JP3572090B2 - ディジタル伝達システムにおける送信機,受信機及び記録担体 - Google Patents

ディジタル伝達システムにおける送信機,受信機及び記録担体 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、伝達媒体を介して広帯域幅信号を送信及び受信するためのディジタル伝達システムにおける送信機及び受信機と記録担体とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
欧州特許出願公開明細書第EP 402.973 A1 号は伝達媒体を介して広帯域幅信号を伝達するためのディジタル伝達システム用の送信機を開示しており、前記信号は所定のサンプリング周波数F 、例えばディジタルオーディオ信号でサンプリングされ、前記送信機は、
− 広帯域幅信号を受信するための入力端子と、
− 前記広帯域幅信号に応答して低減されたサンプリング周波数で複数のM個の狭帶域幅サブ信号を発生するための信号分割手段であって、その目的のためにこの信号分割手段が前記広帯域幅信号を周波数により増加する帶域番号mを有する連続したサブ帶域に分割し、そこでmは1≦m≦Mにより、サブ信号は連続する信号ブロックから構成され、各信号ブロックはq個のサンプルを具えている信号分割手段と、
− 一つの信号ブロックのq個のサンプルがそれによりサブ帶域で表現されるビットの量を指示するビット割当情報を発生するため、及び前記ビット割当情報を量子化手段へ印加するこめのビット割当手段と、
− 前記信号分割手段へ結合され且つ前記ビット割当手段のビット割当情報に応答してM個のサブ信号を量子化するように適合されている量子化手段と、
− 連続したフレームから構成された第2ディジタル信号のフレーム内に前記量子化されたサブ信号とビット割当信号とを収容するための手段と、
− 前記第2ディジタル信号を前記伝達媒体を介して伝達されるのに適するような第3ディジタル信号に変換するための符号化手段、及び
−前記第3ディジタル信号を前記伝達媒体へ印加するための手段、
を具えた送信機である。これは広帯域幅信号を符号化するサブ帶域用のサブ帶域コーダを具えている送信機である。伝達媒体は磁気媒体であってもよい。この送信機はその時、オランダ国特許出願明細書第90.O1.127 号及び90.01.128 号にもっと広範に詳細に記載されたように、DCC 形の磁気記録装置であってもよい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
更に良好な信号伝達が実現されるように送信機を更に改良するための二つの基本的な提案を与えることが本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の提案においては、その送信機は更に、
− 入力端子へ結合された入力端子、出力端子及び制御入力端子を有する信号処理手段と、
− 前記信号処理手段の処理されたディジタル信号に応答して、低減されたサンプリング周波数で複数のM個のサブ信号を発生するために、前記信号処理手段の出力端子へ結合された入力端子を有する第2信号分割手段であって、その目的のためにこの第2信号分割手段は処理された広帯域幅信号を周波数により増加する帶域番号mを有する連続なサブ帶域に分割し、ここでmは1≦m≦Mによる第2信号分割器、
を具え、
前記ビット割当手段が処理された広帯域幅信号から得られたサブ信号からビット割当情報をえるために、第2信号分割器へ結合されており、且つ
前記信号処理手段が信号処理手段の制御信号入力端子へ印加される信号処理制御信号に依存して広帯域幅信号を処理するように適合されていることを特徴としている。
【0005】
第2の提案においては、その送信機は更に、
− 前記ビット割当手段と量子化手段とへ結合された補正手段であって、該補正手段は制御信号入力端子を有し、該補正手段の制御信号入力端子へ印加される信号処理制御信号に依存して前記ビット割当手段のビット割当情報を補正するように適合され且つ前記量子化手段へ補正されたビット割当情報を印加するための補正手段、
を具えていることを特徴としている。
【0006】
本発明は、下記の認識に基づいている。
【0007】
記録及び再生装置のような送信機−受信機は一般に全体伝達連鎖が周波数の関数として平坦な伝達特性を有するような方法で形成されている。
【0008】
さらに、信号プロセッサはオーディオ再生装置でますます使用されており、そのプロセッサによって再生された信号は所望の空間的音響効果を得るために受信機端で付加的に処理される。一例は残響である。再生された信号がこの方法で処理される場合には、聴取者はコンサートホール内又は教会内にいるような印象を与えられるであろう。しかしながら、周波数補正のような他の種類の信号処理動作も、例えばジヤズ、古典音楽又はディスコ音楽の再生において、所望の付加的効果を得ることが可能である。
【0009】
送信機内で、平坦な伝達特性が維持される正常な伝達が可能であるが、付加的な信号処理動作も再生端で可能なような方法で、伝達媒体を介して伝達された情報を適合させることが本発明の目的である。実際に、本発明は正常な伝達が可能なままのような方法で送信機内のビット割当の最適化を実現し、一方更に特殊効果の最適再生が実現され得る。
【0010】
二つの上述の提案においては、これが受信機に必要であろう付加的な信号処理動作をビット割当に考慮することにより実現される。実際に、ビット割当において、最悪の場合の状態が考慮されるので、十分なビットが、両方の状態、即ち正常な再生の状態と付加的な信号処理動作による再生の場合とにおいて十分な再生を実現するように割当られる。
【0011】
付加的な信号処理が実行される場合に信号が所定の周波数範囲内で比較的大きい程度まで増幅される場合には、関連する周波数範囲においてより多くのビットを信号内のサンプルへ適用することにより、この大きい増幅がビット割当において考慮されねばならぬであろう。量子化の後に、その時このサンプルがより多くのビットにより表現される。
【0012】
オランダ国特許出願明細書第90.O1.127 号及び90.01.128 号に記載されているように、全部の利用できるビットが割当の正常モードにおいて割り当てられる場合には、幾つかのサンプルへのビットの特別割当は、より少ないビットが他のサンプルへ割り当てられねばならないことを意味する。必要な最低数を越える数のビットが正常なビット割当手順ですでに割り当てられてしまったサンプルからビットを取り外すことによりこれが実現される。正常なビット割当手順で全部でないビットが割り当てられる場合には、他のサンプルからビットを取り除くこと無しに特別割当を実現源するためのビットがまだ存在する。
【0013】
本発明による送信機は更に、前記送信機が伝達媒体へ信号処理制御信号を印加するための手段を具えていることを特徴としている。このことが受信機端で信号処理制御信号を再び検出する可能性を作りだすので、受信機端における付加的信号処理動作が、即ち、受信機の信号処理手段へ検出された信号処理制御信号を印加することにより、自動的に実現され得る。
【0014】
この信号処理制御信号は受信機のディスプレーへ付加的に印加されてもよい。この制御信号の影響の下に前記ディスプレーがその時信号上に実行された付加的な信号処理動作の種類の指示を可視化できる。
【0015】
欧州特許出願公開明細書第EP 402.973 A1 号が、ピックアップ端においてオーディオ情報上にすでに実行されたプレエンファシスに対する補償するように、再生されるべきオーディオ情報上に受信機内で如何に周波数エンファシスが実行されるかを記載していることは注意されるべきである。再生に際してこの周波数エンファシスを可能にするために、使用されるべき周波数エンファシスの種類を指示する情報が伝達される。かくしてこの周波数エンファシスは伝達チャネルにおける不完全を補償するように意図されている。従って、それは例えば空間的音響効果のような付加的効果を得るために信号処理動作が実行されねばならぬことを示す情報ではない。
【0016】
【実施例】
本発明のこれらの及びその他の態様が、以下に記載した実施例から明らかになるであろうし、且つ以下に記載した実施例を参照して説明される。
【0017】
図1に送信機の符号化装置を示している。広帯域幅ディジタル信号が入力端子1へ印加される。これは約20kHz の帶域幅を有するオーディオ信号であってもよい。このオーディオ信号はステレオオーディオ信号であってもよい。その場合にはステレオオーディオ信号の二つの信号部分のうちの一方のみ(左又は右信号部分)が説明されるであろう。他方の信号部分は同様に処理される。
【0018】
この入力端子1は、44kHz のサンプリング周波数でオーディオ信号の例えば左信号部分の、例えば16ビットサンプルを受信する。このオーディオ信号は分割手段を具えているサブ帶域コーダ2へ印加される。このサブ帶域コーダ2内の分割手段が、複数のM個のフィルタ、即ち低域通過フィルタLP、M−2個の帶域通過フィルタBP及び高域通過フィルタHPによって、M個のサブ帶域に渡ってオーディオ信号を分配する。Mは例えば32に等しい。このM個のサブ帶域信号が参照符号9で表されるブロックにおいてサンプリング周波数内に低減される。これらのブロックにおいて、サンプリング周波数はMの係数により低減される。かくして得られた信号は出力端子3.1, 3.2, 3.M に提供される。最低サブ帶域SBにおける信号は出力端子3.1 に提供される。最低から二番目のサブ帶域SBにおける信号は出力端子3.2 に提供される。最高サブ帶域SBにおける信号は出力端子3.M に存在する。出力端子3.1 〜3.M における信号は16又はそれ以上、例えば24ビット数で表現される連続なサンプルの形態である。関連する実施例においては、全部のサブ帶域SB〜SBは同じ幅を有している。
【0019】
しかしながら、このことは必要ではない。IEEE ICASSP 80, VOL. 1, April 9−11, 1980年の第 327〜331 頁のM.A.Krasner による “The critical band coder... Disital encoding of speech signals based on the perceptual require−ment of the auditory system”では、例えば幾つかのサブ帶域への分割が与えられ、そのサブ帶域の帶域幅はそれぞれの周波数範囲において人間の耳の臨界帶域の帶域幅にほぼ一致する。
【0020】
サブ帶域コーダ2の動作はすでに広範に説明されてきたので、サブ帶域コーダ2の動作は更には説明しない。この目的のために必要ならば、参考としてここに組み込まれている特開昭63−285042 号と前記M.A.Krasner による“The criticalband coder ...Disital encoding of speech signals based on the perceptualrequire− ment of the auditory system” 及び欧州特許出願公開明細書第EP400.755 A1号を参照されたい。
【0021】
サブ帶域信号はq個の連続したサンプルの連続した信号ブロック内に組み合わされ(図3参照)て、且つ関連する量子化器Q 〜Q へ印加される。量子化器Q において、サンプルが16より小さい幾つかのビットn を有する量子化されたサンプルを形成するために量子化される。
【0022】
図1は左サブ帶域信号が、q個の連続したサンプルの信号ブロック内の関連する量子化器Q へ、どのように印加されるかを示している。同様に、右サブ帶域信号がq個の連続したサンプルの信号ブロック内の関連する量子化器(図示されていない)へ印加される。量子化の間に、サブ帶域信号部分のq個の連続したサンプルの信号ブロック(の組)が小さい数のビットへ量子化される。qは例えば12に等しい。信号ブロック内のこれらのq個のサンプルが最初に調整される。その信号ブロック内の最大絶対値を有するサンプルの振幅によりq個のサンプルの振幅を除算することにより、10により表されるブロック内でこの調整が達成される。サブ帶域SB の信号ブロック内の最大振幅を有するサンプルの振幅が目盛係数SF を生じる(欧州特許出願公開明細書第EP 402.973 A1 号参照)。その後今や−1と+1との間の振幅範囲内にある調整されたサンプルの振幅が量子化される。
【0023】
前記 M.A.Krasnerによる“The critical band coder ... Disital encoding of speech signals based on the perceptual requirement of the auditory sys−tem”がこの量子化を広範に説明しており、この文書の図24, 25及び26と関連する説明を参照されたい。
【0024】
サブ帶域SB〜SB内の量子化されたサンプルが出力端子4.1 〜4.M に提供される。
【0025】
入力端子1は信号処理手段20の入力端子へも結合されている。この信号処理手段20が先に説明したような所望の付加的効果が得られるような方法でこの入力信号上で信号処理動作を実行する。このことがその信号処理手段20がオーディオ信号へ例えば残響を付加することを意味するので、再生の間に聴取者がコンサートホール又は教会内にいる印象を与えられる。この信号処理手段20は入力信号上の周波数補正、又はダイナミックレンジの圧縮又は拡張をも実行できる。そのような信号処理動作はしばしばジヤズ又はディスコ音楽に対して用いられる。
【0026】
入力端子1へ印加される信号はアナログ信号であってもよい。ディジタル/アナログ変換はこの信号処理手段20の下流においてのみ起こり得る。その場合には第2アナログ/ディジタル変換器が、入力端子1とサブ帶域コーダ(分割手段)2の入力端子との間で、且つこの信号処理手段20への分岐の下流の接続内に組み込まれる。信号処理手段20は今やアナログである。この信号処理手段20の上流において、例えば入力端子とサブ帶域コーダ(分割手段)2の入力端子との間で且つ信号処理手段20への分岐の上流の接続において起こることが、代わりにそのアナログ/ディジタル変換器に対して可能である。その場合には信号処理手段20はディジタルである。
【0027】
信号処理手段20は信号処理制御信号が印加される制御信号入力端子21を有している。入力信号上で実行され得る信号処理動作の種類を指示できる信号処理制御信号の影響の下に、信号処理手段20は信号処理動作のこの種類に従って入力信号を処理する。かくして処理された信号はサブ帶域コーダ(分割手段)2と類似する第2分割手段2′の入力端子へ印加される。その結果、処理された入力信号から得られたM個のサブ帶域信号が出力端子22.1〜22.Mに現れる。
【0028】
出力端子22.1〜22.Mはビットの要求を決定するための手段6のそれぞれ入力端子5.1 〜5.M へ結合されている。このビットの要求を決定するための手段6は、サブ帶域SB〜SB内の処理された信号のサブ帶域信号のq個のサンプルの、時間に関して相互に一致する信号ブロックに対するビット要求bを決定する。このビット要求bは、処理された信号のサブ帶域信号内のq個のサンプルの信号ブロック内のq個のサンプルがそれによりmの連続番号を有するサブ帶域内に量子化されなくてはならないビットの数に関連している数である。
【0029】
ビットの要求を設定するための手段6により得られたビット要求b〜bはビット割当手段7へ印加される。ビット要求b〜bから出発して、このビット割当手段7が、処理された信号から得られたサブ帶域信号内の相当する信号ブロックのq個のサンプルがそれにより量子化されるビットの実数n〜nを決定する。数n〜nに相当する制御信号が導線8.1 〜8.M を介してそれぞれの量子化器Q〜Qへ印加される。かくしてこの特殊の特徴は信号処理手段20内で処理されない信号が、信号処理手段20により処理された信号から得られたビット割当情報n〜nに基づいて量子化されることである。
【0030】
処理されない信号の信号通路内での、あるいは、対照的に、処理された信号の信号通路内、即ち最短遅延を有する信号通路内での正しい遅延の導入により、M個の相当する信号ブロックの所定の組に対するビット割当情報が、M個の相当する信号ブロックの関連する組が量子化器Q〜Qの入力端子に存在する時に、その瞬時におけるビット割当手段7の出力端子において利用できることが保証され得ることは明らかである。
【0031】
オランダ国特許出願第90.01.127 号及び第90.01.128 号がビットの要求を設定するための手段6及びビット割当手段7が如何に機能し得るかを説明している。
【0032】
サブ帶域信号の信号ブロック内の量子化されたサンプルは信号組み合わせユニット14の入力端子4.1 〜4.M へ続いて印加される。数n 〜n により構成されるビット割当情報も、この信号組み合わせユニット14の入力端子12.1〜12.Mへ、可能な変換の後に印加される。欧州特許出願公開明細書第EP 402.973 A1 号が、サンプルがそれにより表現されるビットの数を指示するビット割当情報内の数がyが4に等しいyビットコードワードへ変換されることを示している(上記明細書の図9参照)。目盛係数SF 〜SF から構成される目盛係数情報も、信号組み合わせユニット14の入力端子11.1〜11.Mへ可能な変換の後に印加される。
【0033】
図2は前記信号組み合わせユニット14に加えて第2コーダ15及び伝達媒体へそれの入力端子に提供された信号を印加するための手段16を具えた送信機の第2部分を示している。この伝達媒体はこの場合には磁気記録担体である。
【0034】
サブ帶域内の左信号部分に対するサンプル、ビット割当情報及び目盛係数情報に加えて、サブ帶域内の右信号部分に対するサンプル、ビット割当情報及び目盛係数情報も勿論信号組み合わせユニット14へ印加される。この信号組み合わせユニット14が信号を組み合わせて且つそれらをそれの出力端子17に存在する第2ディジタル信号の連続したフレーム内に直列に収容する。
【0035】
図4はこの第2ディジタル信号のフォーマットを示している。このフォーマットは参考としてここに組み込まれた欧州特許出願公開明細書第EP 402.973 A1 号に詳細に説明されている。図4は連続したフレームJ−1,J,J+1を有する第2ディジタル信号を示し且つフレームが如何に組み立てられ得るかを示している。このフレームは同期化情報を具え得る第1フレーム部分FD1 、割当情報を具える第2フレーム部分FD2 及び第3フレーム部分FD3 を具えている。この第3フレーム部分は最初に目盛係数情報を具え、続いてサブ帶域内の量子化された信号のサンプルが具えられる。より詳細な説明は前記の欧州特許出願公開明細書第EP
402.973 A1 号を参照されたい。
【0036】
第2ディジタル信号は第2コーダ15の入力端子18へ印加される。このコーダ15において、第2ディジタルジン号が受信された情報の誤り補正が受信端において可能であるような方法で符号化される。この目的のために、例えばリード・ソロモン(Reed Solomon)符号化及び多分インターリービングが第2ディジタル信号上で実行される。この信号は更に伝達されるべき情報が伝達媒体を介する伝達に適するような方法で符号化される。この目的のために、例えば8−10変換が信号を構成する8ビットワード上で実行されてもよい。そのような8−10変換は、例えば本出願人による欧州特許出願第150.082 号に記載されている。この変換において、情報ワードは8ビットコードワードから10ビットコードワードへ変換される。
【0037】
かくして得られた第3ディジタル信号は出力端子19に提供される。この出力端子19は磁気記録担体上にこの第3ディジタル信号を記録するための記録手段16として形成された手段16の入力端子へ結合されている。
【0038】
制御信号入力端子21も好適に信号組み合わせユニット14の入力端子13へ結合される。この時信号組み合わせユニット14はフレームへ信号処理制御信号を印加するように、且つフレームのフレーム部分内に、好適には第1フレーム部分FD1 内にこの制御信号に関係する情報を記憶するようにも適合されている。
【0039】
図5は本発明による送信機の第2実施例の第1部分を示している。この部分は図1に示した部分の代わりに使用できる。図5の部分は図1の部分と非常に類似しており、信号処理手段20と第2分割手段2′とが省略され、一方補正ユニット45がビット割当手段7と量子化器Q 〜Q への導線8.1 〜8.M との間に加えられたと言う差を有している。更に入力端子5.1 〜5.M は分割手段2(サブ帶域コーダ)の出力端子3.1 〜3.M へ既知の方法で結合されている。補正ユニット45無しの装置は既知の方法で入力信号を符号化できるが、これは受信機端での可能な付加的信号処理が考慮されないような方法である。制御信号入力端子21へ印加される信号処理制御信号の影響の下で、今や補正手段45が受信機端における信号処理動作が考慮されるような方法で、ビット割当手段7のビット割当情報を補正する。実際には、このことは補正手段45がビット割当手段7のビット割当情報を図1の装置によって得られたような割当情報n 〜n に変換することを意味している。
【0040】
この補正手段は図6に示したような方法で形成されてもよい。入力端子46.mは組み合わせユニット48.mを介して出力端子47.mへ結合されている。制御信号入力端子21はマイクロプロセッサ49の入力端子52へ結合されている。このマイクロプロセッサ49の出力端子50.1〜50.Mは組み合わせユニット48.1〜48.Mの第2入力端子へ結合されている。
【0041】
制御信号入力端子21に提供された制御信号の影響の下に、マイクロプロセッサ49が1個又は複数個の出力端子50.1〜50.Mに補正値を発生し、その値が組み合わせユニット48.1〜48.Mへ印加される。制御信号の種類に依存して、且つそれ故に受信機端でのオーディオ情報上に実行される信号処理動作の種類に依存して、他の補正値が出力端子50.1〜50.Mから供給される。異なる制御信号に対する、従って異なる信号処理動作に対する補正値の組は、例えばマイクロプロセッサ49内の関連するメモリ部分内に記憶され、且つ制御信号が印加された場合にその関連するメモリ部分から読み取られてもよい。補正値は、例えば入力端子46.1〜46.Mへビット割当手段7により印加された値へ加えられるべき(サンプル当たりのビットの数での)値である。
【0042】
「残響」に対しては、例えばこれは補正値の異なる組がq個のサンプルの連続する信号ブロックに対して毎回発生されねばならぬことを意味し得る。
【0043】
図7は本発明による受信機の一実施例を図式的に示している。この受信機は伝達媒体から第3ディジタル信号を受信するための手段30を具えている。この場合にはこの手段30は磁気記録担体から情報を読み取るための読取手段として形成されている。読み取られてしまった第3ディジタル信号は誤り補正手段32の入力端子31へ印加される。誤り補正手段32において、10−8変換が最初に実現される。続いて、誤り補正と可能な逆インターリービング動作とが読み取られてしまった情報上に実行される。かくして復号化された信号は図4に示したようなディジタル信号に再び一致する。この信号が出力端子33に提供される。図4に示したように、手段35が割当情報、目盛係数情報及びフレームからの各サブ帶域内の各信号ブロックに対するサンプルを得る。逆量子化及び目盛係数による乗算の後に、それからサブ帶域信号SB 〜SB が出力端子37.1〜37.Mに現れる。これらのサブ帶域信号は、そのサブ帶域信号から元のディジタル信号を再び構成する合成フィルタ手段36の入力端子39.1〜39.Mに提供される。これらの合成フィルタ手段36の動作は欧州特許出願公開明細書第EP 400.755 A1 号に詳細に説明されている。元のディジタル信号は多分ディジタル/アナログ変換の後に、合成フィルタ手段36により信号処理手段55の入力端子56に提供される。信号処理手段55での処理の後にかくして処理された信号が受信機の出力端子40へ提供される。これは、例えば元の信号の左信号部分である。この手段35が右信号部分のサブ帶域信号が得られるM個の出力端子を有することは勿論明らかである。合成フィルタ手段36のような(図示されていない)合成フィルタ手段が、これらのサブ帶域信号部分から元の右信号部分を再構成するために存在している。
【0044】
この手段35はあるいはフレームから信号処理制御信号をも得て、且つこの制御信号を信号処理手段55の制御信号入力端子57へ結合されている出力端子60へ印加する。信号処理手段55の動作は図1を参照して説明した信号処理手段20の動作と同じである。
【0045】
出力端子60は更にディスプレー59の入力端子58へ結合されてもよい。ディスプレー59へ印加された制御信号の影響の下で、このディスプレーはどの種類の信号処理動作が信号処理手段55によりオーディオ信号上に実行されたかを示す。
【0046】
本発明の記載の大部分は単一信号の符号化及び伝達を引用していることは注目されるべきである。しかしながら、本発明はそれに制限されない。本発明は、二つの信号部分、即ち左と右とが各サブ帶域内に存在するステレオ信号を符号化するためにも応用できる。本発明はまた、一個または複数個のサブ帶域信号がステレオ強度モードで符号化され得る符号化装置にも応用され得る。強度モード符号化の説明に対しては、欧州特許出願公開明細書第EP 402.973 A1 号及び特開平4−360331号公報を参照されたい。本発明が分割手段が広帯域幅信号をサブ帶域に分割する送信機に制限されないこと、しかし代わりに変換符号化が分割手段に使用され得ることも注目されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】伝達システム内の送信機を示している。
【図2】送信機の第2部分を示している。
【図3】サブ帶域信号を説明する図である。
【図4】この送信機により発生した第2ディジタル信号を示している。
【図5】本発明よる送信機の第2実施例の一部を示している。
【図6】図5内の補正手段の一実施例を示している。
【図7】受信機の一実施例を示している。
【符号の説明】
1 入力端子
2 サブ帶域コーダ(分割手段)
2′第2分割手段
3.1 〜3.M サブ帶域コーダの出力端子
4.1 〜4.M 出力端子
5.1 〜5.M ビットの要求を決定する手段の入力端子
6 ビットの要求を決定する手段
7 ビット割当手段
8.1 〜8.M 導線
9,10 ブロック
11.1〜11.M 信号組み合わせユニットの入力端子
12.1〜12.M 信号組み合わせユニットの入力端子
13 信号組み合わせユニットの入力端子
14 信号組み合わせユニット
15 第2コーダ
16 伝達媒体へ入力端子に提供された信号を印加するための手段
17 信号組み合わせユニットの出力端子
18 第2コーダの入力端子
19 第2コーダの出力端子
20 信号処理手段
21 信号処理手段の制御信号入力端子
22.1〜22.M 第2分割手段の出力端子
30 伝達媒体から第3ディジタル信号を受信するための手段
31 誤り補正手段の入力端子
32 誤り補正手段
33 誤り補正手段の出力端子
35 手段
36 合成フィルタ手段
37.1〜37.M 出力端子
39.1〜39.M 合成フィルタ手段の入力端子
40 受信機の出力端子
45 補正ユニット
46.1〜46.M 補正ユニットの入力端子
47.1〜47.M 補正ユニットの出力端子
48.1〜48.M 組み合わせユニット
49 マイクロプロセッサ
50.1〜50.M マイクロプロセッサの出力端子
52 マイクロプロセッサの入力端子
55 信号処理手段
56 信号処理手段の入力端子
57 信号処理手段の制御信号入力端子
58 ディスプレーの入力端子
59 ディスプレー
60 出力端子
〜b ビット要求
BP 帶域通過フィルタ
FD1 第1フレーム部
FD2 第2フレーム部
FD3 第3フレーム部
HP 高域通過フィルタ
LP 低域通過フィルタ
SB〜SB サブ帶域
SF〜SF 目盛係数
〜Q 量子化器

Claims (16)

  1. 広帯域信号を伝達媒体経由で伝達するディジタル伝達システム用の送信機であって、前記信号は所定のサンプリング周波数Fs、例えばディジタルオーディオ信号のサンプリング周波数でサンプリングされ、この送信機が、
    前記広帯域信号を受信するための入力端子と、
    前記広帯域信号に応答して、複数M個の狭帯域サブ信号を、低減したサンプリング周波数で発生する信号分割手段であって、この目的のために、この信号分割手段が、前記広帯域信号を、周波数と共に増加する帯域番号mを有する連続したサブ帯域に分割し、ここにmは1≦m≦Mであり、前記サブ信号が連続した信号ブロックから成り、前記各信号ブロックがq個のサンプルから成る信号分割手段と、
    前記信号ブロックのq個のサンプルを前記サブ帯域内で表現するためのビット量を示すビット割当情報を発生するビット割当手段と、
    前記信号分割手段に結合されて、前記ビット割当手段からのビット割当情報に応答して、前記ブロック内の前記M個のサブ信号を量子化するように適応させた量子化手段と、
    前記量子化したサブ信号及び前記ビット割当信号を、連続したフレームから成る第2ディジタル信号のフレーム内に収容する手段と、
    前記第2ディジタル信号を、前記伝達媒体経由で伝達するのに適した第3ディジタル信号に変換する符号化手段と、
    前記第3ディジタル信号を前記伝達媒体に供給する手段と
    を具えた送信機において、
    前記送信機が更に、
    前記入力端子に結合した入力端子、出力端子及び制御入力端子を有する信号処理手段と、
    前記信号処理手段の出力端子に結合した入力端子を有し、前記信号処理手段が処理したディジタル信号に応答して、複数M個のサブ信号を、低減したサンプリング周波数で発生する第2信号分割手段であって、この目的のために、この第2信号分割手段は、処理した前記広帯域信号を、周波数と共に増加する帯域番号mを有する連続したサブ帯域に分割し、ここにmは1≦m≦Mである第2信号分割手段と
    を具えて、
    前記ビット割当手段が前記第2信号分割器に結合されて、処理した前記広帯域信号から得られたサブ信号から前記ビット割当情報を導出し、
    前記信号処理手段が、この信号処理手段の制御信号入力端子に供給される信号処理制御信号に応じて、前記広帯域信号を処理するように、前記信号処理手段を適応させたことを特徴とするディジタル伝達システム用送信機。
  2. 広帯域信号を伝達媒体経由で伝達するディジタル伝達システム用の送信機であって、前記信号は所定のサンプリング周波数Fs 、例えばディジタルオーディオ信号のサンプリング周波数でサンプリングされ、この送信機が、
    前記広帯域信号を受信するための入力端子と、
    前記広帯域信号に応答して、複数M個の狭帯域サブ信号を、低減したサンプリング周波数で発生する信号分割手段であって、この目的のために、この分割手段が、前記広帯域信号を、周波数と共に増加する帯域番号mを有する連続したサブ帶域に分割し、ここにmは1≦m≦Mであり、前記サブ信号が連続した信号ブロックから成り、前記各信号ブロックがq個のサンプルから成る信号分割手段と、
    前記信号ブロックのq個のサンプルを前記サブ帯域内で表現するためのビット量を示すビット割当情報を発生するビット割当手段と、
    前記信号分割手段に結合されて、前記ビット割当手段からのビット割当情報に応答して、前記ブロック内の前記M個のサブ信号を量子化するように適応させた量子化手段と、
    前記量子化したサブ信号及び前記ビット割当信号を、連続したフレームから成る第2ディジタル信号のフレーム内に収容する手段と、
    前記第2ディジタル信号を、前記伝達媒体経由で伝達するのに適した第3ディジタル信号に変換する符号化手段と
    前記第3ディジタル信号を前記伝達媒体に供給する手段と
    を具えた送信機において、
    前記送信機が更に、
    前記ビット割当手段及び前記量子化手段に結合した補正手段を具えて、該補正手段が制御信号入力端子を有して、前記補正手段が、前記制御信号入力端子に供給される信号処理制御信号に応じて、前記ビット割当手段のビット割当情報を補正して、補正したビット割当情報を前記量子化手段に供給するように、前記補正手段を適応させたことを特徴とするディジタル伝達システム用送信機。
  3. 前記送信機が更に、前記伝達媒体に信号処理制御信号を供給する手段を具えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の送信機。
  4. 前記信号処理制御信号が、前記広帯域信号上で実行する信号処理操作に関するものであり、この信号処理操作は、処理した前記広帯域信号において空間的音響効果が実現されるような方法で実行することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の送信機。
  5. 前記送信機が、記録担体上に第3ディジタル信号を記録する装置の形態であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の送信機。
  6. 前記記録担体が磁気記録担体であることを特徴とする請求項5に記載の送信機。
  7. 請求項3に記載の送信機によって送信される送信信号の形態で、伝達媒体経由で送信される広帯域ディジタル情報信号を受信する受信機であって、
    前記伝達媒体から前記第3ディジタル信号を受信する読取手段と、
    前記第3ディジタル信号を前記第2ディジタル信号に変換する復号化手段と、
    前記第2ディジタル信号中のフレームから、前記量子化したサブ帯域信号及びビット割当情報を導出する第2手段と、
    前記量子化したサブ帯域信号に応答して、前記広帯域信号の複製を構成する合成フィルタ手段であって、前記サブ帯域を、サンプリング周波数を増加させて前記広帯域情報信号の信号帯域と組み合わせる合成フィルタ手段と
    を具えた受信機において、
    この受信機が、前記伝達媒体から読み取った情報から信号処理制御信号を導出する第3手段を具え、
    前記受信機が更に、前記広帯域信号上で信号処理操作を実行する信号処理手段を具えて、該信号処理手段が、前記第3手段の出力端子に結合した制御信号入力端子を有し、
    前記信号処理手段が、前記制御信号入力端子に供給される信号処理制御信号に応じて、前記広帯域信号上で信号処理動作を実行するように、前記信号処理手段を適応させた
    ことを特徴とするディジタル伝達システム用受信機。
  8. 前記信号処理手段が信号処理操作を実行して、処理した前記広帯域信号において空間的音響効果が実現されるように、前記信号処理手段を適応させたことを特徴とする請求項7に記載の受信機。
  9. 前記受信機が、記録担体から第3ディジタル信号を読み取る装置の形態であることを特徴とする請求項7又は8に記載の受信機。
  10. 前記記録担体が磁気記録担体であることを特徴とする請求項9に記載の受信機。
  11. 前記受信機が、前記第3手段の出力端子に結合した制御信号入力端子を有するディスプレーを具えて、
    前記ディスプレーが、前記制御信号入力端子に供給された信号処理制御信号に応じて、前記信号処理手段によって実現された空間的音響効果の種類を表示するように、前記ディスプレーを適応させたことを特徴とする請求項7、8、9又は10に記載の受信機。
  12. 所定のサンプリング周波数Fs、例えばディジタルオーディオのサンプリング周波数でサンプリングした広帯域信号を符号化する装置であって、この装置が、
    前記広帯域信号を受信するための入力と、
    前記広帯域信号に応答して、複数M個の狭帯域サブ信号を、低減したサンプリング周波数で発生する信号分割手段とを具えて、前記信号分割手段は、この目的のために、前記広帯域信号を、周波数と共に増加する帯域番号mを有する連続したサブ帯域に分割して、ここに1≦m≦Mであり、前記サブ信号が連続した信号ブロックから成り、前記各信号ブロックがq個のサンプルから成り、
    前記装置がさらに、前記信号ブロックのq個のサンプルを前記サブ帯域内で表現するためのビット量を示すビット割当情報を発生するビット割当手段と、
    前記信号分割手段に結合されて、前記ビット割当手段からのビット割当情報に応答して、前記ブロック内の前記M個のサブ信号を量子化する量子化手段と
    を具えた符号化装置において、
    この装置がさらに、
    前記入力端子に結合した入力と、出力と、制御信号入力とを有する信号処理手段と、
    前記信号処理手段の出力に結合した入力を有し、前記信号処理手段が処理したディジタル信号に応答して、複数M個のサブ信号を、低減したサンプリング周波数で発生する第2信号分割手段とを具えて、前記第2信号分割手段は、この目的のために、前記処理した広帯域信号を、周波数と共に増加する帯域番号mを有する連続したサブ帯域に分割して、
    前記ビット割当手段が前記第2信号分割手段の出力に結合されて、前記サブ信号から前記ビット割当情報を導出して、
    前記信号処理手段が、この信号処理手段の制御信号入力に供給される信号処理制御信号に応じて、前記広帯域信号を処理するように、前記信号処理手段を適応させたことを特徴とする広帯域信号の符号化装置。
  13. 所定のサンプリング周波数Fs、例えばディジタルオーディオのサンプリング周波数でサンプリングした広帯域信号を符号化する装置であって、この装置が、
    前記広帯域信号を受信するための入力と、
    前記広帯域信号に応答して、複数M個の狭帯域サブ信号を、低減したサンプリング周波数で発生する信号分割手段とを具えて、前記信号分割手段は、この目的のために、前記広帯域信号を、周波数と共に増加する帯域番号mを有する連続したサブ帯域に分割して、ここに1≦m≦Mであり、前記サブ信号が連続した信号ブロックから成り、前記各信号ブロックがq個のサンプルから成り、
    前記装置がさらに、前記信号ブロックのq個のサンプルを前記サブ帯域内で表現するためのビット量を示すビット割当情報を発生するビット割当手段と、
    前記信号分割手段に結合されて、前記ビット割当手段からのビット割当情報に応答して、前記ブロック内の前記M個のサブ信号を量子化する量子化手段と
    を具えた符号化装置において、
    この装置がさらに、
    前記ビット割当手段及び前記量子化手段に結合した補正手段を具えて、該補正手段が制御信号入力を有し、前記補正手段が、この補正手段の制御信号入力に供給される信号処理制御信号に応じて、前記ビット割当手段からの前記ビット割当情報を補正して、補正した前記ビット割当情報を前記量子化手段に供給するように、前記補正手段を適応させたことを特徴とする広帯域信号の符号化装置。
  14. 請求項12または13に記載の符号化装置によって符号化情報信号に符号化した広帯域ディジタル情報信号を復号化する装置であって、この装置が、
    前記符号化情報信号に含まれるフレームから、前記量子化したサブ信号及び前記ビット割当信号を導出する導出手段と、
    前記量子化したサブ信号に応答して、前記広帯域信号の複製を構成する合成フィルタ手段とを具えて、該合成フィルタ手段が、前記サブ帯域を、サンプリング周波数を増加させて前記広帯域情報信号の信号帯域と組み合わせて、
    前記装置がさらに、出力信号を供給する出力端子を具えた復号化装置において、
    さらに、前記導出手段が、前記符号化情報信号から信号処理制御信号を導出するように、前記導出手段を適応させて、
    前記復号化装置がさらに信号処理手段を具えて、該信号処理手段が、この信号処理手段の入力に供給される信号上で信号処理操作を実行して、これにより、前記広帯域ディジタル情報信号を処理した出力信号を前記出力端子に発生して、前記信号処理手段が、前記導出手段の出力に結合した制御信号入力を有し、前記信号処理手段が、前記制御信号入力に供給される信号処理制御信号に応じて、前記信号処理操作を実行するように、前記信号処理手段を適応させたことを特徴とする広帯域ディジタル情報信号の復号化装置。
  15. 広帯域信号を伝達媒体経由で伝達する方法であって、前記信号は所定のサンプリング周波数Fs、例えばディジタルオーディオ信号のサンプリング周波数でサンプリングされ、この方法が、
    前記広帯域信号を受信するステップと、
    前記広帯域信号に応答して、前記広帯域信号を、周波数と共に増加する帯域番号mを有する連続したサブ帯域に分割することによって、複数M個の狭帯域サブ信号を、低減したサンプリング周波数で発生するステップとを具えて、ここに1≦m≦Mであり、前記サブ信号が連続した信号ブロックから成り、前記各信号ブロックがq個のサンプルから成り、
    前記方法がさらに、 前記信号ブロックのq個のサンプルを前記サブ帯域内で表現するためのビット量を示すビット割当情報を発生するステップと、
    前記ビット割当情報に応答して、前記ブロック内の前記M個のサブ信号を量子化するステップと、
    前記量子化したサブ信号及び前記ビット割当信号を、連続したフレームから成る第2ディジタル信号のフレーム内に収容するステップと、
    前記第2ディジタル信号を、前記伝達媒体経由で伝達するのに適した第3ディジタル信号に変換するステップと、
    前記第3ディジタル信号を前記伝達媒体に供給する手段と
    を具えた伝達方法において、
    この方法がさらに、
    信号処理制御信号を供給するステップと、
    前記信号処理制御信号に応じて、前記広帯域信号を処理するステップと、
    前記処理した広帯域信号に応答して、前記処理した広帯域信号を、周波数と共に増加する帯域番号mを有する連続したサブ帯域に分割することによって、複数M個の狭帯域信号を、低減したサンプリング周波数で発生するステップと、
    前記処理して分割した広帯域信号から、前記ビット割当情報を導出するステップと
    を具えていることを特徴とする広帯域信号の伝達方法。
  16. 広帯域信号を伝達媒体経由で伝達する方法であって、前記信号は所定のサンプリング周波数Fs、例えばディジタルオーディオ信号のサンプリング周波数でサンプリングされ、この方法が、
    前記広帯域信号を受信するステップと、
    前記広帯域信号に応答して、前記広帯域信号を、周波数と共に増加する帯域番号mを有する連続したサブ帯域に分割することによって、複数M個の狭帯域サブ信号を、低減したサンプリング周波数で発生するステップとを具えて、ここに1≦m≦Mであり、前記サブ信号が連続した信号ブロックから成り、前記各信号ブロックがq個のサンプルから成り、
    前記方法がさらに、前記信号ブロックのq個のサンプルを前記サブ帯域内で表現するためのビット量を示すビット割当情報を発生するステップと、
    前記ビット割当情報に応答して、前記ブロック内の前記M個のサブ信号を量子化するステップと、
    前記量子化したサブ信号及び前記ビット割当信号を、連続したフレームから成る第2ディジタル信号のフレーム内に収容するステップと、
    前記第2ディジタル信号を、前記伝達媒体経由で伝達するのに適した第3ディジタル信号に変換するステップと、
    前記第3ディジタル信号を前記伝達媒体に供給する手段と
    を具えた伝達方法において、
    この方法がさらに、
    信号処理制御信号を供給するステップと、
    前記ビット割当のステップで導出したビット割当情報を、前記信号処理制御信号に応じて補正するステップと、
    前記補正したビット割当情報に応答して、前記サブ信号を量子化するステップと
    を具えていることを特徴とする広帯域信号の伝達方法。
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