JP2005093618A - 電子機器収納用ラック - Google Patents

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Abstract

【課題】各種サイズの電子機器を収納することができて自在性の高い収納能力を発揮し得るとともに、これに加えて、いずれのサイズの電子機器を収納したとしても、高い冷却性能を保証することが可能な電子機器収納用ラックを提供する。
【解決手段】内部圧力を高めることが可能な気密性をもって形成され、複数の電子機器を収納するラック本体6aと、ラック本体内に設けられ、電子機器を支持し、かつ電子機器前面部の前方に給気用チャンバーSを、電子機器後面部の後方に排気用チャンバーEを区画すべく、電子機器とラック本体との間隙を封止する、一対の封止プレート16および前方コラム17と、ラック本体内に設けられ、給気用チャンバーの容積を調整可能とすべく、封止プレート等をシフト自在とするシフトガイド12と、ラック本体に設けられ、空調空気Suおよび排気Exをラック本体へ導入し、排出する給気口21および排気口22とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種サイズの電子機器を収納することができて収納の自在性が高いとともに、これに加えて、いずれのサイズの電子機器を収納したとしても、高い冷却性能を保証することが可能な電子機器収納用ラックに関する。
従来、サーバやハードディスク、各種のストレージ機器、医療用機器、情報機器、測定機器等の電子機器を、複数台収納するようにしたラック内部の昇温を防止するために、各種の提案がなされている。例えば特許文献1の「キャビネット収納型情報処理装置の冷却方法」では、当該情報処理装置を効率良く冷却することを目的とし、ラックキャビネットを複数の中空の柱で構成し、ラックキャビネット内に設置された冷却装置により冷却された空気を、複数の柱のうちの少なくとも一つの柱から情報処理装置に供給し、複数の柱のうちの残りの柱から情報処理装置の排気をラックキャビネットの上方へ排出するようにして、これにより当該目的を達成するようにしている。
また、特許文献2の「電子機器システム及び縦型ラック」では、内部での発熱が問題となる薄型の電子機器を多数重ねて配置する構造において、格納スペースの増大を最小限にして内部の冷却効果を高めることができる技術を提供することを目的とし、同一規格構造の電子機器を複数縦に並べて保持する保持部としてのレールと、上下に隣接する電子機器を水平方向にずらして固定する固定部としてのボルト穴群を含むようにし、さらにレールをフレームで支持して電子機器を取り付ける枠体を構成するようにしていて、これにより当該目的を達成するようにしている。
なお、本願出願人は、関連する先行出願として、特開2002−341962号を出願している。
特開平11−212674号公報 特開2002−366258号公報
ところで、上記電子機器、例えばサーバのサイズは規格化されているものの、大小幾つかの種類がある。これらサーバなどの電子機器を収納するための電子機器収納用ラックとしては、いずれのサイズの電子機器であっても収納できるように、自在性の高い収納能力が求められることはもちろんのこと、それだけではなく、いずれのサイズの電子機器を収納したとしても、上述したように収納した電子機器を適切かつ効果的に冷却できることが望ましい。
しかしながら、特許文献1にあっては、ラックキャビネットの柱は、情報処理装置の外形寸法に合わせて配置する必要があり、従ってラックキャビネットは情報処理装置のサイズごとに設計製作する必要があって、特定サイズの情報処理装置のみを収納してこれを冷却できるに過ぎず、各種サイズの情報処理装置に適用できるという拡張性がないとともに、冷却作用も、このようなラックに収納される特定サイズの情報処理装置に対してのみ確保できるに過ぎない構造であった。
また特許文献2にあっても、電子機器が取り付けられるレールには、上下に隣接する電子機器を水平方向にずらして固定することはできるものの、これらレールはすべて等しい長さで形成されて、四隅の4つのフレームに固定されるようになっており、要するに電子機器を支持するフレームが、電子機器の位置をずらすための寸法を電子機器の外形寸法に足し合わせた一定の間隔で配置されるもので、結局、特定サイズの電子機器を水平方向にずらす余裕をもって構成されているだけであり、特許文献2でも、特定サイズの電子機器を収納してこれらを冷却できるに過ぎない構造であった。
そしてまた、電子機器収納用ラックにあっては、各種電子機器のサイズの大小にかかわらず、これら電子機器の種々の発熱量に応じた相当の冷却性能を確保することも重要であって、このような電子機器収納用ラックに対する合理的な冷却システムの案出が望まれていた。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、各種サイズの電子機器を収納することができて自在性の高い収納能力を発揮し得るとともに、これに加えて、いずれのサイズの電子機器を収納したとしても、高い冷却性能を保証することが可能な電子機器収納用ラックを提供することを目的とする。
本発明にかかる電子機器収納用ラックは、内部圧力を高めることが可能な気密性をもって形成され、複数の電子機器をその内部に収納するラック本体と、該ラック本体内に設けられ、上記電子機器を支持するとともに、該電子機器の前面部前方に給気用チャンバーを区画し、かつ該電子機器の後面部後方に排気用チャンバーを区画するために、これら電子機器とラック本体との間隙を封止する、少なくとも一対の支持フレームと、上記ラック本体内に設けられ、上記給気用チャンバーの容積を調整可能とすべく、上記支持フレームをシフト自在とするシフトガイドと、上記ラック本体に設けられ、それぞれ空調空気を該ラック本体へ導入し、排気を該ラック本体から排出する給気部および排気部とを備えたことを特徴とする。
本発明にあっては第1の主要な構成として、ラック本体内に、複数の電子機器を支持しつつ、電子機器の前面部前方に給気用チャンバーを区画し、かつ電子機器の後面部後方に排気用チャンバーを区画するために、これら電子機器とラック本体との間隙を封止する支持フレームを備えていて、この支持フレームによってラック本体内を、給気用と排気用との2つのチャンバーに分離するようにしていて、電子機器の前面部に給気用チャンバーからのみ空調空気を流入させ、電子機器の後面部から排気用チャンバーへのみ排気を流出させて、空調空気と排気とが混合されることを阻止することが可能であり、これにより、空調空気で電子機器を適切かつ効果的に冷却し得る。そしてまた特に、ラック本体を、その内部圧力を高めることが可能な気密性をもって形成するようにしていて、これにより給気用チャンバーの内圧を高めることが可能であり、電子機器への給気の流入効率を高めることができて、高い冷却効果を確保し得る。そしてまた、ラック本体を、相当の気密性をもって形成するとは、ラック本体にパンチングなどによって換気孔を形成しないことを意味し、これによりラック本体の剛性向上を図れるとともに、電磁波シールド性能も向上することが可能になる。
また、第2の主要な構成として、ラック本体内に、給気用チャンバーの容積を調整可能とすべく、支持フレームを前後方向へシフト自在とするシフトガイドを備えていて、このシフトガイドによって支持フレームをシフトさせることで、支持フレームで支持している電子機器の前面部前方に区画される給気用チャンバーの容積を変更することが可能であり、電子機器の発熱量が大きい場合など、給気用チャンバーの容量を大きくしたいときや、電子機器のサイズが小さい場合など、ラック本体内に大きな容積で給気用チャンバーを確保できるときなどに、排気用チャンバーの容積とバランスをとりながら、必要な容積の給気用チャンバーを適切に確保することができる。
また、前記給気部と前記支持フレームとの間に伸縮自在に設けられ、該給気部から導入される空調空気を前記給気用チャンバーへ案内するダクトを備えたことを特徴とする。ラック本体に設けられる給気部と支持フレームとの間に、給気部から導入される空調空気を給気用チャンバーへ案内する伸縮自在なダクトを備えていて、このダクトにより、給気用チャンバーの容積調整のため、支持フレームがどの位置にシフトされたかに関わらず、給気部を給気用チャンバーのみに連通させることができ、空調空気を適切に給気用チャンバーへ供給することが可能となる。
また、前記給気部には、前記支持フレームのシフト方向に対して一定の寸法で、空調空気を流通させる導入開口が形成され、前記ダクトは、上記導入開口と前記給気用チャンバーとを連通させることを特徴とする。給気部に導入開口を形成する場合、この導入開口と給気用チャンバーとを、上記ダクトを利用して連通させるようにすると、導入開口は、支持フレームのシフト量、ひいては給気用チャンバーの容積とは無関係に大きな一定寸法で形成することが可能であり、十分な量の空調空気の給気用チャンバーへの供給を保証し得る。
また、前記ラック本体は電磁波シールド部材で形成されるとともに、前記給気部および前記排気部には、電磁波シールド部材が設けられることを特徴とする。これにより、外部からの有害な電磁波から電子機器を保護することが可能となる。
また、前記支持フレームには、これを貫通して前記給気用チャンバー内の空調空気を該電子機器の側面部へ流通させる開閉自在な連通孔が形成されていることを特徴とする。開閉自在な連通孔を利用して電子機器の側面部に空調空気を流通させるようにしていて、連通孔を閉じておけば、給気用チャンバーを排気用チャンバーから確実に分離できる一方で、これを開放することにより、空調空気の取り入れ口が側面部に形成されている電子機器であっても、適切に冷却することが可能となる。
また、前記給気部には給気ファンが設けられていることを特徴とする。これにより、空調空気を強制給気することができて、給気用チャンバーの内圧を確実に昇圧することが可能となり、電子機器を確実かつ効率よく冷却し得る。
さらに、前記排気部には排気ファンが設けられていることを特徴とする。これにより、排気を強制排気することができ、これに伴う空調空気の吸引作用によって必要な空調空気の流れを適切に生じさせることが可能となり、これによっても電子機器を確実かつ効率よく冷却し得る。
以上要するに、本発明にかかる電子機器収納用ラックにあっては、各種サイズの電子機器を収納することができて自在性の高い収納能力を発揮し得るとともに、これに加えて、いずれのサイズの電子機器を収納したとしても、高い冷却性能を保証することができる。
以下に、本発明にかかる電子機器収納用ラックの好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態にかかる電子機器収納用ラック6は図1〜図6に示すように、フレーム状の骨組みに取り付けられる天板1、底板2、前板3、後板4、並びに左右一対の側板5から筐体状に形成され、二重床などの床面7上に設置される。電子機器収納用ラック6を構成するこれら天板1等はすべて、電子機器収納用ラック6内の内部圧力を高めることが可能な気密性が得られるように、また、その内部を外部の電磁波から遮蔽するとともに内部から外部への電磁波漏洩を防止するために、相当の板厚を有する孔無しの鋼板材などの電磁波シールド部材によって形成される。
本実施形態にあっては電子機器収納用ラック6は、その内部が仕切り板8で上下に仕切られて、上部が、サーバやハードディスク、各種のストレージ機器、医療用機器、情報機器、測定機器等の電子機器9を複数台収納するラック本体6aとして形成され、下部が、ノイズ発生の原因となる絶縁トランスの他、ノイズカットフィルタ、MCCB、アレスタ、UPS、ケーブルなどを収納する収納部6bとして形成される。収納部6bとラック本体6aとは別々に分割して製作されるようになっており、収納部6bは当該仕切り板8がその頂板となるように中空箱体状に形成される一方、ラック本体6aは下方が開放された中空筒体状に形成され、ラック本体6aを収納部6b上に載せて両者をボルト締結することにより、収納部6bの頂板である仕切り板8によって、ラック本体6aが収納部6bに対して仕切られるようになっている。
ラック本体6aの前面となる前板3には、ラック本体6a内に電子機器9(図6および図7参照)を収納するなどのために前面開口が形成されるとともに、この前面開口を開閉する前面ドア10がヒンジを介して開閉自在に取り付けられる。また、ラック本体6aの後面となる後板4には、電子機器9の結線などを行うために後面開口が形成されるとともに、この後面開口を開閉する後面ドア11がヒンジを介して開閉自在に取り付けられる。そしてこれら前面ドア10および後面ドア11の周囲には、各開口周縁との間に挟み込まれるシールドフィンガー(図示せず)が取り付けられ、これにより前面ドア10周りや後面ドア11周りからの電磁波の侵入や漏洩が防止されるようになっている。
図1〜図3に示すように、ラック本体6aの左右一対の側板5の内面にはそれぞれ、前方にシフトガイド12が、また後方にサイドチャンネル13が取り付けられる。サイドチャンネル13はチャンネル材で形成され、各側板5の上部および下部に上下一対で横向きに取り付けられる。これら上下一対のサイドチャネル13には、チャンネル材で形成されて縦向きに配置されたサポート部材14の上下部分がボルト締結され、このサポート部材14には、サイドチャンネル13間に上下方向に掛け渡して、チャンネル材で形成された後方コラム15がボルト締結により取り付けられる。
サポート部材14やサイドチャンネル13を介して各側板5に取り付けられるこれら左右一対の後方コラム15には、これらに複数の電子機器9の各後端部をそれぞれボルト締結するための取り付け孔aが上下方向に一定のピッチで多数形成される。これにより、複数の電子機器9は、上下方向に多段に積み重ねる配置で、後方コラム15間に支持されるようになっている。
他方、シフトガイド12は、ラック本体6aの前後方向に相当の幅で形成された平坦部12aと、この平坦部12aの前後方向両縁に、外向きにL字状に突出形成された脚部12bとを有し、仕切り板8から天板1に達する長さのチャンネル材で形成され、脚部12bが側板5にスポット溶接されることで、ラック本体6a内に縦向きに取り付けられる。そしてこれら左右一対のシフトガイド12の平坦部12a上には、ラック本体6a内に収納される複数の電子機器9の前端部を支持するとともに、これら電子機器9とラック本体6aの側板5との間の間隙、詳細には、電子機器9の前端部とシフトガイド12の平坦部12aとの間の間隙を封止する左右一対の支持フレームが設けられる(図7参照)。
支持フレームは、ラック本体6a内に仕切り板8からほぼ天板1に達する長さで形成され、シフトガイド12に沿って縦向きに配置される、断面L字状の封止プレート16と、シフトガイド12および封止プレート16に沿って縦向きに配置される、チャンネル材で形成された前方コラム17とから構成される。L字状に折り返された封止プレート16は、その一面が取り付け基部16aとされるとともに他の一面が封止面部16bとされ、取り付け基部16aはシフトガイド12の平坦部12aに重ね合わされてボルト締結されるとともに、封止面部16bはラック本体6aの左右方向内方へ張り出される。
前方コラム17は、封止プレート16の封止面部16bに、その後方から重ね合わされてボルト締結により取り付けられる。この前方コラム17は後方コラム15と同様に形成され、具体的にはこれら前方コラム17には、複数の電子機器9の各前端部をそれぞれボルト締結するための取り付け孔bが上下方向に一定のピッチで多数形成されていて、これにより前方コラム17は、複数の電子機器9を上下方向に多段に積み重ねた配置で、それらの前端部を支持するようになっている。そして、左右一対の前方コラム17に挟まれた状態で前端部両端が支持された複数の電子機器9は、封止プレート16の封止面部16bによって、これらとシフトガイド12との間、ひいては側板5内面との間が封止されるようになっている。
従って、ラック本体6aの内部では、複数の電子機器9は上下方向に積層状態で、それらの前面部9bが前面ドア10に、それらの後面部9cが後面ドア11に向かい合わせて支持されるとともに、これら電子機器9と側板5との間隙が、封止プレート16と前方コラム17からなる支持フレームで封止されて、前面部9b前方に給気用チャンバーSが区画され、後面部9c後方に排気用チャンバーEが区画されて、空調空気Suと排気Exとが容易には混合されないように、これらチャンバーS,Eが互いに分離独立して形成されるようになっている(図6および図7参照)。これにより、一般に前面部9bに給気用通孔が形成され、後面部9cに排気用通孔が形成されている電子機器9に対し、給気用チャンバーSから空調空気Suを流入させ、排気用チャンバーEへ排気Exを流出させることができる。
また電子機器9の中には、その側面部9aに給気用通孔が形成されているものがある。本実施形態にあっては、電子機器9と側板5との間に位置する封止プレート16の封止面部16bに、その後方、すなわち給気用チャンバーSから排気用チャンバーEに向かって貫通させて、空調空気Suを給気用チャンバーSから電子機器9の側面部9aへ流通させる開閉自在な連通孔18が上下方向に間隔を隔てて複数形成される(図2および図7参照)。これら連通孔18にはそれぞれ、開閉用のカバー19が着脱自在に設けられる。そして必要に応じてカバー19を取り外すことにより、給気用チャンバーS内の空調空気Suを電子機器9の側面部9aに案内して、電子機器9内に流入させることができるようになっている。
図示例にあっては、電子機器9が天板1直下までは配置されない場合が示されていて、左右一対の封止プレート16間にはラック本体6aの左右方向に掛け渡して、最上部の電子機器9と天板1との間の隙間を封鎖し給気用チャンバーSと排気用チャンバーEとを分離するトッププレート20がボルト締結して取り付けられている。
そして特にシフトガイド12の平坦部12aには、給気用チャンバーSの容積を調整可能とすべく封止プレート16を前後方向へシフト自在とするために、当該封止プレート16をボルト締結する取り付け孔cが横向きに一定ピッチで多数形成される。また、本実施形態にあっては、給気用チャンバーSの容積変更に合わせて、そしてまた電子機器9のサイズに合わせて、後方コラム15を移動させることができるように、サイドチャンネル13にも、これにサポート部材14をボルト締結する取り付け孔dが横向きに一定ピッチで多数形成される。サイドチャンネル13には、平坦部12aよりも広範囲に取り付け孔dが形成されていて、多様な位置で後方コラム15により電子機器9の後端部を支持できるようになっている。
他方、給気用チャンバーSおよび排気用チャンバーEが形成されたラック本体6aには、空調空気Suをラック本体6aへ導入するための給気部と、排気Exをラック本体6aから排出するための排気部とが設けられる。給気部は空調空気Suをラック本体6aに導入することができれば、ラック本体6aのいずれの箇所に備えてもよく、本実施形態にあっては図1に示すように、ラック本体6a下方の収納部6bが給気部として構成されている。収納部6bが設置される床面7は、床吹き空調方式の二重床とされ、この床面7上に直接設置される底板2に、二重床下に連通される給気口21が形成されていて、これにより床吹き空調空気Suが収納部6b内に導入されるようになっている。
また、排気部も排気Exをラック本体6aから排出することができれば、ラック本体6aのいずれの箇所に備えてもよく、本実施形態にあっては図1および図4に示すように、天板1に開口された排気口22と、天板1に取り付けられ、排気用チャンバーE内から排気Exを排気口22へ向かって強制排気する排気ファン23とから構成される。これら排気口22および給気口21には、ハニカムシールドや銅網で構成した電磁波シールド部材が設けられる。また、給気口21に給気ファンを設けてもよいことはもちろんである。
他方、収納部6bの仕切り板8と支持フレームの封止プレート16との間には、給気口21から導入される空調空気Suを給気用チャンバーSへ案内する伸縮自在なダクト25が設けられる。さらに、仕切り板8には図1、図3および図5に示すように、ダクト25の設置位置に、当該ダクト25を介して給気用チャンバーSと連通されて、給気口21から給気される空調空気Suを流通させる導入開口24が形成される。そして殊にこの導入開口24は、封止プレート16を含む支持フレームのシフト方向に対して、相当の大きさの一定寸法で形成される。
ダクト25は図1〜図3に示すように、仕切り板8上に取り付けられ、導入開口24を排気用チャンバーEから覆う3つのダクトピース25a〜25cから構成される。すなわち、導入開口24の後方を封鎖する断面L字状であってかつ左右両端が封鎖されて形成され、導入開口24後端縁に位置されて仕切り板8にボルト締結して固定されるリアダクトピース25aと、左右両端から立ち上げて門型に形成され、リアダクトピース25aの前端縁上方にこれよりも前方へ突出するように被せられて、仕切り板8にボルト締結して固定されるセンターダクトピース25bと、同様に門型に形成され、センターダクトピース25b上方に前後方向へスライド自在に被せて設けられ、前端が封止プレート16にボルト締結して固定されるフロントダクトピース25cとから構成される。
ダクト25全体としては、スライド可能なフロントダクトピース25cによってその長さが伸縮自在とされ、封止プレート16を前後方向にシフトさせるとそれに従ってダクト25の長さが伸縮されるようになっている。
そしてこのダクト25は、排気用チャンバーEから導入開口24を覆う一方で、リアダクトピース25aからフロントダクトピース25cにわたって、導入開口24に流入される空調空気Suを給気用チャンバーSに向かって案内するようになっている。このダクト25により、封止プレート16等がいずれの位置にシフトされたかに関わらず、給気口21を介して二重床下から導入される空調空気Suを、給気用チャンバーSのみへ適切に十分な量で流入させることができる。
また、導入開口24については、一定寸法の当該導入開口24から空調空気Suをすべて、給気用チャンバーSに流入させるには、導入開口24は、封止プレート16等を最も前方に位置させたときに当該給気用チャンバーSのみと連通される箇所に形成する必要があるが、これでは口径が小さくなってしまい、給気用チャンバーSの容積を最大とした場合に円滑に十分な量の空調空気Suを供給することはできない。他方、大きな口径で導入開口24を形成すると、封止プレート16等のシフト位置によっては、すべての空調空気Suを給気用チャンバーSへ流入させることはできず、一部が直接排気用チャンバーEへと流入し得る。
そこで、常に十分な量の空調空気Suを給気用チャンバーSへ流入させ得るように、導入開口24は、シフトされる封止プレート16等とは無関係に大口径で形成する一方で、この導入開口24を給気用チャンバーSに、上記ダクト25を利用して連通させるようになっている。図示例にあっては、導入開口24にも、ハニカムシールド26や銅網で構成した電磁波シールド部材が設けられている。
なお、図1、図3および図5に示すように、仕切り板8には配線用開口部27が形成されるとともに、この配線用開口部27の直上には、電子機器9への電源供給部28が搭載され、この電源供給部28には、電磁シールドを介して外部から収納部6bに挿入される電源ラインが接続されるようになっている。
次に、上記電子機器収納用ラック6の作用について説明する。図1、電子機器9の側面を示す図6(a)、並びに電子機器収納用ラック6の概略側断面を示す図6(b)に示したように、ラック本体6a内には、複数の電子機器9が上下方向に積層状態で、かつそれらの前面部9bが前面ドア10に、それらの後面部9cが後面ドア11に向かい合わせて、後方コラム15および支持フレームの前方コラム17に支持されて収納される。電子機器9には通常、その後面部9cへ向かって排気するファンが備えられている。そしてこのように電子機器9をラック本体6a内に収納することにより、ラック本体6a内には、支持フレームの封止プレート16およびトッププレート20を利用して、給気用チャンバーSと排気用チャンバーEとが分離して形成される。
特に、給気用チャンバーSの容積を変更したり、また電子機器9のサイズに合わせるために、前方コラム17の位置を調整する場合には、シフトガイド12に対して封止プレート16を前後方向の適宜位置にシフトさせ、その位置でシフトガイド12の取り付け孔cにボルト締結すればよい。この際、封止プレート16に取り付けたトッププレート20も移動するとともに、ダクト25のフロントダクトピース25cも同時に移動し、これにより封止プレート16前方には前面ドア10との間に、導入開口24と常に連通させた状態で、任意の容積の給気用チャンバーSを区画することができる。また、後方コラム15についても、サイドチャンネル13に対してサポート部材14の位置を調整することで、様々なサイズの電子機器9の後端部を任意の位置で支持することができる。
電子機器9の冷却については、床吹き空調方式の二重床下から供給される空調空気Suが、給気口21より収納部6bを介して導入開口24に達し、さらにダクト25に案内されて給気用チャンバーSへと流入する。給気用チャンバーSに流入した空調空気Suは当該給気用チャンバーSの内圧を昇圧させつつ、電子機器前面部9bの給気用通孔から電子機器9内に流入して冷却作用を発揮するとともに、電子機器9からの排気Exは排気用チャンバーEへと流出する。そして排気用チャンバーE内の排気Exは、排気口22から排出されることになる。また、電子機器9の平面を示す図7(a)および電子機器収納用ラック6の概略平断面を示す図7(b)に示したように、側面部9aに給気用通孔を有する電子機器9が収納される場合には、カバー19を外して封止プレート16の連通孔18を開放すれば、給気用チャンバーS内の空調空気Suを電子機器9の側面部9aへ流通させることができ、これにより電子機器9の冷却作用を確保することができる。
特に本実施形態にかかる電子機器収納用ラック6にあっては、封止プレート16等によってラック本体6a内を、給気用と排気用との2つのチャンバーS,Eに分離するようにしたので、電子機器9の前面部9bに、給気用チャンバーSからのみ空調空気Suを流入させることができるとともに、排気Exは電子機器9の後面部9cから排気用チャンバーEへのみ流出させることができ、これにより空調空気Suと排気Exとが混合されることを阻止することができて、電子機器9を適切かつ効果的に冷却することができる。
そしてまた特に、ラック本体6aを、その内部圧力を高めることが可能な気密性をもって形成したので、給気用チャンバーSの内圧を高めることができ、電子機器9への空調空気Suの流入効率を高めることができて、高い冷却効果を確保することができる。そしてまた、ラック本体6aを、相当の気密性をもって形成するとは、ラック本体6aにパンチングなどによって換気孔を形成しないことを意味し、これによりラック本体6aの剛性向上を図れるとともに、電磁波シールド性能も向上することができる。
また、シフトガイド12によって封止プレート16等をシフトさせることで、前方コラム17で支持している電子機器前面部9bとこれに向かい合う前面ドア10との間隔、すなわち給気用チャンバーSの容積を変更することができ、電子機器9の発熱量が大きい場合など、給気用チャンバーSの容量を大きくしたいときや、電子機器9のサイズが小さい場合など、ラック本体6a内に大きな容積で給気用チャンバーSを確保できるときなどに、排気用チャンバーEの容積とバランスをとりながら、必要な容積の給気用チャンバーSを適切に確保することができる。
すなわち、各種サイズの電子機器9を収納することができて収納の自在性が高いとともに、それだけに止まらず、いずれのサイズの電子機器9を収納したとしても、封止プレート16を含む支持フレームによってラック本体6a内に任意に画定できる給気用チャンバーSにより、空調空気Suを十分な量で電子機器9に供給することができ、高い冷却性能を保証することができる。
また、ダクト25により、給気用チャンバーSの容積調整のため、封止プレート16等がどの位置にシフトされたかに関わらず、給気口21を給気用チャンバーSのみに連通させることができ、空調空気Suを適切に給気用チャンバーSへ供給することができる。
また、給気部とした収納部6bの仕切り板8に導入開口24を形成していて、この導入開口24と給気用チャンバーSとを、上記ダクト25を利用して連通させるようにしたので、導入開口24は、封止プレート16等のシフト量、ひいては給気用チャンバーSの容積とは無関係に大きな一定寸法で形成することができ、十分な量の空調空気Suの給気用チャンバーSへの供給を保証することができる。
また、ラック本体6を電磁波シールド部材で形成するとともに、給気口21、排気口22、導入開口24および前面ドア10や後面ドア11周囲に、ハニカムシールドやシールドフィンガーなどの電磁波シールド部材を設けたので、外部からの有害な電磁波から電子機器9を適切に保護することができる。
また、開閉自在な連通孔18を利用して電子機器9の側面部9aに空調空気Suを流通させるようにしたので、連通孔18を閉じておけば、給気用チャンバーSを排気用チャンバーEから確実に分離できる一方で、これを開放することにより、給気用通孔が側面部9aに形成されている電子機器9であっても、適切に冷却することができる。
さらに、給気口21に給気ファンを設ければ、空調空気Suを強制給気することができ、給気用チャンバーSの内圧を確実に昇圧させることができて、電子機器9を確実かつ効率よく冷却することができる。
また、排気口22に排気ファン23を設けたので、排気Exを強制排気することができ、これに伴う空調空気Suの吸引作用によって必要な空調空気Suの流れを適切に生じさせることができ、これによっても電子機器9を確実かつ効率よく冷却することができる。
図6(b)にあっては、収納部6bの後板4に給気口21を設ける場合も併せて示されていて、二重床からの吹き出し空調空気Suに限ることなく、室内の空調空気Suを利用してラック本体6a内を冷却するようにしてもよい。
また、電子機器収納用ラック6の概略側断面を示す図6(c)には、ラック本体6a側の天板1に給気口21を形成し、収納部6b側に排気口22を形成した場合が示されていて、上記実施形態のように下方から空調空気Suを給気し上方から排気する場合に限らず、上方から空調空気Suを給気して下方から排気するようにしてもよい。図6(c)の場合にあっては、給気口21と導入開口24との間に、適宜なスペース30が形成されているが、天板1に、給気口21および導入開口24兼用の開口を形成するようにし、ダクト25を天板1に直接取り付けるようにしてもよいことはもちろんである。さらに、排気Exは、底板2を介して二重床下に排出しても、後板4を介して室内へ排出しても、いずれであってもよい。
また、上記実施形態にあっては、給気部として給気口21を、また排気部として排気口22を例示し、空調空気Suの供給源をラック本体6a外部に備える場合について説明したが、これに代えて、ラック本体6a内に、給気部と排気部を兼ねるクーラを内蔵するようにし、このクーラの入口と排気用チャンバーEとを接続し、かつその出口と導入開口24とを接続するようにして、当該クーラによってラック本体6a内に空調空気Suを循環供給するように構成してもよい。
なお、電子機器9がそれ自体ファンを有していない場合には、その前後面部9b,9cを逆に配置してラック本体6a内に収納してもよいことはもちろんである。
本発明にかかる電子機器収納用ラックの好適な一実施形態を示す側断面図である。 図1中、A−A線矢視断面図である。 図1中、B−B線矢視断面図である。 図1の電子機器収納用ラックの仕切り板部分を示す平面図である。 図1の電子機器収納用ラックの天板部分を示す、天板を下方から見上げた説明図である。 本発明にかかる電子機器収納用ラックにおける空調空気および排気の流れを説明する説明図である。 本発明にかかる電子機器収納用ラックにおける連通孔からの空調空気および排気の流れを説明する説明図である。
符号の説明
6 電子機器収納用ラック
6a ラック本体
9 電子機器
9a 電子機器側面部
9b 電子機器前面部
9c 電子機器後面部
12 シフトガイド
16 封止プレート
17 前方コラム
18 連通孔
21 給気口
22 排気口
23 排気ファン
24 導入開口
25 ダクト
26 ハニカムシールド
Su 空調空気
Ex 排気
E 排気用チャンバー
S 給気用チャンバー

Claims (7)

  1. 内部圧力を高めることが可能な気密性をもって形成され、複数の電子機器をその内部に収納するラック本体と、
    該ラック本体内に設けられ、上記電子機器を支持するとともに、該電子機器の前面部前方に給気用チャンバーを区画し、かつ該電子機器の後面部後方に排気用チャンバーを区画するために、これら電子機器とラック本体との間隙を封止する、少なくとも一対の支持フレームと、
    上記ラック本体内に設けられ、上記給気用チャンバーの容積を調整可能とすべく、上記支持フレームをシフト自在とするシフトガイドと、
    上記ラック本体に設けられ、それぞれ空調空気を該ラック本体へ導入し、排気を該ラック本体から排出する給気部および排気部と
    を備えたことを特徴とする電子機器収納用ラック。
  2. 前記給気部と前記支持フレームとの間に伸縮自在に設けられ、該給気部から導入される空調空気を前記給気用チャンバーへ案内するダクトを備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器収納用ラック。
  3. 前記給気部には、前記支持フレームのシフト方向に対して一定の寸法で、空調空気を流通させる導入開口が形成され、前記ダクトは、上記導入開口と前記給気用チャンバーとを連通させることを特徴とする請求項2に記載の電子機器収納用ラック。
  4. 前記ラック本体は電磁波シールド部材で形成されるとともに、前記給気部および前記排気部には、電磁波シールド部材が設けられることを特徴とする請求項1〜3いずれかの項に記載の電子機器収納用ラック。
  5. 前記支持フレームには、これを貫通して前記給気用チャンバー内の空調空気を該電子機器の側面部へ流通させる開閉自在な連通孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜4いずれかの項に記載の電子機器収納用ラック。
  6. 前記給気部には給気ファンが設けられていることを特徴とする請求項1〜5いずれかの項に記載の電子機器収納用ラック。
  7. 前記排気部には排気ファンが設けられていることを特徴とする請求項1〜6いずれかの項に記載の電子機器収納用ラック。
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