JP3572274B2 - 排ガス前処理装置及び方法 - Google Patents

排ガス前処理装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3572274B2
JP3572274B2 JP2001202292A JP2001202292A JP3572274B2 JP 3572274 B2 JP3572274 B2 JP 3572274B2 JP 2001202292 A JP2001202292 A JP 2001202292A JP 2001202292 A JP2001202292 A JP 2001202292A JP 3572274 B2 JP3572274 B2 JP 3572274B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
filter
pretreatment device
temperature
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001202292A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002131198A (ja
Inventor
具承 増田
匠 鈴木
和樹 西澤
勝男 関
博 二見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001202292A priority Critical patent/JP3572274B2/ja
Publication of JP2002131198A publication Critical patent/JP2002131198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3572274B2 publication Critical patent/JP3572274B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば排ガス中の有害成分等を連続して分析する際の排ガス前処理装置及び方法並びに排ガス測定システムに関する。
【0002】
【背景技術】
近年、例えば都市ゴミ焼却炉,産業廃棄物焼却炉,汚泥焼却炉等の各種焼却炉、熱分解炉、溶融炉等から排出される排ガス中のダイオキシン類を時間遅れなくリアルタイムで直接分析することが要望されており、この分析結果を基にして炉内の燃焼を制御し、効率的な燃焼制御を図ることが提案されている。
【0003】
従来、排ガス等の測定を行う場合には、多くの場合、ダストフリーである除塵装置(例えばバグフィルタ等)の後段側において、測定を行うのが主流であった。
【0004】
しかしながら、炉内制御を考慮し、排ガスの滞留時間が短く、極力燃焼場の状態を反映させて測定するには、炉出口における高温/高ダスト下にて測定を行う必要がある。
【0005】
ここで、高温/高ダスト下にて測定を行う場合の一例を図17に示す。
図17に示すように、燃焼炉の煙道01内にサンプル管02を挿入し、該サンプル管02を介して吸引して採取した排ガス03中の除塵を行う濾紙製フィルタ04を設け、必要に応じて設けられた冷却器05にて排ガスを冷却した後に、各種測定(連続測定)又は吸収瓶等の測定手段06にて測定をおこなっていた。
【0006】
しかしながら、従来のサンプリングにおいては、以下のような問題がある。
【0007】
1)排ガスを長い時間吸引すると、濾紙製フィルタ04でダスト詰まりが起こるために、長時間に亙っての連続測定ができないという問題がある。
【0008】
2)濾紙部で温度が低くなると、濾紙に水が凝縮し、濾過ができなくなるという問題がある。
【0009】
3)低温となる濾紙部では、図16に示すように、高分子量のダイオキシン類、揮発性化合物(VOC)等が濾紙に捕獲された煤塵に吸着され、正確に測定できないという問題がある。
【0010】
4)濾紙部で低温となると、ダイオキシン類等のような物質が捕獲された煤塵にて再合成され、ダイオキシン類を生成し、正確な分析の妨げとなっている。特に、ダイオキシン類の再合成温度とされている200〜450℃(又は300〜400℃)でのサンプリングは問題である。
【0011】
5)近年微量で高い毒性を有しているダイオキシンの高感度の分析法の開発がなされており、その一例としてレーザ分析法の適用が考えられ、近年超音速ジェット法と共鳴増感多光子イオン化法とを組み合わせることにより、ダイオキシン類の一種である塩素置換体のスペクトルを測定することが可能であるとの提案がなされている(C.Weickhardt,R.Zimmermann,U.Bosel,E.W.Schlag,Papid Commun,Mass Spectron,7,198(1993))が、微量分析の場合には、サンプリングされた状態で、しかも瞬時に測定手段に到達する必要があり、採取ロスの極めて少ない排ガスの前処理システムの提案が臨まれている。
【0012】
本発明は、このような従来技術における問題点を解決し、正確且つ連続的に排ガスの採取ができる排ガス前処理装置及び方法並びに排ガス測定システムを提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための、第1の発明は、燃焼排ガス等の測定を行うに際して排ガスをサンプリングする排ガス前処理装置であって、ステンレス製の二重冷却管の内側に耐腐食性のセラミックス管又はガラス管を用いて三重管とし、前記三重管の空気層部分に伝熱セメントを埋め込み、高温で排ガスを採取するサンプル管と、採取した前記排ガス中の煤塵を除去する高温フィルタと、前記フィルタを圧縮気体及び洗浄液を併用して所定時間毎又は所定差圧毎に逆洗操作により洗浄する逆洗装置とを具備してなることを特徴とする排ガス前処理装置にある。
【0014】
第2の発明は、第1の発明において、前記高温フィルタが、500℃以上の高温で排ガスを除塵することを特徴とする排ガス前処理装置にある。
【0015】
第3の発明は、第1の発明において、前記高温フィルタが、セラミックフィルタ、粒子充填フィルタ(GBF)、金属フィルタ、繊維フィルタのいずれかであることを特徴とする排ガス前処理装置にある。
【0016】
第4の発明は、第1の発明において、前記逆洗装置による圧縮気体のパルス圧力が1〜10kgf/cm2 であることを特徴とする排ガス前処理装置にある。
【0017】
第5の発明は、第1の発明において、前記洗浄液が、洗浄水、スチーム、有機溶媒のいずれかであることを特徴とする排ガス前処理装置にある。
【0018】
第6の発明は、第1の発明から第5のいずれかの排ガス前処理装置と、前記高温フィルタで濾過された排ガスを分析する測定手段とを具備し、前記高温フィルタと前記測定手段との間に冷却手段及び/又は除湿装置を介装し、前記冷却手段が、冷却水を通水する通水管と、内面に腐蝕処理を施されて前記通水管内に排ガスを通気する通気管とからなり、前記排ガスを急速冷却することにより、ダイオキシン類等の再合成温度領域での滞留時間を短くすることを特徴とする排ガス測定システムにある。
【0019】
の発明は、第の発明において、前記高温フィルタから前記測定手段に排ガスを供給する配管内を不活性ガスでパージ可能としたことを特徴とする排ガス測定システムにある。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0021】
本実施の形態にかかる排ガス前処理装置は、都市ゴミ焼却炉,産業廃棄物焼却炉,汚泥焼却炉等の各種焼却炉、熱分解炉、溶融炉等からの燃焼排ガス等の測定を行うに際して排ガスをサンプリングする排ガス前処理装置であって、高温で排ガスを採取するサンプル管と、該採取した排ガス中の煤塵を除去する高温フィルタと、所定時間毎又は所定差圧毎にフィルタを逆洗操作により洗浄する逆洗装置とを具備してなるものであり、長期間に亙ってガス計測を行なう場合に、ガスを直接吸引することによるダストのフィルタの目詰まりを効率的に除去するようにしている。
上記フィルタの逆洗操作としては、ダストの除去を効率的に行なう手段であれば特に限定されるものではないが、例えば圧縮空気による逆洗作用又は洗浄水による逆洗作用等が特に好適である。
【0022】
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施形態について図1を用いて説明する。
図1は本実施の形態にかかる排ガス測定システムの概略図であり、圧縮空気による逆洗作用によりフィルタの目詰まりを除去するようにしている。
図1では都市ゴミ等を焼却する焼却炉からの排ガスを連続して分析するようにしたものである。
【0023】
本実施の形態にかかる排ガス測定システムは、図1に示すように、煙道11内の高温排ガス12を採取するサンプル座13に取り付けたサンプル管14と、該採取した高温排ガス12中の煤塵を除去するヒータ等の加熱手段(図示せず)により高温を維持される高温フィルタ15と、上記フィルタ15に圧縮気体(例えば圧縮空気等)が排ガス供給方向と対向する方向から供給され、所定時間毎又は所定差圧毎にフィルタを逆洗浄する逆洗装置16とを具備してなる排ガス前処理装置17と、該前処理装置17で処理された排ガスを分析する測定装置21とを具備してなるものである。
なお、図中、符号22は計測ライン、23は第1バルブ、24は流量計、25は第2バルブ、26は吸引ポンプ、27は第4バルブ、28は電磁弁、29は第5バルブ、30は逆洗ライン、31はエアータンク、32は圧縮空気を各々図示する。
【0024】
上記構成によれば、煙道11内の排ガス12は計測ライン22に介装された吸引ポンプ26により吸引され、高温フィルタ15で排ガス中の煤塵を除去することで前処理を施し、その後、計測ライン22から分枝された測定装置21で例えばダイオキシン類濃度やその前駆体濃度等の測定を行うようにしている。
【0025】
この際、排ガス12を500℃以上の高温状態で高温フィルタ15を通過させているので、フィルタに捕獲された煤塵中の金属による触媒作用でダイオキシン類等の再合成が起こらず、正確且つ連続的なサンプリングが可能となる。
【0026】
また、従来のように低温での捕集ではないため、濾紙に捕獲された煤塵層でのダイオキシン類の吸着は極めて少ないものとなり、正確且つ連続的なサンプリングが可能となる。
【0027】
また、高温フィルタを通過する際のガス温度を500℃以上の高温としているので、水の凝縮が生じない。
【0028】
上記逆洗装置16はフィルタ表面に堆積したダストを払い落とすものであり、圧縮空気等のパルス圧力で行うようにしている。
上記パルス圧力としては、特に限定されるものではないが、1〜10kgf/cm2 とするのが好ましい。
これは、1kgf/cm2 未満ではダストの払い落とし効果が少なく、一方10kgf/cm2 を超えると圧力が高くなり好ましくないからである。
【0029】
逆洗の制御パラメータとしては、パルス時間、パルス間隔、パルス回数及び逆洗間隔等であり、種々の要素を必要に応じて考慮して行うようにすればよい。
【0030】
逆洗のフローの一例を図2に示す。
図2に示すように、先ず排ガスを吸引し、一定時間がくると、第2バルブ25を閉じると共に、第1バルブ23も閉じる。次に、逆洗装置16の電磁弁28を一定時間開とし、圧縮空気32を高温フィルタ15へ送給する。この逆洗操作を繰返行い、その後、第1バルブ23を開くと共に第2バルブ25も開く。
この一連の操作は、例えば所定時間排ガスを吸引したら又は所定フィルタ差圧に達したら繰り返す。
【0031】
上記高温フィルタ15は、例えばセラミックフィルタ、粒子充填フィルタ(GBF)、金属フィルタ、繊維フィルタ等の耐熱性の高いフィルタを用いればよい。
【0032】
次に、上記サンプル管14について図3乃至図10を用いて説明する。
【0033】
図3に示すように、石英サンプル管41はその先端の採取口42は排ガス12の後流側にその開口を向けている。これは排ガス中のダストを必要以上に採取しないためである。
上記石英サンプル管41はその外周をステンレス製の保護管43で覆うと共に、該保護管43の外周に例えば耐熱性のあるセラミックステープ等のシール材44でサンプル座45に固定するようにしている。なお、石英サンプル管41と保護管43との間にも例えば耐熱性のあるセラミックステープ等のシール材44が設けられている。また、サンプル座45のフランジ部と内部にフィルタ46を配設したフィルタ容器本体47のフランジ部とにおいて、両者が一体になるように接続されている。
【0034】
サンプル管として石英サンプル管41を用いるのは、耐熱性を図ると共に、排ガス中のダスト成分及び計測対象となるDXN等の付着が少なく、化学反応に対して不活性の為である。そして、上記石英サンプル管41を保護管43で覆うことにより、飛来物により石英サンプル管41が割れたりしないように、長期間に亙って保護するようにしている。
【0035】
図4に示すサンプル管は保護管43のサンプル座45側にフランジ部43aを設け、逆洗時に於いて保護管43が煙道11内に飛び出さないようにしている。
【0036】
図5に示すサンプル管は耐熱性サンプル管48としており、例えばステンレス製管、インコネル等やセラミックス製の管を適用することもできる。また、このサンプル管48にはフランジ部48aを設けており、逆洗においても飛び出しを防止している。なお、耐熱性サンプル管48は、場合によって内面にセラミックコーティング層やガラスコーティング層を設けることもある。
【0037】
図6に示すサンプル管は、その周囲を覆う保護管43をサンプル管41の端部側も覆うようにしており、逆洗操作時の石英サンプル管41の飛び出しを防ぐようにしている。これにより、より高温においても、長期間に亙ってサンプリングを可能としている。
【0038】
図7に示すサンプル管は、石英サンプル管41の周囲を覆う保護管を冷却ジャケット49とし、内部に冷却水50を通過させて、積極的に冷却するようにしている。この場合、冷却ジャケット49内をさらに二重管として冷却水により効率的に冷却できるようにしている。これにより、より高温の排ガスを吸引した場合でも、高温フィルタで500℃以上となるように調整することができる。
【0039】
図9に示すサンプル管は、石英サンプル管41のサンプル口41aを複数設けるようにしている。これにより煙道内の対象物質に濃度分布があったとしても、排ガスの流れに直交する方向に亙って均一にサンプリングすることができる。
【0040】
図10に示すサンプル管は、石英サンプル管41の周囲に設けた保護管内に高圧ガスGを供給して、サンプル口に付着したダストを吹き飛ばし、目詰まりをしないように防止している。この流体としては、高圧エア又は高圧ガス、スチーム等を例示することができ、最大10kgf−G/cm2 としている。
【0041】
図11に示すサンプル管は、石英サンプル管41を複数(本実施の形態では3本)設けたものであり、これにより、定期的にサンプル管を交換することや突発的な閉塞があった場合にも迅速に対応することができる。
【0042】
本発明の前処理装置は都市ゴミ焼却炉,産業廃棄物焼却炉,汚泥焼却炉等の各種焼却炉、熱分解炉、溶融炉からの排ガスの前処理に用いて好適である。
そして、この前処理装置を用いることで、高温フィルタで濾過された排ガスを分析し、その結果をフィードバック制御することにより、適正な燃焼制御を行うことができる。
【0043】
上記排ガスを分析する測定手段としては、特に限定されるものではないが、例えば質量分析装置、ガスクロマトグラフィー、FT−IR(フーリエ変換赤外分光光度計)や真空紫外光/質量分析装置や吸光光度計等の光学検出器、レーザ測定装置等を例示することができる。
【0044】
また、図12に示すシステムにおいては、高温フィルタ15と測定装置21との間に冷却装置61や除湿装置62を介装すると共に、配管ラインを例えばヘリウムガス等の不活性ガス63でパージするようにしている。
【0045】
上記冷却装置61は、図8で示した構成とすればよく、例えばステンレス製管を用いた場合には、内面を例えば反応に不活性なセラミックスやガラスをコーティング処理してコーティング層51を形成し、排ガス12中に含有する耐腐蝕処理を施すようにしてもよい。また、冷却水により排ガスが急冷されるので、露点以下となった場合に、酸として内面等に付着する場合においても内壁面の腐蝕を防止することができる。
【0046】
さらに、ステンレス製管に内面処理を施す代わりに、ステンレス製の二重冷却管の内側に耐腐蝕性のセラミックス管やガラス管を用いて三重管とし、さらに伝熱セメントを充填して三重管の空気層部分を埋め込み、熱伝導率を向上させるようにしてもよい。
【0047】
なお、図12に示すシステムにおいて冷却装置61や除湿装置62を介装しているが、測定装置21が高温フィルタ15と近接して設けられており、且つ配管のみで冷却効率がよい場合には、冷却装置61や除湿装置62を設ける必要はなく、必要に応じて適宜設けるようにすればよい。
【0048】
また、例えば図13に示すようなストーカ炉70において、第一キャビティ(約900〜1000℃)71、第二キャビティ(700〜800℃)72及び第三キャビティ(650〜700℃)73の場合に、第二キャビティから第三キャビティ(700〜800℃)内で排ガスを採取することにより、より安定した排ガスの性状を分析することができる。
【0049】
特に測定装置21として、レーザ測定装置や真空紫外光/質量分析装置を用いることで瞬時にしかも連続してダイオキシン類濃度やその前駆体濃度を測定することができ、その測定結果を瞬時に、炉内燃焼制御に適用することができ、DXN等を発生させない、効率的な運転が可能となる。
【0050】
また、本実施の形態では高温フィルタ15を一系列としたが、該高温フィルタ15を二系列以上とし、交互に用いて連続運転を効率よく行うようにしてもよい。
【0051】
次に、洗浄水を用いてフィルタの目詰まりを効率的に除去する実施の形態を以下に示す。
【0052】
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施形態について図14を用いて説明する。
図14は本実施の形態にかかる排ガス測定システムの概略図であり、洗浄水を用いた逆洗作用によりフィルタの目詰まりを除去するようにしている。
なお、図1に示す第1の実施形態の部材と同一構成のものは同一符号を付してその説明は省略する。
【0053】
本実施の形態にかかる排ガス測定システムは、図14に示すように、煙道11内の高温排ガス12を採取するサンプル座13に取り付けたサンプル管14と、該採取した高温排ガス12中の煤塵を除去するヒータ等の加熱手段81A,81Bにより高温に維持される高温フィルタ82A,82Bと、上記フィルタ82A,82Bに洗浄水83が供給され、所定時間毎又は所定差圧毎にフィルタ82A,82Bを交互に逆洗浄する逆洗装置84とを具備してなる排ガス前処理装置と、該高温フィルタ82A,82Bでダストが除去された排ガス12を分析する測定装置21とを具備してなるものである。
本実施の形態では、高温フィルタを2台設け、排ガス12中の煤塵の捕集及び洗浄を交互に行うようにしている。
なお、図中、符号22は計測ライン、23は第1バルブ、24は流量計、25は第2バルブ、26は吸引ポンプ、27は第4バルブ、85A,85Bは第6バルブ、86A,86Bは第7バルブ、87A,87Bは第8バルブ、88A,88Bは第9バルブ、89A,89Bは第10バルブ、90は洗浄水タンク、91は圧送ポンプを各々図示する。
【0054】
上記構成によれば、煙道11内の排ガスは計測ライン22に介装された吸引ポンプ26により吸引され、高温フィルタ81A,81Bのいずれかで排ガス12中の煤塵を除去することで前処理を施し、その後、計測ライン22から分枝された測定装置21で例えばダイオキシン類濃度等の測定を行うようにしている。
【0055】
上記逆洗装置84は高温フィルタ82A,82Bのフィルタ表面に堆積したダストを洗浄水83により洗浄するものであり、ポンプ91の圧送による水圧で行うようにしている。
煤塵を除去した高温フィルタ82A,82Bを水洗再生することにより、フィルタの目詰まりの主要因であるナトリウム、カリウム塩等を除去することができ、フィルタの寿命が向上する。
【0056】
また、フィルタが鉛直方向に立設している場合には、例えばフィルタ82Aを洗浄する場合には、第1バルブ85Aを閉じて洗浄水をフィルタ12内に一時的又は所定時間溜めてから、洗浄排水92を排出するようにしてもよい。
【0057】
また、フィルタ差圧を監視して再生を行うことにより、装置内圧力の制御が可能となり、排ガスサンプリングにおけるガスリークの低減を図ることができる。
【0058】
また、上記洗浄排水92は炉内へ戻すようにして内部処理してもよく、又は別途排水処理を施すようにしてよい。
なお、排水処理する場合には、排水を吸着剤(活性炭、ゼオライト等)等で有害物質を除去して、炉内へ供給したり、水処理に供給するようにしてもよい。使用後の吸着剤は例えば炉内に投入し、ダイオキシン類やその他の吸着した有害物質を分解処理するようにすればよい。
また、吸着剤で処理した排水を再度洗浄水として再利用することもできる。
【0059】
逆洗の制御パラメータとしては、洗浄時間、洗浄間隔、洗浄回数及び逆洗間隔等を適宜変更するものであり、種々の要素を必要に応じて考慮して行うようにすればよい。
【0060】
また、フィルタの洗浄には、2流体ノズル等を用いてシャワー状に全体を均一に噴霧してフィルタ全体を均一に洗浄するようにしてもよい。
【0061】
また、洗浄水の代わりに、スチーム洗浄としてもよい。また、洗浄水の他に、有機溶媒を用いた有機洗浄としてもよい。なお、この洗浄溶媒を加熱して洗浄することで洗浄効率を向上させるようにしてもよい。
上記有機溶媒としては、例えばヘキサン類、アセトン類、アルコール類等の各種溶媒を用いるようにしてもよい。
【0062】
本実施の形態では2系統のフィルタを用いて、排ガスの煤塵の除去及び洗浄を交互に行うようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば2系統以上のフィルタを設置して順次、洗浄水を供給して洗浄再生するようにしてもよい。
【0063】
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施形態について図15を用いて説明する。
図15は本実施の形態にかかる排ガス測定システムの概略図であり、第1の実施の形態にかかる圧縮空気を用いた洗浄作用と、第2の実施の形態にかかる洗浄水を用いた逆洗作用との併用によりフィルタの目詰まりを除去するようにしている。
なお、図1及び図14に示す実施の形態の部材と同一構成のものは同一符号を付してその説明は省略する。
【0064】
本実施の形態にかかる排ガス測定システムは、図15に示すように、煙道11内の高温排ガス12を採取するサンプル座13に取り付けたサンプル管14と、該採取した高温排ガス12中の煤塵を除去するヒータ等の加熱手段81A,81Bにより高温に維持される高温フィルタ82A,82Bと、上記フィルタ82A,82Bに圧縮気体(例えば圧縮空気等)が供給され、所定時間毎又は所定差圧毎にフィルタを逆洗浄する逆洗装置16と、上記フィルタ82A,82Bに洗浄水83が供給され、所定時間毎又は所定差圧毎にフィルタを交互に逆洗浄する逆洗装置84とを具備してなる排ガス前処理装置と、該高温フィルタ82A,82Bでダストが除去された排ガス12を分析する測定装置21とを具備してなるものである。
本実施の形態ではフィルタを再生するために、圧縮空気が供給されることによるフィルタ表面に付着した固形分の逆洗による除去作用と、洗浄水が供給されることによる塩類等の溶解による作用とを併用することにより、空気洗浄では除去しきれないような塩類の洗浄水による溶解清浄作用の相乗効果が発揮される。
【0065】
【実施例】
図1のシステム構成により、ダイオキシン類の分析を行った。
サンプル管は石英ガラスとし内径を24mmとし、長さを500mmとした。
高温フィルタとしては、150mm×500mmのハニカムフィルタ(濾過面積:3m2 )を用い、除塵条件は排ガス温度を500℃、ガス量を5m3 /h、濾過速度を0.08m/min出口ダスト濃度を10mg/Nm3 とした。
逆洗条件は、エアタンク容量が26リットル、圧力が4kg/cm2 、流量がパルス時間が0.1秒、パルス圧力が4kg/m2 、パルス回数が3回、逆洗回数が6時間毎とした。
計測ライン22のガス量は5Nm3 /h、流速が11m/秒とした。
測定装置の入口温度は200℃、装置入口までの配管長さは10m、ガス滞留時間は5秒、測定装置はレーザ計測装置を用いた。
本システムによる分析を10日間連続で行った。
【0066】
一方、比較例として、上記システムにおいて、ハニカムフィルタガス温度を300℃として、同様のレーザ計測装置にて測定した。
なお、いずれの場合にもサンプル座におけるDXN濃度については、手分析による公定法にて行っており、1Nm3 のガス量を吸引し、ガス状及び濾紙煤塵中の全DXN濃度である。
その結果を「表1」に示す。
【0067】
【表1】
Figure 0003572274
【0068】
上記「表1」の結果より、本発明によれば、ダイオキシン類の濃度は手分析による公定法の値と変わらず、連続して分析できていることが確認できるが、比較例の場合のように、高温フィルタ部温度が500℃以下となると、約1.6倍ものダイオキシン類の増加がみられた。これは、フィルタ部における再合成のためと考えられる。
【0069】
また、サンプル管として石英サンプル管の代わりに、耐熱ステンレス製のサンプル管を用いて測定したが、上述と同じ結果であった。
【0070】
また、図11に示すように冷却装置61を設け、計測ライン22中を通過するガスを急冷することにより、測定装置21までの配管長さを10mから2mへ短くすることができると共に、ガス滞留時間を5秒から4秒にすることができた。
この計測タイムラグの減少により、炉内燃焼制御の制御効率の向上を図ることができた。
【0071】
また、サンプル座から測定装置までの滞留時間を更に短く(例えば3〜4秒)することで、より炉内の制御等を効率的行うことができる。
【0072】
また、その他計測物質として、DXNの前駆体であるクロロベンゼンやクロロフェノールを分析した結果について下記「表2」に示す。
【表2】
Figure 0003572274
【0073】
上記「表2」に示すように、結果は良好であった。
よって、本システムを用いても、これらの物質もその分析結果について、手分析結果と同じ値を示し、連続的に正確に計測できることが判る。
なお、手分析は、DXNの場合と同様に、吸着剤に吸引し、ソックスレー抽出後、GC/MSを用いて分析した。
また、ガスクロ法は、一旦ガスを濃縮し、加熱脱着後、GCで準連続的に分析した。一回の分析に40分程度要した。
【0074】
【発明の効果】
第1の発明によれば、燃焼排ガス等の測定を行うに際して排ガスをサンプリングする排ガス前処理装置であって、ステンレス製の二重冷却管の内側に耐腐食性のセラミックス管又はガラス管を用いて三重管とし、前記三重管の空気層部分に伝熱セメントを埋め込み、高温で排ガスを採取するサンプル管と、採取した前記排ガス中の煤塵を除去する高温フィルタと、前記フィルタを圧縮気体及び洗浄液を併用して所定時間毎又は所定差圧毎に逆洗操作により洗浄する逆洗装置とを具備してなるので、連続して排ガスをサンプリングすることができると共に、洗浄効率を向上させることできる。また、熱伝導率を向上させることができる。
【0075】
第2の発明によれば、第1の発明において、前記高温フィルタが、500℃以上の高温で排ガスを除塵するので、ダイオキシン類等の再合成がないサンプリングが可能となる。
【0076】
第3の発明によれば、第1の発明において、前記高温フィルタが、セラミックフィルタ、粒子充填フィルタ(GBF)、金属フィルタ、繊維フィルタのいずれかであるので、ダイオキシン類等の再合成がない良好なサンプリングが可能となる。
【0077】
第4の発明によれば、第1の発明において、前記逆洗装置による圧縮気体のパルス圧力が1〜10kgf/cm2 であるので、フィルタに付着したダスト成分を効率的に排除できる。
【0078】
第5の発明によれば、第1の発明において、前記洗浄液が、洗浄水、スチーム、有機溶媒のいずれかであるので、フィルタに塩類等が付着した場合でも容易に除去することができる。
【0079】
第6の発明によれば、第1から第5の発明のいずれかの排ガス前処理装置と、前記高温フィルタで濾過された排ガスを分析する測定手段とを具備し、前記高温フィルタと前記測定手段との間に冷却手段及び/又は除湿装置を介装し、前記冷却手段が、冷却水を通水する通水管と、内面に腐蝕処理を施されて前記通水管内に排ガスを通気する通気管とからなり、前記排ガスを急速冷却することにより、ダイオキシン類等の再合成温度領域での滞留時間を短くするので、煙道内の排ガスを瞬時にしかもロスがなく測定手段へ送ることができ、正確な分析に寄与することができる。また、排ガスの滞留時間を短くすることができ、リアルタイム分析を可能とする。さらに、ダイオキシン類の再合成を防止し、しかも配管内面の耐久性が向上するので、迅速且つ正確な計測を長期間に亙って行うことができる。
【0080】
第7の発明によれば、第6の発明において、前記高温フィルタから前記測定手段に排ガスを供給する配管内を不活性ガスでパージ可能としたので、常に良好なサンプリング採取が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる排ガス測定システムの概略図である。
【図2】本実施の形態にかかる逆洗制御のフロー図である。
【図3】本実施の形態にかかるサンプル管の概略図である。
【図4】本実施の形態にかかるサンプル管の概略図である。
【図5】本実施の形態にかかるサンプル管の概略図である。
【図6】本実施の形態にかかるサンプル管の概略図である。
【図7】本実施の形態にかかるサンプル管の概略図である。
【図8】本実施の形態にかかるサンプル管の概略図である。
【図9】本実施の形態にかかるサンプル管の概略図である。
【図10】本実施の形態にかかるサンプル管の概略図である。
【図11】本実施の形態にかかるサンプル管の概略図である。
【図12】本実施の形態にかかる他の排ガス測定システムの概略図である。
【図13】ストーカ炉の概略図である。
【図14】ダイオキシン類のガス状態と温度との関係ス図である。
【図15】本実施の形態にかかる排ガス測定システムの概略図である。
【図16】本実施の形態にかかる排ガス測定システムの概略図である。
【図17】従来のサンプリングの概略図である。
【符号の説明】
11 煙道
12 排ガス
13 サンプル座
14 サンプル管
15 高温フィルタ
16 逆洗装置
21 測定装置
22 計測ライン
23 第1バルブ
24 流量計
25 第2バルブ
26 吸引ポンプ
27 第4バルブ
28 電磁弁
29 第5バルブ
30 逆洗ライン
31 エアータンク
32 圧縮空気

Claims (7)

  1. 燃焼排ガス等の測定を行うに際して排ガスをサンプリングする排ガス前処理装置であって、
    ステンレス製の二重冷却管の内側に耐腐食性のセラミックス管又はガラス管を用いて三重管とし、前記三重管の空気層部分に伝熱セメントを埋め込み、高温で排ガスを採取するサンプル管と、
    採取した前記排ガス中の煤塵を除去する高温フィルタと、
    前記フィルタを圧縮気体及び洗浄液を併用して所定時間毎又は所定差圧毎に逆洗操作により洗浄する逆洗装置と
    を具備してなることを特徴とする排ガス前処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記高温フィルタが、500℃以上の高温で排ガスを除塵する
    ことを特徴とする排ガス前処理装置。
  3. 請求項1において、
    前記高温フィルタが、セラミックフィルタ、粒子充填フィルタ(GBF)、金属フィルタ、繊維フィルタのいずれかである
    ことを特徴とする排ガス前処理装置。
  4. 請求項1において、
    前記逆洗装置による圧縮気体のパルス圧力が1〜10kgf/cm2 である
    ことを特徴とする排ガス前処理装置。
  5. 請求項1において、
    前記洗浄液が、洗浄水、スチーム、有機溶媒のいずれかである
    ことを特徴とする排ガス前処理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかの排ガス前処理装置と、
    前記高温フィルタで濾過された排ガスを分析する測定手段とを具備し、
    前記高温フィルタと前記測定手段との間に冷却手段及び/又は除湿装置を介装し、
    前記冷却手段が、冷却水を通水する通水管と、内面に腐蝕処理を施されて前記通水管内に排ガスを通気する通気管とからなり、
    前記排ガスを急速冷却することにより、ダイオキシン類等の再合成温度領域での滞留時間を短くする
    ことを特徴とする排ガス測定システム。
  7. 請求項において、
    前記高温フィルタから前記測定手段に排ガスを供給する配管内を不活性ガスでパージ可能とした
    ことを特徴とする排ガス測定システム。
JP2001202292A 2000-08-17 2001-07-03 排ガス前処理装置及び方法 Expired - Fee Related JP3572274B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001202292A JP3572274B2 (ja) 2000-08-17 2001-07-03 排ガス前処理装置及び方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000247449 2000-08-17
JP2000-247449 2000-08-17
JP2001202292A JP3572274B2 (ja) 2000-08-17 2001-07-03 排ガス前処理装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002131198A JP2002131198A (ja) 2002-05-09
JP3572274B2 true JP3572274B2 (ja) 2004-09-29

Family

ID=26598038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001202292A Expired - Fee Related JP3572274B2 (ja) 2000-08-17 2001-07-03 排ガス前処理装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3572274B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102941003A (zh) * 2012-11-20 2013-02-27 意昂神州(北京)科技有限公司 一种用于检测电厂排放烟气的设备和方法
WO2019098470A1 (ko) * 2017-11-17 2019-05-23 한국전력공사 분진 측정장치

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003344244A (ja) * 2002-05-31 2003-12-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃焼排ガス高温排ガス分析装置および分析方法
JP4624699B2 (ja) * 2004-03-18 2011-02-02 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード フッ素ガス生成装置
JP4526366B2 (ja) * 2004-12-03 2010-08-18 株式会社タクマ 排ガス分析用サンプリング装置
JP4208850B2 (ja) * 2005-03-15 2009-01-14 株式会社タクマ 燃焼制御装置
WO2006118347A1 (ja) 2005-04-28 2006-11-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 排ガス分析装置
JP4594277B2 (ja) 2006-05-31 2010-12-08 トヨタ自動車株式会社 排ガス分析装置におけるセンサユニット
JP4732277B2 (ja) 2006-08-23 2011-07-27 トヨタ自動車株式会社 ガス分析装置及びガス分析方法
JP4993490B2 (ja) * 2007-07-31 2012-08-08 パンパシフィック・カッパー株式会社 分析用試料の自動微粉砕装置
GB0816310D0 (en) * 2008-09-05 2008-10-15 Mtt Technologies Ltd Filter assembly
GB2475097A (en) * 2009-11-06 2011-05-11 Total Vehicle Technology Ltd Analysing an exhaust gas using an inorganic filter
WO2015059781A1 (ja) * 2013-10-23 2015-04-30 中国電力株式会社 分析試料採取装置及びその使用方法、採取試料分析装置及び採取試料分析方法
KR101533084B1 (ko) * 2014-03-21 2015-07-02 광성(주) 배기가스 처리 장치의 분석기기 및 모니터링 시스템
WO2016079494A2 (en) 2014-11-21 2016-05-26 Renishaw Plc Additive manufacturing apparatus and methods
JP6018166B2 (ja) * 2014-12-12 2016-11-02 中国電力株式会社 ガス採取装置
CN104502162B (zh) * 2014-12-31 2017-07-07 郑州光力科技股份有限公司 粉尘采样器及使用该粉尘采样器的粉尘浓度标定装置
KR101729934B1 (ko) * 2016-02-29 2017-04-26 주식회사 엔버스 가스센서 흡입관의 역세척 방법
CN207694811U (zh) * 2017-07-28 2018-08-07 巴斯夫欧洲公司 城市污染环境模拟装置
KR102074727B1 (ko) * 2017-12-18 2020-02-07 주식회사 포스코 가스 농도 측정 장치
JP6779529B2 (ja) * 2018-08-09 2020-11-04 株式会社大丸テクノ 廃液の処理方法および廃液処理装置
KR102198919B1 (ko) * 2018-11-14 2021-01-05 숭실대학교산학협력단 가스 측정 장치 및 그의 세척 방법
KR102146277B1 (ko) * 2019-05-30 2020-08-20 주식회사 다산에스엠 입경별 굴뚝 먼지 측정장치
JP7229107B2 (ja) * 2019-06-18 2023-02-27 東京瓦斯株式会社 燃焼システム、端末装置およびプログラム
KR102406651B1 (ko) * 2021-09-15 2022-06-08 대한민국 고온가스 원거리 측정장치
EP4265321A1 (en) * 2022-04-19 2023-10-25 Abb Schweiz Ag System for continuous control of a state of a sample handling device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102941003A (zh) * 2012-11-20 2013-02-27 意昂神州(北京)科技有限公司 一种用于检测电厂排放烟气的设备和方法
CN102941003B (zh) * 2012-11-20 2016-01-20 意昂神州(北京)科技有限公司 一种用于检测电厂排放烟气的设备和方法
WO2019098470A1 (ko) * 2017-11-17 2019-05-23 한국전력공사 분진 측정장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002131198A (ja) 2002-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3572274B2 (ja) 排ガス前処理装置及び方法
US7562556B2 (en) Cleaning system and method for continuous emissions monitoring equipment
US20010048902A1 (en) Treatment system for removing hazardous substances from a semiconductor process waste gas stream
JP2007248114A (ja) ガス分析装置
CN103389231B (zh) 用于scr脱硝反应器的烟气取样装置及方法
JP2004233061A (ja) ネブライザ・デニューダ連結による連続濃縮気体採取装置及び当該気体採取装置を組み込んだ気体分析装置並びに分析方法
JP2010156592A (ja) 排ガスサンプリング装置
CN112305159A (zh) 转炉烟气通道一氧化碳浓度检测装置
JP5074678B2 (ja) 塩分ミスト除去装置およびこれを用いた分析装置
JP2004138475A (ja) 排ガスサンプリング装置
JP2000317264A (ja) 排ガス中の有害成分除去方法および排ガス処理装置
JP2003344237A (ja) サンプリングプローブ及びこれを備えた排ガスサンプリング装置
JP3632658B2 (ja) バグフィルタ装置およびその運転方法
KR102106235B1 (ko) 입자상 물질 측정 분석을 위한 수분 전처리 장치
JP4515903B2 (ja) ガス中水銀の測定装置の自動洗浄
JP2003121319A (ja) 排ガス前処理装置および燃焼制御方法
WO1998029178A1 (en) Inlet structures for introducing a particulate solids-containing and/or solids-forming gas stream to a gas processing system
JP2003322597A (ja) ガス分析計のサンプリング装置
JP2000197807A (ja) 排気ガス処理装置
JPH04507374A (ja) 化学蒸着装置クリーナー
JP2002079028A (ja) 集塵部を備えた排ガス減温塔
JP2000019081A (ja) 排ガスの成分測定用サンプリング装置
WO2012114110A2 (en) Apparatus and method for the treatment of material
CN210665631U (zh) 一种室温除甲醛催化剂活性检测装置
JPH0779949B2 (ja) 排ガス処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040506

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040628

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees