JP2000244181A - 電磁妨害シールドおよびシールド方法 - Google Patents

電磁妨害シールドおよびシールド方法

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JP2000244181A JP2000025735A JP2000025735A JP2000244181A JP 2000244181 A JP2000244181 A JP 2000244181A JP 2000025735 A JP2000025735 A JP 2000025735A JP 2000025735 A JP2000025735 A JP 2000025735A JP 2000244181 A JP2000244181 A JP 2000244181A
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】収納筐体の内側から収納筐体の外側へのEMI
/RFI輻射を抑制するとともに、収納筐体内の冷却フ
ァン・モジュールと内部構成要素との間、および内部構
成要素間のEMI/RFI輻射を遮蔽することができ、
同時に収納筐体内を冷却空気が効率的に流れることを可
能する収納筐体を提供する。 【解決手段】本発明の一実施例によれば、収納筐体は、
筐体、EMIバリヤ、空気流吸込孔、および排出空気流
孔を含む。EMIバリヤは、望ましくない比較的高い周
波数のEMI/RFI輻射の通過を防ぐのに十分に小さ
いサイズに作成された空気流孔を有する。障壁は、筐体
内部に支持され、筐体を構成要素筐体と冷却ファン・モ
ジュール筐体に細分するように構成される。排出空気流
孔は、EMIバリヤ孔と空気流吸込孔よりも大きいサイ
ズに作成され、冷却空気を冷却ファン・モジュールを介
して収納筐体から出すように冷却ファン・モジュール筐
体に提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁妨害(EM
I)シールドに関し、より詳細には、冷却ファン・モジ
ュールを比較的高い周波数のモジュール/構成要素から
分離し同時に空気流を改善する内部EMIバリヤを有す
る機器筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】電気式および電子式構成要素を収容し支
持するための筐体は、いくつかの重要な要件を満たすよ
うに設計されている。1つの要件は、含まれる電気式ア
センブリに対する物理的支持と保護を提供することであ
る。もう1つの要件は、特定の構成要素の動作を妨げな
いように電磁妨害(EMI)を遮蔽することである。さ
らにもう1つの要件は、動作中の構成要素によって生成
される熱を除去するために、筐体内に冷却空気流を提供
することである。
【0003】筐体の1つの例は、電子式および電気式収
納可能ユニットまたは構成要素を支持するために、しば
しば装置キャビネットと呼ばれるラック取付け可能な収
納筐体を含む。高い利用可能度の需要のために設計され
た典型的なラック取付け式収納筐体は、多数のファン・
モジュールを備え、信頼性が高く故障しにくい冗長空気
流冷却システムを提供する。また、そのような収納筐体
は、EMIシールドを備える。ファン・モジュールは、
収納筐体の内部、一般に後部に取り付けられ、1つのモ
ジュールが故障したときに容易に交換される。収納筐体
は、一般に、空気流冷却システムにより個々の内部構成
要素内に空気を送る空気プレナム(plenum)を備えるよ
うに設計されている。空気流冷却システムは、一般に、
ファン・モジュールのうちの1つが故障した場合でも個
々の構成要素が十分に冷却されるのように設計されてい
る。したがって、ファン・モジュールのうちの1つが動
作しなくなったときでも、筐体内に含まれる実行システ
ムは動作し続けることができる。したがって、次に、そ
のような故障したファン・モジュールを、全体の冷却能
力を低下させることなく交換することができる。
【0004】ラック取付け式収納筐体内のコンピュータ
や試験装置などの電気式構成要素のハウジングは、内部
に収容した電気式アセンブリまたは構成要素を遮蔽する
ための多くの技法をもたらした。そのようなアセンブリ
が生成する電磁界が、近くで動作している他の電気機器
に伝播しそれを妨害するのを防ぐことが望ましい。この
開示のために、電磁妨害(EMI)という用語は、電磁
妨害(EMI)と無線周波数妨害(RFI)の両方を含
む電磁的な輻射および放射を指すように理解される。こ
のようなタイプの妨害は両方とも、近くの電気機器の動
作を妨げる可能性がある電磁界を発生する。そのような
妨害を遮蔽するように設計された収容キャビネットは、
一般に、EMIキャビネットとして知られる。
【0005】図1に、EMIバリヤと冷却ファン・モジ
ュールを有する1つの従来技術の収納筐体を示す。より
詳細には、EMI収納筐体10を、部分的想像線で示
し、複数の電気式/電子式構成要素12、14および1
6を内部でEMIシールドし冷却する方法を示す。単一
の冷却ファン・モジュール18は、筐体10の後部上方
角部に支持されているように示される。しかしながら、
いくつかの従来技術の構造が、筐体10の後部に沿って
支持された複数の冷却ファン・モジュール18を利用す
ることを理解されたい。さらに、筐体10は、構成要素
12〜16の個々の正面パネル22が、筐体10のまわ
りに延びる前面周縁部分に沿って個々のEMIガスケッ
ト(図示せず)で封止されて、前面パネル26を形成す
るように構成される。
【0006】任意に、前面パネル26の1つの縁に、E
MIシールド扉を蝶番式に取り付け、その縁に沿ってE
MIガスケットで封止して、通常動作においてEMI/
RFI輻射を抑制し、筐体10内に収容された構成要素
へのアクセスを可能にすることができる。ボウェル(Vo
wles)その他に譲渡された米国特許第5,049,70
1号は、レール式の構成要素を支持するための前面ドア
を有するEMI筐体を教示しており、参照により本明細
書に組み込まれる。
【0007】個々の正面パネル22が、少なくとも前面
パネル26の一部を構成するように使用されている場合
は、正面パネル22と前面パネル26の前縁との間にE
MIシールド接合部を設ける必要がある。シュエンク
(Schwenk)その他に譲渡され、参照により本明細書に
組み込まれた米国特許第5,294,748号は、パネ
ル間に挾まれた電気良導体からなり、パネル間に形成さ
れた接合部に沿って延びる接触ストリップの使用を開示
している。当技術分野において、他のEMIガスケット
構造が既知である。米国特許第5,483,423号、
第5,704,117号、および第5,734,561
号は、接合部または接続部に沿ってEMIシールドを付
与する追加の技法を示しており、参照により本明細書に
組み込まれる。
【0008】図1に示したように、EMI収納筐体10
は、EMI/RFI輻射を抑制するようにして正面パネ
ル22、前面パネル26、背面パネル28、上面パネル
30、下面パネル32、側面パネル34および36が固
定された複数の枠部材を含む骨組(図示せず)を含む。
そのようなパネルを固定するための1つの技法は、導電
性指状ばねのストリップを使用して、パネルと骨組の間
にワイピング(wiping)電気接触を形成する。また、そ
の他の技術は、個々パネルを互いにまたは骨組に溶接す
ることを含み、当技術分野において十分に理解されてい
る。構成要素12、14、16などのラック取付け式電
気式/電子式構成要素を支持するために、パネル28、
34および36の内面に沿って複数の水平方向に延びる
レールが形成されることを理解されたい。
【0009】また図1に示すように、複数の吸込孔20
が、前面パネル26、すなわち個々の正面パネル22に
形成される。孔20は、冷却空気を、筐体10の外側か
ら前面パネル26を通り、吸込空気流経路38、40お
よび42を経由して流すことを可能にする。孔20は、
円形、楕円、または任意の適切な形状でよい。より詳細
には、冷却ファン・モジュール18は、空気を、吸込孔
20から個々の構成要素12〜16内を通し、排気空気
流経路44、46および48を経由して構成要素12〜
16から出し、共通空気プレナム44に流すモータ駆動
式ファンを含む。次に、冷却ファン・モジュール18
は、冷却モジュール流路50によってプレナム24内か
ら空気を吸い込み、吸い込んだ空気を、複数の比較的小
さいサイズの排気孔56によって提供される共通排出流
路52を経由して筐体10の背面パネル28から強制的
に出す。
【0010】図2は、図1の従来技術の収納筐体10
を、長さ方向に切断した縦断面で示す。ファン吸込口5
8は、筐体10内の構成要素12〜16の後ろの部分に
形成された比較的大きい空気プレナム44と連通するよ
うに示される。図2に、ファン・モジュール18によっ
て移動されるときの筐体10内の冷却空気の流れをはっ
きりと示す。冷却空気は、吸込み経路38、40および
42により、筐体10と個々の構成要素12〜16に吸
い込まれる。次に少し加熱された冷却空気が、排出経路
44、46および48を経由して構成要素12〜16か
ら出て、共通筐体または空気プレナム24に入るよう
に、個々の構成要素の12〜16の後部には、孔(図示
せず)が設けられる。冷却ファン・モジュール18は、
少し加熱された空気を、入口58を介してプレナム24
から吸い込み、冷却ファン・モジュール18近くの背面
パネル28に形成された複数の比較的小さい排気孔56
を介して筐体10から空気を排出する。
【0011】図1と図2に示した筐体10の構造に従っ
て、筐体10により電磁妨害(EMI)バリヤ54が提
供される。吸込孔20と排出孔56は、筐体10から望
ましくない周波数の電磁妨害(EMI)と無線周波数妨
害(RFI)が漏れるのを防ぐサイズに寸法が決定され
る。たとえば、筐体10内に含まれる構成要素の動作に
よって生成される電磁界から出る高周波成分が漏れるの
を防ぐために、孔のサイズを小さくする必要がある。そ
のような高周波成分の漏れ、または電磁波/無線周波数
波の漏れは、筐体10の外側であるが近くにある他の電
気/電子機器の動作を妨げることがある。したがって、
当技術分野では、望ましくないEMI/RFI成分が漏
れるのを防ぐために、吸込孔20と排出孔56の大きさ
と形状を適切に作成することがよく知られている。
【0012】しかしながら、最近、ラック取付け式収納
システムまたは筐体の大きさを最小にするように要求さ
れている。より詳細には、市場の圧力によって、収納筐
体のメーカは、ラック取付け式収納システムの大きさを
小さくするようになった。その結果、多くの収納筐体の
裏面パネル上で利用可能な表面積が次第に小さくなっ
た。したがって、筐体から冷却空気を排出するために利
用できる表面積がかなり小さくなり、これは、冷却ファ
ン・モジュールが、冷却空気を、より小さい表面積の全
体にわたって設けられた、より制限された数の排出孔か
ら、より強制的に排出しなければならないことを意味す
る。
【0013】さらに、収納筐体内で個々の構成要素を信
号結合する方法に変化があった。過去において、収納筐
体内の構成要素は、小型コンピュータ・システム・イン
タフェース(SCSI)を使用して結合されていた。最
近、収納筐体内の構成要素を接続するために、光ファイ
バ・ケーブルやコネクタなどのファイバ・チャネル技術
が使用されるようになった。しかしながら、ファイバ・
チャネル技術は、一般に、SCSI技術よりもはるかに
高い周波数の電磁妨害(EMI)輻射を生成する。
【0014】図1の筐体10のような収納筐体が、その
ような高い周波数を閉じこめるためには、吸込孔20と
排出孔56の穴の大きさをかなり小さくする必要があ
る。しかしながら、孔20および56の大きさを小さく
すると、排出冷却空気を排出流路52を経由して排出孔
56から押し出す冷却ファン・モジュール18の能力が
著しく制限されることがある。ほとんどの設計におい
て、前面パネル26は、小さいサイズの吸込孔20の数
を多くするのに十分な表面積を含む。しかしながら、一
般に、前述の収納筐体のサイズを小さくする努力によ
り、小さいサイズの排出孔56の数を多くするために、
背面パネルに冷却ファン・モジュール18に沿って提供
される表面積が不十分になる。
【0015】さらに悪いことに、冷却ファン・モジュー
ル内のファンは、冷却空気を比較的小さいサイズの排出
孔から吹き出すかまたは押し出すことが要求され、これ
は、小さいサイズの排出孔から冷却空気を吸い込むより
もかなり困難でかつ非効率的であることが分かってい
る。その結果、排出孔の穴のサイズを小さくする最近の
試みは、容積空気流の余裕または効率を悪化させ、収納
筐体からの熱放散を減少させた。
【0016】したがって、収納筐体の内側から収納筐体
の外側への高い周波数の輻射の伝搬を制限するのに適し
たEMI/RFIバリヤを有する改良された収納筐体を
提供する必要がある。
【0017】さらに、冷却ファン・モジュールが生成す
る比較的低い周波数の輻射から内部構成要素を遮蔽する
ことができ、同時に収納筐体内を冷却空気が効率的に流
れることを可能する収納筐体を提供する必要がある。さ
らに、ある収納筐体内の構成要素からのEMI/RFI
輻射が別の構成要素を妨害しないように収容筐体内の構
成要素を遮蔽または分離するための技法を提供すること
が必要とされる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、収納
筐体の内側から収納筐体の外側への高い周波数の輻射の
伝搬を制限するのに適したEMI/RFIバリヤを有す
る改良された収納筐体を提供することにある。本発明の
別の課題は、冷却ファン・モジュールが生成する比較的
低い周波数の輻射から内部構成要素を遮蔽することがで
き、同時に収納筐体内を冷却空気が効率的に流れること
を可能する収納筐体を提供することにある。本発明のさ
らに別の課題は、ある収納筐体内の構成要素からのEM
I/RFI輻射が別の構成要素を妨害しないように収容
筐体内の構成要素を遮蔽または分離するための技法を提
供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】電磁妨害(EMI)を遮
蔽した収納筐体は、収納筐体内の冷却空気の流れを改善
するために、筐体内に含まれかつ1つまたは複数の冷却
ファン・モジュールを比較的高い周波数のモジュール/
構成要素から分離するように構成された内部EMIバリ
ヤを含む。
【0020】本発明の1つの態様によれば、収納筐体
は、電気/電子式構成要素のために提供される。収納筐
体は、筐体、EMIバリヤ、空気流吸込孔、および排出
空気流孔を含む。筐体は、電気/電子式構成要素を収容
するように構成された少なくとも1つの壁を有する。E
MI障壁は、望ましくない比較的高い周波数のEMI/
RFI輻射の通過を防ぐのに十分に小さいサイズに作成
された空気流孔を有する。障壁は、筐体内部に支持さ
れ、筐体を構成要素筐体と冷却ファン・モジュール筐体
に細分するように構成される。空気流吸込孔は、構成要
素筐体に提供され、冷却空気を、構成要素内に吸い込
み、中に含まれる構成要素を冷却する。排出空気流孔
は、EMIバリヤ孔と空気流吸込孔よりも大きいサイズ
に作成され、冷却空気を冷却ファン・モジュールを介し
て収納筐体から出すように冷却ファン・モジュール筐体
に提供される。構成要素筐体は、含まれる構成要素から
出る比較的高い周波数のEMI/RFI輻射を閉じこめ
るように構成され、冷却ファン・モジュール筐体は、含
まれるファン・モジュールから出る比較的低い周波数の
EMI/RFI輻射を閉じ込め、同時に収納筐体からの
冷却空気の比較的大きい通路を提供するように構成され
る。
【0021】本発明のもう1つの態様によれば、電気式
構成要素のための電磁妨害(EMI)シールドが提供さ
れる。シールドは、筐体、障壁、および孔を含む。筐体
は、少なくとも1つの壁からなる。障壁は、筐体を構成
要素筐体とファン・モジュール筐体に細分するように筐
体の内部に支持される。冷却空気を筐体の外側から吸い
込んで構成要素筐体を介してファン・モジュール筐体か
ら外に出すことができるように、構成要素筐体と障壁に
孔が設けられる。構成要素筐体と障壁の孔は、ファン・
モジュール筐体の孔よりも小さいサイズに作成される。
【0022】本発明のもう1つの態様により、EMIキ
ャビネット内に含まれる電気式構成要素を遮蔽する方法
が含まれる。この方法は、冷却空気を吸い込むように構
成された比較的小さいサイズの孔と、冷却空気をEMI
キャビネットから出すように構成された比較的大きいサ
イズの孔とを有するEMIキャビネットを提供する。ま
た、この方法は、比較的小さいサイズの孔を有するEM
Iキャビネット内に障壁を提供し、この障壁は、EMI
キャビネットを構成要素筐体とファン・モジュール筐体
に細分するように構成される。さらに、構成要素筐体内
に電気式構成要素が提供され、ファン・モジュール筐体
内にファン・モジュールが提供され、EMIキャビネッ
トの構成要素筐体と障壁の比較的小さいサイズの孔が、
電気式構成要素から出る比較的高い周波数の雑音を閉じ
こめるようなサイズに作成され、EMIキャビネットの
ファン・モジュール筐体の比較的大きいサイズの孔が、
ファン・モジュールから出る比較的低い周波数の雑音を
閉じこめ、同時に冷却空気をEMIキャビネットから出
すのに十分な空気流を提供するように構成される。
【0023】本出願人の発明の1つの利点は、収納筐体
の外側にある装置が、モジュール/構成要素または冷却
ファン・モジュールから妨害EMI/RFI輻射を受け
ないように、比較的低い周波数の冷却ファン・モジュー
ルと共にEMI収納筐体内の比較的高い周波数のモジュ
ール/構成要素を電磁遮蔽する機能である。
【0024】さらに他の利点は、1つまたは複数の冷却
ファン・モジュール内に十分な冷却空気流を付加的に提
供すると同時に前述の利点を提供することである。
【0025】次に、本発明の好ましい実施形態を、本発
明を実行するための最良の形態を実施する例を示す以下
の添付図面に関して説明する。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明のこの開示は、米国特許法
の憲法上の目的「科学および有益な技術の進歩を促進す
るため」を促進するために提出される。米国憲法第8章
第1条。
【0027】本出願人の発明の創造的な特徴により構成
されたEMIバリヤおよび冷却ファン・モジュールを有
する収納筐体は、図3と図4に示され、参照番号110
によって示される。より詳細には、EMI収納筐体11
0は、複数の電気/電子式構成要素12、14および1
6をEMIシールドし空気冷却する方法を示すために部
分的に想像線で示される。筐体110は、以下に説明す
る新規な特徴を除いて、図1と図2の筐体10と構造が
類似している。
【0028】図では、筐体110の後部上方角部に、単
一の冷却ファン・モジュール118が支持される。代替
の構造が、筐体10の後面に沿って支持された複数の冷
却ファン・モジュール118を利用することができるこ
とを理解されたい。しかしながら、そのような代替の構
造は、小型でなくなる。さらに、筐体110は、構成要
素12〜16の個々の正面パネル22が、筐体10のま
わりに延びる前面周縁部分とともに個々のEMIガスケ
ット(図示せず)で密閉されて前面パネル126を形成
するように構成される。任意に、前面パネル126の1
つの縁にEMIシールド扉を蝶番式に取り付け、その縁
に沿ってEMIガスケットで密閉して通常動作中のEM
I/RFI輻射を抑制し、筐体110内に収容された構
成要素へのアクセスを可能にすることができる。
【0029】個々の正面パネル22が前面パネル126
を構成する場合は、正面パネル22と前面パネル126
の前縁との間にEMI遮蔽接合部を設ける必要がある。
従来技術で考察したように、当技術分野ではいくつかの
ガスケット構造が知られている。1つの技法は、連続的
な溶接によりパネルを隣り合った縁に沿って溶接するこ
とを含む。
【0030】図3に示すように、EMI収納筐体110
は、EMI/RFI輻射を抑制するようにして正面パネ
ル122、前面パネル126、背面パネル128、上面
パネル130、下面パネル132および側面パネル13
4と136を含む複数の壁が固定された複数の枠部材を
含む骨組(図示せず)を含む。そのようなパネルを固定
する1つの技法は、導電性指状ばねのストリップを使用
してパネルと骨組の間にワイピング電気接触を形成す
る。また、個々のパネルを互いにまたは骨組に溶接する
ことを含む当技術分野における他の技術はよく知られて
いる。また、構成要素12、14および16のようなラ
ック取付け式電気/電子式構成要素を支持するために、
パネル128、134および136の内側面に沿って複
数の水平に延びるレールが形成されることを理解された
い。
【0031】筐体110内部の体積が第1の構成要素E
MI筐体と第2の構成要素EMI筐体に細分されるよう
にして、筐体110の内部に、電磁妨害(EMI)障壁
100が支持される。第1の構成要素EMI筐体は、個
々の構成要素12〜14を包んで構成要素筐体108を
構成し、第2の構成要素EMI筐体は、冷却ファン・モ
ジュールを包んで冷却ファン・モジュール筐体109を
構成する。筐体110の第1の部分とEMI障壁100
の間に、構成要素筐体108が構成される。同様に、筐
体110の第2の残りの部分と障壁100の間に、冷却
ファン・モジュール筐体109が構成される。この開示
とクレームの文言の解釈のために、「EMI障壁」とい
う用語は、EMI輻射とRFIの輻射の一方または両方
の伝播を遮る障壁を指すことを理解されたい。
【0032】1つの構造によれば、壁100と筐体11
0との間からのEMI伝播を防ぐために、EMI障壁1
00が、1つまたは複数の連続的な溶接によって筐体1
10の内部に取り付けられる。代替として、EMI障壁
100は、当技術分野において既知のよく知られた構造
のうちの1つにより、ラック(図示せず)上の筐体11
0内に、EMIガスケットによって固定される。さら
に、代替として、障壁100は、冷却ファン・モジュー
ルの壁部分によって構成される。
【0033】図3に示したように、EMI障壁100
は、水平な壁102および連続した垂直な壁104を含
む。壁102と104はそれぞれ、構成要素筐体108
内に比較的高い周波数のEMI/RFI輻射を閉じこめ
るのに十分なサイズに決められた比較的小さいサイズの
孔106の比較的大きい領域を含む。冷却ファン・モジ
ュール118は、障壁100の上に、間に空気プレナム
125を提供するように支持され、プレナム124内か
ら垂直壁104を介した冷却空気流の取出しを促進する
はたらきをする。別の状況では、EMI/RFI輻射
は、冷却ファン・モジュール筐体109を通り、収納筐
体110内の冷却空気の十分な流れを可能にするために
筐体109に沿って設けられた大きいサイズの孔156
から漏れる。代替として、EMI障壁100は、孔10
6に比例したサイズに対応する孔を有する穿孔した金属
スクリーンの1つまたは複数の片からなってもよい。
【0034】動作において、EMI障壁100は、冷却
ファン・モジュール118を、構成要素筐体108を含
む比較的高い周波数のEMI小室112から分離する。
したがって、構成要素12〜14から出る比較的高い周
波数のEMI/RFI輻射は、構成要素筐体108を含
む冷却ファン・モジュール小室114内に閉じこめられ
る。これと同時に、冷却ファン・モジュール筐体109
の近くに、収納筐体110から出る大きいサイズの排出
孔156が設けられる。
【0035】また図3に示したように、複数の比較的小
さいサイズの吸込孔120が、前面パネル126、すな
わち個々の正面パネル22に形成される。孔120は、
冷却空気を、筐体110の外側から、吸込み空気流経路
138、140および142により前面パネル126を
介して吸い込むことを可能にする。孔120は、構成要
素筐体108内部からのEMI/RFI輻射の通過を防
ぐのに十分な大きさに作成される。さらに、冷却ファン
・モジュール118は、空気を、吸込孔120から個々
の構成要素12〜16内に吸い込み、排出空気流経路1
44、146および148により構成要素12〜16か
ら出し、共通の空気プレナム144に送るモータ駆動式
ファンを含む。次に、冷却ファン・モジュール118
は、空気を冷却モジュール流路150によってプレナム
124内から引き出し、引き出した空気を、共通排出流
路152によって、複数の比較的大きいサイズの排出孔
156を設けた筐体110の背面パネル128から強制
的に出す。比較的大きいサイズの排出孔156は、冷却
ファン・モジュール118に含まれる冷却ファンの動作
によって生成される比較的低い周波数のEMI/RFI
輻射の通過を防ぎ、また冷却空気の比較的制限されない
流れを提供するのに十分な大きさに作成される。
【0036】図4は、図3の新規の収納筐体110を、
長さ方向に切断した縦断面図で示す。ファン吸込口15
8は、筐体110の内側部分の構成要素12〜16の後
ろに構成された比較的大きい空気プレナム124と連通
して示される。ファン・モジュール118によって移動
されるときの筐体110を通る冷却空気の流れが、図4
にはっきりと示される。冷却空気は、筐体110内に吸
い込まれ、吸込経路138、140および142によっ
て個々の構成要素12〜16に吸い込まれる。少し加熱
された冷却空気が、排出経路144、146および14
8によって構成要素12〜16から出て、共通筐体また
は空気プレナム124に入るように、各構成要素12〜
16の後部に孔(図示せず)が設けられる。冷却ファン
・モジュール118は、障壁100の孔106と入口1
58を介して、プレナム124から少し加熱された冷却
空気を吸い込み、その空気を、背面パネル128の冷却
ファン・モジュール118の近くに形成された複数の比
較的大きいサイズの排出孔156を介して筐体110か
ら放出する。
【0037】図3と図4に示した筐体110の構造によ
り、筐体110内に電磁妨害(EMI)バリヤ154が
提供される。吸込孔120とバリヤ孔106は、構成要
素筐体108から望ましくない周波数の電磁妨害(EM
I)と無線周波数妨害(RFI)が漏れるのを防ぐサイ
ズに大きさが決定される。たとえば、筐体110内に含
まれる構成要素を動作させることによって生成される電
磁界から出る高周波成分が漏れるのを防ぐために、孔の
サイズを小さくする必要がある。そのような高周波成分
の漏れ、または電磁波/高周波の漏れは、筐体110の
外側にあるが近くにある他の電気/電子機器の動作を妨
げることがある。したがって、当技術分野において、望
ましくないEMI/RFI成分の漏れを防ぐために吸込
孔120と障壁孔156の大きさを適切に決めることは
よく知られている。
【0038】図4に示したように、EMIバリヤ154
は、EMI小室112を定義するパネルおよびEMI障
壁100によって構成される。EMIバリヤ154は、
簡略化して示され、構成要素12〜14の正面パネル2
2を含む収納筐体110とEMI障壁100の表面から
なることを理解されたい。動作において、EMI障壁1
00は、収納筐体110の内側に永久に取り付けられた
穿孔した金属EMIバリヤを構成する。障壁100は、
実際には、ファン・モジュール118を、EMIバリヤ
154内、すなわち収納筐体110のEMI小室112
内に含まれる高周波モジュール/構成要素12〜14か
ら分離する。
【0039】図3と図4に示した構造により、冷却ファ
ン・モジュール118内のモータ駆動式ファン(図示せ
ず)は、冷却空気を、(図1と図2の)排出孔56のよ
うな、比較的小さいサイズでかつより制限的な排出孔の
比較的小さい集まりから押し出そうとするのではなく、
より効率的でかつ有効な比較的大きい排出領域を構成す
る比較的大きいサイズの排出孔156から空気を押し出
す。したがって、ファン・モジュール118からの排出
孔156は、ファン・モジュール118内から生成され
た比較的低い周波数を閉じ込めるだけでよいように、E
MIバリヤ154の孔106および120よりも十分に
大きくサイズに作成される。さらに、空気を(図1の)
孔56から押し出すよりも多数の比較的小さいサイズの
孔106から空気を吸い込む方が容易である。
【0040】さらに、収納筐体110から出る任意のケ
ーブル、線、および通信線は、高い周波数EMI/RF
I輻射を含む高い周波数の信号が収納筐体110から出
るのを防ぐために現在知られている構造を使用し、比較
的大きい排出孔156を介してファン・モジュール11
8内に入りまた筐体110から外に出ることができるこ
とが想定される。
【0041】図3の筐体110の構造の1つの例は、直
径が3ミリメートルの大きさの孔106および120
と、直径15ミリメートルの孔156を有する薄板金属
からなる。直径3ミリメートルの孔106および120
は、1GHzまでの基本周波数を防ぎ、15ミリメート
ルの孔は、100MHzまでの基本周波数を防ぐことが
現在知られている。そのようなサイズの孔106、12
0および156は、本出願人の発明に利用されるとき1
つの適切な解決策を提供する。任意に、孔106および
120を、直径が6ミリメートルの大きさ作成すること
ができ、そのような孔は、1GHzまでの基本周波数を
防ぐために有効深さを有する導波管として構成される。
さらに、孔106、120と156は、最大寸法が、基
本周波数の通過を防ぐように、楕円形、四角形、星形な
どの他の形状を有するように構成することができること
を理解されたい。
【0042】法令に従い、本発明を、構造と方法の特徴
に関して多少特殊な文言で説明した。しかしながら、本
明細書に開示した手段が、本発明を有効にする好ましい
形態を含むため、本発明が、ここに示し説明した特定の
特徴に制限されないことを理解されたい。
【0043】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0044】[実施態様1]電気式構成要素(12,1
4,16)のための電磁妨害(EMI)シールドであっ
て、少なくとも1つの壁(126,128,130,1
32,134,136)からなる筐体(110)と、前
記筐体(110)を構成要素筐体(108)とファン・
モジュール筐体(109)とに細分するために前記筐体
(110)の内部に支持された障壁(100)と、前記
筐体(110)と前記障壁(100)とに設けられ、冷
却空気を、前記筐体(110)の外から前記構成要素筐
体(108)を介して前記ファン・モジュール筐体(1
09)の外に出すように吸い込むことを可能にする孔
(106,120,156)と、を備えて成り、前記構
成要素筐体(108)と前記障壁(100)との孔(1
06,120)が、前記ファン・モジュール筐体(10
9)の前記孔(156)よりも小さいサイズに作成され
ている、シールド。
【0045】[実施態様2]前記障壁(100)が、空気
流孔(106)が形成された穿孔した金属板を備えて成
ることを特徴とする、実施態様1に記載のシールド。
【0046】[実施態様3]前記障壁(100)が、水平
壁(102)と、該水平壁(102)と連続して形成さ
れた垂直壁(104)とを有する金属板と、前記水平壁
(102)と前記垂直壁(104)とに設けられた前記
孔(106)とを備えて成ることを特徴とする、実施態
様1に記載のシールド。
【0047】[実施態様4]前記ファン・モジュール筐体
(109)内に支持された冷却ファン・モジュール(1
18)をさらに備えて成ることを特徴とする、実施態様
1に記載のシールド。
【0048】[実施態様5]前記構成要素筐体(108)
内に支持された電気式構成要素(12,14,16)を
さらに備えて成ることを特徴とする、実施態様4に記載
のシールド。
【0049】[実施態様6]空気プレナム(124)が、
前記障壁(100)と前記冷却ファン・モジュール(1
18)との間に提供されていることを特徴とする、実施
態様4に記載のシールド。
【0050】[実施態様7]EMIキャビネット(11
0)内に含まれる電気式構成要素(12,14,16)
を遮蔽する方法であって、冷却空気を吸い込むように構
成された比較的小さいサイズの孔(120)と、冷却空
気を前記EMIキャビネット(110)から出すように
構成された比較的大きいサイズの孔(156)とを有す
るEMIキャビネット(110)を提供するステップ
と、前記EMIキャビネット(110)内にあって比較
的小さいサイズの孔(106)を有し、前記EMIキャ
ビネット(110)を構成要素筐体(108)とファン
・モジュール筐体(109)とに細分するように構成さ
れた障壁(100)、を提供するステップと、前記構成
要素筐体(108)内の電気式構成要素(12,14,
16)と、前記ファン・モジュール筐体内のファン・モ
ジュール(118)とを提供するステップと、を備えて
成り、前記EMIキャビネット(110)の前記構成要
素筐体(108)と前記障壁(100)との比較的小さ
いサイズの孔(106,120)が、前記電気式構成要
素(12,14,16)から出る比較的高い周波数の雑
音を閉じこめるようなサイズに作成され、前記EMIキ
ャビネット(110)の前記ファン・モジュール筐体
(109)の比較的大きいサイズの孔(156)が、前
記ファン・モジュール(118)から出る比較的低い周
波数の雑音を閉じこめるとともに、前記EMIキャビネ
ット(110)から冷却空気を排出するのに十分な空気
流を提供するようなサイズに作成されることを特徴とす
る、方法。
【0051】[実施態様8]前記障壁(100)が、比較
的小さいサイズの空気流孔(106)が形成された穿孔
した金属板を備えて成ることを特徴とする、実施態様7
に記載の方法。
【0052】[実施態様9]前記金属板が、水平壁(10
2)と、該水平壁(102)と連続して形成された垂直
壁(104)とを有することを特徴とする、実施態様8
に記載の方法。
【0053】[実施態様10]前記障壁(100)と前記
EMIキャビネット(110)とが協力して、前記構成
要素筐体(108)と前記ファン・モジュール筐体(1
09)とを構成し、冷却空気の流れを吸い込むために前
記構成要素筐体(108)に前記比較的小さいサイズの
孔(120)が形成され、前記ファン・モジュール筐体
(109)から前記EMIキャビネット(110)の外
に冷却空気流の流れを出すために前記ファン・モジュー
ル筐体(109)に前記比較的大きいサイズの孔(15
6))が設けられていることを特徴とする、実施態様7
に記載の方法。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を用いるこ
とにより、収納筐体の内側から収納筐体の外側への高い
周波数の輻射の伝搬を抑制することができる。また、冷
却ファン・モジュールが生成する比較的低い周波数の輻
射から内部構成要素を遮蔽することができるとともに、
収納筐体内を冷却空気が効率的に流れることを可能する
ことができる。さらに、ある収納筐体内の構成要素から
のEMI/RFI輻射が別の構成要素を妨害しないよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】仮想線で示した収納キャビネットと共にEMI
バリヤと冷却ファン・モジュールを有し、収納キャビネ
ット内を通る冷却空気流経路を示す、従来技術の収納キ
ャビネットの簡略化した斜視図である。
【図2】図1の線2−2に沿って切断した簡略化した縦
断面図である。
【図3】本発明の1つの実施形態にしたがってキャビネ
ット内の冷却空気流を改善するように、キャビネット内
に形成され、キャビネット内に含まれる冷却ファン・モ
ジュールをキャビネット内に含まれる他の比較的高い周
波数のモジュール/構成要素から分離するために構成さ
れたEMIシールドを有する収納キャビネットの簡略化
した斜視図である。
【図4】図3の線4−4に沿って切断した簡略化した縦
断面図である。
【符号の説明】
12,14,16:電気式構成要素 100:障壁 102:水平壁 104:垂直壁 108:構成要素筐体 106,120,156:孔 109:ファン・モジュール筐体 110:筐体 118:冷却ファン・モジュール 126,128,130,132,134,136:壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気式構成要素のための電磁妨害(EM
    I)シールドであって、 少なくとも1つの壁からなる筐体と、 前記筐体を構成要素筐体とファン・モジュール筐体とに
    細分するために前記筐体の内部に支持された障壁と、 前記筐体と前記障壁とに設けられ、冷却空気を、前記筐
    体の外から前記構成要素筐体を介して前記ファン・モジ
    ュール筐体の外に出すように吸い込むことを可能にする
    孔と、 を備えて成り、前記構成要素筐体と前記障壁との孔が、
    前記ファン・モジュール筐体の前記孔よりも小さいサイ
    ズに作成されている、シールド。
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