JP3571662B2 - ケーブル操作型ディスクブレーキ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーブルによって操作される自転車用ディスクブレーキに関する。より具体的には、本発明は、ブレーキパッドをブレーキ位置からブレーキ解除位置へ向けて付勢する戻しスプリングの付勢力を調節可能なケーブル操作型ディスクブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】
自転車に乗ることは、輸送手段としてだけではなく、レクレーションの1形態としてますます人気を集めてきており、またスポーツ競技としても非常に人気がある。自転車をレクレーション、運搬または競技の何れの用途に使用するかに関わらず、自転車の業界は常に自転車の各種部品の改良を行っている。これまで繰り返し再設計がなされてきた部品の1つに自転車のブレーキシステムがある。特に、ブレーキシステムの制御力は一貫して上昇している。
【0003】
現在、市販されている自転車用ブレーキ装置には数種のものがある。一般的な自転車用ブレーキ装置には、リムブレーキ,キャリパブレーキ及びディスクブレーキなどの種類がある。例えば、高性能なブレーキ装置を望むライダーは、ディスクブレーキシステムを選択する。該ディスクブレーキシステムは、ブレーキレバーに付加される操作力の大きさに対して、かなり強力な制動力を提供する。また、該ディスクブレーキシステムは、種々の天候及び走行条件下において、高レベルな確実性を提供する。もちろん、ライダーは、ディスクブレーキシステムに対し、より大きな制動力等のより良い性能を常に要求している。当然のことながら、ライダーはディスクブレーキシステムに高機能を求めている。
【0004】
一般的に、ディスクブレーキは、キャリパハウジングに移動自在に装着される一対のブレーキパッドを備えている。該ブレーキパッドは、車輪に固定されているディスク又はロータに圧接されることで、ディスクの回転、即ち車輪の回転を停止させる。該ブレーキバッドは、カム機構等によって油圧的又は機械的にディスクへ向かって移動される。油圧式ディスクブレーキシステムは、通常、構造が複雑であり、製造費が高価なものとなる。従って、油圧式ディスクブレーキシステムは、多くの場合、構造上非常に高重量となる。
【0005】
他方、機械式ディスクブレーキシステムは、一方のブレーキパッドが固定され、且つ、他方のブレーキバッドがカム機構によって移動自在に装着されるキャリパハウジングを有している。カム作用によって可動パッドを移動させるべく、前記カム機構には揺動アームが連結されている。通常、前記揺動アームを移動させ、これにより、前記カム機構を操作する為に、ブレーキレバーには一般的なブレーキケーブルが連結されている。一般的に、該機械式ディスクブレーキシステムは前記油圧式ブレーキシステムに比して安価で且つ軽量ではあるが、該機械式ディスクブレーキシステムも構造が複雑であり、さらに、多くの部品を要し、その結果、油圧式ブレーキシステムと同様に製造コストが高いという問題がある。
【0006】
前述のように、ブレーキレバーに連結される従来のブレーキケーブルは揺動アームを移動させるために用いられており、従って、該揺動アーム及びカム機構をブレーキ位置からブレーキ解除位置まで復帰させるための1以上の戻しスプリングを有する機械式ディスクブレーキを備える必要がある。通常、該戻しスプリングは調節不能である。さらに、該戻しスプリングは、ブレーキパッドを互いに離間させることを保証するだけではなく、カム機構,揺動アーム及びケーブルの全てをブレーキ解除位置まで効率的に復帰させることを保証するものでなければならない。当然のことながら、戻しスプリングによって生じる付勢力は、ライダーがブレーキパッドをブレーキ位置まで移動させることが困難とならないように、あまりに高く設定することはできない。従って、ディスクブレーキの戻しスプリング用の調節機構の存在が望まれる。
【0007】
前記観点から、従来のディスクブレーキの問題点を解消し得る調節自在な戻しスプリングを備えたディスクブレーキに対する要望が存在する。本発明は、従来技術における該要望、及び本明細書中に開示された内容から当業者にとって自明な他の要望に鑑みなされたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の一の目的は、ディスクブレーキにおけるリターンスプリング用の調節機構を備えたケーブル操作型ディスクブレーキを提供することである。
本発明の他の目的は、制動力の大きさに比して、比較的小型で且つ軽量なケーブル操作型ディスクブレーキを提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、製造コストが比較的安価なケーブル操作型ディスクブレーキを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的は、キャリパハウジングと、第1摩擦部材と、第2摩擦部材と、ケーブル作動機構と、付勢部材とを備えたケーブル操作型ディスクブレーキを提供することによって達成される。前記第1摩擦部材は、ブレーキ解除位置とブレーキ位置との間を移動し得るように、前記キャリパハウジングに移動自在に連結されている。前記第2摩擦部材は、前記第1摩擦部材との間にロータ受入スロットを形成すべく、該第1摩擦部材と略平行に配設されるように前記キャリパハウジングに連結されている。前記ケーブル作動機構は、前記第1摩擦部材をブレーキ解除位置から前記第2摩擦部材へ向かってブレーキ位置まで移動させるように、前記キャリパハウジングに移動自在に連結されている。前記付勢部材は、前記キャリパハウジングに位置調節自在に連結された第1端部と前記ケーブル作動機構に位置調整自在に連結された第2端部とを有し、前記ケーブル作動機構をブレーキ解除位置へ向けて付勢するようになっている。さらに、前記キャリパハウジングは、複数の第1孔を有し、前記付勢部材の第1端部が選択的に係入されるようになっている。また、前記ケーブル作動機構は、複数の第2孔を有し、前記付勢部材の第2端部が選択的に係入されるようになっている。
【0010】
本発明のこれらの及び他の他の目的,特徴,形態及び効果は、添付の図面を参照しつつなされる,以下の本発明の好ましい実施の形態の説明から当業者にとって明らかになるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】
まず、図1〜図3を参照すると、本発明の実施の形態1に係る一対のケーブル操作型ディスクブレーキ12a,12bが連結された自転車10の前方及び後方部分が図示されている。図示の自転車10を含み自転車は当業界において周知であり、従って、自転車及び各種構成部品についてはここでは詳細には説明又は図示しない。自転車10が、例えば、マウンテンバイク,ハイブリッドバイク又はロードバイク等の種々のタイプの自転車とされ得ることは、当業者にとって明らかであろう。図示の自転車10は、ハンドルバー14と、フロント及びリアフォーク15a,15bと、前輪及び後輪16a,16bと、ドライブトレーン17とを備えた一般的な自転車である。
【0012】
図2及び図3に示すように、フロント及びリアケーブル操作型ディスクブレーキ12a,12bは、自転車10との連結機構、及び各ブレーキ操作機構18a,18bを除き、実質的に同一構成を有している。即ち、フロントケーブルディスクケーブル12aは、フロントフォーク15aに装着され且つフロントブレーキケーブル19aを介してフロントブレーキ操作機構18aに作動的に連結されている。一方、リアケーブル操作型ディスクブレーキ12bは、リアフォーク15bに装着され且つリアブレーキケーブル19bを介してリアブレーキ操作機構18bに作動的に連結されている。前記フロント及びリアブレーキ操作機構18a,18bは当業界において周知であり、従って、ここでは詳細には説明又は図示しない。
【0013】
前記フロントブレーキ操作機構18aは、前輪16aの回転を停止させる為に、フロントディスクブレーキ12aを作動させるように構成されている。より詳しくは、該フロントブレーキ操作機構18aは、前輪16aに固着されたフロントディスクブレーキロータ20aに強制的なグリップ力を付加すべく、フロントブレーキケーブル19aを介してフロントディスクブレーキ12aに作動的に連結されている。同様に、前記リアブレーキ操作機構18bは、後輪16bの回転を停止させるべく、リアディスクブレーキ12bを作動させるように構成されている。より詳しくは、該リアブレーキ操作機構18bは、後輪16bに固着されたリアディスクブレーキロータ20bに強制的なグリップ力を付加すべく、リアブレーキケーブル19bを介して、リアディスクブレーキ12bに作動的に連結されている。
【0014】
好ましくは、両ブレーキ操作機構18a,18bはハンドルバー14に装着される。詳しくは、図2に示すように、前記フロントブレーキ操作機構18aは、装着部22a及びレバー部23aを有するブレーキレバー21aを備えている。装着部22aは、一般的な方法でハンドルバー14に締結されるように構成されている。前記レバー部23aは、ブレーキ解除位置とブレーキ位置との間で移動し得るように、前記装着部22aに揺動自在に連結されている。通常、該レバー部23aは、戻しスプリング(図示せず)等の一般的な方法によってブレーキ解除位置に保持されている。同様に、図3に示すように、前記リアブレーキ操作機構18bは、装着部22b及びレバー部23bを有するブレーキレバー21bを備えている。前記装着部22bは、一般的な方法でハンドルバー14に締結されるように構成されている。前記レバー部23bは、ブレーキ解除位置とブレーキ位置との間で移動し得るように、前記装着部22bに揺動自在に連結されている。通常、レバー部23bは、戻しスプリング(図示せず)等の一般的な方法によってブレーキ解除位置に保持されている。
【0015】
前記フロント及びリアブレーキケーブル19a,19bは当業界において周知であり、従って、ここでは詳細には説明又は図示しない。該フロントブレーキケーブル19aは、アウターケーシング24a及びインナーワイヤ25aを有している。該アウターケーシング24aは、ブレーキレバー21aの装着部22aとフロントケーブル操作型ディスクブレーキ12aに装着された調節ユニット26aとの間に延びている。前記インナーワイヤ25aは、ブレーキレバー21aのレバー部23aと、後述するフロントケーブル操作型ディスクブレーキ12aとに連結されている。同様に、リアブレーキケーブル19bは、アウターケーシング24b及びインナーワイヤ25bを有している。該アウターケーシング24bは、ブレーキレバー21bの装着部22bと、リアケーブル操作型ディスクブレーキ12bに装着された調節ユニット26bとの間に延びている。前記インナーワイヤ25bは、ブレーキレバー21bのレバー部23bと、前記フロントケーブル操作型ディスクブレーキ12aと同様の方法でリアケーブル操作型ディスクブレーキ12bの一部とに連結されている。
【0016】
図2及び図3に示すように、前記フロントケーブル操作型ディスクブレーキ12aは、装着ブラケット28a及び4本のボルト29aによって、フロントフォーク15aに連結されている。同様に、前記リアケーブル操作型ディスクブレーキ12bは、装着ブラケット28b及び4本のボルト29bによって、リアフォーク15bに連結されている。当然のことながら、種々の他のタイプの装着機構又は装着アッセンブリが適用され得ることは本明細書から当業者にとって明らかである。前記両ケーブル操作型ディスクブレーキ12a,12bは互いに実質的に同一構成を有しているから、ここでは、フロントケーブル操作型ディスクブレーキ12aのみについて詳細に説明又は図示する。
【0017】
フロントケーブル操作型ディスクブレーキ12aは、図5及び図6に示すように、キャリパハウジング30と、一対のブレーキパッド又は摩擦部材32と、カムアッセンブリ34と、作動アッセンブリ36とを備えている。前記カムアッセンブリ34及び作動アッセンブリ36は共働して、前記ブレーキパッド32をブレーキ解除位置とブレーキ位置との間で移動させるケーブル作動機構を形成している。前記キャリパハウジング30は、ブラケット28a及びボルト29aによって、自転車のフレーム13に装着される。前記ブレーキパッド32は、カムアッセンブリ34及び作動アッセンブリ36(ケーブル作動機構)によって、ブレーキ解除位置とブレーキ位置との間を移動させられるように、前記キャリパハウジング30に移動自在に連結されている。詳しくは、前記両ブレーキパッド32は、ブレーキ解除位置においては、ディスクブレーキロータ20aが回転自在となるように、該ロータ20aから離間されている。他方、該両ブレーキパッド32は、ブレーキ位置においては、自転車の車輪16a及びディスクブレーキロータ20aの回転を停止させる為に、該ロータ20aの両側面に押圧される。
【0018】
ここで、図4〜図6を参照すると、前記キャリパハウジング30は、一対のボルト41によって互いに固定連結された左キャリパ部38及び右キャリパ部40を備えている。前記左右のキャリパ部38,40が互いに連結されると、後述するように、前記ブレーキパッド32及びカムアッセンブリ34を移動自在に支持する為の内部空洞部が形成されるようになっている。該両キャリパ部38,40は、好ましくは、金属材料等の高剛性材料で形成される。当然のことながら、該両キャリパ部38,40を他の適当な材料で形成することも可能である。
【0019】
図7〜図12に示すように、前記左キャリパ部38は、本体部42と、一対の装着フランジ43と、ケーブル支持フランジ44とを有している。前記本体部42は、長手方向に延びるパッド支持孔45と、左キャリパ部38の第1開口端部48及び第2開口端部50間に亘って長手方向に延びる軸線方向延在の内部孔46とを有している。前記パッド支持孔45は、後述するように、キャリパハウジング30内にブレーキパッド32を支持する為に用いられる。
【0020】
前記内部孔46は、後述するように、一対のカムアッセンブリ34を支持する為に、3つの部位51,52,53に分割されている。該内部孔46の第1部位51は、最少径の円筒状孔とされる。該第1部位51は、左キャリパ部38の第1端部48のところに配置されている。左キャリパ部38の第1端部48には、後述する作動アッセンブリ36が連結されている。好ましくは、左キャリパ部38の第1端部48の端面には、互いに異なる平面上に位置する一対の環状端面54,55を形成する環状段部が設けられている。前記内部孔46の第1部位51に近接した内側の端面55には、好ましくは、後述するように、作動アッセンブリ36の一部を受け入れるように構成された3つの貫通孔56が備えられている。好ましくは、該3つの貫通孔56のそれぞれの中心線は、周方向に約20度の間隔で離間されている。該貫通孔56は、後述するように、作動アッセンブリ36の調節を可能とする。該貫通孔56のうちの真ん中に位置する貫通孔は、好ましくは、ディスクブレーキ装置21aの中央平面P1から周方向に約4度だけ離間されている(図7参照)。
【0021】
前記第2部位52は、前記第1部位51と第3部位53との間に配置された円筒状孔とされている。該第2部位52は、前記第1部位51よりも大径とされている。従って、前記内部孔46の第1部位51と第2部位52との間には、径方向に延びる内側当接面又は内側端部壁65が形成されている。
【0022】
前記第3部位53も同様に円筒状に形成されているが、前記第1部位51及び第2部位52とは異なり、非連続な円筒状孔とされる。即ち、該第3部位53は、一対の長孔65と、環状溝66とを有している。該一対の長孔65は、互いに180度離間して設けられ、前記環状溝部66を2つに分割している。
【0023】
前記左キャリパ部38の第2端部50には、左右のキャリパ部38,40を互いに固定連結する為のボルト41を受け入れる一対のネジ付孔69が設けられている。左キャリパ部38の第2端部50には、ブレーキパッド32の外周と略同一のブレーキパッド装着リセス67が設けられている。該ブレーキパッド装着リセス67の底部は外部に開いており、且つ、左キャリパ部38の第2端部50の両側面はディスクブレーキロータ20aの一部を収容する為の一対の切欠部68を有している。
【0024】
左キャリパ部38の装着フランジ部43は、好ましくは、前記ディスクブレーキロータ20aに対する軸方向位置を調節可能とする為の長孔70を有している。該長孔70は、左キャリパ部38をフロントブラケット28aに締結する為の装着ボルト29aが挿通される。
【0025】
図2,図4,図7及び図8に示すように、ケーブル支持部材又はフランジ部44は、前記内部孔46の中心軸上に中心が位置する仮想円の略接線方向に沿って、本体部42から外方に延びている。ケーブル支持フランジ部44の自由端部は、図2及び図4に示すように、ケーブル調節ユニット26aのケーブル調節ボルト73が螺入されるネジ付孔72を有している。前記ケーブル調節ユニット26aは、アウターケーシング24aとインナーワイヤ25aとの間の相対張力を調節する。即ち、図13〜図15に示すように、ケーブル調節ボルト73は、頭部73a及びネジ付軸部73bを有しており、該頭部73a及びネジ付軸部73bには、双方を貫通する軸線孔73cが形成されている。該軸線孔73cは、通常の方法によってアウターケーシング24a及びインナーワイヤ25aを収容する段付き形状とされている。前記頭部73aは、表面処理が施された外表面を有する管状部材とされる。
【0026】
前記ネジ付軸部73bは、外表面に、前記ネジ付孔72の雌ネジと螺合する雄ネジを有している。従って、前記ケーブル調節ボルト73を回転させると、該ケーブル調節ボルト73がケーブル支持フランジ部44に対して軸方向に移動する。図2及び図4に示すように、前記ケーブル調節ボルト73は、ネジ付軸部73b上にケーブル調節ナット74を有している。該ケーブル調節ボルト73(図13〜図15参照)及びケーブル調節ナット74(図16及び図17参照)は、ブレーキケーブル19aの張力を制御するケーブル調節ユニット26aを形成する。
【0027】
ここで、図6及び図18〜図20を参照すると、右キャリパ部40は、ボルト41によって左キャリパ部38の第2端部50に固定されている。該右キャリパ部40は、ディスクブレーキロータ20aを収容する為の長孔を除き、左キャリパ部38の第2端部50の開放端部を実質的に閉塞している。さらに、該右キャリパ部40は、ボルト41を受け入れる為の一対の貫通孔75を有している。好ましくは、該一対の貫通孔75は、ボルト41の頭部が右キャリパ部40の外面から突出しないように、段付形状とされる。
【0028】
さらに、前記右キャリパ部40は、パッド軸77を受け入れる為のネジ付孔76を有している。好ましくは、図23及び図24に示すように、パッド軸77は、頭部77aと該頭部77aから外方に延びる軸部77bとを備えたネジ付ボルトとされる。該軸部77bのうち,前記頭部77aに近接した部位には、右キャリパ部40のネジ付孔76と螺合するネジ部77cが設けられている。一方、該軸部77bの自由端部には、好ましくは、保持クリップ78が係入される環状リセス77dが設けられている。
【0029】
前記右キャリパ部40の内表面には、ブレーキパッド32の外形と略同一形状を有するブレーキパッド装着リセス80が設けられており、これにより、右側ブレーキパッド32が右キャリパ部40の内表面によってしっかりと保持されるようになっている。該ブレーキパッド装着リセス80は、右側ブレーキパッド32が回転又は移動しないような大きさ及び形状に設定される。前記右キャリパ部40の側縁部には、ディスクブレーキロータ挿通用スロットの半分を形成する切欠部82が設けられている。
【0030】
図5及び図6に示すように、前記左右のブレーキパッド32は、実質的に同一構成を有しており、好ましくは、相互に交換可能とされている。図21及び図22に示すように、該左右のブレーキパッド32のそれぞれは、硬質支持プレート83と、ブレーキロータ20aと係合するように、該硬質支持プレート83に取り付けられた摩擦部材84とを有している。該硬質支持プレート83は、パッド軸77が挿通される孔86を備えた装着タブ85を有している(図6,図23,図24参照)。前記ブレーキパッド32がパッド軸77に装着された場合、該ブレーキパッド32はパッド軸77上を軸線方向に移動自在ではあるが、左右のキャリパハウジング部38,40におけるブレーキパッド装着リセス67,80の構成の為に、回転不能となる。
【0031】
図6及び図25〜図28に示すように、左右のブレーキパッド32を互いに離間する方向へ付勢する為に、該両ブレーキパッド32間にはパッドスプリング87が備えられている。該パッドスプリング87は、好ましくは、バネ鋼等の薄肉弾性材料によって形成される。該パッドスプリング87は、中央連結部87aと、該中央連結部87aの両端部からそれぞれ外方に延びる一対の付勢部87bとを有している。該中央連結部87aは、好ましくは、パッド軸77を受け入れ得るように、軸線方向に沿って配置された一対の孔87cを備えた逆U字状部材とされる。前記付勢部87bは、前記連結部87aを二等分する中心線を基準にして、それぞれの自由端部に向けて外方へ分岐された逆U字状部材とされている。
【0032】
ここで、図5及び図6を再度参照すると、前記カムアッセンブリ34は、入力カム90と、出力カム91と、一組の転動部材92と、戻しスプリング93と、出力カム回転停止部94と、保持部95と、ブッシュ96とを備えている。該カムアッセンブリ34は、左キャリパ部38の内部孔46内に配設されており、且つ、ブレーキ操作機構18aによる作動アッセンブリ36の作動によって軸線方向に伸長するように構成されている。詳しくは、作動アッセンブリ36によって入力カム90が回転させられると、出力カム91が戻しスプリング93及びパッドスプリング87の付勢力に抗して軸線方向に移動して、左右のブレーキパッド32の双方をディスクブレーキロータ20aに向けて押圧する。
【0033】
図29〜図33に示すように、前記入力カム90はカム部材90aを有している。該カム部材90aの一端部からは操作軸90bが延びており、且つ、該カム部材90aの他端部からはガイドピン90cが延びている。該カム部材90aは、3個の転動部材92(例えば、ボール)を受け入れる3つのカム長溝90eを備えた軸線方向を向くカム面90dを有している。前記3つのカム長孔90eは、好ましくは、入力カム90の中心回転軸線A回りに湾曲した弓状の長溝とされる。これらのカム長溝90eは傾斜形状とされており、詳しくは、入力カム90の回転軸線Aに直交する平面に対して好ましくは約17度傾斜された傾斜底面を有している。従って、入力カム90が回転すると、転動部材92はカム長溝90e内において周方向に移動し、これにより、全ての転動部材92が対応するカム長溝90e内の同一位置に配置されて、出力カム91を軸線方向へ移動させる。
【0034】
前記操作軸90bは、好ましくは、第1円筒部90fと、第2非円筒部90gと、第3非円筒部90hとを有する段付形状軸とされる。該第1円筒部90fは、左キャリパ部38の内部孔46の第1部位51内に受け入れられる大きさに設定されている。好ましくは、前記ブッシュ96は、図5に示すように、第1円筒部90fを囲むように配置される。前記操作軸90bの第2円筒部90gは、後述するように、作動アッセンブリ36の一部を回転不能に支持し得るように構成されている。好ましくは、前記操作軸90bの第3非円筒部90hには、作動アッセンブリ36を該第3円筒部90hに固定すべく、ナット97に螺入されるネジが設けらる。
【0035】
前記ガイドピン90cは、好ましくは、入力カム90の長手軸上に配設され、且つ、該入力カム90に対して出力カム91が滑らかに移動することを保証するように該出力カム91と係合するショートピンとされる。
【0036】
ここで、図34〜図38を参照すると、前記出力カム91は、カム部材91a及びスラスト軸91bを有している。該カム部材91aは、好ましくは、前記入力カム90のカム面90dと対向するカム面91cを備えた円筒部材とされる。該カム面91cには、好ましくは、前記入力カム90のカム長孔90eと略同一形状とされ、且つ、前記入力カム90の回転運動に応じて出力カム91を軸線方向に移動させるべく前記転動部材92と係合するように構成された3つのカム長孔91dが備えられる。
【0037】
図5,図34及び図38に示すように、出力カム91のカム面91cには、ガイドピン90cを受け入れるように構成された閉塞孔91eが中央に設けられている。好ましくは、前記ガイドピン90c及び閉塞孔91eは、前記入力カム90に対する出力カム91の軸線方向への相対移動中の如何なる場合にも、該入力カム90及び出力カム91が互いに脱離しないような、長さに設定されている。前記出力カム91のスラスト軸91bは、好ましくは、左キャリパ部38と係合している前記出力カム回転停止部94と係合する非円形部材とされ、これにより、該出力カム91が左キャリパ部38に対して相対回転不能となっている。
【0038】
詳しくは、前記回転停止部94は、図39〜図41に示すように、前記出力カム91のスラスト軸91bを受け入れるように構成された非円形孔94bを備えた環状中央部94aを有しており、これにより、該回転停止部94と前記出力カム91とが相対回転不能となっている。一対のタブ94cが、前記回転停止部94の中央部94aから径方向外方に延び、且つ、互いに180度離間されるように配設されている。該一対のタブ94cは、前記回転停止部94が左キャリパ部38に対して相対回転不能となるように、該左キャリパ部38の長孔65内に収納される。このように、前記回転停止部94が左キャリパ部に対して相対回転しないようになっており、従って、前記出力カム91も回転しない。該回転停止部94は、前記保持部95によって出力カム91のスラスト軸91b上に固定されている。該保持部95は、好ましくは、C字状スナップリングとされる。該C字状スナップリング又は保持部95は、左キャリパ部38の内部孔46に形成された環状溝66内に挿入される。
【0039】
図5に示すように、前記出力カム91の戻しスプリング93は、該出力カム91と出力カム回転停止部94との間に配設されている。好ましくは、該戻しスプリング93は、小径端部93aが出力カム91のスラスト軸91bの外径と略等しい内径を有し、且つ、大径端部93bが左キャリパ部38の第2部位52の内径と略等しいか若しくはやや小さい外径とされた円錐形状の圧縮バネ(図42及び図43参照)とされる。ケーブル操作型ディスクブレーキ12aの組立時においては、前記戻しスプリング93は非圧縮状態か、若しくは、僅かな量だけ圧縮された微圧縮状態とされている。なお、該微圧縮状態は、戻しスプリング93が、前記パッドスプリング87の付勢力より大きな付勢力を生じない範囲とされる。換言すれば、通常の非作動状態におけるパッドスプリング87の付勢力に抗して、出力カム戻しスプリング93が前記パッドスプリング87を圧縮しないように設置される。
【0040】
前記作動アッセンブリ36は、作動アーム98と、戻しスプリング99と、カバー100とを備え、これらの部材は、ナット97によって左キャリパ部38の第1端部48に固定されるようになっている。前記作動アーム98は、入力カム90の操作軸90bの第3部位90hに固定されている。
【0041】
図44〜図48に示すように、作動アーム98は、外方に延びたケーブル装着部98bを備える円筒状本体部98aを有している。該円筒状本体部98aは、第1円筒部98d及び第2非円筒部98eを備えた貫通段付孔98cを有している。前記第1円筒部98dと第2非円筒部98eとの間には当接面98fが形成されている。該当接面98fには、前記戻しスプリング99を該当接面98fに装着する為の3つの孔102が設けられている。好ましくは、これらの3つの孔102のそれぞれの中心は、周方向に約25度ずつ離間される。
【0042】
図2,図4及び図44〜図48に示すように、前記ケーブル装着部98bは、ケーブル19aのインナーワイヤ25aの端部を固定する為のクランププレート104付クランプボルト103を受け入れるネジ付孔98gを、自由端部に有している。好ましくは、ケーブル装着部98bは、さらに、前記クランププレート104を受け入れる為のリセス98hを前記ネジ付孔98g回りに有しており、これにより、クランププレート104の相対回転を防止している。前記作動アーム98の自由端部には、ケーブル19aのインナーワイヤ25aの長手方向に沿った突起98iが形成されている。該突起98iは、作動アーム98の回転中に、ケーブル19aのインナーワイヤ25aと当接する湾曲面を有している。
【0043】
図5,図6及び図49〜図51に示すように、前記戻しスプリング99は、好ましくは、コイル部99aと、該コイル部99aの両端部から軸線方向両側に延びる第1端部99b及び第2端部99cとを備えたトーションスプリングとされる。前記第1端部99cは左キャリパ部38の孔56の一つに挿入され、他方、前記第2端部99cは作動アーム98の孔102の一つに挿入される。該第1及び第2端部99b,99cは、好ましくは、非作動状態において、長手方向に沿って位置合わせされている。
【0044】
前記孔56,102は、作動アーム98に掛かる前記戻しスプリング99の付勢力を制御する調節機構を構成している。即ち、前記キャリパハウジング30と作動アーム98との間に掛かる前記戻しスプリング99の付勢力は、孔56,102の組み合わせを種々選択することで調節され得る。即ち、前述の通り、左キャリパ部38の内側端面55に形成された3つの孔56は回転軸A回りに周方向に約20度の間隔で配設されている。一方、前記作動アーム98の当接面98fに形成された3つの孔102は回転軸A回りに周方向に約25度の間隔で配設されている。従って、仮に、前記戻しスプリング99の第1及び第2端部99b,99cを、現在係合しているそれぞれの孔56,102から前記回転軸A回り同方向に隣接する他の孔56,102へ移動したとすると、該戻しスプリング99の第1端部99bと第2端部99cとの角度変位は、約5゜だけ変更されることになる。このように、前記戻しスプリング99の第1及び第2端部99b,99cを前記孔56,102に選択的に係入させることによって、該戻しスプリング99の初期荷重を適宜調節することができる。例えば、第1及び第2端部99b,99cが、それぞれ、中央に位置する孔56,102に係入されている場合、両端部99b,99cを周方向一方側又は他方側の同方向の孔56,102へ移動させると、戻しスプリング99の初期荷重は前記第1端部99b及び第2端部99c間の角度変位5゜に対応した大きさだけ変化する。当然のことながら、大幅な調節を行うために、第1端部99b及び第2端部99cのそれぞれを独立して所望の孔56,102へ移動させることも可能である。
【0045】
さらに、別の孔56,102を追加することによって、追加の調節が可能になることは、本開示から当業者にとって明らかであろう。また、孔56及び102の周方向の間隔を、必要に応じ及び/又は所望により変更することも可能である。戻しスプリング99の付勢力を小刻みに調節し得るように、孔56の周方向間隔と孔102の周方向間隔とを互いに異なるように設定することも可能である。なお、図4においては、孔56の一つが孔102の一つと軸線方向に沿って整列されており、従って、孔56及び102が見掛け上5つで図示されている。
【0046】
ケーブル操作型ディスクブレーキ12aが組立状態にある場合、戻しスプリング99は、通常、入力カム90及び作動アーム98をブレーキ解除位置へ向けて付勢している。ライダーが、ブレーキレバー21aを狭持すると、ケーブル19aのインナーワイヤ25aがアウターケーシング24aに対して相対移動し、これにより、作動アーム98及び入力カム90が前記戻しスプリング99の付勢力に抗して共に回転する。斯かる回転によって、転動部材92は、カム長孔90e,91dの深端部から浅端部へ移動する。該転動部材92がカム長孔90e,91d内を移動するに応じ、出力カム91は出力カム戻しスプリング93の付勢力に抗して軸線方向に移動する。該出力カム91の軸線方向移動によって、左側のブレーキパッド32がパッドスプリング87の付勢力に抗して移動し、ロータ20aと係合する。そして、該ロータ20aは、右側のブレーキパッド32に押圧される。斯かるブレーキパッド32のディスクブレーキロータ20aとの係合によって、ケーブル操作型ディスクブレーキ12aのブレーキ作用が発生する。
【0047】
ここで、図5,図52及び図53を参照すると、前記カバー100は、作動アーム98と左キャリパ部38の第1端部48との間に配置されている。好ましくは、該カバー100は、作動アーム98と左キャリパ部38との間のスペースを閉塞するように、左キャリパ部38の第1端部48の外側環状端面54と係合する。
【0048】
本発明を説明する為に一つの実施の形態のみを選択したが、特許請求の範囲によって画される本発明の範囲から逸脱すること無く、種々の変更及び改良が可能なことは本開示内容から当業者にとって明白であろう。即ち、本発明に係る前記実施の形態の説明は本発明の理解の為だけのものであり、請求項によって画される本願発明の技術的範囲及びその均等範囲を、制限するものではない。
【0049】
【発明の効果】
本発明に係るケーブル操作型ディスクブレーキによれば、ディスクブレーキにおけるリターンスプリングの付勢力を簡単に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態に係る一対のケーブル操作型ディスクブレーキが連結された自転車の側面図である。
【図2】図2は、本発明の一実施の形態に係るフロントケーブル操作型ディスクブレーキが連結された自転車前方部分の側面図である。
【図3】図3は、本発明の一実施の形態に係るリアケーブル操作型ディスクブレーキが連結された自転車後方部分の側面図である。
【図4】図4は、図2に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキの部分拡大側面図である。
【図5】図5は、図4に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキの5−5線断面図である。
【図6】図6は、図2,図4及び図5に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキの分解図である。
【図7】図7は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキの左キャリパ部の正面図である。
【図8】図8は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキの左キャリパ部の底面図である。
【図9】図9は、図7及び図8に示す左キャリパ部の背面図であり、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキ用左キャリパ部を示している。
【図10】図10は、図7〜図9に示す左キャリパー部の左側面図であり、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキ用左キャリパー部を示している。
【図11】図11は、図7〜図10に示す左キャリパ部の右側面図であり、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキ用左キャリパー部を示している。
【図12】図12は、図7における12−12線に沿ったフロント左キャリパー部の横断面図である。
【図13】図13は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキのケーブル調節ユニットにおけるケーブル調節ボルトの側面図である。
【図14】図14は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキのケーブル調節ユニットにおけるケーブル調節ボルトの端面図である。
【図15】図15は、図13及び図14に示すケーブル調節ボルトの部分縦断面図である。
【図16】図16は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキのケーブル調節ユニットにおけるケーブル調節ナットの側面図である。
【図17】図17は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキのケーブル調節ユニットにおけるケーブル調節ナットの端面図である。
【図18】図18は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキの右キャリーパ部の内面図である。
【図19】図19は、 図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキの右キャリーパ部の側面図である。
【図20】図20は、図18及び図19に示す右キャリーパ部の底面図であり、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキ用右キャリパー部を示している。
【図21】図21は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキの一方のブレーキパッドの側面図である。
【図22】図22は、図21に示すブレーキパッドの端面図であり、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキ用ブレーキパッドを示している。
【図23】図23は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキ用のパッド軸の側面図である。
【図24】図24は、図23に示すパッド軸の端面図である。
【図25】図25は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキ用のパッドスプリングの外形図であり、該パッドスプリングの折り曲げ前の状態を示している。
【図26】図26は、図25に示すパッドスプリングの側面図である。
【図27】図27は、 図25及び図26に示すパッドスプリングの平面図である。
【図28】図28は、図25〜図27に示すパッドスプリングの端面図である。
【図29】図29は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキ用の入力カムの側面図である。
【図30】図30は、図29に示す入力カムの端面図である。
【図31】図31は、図29及び図30に示す入力カムの端面図である。
【図32】図32は、図31における32−32線に沿った,図29〜図31に示す入力カムの部分横断面図である。
【図33】図33は、図29〜図32に示す入力カムの部分縦断面図である。
【図34】図34は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキ用の出力カムの側面図である。
【図35】図35は、図34に示す出力カムの端面図である。
【図36】図36は、図34及び図35に示す出力カムの端面図である。
【図37】図37は、図35における37−37線に沿った部分横断面図である。
【図38】図38は、図34〜図37に示す記載の出力カムの部分縦断面図である。
【図39】図39は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキ用の出力カム回転停止部の端面図である。
【図40】図40は、図39に示す出力カム回転停止部の側面図である。
【図41】図41は、図39及び図40に示す出力カム回転停止部の,図39における41−41線に沿った横断面図である。
【図42】図42は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキ用の出力カム戻しスプリングの側面図である。
【図43】図43は、図42に示す出力カム戻しスプリングの端面図である。
【図44】図44は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキ用の作動アームの端面図である。
【図45】図45は、図44に示す作動アームの側面図である。
【図46】図46は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキ用の作動アームの底面図である。
【図47】図47は、図44〜46に示す作動アームの,図44における47−47線断面図である。
【図48】図48は、図44〜図47に示す作動アームの内部端面図である。
【図49】図49は、図2及び図4〜図6に示すフロントケーブル操作型ディスクブレーキの作動アッセンブリ用戻しスプリングの端面図である。
【図50】図50は、図49に示す戻しスプリングの側面図である。
【図51】図51は、図49及び図50に示す戻しスプリングの端面図である。
【図52】図52は、図2及び図4〜図6に記載のフロントケーブル操作型ディスクブレーキのカバーの端面図である。
【図53】図53は、図52に示すカバーの側面図である。
【符号の説明】
30 キャリパハウジング
32 ブレーキパッド
34 カムアッセンブリ
36 作動アッセンブリ
56 第1孔
90 入力カム
91 出力カム
92 転動部材
98 作動アーム
99 リターンスプリング
102 第2孔

Claims (15)

  1. キャリパハウジングと、
    ブレーキ解除位置とブレーキ位置との間を移動し得るように、前記キャリパハウジングに移動自在に連結された第1摩擦部材と、
    前記第1摩擦部材との間にロータ受入スロットを形成すべく、該第1摩擦部材と略平行に配設されるように前記キャリパハウジングに連結された第2摩擦部材と、
    前記第1摩擦部材をブレーキ解除位置から前記第2摩擦部材へ向かってブレーキ位置まで移動させるように、前記キャリパハウジングに移動自在に連結されたケーブル作動機構と、
    前記キャリパハウジングに位置調節自在に連結された第1端部と、前記ケーブル作動機構に位置調整自在に連結された第2端部とを有し、前記ケーブル作動機構をブレーキ解除位置へ向けて付勢する付勢部材とを備え
    前記キャリパハウジングは、前記付勢部材の第1端部が選択的に係入される複数の第1孔を有し、
    前記ケーブル作動機構は、前記付勢部材の第2端部が選択的に係入される複数の第2孔を有していることを特徴とするケーブル操作型ディスクブレーキ。
  2. 前記ケーブル作動機構はケーブル取付部位を有していることを特徴とする請求項1に記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
  3. 前記付勢部材はトーションスプリングであることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
  4. 前記第1孔は、前記第2孔とは異なる角度で周方向に離間されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
  5. 前記第1孔は周方向に20°の間隔で離間されており、
    前記第2孔は周方向に25°の間隔で離間されていることを特徴とする請求項4に記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
  6. 前記第1孔及び第2孔は、それぞれ、少なくとも3つ設けられていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
  7. 前記付勢部材の第1及び第2端部は軸線方向に延び、且つ、長手方向に沿って整列されていることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
  8. 前記ケーブル作動機構はカムアッセンブリを備えていることを特徴とする請求項1から7の何れかに記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
  9. 前記カムアッセンブリは第1カム面セットを有する第1カム部材と、第2カム面セットを有する第2カム部材とを備え、該第1及び第2カム面の間には転動部材が配設されることを特徴とする請求項8に記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
  10. 前記転動部材はボールであることを特徴とする請求項9に記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
  11. 前記第1カム部材は、前記キャリパハウジングに回転自在且つ軸方向移動不能に装着され、
    前記第2カム部材は、前記キャリパハウジングに軸方向移動自在且つ回転不能に装着されていることを特徴とする請求項9又は10に記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
  12. 前記ケーブル作動機構は、前記第1カム部材に連結された作動アームを備えていることを特徴とする請求項9から11の何れかに記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
  13. 前記付勢部材は、第1端部が前記キャリパハウジングに連結され且つ第2端部が前記作動アームに連結されたトーションスプリングであることを特徴とする請求項12に記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
  14. 前記作動アームは、ケーブル取付部材を有していることを特徴とする請求項13に記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
  15. 前記キャリパハウジングは、該キャリパハウジングに連結されるケーブル調節ユニットを有していることを特徴とする請求項1から14の何れかに記載のケーブル操作型ディスクブレーキ。
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