JP3575064B2 - トラクタの操向装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、トラクタの操向装置に関し、操向旋回時に操向ブレーキを効かせたり、前車輪を後車輪よりも高速に切替えたり、作業機を装着するリフトアームを非作業位置へ上昇させるものに利用できる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】
左右の操向ブレーキの連動系に、各々単動シリンダを組込んで、このシリンダが引っ張ることによって操向ブレーキが制動する構成となっている。このような構成では、シリンダが左右二個必要であり、各シリンダと切替バルブを連結する油圧ホースも4本必要となり、構成煩雑となる。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記課題に鑑みて請求項1の発明では、左右後輪(18,18)を独立的に制動するブレーキ装置(10L,10R)と左右ブレーキペダル(40L,40R)とをロッド部材(41L,41R)等を介して連動連結すると共に、車体の操向時に操向内側の前記ブレーキ装置(10L,10R)を油圧シリンダ(14)の作動によって作動可能に構成するトラクタにおいて、
前記ブレーキ装置(10L,10R)を作動する油圧シリンダ(14)と同油圧シリンダ(14)へ油圧を送るバルブ(13)とを一体構成して車体の左右一側に設け、前記シリンダ(14)のピストン(11)と左右夫れ夫れのブレーキ装置(10L,10R)と機械的に連動連結したことを特徴とするトラクタの操向装置とした。
また請求項2の発明では、前記左右ブレーキ装置(10L,10R)を作動させる油圧シリンダ(14)を単一シリンダで構成し、同ピストンの伸縮位置によって左右どちらか一方のブレーキ装置(10L,10R)を作動するよう前記シリンダ(14)のピストン(11)と左右夫れ夫れのブレーキ装置(10L,10R)とを機械的に連動連結したことを特徴とする請求項1に記載のトラクタの操向装置とした。
また更に、請求項3の発明では、前記トラクタに、リフトアーム(1)を作動する油圧シリンダ(57)及び同シリンダ(57)へ油圧を送るバルブ(6)と、車体の操向時に前車輪(4,4)を後車輪(18,18)よりも高速に切替える前輪変速クラッチ(5)及び同クラッチ(5)へ圧油を送るバルブ(6)を設けるあたり、
前記油圧シリンダ(57)を接続するメイン油圧回路()から減圧弁(3)を介して二次圧力回路(9)を分岐し、
この二次圧力回路(9)から前記操向時に前車輪(4,4)を後車輪(18,18)よりも高速に切替え作動させるバルブ(6)を有する油路と、前記左右操向側のブレーキ装置(10L,10R)を作動させるバルブ(13)を有する油路とを夫れ夫れ分岐してなる請求項1または請求項2に記載のトラクタの操向装置とした。
【0004】
【作用、及び発明の効果】
請求項1の発明では、左右ブレーキ装置(10L,10R)を作動する油圧シリンダ(14)と同油圧シリンダ(14)へ油圧を送るバルブ(13)とを一体構成し、且つこれら部品を車体の左右一側に集中して設けるので、前記従来の構成と比較して油圧ホース等の配管構成を簡略化することができる。
【0005】
また請求項2の発明では、前記左右ブレーキ装置(10L,10R)を作動させる油圧シリンダ(14)を単一シリンダで構成し、同ピストンの伸縮位置で左右どちらか一方のブレーキ装置(10L,10R)を作動するので、前述同様、油圧ホースなどの配管構成を簡略化することができる。
【0006】
また更に請求項3の発明では、前記リフトアーム(1)を作動する油圧シリンダ(57)及び同シリンダ(57)へ油圧を送るバルブ(46)と、車体の操向時に前車輪(4,4)を後車輪(18,18)よりも高速に切替える前輪変速クラッチ(5)及び同クラッチ(5)へ圧油を送るバルブ(6)を設け、前記油圧シリンダ(57)を接続するメイン油圧回路(2)から減圧弁を介して二次圧力回路(9)を分岐し、この二次圧力回路(9)から前記操向時に前車輪(4,4)を後車輪(18,18)よりも高速に切替え作動させるバルブ(6)を有する油路と、前記左右操向側のブレーキ装置(10L,10R)を作動するバルブ(13)を有する油路とを夫れ夫れ分岐するので、前輪変速クラッチ(5)の作動時、またはブレーキ(10L,10R)の作動時以外は、油圧全流量がメイン油圧回路(2)へ流れる。このため、リフトアーム(1)を作動するときは、上昇速度は変らない。又、二次圧力回路(9)側の圧力補償のため、該前輪変速クラッチ(5)及び操向側のブレーキ(10L,10R)が同時に作動されても、油圧力は一定に維持されるために、この前輪変速クラッチ(5)の油圧力が低下したり、ブレーキ(10)の制動力が低下することなく、安定した操向、旋回性能を維持しつつ、前述同様、配管構成が簡単である。
【0007】
【実施例】
図1〜図10において、トラクタ車体は、前部からエンジンボディ15、クラッチハウジング16、及びミッションケース17等を連結して一体構成とし、前車輪4、及び後車輪18を伝動して走行しうる構成としている。19はステアリングポスト20上に位置するステアリングハンドル、21は操縦席、22はミッションケース17上のリフトアーム1を昇降するための油圧シリンダ等を収容する油圧ケース、23はミッションケース17の左右両側に位置して一体的に連結するリヤアクスルハウジングであり、ミッションケース17の差動装置から連動される後車軸24を軸装し、外側端の後車輪18へ伝動するように構成している。
【0008】
ステアリング軸25を支持するステアリングポスト20に、このステアリングハンドル19の操作角を検出するステアリングセンサー26を設ける。このステアリングセンサー26は、リミットスイッチからなり、操向ブレーキ10を自動的に制動するためのオートブレーキスイッチ27、リフトアーム1を自動的に上昇するためのオートリフトスイッチ28、及び、前車輪4への伝動を自動的に増速変速する自動増速四WDスイッチ29等からなる。
【0009】
ステアリング軸25には、ねじ部30が形成され、このねじ部にスイッチカム31を形成したねじ筒32が螺合されて、ステアリング軸25の左回転、右回転によって、スイッチカム31が下動、上動するように構成される。このスイッチカム31はステアリングポスト20の軸方に沿って形成されるカム溝33に嵌合されていて、ねじ筒32の回動を止めて上下移動を案内する。
【0010】
ステアリングポスト20にはブラケット34を介して前記各オートブレーキスイッチ27、オートリフトスイッチ28等が長孔35及びこれに挿通する締付ボルト36によって、上下移動調節可能に取付けられる。このうち、オートリフトスイッチ28は、自動倍速四WDスイッチ29を兼ねる。
オートブレーキスイッチ27は、左ブレーキスイッチ27L(以下左右一対に設けられる構成事項については、左側をLとし右側をRとして各符号を付けて記載する。)が、該オートリフトスイッチ28よりも下位にあり、右ブレーキスイッチ27Rがこれと対称に上方位置にあって、前記スイッチカム31の凸部にスイッチローラ37が位置するとスイッチONとなり、凹部ではOFFとなる。このうちスイッチカム31途中の凹部38では、ステアリングセンサー26のスイッチローラ37との間に適宜の間隔が形成されていて、このカム間隔部Kがステアリング軸25の旋回操向の遊びとなり、このカム間隔部Kにおける操向操作では、旋回操作域にまで至らない。
【0011】
これら各スイッチ27L,27R,28は、同一軸方向線上に配置するもよいが、軸回り方向に位相をずらせて配置し各スイッチ毎のスイッチカム31を形成するもよい。各スイッチ27L,27R,28はボルト36を緩めてブラケット34に対して長孔35の範囲内で上下に移動することにより、スイッチのONする位置や、各スイッチ間のON間隔等を調節することができる。
【0012】
このような各オートブレーキスイッチ27L,27R、オートリフトスイッチ28は、コントローラ39を経て油圧回路のソレノイドバルブ13L,13R等を作動する。油圧回路のソレノイドバルブ13L,13Rは、プッシュプルシリンダ14を押し引きして左側の操向ブレーキ10Lを制動したり、右側の操向ブレーキ10Rを制動することができる。40L,40Rは、これらの左、右操向ブレーキ10L,10Rを足操作するペタルである。41L,41Rは左右の各操向ブレーキ10L,10Rと連動するブレーキロッドである。このブレーキロッド41L,41Rは、アーム軸42上のブレーキアーム43L,43Rに連結されて、該ブレーキペタル40L(40R)で操作できる構成とすると共に、前記プッシュプルシリンダ14によっても操作できる連動構成としている。
【0013】
ブレーキロッド42は、クラッチハウジング16に貫通するパイプ44に対して回動自在で、この一端部に左右一対のブレーキアーム43L,43Rを軸装する。左側の操向ブレーキ10Lを制動連動するブレーキアーム43Lはアーム軸42とピン45で一体として回動でき、このブレーキアーム43Lに接して同軸44上に回動自在に設けたブレーキペタル40Lを踏むことにより、該ブレーキアーム43Lのピン46Lに係合して回動することができる。47はこのアーム軸42の先端部に一体のアームで、左側の前記ロッド41Lを連結する。
【0014】
又、右側のブレーキアーム43R及びブレーキペタル40Rは、アーム軸42に回動自在で、この右側のブレーキペタル40Rを踏むことによりピン46Rを係合してブレーキアーム43Rを回動し、ロッド41Rを介して操向ブレーキ10Rを制動連動する。
前記ソレノイドバルブ13とプッシュプルシリンダ14とは一体構成のメタル48に設けられて、クラッチハウジング16の側面に取付けられる。このプッシュプルシリンダ14のピストン49には二又状のアーム50L,50Rが一体に設けられ、これらのアーム50L,50R先端の調節ボルト51L,51Rで前記各ブレーキアーム43L,43Rを当接して回動し、ピストンロッド49の中立位置Nでは、左右両ブレーキアーム43L,43Rは回動されないで共に非制動位置となるが、この中立位置Nからピストンロッド49を押し出すとボルト51Rが右側のブレーキアーム43Rを押して回動し、右側の操向ブレーキ10Rを制動することができ、又、中立位置Nからピストンロッド49を引込ませるとボルト51Lが左側のブレーキアーム43Lを引き、左側の操向ブレーキ10Lを制動する。
【0015】
前記操向ブレーキ10を制動するためのプッシュプルシリンダ14及びピストン11の構成は、大径、小径のピストン51,52とこれらを嵌合させるシリンダ53,54とからなり、小径のピストン52はピストンロッド49を一体とし、この頭部55を大径のドーナツ型ピストン51の中心部に嵌合させ先端部に前記アーム50を取付ける。このプッシュプルシリンダ14の頭部側のシリンダ53には右側の操向ブレーキ10Rを連動するためのポート12Rを有し、これと反対側のシリンダ54には左側の操向ブレーキ10Lを連動するためのポート12Lを有し、両シリンダ53と54との間の段部にはタンクポートTを形成している。
【0016】
ソレノイドバルブ56は、油圧ケース22内のリフトシリンダ57の伸縮制御を行うもので、これによって作業機を連結するリフトアーム1が昇降される。
ソレノイドバルブ6は、ミッションケース17からクラッチハウジング16を経て前車輪4の差動装置58へ連動する伝動軸の途中に設けられた前輪変速クラッチ5の切替えを行うもので、前車輪4の回転を後車輪18とほゞ同速に伝動する等速四WDと、前車輪4の回転を後車輪18のほゞ二倍に増速する増速四WDとに切替えて変速することができる。
【0017】
前記オートリフトスイッチ28のONによって、これらソレノイドバルブ56,6をほゞ同時に切替えることによって、リフトアーム1を上昇すると共に、等速四WDを増速四WDに切替えて前車輪4の伝動を高速にする。このオートリフトスイッチ28のONと同時又はその後にオートブレーキスイッチ27L又は27RがONされて、操向側の後車輪18に操向ブレーキ10L,10Rが制動される。
【0018】
なお、59は感度調節ダイヤルで、スイッチ27,28の検出感度を調節する。60はステアリング切り速度センサーで、ステアリングハンドル19によるステアリング軸25の回転速度を検出する。
前記リフトシリンダ57、前輪変速クラッチ5のプッシュプルシリンダ7、プッシュプルシリンダ14、及びローリングシリンダー61等の制御のための油圧回路において、前記のようなステアリングハンドル19の旋回操作により、これをステアリングセンサー26が検出して、作業機を上昇させ、前車輪4を増速し、操向ブレーキ10L,又は10Rを制動させる構成において、減圧弁3を設けて該前輪変速クラッチ5のソレノイドバルブ6を切替作動し、この圧力補償された二次圧を操向プッシュプルシリンダ14及びソレノイドバルブ13L,13Rに働かせて、操向ブレーキ10L,10Rが働くとき、前輪変速クラッチ5が油圧力低下によって切れたり、又、油圧力上昇によって操向ブレーキ10L,10Rと前輪変速クラッチとが同時に働くような誤作動がなくなる。
【0019】
図1、図8〜図10を参照して、前記プッシュプルシリンダ14におけるピストン11の作動を説明する。前記ピストン11では、有効断面積は、大径ピストン51>小径ピストン52>頭部55の関係に設定されているものとして、ソレノイドバルブ13のOFFによりポート12L,12R共に全圧が働くと、図8のようにピストン51が段部に押されて係止され、ピストン52はこのピストン51側に押されて係止され、中立位置となる。67は中立位置Nを係止するクリップボールである。
【0020】
ソレノイドバルブ13RのONによって、ポート12Rが全圧となりポート12Lが無圧となる。このため図9のようにピストン51が段部に係止されるまで押されると共に、頭部55も同方向へ押されるため、右側の操向ブレーキ10Rを連動制動する。
又、ソレノイドバルブ13LのONによって、ポート12Lが全圧となり、ポート12Rが無圧となると、図10のようにピストン52がピストン51を係合したまゝシリンダ53側へ押して、このピストン51をシリンダキャップ66へ押付ける。これによって右側の操向ブレーキ10Lを連動制動する。
【0021】
なお、前記油圧回路において、P1はメインポンプ、P2はサブポンプ、Tはタンクポートである。62はリリーブバルブ、63は分流弁、64は作業機のローリング制御を行うローリングシリンダ61用のローリング制御弁である。65はパワステ油圧回路で、ステアリング軸25から作動される回動力を油圧力により増力して前車輪4の操向連動を行うものである。
【0022】
図11において、上例と異なる点は、前記油圧回路において、操向ブレーキ10を連動操作するプッシュプルシリンダ14のソレノイドバルブ13に代えて、プッシュプルシリンダ14に供給される圧力油を制御するノーマルオープンタイプの比例減圧弁68L,68Rを設ける。これら両方の比例減圧弁68L,68Rに電流を通さないときは、左右のポート12L,12Rは同圧となり、強制的に中立位置Nとなる。
【0023】
左右いずれか一方の比例減圧弁68L,又は68Rに通電すると、この電流値に応じて油圧力が変化して、ピストン11が左、右へシフトされる。このときの油圧力は変更調節できるため、走行速度に応じたブレーキ力を制御することもできる。
図12、図13において、上例と異なる点は、前記ブレーキペタル40L,40Rと、プッシュプルシリンダ14のピストンロッド49とによる操向ブレーキ10L,10Rの連動機構を簡単にするために、前記図6、図7のアーム50に代えてピン69を固定し、このピン69の前後にブレーキアーム43Rとアーム軸42回りに枢支するアーム76を対向させ、これらブレーキアーム43Rとアーム76との間を、クラッチハウジング16の側面に固定のブラケット70に形成の案内溝71に嵌合させたピン73で枢支するリンク74,75を介して枢支77,78している。ブレーキペタル40L,40Rとプッシュプルシリンダ14とによる操向ブレーキ10L,10Rは独立的に制動しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧回路図。
【図2】ステアリング軸部の側面図。
【図3】その一部の拡大側面図と、ブロック図。
【図4】トラクタの平面図。
【図5】その側面図。
【図6】操向ブレーキの操作機構の分解斜視図と、平面図。
【図7】その側面図。
【図8】操向ブレーキ用プッシュプルシリンダ部の拡大断面図。
【図9】その作動図。
【図10】その作動図。
【図11】一部別実施例を示す油圧回路図。
【図12】一部別実施例を示す操向ブレーキの操作機構の側面図。
【図13】その分解斜視図。
【符号の説明】
1 リフトアーム
2 メイン油圧回路
3 減圧弁
4 前車輪
5 前輪変速クラッチ
6 ソレノイドバルブ
7 プッシュシリンダ
8 前輪変速油圧回路
9 二次圧力回路
10 操向ブレーキ
11 ピストン
12 ポート
13 ソレノイドバルブ
14 プッシュプルシリンダ

Claims (3)

  1. 左右後輪(18,18)を独立的に制動するブレーキ装置(10L,10R)と左右ブレーキペダル(40L,40R)とをロッド部材(41L,41R)等を介して連動連結すると共に、車体の操向時に操向内側の前記ブレーキ装置(10L,10R)を油圧シリンダ(14)の作動によって作動可能に構成するトラクタにおいて、
    前記ブレーキ装置(10L,10R)を作動する油圧シリンダ(14)と同油圧シリンダ(14)へ油圧を送るバルブ(13)とを一体構成して車体の左右一側に設け、前記シリンダ(14)のピストン(11)と左右夫れ夫れのブレーキ装置(10L,10R)と機械的に連動連結したことを特徴とするトラクタの操向装置。
  2. 前記左右ブレーキ装置(10L,10R)を作動させる油圧シリンダ(14)を単一シリンダで構成し、同ピストンの伸縮位置によって左右どちらか一方のブレーキ装置(10L,10R)を作動するよう前記シリンダ(14)のピストン(11)と左右夫れ夫れのブレーキ装置(10L,10R)とを機械的に連動連結したことを特徴とする請求項1に記載のトラクタの操向装置。
  3. 前記トラクタに、リフトアーム(1)を作動する油圧シリンダ(57)及び同シリンダ(57)へ油圧を送るバルブ(6)と、車体の操向時に前車輪(4,4)を後車輪(18,18)よりも高速に切替える前輪変速クラッチ(5)及び同クラッチ(5)へ圧油を送るバルブ(6)を設けるあたり、
    前記油圧シリンダ(57)を接続するメイン油圧回路()から減圧弁(3)を介して二次圧力回路(9)を分岐し、
    この二次圧力回路(9)から前記操向時に前車輪(4,4)を後車輪(18,18)よりも高速に切替え作動させるバルブ(6)を有する油路と、前記左右操向側のブレーキ装置(10L,10R)を作動させるバルブ(13)を有する油路とを夫れ夫れ分岐してなる請求項1または請求項2に記載のトラクタの操向装置。
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