JP3576061B2 - 電磁妨害シールドおよびシールド方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁妨害(EMI)シールドに関し、より詳細には、冷却ファン・モジュールを比較的高い周波数のモジュール/構成要素から分離し同時に空気流を改善する内部EMIバリヤを有する機器筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気式および電子式構成要素を収容し支持するための筐体は、いくつかの重要な要件を満たすように設計されている。1つの要件は、含まれる電気式アセンブリに対する物理的支持と保護を提供することである。もう1つの要件は、特定の構成要素の動作を妨げないように電磁妨害(EMI)を遮蔽することである。さらにもう1つの要件は、動作中の構成要素によって生成される熱を除去するために、筐体内に冷却空気流を提供することである。
【0003】
筐体の1つの例は、電子式および電気式収納可能ユニットまたは構成要素を支持するために、しばしば装置キャビネットと呼ばれるラック取付け可能な収納筐体を含む。高い利用可能度の需要のために設計された典型的なラック取付け式収納筐体は、多数のファン・モジュールを備え、信頼性が高く故障しにくい冗長空気流冷却システムを提供する。また、そのような収納筐体は、EMIシールドを備える。ファン・モジュールは、収納筐体の内部、一般に後部に取り付けられ、1つのモジュールが故障したときに容易に交換される。収納筐体は、一般に、空気流冷却システムにより個々の内部構成要素内に空気を送る空気プレナム(plenum)を備えるように設計されている。空気流冷却システムは、一般に、ファン・モジュールのうちの1つが故障した場合でも個々の構成要素が十分に冷却されるように設計されている。したがって、ファン・モジュールのうちの1つが動作しなくなったときでも、筐体内に含まれる実行システムは動作し続けることができる。したがって、次に、そのような故障したファン・モジュールを、全体の冷却能力を低下させることなく交換することができる。
【0004】
ラック取付け式収納筐体内のコンピュータや試験装置などの電気式構成要素のハウジングは、内部に収容した電気式アセンブリまたは構成要素を遮蔽するための多くの技法をもたらした。そのようなアセンブリが生成する電磁界が、近くで動作している他の電気機器に伝播しそれを妨害するのを防ぐことが望ましい。この開示のために、電磁妨害(EMI)という用語は、電磁妨害(EMI)と無線周波数妨害(RFI)の両方を含む電磁的な輻射および放射を指すように理解される。このようなタイプの妨害は両方とも、近くの電気機器の動作を妨げる可能性がある電磁界を発生する。そのような妨害を遮蔽するように設計された収容キャビネットは、一般に、EMIキャビネットとして知られる。
【0005】
図1に、EMIバリヤと冷却ファン・モジュールを有する1つの従来技術の収納筐体を示す。より詳細には、EMI収納筐体10を、部分的想像線で示し、複数の電気式/電子式構成要素12、14および16を内部でEMIシールドし冷却する方法を示す。単一の冷却ファン・モジュール18は、筐体10の後部上方角部に支持されているように示される。しかしながら、いくつかの従来技術の構造が、筐体10の後部に沿って支持された複数の冷却ファン・モジュール18を利用することを理解されたい。さらに、筐体10は、構成要素12〜16の個々の正面パネル22が、筐体10のまわりに延びる前面周縁部分に沿って個々のEMIガスケット(図示せず)で封止されて、前面パネル26を形成するように構成される。
【0006】
任意に、前面パネル26の1つの縁に、EMIシールド扉を蝶番式に取り付け、その縁に沿ってEMIガスケットで封止して、通常動作においてEMI/RFI輻射を抑制し、筐体10内に収容された構成要素へのアクセスを可能にすることができる。ボウェル(Vowles)その他に譲渡された米国特許第5,049,701号は、レール式の構成要素を支持するための前面ドアを有するEMI筐体を教示しており、参照により本明細書に組み込まれる。
【0007】
個々の正面パネル22が、少なくとも前面パネル26の一部を構成するように使用されている場合は、正面パネル22と前面パネル26の前縁との間にEMIシールド接合部を設ける必要がある。シュエンク(Schwenk)その他に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれた米国特許第5,294,748号は、パネル間に挾まれた電気良導体からなり、パネル間に形成された接合部に沿って延びる接触ストリップの使用を開示している。当技術分野において、他のEMIガスケット構造が既知である。米国特許第5,483,423号、第5,704,117号、および第5,734,561号は、接合部または接続部に沿ってEMIシールドを付与する追加の技法を示しており、参照により本明細書に組み込まれる。
【0008】
図1に示したように、EMI収納筐体10は、EMI/RFI輻射を抑制するようにして正面パネル22、前面パネル26、背面パネル28、上面パネル30、下面パネル32、側面パネル34および36が固定された複数の枠部材を含む骨組(図示せず)を含む。そのようなパネルを固定するための1つの技法は、導電性指状ばねのストリップを使用して、パネルと骨組の間にワイピング(wiping)電気接触を形成する。また、その他の技術は、個々パネルを互いにまたは骨組に溶接することを含み、当技術分野において十分に理解されている。構成要素12、14、16などのラック取付け式電気式/電子式構成要素を支持するために、パネル28、34および36の内面に沿って複数の水平方向に延びるレールが形成されることを理解されたい。
【0009】
また図1に示すように、複数の吸込孔20が、前面パネル26、すなわち個々の正面パネル22に形成される。孔20は、冷却空気を、筐体10の外側から前面パネル26を通り、吸込空気流経路38、40および42を経由して流すことを可能にする。孔20は、円形、楕円、または任意の適切な形状でよい。より詳細には、冷却ファン・モジュール18は、空気を、吸込孔20から個々の構成要素12〜16内を通し、排気空気流経路44、46および48を経由して構成要素12〜16から出し、共通空気プレナム44に流すモータ駆動式ファンを含む。次に、冷却ファン・モジュール18は、冷却モジュール流路50によってプレナム24内から空気を吸い込み、吸い込んだ空気を、複数の比較的小さいサイズの排気孔56によって提供される共通排出流路52を経由して筐体10の背面パネル28から強制的に出す。
【0010】
図2は、図1の従来技術の収納筐体10を、長さ方向に切断した縦断面で示す。ファン吸込口58は、筐体10内の構成要素12〜16の後ろの部分に形成された比較的大きい空気プレナム44と連通するように示される。図2に、ファン・モジュール18によって移動されるときの筐体10内の冷却空気の流れをはっきりと示す。冷却空気は、吸込み経路38、40および42により、筐体10と個々の構成要素12〜16に吸い込まれる。次に少し加熱された冷却空気が、排出経路44、46および48を経由して構成要素12〜16から出て、共通筐体または空気プレナム24に入るように、個々の構成要素の12〜16の後部には、孔(図示せず)が設けられる。冷却ファン・モジュール18は、少し加熱された空気を、入口58を介してプレナム24から吸い込み、冷却ファン・モジュール18近くの背面パネル28に形成された複数の比較的小さい排気孔56を介して筐体10から空気を排出する。
【0011】
図1と図2に示した筐体10の構造に従って、筐体10により電磁妨害(EMI)バリヤ54が提供される。吸込孔20と排出孔56は、筐体10から望ましくない周波数の電磁妨害(EMI)と無線周波数妨害(RFI)が漏れるのを防ぐサイズに寸法が決定される。たとえば、筐体10内に含まれる構成要素の動作によって生成される電磁界から出る高周波成分が漏れるのを防ぐために、孔のサイズを小さくする必要がある。そのような高周波成分の漏れ、または電磁波/無線周波数波の漏れは、筐体10の外側であるが近くにある他の電気/電子機器の動作を妨げることがある。したがって、当技術分野では、望ましくないEMI/RFI成分が漏れるのを防ぐために、吸込孔20と排出孔56の大きさと形状を適切に作成することがよく知られている。
【0012】
しかしながら、最近、ラック取付け式収納システムまたは筐体の大きさを最小にするように要求されている。より詳細には、市場の圧力によって、収納筐体のメーカは、ラック取付け式収納システムの大きさを小さくするようになった。その結果、多くの収納筐体の裏面パネル上で利用可能な表面積が次第に小さくなった。したがって、筐体から冷却空気を排出するために利用できる表面積がかなり小さくなり、これは、冷却ファン・モジュールが、冷却空気を、より小さい表面積の全体にわたって設けられた、より制限された数の排出孔から、より強制的に排出しなければならないことを意味する。
【0013】
さらに、収納筐体内で個々の構成要素を信号結合する方法に変化があった。過去において、収納筐体内の構成要素は、小型コンピュータ・システム・インタフェース(SCSI)を使用して結合されていた。最近、収納筐体内の構成要素を接続するために、光ファイバ・ケーブルやコネクタなどのファイバ・チャネル技術が使用されるようになった。しかしながら、ファイバ・チャネル技術は、一般に、SCSI技術よりもはるかに高い周波数の電磁妨害(EMI)輻射を生成する。
【0014】
図1の筐体10のような収納筐体が、そのような高い周波数を閉じこめるためには、吸込孔20と排出孔56の穴の大きさをかなり小さくする必要がある。しかしながら、孔20および56の大きさを小さくすると、排出冷却空気を排出流路52を経由して排出孔56から押し出す冷却ファン・モジュール18の能力が著しく制限されることがある。ほとんどの設計において、前面パネル26は、小さいサイズの吸込孔20の数を多くするのに十分な表面積を含む。しかしながら、一般に、前述の収納筐体のサイズを小さくする努力により、小さいサイズの排出孔56の数を多くするために、背面パネルに冷却ファン・モジュール18に沿って提供される表面積が不十分になる。
【0015】
さらに悪いことに、冷却ファン・モジュール内のファンは、冷却空気を比較的小さいサイズの排出孔から吹き出すかまたは押し出すことが要求され、これは、小さいサイズの排出孔から冷却空気を吸い込むよりもかなり困難でかつ非効率的であることが分かっている。その結果、排出孔の穴のサイズを小さくする最近の試みは、容積空気流の余裕または効率を悪化させ、収納筐体からの熱放散を減少させた。
【0016】
したがって、収納筐体の内側から収納筐体の外側への高い周波数の輻射の伝搬を制限するのに適したEMI/RFIバリヤを有する改良された収納筐体を提供する必要がある。
【0017】
さらに、冷却ファン・モジュールが生成する比較的低い周波数の輻射から内部構成要素を遮蔽することができ、同時に収納筐体内を冷却空気が効率的に流れることを可能する収納筐体を提供する必要がある。
さらに、ある収納筐体内の構成要素からのEMI/RFI輻射が別の構成要素を妨害しないように収容筐体内の構成要素を遮蔽または分離するための技法を提供することが必要とされる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、収納筐体の内側から収納筐体の外側への高い周波数の輻射の伝搬を制限するのに適したEMI/RFIバリヤを有する改良された収納筐体を提供することにある。
本発明の別の課題は、冷却ファン・モジュールが生成する比較的低い周波数の輻射から内部構成要素を遮蔽することができ、同時に収納筐体内を冷却空気が効率的に流れることを可能する収納筐体を提供することにある。
本発明のさらに別の課題は、ある収納筐体内の構成要素からのEMI/RFI輻射が別の構成要素を妨害しないように収容筐体内の構成要素を遮蔽または分離するための技法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
電磁妨害(EMI)を遮蔽した収納筐体は、収納筐体内の冷却空気の流れを改善するために、筐体内に含まれかつ1つまたは複数の冷却ファン・モジュールを比較的高い周波数のモジュール/構成要素から分離するように構成された内部EMIバリヤを含む。
【0020】
本発明の1つの態様によれば、収納筐体は、電気/電子式構成要素のために提供される。収納筐体は、筐体、EMIバリヤ、空気流吸込孔、および排出空気流孔を含む。筐体は、電気/電子式構成要素を収容するように構成された少なくとも1つの壁を有する。EMI障壁は、望ましくない比較的高い周波数のEMI/RFI輻射の通過を防ぐのに十分に小さいサイズに作成された空気流孔を有する。障壁は、筐体内部に支持され、筐体を構成要素筐体と冷却ファン・モジュール筐体に細分するように構成される。空気流吸込孔は、構成要素筐体に提供され、冷却空気を、構成要素内に吸い込み、中に含まれる構成要素を冷却する。排出空気流孔は、EMIバリヤ孔と空気流吸込孔よりも大きいサイズに作成され、冷却空気を冷却ファン・モジュールを介して収納筐体から出すように冷却ファン・モジュール筐体に提供される。構成要素筐体は、含まれる構成要素から出る比較的高い周波数のEMI/RFI輻射を閉じこめるように構成され、冷却ファン・モジュール筐体は、含まれるファン・モジュールから出る比較的低い周波数のEMI/RFI輻射を閉じ込め、同時に収納筐体からの冷却空気の比較的大きい通路を提供するように構成される。
【0021】
本発明のもう1つの態様によれば、電気式構成要素のための電磁妨害(EMI)シールドが提供される。シールドは、筐体、障壁、および孔を含む。筐体は、少なくとも1つの壁からなる。障壁は、筐体を構成要素筐体とファン・モジュール筐体に細分するように筐体の内部に支持される。冷却空気を筐体の外側から吸い込んで構成要素筐体を介してファン・モジュール筐体から外に出すことができるように、構成要素筐体と障壁に孔が設けられる。構成要素筐体と障壁の孔は、ファン・モジュール筐体の孔よりも小さいサイズに作成される。
【0022】
本発明のもう1つの態様により、EMIキャビネット内に含まれる電気式構成要素を遮蔽する方法が含まれる。この方法は、冷却空気を吸い込むように構成された比較的小さいサイズの孔と、冷却空気をEMIキャビネットから出すように構成された比較的大きいサイズの孔とを有するEMIキャビネットを提供する。また、この方法は、比較的小さいサイズの孔を有するEMIキャビネット内に障壁を提供し、この障壁は、EMIキャビネットを構成要素筐体とファン・モジュール筐体に細分するように構成される。さらに、構成要素筐体内に電気式構成要素が提供され、ファン・モジュール筐体内にファン・モジュールが提供され、EMIキャビネットの構成要素筐体と障壁の比較的小さいサイズの孔が、電気式構成要素から出る比較的高い周波数の雑音を閉じこめるようなサイズに作成され、EMIキャビネットのファン・モジュール筐体の比較的大きいサイズの孔が、ファン・モジュールから出る比較的低い周波数の雑音を閉じこめ、同時に冷却空気をEMIキャビネットから出すのに十分な空気流を提供するように構成される。
【0023】
本出願人の発明の1つの利点は、収納筐体の外側にある装置が、モジュール/構成要素または冷却ファン・モジュールから妨害EMI/RFI輻射を受けないように、比較的低い周波数の冷却ファン・モジュールと共にEMI収納筐体内の比較的高い周波数のモジュール/構成要素を電磁遮蔽する機能である。
【0024】
さらに他の利点は、1つまたは複数の冷却ファン・モジュール内に十分な冷却空気流を付加的に提供すると同時に前述の利点を提供することである。
【0025】
次に、本発明の好ましい実施形態を、本発明を実行するための最良の形態を実施する例を示す以下の添付図面に関して説明する。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明のこの開示は、米国特許法の憲法上の目的「科学および有益な技術の進歩を促進するため」を促進するために提出される。米国憲法第8章第1条。
【0027】
本出願人の発明の創造的な特徴により構成されたEMIバリヤおよび冷却ファン・モジュールを有する収納筐体は、図3と図4に示され、参照番号110によって示される。より詳細には、EMI収納筐体110は、複数の電気/電子式構成要素12、14および16をEMIシールドし空気冷却する方法を示すために部分的に想像線で示される。筐体110は、以下に説明する新規な特徴を除いて、図1と図2の筐体10と構造が類似している。
【0028】
図では、筐体110の後部上方角部に、単一の冷却ファン・モジュール118が支持される。代替の構造が、筐体10の後面に沿って支持された複数の冷却ファン・モジュール118を利用することができることを理解されたい。しかしながら、そのような代替の構造は、小型でなくなる。さらに、筐体110は、構成要素12〜16の個々の正面パネル22が、筐体10のまわりに延びる前面周縁部分とともに個々のEMIガスケット(図示せず)で密閉されて前面パネル126を形成するように構成される。任意に、前面パネル126の1つの縁にEMIシールド扉を蝶番式に取り付け、その縁に沿ってEMIガスケットで密閉して通常動作中のEMI/RFI輻射を抑制し、筐体110内に収容された構成要素へのアクセスを可能にすることができる。
【0029】
個々の正面パネル22が前面パネル126を構成する場合は、正面パネル22と前面パネル126の前縁との間にEMI遮蔽接合部を設ける必要がある。従来技術で考察したように、当技術分野ではいくつかのガスケット構造が知られている。1つの技法は、連続的な溶接によりパネルを隣り合った縁に沿って溶接することを含む。
【0030】
図3に示すように、EMI収納筐体110は、EMI/RFI輻射を抑制するようにして正面パネル122、前面パネル126、背面パネル128、上面パネル130、下面パネル132および側面パネル134と136を含む複数の壁が固定された複数の枠部材を含む骨組(図示せず)を含む。そのようなパネルを固定する1つの技法は、パネルと骨組の間にワイピング電気接触を形成するように導電性指状ばねのストリップを使用するものである。また、個々のパネルを互いにまたは骨組に溶接することを含む当技術分野における他の技術はよく知られている。また、構成要素12、14および16のようなラック取付け式電気/電子式構成要素を支持するために、パネル128、134および136の内側面に沿って複数の水平に延びるレールが形成されることを理解されたい。
【0031】
筐体110内部の体積が第1の構成要素EMI筐体と第2の構成要素EMI筐体に細分されるようにして、筐体110の内部に、電磁妨害(EMI)障壁100が支持される。第1の構成要素EMI筐体は、個々の構成要素12〜14を包んで構成要素筐体108を構成し、第2の構成要素EMI筐体は、冷却ファン・モジュールを包んで冷却ファン・モジュール筐体109を構成する。筐体110の第1の部分とEMI障壁100の間に、構成要素筐体108が構成される。同様に、筐体110の第2の残りの部分と障壁100の間に、冷却ファン・モジュール筐体109が構成される。この開示とクレームの文言の解釈のために、「EMI障壁」という用語は、EMI輻射とRFIの輻射の一方または両方の伝播を遮る障壁を指すことを理解されたい。
【0032】
1つの構造によれば、壁100と筐体110との間からのEMI伝播を防ぐために、EMI障壁100が、1つまたは複数の連続的な溶接によって筐体110の内部に取り付けられる。代替として、EMI障壁100は、当技術分野において既知のよく知られた構造のうちの1つにより、ラック(図示せず)上の筐体110内に、EMIガスケットによって固定される。さらに、代替として、障壁100は、冷却ファン・モジュールの壁部分によって構成される。
【0033】
図3に示したように、EMI障壁100は、水平な壁102および連続した垂直な壁104を含む。壁102と104はそれぞれ、構成要素筐体108内に比較的高い周波数のEMI/RFI輻射を閉じこめるのに十分なサイズに決められた比較的小さいサイズの孔106の比較的大きい領域を含む。冷却ファン・モジュール118は、障壁100の上に、間に空気プレナム125を提供するように支持され、プレナム124内から垂直壁104を介した冷却空気流の取出しを促進するはたらきをする。別の状況では、EMI/RFI輻射は、冷却ファン・モジュール筐体109を通り、収納筐体110内の冷却空気の十分な流れを可能にするために筐体109に沿って設けられた大きいサイズの孔156から漏れる。代替として、EMI障壁100は、孔106に比例したサイズに対応する孔を有する穿孔した金属スクリーンの1つまたは複数の片からなってもよい。
【0034】
動作において、EMI障壁100は、冷却ファン・モジュール118を、構成要素筐体108を含む比較的高い周波数のEMI小室112から分離する。したがって、構成要素12〜14から出る比較的高い周波数のEMI/RFI輻射は、構成要素筐体108を含む冷却ファン・モジュール小室114内に閉じこめられる。これと同時に、冷却ファン・モジュール筐体109の近くに、収納筐体110から出る大きいサイズの排出孔156が設けられる。
【0035】
また図3に示したように、複数の比較的小さいサイズの吸込孔120が、前面パネル126、すなわち個々の正面パネル22に形成される。孔120は、冷却空気を、筐体110の外側から、吸込み空気流経路138、140および142により前面パネル126を介して吸い込むことを可能にする。孔120は、構成要素筐体108内部からのEMI/RFI輻射の通過を防ぐのに十分な大きさに作成される。さらに、冷却ファン・モジュール118は、空気を、吸込孔120から個々の構成要素12〜16内に吸い込み、排出空気流経路144、146および148により構成要素12〜16から出し、共通の空気プレナム144に送るモータ駆動式ファンを含む。次に、冷却ファン・モジュール118は、空気を冷却モジュール流路150によってプレナム124内から引き出し、引き出した空気を、共通排出流路152によって、複数の比較的大きいサイズの排出孔156を設けた筐体110の背面パネル128から強制的に出す。比較的大きいサイズの排出孔156は、冷却ファン・モジュール118に含まれる冷却ファンの動作によって生成される比較的低い周波数のEMI/RFI輻射の通過を防ぎ、また冷却空気の比較的制限されない流れを提供するのに十分な大きさに作成される。
【0036】
図4は、図3の新規の収納筐体110を、長さ方向に切断した縦断面図で示す。ファン吸込口158は、筐体110の内側部分の構成要素12〜16の後ろに構成された比較的大きい空気プレナム124と連通して示される。ファン・モジュール118によって移動されるときの筐体110を通る冷却空気の流れが、図4にはっきりと示される。冷却空気は、筐体110内に吸い込まれ、吸込経路138、140および142によって個々の構成要素12〜16に吸い込まれる。少し加熱された冷却空気が、排出経路144、146および148によって構成要素12〜16から出て、共通筐体または空気プレナム124に入るように、各構成要素12〜16の後部に孔(図示せず)が設けられる。冷却ファン・モジュール118は、障壁100の孔106と入口158を介して、プレナム124から少し加熱された冷却空気を吸い込み、その空気を、背面パネル128の冷却ファン・モジュール118の近くに形成された複数の比較的大きいサイズの排出孔156を介して筐体110から放出する。
【0037】
図3と図4に示した筐体110の構造により、筐体110内に電磁妨害(EMI)バリヤ154が提供される。吸込孔120とバリヤ孔106は、構成要素筐体108から望ましくない周波数の電磁妨害(EMI)と無線周波数妨害(RFI)が漏れるのを防ぐサイズに大きさが決定される。たとえば、筐体110内に含まれる構成要素を動作させることによって生成される電磁界から出る高周波成分が漏れるのを防ぐために、孔のサイズを小さくする必要がある。そのような高周波成分の漏れ、または電磁波/高周波の漏れは、筐体110の外側にあるが近くにある他の電気/電子機器の動作を妨げることがある。したがって、当技術分野において、望ましくないEMI/RFI成分の漏れを防ぐために吸込孔120と障壁孔156の大きさを適切に決めることはよく知られている。
【0038】
図4に示したように、EMIバリヤ154は、EMI小室112を定義するパネルおよびEMI障壁100によって構成される。EMIバリヤ154は、簡略化して示され、構成要素12〜14の正面パネル22を含む収納筐体110とEMI障壁100の表面からなることを理解されたい。動作において、EMI障壁100は、収納筐体110の内側に永久に取り付けられた穿孔した金属EMIバリヤを構成する。障壁100は、実際には、ファン・モジュール118を、EMIバリヤ154内、すなわち収納筐体110のEMI小室112内に含まれる高周波モジュール/構成要素12〜14から分離する。
【0039】
図3と図4に示した構造により、冷却ファン・モジュール118内のモータ駆動式ファン(図示せず)は、冷却空気を、(図1と図2の)排出孔56のような、比較的小さいサイズでかつより制限的な排出孔の比較的小さい集まりから押し出そうとするのではなく、より効率的でかつ有効な比較的大きい排出領域を構成する比較的大きいサイズの排出孔156から空気を押し出す。したがって、ファン・モジュール118からの排出孔156は、ファン・モジュール118内から生成された比較的低い周波数を閉じ込めるだけでよいように、EMIバリヤ154の孔106および120よりも十分に大きくサイズに作成される。さらに、空気を(図1の)孔56から押し出すよりも多数の比較的小さいサイズの孔106から空気を吸い込む方が容易である。
【0040】
さらに、収納筐体110から出る任意のケーブル、線、および通信線は、高い周波数EMI/RFI輻射を含む高い周波数の信号が収納筐体110から出るのを防ぐために現在知られている構造を使用し、比較的大きい排出孔156を介してファン・モジュール118内に入りまた筐体110から外に出ることができることが想定される。
【0041】
図3の筐体110の構造の1つの例は、直径が3ミリメートルの大きさの孔106および120と、直径15ミリメートルの孔156を有する薄板金属からなる。直径3ミリメートルの孔106および120は、1GHzまでの基本周波数を防ぎ、15ミリメートルの孔は、100MHzまでの基本周波数を防ぐことが現在知られている。そのようなサイズの孔106、120および156は、本出願人の発明に利用されるとき1つの適切な解決策を提供する。任意に、孔106および120を、直径が6ミリメートルの大きさ作成することができ、そのような孔は、1GHzまでの基本周波数を防ぐために有効深さを有する導波管として構成される。さらに、孔106、120と156は、最大寸法が、基本周波数の通過を防ぐように、楕円形、四角形、星形などの他の形状を有するように構成することができることを理解されたい。
【0042】
法令に従い、本発明を、構造と方法の特徴に関して多少特殊な文言で説明した。しかしながら、本明細書に開示した手段が、本発明を有効にする好ましい形態を含むため、本発明が、ここに示し説明した特定の特徴に制限されないことを理解されたい。
【0043】
以上、本発明の実施例について詳述したが、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0044】
[実施態様1]
電気式構成要素(12,14,16)のための電磁妨害(EMI)シールドであって、
少なくとも1つの壁(126,128,130,132,134,136)からなる筐体(110)と、
前記筐体(110)を構成要素筐体(108)とファン・モジュール筐体(109)とに細分するために前記筐体(110)の内部に支持された障壁(100)と、
前記筐体(110)と前記障壁(100)とに設けられ、冷却空気を、前記筐体(110)の外から前記構成要素筐体(108)を介して前記ファン・モジュール筐体(109)の外に出すように吸い込むことを可能にする孔(106,120,156)と、
を備えて成り、前記構成要素筐体(108)と前記障壁(100)との孔(106,120)が、前記ファン・モジュール筐体(109)の前記孔(156)よりも小さいサイズに作成されている、シールド。
【0045】
[実施態様2]
前記障壁(100)が、空気流孔(106)が形成された穿孔した金属板を備えて成ることを特徴とする、実施態様1に記載のシールド。
【0046】
[実施態様3]
前記障壁(100)が、水平壁(102)と、該水平壁(102)と連続して形成された垂直壁(104)とを有する金属板と、前記水平壁(102)と前記垂直壁(104)とに設けられた前記孔(106)とを備えて成ることを特徴とする、実施態様1に記載のシールド。
【0047】
[実施態様4]
前記ファン・モジュール筐体(109)内に支持された冷却ファン・モジュール(118)をさらに備えて成ることを特徴とする、実施態様1に記載のシールド。
【0048】
[実施態様5]
前記構成要素筐体(108)内に支持された電気式構成要素(12,14,16)をさらに備えて成ることを特徴とする、実施態様4に記載のシールド。
【0049】
[実施態様6]
空気プレナム(124)が、前記障壁(100)と前記冷却ファン・モジュール(118)との間に提供されていることを特徴とする、実施態様4に記載のシールド。
【0050】
[実施態様7]
EMIキャビネット(110)内に含まれる電気式構成要素(12,14,16)を遮蔽する方法であって、
冷却空気を吸い込むように構成された比較的小さいサイズの孔(120)と、冷却空気を前記EMIキャビネット(110)から出すように構成された比較的大きいサイズの孔(156)とを有するEMIキャビネット(110)を提供するステップと、
前記EMIキャビネット(110)内にあって比較的小さいサイズの孔(106)を有し、前記EMIキャビネット(110)を構成要素筐体(108)とファン・モジュール筐体(109)とに細分するように構成された障壁(100)、を提供するステップと、
前記構成要素筐体(108)内の電気式構成要素(12,14,16)と、前記ファン・モジュール筐体内のファン・モジュール(118)とを提供するステップと、
を備えて成り、前記EMIキャビネット(110)の前記構成要素筐体(108)と前記障壁(100)との比較的小さいサイズの孔(106,120)が、前記電気式構成要素(12,14,16)から出る比較的高い周波数の雑音を閉じこめるようなサイズに作成され、前記EMIキャビネット(110)の前記ファン・モジュール筐体(109)の比較的大きいサイズの孔(156)が、前記ファン・モジュール(118)から出る比較的低い周波数の雑音を閉じこめるとともに、前記EMIキャビネット(110)から冷却空気を排出するのに十分な空気流を提供するようなサイズに作成されることを特徴とする、方法。
【0051】
[実施態様8]
前記障壁(100)が、比較的小さいサイズの空気流孔(106)が形成された穿孔した金属板を備えて成ることを特徴とする、実施態様7に記載の方法。
【0052】
[実施態様9]
前記金属板が、水平壁(102)と、該水平壁(102)と連続して形成された垂直壁(104)とを有することを特徴とする、実施態様8に記載の方法。
【0053】
[実施態様10]
前記障壁(100)と前記EMIキャビネット(110)とが協力して、前記構成要素筐体(108)と前記ファン・モジュール筐体(109)とを構成し、冷却空気の流れを吸い込むために前記構成要素筐体(108)に前記比較的小さいサイズの孔(120)が形成され、前記ファン・モジュール筐体(109)から前記EMIキャビネット(110)の外に冷却空気流の流れを出すために前記ファン・モジュール筐体(109)に前記比較的大きいサイズの孔(156))が設けられていることを特徴とする、実施態様7に記載の方法。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明を用いることにより、収納筐体の内側から収納筐体の外側への高い周波数の輻射の伝搬を抑制することができる。また、冷却ファン・モジュールが生成する比較的低い周波数の輻射から内部構成要素を遮蔽することができるとともに、収納筐体内を冷却空気が効率的に流れることを可能することができる。さらに、ある収納筐体内の構成要素からのEMI/RFI輻射が別の構成要素を妨害しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】仮想線で示した収納キャビネットと共にEMIバリヤと冷却ファン・モジュールを有し、収納キャビネット内を通る冷却空気流経路を示す、従来技術の収納キャビネットの簡略化した斜視図である。
【図2】図1の線2−2に沿って切断した簡略化した縦断面図である。
【図3】本発明の1つの実施形態にしたがってキャビネット内の冷却空気流を改善するように、キャビネット内に形成され、キャビネット内に含まれる冷却ファン・モジュールをキャビネット内に含まれる他の比較的高い周波数のモジュール/構成要素から分離するために構成されたEMIシールドを有する収納キャビネットの簡略化した斜視図である。
【図4】図3の線4−4に沿って切断した簡略化した縦断面図である。
【符号の説明】
12,14,16:電気式構成要素
100:障壁
102:水平壁
104:垂直壁
108:構成要素筐体
106,120,156:孔
109:ファン・モジュール筐体
110:筐体
118:冷却ファン・モジュール
126,128,130,132,134,136:壁
Claims (12)
- 電気式構成要素のための電磁妨害(EMI)シールドであって、
筐体と、
該筐体を構成要素筐体とファン・モジュール筐体とに細分するために前記筐体の内部に支持された障壁と、
前記筐体および前記障壁に設けられ、冷却空気を、前記筐体の外から前記構成要素筐体を介して内部に導くとともに前記ファン・モジュール筐体を介して前記筐体の外に出すことを可能にする孔と、
を備えて成り、該孔のうち前記構成要素筐体および前記障壁の第1組の孔が前記ファン・モジュール筐体の第2組の孔よりも小さいサイズに作成されている、シールド。 - 前記障壁が、空気流孔が形成された穿孔した金属板を備えて成ることを特徴とする、請求項1に記載のシールド。
- 前記障壁が、
水平壁と、該水平壁と連続して形成された垂直壁とを有する金属板と、
前記水平壁と前記垂直壁とに設けられた前記孔と、
を備えて成ることを特徴とする、請求項1に記載のシールド。 - 前記ファン・モジュール筐体内に支持された冷却ファン・モジュールをさらに備えて成ることを特徴とする、請求項1に記載のシールド。
- 前記構成要素筐体内に支持された電気式構成要素をさらに備えて成ることを特徴とする、請求項4に記載のシールド。
- 空気プレナムが、前記障壁と前記冷却ファン・モジュールとの間に設けられていることを特徴とする、請求項4に記載のシールド。
- EMIキャビネット内に含まれる電気式構成要素を遮蔽する方法であって、
冷却空気を前記EMIキャビネットへ送るように構成された比較的小さいサイズの孔と、冷却空気を前記EMIキャビネットから送るように構成された比較的大きいサイズの孔とを有するEMIキャビネットを提供するステップと、
前記EMIキャビネット内にあって比較的小さいサイズの孔を有し、前記EMIキャビネットを構成要素筐体とファン・モジュール筐体とに細分するように構成された障壁、を提供するステップと、
前記構成要素筐体内の電気式構成要素と、前記ファン・モジュール筐体内のファン・モジュールとを提供するステップと、
を備えて成り、前記EMIキャビネットの前記構成要素筐体と前記障壁との比較的小さいサイズの孔が、前記電気式構成要素から出る比較的高い周波数の雑音を閉じこめるようなサイズに作成され、前記EMIキャビネットの前記ファン・モジュール筐体の比較的大きいサイズの孔が、前記ファン・モジュールから出る比較的低い周波数の雑音を閉じこめるとともに、前記EMIキャビネットから冷却空気を排出するのに十分な空気流を提供するようなサイズに作成されることを特徴とする、方法。 - 前記障壁が、比較的小さいサイズの空気流孔が形成された穿孔した金属板を備えて成ることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
- 前記金属板が、水平壁と該水平壁に連続して形成された垂直壁とを有し、前記障壁の前記比較的小さなサイズの孔は、前記水平壁と前記垂直壁とに設けられたことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
- 前記障壁と前記EMIキャビネットとが協力して、前記構成要素筐体と前記ファン・モジュール筐体とを構成し、冷却空気の流れを吸い込むために前記構成要素筐体に前記比較的小さいサイズの孔が形成され、前記ファン・モジュール筐体から前記EMIキャビネットの外に冷却空気流の流れを出すために前記ファン・モジュール筐体に前記比較的大きいサイズの孔が設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
- 電気式構成要素のための電磁妨害(EMI)シールドであって、
筐体と、
該筐体を構成要素筐体とファン・モジュール筐体とに細分するために前記筐体の内部に支持された障壁であって、前記ファン・モジュール筐体と前記筐体は共通の外面を有している障壁と、
前記筐体および前記障壁に設けられ、冷却空気を、前記筐体の外から前記構成要素筐体を介して内部に導くとともに前記ファン・モジュール筐体を介して前記筐体の外に出すことを可能にする孔と、
を備えて成り、該孔のうち前記構成要素筐体および前記障壁の第1組の孔が前記ファン・モジュール筐体の第2組の孔よりも小さいサイズに作成されている、シールド。 - EMIキャビネット内に含まれる電気式構成要素を遮蔽する方法であって、
冷却空気を前記EMIキャビネットへ送るように構成された比較的小さいサイズの孔と、前記EMIキャビネットから冷却空気を送るように構成された比較的大きいサイズの孔とを有するEMIキャビネットを提供するステップと、
前記EMIキャビネット内にあって比較的小さいサイズの孔を有し、前記EMIキャビネットを構成要素筐体とファン・モジュール筐体とに細分するように構成された障壁であって、前記ファン・モジュール筐体と前記筐体は共通の外面を有している障壁を提供するステップと、
前記構成要素筐体内の電気式構成要素と、前記ファン・モジュール筐体内のファン・モジュールとを提供するステップと、
を備えて成り、前記EMIキャビネットの前記構成要素筐体と前記障壁との比較的小さいサイズの孔が、前記電気式構成要素から出る比較的高い周波数の雑音を閉じこめるようなサイズに作成され、前記EMIキャビネットの前記ファン・モジュール筐体の比較的大きいサイズの孔が、前記ファン・モジュールから出る比較的低い周波数の雑音を閉じこめるとともに、前記EMIキャビネットから冷却空気を排出するのに十分な空気流を提供するようなサイズに作成されることを特徴とする、方法。
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