装置12は目標物体6までの距離と相対速度とを算出する。
【0004】
次に、距離と相対速度とを算出する方法を説明する。図5は従来の車載用レーダ装置によって距離と相対速度とを算出する方法の一例を示した説明図である。図5において、送信電磁波は周波数掃引帯域幅B,変調周期TmでFm変調されている。受信電磁波は送信電磁波が距離Rに存在する目標物体6で反射され送受共用アンテナ5に入力されるまでの遅延時間Tdを持っている。また、目標物体6が相対速度Vを持つとき受信電磁波は送信電磁波に対しfdだけドップラシフトする。このとき周波数上昇時における送信信号と受信信号との周波数差Fbuと、周波数降下時における送信信号と受信信号との周波数差Fbdがビート信号としてIQ検波ミクサ8により出力される。そのビート信号をA/D変換器11を介して信号処理装置12にデータとして取り込み、FFT(高速フーリエ変換)処理することにより、図6に示すように、Fbu,Fbdとその振幅レベルのピーク値Mを求める。なお、Mは受信強度に相当する値で、以下受信強度と記す。
【0005】
Fbu,Fbd,受信強度Mの求め方の概要は以下のとおりである。FFT処理を行うと、横軸時間,縦軸各時間での振幅の信号が、横軸周波数,縦軸各周波数成分の振幅に変換できる。周波数Fbu,受信強度Mを求める場合、一般に振幅のレベルがピークになる点を探し出し、そのピークの振幅レベル値,周波数値を受信強度M,周波数Fbuとする。周波数Fbdについても同様である。なお、Fbu,Fbdの受信強度は一般的には同じでありMとなる。
【0006】
上記Fbu,Fbd,Tm,Bと、光速C(=3.0×108 m/s),搬送波の波長λ(搬送波の基本周波数がfo=77GHzならば、λ=4.0×10−3m)とにより目標物体6の距離R及び相対速度Vは,式(1)及び(2)により求められる。
R=(TmC/4B)×(Fbu+Fbd) ・・・(1)
V=(λ/4)×(Fbu−Fbd) ・・・(2)
また、目標物体が複数存在する場合、周波数上昇時における送信信号と受信信号との複数の周波数差Fbuと、周波数降下時における送信信号と受信信号との複数の周波数差Fbdから同一物体のFbuとFbdとを選び、式(1),式(2)から距離R及び相対速度Vを求める。
【0007】
次に、IQ検波ミクサ8の動作の詳細を説明する。図4において、発振器1からの電磁波はパワーデバイダ2により分配され、さらにIQ検波ミクサ8の入力部でパワーデバイダP/Dにより2等分され、ミクサ81及び82にLO(ローカル)信号として入力される。また、受信した電磁波は受信アンプ7で増幅された後パワーデバイダP/Dにより2等分され、一方はそのままミクサ81に入力される。もう一方は90度線路(1/4波長)を経由後ミクサ82に入力される。ここで2つのミクサ81,82から出力されるビート信号はIn−phase成分Iとそれに対し90度の位相差を持つQuadrature成分Qを出力する。それら出力されたIQ成分をA/D変換器11にてサンプリングし、I,Qそれぞれを実数部,虚数部として複素FFT処理を行う。
【0008】
このように処理すると、90度の位相差の正負によりスペクトルの周波数成分の正負が判定でき、図6に示すように、FFT処理後のスペクトルは1つしか出現しない。つまり、通常のミクサであるとFFT結果は周波数軸において正負反転したスペクトルが一対出現するので正負の判定ができないが、IQ検波ミクサ8を使用すると図6に示すように、FFT後のスペクトルは1つしか出現しないので、周波数の正負が分かる。これにより、通常のミクサを使用するよりも、複数のターゲットを検出した場合のFbu,Fbdの組み合わせを間違えてしまうことによって出力される偽像を減らすことができるのである。
【0009】
次に、受信強度Mから信号処理装置12が目標物体6の方向を演算する方法を述べる。従来方向を演算する方法として、例えば特公平7−20016号公報にモノパルス方式,シーケンシャルロービング方式,コニカルスキャン方式等の代表的な方式が開示されている。また、ここではシーケンシャルロービング方式について説明する。この方式は、特開平7−92258号公報に開示されている方式、つまり異なる軸を有する2つのレーダビームの受信強度の差を正規化して用い、広い範囲で角度計測できる測角方式と同等のものである。
【0010】
その概要は下記の通りである。距離,相対速度及び受信強度M1を所定の方向θ1で測定した後、信号処理装置12はモータ13を動作させ送受共用アンテナ5を次の方向θ2に移動させ、同様に距離,相対速度及び受信強度M2を測定する。これら複数方向の検出データにおいて同一の距離,相対速度のデータを選び出し、基本的に受信強度M1と受信強度M2の大小関係により測角することができる。
なお、θは車両の正面方向を0°、車両の前方右斜め方向を正、車両の前方左斜め方向を負とする角度である。
【0011】
具体的には、所定の2方向θ1とθ2におけるアンテナビームパターンB1(θ)とB2(θ)とから、和パターンS(θ)と差パターンD(θ)とを下式により求める。
S(θ)=B1(θ)+B2(θ) ・・・(3)
D(θ)=B1(θ)−B2(θ) ・・・(4)
次に、S(θ)で規格化した次式のDS(θ)を求める。
DS(θ)=D(θ)/S(θ) ・・・(5)
なお、S(θ)の半値幅θs内ではθに対してDS(θ)が単調増加、あるいは単調減少の関係になる。
【0012】
次に、所定の2方向θ1とθ2の中心をθo,S(θ)の半値幅をθsとし、θsで規格化した角度θn及びθn=0付近のDS(θ)の傾きkを次式で求める。
θn=(θ−θo)/θs ・・・(6)
k=DS(θ)/θn ・・・(7)
また、受信強度M1と受信強度M2とから観測で得られるDSを次式から求める。
DS=(M1−M2)/(M1+M2) ・・・(8)
よって、予め計算できるθs,k,θoと観測で得られたDSとから次式によりθを求めることができる。
θ=(θs/k)・DS+θo ・・・(9)
【0013】
上記により測定した目標物体までの距離と角度から先行車の相対位置が分かる。また、ハンドル角センサ14から道路の曲率が分かると自車が走行するレーンの位置が分かる(レーン幅は約3.5mと決まっている)。よって先行車が同一レーン上にあるかが分かる。このようにして、目標物体が自車両と同一レーン上を走行する先行車かどうか判定し、車間距離警報発生や安全車間距離を保つ追従走行等を行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のレーダ装置では、IQ検波ミクサ8の2つの出力をA/D変換器11を介して信号処理装置12に入力し、FFT処理しているので、A/D変換器11に入力されるIチャネル信号とQチャネル信号とにIQの位相誤差及び振幅値にアンバランスが生じると、図7に示すようにスペクトルの周波数の正負反転した周波数に偽スペクトルが出現する。また、偽スペクトルはIQの位相誤差及び振幅値のアンバランスが大きくなる程振幅レベルが大きくなる。アンバランスになる原因としてIQ検波ミクサ8の90度線路の正確さやIQ検波ミクサ8のパワーデバイダP/Dのバランス、IQ検波ミクサ8の2つのミクサ81,82の変換損のばらつき、IQ検波ミクサ8の温度特性,多重反射などが考えられるが、根本的にそれらによるIQの位相誤差及び振幅値のアンバランスは、小さくすることはできても無くすことは価格や自動車の運用条件下では不可能であった。これにより真のスペクトルの振幅が低下し検出性能が劣化したり、真のスペクトルの振幅誤差により測角演算に誤差を生じるという問題があった。
【0015】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、IQ位相検波する受信手段の出力信号を、周波数とその振幅レベルとの関係で表され周波数スペクトルが分かるデータに変換する信号変換手段と、この信号変換手段で変換されたデータの中に周波数の絶対値が同じで正負の両方に振幅レベルのピーク値を持つ一対のスペクトルがあれば、ピーク値の大きい方の振幅レベルを補正して真の振幅レベルのピーク値を求める振幅レベル補正手段とを設けることにより、IQ検波ミクサのIチャンネル信号とQチャンネル信号との位相誤差及び振幅値のアンバランスが生じても、受信強度つまり振幅レベルのピーク値を正しく計測することができると共に測角誤差の発生を抑えた高性能で安価なレーダ装置を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るレーダ装置は、送信電磁波を出力する送信手段と、送信電磁波が目標物体で反射されて戻ってきた受信電磁波をIQ位相検波する受信手段と、この受信手段の出力信号を、周波数とその振幅レベルとの関係で表され周波数スペクトルが分かるデータに変換する信号変換手段と、この信号変換手段で変換されたデータの中に周波数の絶対値が同じで正負の両方に振幅レベルのピーク値を持つ一対のスペクトルがあれば、ピーク値の大きい方の振幅レベルを補正して真の振幅レベルのピーク値を求める振幅レベル補正手段と、送信手段から出力される送信電磁波及び目標物体から戻ってきた受信電磁波のビーム方向を変化させるビーム走査手段と、同一目標物体について、ビーム走査手段により方向が変えられた複数のビーム方向から得られた受信信号を基に、振幅レベル補正手段で求められたそれぞれの方向の真の振幅レベルのピーク値を用いて、該目標物体の方向を演算する測角処理手段とを備えたものである。
【0018】
さらに、振幅レベル補正手段は、周波数の絶対値が同じで正負の両方に存在するスペクトルがAb+jBb,As+jBsで得られたとき、真の振幅レベルのピーク値を((Ab+As)2 +(Bb−Bs)2 )1/2 として算出するものである。
また、振幅レベル補正手段は、予め実験により求めて記憶させておいたデータに基づいて振幅レベルのピーク値を補正するものである。
さらに、信号変換手段は、IQ位相検波されたIチャンネル信号とQチャンネル信号のそれぞれを実数部,虚数部として高速フーリエ変換を行うものである。さらにまた、周波数の絶対値が同じであることを判定するために、所定のマージンを含んだ判定幅が設定されているものである。
また、所定のマージンを含んだ判定幅を、プラスマイナス1ビン程度にしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は実施の形態1における目標物体との距離,相対速度及び角度を演算する処理の流れを示すフローチャートである。なお、装置の構成を示す図は図4と同じである。
以下、実施の形態1を説明するが、前述したように、IQ検波ミクサ8を用いた場合、A/D変換器11に入力されるIチャネル信号とQチャネル信号とにIQの位相誤差及び振幅値にアンバランスが生じると、図7に示すようにスペクトルの周波数の正負反転した周波数に偽スペクトルが出現する。この際受信エネルギーは真のスペクトルと偽のスペクトルの2つに分かれることになり、真のスペクトルのレベルが下がる。これにより、検出性能が低下したり受信強度を使用して測角演算する場合、測角値に誤差を生じたりすることになる。そこで、真のスペクトルの振幅値を補正して測角を行うようにする。
【0020】
次に、補正の仕方について具体的に説明する。1つの方法として実験により予め振幅レベルが振幅誤差,位相誤差によりどの程度下がるかを求めておいて、メモリに記憶させておき補正する方法がある。
また、演算にて振幅レベルを補正する方法もある。ここで、得られたFFT結果において周波数が正負反転している1対のスペクトルのFFT結果を、
Sb=Ab+jBb
もう一方のFFT結果を、
Ss=As+jBs
とすると、本来位相誤差,振幅誤差が生じていない場合の真のスペクトルの振幅は、
M=((Ab+As)2 +(Bb−Bs)2 )1/2
で示される。
【0021】
たとえば、IQ信号として振幅1、位相差90°の3Hzの信号を64点の複素FFTしたとする。
ここで、位相誤差、振幅誤差がない場合複素FFTの結果は3Hzの周波数で(18.5782193442855−61.2441814868614i)、−3Hzの周波数で(0−0i)となる。これは位相誤差、振幅誤差がない理想的なIQ検波の条件であり、正負逆転したスペクトルは存在しないということを意味する。よって、3Hzでのスペクトルの受信強度Mは((18.5782193442855) 2 +(−61.2441814868614)2 ) 1/2 =64 となる。
【0022】
たとえば、位相誤差が10°(Iチャンネルに対しQチャンネルが90°−10°=80°の位相を持つ場合)振幅誤差がない場合、複素FFTの結果は3Hzの周波数で(23.7545671497977−59.1659261542888i)−3Hzの周波数で(−5.17634780551222+2.07825533257265i )となる。これは位相誤差がある場合のIQ検波の結果であり、正負逆転したスペクトルが出現するということを意味する。よって、3Hzでのスペクトルの受信強度Mは((23.7545671497977) 2 +(−59.1659261542888)2 ) 1/2 =63.75646 となり、上記理想的な場合と比べ振幅レベルに誤差を持つことになり、結果測角に誤差が生じる。これを防ぐために−3Hzの偽スペクトルのデータを使用し、M=((Ab+As) 2 +(Bb−Bs) 2 ) 1/2 と補正すると、
M=((23.7545671497977−5.17634780551222)2 +(−59.1659261542888−2.07825533257265) 2 ) 1 /2=((18.5782193442855)2 +(−61.2441814868614)2 ) 1/2 =64
となり、理想的なIQ検波の条件での受信強度Mと同じになる。
また、たとえば位相誤差が10°(Iチャンネルに対しQチャンネルが90°−10°=80°の位相を持つ場合)振幅誤差が6dB(Iの振幅が1、Qの振幅が2)の場合、複素FFTの結果は3Hzの周波数で(38.2200246274527−87.7097615651469i)−3Hzの周波数で(−19.6418052831673−26.4655800782854i )となる。
【0023】
これは位相誤差、振幅誤差がある場合のIQ検波の結果であり、正負逆転したスペクトルが出現するということを意味する。よって、3Hzでのスペクトルの受信強度Mは((38.2200246274527) 2 +(−87.7097615651469)2 ) 1/2 =95.67535 となり、上記理想的な場合と比べ受信強度に誤差を持つことになり、結果測角に誤差が生じる。これを防ぐために−3Hzの偽スペクトルのデータを使用し、M=((Ab+As) 2 +(Bb−Bs) 2 ) 1/2 と補正すると、
M=((38.2200246274527−19.6418052831673)2 +(−87.7097615651469+26.4655800782854) 2 ) 1 /2=((18.5782193442855)2 +(61.2441814868614) 2 ) 1/2 =64
となり、理想的なIQ検波の条件での受信強度Mと同じになる。
よって、M=((Ab+As) 2 +(Bb−Bs) 2 ) 1/2 で補正することにより、理想的なIQ検波の条件での受信強度Mを正確に求めることができる。
【0024】
以下、図1のフローチャートに基づいて具体的に説明する。先ず、周波数上昇時と下降時の2フェーズのビート信号を3方向で取得する(ステップ(以下、Sと記す)1,2,3,4)。ここでは一例として3方向としているが何方向でもよい。また、ここでビート信号の最大値を取得し、次回AGC量を決定しAGC10をセットする(S5〜8)。ここで、AGC10のゲイン量(Gain)をフィードバック制御し再設定するためのイメージ図を図2に示す。図2において、信号はAGC10にて増幅された信号が8ビットA/D変換器11に時系列にサンプリングされた結果を示している。信号処理装置12は常に増幅された信号の最大振幅が所定の範囲内に収まるようにAGC10のゲイン量を設定する。ここでは例として、A/D変換器11の最大入力値が0.5Vとし、そのときのデジタル値を127、最小入力値は−0.5Vとし、そのときのデジタル値を−127としている。また、所定の範囲を最大入力値より4db下がった地点(デジタル値50)からマージンを見込んで最大入力値より1db下がった地点(デジタル値100)の間とし、この範囲内に収まるようにフィードバック制御する。
【0025】
次に、3方向6フェーズのビート信号を複素FFT処理する(S9)。ここでフェーズ数は測距,測速度方式によって異なる。次に、複素FFT処理したすべてのフェーズにおいてノイズフロアーの4倍程度のスレショルドを設定する(S10)。なお、ノイズフロアーはノイズ部分の振幅レベルの平均値で、図6の場合は横軸がノイズフロアーのレベルに相当する。また、各フェーズ別々にスレショルドを設定したが、ノイズレベルはどのフェーズでも同じになるはずなので、まとめてノイズレベルの平均値を求めてノイズフロアーとしてもよい。さらに、ここでは4倍程度のスレショルドとしたが、レーダの仕様に応じてこの値は変化するものである。また、CFAR(constant false alarmrate)処理を施してスレショルドを決定してもよい。次に、スレショルドより大きい振幅レベルのスペクトルの周波数とピーク値を抽出することでノイズ成分を除去する(S11)。次に、抽出した周波数とピーク値に対し、周波数で正負反転しているスペクトルの対を探す(S12)。ここで周波数で正負反転している判定の際、所定のマージンを含んだ判定幅を設定してもよい。
【0026】
次に、S12で対が見つかったものに対し、ピーク値の小さい方のスペクトルと大きい方のスペクトルのFFT値を用いて大きい方の振幅レベルを前述の方法で補正する。さらに、ピーク値の小さいスペクトルは消去し、S11で抽出したスペクトルの数を削減する(S13)。次に、各方向について、S13で残ったスペクトルの周波数から、前述の式(1),(2)により距離,相対速度を演算しする。(S14)。 次に、各方向において距離,相対速度の同じもの(同一目標物体)について、S13で補正された振幅レベルのピーク値M1,M2を用い、式(8),(9)により測角演算を行う(S15)。次に、終了を判定する(S16)。なお、S16は電源オフ,測距離停止指令,フェール等で終了し、終了でなけばS1へ戻る。
【0027】
ここで、IQの内片方のチャンネルが飽和した場合、1チャンネル検波と同様、S9において振幅レベルが同じで周波数が正負反転したスペクトルが出現する。ここでAGCを設定しているにも係わらず飽和する可能性がある理由は、今回のデータが前回の計測結果に基づきAGC値を設定しているからである。この場合は振幅値が同じであるので、S13において、何方が真のスペクトルか判定しにくい。そこで、過去の履歴から何方が真のスペクトルかを求める。即ち、前回の選択結果から判断し選択する。即ち、前回、周波数反転しているスペクトルのうち周波数が負のものの振幅レベルのピーク値が小さいと判定され削除された場合、今回も同じ周波数であれば周波数が負のものを削除する。また、過去数回の観測結果から選択してもよい。即ち、確実性を増すために、過去数回で周波数の何方の方が選択されていることが多いかを判定して、選択してもよい。
なお、振幅レベルのピーク値の補正は前述の方法で行えばよい。
【0028】
上記実施の形態1では、周波数において正負反転しているスペクトルの対を見つけ出し、振幅レベルの小さい方を真のスペクトルではないとしたが、発振器1のリニアリティや温度変化、複素FFT演算により周波数が1ビン程度ずれている場合があるので、正負反転しているスペクトルの対を見つけ出す際、プラスマイナス1ビン程度のマージンを持った判定範囲を設定するのが望ましい。
なお、ビンとは、FFTのポイント数及び計測時間から決まる周波数最小刻みのことである。
また、スレショルドを設定してからスペクトルを抽出したが、複素FFT結果からピークを求めて正負判定を行い大きいレベルのスペクトルの振幅レベルを補正し、小さいレベルのスペクトルのデータを消去してからスレショルドを設定し、スレショルド以上のレベルのスペクトルを抽出してもよい。このようにすれば、スレショルドぎりぎりで検出できないスペクトルに対しても、本来の値に振幅レベルを補正してからスレショルドにより検出判定することになるので、IQバランスの悪化による検出性能の劣化を防ぐことができる。
【0029】
上記実施の形態1によれば、IQ検波ミクサ8のIチャンネル信号とIチャンネル信号との位相誤差及び振幅値のアンバランスが生じても、正しく振幅レベルのピーク値Mを計測できるので、IQバランスの悪化により検出性能が劣化することがない。また、正しく振幅レベルのピーク値Mを計測できるので、測角誤差を抑えることができる。
上記実施の形態1では、S1において、周波数上昇時と下降時の2フェーズのビート信号を複素FFT処理しているが、測距,測速度方法によって異なるものである。例えば周波数上昇時,周波数変化無し(無変調),周波数下降時の3フェーズの場合もあり、周波数上昇時と周波数一定時の組み合わせの場合もある。このステップでは、距離,速度を演算するのに必要なフェーズをFFT処理するが、FFT処理の結果から、周波数において正負反転しているスペクトルの対を見つけ出し、振幅レベルを補正して真の振幅レベルのピーク値Mを求める点は同じである。
【0030】
【発明の効果】
この発明は以上説明したとおり、送信電磁波を出力する送信手段と、送信電磁波が目標物体で反射されて戻ってきた受信電磁波をIQ位相検波する受信手段と、この受信手段の出力信号を、周波数とその振幅レベルとの関係で表され周波数スペクトルが分かるデータに変換する信号変換手段と、この信号変換手段で変換されたデータの中に周波数の絶対値が同じで正負の両方に振幅レベルのピーク値を持つ一対のスペクトルがあれば、ピーク値の大きい方の振幅レベルを補正して真の振幅レベルのピーク値を求める振幅レベル補正手段と、送信手段から出力される送信電磁波及び目標物体から戻ってきた受信電磁波のビーム方向を変化させるビーム走査手段と、同一目標物体について、ビーム走査手段により方向が変えられた複数のビーム方向から得られた受信信号を基に、振幅レベル補正手段で求められたそれぞれの方向の真の振幅レベルのピーク値を用いて、該目標物体の方向を演算する測角処理手段とを備えたものであるから、IQバランスの悪化による真のスペクトルの振幅レベルのピーク値の低下を、本来の正しい値である真値に補正できる。従って、特別な装置を付加することなく、目標物体の検出性能を向上することができる。
【0032】
さらに、周波数の絶対値が同じであることを判定するために、所定のマージンを含んだ判定幅が設定されているものであるから、発振器のリニアリティや温度変化、FFTの演算による誤差が生じても、正しく正負反転しているスペクトルの対を見つけ出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における目標物体との距離,相対速度及び角度を演算する処理の流れを示すフローチャートである。
【図2】実施の形態1におけるAGCの動作を説明する説明図である。
【図3】受信系が飽和したときの真スペクトルと偽スペクトルを説明する説明図である。
【図4】従来の車載用レーダ装置を示すブロック図である。
【図5】従来の車載用レーダ装置によって距離,相対速度を算出する方法を説明する説明図である。
【図6】IQバランスが良好なときの検出スペクトルを説明する説明図である。
【図7】IQバランスが悪化したときの検出スペクトルを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 発振器、3 送信アンプ、5 送受共用アンテナ、6 目標物体、
7 受信アンプ、8 IQ検波ミクサ、13 アンテナスキャン用モータ、
14 ハンドル角センサ。
Claims (6)
- 送信電磁波を出力する送信手段と、
上記送信電磁波が目標物体で反射されて戻ってきた受信電磁波をIQ位相検波する受信手段と、
この受信手段の出力信号を、周波数とその振幅レベルとの関係で表され周波数スペクトルが分かるデータに変換する信号変換手段と、
この信号変換手段で変換されたデータの中に周波数の絶対値が同じで正負の両方に振幅レベルのピーク値を持つ一対のスペクトルがあれば、上記ピーク値の大きい方の振幅レベルを補正して真の振幅レベルのピーク値を求める振幅レベル補正手段と、
上記送信手段から出力される送信電磁波及び目標物体から戻ってきた受信電磁波のビーム方向を変化させるビーム走査手段と、
同一目標物体について、上記ビーム走査手段により方向が変えられた複数のビーム方向から得られた受信信号を基に、上記振幅レベル補正手段で求められたそれぞれの方向の真の振幅レベルのピーク値を用いて、該目標物体の方向を演算する測角処理手段とを備えたことを特徴とするレーダ装置。 - 振幅レベル補正手段は、周波数の絶対値が同じで正負の両方に存在するスペクトルがAb+jBb,As+jBsで得られたとき、真の振幅レベルのピーク値を((Ab+As) 2 +(Bb−Bs) 2 ) 1/2 として算出することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 振幅レベル補正手段は、予め実験により求めて記憶させておいたデータに基づいて振幅レベルのピーク値を補正することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 信号変換手段は、IQ位相検波されたIチャンネル信号とQチャンネル信号のそれぞれを実数部,虚数部として高速フーリエ変換を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項記載のレーダ装置。
- 周波数の絶対値が同じであることを判定するために、所定のマージンを含んだ判定幅が設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項記載のレーダ装置。
- 所定のマージンを含んだ判定幅を、プラスマイナス1ビン程度にしたことを特徴とする請求項5記載のレーダ装置。
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