JP3575184B2 - ハイブリッド型車両 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンと走行用モータとを備えたハイブリッド型車両に関し、詳しくはエンジンの排ガスを浄化する触媒を暖機する触媒温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のハイブリッド型車両として、例えば、特開平6−178401号公報等が知られている。ハイブリッド型車両では、バッテリに蓄積された電力の供給により走行用モータだけで走行できるので、エンジンを停止させることが多い。エンジンの停止状態からエンジンを始動させる場合に、触媒が所定温度以下であると十分な浄化能力が得られない。こうした課題を解決するために、従来の技術では、触媒に近接して電熱ヒータを設け、この電熱ヒータに電力を供給することにより触媒を暖機している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術では、バッテリの充電量が所定以下の場合に、触媒の暖機に十分な電力を供給すると、走行用モータへ供給できる電力が少なくなり、車両の動力性能を損なう場合がある。逆に、動力性能を重視して走行用モータへの電力を優先すれば触媒の暖機が不十分となり、エミッションの低下を招くという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来の技術の問題を解決するものであり、エンジンの排ガスを浄化する触媒を電熱ヒータへの通電により暖機する装置において、車両の動力性能とエミッションとの向上を両立させたハイブリッド型車両を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、
車輪側の駆動軸に連結されかつ該駆動軸を少なくとも一方の出力で走行させるエンジン及び走行用モータと、
エンジンの駆動力で発電する発電機と、
発電機の発電電力を充電すると共に走行用モータに電力を供給するバッテリと、
エンジンの排気通路に設けられ、該排気通路を通る排ガスを浄化する触媒と、該触媒を加熱するための電熱ヒータとを有する触媒コンバータと、
を備え、エンジンの駆動力で発電機を発電して、その発電電力をバッテリに充電すると共にバッテリに充電した電力を走行用モータに供給して得られた駆動力により走行するハイブリッド型車両において、
上記バッテリの充電量を検出する充電量検出手段と、
充電量検出手段により検出された充電量に基づいて、上記走行用モータに供給するモータ供給電力と、上記電熱ヒータに供給するヒータ供給電力との配分を定めて、走行用モータ及び電熱ヒータを制御する供給電力制御手段と、
を備えていることを特徴とする。
【0006】
第1の発明におけるハイブリッド型車両は、エンジンまたは走行用モータの少なくとも一方の駆動力により車輪に連結された駆動軸を駆動して走行する。このハイブリッド型車両のエンジンには、排ガスを浄化するために排気通路に触媒が設けられている。触媒は、所定温度以上で排ガスの浄化率を高めることができるから、エンジンの停止時やエンジンが駆動されていてもその低出力時のように触媒の温度が低い場合に電熱ヒータへの通電により加熱される。電熱ヒータへの通電は、バッテリの充電量に基づいて供給電力制御手段によって行なわれる。すなわち、供給電力制御手段は、バッテリの充電量に基づいて、走行用モータへ供給するモータ供給電力と、電熱ヒータへ供給するヒータ供給電力との配分を定めて走行用モータ及び電熱ヒータを制御する。このような電力の配分として、充電量に基づいて、車両の動力性能を損なわないための走行用モータへの電力と、触媒の暖機に必要な電力とを定めることにより、車両の動力性能とエミッションの両立を図ることができる。
【0007】
また、第2の発明は、
車輪側の駆動軸に連結されかつ該駆動軸を少なくとも一方の出力で走行させるエンジン及び走行用モータと、
エンジンの駆動力で発電する発電機と、
発電機の発電電力を充電すると共に走行用モータに電力を供給するバッテリと、
エンジンの排気通路に設けられ、該排気通路を通る排ガスを浄化する触媒と、該触媒を加熱するための電熱ヒータとを有する触媒コンバータと、
を備え、エンジンの駆動力で発電機を発電してその発電電力をバッテリに充電し、該バッテリに充電した電力を上記電熱ヒータ及び走行用モータに供給することにより該電熱ヒータを加熱するとともに走行用モータで得られた駆動力により走行するハイブリッド型車両において、
上記バッテリの充電量を検出する充電量検出手段と、
エンジンの始動要求時に、充電量検出手段により検出された充電量に基づいて、上記走行用モータに供給するモータ供給電力と、上記電熱ヒータに供給するヒータ供給電力との配分を定めて、走行用モータ及び電熱ヒータを制御する供給電力制御手段と、
供給電力制御手段により電熱ヒータへ上記ヒータ供給電力が供給された後にエンジンを始動するエンジン始動手段と、
を備えていることを特徴とする。
【0008】
また、第2の発明では、以下の課題を解決している。すなわち、エンジンが停止しているときには、触媒が排ガスにより加熱されず、触媒の温度が低い状態になっている。この状態からエンジンを始動させるとエミッションの低下を招きやすいから、バッテリから電熱ヒータへ電力を供給して触媒を暖機する要求が大きい。この場合に電熱ヒータへの供給電力を単に大きくすると、走行用モータへの供給電力が減少して車両の動力性能が低下することになる。
【0009】
第2の発明は、こうした課題を解決する手段として供給電力制御手段により、エンジンの始動要求時におけるヒータ供給電力とモータ供給電力との配分を定めて、車両の動力性能とエミッションの両立を図っている。
【0010】
こうした供給電力制御手段による電力の配分の好適な態様として、バッテリの充電量の大小にかかわらず、ヒータ供給電力量をほぼ一定にし、上記充電量が小さくなるにしたがって該所定時間当たりに供給されるモータ供給電力量を小さく設定する。よって、バッテリの充電量にかかわらず、ほぼ一定の電力量が電熱ヒータに供給されるから、触媒の暖機を十分に達成できる。
【0011】
また、ヒータ供給電力量は、ヒータ電流値を減らしてヒータ通電時間を長くしたヒータ供給電力にて電熱ヒータに供給され、モータ供給電力量は、ヒータ電流値を減らした分の電流をモータ電流値に加えることで、モータ電流値の配分を大きくしたモータ供給電力にて走行用モータへ供給される。これにより、伝熱ヒータを加熱する時間は長くかかるが、ヒータ電流値を減らした分だけモータ電流値を大きくしたモータ供給電力が走行用モータに供給されるから、車両の動力性能の低下を防止することができる。
【0012】
なお、ハイブリッド車は、車輪側の駆動軸を、エンジン及び走行用モータの出力のうち少なくとも一方で走行させるものであればよく、その構成は特に限定されない。すなわち、ハイブリッド車は、▲1▼車輪側の駆動軸を直接駆動可能な駆動系が2系統(エンジンと走行用モータ)である、いわゆるパラレルハイブリッド車両のほか、▲2▼駆動軸の駆動が走行用モータのみで、他方の動力源(エンジンと発電機)が走行用モータへの動力供給源として構成される、いわゆるシリーズハイブリッド車両であってもよく、▲3▼エンジンで発生した機械出力を、駆動軸に駆動する出力と走行用モータを駆動する電気エネルギとに分配する分配手段を備え、パラレルとシリーズの両機能を合わせ持つものであってもよい。なお、上記分配手段は、エンジンの機械出力を1個の遊星歯車を用いて分配する機械分配式のほか、エンジンの機械出力をモータを用いて分配する電気分配式のいずれであってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。
【0014】
図1は本発明の一実施の形態にかかるエンジンを搭載したハイブリッド型車両を表わす概略構成図である。このハイブリッド型車両は、エンジンの出力をプラネタリギア装置により分配して、駆動輪を直接駆動すると共に、発電機を駆動してその発電電力で走行用モータを駆動する機械分配式である。ハイブリッド型車両は、図示しない燃料タンクから燃料の供給を受けて駆動されるエンジン10を備えており、その出力軸はプラネタリギア装置12に接続されている。プラネタリギア装置12は、3つの入出力軸を有し、その1つの軸がエンジン10に連結され、他の軸が発電機14と走行用モータ16とにそれぞれ連結されており、エンジン10の出力軸の回転運動が、プラネタリギア装置12により発電機14側、走行用モータ16側の一方あるいは双方側に配分伝達される。走行用モータ16の出力軸は、ディファレンシャルギア17に接続され、最終的な目的である車両の駆動輪18R,18Lに連結されている。また、発電機14は、バッテリ19に接続されている。バッテリ19は、発電機14による発電電力で充電されると共に走行用モータ16に電力を供給する。
【0015】
図2はエンジン10の外観を示す概略構成図、図3はエンジン10を断面で示した概略構成図である。エンジン10は、ガソリンにより運転されるガソリンエンジンであり、多気筒のシリンダ20の上流側に吸気系30と、下流側に排気系40を備えている。吸気系30は、吸気管31と、吸気管31の上流側に装着したエアクリーナ32と、吸気管31内に設けられたスロットル弁33と、スロットル弁33を開閉駆動するスロットル弁モータ34と、吸気管31の下流側に接続されたインテークマニホールド35とを備え、吸気弁21を介してシリンダ20内の燃焼室22に接続されている。
【0016】
また、排気系40は、シリンダ20から排気弁23を介して接続されたエキゾーストマニホールド41と、エキゾーストマニホールド41に接続された排気管42と、排気管42に装着されて排ガスを浄化する触媒コンバータ43と、触媒コンバータ43の下流側に設けられたマフラ44とを備えている。触媒コンバータ43は、触媒43aと、バッテリ19からの通電で発熱しかつ触媒43aを加熱する電熱ヒータ43bとを備えている。触媒43aは、排ガス中の炭化水素、一酸化炭素、酸化窒素を浄化する三元触媒から構成されており、電熱ヒータ43bの通電加熱により、約350℃以上の温度で高い浄化率で排ガスを活性化するものである。
【0017】
エンジン10は、吸気系30を介して吸入した空気と、燃料噴射弁24から噴射されたガソリンとの混合気を燃焼室22に吸入し、この混合気の爆発により押し下げられるピストン25の運動をクランクシャフトの回転運動に変換する。上記エンジン10、発電機14及び走行用モータ16の出力は、車両コントローラ60により制御される。図4は車両コントローラ60を中心としたハイブリッド型車両の制御系のブロック図である。
【0018】
車両コントローラ60は、図示するようにマイクロコンピュータを中心とする論理演算回路として構成され、詳しくは、予め設定された制御プログラムに従って各種演算処理を実行するCPU61と、CPU61で各種演算処理を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等が予め格納されたROM62と、同じくCPU61で各種演算処理を実行するのに必要な各種データが一時的に読み書きされるRAM63と、電源オフ時においてもデータを保持可能なバックアップRAM64と、車両情報を入力するA/Dコンバータ65および入力処理回路66と、CPU61での演算結果に応じてエンジン10のスロットル弁モータ34等の各種アクチュエータへの駆動信号を出力したり、電熱ヒータ43bへの電力を制御する制御信号を出力する出力処理回路67等を備えている。
【0019】
車両コントローラ60は、各種車両情報を検出するセンサやスイッチの検出信号やデータを読み込んで制御を実行するが、センサ及びスイッチとして、次のようなものが備えられている。すなわち、イグニッションスイッチ70、運転者によるアクセルペダルの踏込量を検出するアクセルセンサ71、車両の速度を検出する車速センサ72、スロットル弁33のスロットル開度を検出するスロットルポジションセンサ73、エンジン10の回転数を検出するエンジン回転数センサ75、吸気管31の圧力を検出する吸気圧センサ76、バッテリ19の充電量を検出するバッテリ容量センサ78、等が備えられており、さらに、エンジン10の各種温度を検出するためのセンサ、つまり、排ガスの温度を検出する排気温センサ81、触媒43aの温度を検出する触媒温センサ82が備えられている。これらセンサやスイッチ等は、A/Dコンバータ65および入力処理回路66と電気的に接続されており、車両情報が車両コントローラ60に取り込まれる。
【0020】
次に、上記車両コントローラ60による車両走行制御処理について説明する。車両コントローラ60は、アクセルペダルの踏込量や車速等に基づいて、エンジン10、発電機14、走行用モータ16の制御を実行する。すなわち、車両コントローラ60は、アクセルペダルの踏込量や車速等に基づいて、車軸要求出力を算出し、この車軸要求出力にバッテリ19への充電量を加減算したエンジン駆動力を算出してエンジン10を駆動し、この駆動出力をプラネタリギア装置12を介して駆動輪18R,18Lに直接伝達させる。また、車両コントローラ60は、発電機14による発電出力を走行用モータ16に供給したり、バッテリ19へ充電する制御を行なっている。
【0021】
また、車両コントローラ60は、エンジン10の始動時における触媒暖機処理を実行している。すなわち、本処理は、エンジン10が停止している状態でありかつバッテリ19による電力で走行用モータ16により走行している場合等において、エンジン10の始動前に、電熱ヒータ43bに通電して触媒43aを加熱する処理である。
【0022】
図5はエンジン10の始動時における触媒暖機処理を説明するフローチャートである。図5において、まず、ステップS102にて、イグニッションスイッチ70がオンか否かの判定が実行される。イグニッションスイッチ70のオンを判定条件としたのは、運転者による走行意思がある場合におけるエンジン10の始動要求をすべて考慮したものであり、つまり、走行用モータ16だけで走行している状態からエンジン10を始動したい要求がある場合や、車両が一時停止している状態からエンジン10を始動させたい要求がある場合等を考慮したものである。
【0023】
ステップS102にてイグニッションスイッチ70がオンされていると判定されたときに、ステップS104へ進み、エンジン10が停止しているか否かが判定される。この判定は、エンジン回転数センサ75からの検出信号に基づいて、エンジン10が所定回転数以上で回転しているか否かで判定される。
【0024】
上記ステップS104にて、エンジン10が停止していると判定されると、ステップS106へ進み、エンジン10の始動要求があるか否かが判定される。エンジン10の始動要求として、例えば、2つの場合がある。
▲1▼ 長い登坂走行の場合のように大きな駆動力を必要とし、走行用モータ16の駆動力だけでは不足しており、エンジン10の駆動力を加えたいと判定した場合である。この場合におけるエンジン10の駆動力は、プラネタリギア装置12及び走行用モータ16を介して駆動輪18R,18L側へ伝達される。
▲2▼ バッテリ19の充電量SOCが所定充電量(20〜30%)以下になり、エンジン10の駆動力で発電機14を介して発電してバッテリ19に充電したいと判定した場合である。これらの始動要求▲1▼及び▲2▼は、図示しない他のルーチンで設定されるフラグにより判定される。
【0025】
続くステップS108では、バッテリ容量センサ78からの検出信号に基づいて充電量SOCが読み込まれ、さらに、次のステップS110では、ステップS108で読み込まれた充電量SOCに基づいて、電熱ヒータ43bに供給する電流値であるヒータ電流値ih及びその通電時間であるヒータ通電時間thが算出される。図6は横軸に充電量SOCを、縦軸にヒータ電流値ih及びヒータ通電時間thをそれぞれ示す。図6において、充電量SOCが所定値SOC1より小さい範囲にて、ヒータ電流値ihは充電量SOCの増大に比例して大きくなるとともにヒータ通電時間thは減少し、一方、充電量SOCが所定値SOC1より大きい範囲では、ヒータ電流値ih及びヒータ通電時間thは一定値に設定される。なお、充電量SOCの大小に応じて、ヒータ電流値ih及びヒータ通電時間thを変える理由については後述する。
【0026】
図5に戻り、ステップS112にて、電熱ヒータ43bにヒータ電流値ihの値で通電されて、電熱ヒータ43bの加熱による触媒43aへの昇温が開始される。続くステップS114にて、ステップS110で算出されたヒータ通電時間thが経過したか否かが判定される。ステップS114にてヒータ通電時間thが経過したと判定されたときに、ステップS116へ進む。そして、ステップS116にて、エンジン10が発電機14により始動され、一旦、本処理を終了する。すなわち、電熱ヒータ43bへ所定のヒータ供給電力量Wh(=V×ih×th)が供給されて、触媒43aが暖機された後に、エンジン10が始動される。
【0027】
そして、繰り返し処理において、ステップS104にてエンジン10が駆動されたと判定されたときに、ステップS120へ移行する。ステップS120では、触媒温センサ82からの検出信号に基づいて、触媒温度Tcatが読み込まれ、ステップS122にて、触媒温度Tcatが所定温度Tk(例えば、350℃)以上か否かが判定される。そして、ステップS122にて、触媒温度Tcatが所定温度Tk以下と判定されたときに、ステップS124にて電熱ヒータ43bへの通電が継続され、一方、触媒温度Tcatが所定温度Tk以上と判定されたときに、ステップS126にて電熱ヒータ43bへの通電が停止される。すなわち、ステップS104にて、エンジン10が駆動中と判定された場合には、ステップS120からステップS126の処理にて、触媒温度Tcatが所定温度Tk以上となるように電熱ヒータ43bがフィードバック制御される。
【0028】
上述したステップS110にて、図6に示すようにヒータ電流値ih及びヒータ通電時間thを、充電量SOCの大小に応じて変更して電熱ヒータ43bに供給しているのは、触媒43aの暖機を十分に行なわせると共に、車両の動力性能を低下させないためである。以下、その理由を説明する。
【0029】
図7は横軸に充電量SOCを、縦軸に供給電力量をそれぞれ示し、つまり、充電量SOCに対応したヒータ供給電力量Wh、モータ供給電力量Wm、ヒータ供給電力量Whとモータ供給電力量Wmを合計した総電力量Wtをそれぞれ表わしている。図7において、総電力量Wtは充電量SOCに対応してバッテリ19から供給可能な電力量であり、充電量SOCに比例して増大している。この総電力量Wtをモータ供給電力量Wmとヒータ供給電力量Whとに分配するが、分配の割合は、充電量SOCの大小にかかわらずヒータ供給電力量Whを一定とし、充電量SOCの減少につれてモータ供給電力量Wmを減らしている。図8は図7のヒータ供給電力量Whとモータ供給電力量Wmとの割合(%)を示す。
【0030】
このように充電量SOCにかかわらず、ヒータ供給電力量Whを一定にして電熱ヒータ43bへ通電する電力を優先的に確保することにより、つまり、伝熱ヒータ43bに供給されるエネルギをほぼ一定に確保することにより、触媒43aを所定温度まで加熱できる。よって、エンジン10の始動時にエミッションの低下を招かない。
【0031】
このようにヒータ供給電力量Whとして一定値を確保する一方で、図6に示すように、充電量SOCが所定値SOC1以下の場合に、ヒータ通電時間thを長くすると共にヒータ電流値ihを小さくして、触媒43aを暖機するための時間を長くかけている。これは、ヒータ電流値ihを小さくして走行用モータ16に供給できるモータ電流値imを大きくして、車両の動力性能を低下させないためである。すなわち、図9は充電量SOCと、ヒータ供給電力Ph(=V×ih)及びモータ供給電力Pm(=V×im)との関係を示すグラフである。車両の走行用モータ16による走行駆動力は、モータ供給電力Phに比例するが、バッテリ19の電圧Vはほぼ一定であるから、モータ供給電力Phは、モータ電流値imに比例する。ここで、バッテリ19から供給できる総電流値がitであるときに、走行用モータ16に流すことができる最大のモータ電流値imは、it−ihである。この関係から、ヒータ電流値ihを、充電量SOCが所定値SOC1以下で減らしており、この減らした分だけモータ電流値imを大きくすることができ、つまり、モータ供給電力Phを大きくすることができることから、車両の動力性能が低下しない。
【0032】
なお、ヒータ供給電力量Wh内にて走行用モータ16に流せるモータ電流値imを大きくしたときに、走行用モータ16への通電時間が短くなるが、モータ供給電力量Wmは、モータ電流値imをヒータ通電時間thだけ流せるだけの電力量であり、しかもその電力量を供給できるように、最低の充電量SOCが20〜30%に維持されているから、ヒータ通電時間thの経過前にモータ供給電力量Wmを消費して車両の動力性能が低下することもない。また、ヒータ通電時間thが経過した後には、エンジン10の駆動により発電機14を介して発電電力が走行用モータ16に供給される。よって、電熱ヒータ43bの通電により、バッテリ19から走行用モータ16へ供給する電力が不足することもなく、車両の駆動力が低下することもない。
【0033】
なお、図6において、充電量SOCが所定値SOC1以上にて、ヒータ電流値ih及びヒータ通電時間thを一定としたのは、触媒43aを暖機するには、その供給電力で十分であることを考慮したからである。
【0034】
次に、図5の触媒暖機処理について、図10のタイミングチャートと共に説明する。いま、時点t0にてイグニッションスイッチ70がオンされ(ステップS102)、時点t1から走行用モータ16の駆動力により車両が走行している。そして、時点t2にて、エンジン10の始動条件が成立したときに(ステップS106)、電熱ヒータ43bへ通電される(ステップS112)。これにより、触媒43aが加熱されて触媒温度Tcatが上昇する。電熱ヒータ43bにヒータ通電時間thだけ通電されると(ステップS112)、時点t3にてエンジン10が始動する(ステップS114)。そして、時点t4にて触媒温度Tcatが高い浄化率で触媒43aを活性化する所定温度Tkに達すると、電熱ヒータ43bへの通電が停止される。
【0035】
このように本実施の形態に係る触媒暖機処理において、ヒータ供給電力量Whは、エンジン10を始動する際に、バッテリ19の充電量SOCが小さくなるにつれてモータ供給電力量Wmに対して大きい割合で優先されており、触媒43aを活性化するのに必要な電力が電熱ヒータ43bに供給されるから、エミッションが低下することがない。これと共に、充電量SOCが小さい場合であっても、電熱ヒータ43bへのヒータ電流値ihを減らして、その減らした分だけモータ電流値imを増加させているから、走行用モータ16の駆動力が低下せず、車両の走行性能を損なうことがない。したがって、触媒暖機性と車両の動力性能の両立を図ることができる。
【0036】
また、バッテリ19へ供給するヒータ電流値ihを小さくすることにより、車両の動力性能を確保するためのモータ供給電力量Wmに加えて、小さい値のヒータ電流値ihを流せるだけのバッテリ19の容量だけでよいから、バッテリ19を小型にすることができる。
【0037】
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
【0038】
(1) ヒータ電流値ihとヒータ通電時間thとは、図6で説明したマップのように設定するほか、バッテリの容量、走行用モータなどの出力容量等の車両の条件に応じて、各種のマップを設定することができ、また、それらの複数のマップを車両の運転状態に応じて切り換えてもよい。例えば、図11に示すように、充電量SOCの全範囲にわたって、充電量SOCと、ヒータ電流値ih及びヒータ通電時間thとが比例して増減するようなマップを採用してもよい。
【0039】
(2) 図12は他の実施の形態にかかるヒータ供給電力量Whとモータ供給電力量Wmとの分配割合を示す図8に対応するグラフである。図12において、実線A1は平地走行の場合に、2点鎖線A2が高地走行の場合にとるそれぞれの割合を示す。この実線A1と2点鎖線A1とは、大気圧センサからの検出信号に基づいて、大気圧が所定以上となった場合に、つまり車両が高地を走行していると判定した場合に切り替える。このようにヒータ供給電力量Whとモータ供給電力量Wmとの割合を切り替え制御することにより、高地では、気圧が低いために吸気速度と体積との比(S/V)が小さく、排ガスのエミッションが低下しやすい状況であっても、電熱ヒータへの通電が一層優先され、高知走行の際にも触媒の高い浄化率を確保することができる。
【0040】
(3) 上記実施の形態では、機械分配式のハイブリッド型車両について説明したが、この形式のハイブリッド型車両に限らず、バッテリからの供給される電力で駆動される走行用モータと、排ガスの浄化のために触媒を備えたエンジンを搭載したものであれば、電気分配式のハイブリッド型車両や、いわゆるシリーズタイプのハイブリッド型車両でもよい。
【0041】
(4) ヒータ供給電力とモータ供給電力との配分及びそれらの電流値を定めるについては、エンジンの暖機状態等の触媒の温度に影響のあるパラメータを考慮してもよい。この場合において、触媒の温度が高い場合にヒータ供給電力を減らせば、モータ供給電力を大きくとることができ、車両の動力性能を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる触媒温度装置付きのエンジンを搭載したハイブリッド型車両を示す概略構成図。
【図2】エンジンの外観を示す概略構成図。
【図3】エンジンを断面で示す概略構成図。
【図4】車両コントローラを中心としたハイブリッド型車両の制御系のブロック図。
【図5】触媒暖機処理を説明するフローチャート。
【図6】充電量とヒータ電流値及びヒータ通電時間との関係を説明する説明図。
【図7】充電量SOCに対応するヒータ供給電力量Wh、モータ供給電力量Wmとの関係を説明する説明図。
【図8】充電量SOCに対応するヒータ供給電力量Whとモータ供給電力量Wmとの割合を説明する説明図。
【図9】充電量SOCとモータ供給電力Pm及びヒータ供給電力Phとの関係を示すグラフ。
【図10】エンジン始動時における電熱ヒータ等の通電を説明するためのタイミングチャート。
【図11】他の実施の形態にかかる充電量とヒータ電流値ih及びヒータ通電時間thとの関係を説明する説明図。
【図12】さらに他の実施の形態にかかる充電量に対応するヒータ供給電力量Whとモータ供給電力量Wmとの割合を説明する説明図。
【符号の説明】
10…エンジン
12…プラネタリギア装置
14…発電機
16…走行用モータ
17…ディファレンシャルギア
18R,18L…駆動輪
19…バッテリ
20…シリンダ
21…吸気弁
22…燃焼室
23…排気弁
24…燃料噴射弁
25…ピストン
30…吸気系
31…吸気管
32…エアクリーナ
33…スロットル弁
34…スロットル弁モータ
35…インテークマニホールド
40…排気系
41…エキゾーストマニホールド
42…排気管
43…触媒コンバータ
43a…触媒
43b…電熱ヒータ
44…マフラ
60…車両コントローラ
61…CPU
62…ROM
63…RAM
64…バックアップRAM
65…A/Dコンバータ
66…入力処理回路
67…出力処理回路
70…イグニッションスイッチ
71…アクセルセンサ
72…車速センサ
73…スロットルポジションセンサ
75…エンジン回転数センサ
76…吸気圧センサ
78…バッテリ容量センサ
81…排気温センサ
82…触媒温センサ
Wh…ヒータ供給電力量
Wm…モータ供給電力量
Wt…総電力量
SOC…充電量
Tcat…触媒温度
ih…ヒータ電流値
im…モータ電流値
th…ヒータ通電時間
Claims (4)
- 車輪側の駆動軸に連結されかつ該駆動軸を少なくとも一方の出力で走行させるエンジン及び走行用モータと、
エンジンの駆動力で発電する発電機と、
発電機の発電電力を充電すると共に走行用モータに電力を供給するバッテリと、
エンジンの排気通路に設けられ、該排気通路を通る排ガスを浄化する触媒と、該触媒を加熱するための電熱ヒータとを有する触媒コンバータと、
を備え、エンジンの駆動力で発電機を発電してその発電電力をバッテリに充電し、該バッテリに充電した電力を上記電熱ヒータ及び走行用モータに供給することにより該電熱ヒータを加熱するとともに走行用モータで得られた駆動力により走行するハイブリッド型車両において、
上記バッテリの充電量を検出する充電量検出手段と、
充電量検出手段により検出された充電量に基づいて、上記走行用モータに供給するモータ供給電力と、上記電熱ヒータに供給するヒータ供給電力との配分を定めて、走行用モータ及び電熱ヒータを制御する供給電力制御手段と、
を備えていることを特徴とするハイブリッド型車両。 - 車輪側の駆動軸に連結されかつ該駆動軸を少なくとも一方の出力で走行させるエンジン及び走行用モータと、
エンジンの駆動力で発電する発電機と、
発電機の発電電力を充電すると共に走行用モータに電力を供給するバッテリと、
エンジンの排気通路に設けられ、該排気通路を通る排ガスを浄化する触媒と、該触媒を加熱するための電熱ヒータとを有する触媒コンバータと、
を備え、エンジンの駆動力で発電機を発電してその発電電力をバッテリに充電し、該バッテリに充電した電力を上記電熱ヒータ及び走行用モータに供給することにより該電熱ヒータを加熱するとともに走行用モータで得られた駆動力により走行するハイブリッド型車両において、
上記バッテリの充電量を検出する充電量検出手段と、
エンジンの始動要求時に、充電量検出手段により検出された充電量に基づいて、上記走行用モータに供給するモータ供給電力と、上記電熱ヒータに供給するヒータ供給電力との配分を定めて、走行用モータ及び電熱ヒータを制御する供給電力制御手段と、
供給電力制御手段により電熱ヒータへ上記ヒータ供給電力が供給された後にエンジンを始動するエンジン始動手段と、
を備えていることを特徴とするハイブリッド型車両。 - 請求項1または請求項2のハイブリッド型車両において、
上記供給電力制御手段による電力の配分は、上記バッテリの充電量の大小にかかわらず、上記ヒータ供給電力を一定とするハイブリッド型車両。 - 請求項1または請求項2に記載のハイブリッド型車両において、
上記供給電力制御手段による電力の供給は、上記バッテリの充電量が小さいほど上記ヒータに供給するヒータ電流値を小さくするハイブリッド型車両。
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