JP3574074B2 - コンテンツデータ提供方法及びシステム及びコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、コンテンツデータ提供方法及びシステム及びコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体に係り、特に、インターネットなどの通信網を介してディジタルコンテンツデータとそれに関する情報やサービスを利用者に提供するコンテンツデータ提供方法及びシステム及びコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【従来の技術】
【0003】
今日、インターネットにおいて、様々な方法により、コンテンツデータならびにそれに関する情報が利用者に提供されている。例えば、音楽の場合、MP3(MPEG−1 Audio Layer3)というデータ形式でインターネットを介して配信する事例が多い。その配信方法の形態は、様々なものがある。
【0004】
一番簡単な例としては、MP3データをそれに関する情報と共にWebページ上に掲載する形態がある。
【0005】
他の例としては、利用者が特別のMP3取得ソフトウェアを用いて、音楽配信を行うサーバから音楽に関する情報を記述したファイルをダウンロードし、次いで、音楽データをダウンロードするものもある。
【0006】
例えば、各クライアント・マシン上において、利用者が特別なソフトウェアを用いて、利用者自身が保持するMP3データと自身のロケーションの情報を、中央のサーバに送る。サーバは、各クライアントがもつMP3のデータとそのロケーション情報を管理している。各利用者は、サーバのもつ情報を閲覧することができ、その情報をもとに必要なMP3データを他のクライアントからダウンロードすることができる。
【0007】
また、サーバを必要とせず、各クライアントの分散協調により上の例と同様なシステムを実現しているものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記従来のコンテンツデータ配信システムには、以下のような問題がある。
【0010】
まず、第1に、コンテンツデータ及び情報の流通・取得手段が統一されていないという問題がある。これは、現在のコンテンツデータ及びコンテンツデータに関する情報の配信方法は、サービスプロバイダの提供システムに大きく依存しており、例えば、複数のサービスプロバイダをまたがっての統一的なコンテンツデータの取得ができない。
【0011】
つまり、あるコンテンツデータを取得する場合、複数のサービスプロバイダで値段や条件の比較をして購入を検討するといったことがやりにくく、コンテンツデータの提供や、情報の提供者が特定のプロバイダに固定されてしまう恐れもある。
【0012】
また、コンテンツデータに関する情報の取得方法に関しても検索エンジンを利用するなど、利用者の検索能力で取得できる情報に差ができる。
【0013】
逆に、供給側から見た場合、不特定多数の利用者にコンテンツデータに関する情報を提供する手段がなく、それぞれの配信システムに合わせて配信作業を行う必要がある。
【0014】
また、第2に、コンテンツデータ及びそれに関する情報の一元的な管理方法がないという問題がある。
【0015】
これは、各プロバイダがコンテンツデータや情報を管理しているため、コンテンツデータの更新や情報の更新が容易でない。
【0016】
また、一元的に管理されていないために、例えば、利用者がコンテンツデータを差し示す場合に、特定のプロバイダが管理する範囲でしか表現できない。つまり、プロバイダを跨がった汎用なコンテンツデータの特定方法がない。一方で、コンテンツIDのようなコンテンツデータに付与するユニークな識別子があるが、コンテンツIDからコンテンツデ ータに関する情報を一元的に管理し、かつ利用者がコンテンツIDをもとにコンテンツデータに関する情報を取得して利用できるような枠組みはない。
【0017】
さらに、第3に、サービスの概念がないという問題がある。
【0018】
利用者があるコンテンツデータを鑑賞したい場合、予めデータ形式のコンテンツデータをどの処理ソフトウェアで再生するかといった判断するためには、様々な知識を必要とする。つまり、利用者は音楽を聴きたいという漠然とした要求を発するものであり、それを具体化するのは利用者のプロバイダを探す能力や情報収集能力・知識に依存している。
【0019】
漠然とした要求から、段階的に具体化しながら目的を達成する手段があれば、特別な知識を必要としなくてもコンテンツデータを鑑賞することが可能となる。例えば、ある音楽を聴きたいと漠然と思ったときに、再生するアプリケーション、音質、曲の長さ(サンプルか、鑑賞か)、どのバージョンか、ビデオクリップ付きがいいのか、など段階を経て具体化していく手段が必要である。
【0020】
つまり、具体的なコンテンツデータを配信するだけでなく、こういった利用者の漠然とした要求をかなえるためのサービスという概念が必要になる。
【0021】
また、第4に、利用者の環境に合わせたサービスが提供できないという問題がある。現在の方法は、利用者の利用環境が予め仮定されており、利用者の環境に合わせたコンテンツデータのデータ形式や、情報の取得する枠組みがない。例えば、利用者の使う装置がパーソナルコンピュータか携帯電話かでデータの大きさやダウンロード先、情報の取得方法などが変化する。また、住んでいる地域や言語などによって必要な情報も変わる。
【0022】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、映画や書籍や音楽などのコンテンツデータをディジタルデータとして通信を利用して配信する場合や、それらコンテンツデータに関する情報を配信する場合において、一元的なコンテンツデータや情報の配信・管理を可能とし、さらに、利用者の要求や環境に合わせたコンテンツデータ・情報配信を可能とするコンテンツデータ提供方法及びシステム及びコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
【0024】
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
【0025】
本発明(請求項1)は、コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供方法において、
コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、該コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報を該ユーザ端末に提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上において、
ユーザ端末のDCDハンドラにおいて、ユーザからサービス要求を受け付け(ステップ1)、保持しているDCD、該ユーザの条件(以下、ユーザポリシと記す)、利用環境の条件(以下、システムプロファイルと記す)をコンテンツデータ関連情報提供装置に送信することによって、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスプロバイダ情報を該コンテンツデータ関連情報提供装置に問い合わせ、(ステップ2)
コンテンツデータ関連情報提供装置において、DCDハンドラからの要求に応じて、更に詳しいコンテンツデータの情報や、さらに詳細なサービスプロバイダ情報を該DCDハンドラに送信し(ステップ3)、
DCDハンドラにおいて、コンテンツデータ関連情報提供装置から送信されたサービスプロバイダ情報に基づいて、サービスプロバイダにアクセスして(ステップ4)、コンテンツデータを取得し(ステップ5)、該コンテンツデータに対する必要な処理を行い(ステップ6)、ユーザに提供する(ステップ7)。
【0026】
本発明(請求項2)は、DCDハンドラにおいて、
DCDとリクエストがユーザから入力されると、DCDとリクエスト及び、ユーザポリシ、システムプロファイルを組にしたデータ集合であるRRDSを生成し、
RRDSをコンテンツデータ関連情報提供装置に送信し、
コンテンツ関連情報提供装置において、
DCDハンドラからRRDSを取得すると、該RRDSに応じて、属性情報が格納されている属性情報データベースと、サービスプロバイダ情報を格納するサービスプロバイダ情報データベースとを検索し、検索された複数の検索結果から問い合わせ要求に適合するリゾルブ結果を生成してDCDハンドラに送信し、
DCDハンドラにおいて、コンテンツデータ関連情報提供装置から取得したリゾルブ結果を、ユーザポリシ及びシステムプロファイルを用いて絞り込み、絞り込まれたリゾルブ結果を、ユーザに提示し、
ユーザからのユーザインタラクションに基づいて、サービスを実現するため、対応するアプリケーションを起動し、該アプリケーションに対してリゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を与え、
アプリケーションにおいて、サービスプロバイダ情報に基づいてサービスプロバイダにサービス要求を行い、
サービスプロバイダにおいて、アプリケーションの要求に従って、サービスを提供する。
【0027】
本発明(請求項3)は、DCDハンドラにおいて、
DCDとリクエストを入力し、該DCDと該リクエストとを組にしたデータ集合であるRRDSを生成し、
RRDSをコンテンツデータ関連情報提供装置に送信し、
コンテンツデータ関連情報提供装置において、
RRDSをDCDハンドラから取得すると、該RRDSに応じて属性情報が格納されている属性情報データベースと、サービスプロバイダ情報が格納されているサービスプロバイダ情報データベースとを検索し、検索結果をリゾルブ結果としてDCDハンドラに送信し、
DCDハンドラにおいて、
コンテンツデータ関連情報提供装置から取得したリゾルブ結果をユーザポリシ及びシステムプロファイルによって絞り込み、絞り込まれたリゾルブ結果をユーザに提示し、
ユーザからのユーザインタラクションに基づいてアプリケーションを起動し、該アプリケーションにリゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を与え、
アプリケーションにおいて、
DCDハンドラから取得したサービスプロバイダ情報に基づいてサービスプロバイダにサービス要求を行い、
サービスプロバイダにおいて、
アプリケーションからのサービス要求に基づいてサービスをユーザに提供する。
【0028】
本発明(請求項4)は、サービスプロバイダから提供されるサービスは、コンテンツデータ配信サービスとする。
【0029】
本発明(請求項5)は、コンテンツデータ関連情報提供装置が有する属性情報データベース及びサービスプロバイダ情報データベースに情報を登録する際に、
コンテンツデータ関連情報提供装置に一意な管理番号を付与し、
コンテンツデータ所有者から、コンテンツデータ属性情報及びサービスプロバイダ情報を受信し、
コンテンツデータを一意に示す情報であるコンテンツIDをコンテンツデータ関連情報提供装置の管理番号を用いてコンテンツデータに対して発行し、
属性データベースに、コンテンツIDとコンテンツデータ属性情報を登録し、該コンテンツデータ属性情報に基づいてDCDを発行し、コンテンツデータ所有者に送信し、
サービスプロバイダは、
自プロバイダがコンテンツデータ配信プロバイダの場合は、コンテンツデータ所有者からコンテンツデータ及びDCDを取得し、該コンテンツデータ及び該DCDを関連付けてコンテンツデータ関連情報提供装置に、属性情報及びサービスプロバイダ情報の登録を依頼し、
自プロバイダの提供するサービスの内容をコンテンツデータ関連情報提供装置に送信し、
コンテンツデータ関連情報提供装置において、
サービスプロバイダからの要求に応じて、属性情報データベース及びサービスプロバイダ情報データベースの内容を登録・更新する。
【0030】
本発明(請求項6)は、ネットワーク上に一つ以上のコンテンツデータ関連情報提供装置がある場合には、
コンテンツデータ関連情報提供装置群は、それぞれのコンテンツデータ関連情報提供装置が保持しているコンテンツID、属性情報、及びサービスプロバイダ情報を交換しながら、分散協調してリゾルブ結果を出力する。
【0031】
本発明(請求項7)は、ユーザ端末が、コンテンツデータの属性情報データベースとサービスプロバイダ情報データベースを有するローカルなコンテンツデータ関連情報提供装置(以下、ローカルリゾルバ)を有する場合に、
コンテンツデータ関連情報提供装置は、ローカルリゾルバに対して、該コンテンツデータ関連情報提供装置内で一意な管理番号を付与し、
ローカルリゾルバは、
RRDSを入力し、
RRDSに応じて、属性情報データベースとサービスプロバイダ情報データベースを検索し、検索結果をリゾルブ結果として出力し、
ユーザ端末内のコンテンツデータに対して、コンテンツIDをコンテンツデータ関連情報提供装置の管理番号と当該ローカルリゾルバの管理番号を用いて発行し、
ローカルリゾルバの属性情報データベースに対して、コンテンツID及び属性情報を登録し、
登録したコンテンツID及び属性情報に基づいてDCDを発行する。
【0032】
本発明(請求項8)は、コンテンツデータ関連情報提供装置において、
DCDハンドラからRRDSを受信して、リゾルブ結果を該DCDハンドラに送信する場合に、
RRDSに含まれるDCD内のコンテンツIDと結び付けられている属性情報を参照し、より詳細な属性情報及びサービスプロバイダ情報を含むDCDをDCDハンドラに送信する。
【0033】
本発明(請求項9)は、サービスプロバイダ情報データベースを、サービス機能を表す情報、該サービス機能のデータインタフェースの情報、及び該サービス機能のデータプロトコルの情報を用いて管理する。
【0034】
図2は、本発明の原理構成図である。
【0035】
本発明(請求項10)は、コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供システムであって、
コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報を該ユーザ端末に提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上において、
ユーザ端末のDCDハンドラは、
ユーザからサービス要求を受け付け、コンテンツデータ関連情報提供装置から取得した検索結果であるリゾルブ結果に基づいてアプリケーションを起動し、
該アプリケーションに対して、該リゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を与え、該アプリケーションによりサービスプロバイダから取得したコンテンツデータをユーザに提供するユーザインタフェース手段と、
保持しているDCD、該ユーザの条件(以下、ユーザポリシと記す)、利用環境の条件(以下、システムプロファイルと記す)からなるデータ集合を組にしたRRDSを生成するRRDS生成手段と、
RRDSをコンテンツデータ関連情報提供装置に送信するRRDS送信手段と、
コンテンツデータ関連情報提供装置からリゾルブ結果を受信するリゾルブ結果受信手段と、
コンテンツデータ関連情報提供装置は、
コンテンツデータの属性情報が格納されている属性情報データベースと、
サービスプロバイダの情報が格納されているサービスプロバイダ情報データベースと、
DCDハンドラからRRDSを取得するRRDS受信手段と、
RRDSに応じて、属性情報データベースと、サービスプロバイダ情報データベースとを検索し、検索された結果から問い合わせ要求に適合するリゾルブ結果を生成するRRDS解釈手段と、
RRDS解釈手段によるリゾルブ結果をDCDハンドラに送信するリゾルブ結果送信手段とを有する。
【0036】
本発明(請求項11)は、コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供システムであって、
コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報を該ユーザ端末に提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上において、
ユーザ端末のDCDハンドラは、
ユーザからサービス要求を受け付け、コンテンツデータ関連情報提供装置から取得した検索結果であるリゾルブ結果をユーザポリシ及びシステムプロファイルによって絞り込み、絞り込まれたリゾルブ結果に基づいてアプリケーションを起動し、該アプリケーションに対して、該リゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を与え、該アプリケーションによりサービスプロバイダから取得したコンテンツデータをユーザに提供するユーザインタフェース手段と、
保持しているDCD、該ユーザの条件(以下、ユーザポリシと記す)、利用環境の条件(以下、システムプロファイルと記す)からなるデータ集合を組にしたRRDSを生成するRRDS生成手段と、
RRDSをコンテンツデータ関連情報提供装置に送信するRRDS送信手段と、
コンテンツデータ関連情報提供装置からリゾルブ結果を受信するリゾルブ結果受信手段と、
コンテンツデータ関連情報提供装置は、
コンテンツデータの属性情報が格納されている属性情報データベースと、
サービスプロバイダの情報が格納されているサービスプロバイダ情報データベースと、
DCDハンドラからRRDSを取得するRRDS受信手段と、
RRDSに応じて、属性情報データベースと、サービスプロバイダ情報データベースとを検索し、検索された結果をリゾルブ結果として生成するRRDS解釈手段と、
RRDS解釈手段によるリゾルブ結果をDCDハンドラに送信するリゾルブ結果送信手段とを有する。
【0037】
本発明(請求項12)は、サービスプロバイダから提供されるサービスは、コンテンツデータ配信サービスとする。
【0038】
本発明(請求項13)は、コンテンツデータ関連情報提供装置に一意な管理番号を付与する手段と、
コンテンツデータ所有者から、コンテンツデータ属性情報及びサービスプロバイダ情報を受信する手段と、
コンテンツデータを一意に示す情報であるコンテンツIDをコンテンツデータ関連情報提供装置の管理番号を用いてコンテンツデータに対して発行する手段と、
属性データベースに、コンテンツIDとコンテンツデータ属性情報を登録し、該コンテンツデータ属性情報に基づいてDCDを発行し、コンテンツデータ所有者に送信する手段とにより、コンテンツデータ関連情報提供装置が有する属性情報データベース及びサービスプロバイダ情報データベースに情報を登録する装置を更に有し、
サービスプロバイダは、
自プロバイダがコンテンツデータ配信プロバイダの場合は、コンテンツデータ所有者からコンテンツデータ及びDCDを取得し、該コンテンツデータ及び該DCDを関連付けてコンテンツデータ関連情報提供装置に、属性情報及びサービスプロバイダ情報の登録を依頼する手段と、
自プロバイダの提供するサービスの内容をコンテンツデータ関連情報提供装置に送信する手段とを有し、
コンテンツデータ関連情報提供装置は、
サービスプロバイダからの要求に応じて、属性情報データベース及びサービスプロバイダ情報データベースの内容を登録・更新する手段を有する。
【0039】
本発明(請求項14)は、ネットワーク上に一つ以上のコンテンツデータ関連情報提供装置がある場合に、コンテンツデータ関連情報提供装置群は、それぞれのコンテンツデータ関連情報提供装置が保持しているコンテンツID、属性情報、及びサービスプロバイダ情報を交換しながら、分散協調してリゾルブ結果を出力する手段を有する。
【0040】
本発明(請求項15)は、ユーザ端末が、ローカルなコンテンツデータ関連情報提供装置(以下、ローカルリゾルバ)を有し、
ローカルリゾルバは、
コンテンツデータの属性情報を格納した属性情報データベースと、
サービスプロバイダ情報を格納したサービスプロバイダ情報データベースと、
RRDSを入力する手段と、
RRDSに応じて、属性情報データベースとサービスプロバイダ情報データベースを検索する手段と、
検索結果をリゾルブ結果として出力する手段と、
ユーザ端末内のコンテンツデータに対して、コンテンツIDをコンテンツデータ関連情報提供装置の管理番号と当該ローカルリゾルバの管理番号を用いて発行する手段と、
ローカルリゾルバ内の属性情報データベースに対して、コンテンツID及び属性情報を登録する手段と、
登録したコンテンツID及び属性情報に基づいてDCDを発行する手段とを有し、
コンテンツデータ関連情報提供装置は、
ローカルリゾルバに対して、該コンテンツデータ関連情報提供装置内で一意な管理番号を付与する手段を有する。
【0041】
本発明(請求項16)は、
コンテンツデータ関連情報提供装置は、
DCDハンドラからRRDSを受信して、リゾルブ結果を該DCDハンドラに送信する場合に、RRDSに含まれるDCD内のコンテンツIDと結び付けられている属性情報を参照し、より詳細な属性情報及びサービスプロバイダ情報を含むDCDをDCDハンドラに送信する手段を有する。
【0042】
本発明(請求項17)は、コンテンツデータ関連情報提供装置において、
DCDハンドラからRRDSを取得して、リゾルブ結果を該DCDハンドラに送信する場合に、該RRDS内のDCDの内容を最新の情報に更新して新たにDCDを発行し、DCDハンドラに送信する手段を有する。
【0043】
本発明(請求項18)は、コンテンツデータ関連情報提供装置において、
必要に応じて外部に自装置の外部に設けられたサービスプロバイダ情報データベースを参照する手段を有する。
【0044】
本発明(請求項19)は、サービスプロバイダ情報データベースを、サービス機能を表す情報、該サービス機能のデータインタフェースの情報、及び該サービス機能のデータプロトコルの情報を用いて管理する手段を有する。
【0045】
本発明(請求項20)は、コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムであって、
コンピュータに、
コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザ端末に提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上の該ユーザ端末の該DCDハンドラに搭載されるプログラムは、
ユーザからサービス要求を受け付け、コンテンツデータ関連情報提供装置から取得した検索結果であるリゾルブ結果、及び、該リゾルブ結果に基づいてアプリケーションを起動し、該アプリケーションに対して、該リゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を与え、該アプリケーションによりサービスプロバイダから取得したコンテンツデータをユーザに提供するユーザインタフェースステップと、
保持しているDCD、該ユーザの条件(以下、ユーザポリシと記す)、利用環境の条件(以下、システムプロファイルと記す)からなるデータ集合を組にしたRRDSを生成するRRDS生成ステップと、
RRDSをコンテンツデータ関連情報提供装置に送信するRRDS送信ステップと、
コンテンツデータ関連情報提供装置からリゾルブ結果を受信するリゾルブ結果受信ステップとを実行させる。
【0046】
本発明(請求項21)は、コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムあって、
コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザ端末に提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上の該ユーザ端末の該DCDハンドラに搭載されるプログラムは、
ユーザ端末のDCDハンドラに、
ユーザからサービス要求を受け付け、コンテンツデータ関連情報提供装置から取得した検索結果であるリゾルブ結果をユーザポリシ及びシステムプロファイルを用いて絞り込み、絞り込まれたリゾルブ結果に基づいてアプリケーションを起動し、該アプリケーションに対して、該リゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を与え、該アプリケーションによりサービスプロバイダから取得したコンテンツデータをユーザに提供するユーザインタフェースステップと、
保持しているDCD、該ユーザの条件(以下、ユーザポリシと記す)、利用環境の条件(以下、システムプロファイルと記す)からなるデータ集合を組にしたRRDSを生成するRRDS生成ステップと、
RRDSをコンテンツデータ関連情報提供装置に送信するRRDS送信ステップと、
コンテンツデータ関連情報提供装置からリゾルブ結果を受信するリゾルブ結果受信ステップとを実行させる。
【0047】
本発明(請求項22)は、ユーザ端末が、ローカルなコンテンツデータ関連情報提供装置(以下、ローカルリゾルバ)を有する際に、該ローカルリゾルバに搭載されるプログラムは、
ローカルリゾルバに、
RRDSに応じて、コンテンツデータの属性情報を格納した属性情報データベースとサービスプロバイダ情報を格納したサービスプロバイダ情報データベースを検索するステップと、
検索結果をリゾルブ結果として出力するステップと、
ユーザ端末内のコンテンツデータに対して、コンテンツIDをコンテンツデータ関連情報提供装置の管理番号と当該ローカルリゾルバの管理番号を用いて発行するステップと、
ローカルリゾルバ内の属性情報データベースに対して、コンテンツID及び属性情報を登録するステップと、
登録したコンテンツID及び属性情報に基づいてDCDを発行するステップを実行させる。
【0048】
本発明(請求項23)は、コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムであって、
コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザに提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が、該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上の該コンテンツデータ関連情報提供装置に搭載されるプログラムは、
コンテンツデータ関連情報提供装置に、
DCDハンドラからRRDSを取得するRRDS受信ステップと、
RRDSに応じて、コンテンツデータの属性情報が格納されている属性情報データベースと、サービスプロバイダの情報が格納されているサービスプロバイダ情報データベースとを検索するRRDS解釈ステップと、
RRDS解釈ステップによる検索結果をリゾルブ結果としてDCDハンドラに送信するリゾルブ結果送信ステップとを実行させる。
【0049】
本発明(請求項24)は、コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムであって、
コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザに提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が、該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上の該コンテンツデータ関連情報提供装置に搭載されるプログラムは、
コンテンツデータ関連情報提供装置に、
DCDハンドラからRRDSを取得するRRDS受信ステップと、
RRDSに応じて、コンテンツデータの属性情報が格納されている属性情報データベースと、サービスプロバイダの情報が格納されているサービスプロバイダ情報データベースとを検索し、検索された結果から問い合わせ要求に適合するリゾルブ結果を生成するRRDS解釈ステップと、
RRDS解釈ステップによるリゾルブ結果をDCDハンドラに送信するリゾルブ結果送信ステップとを実行させる。
【0050】
本発明(請求項25)は、ネットワーク上に一つ以上のコンテンツデータ関連情報提供装置がある場合に、それぞれのコンテンツデータ関連情報提供装置が保持しているコンテンツID、属性情報、及びサービスプロバイダ情報を交換しながら、分散協調してリゾルブ結果を出力するステップを有する。
【0051】
本発明(請求項26)は、ユーザ端末において、コンテンツデータ関連情報提供装置と同様の機能を有するローカルリゾルバを有する場合に、該ローカルリゾルバに対して、該コンテンツデータ関連情報提供装置内で一意な管理番号を付与するステップを有する。
【0052】
本発明(請求項27)は、リゾルブ結果送信ステップにおいて、
RRDSに含まれるDCD内のコンテンツIDと結び付けられている属性情報を参照し、より詳細な属性情報及びサービスプロバイダ情報を含むDCDをDCDハンドラに送信するステップを有する。
【0053】
本発明(請求項28)は、リゾルブ結果送信ステップにおいて、
DCDハンドラから受信したRRDS内のDCDの内容を最新の情報に更新して新たにDCDを発行し、DCDハンドラに送信するステップを有する。
【0054】
本発明(請求項29)は、必要に応じて外部に自装置の外部に設けられたサービスプロバイダ情報データベースを参照するステップを有する。
【0055】
本発明(請求項30)は、コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムであって、
コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザに提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上において、該コンテンツデータ関連情報提供装置を管理する管理装置に搭載されるプログラムは、
管理装置に、
コンテンツデータ関連情報提供装置に一意な管理番号を付与するステップと、
コンテンツデータ所有者から、コンテンツデータ属性情報及びサービスプロバイダ情報を受信するステップと、
コンテンツデータを一意に示す情報であるコンテンツIDをコンテンツデータ関連情報提供装置の管理番号を用いてコンテンツデータに対して発行するステップと、
属性データベースに、コンテンツIDとコンテンツデータ属性情報を登録し、該コンテンツデータ属性情報に基づいてDCDを発行し、コンテンツデータ所有者に送信するステップとを実行させる。
【0056】
本発明(請求項31)は、コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムであって、
コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザに提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上において、サービスを提供するサービスプロバイダに搭載されるプログラムは、
サービスプロバイダに、
自プロバイダがコンテンツデータ配信プロバイダの場合は、コンテンツデータ所有者からコンテンツデータ及びDCDを取得し、該コンテンツデータ及び該DCDを関連付けてコンテンツデータ関連情報提供装置に、属性情報及びサービスプロバイダ情報の登録を依頼するステップと、
自プロバイダの提供するサービスの内容をコンテンツデータ関連情報提供装置に送信するステップとを実行させる。
【0057】
上記のように、本発明では、DCDをネットワーク上で流通させることにより、コンテンツデータをその形態や提供方法によらず、統一的に扱うことが可能となる。
【0058】
また、コンテンツデータ関連情報提供装置は、コンテンツデータに関する情報を一元的に管理することが可能となる。
【0059】
また、ユーザに提供するサービスの機能を統一的に記述する手段を用意することで、コンテンツデータ関連情報提供装置がDCDから実際のコンテンツデータやサービスなどを利用者に提供することが可能となる。
【0060】
さらに、ユーザ端末上のDCDハンドラによって、ユーザとコンテンツデータ関連提供装置間のユーザインタフェースを実現し、ユーザの環境に即した形でコンテンツデータやサービスの要求を処理することが可能となる。
【0061】
【発明の実施の形態】
【0062】
以下の説明に先立ち、以下の説明に使用される用語の説明を行う。
【0063】
『コンテンツ名』とは、「〜の映画」、「〜の音楽」というようにコンテンツデータの内容をユーザに示す名称であって、データフォーマットや処理プラットフォームが異なるコンテンツデータであっても同一の内容のコンテンツデータであれば、同一の『コンテン ツ名』が付与される。
【0064】
『コンテンツタイプ』とは、画像、音楽、ソフトウェアなど、抽象的な意味でコンテンツデータの種別を表す情報である。
【0065】
『コンテンツID』とは、『コンテンツ名』と一対一対応で発行される番号を指し、従って、異なるフォーマットのコンテンツデータであっても、同一の『コンテンツ名』を有するコンテンツデータに対しては同一の『コンテンツID』が発行される。
【0066】
『サービス』とは、コンテンツデータに対して行う処理の機能を指す。具体的にはコンテンツデータの配送、フォーマット変換などの個々の機能を指す。
【0067】
『サービス種別』とは、図3に示すように、サービス記述方法で記述された個々のサービス情報を指す。
【0068】
『サービス記述方法』とは、サービスを抽象的に記述するための方法であり、図4に示すように、サービス種別とそのサービスを受けるのに必要な入出力コンテンツデータのフォーマットとプロトコルを組にして連記した形式などで表現される。
【0069】
『サービス記述子』とは、サービス記述方法により記述された具体的サービスである。
【0070】
『サービスプロバイダ』とは、上記のサービスを提供するサーバを指す。
【0071】
『サービスプロバイダ情報』とは、図4に示すように、サービスプロバイダの所在や、サービスプロバイダの提供するサービスを表すサービス記述子などからなるサービスプロバイダに関連する情報である。
【0072】
『サービスプロバイダ情報データベース』とは、図4に示すように様々なサービスプロバイダ情報を蓄積したデータベースである
【0073】
『属性情報データベース』とは、図5に示すように、コンテンツデータに関する属性情報(コンテンツデータの名称、制作日、著作権者の名前、コンテンツデータの所在即ち、コンテンツデータの配送サービスプロバイダのロケーションなど)をコンテンツID毎に管理するデータベースである。
【0074】
『DCD(Distributed Content Descriptor:流通コンテンツ識別子)』とは、図5に示すように、コンテンツID及びコンテンツIDで特定されるコンテンツデータに対するサービスを表すサービス記述子の集合(これをサービスリスト情報と呼ぶ)、及び、属性情報データベース内部に記述してある属性情報の部分集合などを含むデータである。
【0075】
『リクエスト』とは、ユーザが提示するサービス要求情報であり、サービス記述法で記述される。具体的には、「見たい」「聴きたい」といったものである。
【0076】
『ユーザポリシ』とは、ユーザによって指定される、サービスに制約を加える条件を表す情報である。例えば、料金条件や所在地条件などであり、具体的には「○○円以下の料金でサービス提供できること」、「国内のサービスプロバイダのみ」、「決済方法がクレジットカードを用いないもの」といったものである。
【0077】
『アプリケーション』とは、ユーザ端末上で動作し、サービスを受けるために用いられるソフトウェアまたは、ハードウェア、または、その両方である。DCDハンドラにシステムプロファイルとして登録されている。
【0078】
『システムプロファイル』とは、端末やオペレーティングシステム、アプリケーションなどの機能のレベルを表す情報である。例えば、ユーザ端末の種別や、通信速度、処理速度、表示機能、オペレーティングシステム、登録されているアプリケーション情報などである。また、当該システムプロファイルは、端末にGPS等のモジュールがついている場合には、地理的な位置情報も含むものとする。
【0079】
『RRDS(Resolve Request Data Set)』とは、図6に示すように、DCDとリクエスト、ユーザポリシ、システムプロファイルなどからなるデータ集合である。
【0080】
本発明のコンテンツデータ提供システムの概要を説明する。
【0081】
図7は、本発明のコンテンツデータ提供システムの構成を示す。
【0082】
同図に示すコンテンツデータ提供システムは、RRDSを入力とするサーバであるコンテンツデータ関連情報提供装置100、ユーザ端末200、サービスプロバイダ300から構成される。
【0083】
ユーザ端末200は、ユーザ10による手入力やWWW(World Wide Web)からのダウンロードなど、何らかの形で入手したDCD220が存在していると仮定する。DCD220内に記述されているコンテンツIDで表されるコンテンツデータの配送を希望するユーザは、その要求をリクエストする。
【0084】
DCDハンドラ230は、ユーザ端末200上で動作する機構であり、DCD220とリクエスト210を入力とする。また、DCDハンドラ230内には、ユーザポリシとシステムプロファイルが存在する。DCDハンドラ230は、DCD・リクエスト・ユーザポリシ・システムプロファイルを組にしてRRDSを生成し、これをコンテンツデータ関連情報提供装置100に送信する。
【0085】
コンテンツデータ関連情報提供装置100は、属性情報データベース110とサービスプロバイダ情報データベース120を有する。コンテンツデータ関連情報提供装置100は、RRDS内のDCDに対応するコンテンツデータの属性情報を属性情報データベース110から検索し、コンテンツデータの配送元であるサービスプバイダ情報を得る。さらに、コンテンツデータの属性情報と、RRDS内のリクエスト(コンテンツデータ配信要求)情報及びユーザポリシ及びシステムプロファイルに記述された条件を充足するサービスプロバイダを選ぶ。選定されたサービスプロバイダ情報及びコンテンツデータの属性情報はリゾルブ結果としてユーザ端末200に送信される。
【0086】
ユーザ端末200のDCDハンドラ230は、コンテンツデータ関連情報提供装置100からサービスプロバイダ情報及びコンテンツデータの属性情報からなるリゾルブ結果を取得すると、リゾルブ結果をユーザ10に提示する。DCDハンドラ230は、ユーザ10からの入力を待ち、それに応じて再度同様の処理を行いコンテンツデータ関連情報提供装置100に情報を問い合わせる。もしくは、サービスプロバイダ300が一意に特定された場合は、それに対応したアプリケーションを起動し、コンテンツデータの属性情報など必要な情報をアプリケーションに渡す。
【0087】
アプリケーションは、上記で特定されたサービスプロバイダ300に対してサービス要求を行い、サービスプロバイダ300は、サービス要求に応えてコンテンツデータをアプリケーションに配信する。これにより、アプリケーションを通じてユーザがサービスプロバイダからコンテンツデータを受信することが可能となる。
【0088】
図8は、本発明のコンテンツデータ提供システムの動作の概要を示すシーケンスチャートである。
【0089】
ステップ101) ユーザ端末200は、ユーザ10からDCDとリクエストの入力を受け付ける。なお、DCDについては、ユーザ10以外に、WWWからのダウンロード等により取得することも可能である。
【0090】
ステップ102) ユーザ端末200のDCDハンドラ230により、DCD・リクエスト・ユーザポリシ・システムプロファイルを組にして、RRDSを生成する。
【0091】
ステップ103) DCDハンドラ230で生成されたRRDSをコンテンツデータ関連情報提供装置100に送信する。
【0092】
ステップ104) コンテンツデータ関連情報提供装置100は、RRDS内のDCDに対応するコンテンツデータの属性情報を属性情報データベース110から検索し、コンテンツデータの配送元のサービスプロバイダ情報を取得し、コンテンツデータ配信要求情報及びユーザポリシ及びシステムプロファイルに記述された条件を満足するサービスプロバイダを検索する。
【0093】
ステップ105) 検索した結果をコンテンツデータ属性情報と共にリゾルブ結果としてユーザ端末200に送信する。
【0094】
ステップ106) ユーザ端末200では、当該リゾルブ結果をユーザ10に提示し、ユーザから再度DCDやリクエストを受け付けた場合には、上記のステップ101からの処理と同様の処理を行う。ステップ104でサービスプロバイダが一意に決定されている場合には、それに対応するアプリケーションを起動する。
【0095】
ステップ107) ユーザ端末200におけるアプリケーションでは、特定されているサービスプロバイダ300に対してサービス要求を発行する。
【0096】
ステップ108) サービスプロバイダ300は、サービス要求に対応するコンテンツデータをユーザ端末200に送信する。
【0097】
これにより、ユーザ端末200は、コンテンツデータをユーザ10に提示することが可能である。
【0098】
【実施例】
【0099】
以下、図面と共に本発明の実施例を説明する。
【0100】
[第1の実施例]
本発明の第1の実施例におけるユーザ端末200のDCDハンドラ230の構成について説明する。
【0101】
図9は、本発明の第1の実施例のユーザ端末のDCDハンドラの構成を示す。
【0102】
DCDハンドラ230は、システムプロファイル231、ユーザポリシ232、ユーザインタフェース部233、RRDS生成部234、RRDS送信部235、リゾルブ結果受信部236から構成され、ユーザ10からのリクエストをヒューマンリーダブルな形式からマシンリーダブルな形式に変換する。
【0103】
ユーザインタフェース部233は、ユーザ10からコンテンツデータ配信のためのリクエストとコンテンツデータを特定するDCDを入力として受け取る。ここで、リクエストは、図4に示されるようなサービス種別、入力フォーマット、入力プロトコル、出力フォーマット、出力プロトコルの組で表現される。
【0104】
コンテンツデータの配信のリクエストとは、例えば、サービス記述方法を
「サービス種別/入力フォーマット/入力プロトコル/出力フォーマット/出力プロトコル」
のように記述すると仮定した場合、具体的には、
「GET _FILEaudio/-/-/*/: 」
「GETF_FILE_audio/-/-/mp3/ftp 」
「GET _* _audio/-/-/*/* 」
などと記述される。ここで、「・」とは無しという意味を、「* 」とは任意という意味を示す記号である。即ち、「GET _FILE_audio/-/-/*/* 」は、DCDで示されるコンテンツデータに対して、「任意の符号化方式により符号化された音楽データを、任意のプロトコルを用いてファイル形式で取得したい」という要求を表す。同様に、
「GET _* _audio/-/-mp3/ftp」
は、DCDで示されるコンテンツデータに対して「mp3符号化方式により符号化された音楽データを、ftp プロトコルを用いて、任意形式で取得したい」という要求を表す。
【0105】
入力されたDCDとリクエストは、ユーザポリシ232とシステムプロファイル231と共に、RRDS生成部234に送られる。
【0106】
RRDS生成部234は、DCDとリクエストとユーザポリシ232とシステムプロファイル231を組にして、RRDSを生成し、RRDS送信部235に送る。
【0107】
RRDS送信部235は、受け取ったRRDSをネットワークなどによって接続されたコンテンツデータ関連情報提供装置100に送信して、当該コンテンツデータ関連情報提供装置100からの応答を待つ。
【0108】
リゾルブ結果受信部236は、コンテンツデータ関連情報提供装置100から返送されるリゾルブ結果を受信する。リゾルブ結果はコンテンツデータの属性情報とサービスプロバイダ情報からなる。リゾルブ結果受信部236は、受け取ったリゾルブ結果をユーザインタフェース部233に渡し、ユーザ10にリゾルブ結果情報を提示する。
【0109】
ユーザインタフェース部233は、ユーザ10からのユーザインタラクションの入力を待ち、それに応じて再度同様の処理を行い、コンテンツデータ関連情報提供装置100に情報を問い合わせる。もしくは、サービスプロバイダ300が一意に特定された場合は、それに対応したアプリケーションにアプリケーション起動命令を送り、アプリケーションを起動し、上記特定されたサービスプロバイダ情報やコンテンツデータの属性情報やアプリケーションがコンテンツデータ配信サービスを受けるのに必要なアプリケーション参照情報をアプリケーションに渡す。
【0110】
図10は、本発明の第1の実施例のユーザインタフェース部の動作のフローチャートである。
【0111】
ユーザインタフェース部233は、DCD、リクエスト、リゾルブ結果、ユーザインタラクションを入力とし、DCD、リクエスト、アプリケーション起動命令、アプリケーション参照情報を出力とする。
【0112】
ステップ201) ユーザインタフェース部233は、DCD及びリクエストをユーザ10から受け付ける。
【0113】
ステップ202) ユーザインタフェース部233は、受け付けたDCD及びリクエストをRRDS生成部234に出力する。
【0114】
ステップ203) ユーザインタフェース部233は、コンテンツデータ関連情報提供装置100からリゾルブ結果を取得する。
【0115】
ステップ204) ユーザインタフェース部233は、取得したリゾルブ結果をユーザに提示する。
【0116】
ステップ205) ユーザからリゾルブ結果に対するユーザインタラクションが入力される。
【0117】
ステップ206) ユーザインタフェース部233は、ユーザインタラクションに基づいて、アプリケーション起動命令、及びアプリケーション参照情報をアプリケーションへ出力する。
【0118】
次に、本実施例におけるコンテンツデータ関連情報提供装置100の構成について説明する。
【0119】
図11は、本発明の第1の実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置の構成を示す。同図に示すコンテンツデータ関連情報提供装置100は、属性情報データベース110、サービスプロバイダ情報データベース120、RRDS解釈部130、RRDS受信部140、及びリゾルブ結果送信部150から構成される。
【0120】
ステップ301) RRDS受信部140で受信したRRDSが入力される。
【0121】
ステップ302) RRDS解釈部130は、RRDS内のDCDを抽出し、DCD内のコンテンツIDに対応したコンテンツデータの属性情報を属性情報データベース110から検索する。
【0122】
ステップ303) 属性情報データベース110で検索された属性情報が入力される。
【0123】
ステップ304) さらに、属性情報のサービスプロバイダの所在に関する情報から、ユーザが要求したコンテンツデータを提供できるコンテンツデータプロバイダに関する情報を、サービスプロバイダ情報データベース120から検索する。
【0124】
ステップ305) 検索されたサービスプロバイダ情報が入力される。
【0125】
ステップ306) 入力されたサービスプロバイダ情報と、RRDS内のリクエスト情報のサービス記述子を照らし合わせ、サービスプロバイダを絞り込む。 例えば、RRDS内のDCDが「コンテンツID=1020304050,コンテンツ名=くるみ割り人形」、リクエストが前述の通り、
「GET _FILE_audio/-/-/*/* 」
という形式で記述されていると仮定する。このコンテンツIDをキーとして属性情報データベース110にアクセスし、コンテンツデータを提供できるサービスプロバイダ情報をサービスプロバイダ情報データベース120から抽出する。例えば、サービスプロバイダ情報として、
「GET _STREAM_audio,無し, 無し,x-reealaudio, RealAudio, www.aa.ne.jp/a.ra, 料金¥100 」,
「GET _FILE_audio,NULL,NULL,mp3,ftp,www.xxx.com/b.mp3, 料金¥100 」, 「GET _FILE_audio,無し, 無し,mp3,ftp,www.yyy.com/c.mp3, 料金¥1000」
という形式でいくつかのサービスプロバイダ情報を得る。これらの属性情報とリクエストをパターンマッチングし、サービスプロバイダ情報は、
www.xxx.com/b.mp3,
www.yyy.com/c.mp3
の2つに絞り込まれる。
【0126】
最後に、絞り込まれたサービスプロバイダ情報に対して、RRDS内のユーザポリシ及びシステムプロファイルの条件から最尤のサービスプロバイダ(一つでない場合もある)を選定する。前述の例で説明すると、リクエストに合致したサービスプロバイダ情報は、
「GET _FILE_audio,無し, 無し,mp3,ftp,www.xxx.com/b.mp3, 料金¥100 」
「GET _FILE_audio,無し, 無し,mp3,ftp,www.xxx.com/c.mp3, 料金¥1000」
の2つであった。それぞれ備考の欄に料金についての記述があり、前者は、「料金¥100」、後者は、「料金¥1000」と記述されている。この時、ユーザポリシに「できるだけ安いサービス希望」という条件が記述されている場合、前者のサービスプロバイダ情報のみを選択する。システムプロファイルに「ユーザ端末の通信速度の上限は56Kbps」、「ユーザ端末は携帯電話」、「登録アプリケーションはBMP専用ビューワ」などといった場合も、同様の手法でサービスプロバイダ情報を絞り込む。
【0127】
ステップ306) 選定されたサービスプロバイダ情報及びコンテンツデータ属性情報は、リゾルブ結果送信部150に送られる。
【0128】
リゾルブ結果送信部150は、サービスプロバイダ情報とコンテンツデータ属性情報を規定の形式に変換し、DCDハンドラに送信する。
【0129】
上述のように、本実施例によれば、DCDというコンテンツデータと関連付けれた情報を元に、様々な形態のコンテンツデータを統一的な方法で流通・入手できる。また、コンテンツ名に一意な識別子であるコンテンツIDを付与し、これを用いてコンテンツデータに関する属性情報を管理でき、DCDを用いてコンテンツデータ及び属性情報を統一的な方法で入手可能となる。さらに、ユーザの利用環境に合わせたコンテンツデータの提供も可能となる。
【0130】
[第2の実施例]
本実施例は、以下に記述する点を除き、前述の第1の実施例と同様である。
【0131】
本実施例では、ユーザ端末200のDCDハンドラとコンテンツデータ関連情報提供装置100のRRDS解釈部の処理が異なる。
【0132】
図13は、本発明の第2の実施例のユーザ端末におけるDCDハンドラの構成を示す。同図において、図9と同一構成部分には、同一記号を付し、その説明を省略する。
【0133】
本実施例では、図9の構成にリゾルブ結果選択部237を付加した構成である。図9に示す構成では、RRDS生成部234にシステムプロファイル231とユーザポリシ232を入力しているが、本実施例では、リゾルブ結果選択部237に入力している。
【0134】
図13において、DCDハンドラ230は、システムプロファイル231、ユーザポリシ232、ユーザインタフェース部233、RRDS生成部234、RRDS送信部235、リゾルブ結果受信部236、リゾルブ結果選択部237から構成される。
【0135】
ユーザインタフェース部233は、ユーザ10からのリクエストとコンテンツデータを特定するDCDを入力として受け、入力されたDCDとリクエストは、RRDS生成部234に送られる。
【0136】
RRDS生成部234は、受け取ったRRDSをネットワークなどによって接続されたコンテンツデータ関連情報提供装置に送信して、当該コンテンツデータ関連情報提供装置からの応答を待つ。
【0137】
RRDS送信部235は、受け取ったRRDSをネットワークなどによって接続されたコンテンツデータ関連情報提供装置100に送信して、当該コンテンツデータ関連情報提供装置100からの応答を待つ。
【0138】
リゾルブ結果受信部236は、コンテンツデータ関連情報提供装置100から返送されるリゾルブ結果を受信し、リゾルブ結果選択部237に送る。
【0139】
リゾルブ結果選択部237は、前述の第1の実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置100のRRDS解釈部130の処理と同様に、リゾルブ結果内のユーザポリシとシステムプログラムファイルに記述された条件を充足するサービスプロバイダ情報を持つものを選定し、選択後、リゾルブ結果をユーザインタフェース部233に渡す。
【0140】
ユーザインタフェース部233は、ユーザに選択後のリゾルブ結果を提示し、ユーザからのユーザインタラクションの入力を待ち、それに応じて再度同様の処理を行い、コンテンツデータ関連情報提供装置100に情報を問い合わせる。もしくは、サービスプロバイダが一意に特定された場合は、それに対応したアプリケーションにアプリケーション起動命令を送り、アプリケーションを起動し、上記で特定されたサービスプロバイダ情報やコンテンツデータ属性情報等、アプリケーションがサービスを受けるのに必要なアプリケーション参照情報をアプリケーションに渡す。
【0141】
次に、本実施例におけるコンテンツデータ関連情報提供装置について説明する。
【0142】
図14は、本発明の第2の実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置の構成を示す。
【0143】
同図に示すコンテンツデータ関連情報提供装置100の構成は、図11に示す構成と同様であるが、RRDS解釈部130においてユーザポリシとシステムプロファイルを不要とし、リクエストのみを利用する。
【0144】
図14に示すコンテンツデータ関連情報提供装置100は、属性情報データベース110、サービスプロバイダ情報データベース120、RRDS受信部140、RRDS解釈部130、リゾルブ結果送信部150から構成される。
【0145】
RRDS受信部140は、ユーザのDCDハンドラからRRDSを受信し、受信したRRDSをRRDS解釈部130に送る。
【0146】
RRDS解釈部130について図15に示すフローチャートを用いて説明する。
【0147】
ステップ401) RRDS受信部140からRRDSが入力される。
【0148】
ステップ402) RRDS内のDCDを抽出し、DCDに対応したコンテンツデータの属性情報を属性情報データベース110から検索する。
【0149】
ステップ403) 検索された属性情報が入力される。
【0150】
ステップ404) また、RRDS内のリクエストをキーとしてサービスプバイダ情報データベース120から当該リクエストに記述された条件を充足するサービスプロバイダの情報を検索する。
【0151】
ステップ405) 検索により、サービスプロバイダの情報が入力される。
【0152】
ステップ406) コンテンツデータの属性情報とサービスプロバイダ情報を組にして、リゾルブ結果としてリゾルブ結果送信部150に転送する。
【0153】
リゾルブ結果送信部150は、サービスプロバイダ情報とコンテンツデータ属性情報を規定の形式に変換し、DCDハンドラ230に送信する。
【0154】
簡潔に説明すると、前述の第1の実施例との相違点は、コンテンツデータ関連情報提供装置100内にあるRRDS解釈部130が行っていた絞り込まれたサービスプロバイダ情報に対して、RRDS内のユーザポリシ及びシステムプロファイル条件から最尤のサービスプロバイダ(1つでない場合もある)を選定する処理をユーザ端末100のDCDハンドラ230内部に実装されていることである。
【0155】
上述のように、本実施例によれば、DCDというコンテンツデータと関連付けられた情報を元に、様々な形態のコンテンツデータを統一的な方法で流通・入手できる。また、コンテンツ名に一意な識別子であるコンテンツIDを付与し、これを用いてコンテンツデータに関する属性情報を管理でき、DCDを用いてコンテンツデータ及び属性情報を統一的な方法で入手可能となる。さらに、ユーザの利用環境に合わせたコンテンツデータの提供も可能となる。
【0156】
また、本実施例では、前述の第1の実施例と比較して、ユーザのリクエストによるサービスプロバイダ情報の絞込みをユーザ側端末で行うことからコンテンツデータ関連情報提供装置の処理の軽減を実現できる。
【0157】
[第3の実施例]
本実施例のサービス提供システムについては、前述の図7に示す構成図を用いて説明する。
【0158】
本実施例では、前述の第1の実施例の一般形に当たる。第1の実施例がコンテンツデータの配信サービスに特化したシステムであったのに対し、本実施例では、コンテンツデータに関連する様々なサービスをユーザに提供するためのシステムである。
【0159】
最初にシステムの概要について説明する。
【0160】
ユーザ端末200には、ユーザによる手入力やWWW(World Wide Web) からのダウンロードなど、何らかの形で入手したDCD220が存在していると仮定する。DCD220内に記述されているコンテンツIDで表されるコンテンツデータに対して、コンテンツデータに関連するサービス享受を希望するユーザは、その要求をリクエストする。
【0161】
DCDハンドラ230は、ユーザ端末200上で動作する機構であり、DCD220とリクエスト210を入力とする。また、DCDハンドラ230内にはユーザポリシ232とシステムプロファイル231が存在する。DCDハンドラ230は、DCD、リクエスト、ユーザポリシ、システムプロファイルを組にして、RRDSを生成し、これをコンテンツデータ関連情報提供装置100に送信する。
【0162】
コンテンツデータ関連情報提供装置100は、RRDSを入力とするサーバである。コンテンツデータ関連情報提供装置100は属性情報データベース110とサービスプロバイダ情報データベース120を有する。コンテンツデータ関連情報提供装置100は、RRDS内のDCDに対応するコンテンツデータの属性情報を属性情報データベース110から検索し、コンテンツデータの配送元であるサービスプロバイダ情報を得る。さらに、コンテンツデータの属性情報と、RRDS内のリクエスト情報及びユーザポリシ及びシステムプロファイルに記述された条件を充足するサービスプロバイダ300を選ぶ。選定されたサービスプロバイダ情報及びコンテンツデータ属性情報は、リゾルブ結果としてユーザ端末200のDCDハンドラ230に送信される。
【0163】
ユーザ端末200のDCDハンドラ230は、リゾルブ結果をユーザに提示する。DCDハンドラ230は、ユーザからの入力を待ち、それに応じて再度同様の処理を行い、コンテンツデータ関連情報提供装置100に情報を問い合わせる。もしくは、サービスプロバイダ300が一意に特定された場合は、それに対応したアプリケーション240を起動し、コンテンツデータの属性情報など必要な情報をアプリケーションに渡す。アプリケーション240は、上記で特定されたサービスプロバイダ300に対してサービス要求を行い、サービスプロバイダ300は、サービス要求に応えて、コンテンツデータに関連するサービスをユーザに提供する。これにより、アプリケーション240を通じてユーザがサービスプロバイダ300からサービスを受けることが可能となる。
【0164】
次に、本実施例のシステムの詳細について説明する。
【0165】
本実施例におけるDCDハンドラの構成を前述の図9を用いて説明する。
【0166】
DCDハンドラ230は、システムプロファイル231及びユーザポリシ232、ユーザインタフェース部233、RRDS生成部234、RRDS送信部235、リゾルブ結果受信部236から構成される。
【0167】
ユーザインタフェース部233について前述の図10を用いて説明する。
【0168】
ステップ201) ユーザインタフェース部233は、ユーザからコンテンツデータを特定するためのDCDとそれに対するサービス要求を受ける。基本的にリクエストは、前述の図4に示されるようなサービス種別、サービス享受のために必要なコンテンツデータの入力フォーマット、入力プロトコル、出力フォーマット、出力プロトコルの組で表現される。例えば、サービス記述方法を前述の第1の実施例と同様に、
「サービス種別/入力フォーマット/入力プロトコル/出力フォーマット/出力プロトコル」
のように記述すると仮定した場合、具体的には、
「GETFILEaudio/-/-/*/*」
「CONVERT _FILE_image _bmp http,ftp/png/http,ftp 」
などと記述される。ここで「- 」とは無しという意味を、「* 」とは任意という意味を「A,B」とはAもしくはBという意味を示すものとする。
【0169】
「GET _FILE_audio/-/-/*/* 」
に関しては、前述の第1の実施例の解釈と同じで、
「CONVERT _FILE_image/bmp/http,ftp/png/http,ftp 」
に関しては、「bmp 形式の画像データをhttpもしくはftp プロトコルで送信して、png 形式の画像データに変換してhttp、もしくは、ftp プロトコルで受信したい」という要求を表す。
【0170】
ステップ202) 入力されたDCDデータとリクエストは、ユーザポリシとシステムプロファイルと共にRRDS生成部234に送られる。
【0171】
ステップ203) コンテンツデータ関連情報提供装置100からリゾルブ結果受信部236を介してリゾルブ結果を取得する。
【0172】
ステップ204) リゾルブ結果をユーザ10に提示する。
【0173】
ステップ205) ユーザ10に提示したリゾルブ結果に対するユーザインタラクションを取得する。
【0174】
ステップ206) サービスプロバイダ300が一意に特定された場合には、それに対応したアプリケーション240にアプリケーション起動命令を送り、アプリケーション240を起動し、特定されたサービスプロバイ情報やコンテンツデータの属性情報など、ユーザ10がアプリケーション240を通じてサービスプロバイダ300からサービスを受けるために必要なアプリケーション参照情報をアプリケーション240に渡す。
【0175】
RDDS生成部234は、インタフェース部233からから取得したDCD、リクエストと、ユーザポリシ232、システムプロファイル231を組にして、RRDSを生成、RRDS送信部235に送る。RRDS送信部235は、受け取ったRRDSをネットワークなどによって接続されたコンテンツデータ関連情報提供装置100に送信して、コンテンツデータ関連情報提供装置からの応答を待つ。
【0176】
リゾルブ結果受信部236は、コンテンツデータ関連情報提供装置から返送されるリゾルブ結果を受信する。リゾルブ結果は、コンテンツデータの属性情報とサービスプロバイダ情報からなる。受け取ったリゾルブ結果をユーザインタフェース部233に渡し、ユーザにリゾルブ結果情報を提示する。これにより、ユーザインタフェース部233は、ユーザからのユーザインタラクションの入力を待ち、それに応じて再度同様の処理を行い、コンテンツデータ関連情報提供装置に情報を問い合わせる。もしくは、サービスプロバイダ300が一意に特定された場合には、それに対応したアプリケーション240にアプリケーション起動命令を送り、アプリケーション240を起動し、上記で特定されたサービスプロバイダ情報やコンテンツデータの属性情報など、ユーザがアプリケーション240を通じてサービスプロバイダからサービスを受けるために必要なアプリケーション参照情報をアプリケーション240に渡す。
【0177】
次に、本実施例におけるコンテンツデータ関連情報提供装置について、前述の第1の実施例の図11を用いて説明する。
【0178】
コンテンツデータ関連情報提供装置100は、属性情報データベース110、サービスプロバイダ情報データベース120、RRDS解釈部130、RRDS受信部140、及びリゾルブ結果送信部150から構成される。
【0179】
RRDS受信部140は、ユーザ端末200のDCDハンドラ230からRRDSを受信し、受信したRRDSをRRDS解釈部130に送る。
【0180】
RRDS解釈部130は、図12のフローチャートに示すように、RRDS受信部140からRRDSが入力されると(ステップ301)、RRDS内のDCDを抽出し、当該DCDをキーとして、DCD内のコンテンツIDに対応したコンテンツデータの属性情報を属性情報データベース110から検索する(ステップ302、303)。RRDS解釈部130は、属性情報のサービスプバイダに関連する情報から、ユーザ10が要求したコンテンツデータに関するサービスを提供できるサービスプロバイダに関する情報を、サービスプバイダ情報から検出・抽出する(ステップ304,305)。さらに、RRDS解釈部130は、抽出されたサービスプロバイダ情報と、RRDS内のリクエスト情報のサービス記述子を照らし合わせ、サービスプロバイダを絞り込む(ステップ306)。
【0181】
例えば、RRDS内のDCDが
「コンテンツID=2030405060,コンテンツ名=モナリザ」、
リクエストが前述の通り
「CONVERTFILE _image/bmp/http,ftp/png/http,ftp 」
という形式で記述されていると仮定する。このコンテンツIDをキーとして属性情報データベース110にアクセスし、コンテンツタイプなどサービス提供判断に必要な情報を獲得し、次にサービスプロバイダ情報データベースにアクセスし、コンテンツデータの属性情報とユーザからのリクエスト情報から、ユーザが要求しているサービスが提供できるサービスプロバイダを獲得する。例えば、サービスプロバイダ情報として、
「CONVERT _FILE_image,jpeg,ftp,bmp,ftp,www.fff.com/fap.cgi,1Mbps回線以上で要接続」
「CONVERTFILEimage,bmp,ftp,png,ftp,www.ggg.com/gap.cgi,1Mbps回線以上で要接続」
「CONVERT _FILE_image,bmp,http,png,http,www.hhh.com/hap.cgi,56kbps回線で要接続」
という形式でいくつかのサービスプロバイダ情報を得る。これらの属性情報とリクエストをパターンマッチングし、サービスプロバイダは、www.ggg.com/gap.cgi, www.hhh.com/had.cgi の2つに絞り込まれる。
【0182】
最後に、絞り込まれたサービスプロバイダ情報に対して、RRDS内のユーザポリシ及びシステムプロファイルの条件から最尤のサービスプロバイダ(1つで無い場合もある)を選定する。前述の例で説明すると、リクエストに合致したサービスプロバイダ情報は、
「CONVERT _FILE_image,bmp,ftp,png,ftp,www.ggg.com/gap.cgi,1Mbps 回線以上で要接続」
「CONVERT _FILE_image,bmp,http,png,http,www.hhh.com/hap.cgi,56kbps回線で要接続」
の2つであった。それぞれの備考欄にユーザのDCDハンドラ230とコンテンツデータ関連情報提供装置100との接続回線の条件が記述されており、例えば、RRDS内のシステムプロファイルに「ユーザ端末の通信速度の上限は56kbps」という記述があったとすると、後者が条件に合致することから、後者のサービスプロバイダの絞り込みについては、前述の第1の実施例の場合と同様である。
【0183】
選定されたサービスプロバイダ情報及びコンテンツデータの属性情報は、リゾルブ結果送信部150に送られる。リゾルブ結果送信部150は、サービスプロバイダ情報とコンテンツデータ属性情報を規定の形式に変換し、ユーザ端末200のDCDハンドラ230に送信する。
【0184】
上記のように、本実施例によれば、前述の第1の実施例の効果に加え、コンテンツデータだけでなく、ユーザに対するサービスを統一的な方法で提供することが可能となる。
【0185】
[第4の実施例]
本実施例は、以下に記述点を除き、前述の第3の実施例と同じである。
【0186】
本実施例におけるユーザ端末200のDCDハンドラの構成を、前述の第2の実施例の図13を用いて説明する。
【0187】
DCDハンドラ230は、システムプロファイル231及びユーザポリシ232、インタフェース部233RRDS生成部234、RRDS送信部235、リゾルブ結果受信部236、及びリゾルブ結果選択部237から構成される。
【0188】
ユーザインタフェース部233は、ユーザからのリクエストとコンテンツデータを特定するDCDと入力として受ける。入力されたDCDとリクエストは、RRDS生成部234に送られる。
【0189】
RRDS生成部234は、DCDとリクエストを組にしてRRDSを生成し、RRDS送信部235に送る。
【0190】
RRDS送信部235は、受け取ったRRDSをネットワークなどによって接続されたコンテンツデータ関連情報提供装置100に送信して、コンテンツデータ関連情報提供装置100からの応答を待つ。
【0191】
リゾルブ結果受信部236は、コンテンツデータ関連情報提供装置100から返送されるリゾルブ結果を受信し、当該リゾルブ結果をリゾルブ結果選択部237に送る。
【0192】
リゾルブ結果選択部237は、前述の第3の実施例のRRDS解釈130の処理と同様に、リゾルブ結果内のユーザポリシとシステムプロファイルに記述された条件を充足するサービスプロバイダ情報を持つものを選定し、選択後、リゾルブ結果情報をユーザインタフェース部233に渡す。
【0193】
ユーザインタフェース部233は、ユーザ10に選択後のリゾルブ結果情報を提示し、ユーザ10からのユーザインタラクションの入力を待ち、それに応じて再度同様の処理を行い、コンテンツデータ関連情報提供装置100に情報を問い合わせる。もしくは、サービスプロバイダ300が一意に特定された場合は、それに対応したアプリケーション240にアプリケーション起動命令を送り、アプリケーション240を起動し、上記、特定されたサービスプロバイダ情報やコンテンツデータの属性情報など、アプリケーション240がサービスを受けるのに必要なアプリケーション参照情報をアプリケーション240に渡す。
【0194】
次に、コンテンツデータ関連情報提供装置100の構成を前述の第2の実施例の図14の構成図及び、図15のフローチャートを用いて説明する。
【0195】
コンテンツデータ関連情報提供装置100は、RRDS受信部140、及びRRDS解釈部130、リゾルブ結果送信部150、サービスプロバイダ情報データベース120、属性情報データベース110から構成される。
【0196】
RRDS受信部140は、ユーザのDCDハンドラ230からRRDSを受信し、受信したRRDSをRRDS解釈部130に送信する。
【0197】
RRDS解釈部130は、RRDS受信部140からRRDSが入力されると(ステップ401)、当該RRDS内のDCDを抽出し、DCDに対応したコンテンツデータ属性情報を属性情報データベース110から検索する(ステップ402、403)。また、RRDS解釈部130は、サービスプロバイダ情報データベース120をRRDS内のリクエストをキーとして検索し(ステップ404、405)、コンテンツデータの属性情報とRRDS内のリクエスト情報に記述された条件を充足するサービスプロバイダ情報を選定する(ステップ406)。
【0198】
選定されたサービスプロバイダ情報及びコンテンツデータの属性情報は、リゾルブ結果送信部150に送られる。
【0199】
リゾルブ結果送信部150は、サービスプロバイダ情報とコンテンツデータの属性情報を規定の形式に変換し、ユーザ端末200のDCDハンドラ230に送信する。
【0200】
本実施例を簡潔に説明すると、本実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置100の内部にあるRRDS解釈部130が行っていた絞り込まれたサービスプロバイダ情報に対して、RRDS内のユーザポリシ及びシステムプロファイルの条件から最尤のサービスプロバイダ(1つでない場合もある)を選定する部分が、本実施例の場合、ユーザ端末200のDCDハンドラ230内部に実装されていることが前述の第3の実施例との相違点である。
【0201】
上記のように、本実施例では、第2の実施例の効果に加え、コンテンツデータだけでなく、ユーザに対するサービスを統一的な方法で提供することが可能である。
【0202】
[第5の実施例]
本実施例では、前述の第1の実施例から第4の実施例におけるコンテンツデータの登録手順について説明する。
【0203】
図16は、本発明の第5の実施例のRA(Registration Authority) とコンテンツデータ関連情報提供装置の関係を示す。
【0204】
RA400は、コンテンツデータ関連情報提供装置群を一意に管理する機関である。RA400に管理されているコンテンツデータ関連情報提供装置は、管理番号(または、記号)(同図のA,B,…N)によって一意に管理されている。
【0205】
以下に、本実施例におけるDCD発行の手順について説明する。
【0206】
図17は、本発明の第5の実施例のDCD発行手順を説明するための図である
【0207】
コンテンツデータを新たに作成したコンテンツデータ所有者500は、作成したコンテンツデータの属性情報をコンテンツデータ関連情報提供装置#n(RAによる管理番号)に送り、属性情報の登録及びDCDの発行を要求する。コンテンツデータ関連情報提供装置第n号は、コンテンツデータ所有者500からの要求に対し、新たにコンテンツIDを発行する。コンテンツIDは、例えば、RA400によるコンテンツデータ関連情報提供装置の管理番号(この場合n)とコンテンツデータ関連情報提供装置内で一意な発行番号の組などから構成され、すべてのコンテンツデータ関連情報提供装置群の中で発行を一意に表すことができるようになっている。例えば、登録したいコンテンツデータのコンテンツ名がコンテンツデータ関連情報提供装置第n号内でm番目に登録される場合、当該コンテンツデータのコンテンツIDは、n,mなどと表現する。コンテンツデータ関連情報提供装置は、発行したコンテンツIDと属性情報を組にして属性情報データベース110に登録し、その内容からDCDを生成し、これをコンテンツデータ所有者500に送る。
【0208】
本実施例におけるコンテンツデータ所有者500とコンテンツデータ配送サービスプロバイダ間のサービス契約手順について説明する。図18は、本発明の第5の実施例のコンテンツデータ所有者とコンテンツデータ配送サービスプロバイダ間の契約手順を説明するための図である。
【0209】
コンテンツデータ所有者500は、契約を締結したコンテンツデータ配送サービスプロバイダ300にコンテンツデータとそのコンテンツデータのDCDを送る。サービスプロバイダ300は、受け取ったDCDからコンテンツIDを抽出し、コンテンツIDからコンテンツデータの属性情報を格納しているコンテンツデータ関連情報提供装置の番号を獲得する。
【0210】
次に、本実施例におけるコンテンツデータ所有者500とコンテンツデータ関連情報提供装置100間の属性情報追加手順と、サービスプロバイダ300とコンテンツデータ関連情報提供装置100間のサービス登録手順について説明する。
【0211】
図19は、本発明の第5の実施例の属性情報追加手順とサービス登録手順を説明するための図である。
【0212】
コンテンツデータ所有者500は、コンテンツデータ関連情報提供装置に対して、コンテンツデータ配送サービスプロバイダ300に渡したコンテンツデータに対応するコンテンツデータ属性情報の追加を要求する。また、コンテンツデータ配送サービスプロバイダ300は、コンテンツデータ所有者500から受け取ったDCDに対応するコンテンツデータ属性情報を持っているコンテンツデータ関連情報提供装置に対して、サービスプロバイダ情報の更新を要求する。
【0213】
コンテンツデータ関連情報提供装置は、コンテンツデータ所有者500及びサービスプロバイダ300からの要求に応え、コンテンツデータ属性情報とサービスプロバイダ情報の登録を行なう。
【0214】
具体的にコンテンツデータ関連情報提供装置は、コンテンツデータ属性情報の追加要求に対しては、コンテンツデータ属性情報のサービスプロバイダ情報の部分に、新たにコンテンツデータ配送サービスを許可したサービスプロバイダ300の情報を追加する。サービスプロバイダ情報の登録要求に対しては、サービスプロバイダ情報データベース120に新たにコンテンツデータ配送サービスを追加する。但し、既にサービスプロバイダ300が同様のサービスを登録している場合には、サービスプロバイダ情報の登録処理を行う必要はない。
【0215】
同様に、コンテンツデータ配送でないサービスを行うサービスプロバイダ情報の登録に関しては、サービスプロバイダ300は、特に、コンテンツデータ所有者500と契約を結ぶ必要がないため、単にコンテンツデータ関連情報提供装置100に対して、サービスプロバイダ情報の登録を行って貰えばよい。
【0216】
具体的には、サービスプロバイダ300は、サービス記述子やサービスプロバイダ300の所在情報や、その他備考となる情報をコンテンツデータ関連情報提供装置100のサービスプロバイダ情報データベース120に登録要求を行い、コンテンツデータ関連情報提供装置100は、要求が適切であった場合、サービスプロバイダ情報の登録を行う。
【0217】
上記のように、本実施例によれば、コンテンツデータ関連情報提供装置が唯一ではなく、複数存在するので、コンテンツデータの属性情報登録の処理の付加を分散できる。また、コンテンツデータ関連情報提供装置が複数になってもコンテンツIDの一意性を実現できる。
【0218】
[第6の実施例]
本実施例では、前述の第1〜第4の実施例におけるコンテンツデータ関連情報提供装置のリゾルブ結果の生成方法について説明する。
【0219】
図20は、本発明の第6の実施例のリゾルブ結果の生成方法を説明するための図である。
【0220】
同図において、DCDハンドラ230は、ネットワークなどによって接続されたコンテンツデータ関連情報提供装置第n1号に対して、RRDSを送信し、リゾルブ結果を待つ。このとき、コンテンツデータ関連情報提供装置第n1号がRRDS内のコンテンツIDに対応した属性情報を属性情報データベース110内に持っていない場合など、ユーザの要求に応えられない場合は、RA400に登録されている別のコンテンツデータ関連情報提供装置(コンテンツデータ関連情報提供装置第n2号)にRRDSを送信し、リゾルブ結果を待つ。以上が概要である。
【0221】
ここで、コンテンツデータ関連情報提供装置間のデータのやりとりの詳細を説明する。ここでは、2つの例(コンテンツデータ関連情報提供装置番号による特定方式・バケツリレー方式)を説明する。
【0222】
コンテンツデータ関連情報提供装置番号による特定方式は、DCDハンドラ230から送信されたRRDS内のコンテンツIDの番号体系が前述の第5の実施例のように、「コンテンツデータ関連情報提供装置番号、コンテンツデータ関連情報提供装置内管理番号」として記述されている場合、どのコンテンツデータ関連情報提供装置にコンテンツデータの属性情報が登録されているのかが示されていることから、そのコンテンツデータ関連情報提供装置へRRDSを送信し、リゾルブ結果を待つ。
【0223】
バケツリレー方式は、DCDハンドラ230から送信されたRRDSに対するコンテンツデータの属性情報を持っていないコンテンツデータ関連情報提供装置第n1号が、RA400に登録されている別のコンテンツデータ関連情報提供装置第n2号にRRDSとログ情報を送信し、リゾルブ結果を待つ。但し、コンテンツデータ関連情報提供装置第n2号は、ログ情報に書かれていないものとする。ここで、ログ情報とは、リゾルブ結果を生成できなかったコンテンツデータ関連情報提供装置番号が書かれたものであり、データの最初は、DCDハンドラ230から直接RRDSを受信したコンテンツデータ関連情報提供装置番号が書かれる。リゾルブ結果を生成できなかったコンテンツデータ関連情報提供装置は、このログ情報に自らのコンテンツデータ関連情報提供装置番号を追記する。このようにして、次々にRRDSとログ情報を送って属性情報が登録されているコンテンツデータ関連情報提供装置第nk号に辿り着く。但し、コンテンツデータ関連情報提供装置第n1号以外のコンテンツデータ関連情報提供装置は、リゾルブ結果を待つ必要はない。コンテンツデータ関連情報提供装置第nk号は、リゾルブ結果を生成し、ログ情報からコンテンツデータ関連情報提供装置第n1号にリゾルブ結果を返す。
【0224】
また、コンテンツデータ関連情報提供装置間の問い合わせ回数の上限を定めておくことで、リゾルブ結果のレスポンスを向上させることも可能である。
【0225】
上記のように、本実施例では、コンテンツデータ関連情報提供装置が唯一ではなく複数存在するので、DCDハンドラ230からの問い合わせに対する処理の負荷を分散することができる。
【0226】
また、コンテンツデータ関連情報提供装置が複数になってもコンテンツIDの一意性を実現できる。
【0227】
[第7の実施例]
本実施例では、前述の第1〜第4の実施例におけるコンテンツデータ登録手順およびコンテンツデータ関連情報提供装置のリゾルブ結果の生成方法について説明する。
【0228】
図21は、本発明の第7の実施例のコンテンツデータ登録手順及びリゾルブ結果の生成方法を説明するための図である。
【0229】
同図に示すように、ユーザ端末200は、ローカルリゾルバ250と呼ばれる機構を持つ。ローカルリゾルバ(ローカルコンテンツデータ関連情報提供装置)250は、前述の第1から第6の実施例におけるコンテンツデータ関連情報提供装置100と同様の構成からなり、同様の機能を持つ。ローカルリゾルバ250内の属性情報データベースやサービスプロバイダ情報データベースは、例えば、過去に行ったリゾルブ結果などをキャッシュすることで構成される。
【0230】
図22は、本発明の第7の実施例のローカルリゾルバからコンテンツデータ関連情報提供装置への登録手順を説明するための図である。
【0231】
ローカルリゾルバ250は、コンテンツデータ関連情報提供装置100に登録要求を行う。要求を受けたコンテンツデータ関連情報提供装置100は、自らがすでに発行しているローカルリゾルバ250番号と重複しないように、新たにローカルリゾルバ番号(同図中の「第x号」)を発行し、ローカルリゾルバ250に通知する。
【0232】
次に、コンテンツデータ所有者500が自らのユーザ端末200内にあるローカルリゾルバ250にコンテンツデータの登録を行う手順について説明する。
【0233】
図23は、本発明の第7の実施例のコンテンツデータ所有者が自らのユーザ端末内にあるローカルリゾルバへのコンテンツデータ登録手順を説明するための図である。
【0234】
コンテンツデータ所有者500は、自らのユーザ端末200内のローカルリゾルバ250に、自らが作成したコンテンツデータの属性情報を送り、コンテンツデータの登録を要求する。
【0235】
ローカルリゾルバ250は、登録要求に対し、新たなコンテンツIDを発行する。このコンテンツIDは、ローカルリゾルバ250が登録されているコンテンツデータ関連情報提供装置の番号、コンテンツデータ関連情報提供装置100内で管理されるローカルリゾルバ250の番号、ローカルリゾルバ250内での新規作成のコンテンツデータコンテンツ名に対する登録番号を組にした形で表され、図23の例で説明すると、例えば、n.x.mといった形で記述される。次いでローカルリゾルバ250は、発行したコンテンツIDと属性情報を組にして属性情報データベース110に格納し、DCDを生成してこれをコンテンツデータ所有者500に返す。その後のサービスプロバイダ300とのやり取りなどについては、前述の第5の実施例と同様である。また、本実施例においては、コンテンツデータ所有者が自らのユーザ端末上でサービス提供を行う。即ち、サービスプロバイダとコンテンツデータ所有者が同一であってもよいし、前述の第5の実施例と同様に異なっていてもよい。
【0236】
このように発行されたDCDが流通し、他のユーザがこのDCDを元に何らかのサービスを要求した際の処理について説明する。
【0237】
図24は、本発明の第7の実施例のユーザによるサービス要求が発行された場合の処理を説明するための図である。
【0238】
ユーザは、コンテンツID:nk.x.mを含むDCDを元に何らかのサービスを要求するために、DCDとリクエストをDCDハンドラ230に送る。DCDハンドラ230は、前述の第1〜第4の実施例と同様に、RRDSを生成し、まず、ローカルリゾルバ250においてこのコンテンツIDに対応する属性情報がないかを調べる。図24の例では、属性情報がない場合を示しており、この場合は、RRDSをコンテンツデータ関連情報提供装置100に送る。
【0239】
RRDSを受け取ったコンテンツデータ関連情報提供装置は、同図中では、第n1番であるが、DCD内のコンテンツIDは、nk.x.mであるため、前述の第6の実施例と同様の処理によって、RRDSを別のコンテンツデータ関連情報提供装置100に送り、最終的に、RRDSは、第nk番目のコンテンツデータ関連情報提供装置100に到達する。第nk番目のコンテンツデータ関連情報提供装置は、コンテンツIDを参照して第x番目のローカルリゾルバ250を持つユーザ端末200に接続を試みる。もし、コンテンツデータ関連情報提供装置第nk番目と第x番目のローカルリゾルバ250を持つユーザ端末200が通信できない状況の場合は、リゾルブできなかった旨のリゾルブ結果を返す。コンテンツデータ関連情報提供装置nk番と第x番目のローカルリゾルバ250を持つユーザ端末200が通信可能な場合、コンテンツデータ関連情報提供装置第nk番は、RRDSを第x番目のローカルリゾルバに送る。第x番目のローカルリゾルバ250は、コンテンツID:nk.x.mに対応する属性情報を持っているので、これを元にリゾルブ結果を生成し、最終的にこれをRRDSを最初に生成したDCDハンドラ230まで返送する。その後は、前述の第1〜第4の実施例と同様の処理によって、ユーザ10は、サービスを享受することが可能となる。
【0240】
コンテンツデータ関連情報提供装置100に登録されているローカルリゾルバ250は、ローカルリゾルバを持つユーザの意思あるいは、コンテンツデータ関連情報提供装置の運営方針などによってその登録関係を解消されうるものとする。
【0241】
上記のように、本実施例によれば、ユーザ端末200内において、コンテンツデータ属性情報の登録やDCDの発行、更に、属性情報の問い合わせが行えるので、コンテンツデータ所有者500がコンテンツデータ関連情報提供装置とのやり取りをすることなく、簡便に自らのコンテンツデータに対するDCDを入手でき、情報発信が容易になる。
【0242】
また、ユーザ間でのコンテンツデータ共有も可能となる。
【0243】
[第8の実施例]
本実施例では、前述の第1〜第4の実施例におけるコンテンツデータ関連情報提供装置100のリゾルブ結果の生成方法について説明する。
【0244】
本実施例では、ユーザ端末200内にあるDCDがコンテンツIDのみから構成されている場合を考える。この時、DCDには、詳細な属性情報が一切ないため、コンテンツIDで示さされるコンテンツデータがどのようなものかがユーザにはわからない。そのため、ユーザは、リクエストとして、「コンテンツIDのみからなるDCDを、より詳細な属性情報やサービスプロバイダ情報を含むDCDに変換して欲しい」というリクエストによりリゾルブ要求を行う。
【0245】
この要求を含むRRDSを受けたコンテンツデータ関連情報提供装置100は、コンテンツIDをキーとして属性情報データベース110、及びサービスプロバイダ情報データベース120を検索し、当該コンテンツIDに関連するより詳細な属性情報とサービスプロバイダ情報を取得し、これをDCDの形にしてリゾルブ結果とし、ユーザ端末200のDCDハンドラ230に返す。この際、どの程度の詳細な項目がDCDに記述されるかについては、リクエスト、ユーザポリシ及びシステムプロファイルによって指定される。例えば、「通信時間がかかっても良いができるだけ詳細な情報が欲しい」とするユーザポリシがRRDSにあれば、コンテンツデータ関連情報提供装置は可能な限り詳細な項目をDCDに記述する。また、「ユーザ端末は携帯電話であり、価格情報のみを記述して欲しい」というシステムプロファイルがRRDSにあれば、コンテンツデータ関連情報提供装置100は、その内容に従い、新たなDCDを生成する。
【0246】
コンテンツIDのみのDCDから、上記のようにしてより詳細な属性情報が記述されたDCDを得たユーザは、前述の第1〜第4の実施例に示した手順によってサービスを享受する。
【0247】
上記の本実施例により、コンテンツIDのみから様々なサービスが可能となるため、コンテンツIDをバーコードとして流通させたり、コンテンツIDをキータイプなどで人手で入力したりしても、より多くの属性情報を持っているDCDの場合と同じサービスがユーザが享受できる。
【0248】
[第9の実施例]
本実施例では、前述の第1〜第4の実施例におけるコンテンツデータ関連情報提供装置のリゾルブ結果の生成方法について説明する。
【0249】
図25は、本発明の第9の実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置群がRAによって管理されている例を示す。
【0250】
同図に示す例は、前述の第5の実施例と同様にコンテンツデータ関連情報提供装置群がRA400によって管理されている状況を示しており、この際、RA400は、自らが認定したコンテンツデータ関連情報提供装置に対して、公開鍵証明書を発行して送る。
【0251】
ここでいう証明書とは、ISO X.509などにおける証明書のことであり、そのコンテンツデータ関連情報提供装置について、RA400が認定したことを証明する情報である。
【0252】
図26は、本発明の第9の実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置のDCD発行を説明するための図であり、前述の第5の実施例におけるコンテンツデータ関連情報提供装置によるDCDの発行の相違点を示している。
【0253】
DCDを発行しようとしているコンテンツデータ関連情報提供装置第n号は、RA400によるお墨付きである証明書を持っている。この証明書からISO X.509などの手順によって、自らが発行したDCDに対するディジタル署名を生成し、これをDCDに含めてディジタル署名付きDCDを発行する。当該DCDに付けられたディジタル署名は、「このDCDの内容はコンテンツデータ関連情報提供装置第n号が発行したものであることを証明し、コンテンツデータ関連情報提供装置第n号は、RAによって認定されているコンテンツデータ関連情報提供装置である」ことを示す情報である。
【0254】
図27は、本発明の第9の実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置によるRRDSの処理方法を説明するための図であり、図14の構成にDCD検証部160が付加された構成である。同図は、ディジタル署名付きDCDを含むRRDSをコンテンツデータ関連情報提供装置100がどのように処理するかを示している。コンテンツデータ関連情報提供装置100は、入力されたRRDS内のDCDにディジタル署名がついている場合、そのDCDの正当性を検証する。検証の手段は、ディジタル署名の構成方法に依存するので割愛するが、例えば、ISO X.509などによって規定されている。正当でない、即ち、改ざんの施されたDCDと判明した場合、不正なDCDである旨をリゾルブ結果として返信する。正当なDCDである場合には、前述の第1〜第4の実施例と同様の処理を行う。
【0255】
上述のように、本実施例では、コンテンツデータ関連情報提供装置は、改ざんの行われたディジタル署名付きDCDからはリゾルブ結果を返さないので、そういったDCDはユーザにとって無価値となる。これにより、正当なDCDの流通を促進し、システムの健全性を向上できる。
【0256】
[第10の実施例]
本実施例では、前述の第1〜第4の実施例におけるユーザ端末200のDCDハンドラ230の処理について説明する。
【0257】
図28は、本発明の第10の実施例のユーザ端末のDCDハンドラの構成を示す。同図に示すDCDハンドラ230には、DCD検証部238が設けられており、ディジタル署名付きDCDをDCDハンドラ230で検証する際に、ユーザからの指示などによって入力されるDCDをディジタル署名によって改ざんがなされていないかどうかを判断する。判断の手段は、ディジタル署名の構成方法に依存するので割愛するが、例えば、ISO X.509などによって規定されている。最後に改ざんがされているか否かを判断した結果をユーザインタフェース部233を介してユーザに提示する。
【0258】
上述のように、本実施例によれば、ユーザ端末200上でディジタル署名付きDCDの内容の正当性を確認できる。
【0259】
[第11の実施例]
本実施例は、前述の第1〜第4の実施例におけるリゾルブ結果の生成方法及びDCDハンドラ230の処理について説明する。
【0260】
前述の第1〜第4の実施例において、コンテンツデータ関連情報提供装置100に登録されているコンテンツデータの属性情報やサービスプロバイダ情報は、コンテンツデータ所有者500やサービスプロバイダ300によって随時変更可能となっている。しかし、DCDは、過去のある時点の内容で発行されており、問い合わせを行うときには既に古い内容になっている可能性がある。
【0261】
そこで、ユーザがRRDSをコンテンツデータ関連情報提供装置100に送った際、コンテンツデータ関連情報提供装置100がRRDS内のDCDの内容と、現在属性情報データベース110に登録されている内容とを比較し、もし、DCDの内容が古いものであるならば、そのDCDの内容をアップデートして、これをリゾルブ結果に含めてユーザ側に返す。
【0262】
アップデートされたDCDを含むリゾルブ結果を受けたDCDハンドラ230は、例えば、ユーザに対し、「DCDがアップデートされたので古いDCDを消去して置き換えますか」といった質問を行い、ユーザの指示に従い、古いDCDを新しいDCDに置き換えたり、古いDCDを残したまま新しいDCDも入手したりする。あるいは、ユーザポリシに「常に新しいDCDに置き換える」といた指示が書かれていれば、自動的に古いDCDを新しいDCDに置き換えるなどの処理を行う。
【0263】
上述のように、本実施例によれば、ユーザが内容の古いDCDを持っている場合でも、サービスを享受でき、かつ最新の情報に更新されたDCDを入手できる。
【0264】
[第12の実施例]
本実施例では、DCDハンドラ230内のユーザインタフェース部について説明する。
【0265】
図29は、本発明の第12の実施例のユーザインタフェース部による表示画面イメージを示す。表示画面上には、DCDがアイコンとして表示されている。また、「見る」「聞く」「編集する」といったサービス機能がアイコンとして表示されている。DCDアイコンは、DCDに記述されている内容に応じて、そのデザインが変わっていてもよい。例えば、コンテンツIDのみからなるDCDは白紙のアイコン、映画であれば、フィルムのアイコン、音楽であればレコードのアイコンといった表示のされ方をする。また、サービス機能アイコンは、「play_audio/-/-/*/* 」、などといったサービス記述をアイコン化したものである。
【0266】
今、図30に示すように、DCDアイコンをサービス機能アイコン上にドラッグ・アンド・ドロップすると、(サービス機能アイコンをDCDアイコン上にドラッグ・アンド・ドロップしてもよい)、サービス機能をリクエストとし、DCDとリクエストがDCDハンドラ230におくられる。以降、リゾルブに関する処理については、前述の第1〜第4の実施例と同様に行われる。
【0267】
リゾルブ結果によってサービスプロバイダが一意に定まらなかった場合は、図31のように、リクエストに合致したサービスプロバイダ群をその詳細情報と共に表示し、ユーザに選択や更なる絞り込みを促す。
【0268】
最終的にサービスプロバイダが確定した場合、図32に示すように、ユーザ所望のサービスを提供する。同図の例の場合、「藤原海苔香の写真DCDを、『見る』サービス機能アイコンにドロップした」ので、DCDと結びついている写真コンテンツデータを提供する配送プロバイダから写真画像コンテンツデータを取り寄せ、それをユーザ端末200内の画像ブラウザで表示している。
【0269】
上述のように、本実施例によれば、ユーザがコンテンツデータに対するリクエストをDCDハンドラ230に入力する際の利便性が向上する。
【0270】
[第13の実施例]
本実施例では、DCDハンドラ230内のユーザインタフェース部233に関するものである。本実施例は、基本的に前述の第12の実施例と同様の機能を持つユーザインタフェース部233について、より高機能な形で実施の例を示す。 図33は、本発明の第13の実施例のユーザインタフェース部による表示画面の例を示す。表示画面上にはDCDがアイコンとして表示されている。また、「見る」、「聞く」「編集する」といったサービス機能がアイコンとして表示されている。DCDアイコンは、DCDに記述されている内容に応じて、そのデザインが変わっていても良い。例えば、コンテンツIDのみからなるDCDは、白紙のアイコン、映画であればフィルムのアイコン、音楽であればレコードのアイコンといった表示のされ方をする。また、サービス機能アイコンは、「play_audio/-/-/*/* 」、などといったサービス記述をアイコン化したものである。今、「風邪と共に去りぬ」という映画DCDアイコンを「見る」サービス機能アイコンにドラッグ・アンド・ドロップ(サービス機能アイコンをDCDアイコン上にドラッグ・アンド・ドロップしてもよい)すると、前述の第12の実施例と同様な処理によって、ユーザ端末200上で映画コンテンツデータを鑑賞することができる。
【0271】
図34は、本発明の第13の実施例のDCDアイコンをサービス機能アイコンにドロップした場合の例である。同図は、「風邪と共に去りぬ」映画DCDアイコンを、「聞く」サービス機能アイコンにドロップ(サービス機能アイコンをDCDアイコン上にドラッグ・アンド・ドロップしてもよい)した場合を示している。この場合、ユーザは、「映画」を「聞く」というサービスを要求していることになる。DCDハンドラ230は、DCDとリクエストからRRDSを生成し、コンテンツデータ関連情報提供装置100に問い合わせを行う。
【0272】
図35は、本発明の第13の実施例の属性情報データベースの内容の例である。同図は、「風邪と共に去りぬ」映画DCDに関するコンテンツデータ関連情報提供装置100上の属性情報データベース110の内容の一部であり、属性情報データベース110に、「関連コンテンツID」という欄があり、あるコンテンツIDで表されるコンテンツデータと関連があるコンテンツデータのコンテンツIDを記入できるようになっている。今、「鱈のテーマ」というコンテンツ名のコンテンツデータが「風邪と共に去りぬ」と関連付けられていることがわかる。RRDSを受け取ったコンテンツデータ関連情報提供装置100は、まず、RRDS内のDCDに記述されているコンテンツIDが示すコンテンツデータの属性情報を、属性情報データベース110から取り寄せる。今、「風邪と共に去りぬ」というコンテンツデータは映画であるので、そのコンテンツタイプは、“video ”であるとする。リクエストで示される「play_audio/-/-/*/* 」といったサービス種別内のコンテンツデータと合致しないことがわかる。この場合、コンテンツデータ関連情報提供装置100は、属性情報中の関連コンテンツID欄を参照し、そこに記述されているコンテンツIDが示すコンテンツデータの属性情報で、コンテンツタイプが「audio」であるものを探す。条件に合致した関連コンテンツデータが見つかった場合、この関連コンテンツデータのDCDをリゾルブ結果としてDCDハンドラ230に返す。見つからなかった場合は、その旨をリゾルブ結果としてDCDハンドラ230に返す。
【0273】
以下、前述の第12の実施例と同様の処理によってユーザはサービスを享受することができる。
【0274】
上述のように、本発明によれば、前述の第12の実施例と比較して、より複雑なリクエストの指定を簡便に行うことができる。
【0275】
[第14の実施例]
本実施例は、DCDハンドラ230内のユーザインタフェース部233に関するものであり、基本的に前述の第12の実施例乃至は第13の実施例と同様の機能を持つユーザインタフェース部について、より高機能な形での実施の例を示す。
【0276】
図36は、本発明の第14の実施例のユーザインタフェース部による表示画面イメージの例である。表示画面上にはDCDがアイコンとして表示されている。また、「見る」、「聞く」、「編集する」といったサービス機能がアイコンとして表示されている。今、DCDアイコンに対しマウスの右クリックなどの操作でポップアップメニューが開いている状況が示されている。ポップアップメニューには各種サービス機能や属性情報の表示、関連DCDの取り寄せ、DCDの更新などといったメニューがあり、それぞれを選択した場合には、前述の第1の実施例乃至、第13の実施例に従って処理が行われる。また、特に、DCDのポップアップメニューに機能項目を追加することを意味する記述が属性情報として記述されている場合は、図37に示すように、ポップアップメニューの内容がそれに従って拡張される。
【0277】
上述のように、本実施例によれば、ユーザがコンテンツデータに対するリクエストをDCDハンドラ230に入力する際の利便性が向上する。また、メニューの内容が属性情報に応じて変わるので、コンテンツデータ所有者やサービスプロバイダが広告やマーケティング等の目的で、メニューの内容を設定することができる。
【0278】
[第15の実施例]
本実施例では、コンテンツデータ関連情報提供装置100内のサービスプロバイダ情報データベース120に関するものである。
【0279】
本実施例では、コンテンツデータ関連情報提供装置(または、ローカルリゾルバ)内のサービスプロバイダ情報データベースが図38に示すように分散データベースとして構成するものである。即ち、あるコンテンツデータ関連情報提供装置内のサービスプロバイダ情報データベース120に対する操作は、全てのサービスプロバイダ情報データベース120に対する操作と等価となる。
【0280】
さらに、図39に示すように、サービスプロバイダ情報データベースは、コンテンツデータ関連情報提供装置100の外にあり、コンテンツデータ関連情報提供装置100が必要に応じてサービスプロバイダ情報データベースにアクセスする形であってもよい。
【0281】
上述のように、本実施例によれば、サービスプロバイダ情報データベースが分散データベースとして構成されているので、コンテンツデータ関連情報提供装置100は、全てのサービスからユーザのリクエストにあったものを提供することができる。
【0282】
また、コンテンツデータ関連情報提供装置100内にサービスプロバイダ情報データベースがない場合には、コンテンツデータ関連情報提供装置100は、サービスプロバイダ情報データベースの維持管理を行わずに、別の機関がそれを行うので、コンテンツデータ関連情報提供装置をより単純な構成で実現でき、コンテンツデータ関連情報提供装置100の処理を軽減することができる。
【0283】
[第16の実施例]
本実施例は、DCDハンドラ230の機能に関するものである。
【0284】
図40は、本発明の第16の実施例のDCDハンドラによるユーザ認証を説明するための図である。
【0285】
ユーザはパスワードや指紋などを提示し、DCDハンドラ230はこれを用いてユーザを認証する。
【0286】
ユーザ認証を行ったDCDハンドラ230は、ユーザによって許可された範囲の権限を委任される。例えば、サービスプロバイダ300が、有料サービスを行っている場合、サービスを受ける際に課金処理が必要となってくるが、これをユーザの代わりにDCDハンドラが代行することができる。
【0287】
図41は、本発明の第16の実施例のコンテンツデータ提供システムの構成を示す。同図に示す構成において、DCDハンドラ230とコンテンツデータ関連情報提供装置100とのやり取りによってリゾルブ結果を得るところまでは、前述の第1〜第4の実施例と同様である。ユーザ端末200のアプリケーションにアプリケーション参照情報が渡って、アプリケーションとサービスプロバイダ間でサービス授受が行われる際に、アプリケーションとサービスプロバイダ300との間にDCDハンドラ230が介在する。このようにすると、サービスの途中で課金されるような場合に、DCDハンドラ230が適宜決済処理をユーザに代わって代行することができる。
【0288】
上述のように、本実施例によれば、課金処理などサービスプロバイダ300とユーザの間で認証などの処理を行う必要がある時に、ユーザがDCDハンドラ230と認証を済ませ、ユーザの権限をDCDハンドラ230に委譲することで、ユーザがその都度認証手続を踏むことがないので、ユーザの利便性を向上することができる。
【0289】
また、前述の第1〜16の実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置、ユーザ端末、RA、サービスプロバイダ等の動作をプログラムとして構築しておき、各装置に接続されるディスク装置や、フロッピーディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する際にインストールすることにより、容易に本発明を実現できる。
【0290】
なお、本発明は、上記の第1〜16の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
【0291】
【発明の効果】
【0292】
上述のように、本発明によれば、以下のような効果を奏する。
【0293】
コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したDCDと呼ばれるデータ形式をネットワークに流通させることにより、コンテンツデータをその形態や提供方法によらず統一的に扱うことができる。
【0294】
コンテンツデータ関連情報提供装置において、属性情報データベース及びサービスプロバイダ情報データベースを保持することで、コンテンツデータに関する情報を一元的に管理することができる。
【0295】
ユーザに提供するサービスの機能を統一的に記述する手段を用意することで、コンテンツデータ関連情報提供装置がDCDから実際のコンテンツデータやサービスなどをユーザに提供することができる。
【0296】
また、ユーザ端末上のDCDハンドラにより、ユーザとコンテンツデータ関連情報提供装置のユーザインタフェースを実現し、ユーザの環境に則した形でコンテンツデータやサービスの要求を処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明のサービス種別を説明するための図である。
【図4】本発明のサービスプロバイダ情報データベース及びサービス記述方法を説明するための図である。
【図5】本発明の属性情報データベースを説明するための図である。
【図6】本発明のRRDSを説明するための図である。
【図7】本発明のコンテンツデータ提供システムの構成図である。
【図8】本発明のコンテンツデータ提供システムの動作の概要を示すシーケンスチャートである。
【図9】本発明の第1の実施例のユーザ端末のDCDハンドラの構成図である。
【図10】本発明の第1の実施例のユーザインタフェース部の動作のフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置の構成図である。
【図12】本発明の第1の実施例のRRDS解釈部の動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施例のDCDハンドラの構成図である。
【図14】本発明の第2の実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置の構成図である。
【図15】本発明の第2の実施例のRRDS解釈部の動作を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第5の実施例のRAとコンテンツデータ関連情報提供装置間の関係を示す図である。
【図17】本発明の第5の実施例のDCD発行手順を説明するための図である。
【図18】本発明の第5の実施例のコンテンツデータ所有者とコンテンツデータ配送サービスプロバイダ間の契約手順を説明するための図である。
【図19】本発明の第5の実施例の属性情報追加手順とサービス登録手順を説明するための図である。
【図20】本発明の第6の実施例のリゾルブ結果の生成方法を説明するための図である。
【図21】本発明の第7の実施例のコンテンツデータ登録手順及びリゾルブ結果の生成方法を説明するための図である。
【図22】本発明の第7の実施例のローカルリゾルバからコンテンツデータ関連情報提供装置への登録手順を説明するための図である。
【図23】本発明の第7の実施例のコンテンツデータ所有者が自らのユーザ端末内にあるローカルリゾルバへのコンテンツデータ登録手順を説明するための図である。
【図24】本発明の第7の実施例のユーザによるサービス要求が発行された場合の処理を説明するための図である。
【図25】本発明の第9の実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置群がRAによって管理されている例である。
【図26】本発明の第9の実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置のDCD発行を説明するための図である。
【図27】本発明の第9の実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置によるRRDSの処理方法を説明するための図である。
【図28】本発明の第10の実施例のユーザ端末のDCDハンドラの構成図である。
【図29】本発明の第12の実施例のユーザインタフェース部の表示画面イメージである。
【図30】本発明の第12の実施例のアイコンの動きを説明するための図である。
【図31】本発明の第12の実施例のサービスプロバイダが一意に定まらない場合の表示例である。
【図32】本発明の第12の実施例のサービスプロバイダが確定した場合の表示例である。
【図33】本発明の第13の実施例のユーザインタフェース部による表示画面イメージである。
【図34】本発明の第13の実施例のDCDアイコンをサービス機能アイコンにドロップした場合の例である。
【図35】本発明の第13の実施例の属性情報データベースの内容の例である。
【図36】本発明の第14の実施例のユーザインタフェース部による表示画面イメージである。
【図37】本発明の第14の実施例のポップアップメニュー表示の例である。
【図38】本発明の第15の実施例のコンテンツデータ関連情報提供装置のサービスプロバイダ情報データベースを説明するための図である。
【図39】本発明の第15の実施例のサービスプロバイダ情報データベースがコンテンツデータ関連情報提供装置の外部のある場合の例を示す図である。
【図40】本発明の第16の実施例のDCDハンドラによるユーザ認証を説明するための図である。
【図41】本発明の第16の実施例のコンテンツデータ提供システムの構成図である。
【符号の説明】
10 ユーザ
100 コンテンツデータ関連情報提供装置
110 属性情報データベース
120 サービスプロバイダ情報データベース
130 RRDS解釈部、RRDS解釈手段
140 RRDS受信部、RRDS受信手段
150 リゾルブ結果送信部、リゾルブ結果送信手段
160 DCD検証部
200 ユーザ端末
210 リクエスト
220 DCD
230 DCDハンドラ
231 システムプロファイル
232 ユーザポリシ
233 ユーザインタフェース部、ユーザインタフェース手段
234 RRDS生成部,RRDS生成手段
235 RRDS送信部、RRDS送信手段
236 リゾルブ結果受信部
237 リゾルブ結果選択部
238 DCD検証部
240 アプリケーション
250 ローカルリゾルバ
300 サービスプロバイダ
310 サービス
320 コンテンツデータ
400 RA
500 コンテンツデータ所有者

Claims (43)

  1. コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供方法において、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、該コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報を該ユーザ端末に提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上において、
    前記ユーザ端末の前記DCDハンドラにおいて、前記ユーザからサービス要求を受け付け、保持しているDCD、該ユーザの条件(以下、ユーザポリシと記す)、利用環境の条件(以下、システムプロファイルと記す)を前記コンテンツデータ関連情報提供装置に送信することによって、前記コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスプロバイダ情報を該コンテンツデータ関連情報提供装置に問い合わせ、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置において、前記DCDハンドラからの要求に応じて、更に詳しいコンテンツデータの情報や、さらに詳細なサービスプロバイダ情報を該DCDハンドラに送信し、
    前記DCDハンドラにおいて、前記コンテンツデータ関連情報提供装置から送信された前記サービスプロバイダ情報に基づいて、サービスプロバイダからコンテンツデータを取得し、コンテンツデータに対する必要な処理を行い、前記ユーザに提供することを特徴とするコンテンツデータ提供方法。
  2. 前記DCDハンドラにおいて、
    前記DCDとリクエストがユーザから入力されると、該DCDと該リクエスト及び、前記ユーザポリシ、前記システムプロファイルを組にしたデータ集合であるRRDSを生成し、
    前記RRDSを前記コンテンツデータ関連情報提供装置に送信し、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置において、
    前記DCDハンドラから前記RRDSを取得すると、該RRDSに応じて、属性情報が格納されている属性情報データベースと、サービスプロバイダ情報が格納されているサービスプロバイダ情報データベースとを検索し、検索された複数の検索結果から問い合わせ要求に適合して得られるリゾルブ結果を生成して前記DCDハンドラに送信し、
    前記DCDハンドラにおいて、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置から取得した前記リゾルブ結果を前記ユーザに提示し、
    前記ユーザからのユーザインタラクションに基づいて、サービスを実現するため、該サービスに対応するアプリケーションを起動し、該アプリケーションに対して前記リゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を与え、
    前記アプリケーションにおいて、前記サービスプロバイダ情報に基づいてサービスプロバイダにサービス要求を行い、
    前記サービスプロバイダにおいて、前記アプリケーションの要求に従って、サービスを提供する請求項1記載のコンテンツデータ提供方法。
  3. 前記DCDハンドラにおいて、
    前記DCDとリクエストがユーザから入力されると、該DCDと該リクエストとを組にしたデータ集合であるRRDSを生成し、
    前記RRDSを前記コンテンツデータ関連情報提供装置に送信し、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置において、
    前記RRDSを前記DCDハンドラから取得すると、該RRDSに応じて属性情報が格納されている属性情報データベースと、サービスプロバイダ情報が格納されているサービスプロバイダ情報データベースとを検索し、検索結果をリゾルブ結果として前記DCDハンドラに与え、
    前記DCDハンドラにおいて、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置から取得した前記リゾルブ結果を前記ユーザポリシ及び前記システムプロファイルによって絞り込み、絞り込まれたリゾルブ結果を前記ユーザに提示し、
    前記ユーザからのユーザインタラクションに基づいてアプリケーションを起動し、該アプリケーションに前記リゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を送信し、
    前記アプリケーションにおいて、
    前記DCDハンドラから取得したサービスプロバイダ情報に基づいてサービスプロバイダにサービス要求を行い、
    前記サービスプロバイダにおいて、
    前記アプリケーションからの前記サービス要求に基づいてサービスを前記ユーザに提供する請求項1記載のコンテンツデータ提供方法。
  4. 前記サービスプロバイダから提供される前記サービスは、コンテンツデータ配信サービスとする請求項1乃至3記載のコンテンツデータ提供方法。
  5. 前記コンテンツデータ関連情報提供装置が有する前記属性情報データベース及び前記サービスプロバイダ情報データベースに情報を登録する際に、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置に一意な管理番号を付与し、
    コンテンツデータ所有者から、コンテンツデータ属性情報及びサービスプロバイダ情報を受信し、
    コンテンツデータを一意に示す情報であるコンテンツIDをコンテンツデータ関連情報提供装置の前記管理番号を用いてコンテンツデータに対して発行し、
    前記属性データベースに、前記コンテンツIDと前記コンテンツデータ属性情報を登録し、該コンテンツデータ属性情報に基づいてDCDを発行し、前記コンテンツデータ所有者に送信し、
    前記サービスプロバイダは、
    自プロバイダがコンテンツデータ配信プロバイダの場合は、前記コンテンツデータ所有者からコンテンツデータ及び前記DCDを取得し、該コンテンツデータ及び該DCDを関連付けて前記コンテンツデータ関連情報提供装置に、属性情報及びサービスプロバイダ情報の登録を依頼し、
    自プロバイダの提供するサービスの内容を前記コンテンツデータ関連情報提供装置に送信し、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置において、
    前記サービスプロバイダからの要求に応じて、前記属性情報データベース及び前記サービスプロバイダ情報データベースの内容を登録・更新する請求項1乃至4記載のコンテンツデータ提供方法。
  6. 前記ネットワーク上に一つ以上のコンテンツデータ関連情報提供装置がある場合には、
    コンテンツデータ関連情報提供装置群は、それぞれのコンテンツデータ関連情報提供装置が保持している前記コンテンツID、前記属性情報、及び前記サービスプロバイダ情報を交換しながら、分散協調して前記リゾルブ結果を出力する請求項1乃至4記載のコンテ ンツデータ提供方法。
  7. 前記ユーザ端末が、前記コンテンツデータの前記属性情報データベースと前記サービスプロバイダ情報データベースを有するローカルなコンテンツデータ関連情報提供装置(以下、ローカルリゾルバ)を有する場合に、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置は、前記ローカルリゾルバに対して、該コンテンツデータ関連情報提供装置内で一意な管理番号を付与し、
    前記ローカルリゾルバは、
    前記RRDSを入力し、
    前記RRDSに応じて、前記属性情報データベースと前記サービスプロバイダ情報データベースを検索し、検索結果をリゾルブ結果として出力し、
    前記ユーザ端末内のコンテンツデータに対して、コンテンツIDを前記コンテンツデータ関連情報提供装置の管理番号と当該ローカルリゾルバの管理番号を用いて発行し、
    前記ローカルリゾルバの前記属性情報データベースに対して、前記コンテンツID及び前記属性情報を登録し、
    登録した前記コンテンツID及び前記属性情報に基づいてDCDを発行する請求項6記載のコンテンツデータ提供方法。
  8. 前記コンテンツデータ関連情報提供装置において、
    前記DCDハンドラから前記RRDSを受信して、前記リゾルブ結果を該DCDハンドラに送信する場合に、
    前記RRDSに含まれるDCD内のコンテンツIDと結び付けられている属性情報を参照し、より詳細な属性情報及びサービスプロバイダ情報を含むDCDを前記DCDハンドラに送信する請求項1乃至4記載のコンテンツデータ提供方法。
  9. 前記サービスプロバイダ情報データベースを、サービス機能を表す情報、該サービス機能のデータインタフェースの情報、及び該サービス機能のデータプロトコルの情報を用いて管理する請求項1乃至4記載のコンテンツデータ提供方法。
  10. コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供システムであって、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報を該ユーザ端末に提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上において、
    前記ユーザ端末の前記DCDハンドラは、
    前記ユーザからサービス要求を受け付け、前記コンテンツデータ関連情報提供装置から取得した検索結果であるリゾルブ結果に基づいてアプリケーションを起動し、
    該アプリケーションに対して、該リゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を与え、該アプリケーションによりサービスプロバイダから取得したコンテンツデータをユーザに提供するユーザインタフェース手段と、
    保持しているDCD、該ユーザの条件(以下、ユーザポリシと記す)、利用環境の条件(以下、システムプロファイルと記す)からなるデータ集合を組にしたRRDSを生成するRRDS生成手段と、
    前記RRDSを前記コンテンツデータ関連情報提供装置に送信するRRDS送信手段と、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置から前記リゾルブ結果を受信するリゾルブ結果受信手段と、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置は、
    コンテンツデータの属性情報が格納されている属性情報データベースと、
    サービスプロバイダの情報が格納されているサービスプロバイダ情報データベースと、
    前記DCDハンドラから前記RRDSを取得するRRDS受信手段と、
    前記RRDSに応じて、前記属性情報データベースと、前記サービスプロバイダ情報データベースとを検索し、検索された結果から問い合わせ要求に適合するリゾルブ結果を生成するRRDS解釈手段と、
    前記RRDS解釈手段による前記リゾルブ結果を前記DCDハンドラに送信するリゾルブ結果送信手段とを有することを特徴とするコンテンツデータ提供システム。
  11. コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供システムであって、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報を該ユーザ端末に提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上において、
    前記ユーザ端末の前記DCDハンドラは、
    前記ユーザからサービス要求を受け付け、前記コンテンツデータ関連情報提供装置から取得した検索結果であるリゾルブ結果を前記ユーザポリシ及び前記システムプロファイルによって絞り込み、絞り込まれたリゾルブ結果に基づいてアプリケーションを起動し、該アプリケーションに対して、該リゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を与え、該アプリケーションによりサービスプロバイダから取得したコンテンツデータをユーザに提供するユーザインタフェース手段と、
    保持しているDCD、該ユーザの条件(以下、ユーザポリシと記す)、利用環境の条件(以下、システムプロファイルと記す)からなるデータ集合を組にしたRRDSを生成するRRDS生成手段と、
    前記RRDSを前記コンテンツデータ関連情報提供装置に送信するRRDS送信手段と、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置から前記リゾルブ結果を受信するリゾルブ結果受信手段と、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置は、
    コンテンツデータの属性情報が格納されている属性情報データベースと、
    サービスプロバイダの情報が格納されているサービスプロバイダ情報データベースと、
    前記DCDハンドラから前記RRDSを取得するRRDS受信手段と、
    前記RRDSに応じて、前記属性情報データベースと、前記サービスプロバイダ情報データベースとを検索し、検索された結果をリゾルブ結果として生成するRRDS解釈手段と、
    前記RRDS解釈手段による前記リゾルブ結果を前記DCDハンドラに送信するリゾルブ結果送信手段とを有することを特徴とするコンテンツデータ提供システム。
  12. 前記サービスプロバイダから提供される前記サービスは、
    コンテンツデータ配信サービスとする請求項10または、11記載のコンテンツデータ提供システム。
  13. 前記コンテンツデータ関連情報提供装置に一意な管理番号を付与する手段と、
    コンテンツデータ所有者から、コンテンツデータ属性情報及びサービスプロバイダ情報を受信する手段と、
    コンテンツデータを一意に示す情報であるコンテンツIDをコンテンツデータ関連情報提供装置の前記管理番号を用いてコンテンツデータに対して発行する手段と、
    前記属性データベースに、前記コンテンツIDと前記コンテンツデータ属性情報を登録し、該コンテンツデータ属性情報に基づいてDCDを発行し、前記コンテンツデータ所有者に送信する手段とにより、前記コンテンツデータ関連情報提供装置が有する前記属性情報データベース及び前記サービスプロバイダ情報データベースに情報を登録する装置を更に有し、
    前記サービスプロバイダは、
    自プロバイダがコンテンツデータ配信プロバイダの場合は、前記コンテンツデータ所有者からコンテンツデータ及び前記DCDを取得し、該コンテンツデータ及び該DCDを関連付けて前記コンテンツデータ関連情報提供装置に、属性情報及びサービスプロバイダ情報の登録を依頼する手段と、
    自プロバイダの提供するサービスの内容を前記コンテンツデータ関連情報提供装置に送信する手段とを有し、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置は、
    前記サービスプロバイダからの要求に応じて、前記属性情報データベース及び前記サービスプロバイダ情報データベースの内容を登録・更新する手段を有する請求項10乃至12のいずれか1項記載のコンテンツデータ提供システム。
  14. 前記ネットワーク上に一つ以上のコンテンツデータ関連情報提供装置がある場合に、コンテンツデータ関連情報提供装置群は、それぞれのコンテンツデータ関連情報提供装置が保持している前記コンテンツID、前記属性情報、及び前記サービスプロバイダ情報を交換しながら、分散協調して前記リゾルブ結果を出力する手段を有する請求項10乃至12のいずれか1項記載のコンテンツデータ提供システム。
  15. 前記ユーザ端末が、ローカルなコンテンツデータ関連情報提供装置(以下、ローカルリゾルバ)を有し、
    前記ローカルリゾルバは、
    コンテンツデータの属性情報を格納した属性情報データベースと、
    サービスプロバイダ情報を格納したサービスプロバイダ情報データベースと、
    前記RRDSを入力する手段と、
    前記RRDSに応じて、前記属性情報データベースと前記サービスプロバイダ情報データベースを検索する手段と、
    検索結果をリゾルブ結果として出力する手段と、
    前記ユーザ端末内のコンテンツデータに対して、コンテンツIDを前記コンテンツデータ関連情報提供装置の管理番号と当該ローカルリゾルバの管理番号を用いて発行する手段と、
    前記ローカルリゾルバ内の前記属性情報データベースに対して、前記コンテンツID及び前記属性情報を登録する手段と、
    登録した前記コンテンツID及び前記属性情報に基づいてDCDを発行する手段とを有し、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置は、
    前記ローカルリゾルバに対して、該コンテンツデータ関連情報提供装置内で一意な管理番号を付与する手段を有する請求項14記載のコンテンツデータ提供システム。
  16. 前記コンテンツデータ関連情報提供装置は、
    前記DCDハンドラから前記RRDSを受信して、前記リゾルブ結果を該DCDハンドラに送信する場合に、前記RRDSに含まれるDCD内のコンテンツIDと結び付けられている属性情報を参照し、より詳細な属性情報及びサービスプロバイダ情報を含むDCDを前記DCDハンドラに送信する手段を有する請求項10乃至12のいずれか1項記載のコンテンツデータ提供システム。
  17. 前記コンテンツデータ関連情報提供装置は、
    前記DCDハンドラから前記RRDSを取得して、前記リゾルブ結果を該DCDハンドラに送信する場合に、該RRDS内のDCDの内容を最新の情報に更新して新たにDCDを発行し、前記DCDハンドラに送信する手段を有する請求項10乃至12のいずれ1項記載のコンテンツデータ提供システム。
  18. 前記コンテンツデータ関連情報提供装置は、
    必要に応じて外部に自装置の外部に設けられたサービスプロバイダ情報データベースを参照する手段を有する請求項10乃至13のいずれか1項記載のコンテンツデータ提供システム。
  19. 前記サービスプロバイダ情報データベースを、サービス機能を表す情報、該サービス機能のデータインタフェースの情報、及び該サービス機能のデータプロトコルの情報を用いて管理する手段を有する請求項10乃至12のいずれか1項記載のコンテンツデータ提供システム。
  20. コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザ端末に提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上の該ユーザ端末の該DCDハンドラに搭載されるプログラムは、
    前記ユーザからサービス要求を受け付け、前記コンテンツデータ関連情報提供装置から取得した検索結果であるリゾルブ結果、及び、該リゾルブ結果に基づいてアプリケーションを起動し、該アプリケーションに対して、該リゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を与え、該アプリケーションによりサービスプロバイダから取得したコンテンツデータをユーザに提供するユーザインタフェースステップと、
    保持しているDCD、該ユーザの条件(以下、ユーザポリシと記す)、利用環境の条件(以下、システムプロファイルと記す)からなるデータ集合を組にしたRRDSを生成するRRDS生成ステップと、
    前記RRDSを前記コンテンツデータ関連情報提供装置に送信するRRDS送信ステップと、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置から前記リゾルブ結果を受信するリゾルブ結果受信ステップとを実行させることを特徴とするコンテンツデータ提供プログラム。
  21. コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムあって、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザ端末に提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上の該ユーザ端末の該DCDハンドラに搭載されるプログラムは、
    前記ユーザ端末のDCDハンドラに、
    前記ユーザからサービス要求を受け付け、前記コンテンツデータ関連情報提供装置から取得した検索結果であるリゾルブ結果を前記ユーザポリシ及び前記システムプロファイルを用いて絞り込み、絞り込まれたリゾルブ結果に基づいてアプリケーションを起動し、該アプリケーションに対して、該リゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を与え、該アプリケーションによりサービスプロバイダから取得したコンテンツデータをユーザに提供するユーザインタフェースステップと、
    保持しているDCD、該ユーザの条件(以下、ユーザポリシと記す)、利用環境の条件(以下、システムプロファイルと記す)からなるデータ集合を組にしたRRDSを生成するRRDS生成ステップと、
    前記RRDSを前記コンテンツデータ関連情報提供装置に送信するRRDS送信ステップと、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置から前記リゾルブ結果を受信するリゾルブ結果受信ステップとを実行させることを特徴とするコンテンツデータ提供プログラム。
  22. 前記ユーザ端末が、ローカルなコンテンツデータ関連情報提供装置(以下、ローカルリゾルバ)を有する際に、該ローカルリゾルバに搭載されるプログラムは、
    前記ローカルリゾルバに、
    前記RRDSに応じて、コンテンツデータの属性情報を格納した属性情報データベースと前記サービスプロバイダ情報を格納したサービスプロバイダ情報データベースを検索するステップと、
    検索結果をリゾルブ結果として出力するステップと、
    前記ユーザ端末内のコンテンツデータに対して、コンテンツIDを前記コンテンツデータ関連情報提供装置の管理番号と当該ローカルリゾルバの管理番号を用いて発行するステップと、
    前記ローカルリゾルバ内の前記属性情報データベースに対して、前記コンテンツID及び前記属性情報を登録するステップと、
    登録した前記コンテンツID及び前記属性情報に基づいてDCDを発行するステップを実行させる請求項21記載のコンテンツデータ提供プログラム。
  23. コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムであって、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザに提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が、該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上の該コンテンツデータ関連情報提供装置に搭載されるプログラムは、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置に、
    前記DCDハンドラから前記RRDSを取得するRRDS受信ステップと、
    前記RRDSに応じて、コンテンツデータの属性情報が格納されている属性情報データベースと、サービスプロバイダの情報が格納されているサービスプロバイダ情報データベースとを検索するRRDS解釈ステップと、
    前記RRDS解釈ステップによる検索結果をリゾルブ結果として前記DCDハンドラに送信するリゾルブ結果送信ステップとを実行させることを特徴とするコンテンツデータ提供プログラム。
  24. コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムであって、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、 ンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザに提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が、該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上の該コンテンツデータ関連情報提供装置に搭載されるプログラムは、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置に、
    前記DCDハンドラから前記RRDSを取得するRRDS受信ステップと、
    前記RRDSに応じて、コンテンツデータの属性情報が格納されている属性情報データベースと、サービスプロバイダの情報が格納されているサービスプロバイダ情報データベースとを検索し、検索された結果から問い合わせ要求に適合するリゾルブ結果を生成するRRDS解釈ステップと、
    前記RRDS解釈ステップによるリゾルブ結果を前記DCDハンドラに送信するリゾルブ結果送信ステップとを実行させることを特徴とするコンテンツデータ提供プログラム。
  25. 前記ネットワーク上に一つ以上のコンテンツデータ関連情報提供装置がある場合に、それぞれのコンテンツデータ関連情報提供装置が保持している前記コンテンツID、前記属性情報、及び前記サービスプロバイダ情報を交換しながら、分散協調して前記リゾルブ結果を出力するステップを有する請求項23または、24記載のコンテンツデータ提供プログラム。
  26. 前記ユーザ端末において、コンテンツデータ関連情報提供装置と同様の機能を有するローカルリゾルバを有する場合に、該ローカルリゾルバに対して、該コンテンツデータ関連情報提供装置内で一意な管理番号を付与するステップを有する請求項23又は、24記載のコンテンツデータ提供プログラム。
  27. 前記リゾルブ結果送信ステップは、
    前記RRDSに含まれるDCD内のコンテンツIDと結び付けられている属性情報を参照し、より詳細な属性情報及びサービスプロバイダ情報を含むDCDを前記DCDハンドラに送信するステップを有する請求項23又は、24記載のコンテンツデータ提供プログラム。
  28. 前記リゾルブ結果送信ステップは、
    DCDハンドラから受信した前記RRDS内のDCDの内容を最新の情報に更新して新たにDCDを発行し、前記DCDハンドラに送信するステップを有する請求項23又は、24記載のコンテンツデータ提供プログラム。
  29. 必要に応じて外部に自装置の外部に設けられたサービスプロバイダ情報データベースを参照するステップを有する請求項23または、24記載のコンテンツデータ提供プログラム。
  30. コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムであって、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザに提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上において、該コンテンツデータ関連情報提供装置を管理する管理装置に搭載されるプログラムは、
    前記管理装置に、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置に一意な管理番号を付与するステップと、
    コンテンツデータ所有者から、コンテンツデータ属性情報及びサービスプロバイダ情報を受信するステップと、
    コンテンツデータを一意に示す情報であるコンテンツIDをコンテンツデータ関連情報提供装置の前記管理番号を用いてコンテンツデータに対して発行するステップと、
    前記属性データベースに、前記コンテンツIDと前記コンテンツデータ属性情報を登録し、該コンテンツデータ属性情報に基づいてDCDを発行し、前記コンテンツデータ所有者に送信するステップとを実行させることを特徴とするコンテンツデータ提供プログラム。
  31. コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムであって、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザに提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上において、サービスを提供するサービスプロバイダに搭載されるプログラムは、
    前記サービスプロバイダに、
    自プロバイダがコンテンツデータ配信プロバイダの場合は、コンテンツデータ所有者から前記コンテンツデータ及び前記DCDを取得し、該コンテンツデータ及び該DCDを関連付けて前記コンテンツデータ関連情報提供装置に、属性情報及びサービスプロバイダ情報の登録を依頼するステップと、
    自プロバイダの提供するサービスの内容を前記コンテンツデータ関連情報提供装置に送信するステップとを実行させることを特徴とするコンテンツデータ提供プログラム。
  32. コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザ端末に提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上の該ユーザ端末の該DCDハンドラに搭載されるプログラムは、
    前記ユーザ端末の前記DCDハンドラに、
    前記ユーザからサービス要求を受け付け、前記コンテンツデータ関連情報提供装置から取得した検索結果であるリゾルブ結果、及び、該リゾルブ結果に基づいてアプリケーションを起動し、該アプリケーションに対して、該リゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を与え、該アプリケーションによりサービスプロバイダから取得したコンテンツデータをユーザに提供するユーザインタフェースステップと、
    保持しているDCD、該ユーザの条件(以下、ユーザポリシと記す)、利用環境の条件(以下、システムプロファイルと記す)からなるデータ集合を組にしたRRDSを生成するRRDS生成ステップと、
    前記RRDSを前記コンテンツデータ関連情報提供装置に送信するRRDS送信ステップと、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置から前記リゾルブ結果を受信するリゾルブ結果受信ステップとを実行させることを特徴とするコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体。
  33. コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザ端末に提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上の該ユーザ端末の該DCDハンドラに搭載されるプログラムは、
    前記ユーザ端末の前記DCDハンドラに、
    前記ユーザからサービス要求を受け付け、前記コンテンツデータ関連情報提供装置から取得した検索結果であるリゾルブ結果を前記ユーザポリシ及び前記システムプロファイルを用いて絞り込み、絞り込まれたリゾルブ結果に基づいてアプリケーションを起動し、該アプリケーションに対して、該リゾルブ結果に含まれる属性情報及びサービスプロバイダ情報を与え、該アプリケーションによりサービスプロバイダから取得したコンテンツデータをユーザに提供するユーザインタフェースステップと、
    保持しているDCD、該ユーザの条件(以下、ユーザポリシと記す)、利用環境の条件(以下、システムプロファイルと記す)からなるデータ集合を組にしたRRDSを生成するRRDS生成ステップと、
    前記RRDSを前記コンテンツデータ関連情報提供装置に送信するRRDS送信ステップと、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置から前記リゾルブ結果を受信するリゾルブ結果受信ステップとを実行することを特徴とするコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体。
  34. 前記ユーザ端末が、ローカルなコンテンツデータ関連情報提供装置(以下、ローカルリゾルバ)を有する際に、該ローカルリゾルバに搭載されるプログラムは、
    前記ローカルリゾルバに、
    前記RRDSに応じて、コンテンツデータの属性情報を格納した属性情報データベースと前記サービスプロバイダ情報を格納したサービスプロバイダ情報データベースを検索するステップと、
    検索結果をリゾルブ結果として出力するステップと、
    前記ユーザ端末内のコンテンツデータに対して、コンテンツIDを前記コンテンツデータ関連情報提供装置の管理番号と当該ローカルリゾルバの管理番号を用いて発行するステップと、
    前記ローカルリゾルバ内の前記属性情報データベースに対して、前記コンテンツID及び前記属性情報を登録するステップと、
    登録した前記コンテンツID及び前記属性情報に基づいてDCDを発行するステップを実行させる請求項33記載のコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体。
  35. コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザに提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が、該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上の該コンテンツデータ関連情報提供装置に搭載されるプログラムは、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置に、
    前記DCDハンドラから前記RRDSを取得するRRDS受信ステップと、
    前記RRDSに応じて、コンテンツデータの属性情報が格納されている属性情報データベースと、サービスプロバイダの情報が格納されているサービスプロバイダ情報データベースとを検索するRRDS解釈ステップと、
    前記RRDS解釈ステップによる検索結果をリゾルブ結果として前記DCDハンドラに送信するリゾルブ結果送信ステップとを実行させることを特徴とするコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体。
  36. コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザに提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が、該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上の該コンテンツデータ関連情報提供装置に搭載されるプログラムは、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置に、
    前記DCDハンドラから前記RRDSを取得するRRDS受信ステップと、
    前記RRDSに応じて、コンテンツデータの属性情報が格納されている属性情報データベースと、サービスプロバイダの情報が格納されているサービスプロバイダ情報データベースとを検索し、検索された結果から問い合わせ要求に適合するリゾルブ結果を生成するRRDS解釈ステップと、
    前記RRDS解釈ステップによるリゾルブ結果を前記DCDハンドラに送信するリゾルブ結果送信ステップとを実行させることを特徴とするコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体。
  37. 前記ネットワーク上に一つ以上のコンテンツデータ関連情報提供装置がある場合に、それぞれのコンテンツデータ関連情報提供装置が保持している前記コンテンツID、前記属性情報、及び前記サービスプロバイダ情報を交換しながら、分散協調して前記リゾルブ結果を出力するステップを有する請求項35または、36記載のコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体。
  38. 前記ユーザ端末において、コンテンツデータ関連情報提供装置と同様の機能を有するローカルリゾルバを有する場合に、該ローカルリゾルバに対して、該コンテンツデータ関連情報提供装置内で一意な管理番号を付与するステップを有する請求項35又は、36記載のコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体。
  39. 前記リゾルブ結果送信ステップは、
    前記RRDSに含まれるDCD内のコンテンツIDと結び付けられている属性情報を参照し、より詳細な属性情報及びサービスプロバイダ情報を含むDCDを前記DCDハンドラに送信するステップを有する請求項35又は、36記載のコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体。
  40. 前記リゾルブ結果送信ステップは、
    DCDハンドラから受信した前記RRDS内のDCDの内容を最新の情報に更新して新たにDCDを発行し、前記DCDハンドラに送信するステップを有する請求項35又は、36記載のコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体。
  41. 必要に応じて外部に自装置の外部に設けられたサービスプロバイダ情報データベースを参照するステップを有する請求項35または、36記載のコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体。
  42. コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザに提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上において、該コンテンツデータ関連情報提供装置を管理する管理装置に搭載されるプログラムは、
    前記管理装置に、
    前記コンテンツデータ関連情報提供装置に一意な管理番号を付与するステップと、
    コンテンツデータ所有者から、コンテンツデータ属性情報及びサービスプロバイダ情報を受信するステップと、
    コンテンツデータを一意に示す情報であるコンテンツIDをコンテンツデータ関連情報提供装置の前記管理番号を用いてコンテンツデータに対して発行するステップと、
    前記属性データベースに、前記コンテンツIDと前記コンテンツデータ属性情報を登録し、該コンテンツデータ属性情報に基づいてDCDを発行し、前記コンテンツデータ所有者に送信するステップとを実行させることを特徴とするコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体。
  43. コンテンツデータ及び該コンテンツデータに関連する情報・サービスをユーザに提供するためのコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記コンテンツデータの取得先の情報、コンテンツデータに関する情報や利用可能なサービスを記載したデータ形式(以下DCDと記す)をネットワークに流通させ、DCDを取得して解析するDCDハンドラを該ネットワークに接続されたユーザ端末上に設け、コンテンツデータに関する情報やサービスプロバイダ情報をユーザに提供する該ネットワーク上のコンテンツデータ関連情報提供装置が該ユーザからの問い合わせに対して該情報を提供するシステム上において、サービスを提供するサービスプロバイダに搭載されるプログラムは、
    前記サービスプロバイダに、
    自プロバイダがコンテンツデータ配信プロバイダの場合は、コンテンツデータ所有者からコンテンツデータ及び前記DCDを取得し、該コンテンツデータ及び該DCDを関連付けて前記コンテンツデータ関連情報提供装置に、属性情報及びサービスプロバイダ情報の登録を依頼するステップと、
    自プロバイダの提供するサービスの内容を前記コンテンツデータ関連情報提供装置に送信するステップとを実行させることを特徴とするコンテンツデータ提供プログラムを格納した記憶媒体。
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