JP2009035226A - ハイブリッド車両の排気浄化制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリの充電残量を適正レベルに維持管理し、できる限り内燃機関の出力増加設定によって排気浄化装置を加熱可能とし、電力消費の大きな加熱手段の配設を不要としてコストを抑え、性能確保も可能なハイブリッド車両の排気浄化制御装置を提供する。
【解決手段】排気浄化装置を有するエンジンと、モータジェネレータと、バッテリと、を有するハイブリッド車両において、モータジェネレータの発電電力又はバッテリの蓄電電力を消費して排気浄化装置を含むエンジン各部の加熱を行う電気加熱手段(EHC等)と、車両の要求駆動力とバッテリの充電残量SOCとに基づいてエンジンの運転が必要と判断されたとき、車両の要求駆動力と、充電残量SOCと、エンジン各部の温度状態(Tex等)と、に基づいて、エンジンの始動前後における電気加熱手段の通電制御と、エンジンとモータジェネレータの駆動及び発電の制御と、を行う制御手段と、を含んで構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関及びモータジェネレータを駆動源とするハイブリッド車両の排気浄化制御装置に関し、特に、システムの簡易化及び効率化を図ってコストを抑えつつ排気浄化性能を確保する技術に関する。
内燃機関及びモータジェネレータを駆動源とするハイブリッド車両として特許文献1に記載のものでは、内燃機関の排気系に設けられた排気浄化装置の性能を確保するために、排気浄化装置等の温度が所定値を下回っている場合、内燃機関の運転状態及びバッテリの充電残量(残容量)に応じて、以下のようにして排気浄化装置の温度を活性温度以上に保っている。
まず、内燃機関が停止状態である場合は、バッテリの充電残量が電力安定供給用の所定値以上であるときには、内燃機関の始動に備えて、バッテリの蓄電電力を加熱手段で消費して排気浄化装置等を加熱し、一方、バッテリの充電残量が該所定値を下回っているときには、内燃機関を強制始動させ、排気熱によって排気浄化装置を加熱している。
また、既に内燃機関が運転されている場合は、バッテリが十分充電されていて充電不可能な状態では、バッテリの蓄電電力を加熱手段で消費して排気浄化装置等を加熱し、一方、バッテリが十分に充電可能な状態では、内燃機関の運転点を出力増加するように設定することで、該出力増加に伴う余剰出力をモータジェネレータによって電力に変換してバッテリに充電しつつ、排気温度を上昇させて排気浄化装置を加熱している。
特許第3376902号公報
ところで、希薄燃焼が主体のリーンバーンガソリン機関、直接噴射式ガソリン機関、あるいはディーゼル機関では、排気流量が予混合ガソリン機関に比べて多く、特にディーゼル機関の場合には格段に多い。このため、このような内燃機関が運転されているときに、特許文献1に記載の構成のようにヒータ等の加熱手段により排気浄化装置を加熱しようとすると、非常に電力消費の大きな加熱手段が必要になり、バッテリの容量も余裕を持たせて大きくする必要が生じるため、システムのコストが増大する。
したがって、排気浄化システムの簡易化及び効率化を図ってコストを抑えつつ性能を確保するためには、内燃機関の運転時に、主として内燃機関の出力増加設定によって排気温度を上昇させることで、排気浄化装置を活性温度以上に加熱する構成とするのが望ましい。
しかしながら、バッテリが十分に充電されている状態では、内燃機関の出力増加設定をして運転し、該出力増加に伴う余剰出力をモータジェネレータの回生によってバッテリに充電し続けると、バッテリが過充電となってしまう。
本発明は、以上のような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、バッテリの充電残量を適正レベルに維持管理することで、できる限り内燃機関の出力増加設定によって排気浄化装置を加熱できるようにし、排気浄化装置を加熱するための電力消費の大きな加熱手段の配設を不要としてコストを抑え、性能確保も可能なハイブリッド車両の排気浄化制御装置を提供することを目的とする。
このため本発明は、車両駆動と発電兼用のエンジンとモータジェネレータとを有し、少なくとも一方の出力で車両の駆動力を発生させ、モータジェネレータが車両減速時に回生発電可能とされ、前記モータジェネレータによる車両駆動時に該モータジェネレータへ電力を供給すると共に、モータジェネレータによる発電電力を充電可能なバッテリと、該バッテリの充電残量を検出する充電残量検出手段と、車両の要求駆動力を検出する要求駆動力検出手段と、車両の要求駆動力とバッテリの充電残量とに基づいて、エンジンの運転要否判断を行う運転要否判断手段と、を有するハイブリッド車両において、エンジンの排気通路に設けられ、排気を浄化する排気浄化装置と、前記排気浄化装置を含むエンジン各部の温度状態を検出する温度状態検出手段と、前記モータジェネレータの発電電力又はバッテリの蓄電電力を消費して、前記排気浄化装置を含むエンジン各部の加熱を行う電気加熱手段と、前記運転要否判断手段によってエンジンの運転が必要と判断されたとき、前記各検出手段によって検出された車両の要求駆動力と、バッテリの充電残量と、エンジン各部の温度状態と、に基づいて、エンジンの始動前後における前記電気加熱手段の通電制御と、エンジンとモータジェネレータの駆動及び発電の制御と、を行う制御手段と、を含んで構成した。
以上の構成によって、制御手段が、モータジェネレータ及び電気的加熱手段の電力消費を制御して、できる限りバッテリを空き容量に余裕がある状態に制御することで、排気浄化装置を活性温度以上とするためにモータジェネレータの発電(バッテリの充電)を伴う内燃機関の出力増加設定を行うことの制限が緩和される。これにより、排気流量が予混合ガソリン機関に比べて多いエンジンを搭載するハイブリッド車両でも、排気浄化装置を活性温度以上とするために特に電力消費の大きなヒータ等の加熱手段や大容量のバッテリの配設が不要となるので、排気浄化システムを簡易な構成にできてコスト増加が抑えられ、また排気浄化性能も確保することが可能になる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明のディーゼルエンジンの排気浄化制御装置の一実施形態を示すシステム構成図であり、ハイブリッド車両システム、特にパラレル方式のハイブリッド車両(Parallel Hybrid Electric Vehicle、以下「P−HEV」という)に適用した場合を示す図である。
図1において、本実施形態のハイブリッド車両は、ディーゼルエンジン(以下、エンジンとする)1と、車両駆動用モータと発電用ジェネレータを兼ねたモータジェネレータMG2の動力で走行する。エンジン1の出力は、発電用としてもう1つのモータジェネレータMG1へ伝達され、また、車両走行用としてモータジェネレータMG1の回転軸、例えば電磁クラッチ付きCVT等の動力伝達機構52、モータジェネレータMG2の回転軸及びディファレンシャルギヤ54を介して駆動輪55a、55bに伝達される。そして、車両の減速回生時には2つのモータジェネレータMG1,MG2をジェネレータとして有効に使い、車両制動力を電気エネルギーに変換して回収してバッテリ50を充電する。
エンジン1の発電用と車両走行用との出力配分は、ハイブリット用コントロールユニット40で制御する。また、このハイブリット用コントロールユニット40は、バッテリ50からモータジェネレータMG2への電力の供給及び減速回生時のモータジェネレータMG1,MG2からバッテリ50への回生電力の回収を制御している。
ハイブリット用コントロールユニット40は、車両の走行及び停止情報をモニターするために、アクセルペダルの踏み込み量に比例したアクセルセンサ41の出力信号L、スタートキー42のAcc位置及びON位置に対応した信号STA、シフトレバーポジションセンサ43の信号SFT、ブレーキ作動スイッチ44の信号BR、車速センサ45の信号V、バッテリ残容量センサ46の信号SOC等を入力して、エンジン1の始動及び出力分担の各要否を判定し、エンジン用コントロールユニット30に始動指令及び出力分担指令を発する。その指令に従って、エンジン用コントロールユニット30がエンジン1の運転点を設定するとともに、始動、停止、及び出力の各制御を行う。
エンジン1は、排気通路3にエンジン1の排気を浄化する排気浄化装置20を備える。排気浄化装置20はNOxトラップ触媒(Lean NOx Trap Catalyst:以下、LNTとする)21を内蔵する。
LNT21は、流入する排気の空燃比がリーンであるときにNOxを吸収し、流入する排気の酸素濃度が低下するとNOxを放出・還元浄化するNOx吸着触媒である。LNT21は、NOx吸着剤として、Ba、Mg、Cs等を使用している。また、触媒活性を高めるための加熱手段としての電気ヒータを備える電気加熱式触媒(以下、EHCとする)の構成を採用している。
排気浄化装置20内のLNT21の入口部にはEHCに近接させて温度センサ35が設けられており、エンジン1の停止中及び運転中にLNT21の温度をTexとして検出する。なお、LNT21の温度検出として、エンジン1の運転中にLNT21へ流入する排気の温度を検出してもよい。また、排気浄化装置20内のLNT21の出口部には、酸素濃度Oを検出する酸素濃度センサ36が設けられている。
排気通路3には、過給機のタービン3aが配置され、その上流から分岐したEGR通路4にはEGR弁5が設けられている。このEGR弁5はステッピングモータ(図示せず)で駆動され、排気の一部を吸気通路2の吸気管2dに還流する。吸気通路2は、上流からエアクリーナ2a、過給機のコンプレッサ2b、インタークーラ2c、アクチュエータ(例えばステッピングモータ式)6によって開閉駆動する吸気絞り弁7及び吸気管2dを備える。
24は、エンジン始動補助用のグロープラグであり、各気筒の燃焼室に臨んで設けられている。また、エンジン1の暖機促進のためにエンジン1の冷却水系路中に臨むように電気加熱式のブロックヒータ70が設けられている。
燃料供給系は、ディーゼルエンジン用燃料(軽油)を貯留する燃料タンク60、燃料を燃料噴射装置10へ供給するための燃料供給通路16及び燃料噴射装置10からのリターン燃料(スピル燃料)を燃料タンク60に戻すための燃料戻り通路19を備える。
燃料噴射装置10は、公知のコモンレール式の燃料噴射装置であって、サプライポンプ11、コモンレール(蓄圧室)14及び気筒毎に設けられる燃料噴射弁15を備える。サプライポンプ11で加圧した燃料は燃料供給通路12を介してコモンレール14に一旦高圧の状態で蓄えられた後、各気筒の燃料噴射弁15に分配される。コモンレール14の圧力は圧力制御弁13で制御する。即ち、圧力制御弁13はエンジン用コントロールユニット30からのデューティ信号に応じてオーバーフロー通路17の流路面積を変えることで、コモンレール14への燃料吐出量を調整してコモンレール14の圧力を制御する。また、コモンレール14の圧力を制御するため、サプライポンプ11から吐出された燃料の一部は、途中に一方向弁18を有するオーバーフロー通路17を介して燃料供給通路16に戻される。
燃料噴射弁15は、エンジン用コントロールユニット30からのON−OFF信号によって燃焼室への燃料供給通路を開閉する電子式の噴射弁であって、ON信号によって燃料を燃焼室に噴射し、OFF信号によって噴射を停止する。燃料噴射量は、燃料噴射弁15へのON信号が長いほど多くなるが、後述するようにコモンレール14の燃料圧力によっても変化する。
エンジン用コントロールユニット30は、水温センサ31(エンジン温度検出手段)の信号Tw、エンジン回転速度とクランク角度検出用のクランク角センサ32の信号Ne、カム角センサ33の気筒判別信号Cyl、コモンレール14の圧力を検出する圧力センサ34の信号PCR、温度センサ35(エンジン温度検出手段)の信号Tex及び酸素濃度センサ36の信号Oをそれぞれ入力する。尚、エンジン用コントロールユニット30の具体的な制御については後述する。
本実施形態の排気浄化制御装置は、ハイブリット用コントロールユニット40及びエンジン用コントロールユニット30によって制御する。かかる制御について図7〜16のフローチャートに基づいて説明する。
図7は、本実施形態のハイブリッドシステムのメイン制御ルーチンを示し、図8〜16はハイブリット用コントロールユニット40からの指令によって、エンジン用コントロールユニット30によって行われるエンジン1の出力制御及び本実施形態の排気浄化制御に関するサブルーチンを示す。尚、後述するように、エンジン用コントロールユニット30が、運転要否判断手段の機能を備えている。
図7のハイブリッドシステムのメイン制御ルーチンにおいて、ステップS100で、アクセルセンサ41の信号L、スタートキー42の信号STA、シフトレバーポジションセンサ43の信号SFT、ブレーキ作動スイッチ44の信号BR、車速センサ45の信号V及びバッテリ残容量センサ46の信号SOCを読み込み、更に、水温センサ31の信号Tw、クランク角センサ32の信号Ne、カム角センサ33の信号Cyl、コモンレール14の圧力を検出する圧力センサ34の信号PCR、温度センサ35の信号Tex、酸素濃度センサ36の信号Oを読み込んでステップS200に進む。
ステップS200では、図4〜5に示すようにアクセルセンサ41の信号Lに基づいて運転者のアクセルペダルの踏み込み量に応じた車両走行のための必要な駆動力Prun(=モータ出力Pm+エンジン出力Peで、図中のポイントa―eのライン)、即ち、運転者がアクセル操作によって求めている車両走行に必要な駆動力(要求駆動力)を後述する図8の要求駆動力算出ルーチンに従って算出し、ステップS300に進む。
ステップS300では、ステップS200で算出した要求駆動力Prun、車両速度V、バッテリ残容量SOC、温度Tex等を基準にして後述する図9の運転モード判定ルーチンに従って運転モードを判定する。ここで、運転モードは図3〜5にも示すように、基本的に以下のMode0〜4の5つのパターンに分かれている。ここで、図3はバッテリの残容量SOC、排気浄化装置温度及び運転モードとの関係を纏めた表を示した図であり、図4は排気浄化装置(LNT21)の温度が活性温度Tex1以上の場合の駆動力制御の特性図であり、図5は排気浄化装置の温度が活性温度Tex1未満の場合の駆動力制御の特性図である。
<減速回生モード:Mode0>
バッテリ50の残容量SOCが充電上限閾値SOC2(バッテリ50の過充電を防ぐための閾値)未満(SOC<SOC2)であってバッテリ50が過充電状態にならないことを条件に、減速時にモータジェネレータMG1,MG2をジェネレータとして動作させ、減速時の運動エネルギーを電力として回収してバッテリ50を充電する。
<モータ走行モード:Mode1>
基本的にモータ走行モードは、図6に示すように、エンジン走行では負荷が低くてLNT21の温度Texが触媒活性温度である所定温度Tex1以上を得られない触媒低活性領域Aであって、バッテリ50の残容量SOCが、安定してバッテリの定格電力を供給できる所定値SOC1を上回っていることを条件として、モータジェネレータMG2の出力Pmで走行する。そして、温度センサ35の検出するLNT21の温度Texが触媒活性温度Tex1以上の場合には、エンジン出力下限設定値をbとして図4の[1](a−bの範囲)をモータ走行する。
尚、低エンジン温度等の条件において、LNT21の温度Texが触媒活性温度Tex1未満の場合には、エンジン出力下限設定値をb→b’に増加するが、このときに、バッテリ50の残容量SOCが充電上限閾値SOC2以上(SOC≧SOC2)であれば、モータジェネレータMG2の出力上限値をb→b’に増加し図5に示すように[1](a−bの範囲)に加えて図中の[1]’(b−b’の範囲)もモータ走行とする(図3中の余剰電力処理(2))。これにより、エンジン出力下限設定値をb→b’に増加して生じた余剰出力による発電分を消費し、バッテリ50の充放電バランスを適正に管理する。このためモータジェネレータMG2は、最大出力b’のものを適用し、通常は標準定格出力をbに設定して余裕を持たせて使用する。
<エンジン走行モード:Mode2>
エンジン走行モードは、バッテリ50の残容量SOCが、所定値SOC1を上回っていて充電が不要の場合に、エンジン1の出力Peだけで走行する。この場合、図6に示すように、エンジン運転(負荷と回転数の設定)は、LNT21の温度Texが所定温度Tex1以上となる高い触媒活性が得られる触媒高活性領域Bで行い、この領域の中には熱効率が良好な最良燃費領域Cを含むようにする。そして、LNT21の温度Texが所定温度Tex1以上の場合には、エンジン出力下限設定値をbとして図4の[2](b−dの範囲)をエンジン走行する。また、前述したように低エンジン温度等の条件において、LNT21の温度Texが所定温度Tex1未満の場合には、エンジン出力下限設定値をb→b’に増加して図5の[2]’(b’−dの範囲)をエンジン走行とする。
<エンジン出力分割モード:Mode3>
基本的には、エンジン出力分割モードは、バッテリ50の残容量SOCが所定値SOC1以下の場合に、エンジン1を運転してその出力を車両走行と発電のために分割する。この場合も、エンジン1の運転中にLNT21の活性状態が得られるよう、LNT21の温度Texが所定温度Tex1以上の場合は、エンジン出力下限設定値bで図4の[2](b−dの範囲)で要求駆動力Prunよりも高い出力でエンジン1を運転し、エンジン出力Peと要求駆動力Prunとの差分(=Pe−Prun)のエンジン出力でモータジェネレータMG1を駆動して発電しバッテリ50に充電する。前述と同様、低エンジン温度条件等において、エンジン出力下限設定値をb→b’に増加する場合は、図5の[2]’(b’−dの範囲)で要求駆動力Prunよりも高い出力でエンジン1を運転し、エンジン出力Peと要求駆動力Prunとの差分を発電に充てる。尚、バッテリ50の残容量SOCがSOC1<SOC<SOC2の状態にあり、エンジン出力下限設定値をb→b’に増加した状態では、図5の[1]’(b−b’の範囲)をエンジン出力分割モードとして、エンジン出力Pe(=b’)と要求駆動力Prunとの差分をバッテリ50の充電に充てる(図3中の余剰電力処理(1))。
<モータアシストモード:Mode4>
図4と図5の[3](d−eの範囲)の駆動力範囲がモータアシストモードである。つまり、エンジン1の最大出力は図6にも示すようにポイントdであってエンジン1からそれ以上の動力を供給することはできない。従って、エンジン1をポイントdで運転し、ポイントdから図4及び図5に示す車両走行最大駆動力であるポイントe(Prun max.)までの差分をモータジェネレータMG2の出力(標準定格出力b)で補う。尚、モータジェネレータMG2によるアシストはこれに限らず、エンジン1を図4の[2](b−dの範囲)又は図5の[2]’(b’−dの範囲)で運転してモータジェネレータMG2を併用しても構わない。
以上でステップS300の運転モード判定の説明、エンジンの運転領域と、車両走行に必要な駆動力範囲とそのエンジン各運転ポイントとの関係についての説明を終えるが、説明した中で、基本的にモーター走行モード(Mode1)では動力伝達機構52は切り離されている。
再び図7に戻る。ステップS300で上記のようにして運転モードを判定した後、ステップS400に進み、算出した要求駆動力Prunと判定走行モードとに基づいて、モータジェネレータMG2とエンジン1の分担出力(PmとPe)を算出した後、ステップS500に進む。
ステップS500では、エンジン1を運転する必要があるか否かを判定する。この判定がNoであってエンジン運転が不要な場合(モータ走行モード(Mode1)及び減速回生モード(Mode0))は、ステップS800に進んでエンジン1の停止時制御を行う。即ち、ハイブリット用コントロールユニット40はエンジン用コントロールユニット30に停止指令を発し、その停止指令に従ってエンジン用コントロールユニット30はエンジン1の停止制御を行う。
ステップS500の判定がYesであってエンジン1を運転する必要がある場合(エンジン走行モード(Mode2)、エンジン出力分割モード(Mode3)、モータアシストモード(Mode4))は、ステップS600に進む。
ステップS600では、エンジン1を既に始動しているか否かを判定する。この判定がYesであってエンジン1が運転中の場合、即ち、既にハイブリット用コントロールユニット40からエンジン用コントロールユニット30に出力指令を発信済であって、その指令に従ってエンジン用コントロールユニット30がエンジン1の出力制御を行っている場合はステップS900に進む。
ステップS900では、前記ステップS400で算出したエンジン分担出力Peを得るためのエンジン1の出力制御を実行する。
一方、前記ステップS600の判定がNoであってエンジン1をまだ始動していない場合は、ステップS700に進んでエンジン1の始動時制御を行う。即ち、ハイブリット用コントロールユニット40はエンジン用コントロールユニット30に始動指令を発し、この始動指令に従ってエンジン用コントロールユニット30はエンジン1の始動時制御を行う。
前記ステップS900のエンジン出力制御、ステップS700のエンジン始動時制御又はステップS800のエンジン停止時制御を行った後、ステップS1000に進む。
ステップS1000では、ハイブリット用コントロールユニット40が運転モードに基づいてモータジェネレータMG1或いはMG2の発電制御を行う。
次にステップS1100で、走行モードに基づいてステップS400で算出したモータ駆動力Pmに応じてモータジェネレータMG2を駆動制御する。
最後にステップS1200に進み、走行モード及び車両速度V等に基づいて動力伝達機構52(例えば電磁クラッチ付きCVT)の変速比制御やON−OFF制御を行う。
図8は、前述のステップS200の要求駆動力Prun算出についてのサブルーチンを示すフローチャートである。
図8において、ステップS210では、スタートキー42の信号STAがONになっているかを判定し、ステップS220ではシフトレバーポジションセンサ43の信号SFTがDrive位置(ON)になっているかを判定し、ステップS230ではブレーキ作動スイッチ44の信号BRがOFF(ブレーキ解除状態)になっているかを判定し、ステップS210〜230の判定が全てYesであれば車両が走行可能な状態であるので、ステップS240で、運転者のアクセルペダルの踏み込み量に応じたアクセルセンサ41の信号Lに基づき予め定めたテーブルデータから車両走行に必要な駆動力Prun、即ち、運転者が求めている要求駆動力Prunを検索してリターンとなる。
一方、前記ステップS210、220、230の判定のいずれかがNoであって車両が走行可能な状態でない場合は、ステップS250に進んで車両走行に必要な操作を停止(モータジェネレータMG1とMG2を駆動停止、動力伝達機構52の切り離し、エンジン1の停止)して図7のメイン制御ルーチンのリターンに戻る。
図9は、前述のステップS300の運転モード判定についてのサブルーチンを示すフローチャートである。
図9において、ステップS310で車両が走行している(車速V>0)かを判定し、判定がNoであって車両が停止していればステップS317に進む。
ステップS317では、要求駆動力Prunが0より大(Prun>a(図4,5のポイントa))かを判定し、判定がNoであって要求駆動力Prun=0で車両が停止していれば図8のステップS250に進んで車両走行に必要な操作を停止する。
ステップS310の判定がYesであって車両が走行している場合、及び、ステップS317の判定がYesであって要求駆動力Prun>aである場合にはステップS311に進む。
ステップS311では、要求駆動力Prunが図4,5のポイントd未満かを判定し、判定がNoであればステップS318に進みモータアシストモード(Mode4)と判定してリターンとなり、判定がYesであって要求駆動力Prunがポイントd未満の場合はステップS312に進む。
ステップS312では、バッテリ50の残容量SOCが、所定値SOC1を上回っているかを判定し、判定がNoの場合には車両走行に支障をきたす前にバッテリ50を充電するため、ステップS319に進みエンジン出力分割モード(Mode3)と判定してリターンとなり、判定がYesであってバッテリ50の残容量SOC>SOC1の場合にはステップS313に進む。
ステップS313では、要求駆動力Prunが図5のポイントb’を上回るかを判定し、判定がYesであれば低エンジン温度等の条件であってもエンジン走行モード(Mode2)に該当するため、ステップS320に進みエンジン走行モード(Mode2)と判定してリターンとなり、判定がNoであって要求駆動力Prunがポイントb’以下の場合はステップS314に進む。
ステップS314では、要求駆動力Prunがポイントbを上回るかを判定し、判定がYesであればステップS315に進み、後述するモータ出力増加指令(エンジン出力下限設定値をb→b’に増加して生じた余剰出力による発電分を、モータ出力上限標準設定値をb→b’に増加して消費させる)がONになっているかを判定する。ステップS315の判定がNoであってモータ出力増加指令がOFFである場合(後述するようにバッテリ50の残容量SOCが充電上限閾値SOC2を下回っており、モータ出力上限値を増加してエンジン余剰出力による発電分を消費する必要がない場合)には、エンジン走行モード(Mode2)に該当するのでステップS320に進む。ステップS315の判定がYesであってモータ出力増加指令がONである場合には、要求駆動力Prunがポイントb−b’の範囲においてモータ走行モード(Mode1)に該当するため、ステップS321に進みモータ走行モード(Mode1)と判定してリターンとなる。
一方、ステップS314の判定がNoであって要求駆動力Prunがbポイント以下の場合はステップS316に進み、要求駆動力Prunが0より大(Prun>a)かを判定する。ステップS316の判定がYesで要求駆動力Prun>aの場合はモータ走行モード(Mode1)と判断してステップS321に進み、判定がNoの場合、即ち車両は走行しているが要求駆動力Prun=0(運転者がアクセルペダルを踏み込んでいない場合)である場合は、ステップS322に進んで減速回生モード(Mode0)と判定してリターンとなる。
図10は、前述のステップS400で行われる各運転モードのモータジェネレータとエンジンの分担出力算出についてのサブルーチンを示すフローチャートである。
図10において、ステップS410でモータアシストモード(Mode4)であるかを判定し、判定がYesであればステップS430に進み、判定がNoであればステップS411に進む。
ステップS430では、エンジン出力Peをエンジン1の最大出力dに設定(Pe=d)し、モータジェネレータMG2の分担出力Pmを要求駆動力Prunとエンジン出力dとの差分(Pm=Prun−d)に設定してリターンとなる。
ステップS411では、エンジン出力分割モード(Mode3)であるかを判定し、判定がYesであればステップS416に進み、判定がNoであればステップS412に進む。
ステップS416では、要求駆動力Prunに発電分のエンジン出力ΔPeを加えたエンジン出力Pe(Pe=Prun+ΔPe)がエンジン1の最大出力dを上回るかを判定し、判定がYesの場合はステップS417に進み、エンジン1の出力を最大出力dに設定(Pe=d)してリターンとなる。一方、ステップS416の判定がNoであればステップS418に進み、エンジン1の出力Peを要求駆動力Prunに発電分のエンジン出力ΔPeを加えた出力に設定(Pe=Prun+ΔPe)してリターンとなる。
尚、発電分の出力ΔPeは固定値であっても良いし、要求駆動力Prunに応じて可変としても良いが、LNT21の温度(又は排気温度)Texとして、低エンジン温度条件等であっても触媒活性温度である所定温度Tex1以上が得られるように、要求駆動力Prunに発電分のエンジン出力ΔPeを加えた時のエンジン出力Peが低エンジン温度条件の場合のエンジン出力下限設定値がb’以上(Pe=Prun+ΔPe≧b’)になるように設定する。
ステップS412では、エンジン走行モード(Mode2)であるかを判定し、判定がYesであればステップS419に進み、判定がNoであればステップS413に進む。
ステップS419では、LNT21の温度(又は排気温度)Texが前記所定温度Tex1を上回っているかを判定し、判定がYesであればエンジン1の出力を増加させる必要がないためステップS425に進み、エンジン1の出力Peを要求駆動力Prunに設定(Pe=Prun)してリターンとなる。
ステップS419の判定がNoであってLNT21の温度(又は排気温度)Texが所定温度Tex1以下である場合は、ステップS420に進み、要求駆動力Prunがポイントb’以上かを判定し、判定がYesであれば低エンジン温度等の条件であってもLNT21の温度Texとして所定温度Tex1より高い温度を得ることができるため、ステップS425に進み、エンジン1の出力を要求駆動力Prunに設定する。
ステップS420の判定がNoであって要求駆動力Prunがポイントb’未満であればステップS421に進み、エンジン1の出力Peをポイントb’に増加させる(Pe=b’)。
次に、ステップS422に進み増加させたエンジン出力Pe(=b’)と要求駆動力Prunとの間に生じた余剰出力(=b’−Prun)をモータジェネレータMG1による発電に充ててステップS423に進む。
ステップS423ではバッテリ50の残容量SOCが充電上限閾値である所定値SOC2未満かを判定し、判定がYesであればモータジェネレータMG2の出力上限値をb→b’に増加してエンジン余剰出力による発電分を消費する必要がないのでリターンとなる。判定がNoであってバッテリ残容量SOCが所定値SOC2以上の場合は、ステップS424に進み、モータジェネレータMG2の出力上限値をb→b’に増加してエンジン余剰出力による発電分を消費して過充電を防ぐためにモータ出力Pmの増加指令をONにしてステップS415に進む。
ステップS415では、更に過充電防止のために回生発電停止指令を出してリターンとなる。
ステップS412で、エンジン走行モード(Mode2)でないと判定された場合はステップS413に進み、モータ走行モード(Mode1)であるかを判定し、判定がYesであればステップS426に進み、判定がNoであればステップS414に進む。
ステップS426では、ステップS424におけるモータジェネレータMG2の出力増加指令がONになっているかを判定し、判定がYesであればステップS429に進み、要求駆動力Prunに基づいてモータジェネレータMG2の出力をポイントaから増加した出力上限値b’までの間に設定してステップS414に進む。
一方、ステップS426の判定がNoである場合には、ステップS427に進む。
ステップS414では、エンジン余剰出力による発電分が消費されたかの確認を行うためにバッテリ50の残容量SOCが充電上限閾値SOC2を下回っているかを判定し、判定がNoであればステップS415に進み、前述したように過充電防止のために回生発電停止指令を出力する。一方、判定がYesであってバッテリ50の残容量SOCが充電上限閾値SOC2を下回っていて適正量であればステップS427に進む。
ステップS427では、モータジェネレータMG2の出力増加指令をOFFにすると共に、要求駆動力Prunに基づいてモータジェネレータMG2の出力Pmをポイントaから通常の出力上限値bまでの間に設定してステップS428に進み、回生発電を実行する許可を与えた後、リターンとなる。
図11は、図7のステップS700のエンジン始動時制御についてのサブルーチンを示すフローチャートである。尚、エンジンの始動制御は、図2に示すようにバッテリ50の残容量SOCのレベルに応じたグロープラグ24、LNT21のヒータ(ここではEHCとする)、ブロックヒータ70の通電制御を含み、残容量SOCのレベルに応じて充放電を適正に管理しながら、最も効率よくエンジンを始動させることを目的にしている。
このため、図2に示すように、バッテリ50の残容量SOCが、安定して電力を供給できる所定値SOC1以下の場合は、エンジン1の始動に最低限必要なグロープラグ24の通電制御だけを行い、残容量SOCが所定値SOC1を上回り充電上限閾値SOC2未満の範囲であれば、グロープラグ24の通電制御に加え、エンジン始動時の排気浄化性能を高めるためEHCの通電制御を行う。そして、残容量SOCが充電上限閾値SOC2以上であれば、更にバッテリ50の過充電を防ぐための余剰電力消費とエンジン1の始動性向上のため冷却水加熱用のブロックヒータ70の通電制御を行う。
図11において、ステップS710でバッテリ50の残容量SOCが所定値SOC1を上回っているかを判定し、判定がNoであればステップS713に進んでブロックヒータ70をOFFにし、次にステップS714に進んでEHCをOFFにしてステップS740に進む。
ステップS710の判定がYesであってバッテリ50の残容量SOC>SOC1である場合には、ステップS711に進んでバッテリ50の残容量SOCが充電上限閾値SOC2未満かを判定し、判定がYesであれば、ステップS712に進んでブロックヒータ70をOFFにしてステップS730に進む。
ステップS711の判定がNoであってバッテリ50の残容量SOCが充電上限閾値SOC2以上である場合は、ステップS720に進んでブロックヒータ70の通電制御を行い、そしてステップS730に進む。
ステップS730では、EHCの通電制御を行う。
ステップS740では、グロープラグ24の通電制御を行ってステップS741に進む。
ステップS741では、EHCが所定の加熱段階(加熱時間又はLNT21の温度によって判定する)に到達したかを判定し、判定がNoであればリターンとなり、判定がYesであってEHCが所定の加熱段階に到達している場合は、ステップS742に進んでグロープラグ24が所定の加熱段階(一般的に加熱時間又はグロープラグ24の温度によって判定する)に到達したかを判定し、判定がNoであればリターンとなる。
EHCまたはグロープラグ24のいずれか一方が所定の加熱段階に到達した場合には、当該一方に対しては、他方が所定の加熱段階に到達するまで、該所定の加熱段階を保持するように通電制御を行う。
ステップS742の判定がYes、即ち、EHCとグロープラグ24の両方が所定の加熱段階に到達した場合は、ステップS750に進んでエンジン1の始動操作を行う。この操作は、まず、モータジェネレータMG1によりエンジン1のモータリングを開始する。次いでエンジン1のモータリング回転速度が極短時間で所定の安定レベルに到達したら、サプライポンプ11の圧力制御弁13及び燃料噴射弁15を駆動し、始動に見合った燃料を供給して完爆に至らす。
図12は、図11のステップS720のブロックヒータ通電制御についてのサブルーチンを示すフローチャートである。
図12において、ステップS721では、エンジン1が所定の暖機状態に到達したかを判定するため、エンジン冷却水温度Twが所定温度Tw1を上回ったかを判定し、判定がYesであれば、ステップS722に進んで冷却水の加熱を停止すべくブロックヒータ70への通電を停止してリターンとなり、判定がNoであってエンジン1が所定の暖機状態に到達していなければ、ステップS723に進んでブロックヒータ70へ通電を行ってリターンとなる。
図13は、図11のステップS730のEHC通電制御についてのサブルーチンを示すフローチャートである。
図13において、ステップS731でLNT21の温度(又は排気温度)Texが触媒活性温度である所定温度Tex1を上回っているかを判定し、判定がYesであればステップS732に進んでEHCの通電を停止してリターンとなり、判定がNoであれば、ステップS733に進んでEHCの通電を行ってリターンとなる。
図14は、図11のステップS740のグロープラグ通電制御についてのサブルーチンを示すフローチャートである。
図14において、ステップS741でグロープラグ24の温度(例えばグロープラグ24の電流によって求めることができる)Tglowが噴射燃料の着火に必要な所定温度Tglow1を上回っているかを判定し、判定がYesであればステップS742に進んでグロープラグ24への通電を停止してリターンとなり、判定がNoであればステップS743に進んでグロープラグ24へ通電してグロープラグ24の加熱を行ってリターンとなる。
図15は、図7のステップS800のエンジン停止時制御についてのサブルーチンを示すフローチャートである。
図15において、ステップS810では、サプライポンプ11の圧力制御弁13及び燃料噴射弁15をOFFにして燃料供給を停止し、EGR弁5及び吸気絞り弁7を閉にしてEGRも停止する。
ステップS811では、グロープラグ24、EHC及びブロックヒータ70への通電を停止してリターンとなる。
図16は、ハイブリット用コントロールユニット40からエンジン1に対して出力分担指令が発せられた場合に、エンジン用コントロールユニット30によって行われる図7のステップS900のエンジン出力制御についてのサブルーチンを示すフローチャートである。
図16において、ステップS910では、エンジン運転中であり始動補助の必要がないため、グロープラグ24への通電を停止してステップS911に進む。
ステップS911では、バッテリ50の残容量SOCが所定値SOC1を上回っているかを判定し、判定がNoである場合にはバッテリ50の安定電力供給を優先するため、ステップS912に進んでブロックヒータ70への通電を停止してステップS730に進む。
ステップS911の判定がYesであってバッテリ50の残容量SOC>SOC1の場合にはステップS720に進み、エンジン1の暖機促進補助のために、図12のブロックヒータ70への通電制御を行いステップS730に進む。
ステップS730では、触媒を早期活性するために図13のEHCの通電制御を行ってステップS920に進む。
ステップS920では、所定のテーブルデータを検索して、図7のステップS400で算出したエンジン分担出力Peを得るために必要なエンジン回転速度Ne及び燃料噴射量Qmainを求める。このテーブルデータは、例えばエンジン分担出力Peをパラメータとして設定したものであり、予めエンジン用コントロールユニット30のROMに記憶してある。
ステップS930では、コモンレール14の圧力制御や燃料噴射弁15の駆動制御を行い、エンジン出力制御のための燃料噴射制御を行う。
ここで、コモンレール14の圧力制御は、例えばエンジン回転速度Ne及び燃料噴射量Qmainをパラメータとして、エンジン用コントロールユニット30のROMに予め記憶してある所定のマップを検索して、コモンレール14の目標基準圧力PCR0と、この目標基準圧力PCR0を得るための圧力制御弁13の基準制御信号Duty0とを求め、目標基準圧力PCR0と実際のコモンレール14の圧力PCRとの差に基づいて基準制御信号Duty0を補正し、補正した制御信号Dutyで圧力制御弁13を駆動することによって目標基準圧力PCR0を得る。
また、燃料噴射弁15の駆動制御は、例えば燃料噴射量Qmain及びコモンレール14の圧力PCRをパラメータとして、エンジン用コントロールユニット30のROMに予め記憶してある所定のマップを検索して燃料噴射期間(Mperiod)を求める。この燃料噴射期間Mperiodは、燃料噴射量Qmainが同じならばコモンレール14の圧力PCRが高いほど短くなり、コモンレール14の圧力PCRが同じならば燃料噴射量Qmainが多いほど長くなる。次に、エンジン回転速度Ne及び燃料噴射量Qmainをパラメータとして、エンジン用コントロールユニット30のROMに予め記憶してある所定のマップを検索して燃料噴射開始時期Mstartを求め、冷却水温度Tw等に基づいた補正を加える。これは、冷却水温Twが低いほどエンジン1の燃焼室の温度も低くなり、着火開始時期が相対的に遅れることになるので、HC、CO、パティキュレート(特にSOF)の排出量を増加させないためには、燃料噴射開始時期Mstartを進角補正して燃焼開始時期を一定に保つためである。
そして、クランク角センサ32の信号Ne(エンジン回転速度とクランク角度)及びカム角センサ33の気筒判別信号Cylに基づいて、燃料噴射開始時期Mstartと燃料噴射期間Mperiodで燃料を噴射すべき気筒の燃料噴射弁15を開弁駆動して、該気筒にQmainの燃料を供給する。
ステップS930で燃料噴射制御を行った後、ステップS940に進み、LNT21が再生中であるかを判定する。 ステップS940の判定がYesであってLNT21が再生中である場合は、ステップS960に進み、LNT21の再生燃焼制御を実行してリターンとなる。
ここで、LNT21の再生燃焼制御は、短時間、排気空燃比をリッチ化して排気温度を上昇させることによって吸収したNOxを放出・還元することである。一般的にディーゼルエンジンの場合には、エンジン回転速度Ne及び燃料噴射量Qmain或いはLNT21の出口部の酸素濃度Oに基づいて、EGRの強化(EGRの増加と吸気絞りの強化)やポスト噴射(排気空燃比をリッチ化して排気温度を上昇させるために、主噴射とは別に各気筒の膨張行程又は排気行程で行う燃料噴射)を単独又は併用して実施することで可能であるが、排気空燃比のリッチ化によってエンジン出力Peの変動が生じる場合には、図7のステップS400で算出したエンジン分担出力Peを得るために必要なエンジン回転速度Ne及び燃料噴射量Qmainを補正する。
ステップS940の判定がNoであってLNT21が再生中でない場合は、ステップS950に進んでエンジン1のリーン燃焼制御を行う。ここで、エンジン1のリーン燃焼制御は、例えばエンジン回転速度Ne及び燃料噴射量Qmainをパラメータとしてエンジン用コントロールユニット30のROMに予め記憶してある所定のマップを検索して、目標EGRデータ(EGR弁5と吸気絞り弁7の駆動信号)を求め、冷却水温度Twに基づいてEGRを補正し(例えば冷却水温度Twが低いときにはEGRを減量補正する)、EGR弁5及び吸気絞り弁7をそれぞれの補正した駆動信号に基づいて駆動制御する。
次に、ステップS970では、LNT21のNOx吸収量を積算してLNT21の再生の要否判定を行ってリターンとなる。
ここで、LNT21の再生の要否判定は、例えばエンジン回転速度Ne及び燃料噴射量Qmainをパラメータとして予めエンジン用コントロールユニット30のROMに記憶してある所定のデータ等から、LNT21の単位時間当たりのNOx吸収量を検索し、単位時間当たりに同期した所定時間間隔でNOx吸収量を積算し、積算したNOx吸収量がLNT21の所定吸収限界量を超えているかを判定することによって、LNT21の再生が必要であるかを判定することが可能である。
以上説明したように本実施形態によれば、ディーゼルエンジンを用いたハイブリッド車両において、エンジン1による車両駆動力の分担が必要であってエンジン1が運転される場合に、LNT21等の温度が所定値を下回っている、あるいは下回ることが予測される場合には、エンジン1の運転点を出力増加するように設定し、出力増加設定に伴って昇温した排気によってLNT21を活性温度以上とする。
ここで、内燃機関の出力増加に伴う余剰出力はモータジェネレータMG1によって電力に変換されるが、本実施形態では、該余剰出力によってバッテリ50が過充電になるのを防ぐため、エンジン始動前後において、バッテリ50の残容量SOCに応じて、電気加熱手段としてのグロープラグ24、EHC及びブロックヒータ70への通電制御を行うことで、バッテリ50の残容量SOCを適正レベルに維持管理して、該余剰出力による電力をバッテリ50に充電できるようにするとともに、モータジェネレータMG2の出力上限値を可変にする構成とした。さらに、バッテリ50の残容量SOCが所定の高いレベルである場合にはモータジェネレータMG1,MG2による回生発電も停止するようにした。
このように、できる限りバッテリ50を空き容量に余裕がある状態に制御することで、LNT21を活性温度以上とするためにモータジェネレータMG1の発電(バッテリ50の充電)を伴うエンジン1の出力増加設定を行うことの制限が緩和される。これにより、LNT活性用の加熱手段の電力消費を大きくすることもバッテリの容量を大きくすることも不要となり、簡易化及び効率化によってコストを抑えつつ、性能も確保された排気浄化制御装置及びハイブリッド車両を提供することが可能である。
本発明の排気浄化制御装置及びこれを搭載したハイブリッド車両の一実施形態を示すシステム構成図 エンジンの停止状態からの始動時制御におけるバッテリ残容量とグロープラグ、EHC及びブロックヒータの各通電制御の関係を表した表を示す図 バッテリ残容量、NOxトラップ触媒温度及び運転モードとの関係を表した表を示す図 NOxトラップ触媒の温度が活性温度以上の時の駆動力制御特性を示す図 NOxトラップ触媒の温度が活性温度未満の時の駆動力制御特性を示す図 NOxトラップ触媒の温度(排気温度)と運転領域との関係を示す図 図1に示すハイブリッドシステムのメイン制御ルーチンを示すフローチャート 要求駆動力算出ルーチンを示すフローチャート 運転モード判定ルーチンを示すフローチャート 各運転モードにおけるモータジェネレータとエンジンの分担出力の算出ルーチンを示すフローチャート エンジン始動時制御ルーチンを示すフローチャート ブロックヒータ通電制御ルーチンを示すフローチャート EHC通電制御ルーチンを示すフローチャート グロープラグ通電制御ルーチンを示すフローチャート エンジン停止時制御ルーチンを示すフローチャート エンジン出力制御ルーチンを示すフローチャート
符号の説明
1 ディーゼルエンジン
3 排気通路
20 排気浄化装置
21 NOxトラップ触媒(EHC)
24 グロープラグ
50 バッテリ
MG1 モータジェネレータ
MG2 モータジェネレータ
70 ブロックヒータ

Claims (11)

  1. 車両駆動と発電兼用のエンジンとモータジェネレータとを有し、少なくとも一方の出力で車両の駆動力を発生させ、モータジェネレータが車両減速時に回生発電可能とされ、
    前記モータジェネレータによる車両駆動時に該モータジェネレータへ電力を供給すると共に、モータジェネレータによる発電電力を充電可能なバッテリと、
    該バッテリの充電残量を検出する充電残量検出手段と、
    車両の要求駆動力を検出する要求駆動力検出手段と、
    車両の要求駆動力とバッテリの充電残量とに基づいて、エンジンの運転要否判断を行う運転要否判断手段と、
    を有するハイブリッド車両において、
    エンジンの排気通路に設けられ、排気を浄化する排気浄化装置と、
    前記排気浄化装置を含むエンジン各部の温度状態を検出する温度状態検出手段と、
    前記モータジェネレータの発電電力又はバッテリの蓄電電力を消費して、前記排気浄化装置を含むエンジン各部の加熱を行う電気加熱手段と、
    前記運転要否判断手段によってエンジンの運転が必要と判断されたとき、前記各検出手段によって検出された車両の要求駆動力と、バッテリの充電残量と、エンジン各部の温度状態と、に基づいて、エンジンの始動前後における前記電気加熱手段の通電制御と、エンジンとモータジェネレータの駆動及び発電の制御と、を行う制御手段と、
    を含んで構成したことを特徴とするハイブリッド車両の排気浄化制御装置。
  2. 前記電気加熱手段は、
    エンジンの燃焼室に臨む始動補助のためのグロープラグと、
    エンジン本体を加熱してエンジン温度を上昇させるためのエンジン加熱手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の排気浄化制御装置。
  3. 前記運転要否判断手段は、前記バッテリの充電残量が過充電防止用の上限値よりも低い電力安定供給用の下限値以下であるか、又は、車両の要求駆動力が前記モータジェネレータの出力上限値又はエンジンの出力下限値を上回る場合に、エンジンの運転が必要と判断することを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド車両の排気浄化制御装置。
  4. 前記運転要否判断手段がエンジンの運転が必要と判断し、前記バッテリの充電残量が前記下限値以下である場合には、
    エンジンの始動前に、前記電気加熱手段のうち、エンジン加熱手段及び排気浄化装置を加熱する手段への通電を停止し、グロープラグを温度状態に応じて通電制御することを特徴とする請求項3に記載のハイブリッド車両の排気浄化制御装置。
  5. 前記運転要否判断手段がエンジンの運転が必要と判断し、車両の要求駆動力が前記モータジェネレータの出力上限値又はエンジンの出力下限値を上回る場合に、
    前記バッテリの充電残量が前記下限値を上回りかつ上限値を下回るときは、
    エンジンの始動前に、前記電気加熱手段のうち、エンジン加熱手段への通電を停止し、グロープラグと、排気浄化装置を加熱する手段と、を夫々温度状態に応じて通電制御することを特徴とする請求項3または請求項4に記載のハイブリッド車両の排気浄化制御装置。
  6. 前記グロープラグ、又は、排気浄化装置を加熱する手段、のいずれか一方が所定の加熱段階に到達した場合には、
    該一方に対しては、他方が所定の加熱段階に到達するまで、加熱段階を保持するように通電制御を行うことを特徴とする請求項5に記載のハイブリッド車両の排気浄化制御装置。
  7. 前記運転要否判断手段がエンジンの運転が必要と判断し、車両の要求駆動力が前記モータジェネレータの出力上限値又はエンジンの出力下限値を上回る場合に、
    前記バッテリの充電残量が前記上限値以上であるときは、
    エンジンの始動前に、前記電気加熱手段のうち、グロープラグ、排気浄化装置を加熱する手段、エンジン加熱手段、の全てを夫々温度状態に応じて通電制御することを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1つに記載のハイブリッド車両の排気浄化制御装置。
  8. 前記バッテリの充電残量が前記下限値以下であってエンジンが始動された状態において、前記排気浄化装置の温度が活性用の所定温度未満である場合には、
    前記排気浄化装置を加熱する手段へ通電し、
    車両の要求駆動力が予め定められたエンジンの出力上限値を下回る場合には、少なくとも車両の要求駆動力を上回る出力をエンジンに発生させ、エンジンの出力と車両の要求駆動力との差分をモータジェネレータによる発電に使用し、前記排気浄化装置の温度が前記所定温度を上回るように、エンジンの運転点を設定することを特徴とする請求項3〜請求項7のいずれか1つに記載のハイブリッド車両の排気浄化制御装置。
  9. 車両の要求駆動力が予め定められたモータジェネレータの出力上限値又はエンジンの出力下限値を上回ってエンジンが始動された状態において、前記バッテリの充電残量が前記下限値を上回りかつ上限値を下回り、前記排気浄化装置の温度が活性用の所定温度未満である場合には、
    前記排気浄化装置を加熱する手段へ通電するとともに、前記エンジン加熱手段を温度状態に応じて通電制御し、
    予め定められたエンジンの出力下限値を増加変更させて、前記排気浄化装置の温度が前記所定温度を上回るようにエンジンの運転点を設定し、
    車両の要求駆動力が、増加変更したエンジンの出力下限値を上回り、エンジンの出力上限値を下回る場合には、少なくともエンジンの出力によって車両を駆動し、
    車両の要求駆動力が、エンジンの出力上限値を上回る場合には、エンジン及びモータジェネレータの出力によって車両を駆動し、
    車両の要求駆動力が、増加変更したエンジンの出力下限値を下回り、予め定められたモータジェネレータの出力上限値又はエンジンの出力下限値を上回る場合には、エンジンの出力を、増加変更したエンジンの出力下限値に設定して車両を駆動し、エンジンの出力と車両の要求駆動力との差分をモータジェネレータによる発電に使用することを特徴とする請求項3〜請求項8のいずれか1つに記載のハイブリッド車両の排気浄化制御装置。
  10. 車両の要求駆動力が予め定められたモータジェネレータの出力上限値又はエンジンの出力下限値を上回ってエンジンが始動された状態において、前記バッテリの充電残量が前記上限値以上であり、前記排気浄化装置の温度が活性用の所定温度未満である場合には、
    前記排気浄化装置を加熱する手段へ通電するとともに、前記エンジン加熱手段を温度状態に応じて通電制御し、
    予め定められたエンジンの出力下限値を増加変更させて、前記排気浄化装置の温度が前記所定温度を上回るようにエンジンの運転点を設定し、
    車両の要求駆動力が、増加変更したエンジンの出力下限値を上回り、エンジンの出力上限値を下回る場合には、少なくともエンジンの出力によって車両を駆動し、
    車両の要求駆動力が、エンジンの出力上限値を上回る場合には、エンジン及びモータジェネレータの出力によって車両を駆動し、
    車両の要求駆動力が、増加変更したエンジンの出力下限値を下回る場合には、モータジェネレータの出力上限値を増加変更し、モータジェネレータの出力によって車両を駆動することを特徴とする請求項3〜請求項9のいずれか1つに記載のハイブリッド車両の排気浄化制御装置。
  11. エンジンが始動された状態で、前記バッテリの充電残量が過充電防止用の上限値以上である場合には、車両減速時の回生発電を停止させることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1つに記載のハイブリッド車両の排気浄化制御装置。
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