JP3576426B2 - トンネル掘削機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地盤を掘削してトンネルを構築するトンネルボーリングマシンやシールド掘削機などのトンネル掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のトンネルボーリングマシンは、円筒形状をなす前胴と後胴とから胴体が構成されており、前胴の前部にローラカッタを有するカッタヘッドが回転自在に装着され、カッタ旋回モータによって駆動回転可能となっている。そして、前胴には掘削して発生したずりが内部に侵入しないようにバルクヘッドが形成されることで、チャンバが形成されており、このチャンバにはずりを外部に排出するベルトコンベヤの前端部が位置している。
【0003】
また、この前胴と後胴との間には複数のスラストジャッキが架設されており、このスラストジャッキへの油圧の給排により伸縮させることで、前胴と後胴との相対位置を変更することができる。また、前胴にはフロントグリッパが装着されており、油圧ジャッキによってグリッパシューを径方向に張り出すことで、前胴を位置保持することができる。一方、後胴にはリヤグリッパが装着されており、油圧ジャッキによってグリッパシューを径方向に張り出すことで、後胴を位置保持することができる。
【0004】
更に、後胴の後部にはトンネルの内壁面に支保を組付けるエレクタ装置が装着されている。
【0005】
従って、リヤグリッパによって後胴移動不能に保持した状態で、カッタ旋回モータを駆動してカッタヘッドを回転駆動させながら、各スラストジャッキを伸長して前胴と共にカッタヘッドを前方へ移動させると、旋回するカッタヘッドのローラカッタが前方の岩盤をせん断破壊し、この岩盤を掘削する。そして、各スラストジャッキを所定ストローク伸長すると、フロントグリッパによって前胴を位置保持する一方、リヤグリッパによる後胴の位置保持を解除した後、スラストジャッキを収縮して前胴に対して後胴を引き寄せる。そして、再び、リヤグリッパによって後胴を位置保持にする一方、フロントグリッパによる前胴の位置保持を解除した後、各スラストジャッキを伸長して前胴と共にカッタヘッドを前方へ移動させ、ローラカッタによって岩盤を掘削する。この作動の繰り返しによって連続してトンネルを掘削していく。
【0006】
そして、岩盤掘削によって生じたずりはチャンバ内に取り込まれ、ベルトコンベヤによって外部に排出される。また、岩盤を掘削してトンネルを掘削形成していく過程で、この掘削形成されたトンネルの壁面が安定している場合は支保は不要であるが、若干不安定である場合には、エレクタ装置によってリング状に形成したH形鋼や木製の板等を支保として用い、壁面から岩片が剥がれ落ちないようにトンネルを保護する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のトンネルボーリングマシンでは、リヤグリッパによって後胴を位置保持した状態で、各スラストジャッキを伸長することで、この後胴に対して前胴とカッタヘッドを前進させ、この旋回するカッタヘッドによって前方の岩盤を掘削しながら、後胴の後方で、掘削形成したトンネルの壁面に応じて、エレクタ装置によってH形鋼などをリング状に形成して支保としてトンネル壁面に組付けてトンネルを保護している。
【0008】
ところで、このようにトンネルボーリングマシンを用いて岩盤を掘削してトンネルを掘削形成していく過程で、掘削地盤が健岩のように安定している場合は、前述したように、胴体は前後のグリッパをトンネルの壁面に圧接することで掘削反力を受け止めて推進している。しかし、掘削地盤が軟弱である場合には、グリッパをトンネルの壁面に圧接することができず、前後のグリッパが掘削反力を受け止めることができずに胴体は十分な推進力が得られない。
【0009】
そのため、トンネルボーリングマシンは後部に周方向に沿って多数のシールドジャッキを搭載していると共に、エレクタ装置は支保の他にセグメントをも組付けることができるような機能を備えている。
【0010】
ところが、この場合、シールドジャッキは、トンネルボーリングマシンの胴体(後胴)の後部内周面に一周に渡ってほぼ均等間隔で並設されることとなり、装置が大型化すると共に重量化してしまい、且つ、設備コストも増加してしまうという問題がある。
【0011】
本発明はこのような問題を解決するものであって、装置の小型軽量化を図ると共に設備コストの低減を図ったトンネル掘削機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本発明のトンネル掘削機は、前胴及び後胴を有する筒状の胴体と、前記前胴の前部に回転自在に装着されたカッタヘッドと、該カッタヘッドを駆動回転するカッタヘッド駆動手段と、前記前胴と前記後胴との間に架設された胴体推進ジャッキと、トンネルの内壁面に圧接して前記前胴を位置保持するフロントグリッパと、トンネルの内壁面に圧接して前記後胴を位置保持するリヤグリッパと、前記後胴の後部内周面の一部に装着されて既設の覆工部材に当接して前記後胴に作用する掘削反力を受け止めるプレスプレートと、前記後胴の後部内周面における該プレスプレートの装着位置以外の位置に装着されて既設の覆工部材に押圧して推進力を得る推進ジャッキとを具えたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】
図1に本発明の一実施形態に係るトンネル掘削機としてのトンネルボーリングマシンの概略断面、図2に図1のII−II断面、図3に図1のIII−III断面、図4に本実施形態のトンネルボーリングマシンによる健岩掘削時の動作を表す概略、図5にトンネルボーリングマシンによる弱地盤掘削時の動作を表す概略を示す。
【0015】
本実施形態のトンネルボーリングマシン(以下、TBMと称する。)10において、図1乃至図3に示すように、円筒形状をなす胴体11は前胴12と後胴13とが連結筒14によって連結されて構成されている。前胴12の前部には軸受15によってカッタヘッド16が回転自在に装着されており、このカッタヘッド16は前面部に岩盤をせん断破壊するローラカッタ17が多数枢着されると共に、破砕した岩片や土砂などのずりを取り込む開口18が形成されている。そして、カッタヘッド16の後部には内歯を有するリングギア19が一体に固定される一方、前胴12には電動式あるいは油圧式のカッタ旋回モータ20が固定されており、このカッタ旋回モータ20の駆動ギヤ21がリングギヤ19に噛み合っている。
【0016】
従って、カッタ旋回モータ20を駆動して駆動ギヤ21を回転駆動すると、この駆動ギヤ21が噛み合うリングギヤ19が回転し、リングギヤ19と一体のカッタヘッド16を旋回し、ローラカッタ17が岩盤をせん断破壊して掘削し、発生したずりを開口18から胴体11の内部に取り込むことができる。
【0017】
また、前胴12にはフロントグリッパ22が複数装着されており、掘削時には内部に収納することで前胴12を移動自在とし、盛り替え時には外方に張り出すことでトンネルの壁面に圧接し、前胴12を位置保持することができる。一方、後胴13にはリヤグリッパ23が設けられており、このリヤグリッパ23は、上下一対のグリッパジャッキ24の左右端部にグリッパシュー25が連結されて構成されている。そして、このグリッパジャッキ24を収縮し、グリッパシュー25を内部に収納することで後胴13を移動自在とし、グリッパジャッキ24を伸長し、グリッパシュー25を外方に張り出してトンネルの壁面に圧接することで、後胴13を位置保持することができる。
【0018】
そして、前胴12と後胴13との間には胴体推進ジャッキとしての複数本(ここでは12本)のスラストジャッキ26が架設されている。このスラストジャッキ26は油圧の給排によって伸縮作動するものであって、スラストジャッキ26の一端部は前胴12に固定された軸受27によって揺動自在に支持され、他端部は後胴13に固定された軸受28によって揺動自在に支持されている。そして、このスラストジャッキ26はそれぞれ隣り合って配設された関係が、例えば、互いに隣接する一方のスラストジャッキ26がカッタヘッド16の周方向一方に傾斜し、他方のスラストジャッキ26が周方向他方に傾斜して全体としてトラス状に配設されることでパラレルリンク機構29を構成している。
【0019】
従って、このパラレルリンク機構29において、各スラストジャッキ26の各駆動ロッドを伸縮することで、胴体12と後胴13との相対位置を変更することができる。また、このパラレルリンク機構29において、各スラストジャッキ26の各作動ストロークを変えることで、カッタヘッド16を有する前胴13が後胴13に対して屈曲し、その掘進方向を変更することができる。
【0020】
また、胴体11の中心部には支持フレーム30が貫通し、後胴13に固定されており、この支持フレーム30内には掘削したずりを搬出するベルトコンベヤ31が配設されている。そして、カッタヘッド16と前胴13で形成されるチャンバ32にはローラカッタ17が破砕したずりを集積するホッパ33が固定されており、ベルトコンベヤ31の前端部がこのホッパ33の下方まで延出され、後端部はトンネル後方に延設されている。
【0021】
なお、図1に示すように、連結筒14は前端部が前胴13に連結されると共に、後端部が後胴13に装着された移動ジャッキ37が連結されている。TBM10は、前述したように、パラレルリンク機構29の各スラストジャッキ26の作動ストロークを変えることで、前胴13を後胴13に対して屈曲することができるが、胴体11は連結筒14の後端部と後胴13との間で屈曲するため、掘削中に、この屈曲部に土砂などが付着してしまう。そこで、掘削中に胴体11の掘進を停止し、移動ジャッキ37を伸長して連結筒14と後胴13とを離間することで両者の間に隙間を設け、付着した土砂などを取り除くことができる。
【0022】
ところで、本実施形態のTBMは岩盤掘削用のトンネル掘削機であり、リヤグリッパ23による掘削反力を得て胴体11を推進させるものであるが、掘削中の地盤が岩盤層から一般土砂層に変化した場合には、掘削したトンネル壁面が軟弱であり、リヤグリッパ23によって掘削反力を得ることができないため、シールド掘削機のようにセグメントから掘削反力を得て胴体11を推進できるようになっている。即ち、後胴13の左右の内壁には弧状をなすプレスプレート34が固定されると共に、後胴13の上下の内壁には複数のシールドジャッキ35が周方向に沿って並設されている。このプレスプレート34はパラレルリンク機構29の各スラストジャッキ26の伸長時に、後端面を後方に位置する既設のセグメント(図5参照)に押し付けることで掘削反力を得ることができる。また、シールドジャッキ35は伸長時にスプレッダ36を後方に移動して既設のセグメントに押し付けることで掘削反力を得ることができる。
【0023】
また、後胴13の後部には支保やセグメントSをトンネルの内壁面に組み付けるエレクタ装置41が設けられている。即ち、このエレクタ装置41において、図1及び図3に示すように、後胴13の後端内壁面にはブラケット42によって複数の旋回ローラ43が装着されており、各旋回ローラ43によって旋回リング44が回転自在に支持されている。そして、この旋回リング44には内歯ギヤ45が形成される一方、後胴13にはブラケット46によって旋回手段としての油圧モータ47が取付けられ、油圧モータ47の駆動ギヤ48が内歯ギヤ45に噛み合っている。従って、油圧モータ47によって旋回リング44を旋回することができる。
【0024】
そして、旋回リング44には、支保Tを支持する複数のストック台49と、ロープLを介して支保Tの端部を連結するフック50と、仮組み状態の複数の支保Tをトンネルの径方向に移動して内壁面に密着させるグリップ51とが装着されている。そして、このエレクタ装置41では、フック50はロープLを介して4つの支保Tの端部を連結可能であると共に、各ストック台49は4つの支保Tを支持可能であり、グリップ51はストック台49に支持された仮組み状態の複数の支保Tから支保Tを一組把持してトンネルの内壁面に密着させることができる。また、このグリップ51は支保Tの代わりに搬入されたセグメントを把持してトンネルの内壁面に組み付けることもできる。
【0025】
ここで、上述した本実施形態のTBM10を用いたトンネル掘削作業について説明する。
【0026】
図1及び図4(a)に示すように、リヤグリッパ23の各グリッパジャッキ24によってグリッパシュー25をトンネルの内壁面に圧接して後胴13を位置保持する。この状態で、カッタ旋回モータ20によってカッタヘッド16を回転駆動しながら、パラレルリンク機構29の各スラストジャッキ26を伸長して後胴13から掘削反力を得て前胴12を前進させることで、図4(b)に示すように、カッタヘッド16の各ローラカッタ17が前方の地盤を破砕して前進する。
【0027】
そして、各スラストジャッキ26を所定のストローク伸長してカッタヘッド16が所定長さのトンネルを掘削すると、図4(c)に示すように、リヤグリッパ23による後胴13の位置保持を解除する一方、フロントグリッパ22によって前胴12を掘削地盤に位置保持する。そして、各スラストジャッキ26を収縮して前胴12に対して後胴13を前方に引き寄せる。そして、前述と同様に、フロントグリッパ22による位置保持を解除する一方、リヤグリッパ23をトンネルの内壁面に位置保持し、カッタヘッド16を回転駆動しながら、各スラストジャッキ26を伸長して前胴12を前進させることで、各ローラカッタ17が前方の地盤を掘削する。
【0028】
そして、図1に示すように、カッタヘッド16によって掘削されたずりはチャンバ32内に取り込まれ、ホッパ33に集積され、ベルトコンベヤ31によって外部に排出される。この掘削作業中、あるいは掘削作業の終了と同時に、エレクタ装置41が4組の支保Tをリング状に仮組みし、この仮組支保Tを拡張してトンネルの内壁面に密着して組立てる。この作業の繰り返しによってトンネル掘削作業を連続して行う。
【0029】
また、このようにTBM10を用いて岩盤を掘削してトンネルを掘削形成していく過程で、掘削地盤が健岩のように安定している場合は、前述したように、リヤグリッパ23をトンネルの内壁面に圧接することで掘削反力を受け止めて前胴12が前進し、フロントグリッパ22をトンネルの内壁面に圧接することで盛替して後胴13が前進している。ところが、掘削地盤が軟弱である場合には、各グリッパ22,23を張り出してもトンネルの内壁面に圧接して前胴12や後胴13を位置保持することができず、胴体11を前進することができない。この場合、エレクタ装置41がトンネルの内壁面にセグメントSを組付け、既設のセグメントSが掘削反力を受けて胴体11を前進するようにする。
【0030】
即ち、図5(a)に示すように、エレクタ装置41がトンネルの内壁面にセグメントSを組付けると、フロントグリッパ22及びリヤグリッパ23を胴体11内に引き込んだでから、既設セグメントSの前面に後胴13のプレスプレート34の後面を密着させると共に、各シールドジャッキ35のスプレッダ36を押し付ける。この状態で、カッタ旋回モータ20によってカッタヘッド16を回転駆動しながら、パラレルリンク機構29の各スラストジャッキ26を伸長して後胴13を介して既設セグメントSから掘削反力を得て前胴12を前進させることで、図5(b)に示すように、カッタヘッド16が前方の地盤を破砕して前進する。
【0031】
そして、各スラストジャッキ26を所定のストローク伸長してカッタヘッド16が所定長さのトンネルを掘削すると、図5(c)に示すように、各スラストジャッキ26を収縮すると同時に各シールドジャッキ35を伸長して前胴12側に後胴13を移動させる。ここで、シールドジャッキ35を一つずつ収縮しながら、エレクタ装置41によってセグメントSを組付けていく。この作業の繰り返しによってトンネル掘削作業を連続して行う。
【0032】
このように本実施形態のTBM10にあっては、前胴11の前部にカッタヘッド13を駆動回転可能に装着し、この前胴12と後胴13との間にパラレルリンク機構23を架設し、前胴12にフロントグリッパ22を装着する一方、後胴13にリヤグリッパを装着すると共に、後胴13の後部内周面に既設セグメントSに当接して掘削反力を受け止めるプレスプレート34と、既設セグメントSに押圧して推進力を得るシールドジャッキ35とを装着している。従って、健岩の地盤ではフロントグリッパ22及びリヤグリッパ23を用いて胴体11を前進する一方、軟弱地盤ではプレスプレート34及びシールドジャッキ35を用いて胴体11を前進することができ、掘削中に地盤の種類が変更しても、TBM10によって連続してトンネルを掘削することができる。
【0033】
そして、この場合、後胴13の後部内周面の左右両側にプレスプレート34を配設し、上下両側に複数のシールドジャッキ35を配設しているため、一般に後胴13の全周にシールドジャッキ35を並設したものに比べてシールドジャッキ35の本数を減少することができ、装置の小型軽量化することができると共に、設備コストを低減することができる。また、シールドジャッキ35の本数が減少することで、1本のシールドジャッキ35に作用する油圧が大きくなり、作動スピードが上昇することで、盛替時間を短縮して作業性を向上できる。
【0034】
【発明の効果】
以上、実施形態によって説明したように本発明のトンネル掘削機によれば、前胴の前部にカッタヘッドを駆動回転可能に装着し、この前胴と後胴との間に胴体推進ジャッキを架設し、前胴にフロントグリッパを装着する一方、後胴にリヤグリッパを装着すると共に、後胴の後部内周面に既設の覆工部材に当接して掘削反力を受け止めるプレスプレートと、既設の覆工部材に押圧して推進力を得る推進ジャッキとを装着したので、健岩の地盤ではフロントグリッパ及びリヤグリッパを用いて胴体を前進する一方、軟弱地盤ではプレスプレート及びシールドジャッキを用いて胴体を前進することができ、掘削中に地盤の種類が変更しても連続してトンネルを掘削することができ、この場合、後胴の後部内周面に沿ってプレスプレートと推進ジャッキが並設されているため、推進ジャッキの本数を減少することができ、装置の小型軽量化することができると共に、設備コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るトンネル掘削機としてのトンネルボーリングマシンの概略断面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】本実施形態のトンネルボーリングマシンによる健岩掘削時の動作を表す概略図である。
【図5】本実施形態のトンネルボーリングマシンによる弱地盤掘削時の動作を表す概略図である。
【符号の説明】
10 トンネルボーリングマシン(TBM)
11 胴体
12 前胴
13 後胴
14 連結筒
16 カッタヘッド
20 カッタ旋回モータ(カッタヘッド駆動手段)
22 フロントグリッパ
23 リヤグリッパ
26 スラストジャッキ
29 パラレルリンク機構(胴体推進ジャッキ)
30 支持フレーム
31 ベルトコンベヤ
34 プレスプレート
35 シールドジャッキ(推進ジャッキ)
41 エレクタ装置
T 支保
S セグメント(覆工部材)
Claims (1)
- 前胴及び後胴を有する筒状の胴体と、前記前胴の前部に回転自在に装着されたカッタヘッドと、該カッタヘッドを駆動回転するカッタヘッド駆動手段と、前記前胴と前記後胴との間に架設された胴体推進ジャッキと、トンネルの内壁面に圧接して前記前胴を位置保持するフロントグリッパと、トンネルの内壁面に圧接して前記後胴を位置保持するリヤグリッパと、前記後胴の後部内周面の一部に装着されて既設の覆工部材に当接して前記後胴に作用する掘削反力を受け止めるプレスプレートと、前記後胴の後部内周面における該プレスプレートの装着位置以外の位置に装着されて既設の覆工部材に押圧して推進力を得る推進ジャッキとを具えたことを特徴とするトンネル掘削機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19021799A JP3576426B2 (ja) | 1999-07-05 | 1999-07-05 | トンネル掘削機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19021799A JP3576426B2 (ja) | 1999-07-05 | 1999-07-05 | トンネル掘削機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001020672A JP2001020672A (ja) | 2001-01-23 |
JP3576426B2 true JP3576426B2 (ja) | 2004-10-13 |
Family
ID=16254431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19021799A Expired - Lifetime JP3576426B2 (ja) | 1999-07-05 | 1999-07-05 | トンネル掘削機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3576426B2 (ja) |
-
1999
- 1999-07-05 JP JP19021799A patent/JP3576426B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001020672A (ja) | 2001-01-23 |
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