JP3571647B2 - 駐車場管理システム - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車場内の個別の駐車区域毎に設けられた複数の端末機が駐車車両の入出庫の管理と駐車料金の精算とを行う駐車場管理システムに関し、特に、駐車場の運営管理を容易にできる駐車場管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、駐車場管理システムとして、駐車場内に複数設けた個別の駐車区域毎に設けられた端末機が、駐車車両の入出庫を管理する機能と前記駐車車両の駐車料金を精算する機能とを有するように構成されたものがある。
このようなシステムでは従来、駐車場内の各端末機に領収書発行機能を設けていた。
【0003】
また、駐車料金の集計や駐車料金算出用の料金データの設定は、係員が専用の機器を各端末機に接続して端末機毎に行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように各端末機が領収書の発行機能を備える構成では、駐車場内の全ての端末機にプリンタを装備しなければならないため、プリンタの点検やプリンタ用紙の補充等を端末機毎に行わなければならなかった。
また、従来の方法では、駐車料金の集計や料金データの設定を端末機毎に行わなければならず、作業に多大な時間を要していた。
【0005】
このように、上述のような従来の駐車場管理システムでは、メンテナンス作業時や駐車料金集計時に係員が全ての端末機を巡回する必要があり、駐車場の運営管理が大変であった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、駐車区域毎に駐車料金を精算する方式の駐車場管理システムにおける駐車場の運営管理を容易にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1に係る発明は、駐車場内に複数設けた個別の駐車区域毎に、駐車車両の入出庫管理機能と駐車料金精算機能とを有する端末機を備えた駐車場管理システムにおいて、前記複数の端末機と通信可能に接続し、これら端末機から各々送信される駐車料金精算情報に基づいて領収書の発行を集中管理する領収書発行機を、駐車場内に設置する構成とした。
【0007】
かかる構成では、領収書発行機は、駐車場内の各端末機から送信される駐車料金精算情報に基づいて領収書の発行を集中管理する。
また、請求項2に係る発明では、前記領収書発行機は、前記複数の端末機のそれぞれの徴収金額を集計する集計機能を備えて構成した。
かかる構成では、駐車場内の複数の端末機の徴収金額を領収書発行機で一括して集計できるようになる。
【0008】
また、請求項3に係る発明では、前記領収書発行機は、前記複数の端末機のそれぞれに駐車料金算出用の料金データを設定する料金データ設定機能を備えて構成した。
かかる構成では、駐車場内の複数の端末機に対して料金データを領収書発行機で一括して設定できるようになる。
また、請求項4に係る発明では、前記料金データ設定機能は、前記領収書発行機に接続した料金データ設定器で設定された料金データを前記複数の端末機それぞれにダウンロードする構成とした。
【0009】
かかる構成では、料金データ設定器で設定された料金データは領収書発行機を介して駐車場内の複数の端末機に一括してダウンロードされる。
また、請求項5に係る発明では、前記料金データ設定器は、前記領収書発行機の接続前に料金データを設定可能な構成とした。
かかる構成では、別の場所で料金データを設定して料金データを端末機に設定できるようになる。
【0010】
また、請求項6に係る発明では、前記領収書発行機は、領収書発行機自体及び各端末機のどちらか一方に設けた領収書発行要求操作部が操作されたときに領収書を発行する構成とした。
かかる構成では、領収書発行機は、領収書の発行要求があったときに領収書を発行する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る駐車場管理システムの一実施形態を適用する駐車場の例を示す図である。
駐車場1は、入場した車2が1台駐車できる複数の駐車区域3に仕切られ、各区域3には、当該区域3を区別する例えば駐車番号(図中の1、2、・・、6)が付され、駐車車両の入出庫管理機能と、区域3に駐車した車両2の駐車料金精算機能とを有する端末機4が設けられている。また、各区域3の駐車料金の領収書を発行したり、駐車料金算出用の料金データを各端末機4にダウンロードしたり、各端末機4の徴収金額を集計して集計票を発行したりする領収書発行機5が出入口6近傍に設けられている。
【0012】
ここで、領収書発行機5と各端末機4は、図示しない伝送線等を用いて通信可能に接続されている。
さらに、前記料金データの設定は、後述する料金データ設定器7を領収書発行機5に電気的に接続して行われる。
図2及び図3は、本実施形態に係る領収書発行機5を示した図で、図2は外観図、図3はブロック図である。
【0013】
図において、領収書発行機5は、領収書発行機5の動作の制御を統括的に行う第1制御部8と、領収書や集計票の発行に必要な情報や、各端末機4から送信される情報等を記憶する第1メモリ9と、現在時刻を計時する第1時計ユニット10と、例えば、領収書の発行を要求する場合に利用者が駐車番号を入力したり、集計票の発行や前記料金データの設定を要求する場合に係員が操作したりする領収書発行要求操作部としてのテンキー11と、第1表示部12と、領収書や集計票をプリントアウトするプリンタ13と、各端末機4及び料金データ設定器7との間でシリアルデータ通信を行うための第1データ通信部14と、I/Oユニット15と、を備えて構成される。
【0014】
第1表示部12は、例えば、テンキー11の操作によって入力された番号を表示する表示部12aと、領収書の発行が可能である場合に点灯するランプ12bと、例えばプリンタ用紙の残量が少なくなった場合に点灯するランプ12c等を備えて構成される。
図4は、本実施形態に係る料金データ設定器7のブロック図である。
【0015】
料金データ設定器7は、料金データ設定器7の動作の制御を統括的に行う第2制御部16と、前記料金データの設定時に必要となる情報等を記憶する第2メモリ17と、例えば領収書発行機5の第1時計ユニット10と時刻合わせができるように現在時刻を計時する第2時計ユニット18と、例えば料金データを入力するときに係員が操作するテンキー19と、料金データの設定案内や入力した料金データ等を表示する第2表示部20と、領収書発行機5との間でシリアルデータ通信を行うための第2データ通信部21と、I/Oユニット22と、を備えて構成される。
【0016】
図5は、本実施形態に係る端末機4のブロック図である。
端末機4は、端末機4の制御を統括的に行う第3制御部23と、区域3内の車2を検知する車両検知器24と、現在時刻を計時する第3時計ユニット25と、例えば駐車開始時刻や後述するようにして領収書発行機5からダウンロードされる料金データ等を記憶する第3メモリ26と、区域3内の車2をロックする図1に示すフラップユニット27をモータ駆動させるフラップ駆動部28と、駐車料金が課金中であるか否か等をLED等によって表示する未精算表示部29と、駐車料金を表示する料金表示部30と、駐車料金の精算時に金銭を受付処理する金銭処理ユニット31と、領収書発行機5との間でシリアルデータ通信を行うための第3データ通信部32と、I/Oユニット33と、を備えて構成される。
【0017】
ここで、車2の入出庫を管理するときの端末機4の動作を簡単に説明する。
車2が区域3に入庫してから所定位置に駐車されるまでに必要な時間が経過して駐車料金が有料になると、未精算表示部29のLEDを点灯して駐車料金が有料になったことを利用者に知らせる。このときの時刻を駐車開始時刻として第3時計ユニット25から読み取る。その後、フラップユニット27に備えたロック板27Aを起立駆動させて車2が出庫できないようにする。
【0018】
精算時には、前記駐車開始時刻と、第3時計ユニット25から読み取った現在時刻と、から駐車時間を算出する。そして、第3メモリ26に記憶されている料金データと、算出した駐車時間と、から区域3の駐車料金を算出する。
算出した駐車料金に相当する金額が完納されると、ロック板27Aを倒伏駆動させて車2のタイヤロックを解除し出庫可能にする。
【0019】
次に、本実施形態に係る領収書発行機5の第1制御部8の動作概要を図6のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ1(以下、図中でS1で示し、以下同様とする。)において、テンキー11に駐車番号及び所定のパスワードのうちのどちらが入力されたのかを判定する。判定の結果、パスワードが入力されたと判定した場合はステップ2の動作に進む。一方、駐車番号が入力されたと判定した場合は後述のステップ6の動作に進む。
【0020】
ステップ2において、領収書発行機5を係員操作用の係員モードに設定する。ステップ3において、テンキー11の操作内容に従って集計票発行モード及び料金データ設定モードのうちのどちらの機能が選択されたのかを判定する。判定の結果、集計票発行モードが選択された場合はステップ4の動作に進み、料金データ設定モードが選択された場合は後述のステップ5の動作に進む。
【0021】
ステップ4において、各端末機4にそれまでに徴収した金額を問い合わせて端末機4毎の売り上げや全端末機4の売り上げの合計等を集計し、集計結果をプリントした集計票を発行する。
ステップ5において、後述するようにして料金データ設定器7からダウンロードされた料金データを端末機4にダウンロードする。
【0022】
尚、選択したステップ4またはステップ5の動作が終了し、ステップ3におけるテンキー11の操作で係員モード終了が選択されるとステップ1の動作に戻る。
領収書発行機5は通常、領収書発行モードに設定されているので、ステップ1において、テンキー11に駐車番号が入力されると、領収書の発行要求があったと判定し、ステップ6において、当該駐車番号の区域3に設けられた端末機4に後述するような内容の駐車料金精算情報を問い合わせて領収書を発行する。
【0023】
次に、領収書を発行する場合の領収書発行機5の第1制御部8の動作を図7のフローチャートを参照しながら詳述する。
ステップ11において、テンキー11に駐車番号が入力されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ12の動作に進み、NOの場合はステップ11の動作を再度行う。
【0024】
尚、テンキー11に領収書発行用の専用のボタンを設ける構成としてもよく、この場合はステップ11で当該専用のボタンが押されたか否かを判定する。
ステップ12において、テンキー11に入力された駐車番号の区域3に設けられた端末機4に、駐車料金精算金額や駐車時間等、駐車中に端末機4が認識する駐車料金精算情報を問い合わせる。
【0025】
ステップ13において、ステップ12の問い合わせに対する応答があるまで待機する。
利用者による駐車料金の支払いが完了し端末機4から応答があると、ステップ14において、例えば、前記駐車料金精算情報や、ステップ11で入力された駐車番号や、第1時計ユニット10から読み取った発行時刻や、発行会社名等の所定事項をプリントした領収書を発行する。
【0026】
以上のように、駐車場1内の各区域3に駐車した車両2の駐車料金の領収書を一括して発行する領収書発行機5を設けたので、端末機4毎にプリンタを備える必要がなくなる。これにより従来のように端末機毎にプリンタの点検を行ったり、プリンタ用紙の補充を行ったりする必要がなくなりメンテナンス作業の負担を軽減できる。
【0027】
尚、領収書の発行を要求する操作部を端末機4側に設ける構成としてもよい。次に、集計票を発行する場合の端末機4と領収書発行機5の動作を図8のフローチャートを参照しながら詳述する。
ステップ21において、例えば係員が、領収書発行機5と通信可能に接続されている全ての端末機4の金銭処理ユニット31に備えた図示しない金庫を抜き出して金銭を回収する。これにより端末機4の第3制御部23は徴収金額を割り出すと共に、当該徴収金額に関する集計データを作成する。
【0028】
ステップ22において、領収書発行機5の第1制御部8は、テンキー11に所定のパスワードが入力されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ23の動作に進み、NOの場合はステップ22の動作を再度行う。
ステップ23において、第1制御部8は、領収書発行機5を前記係員モードに設定する。
【0029】
ステップ24において、テンキー11の操作内容に従って集計票発行モードが選択されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ25の動作に進み、NOの場合はステップ24の動作を再度行う。
ステップ25において、領収書発行機5と通信可能に接続されている全ての端末機4に前記集計データを問い合わせる。
【0030】
ステップ26において、ステップ25で行った問い合わせに対する応答があるまで待機する。
端末機4から応答があり集計データを各端末機4から受信すると、ステップ27において、第1制御部8は、例えば端末機4毎の売り上げや全端末機4の売り上げの合計等を集計し、集計結果等の所定事項をプリントした集計票を発行する。
【0031】
ステップ28において、第1制御部8は、集計票が正常に発行されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ29の動作に進み、NOの場合はステップ24の動作に戻る。
ステップ29において、第1制御部8は、各端末機4の第3制御部23に対して前記集計データをリセットするための制御信号を送信する。
【0032】
以上のように、各端末機4で徴収した金銭の額を領収書発行機5が一括して集計する構成としたので、従来のように全端末機4を巡回して集計する必要がなくなる。これにより、係員による作業時間を短縮でき、駐車場の運営管理の負担を軽減できる。
次に、料金データを設定する場合の領収書発行機5と料金データ設定器7の動作を図9のフローチャートを参照しながら詳述する。
【0033】
ステップ31において、領収書発行機5の第1制御部8は、テンキー11に所定のパスワードが入力されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ32の動作に進み、NOの場合はステップ31の動作を再度行う。
ステップ32において、第1制御部8は、領収書発行機5を前記係員モードに設定する。
【0034】
ステップ33において、テンキー11の操作内容に従って料金データ設定モードが選択されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ34の動作に進み、NOの場合はステップ33の動作を再度行う。
料金データ設定モードになり、係員によって領収書発行機5と料金データ設定器7とが電気的に接続されると、ステップ34において、料金データ設定器7に電源が供給される。
【0035】
尚、領収書発行機5で料金データ設定モードが選択される前に料金データ設定器7を領収書発行機5に接続する構成としてもよい。
ステップ35において、料金データ設定器7の第2制御部16は、係員によるテンキー19の操作により料金データが設定されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ36の動作に進み、NOの場合はステップ35の動作を再度行う。
【0036】
ステップ36において、第2制御部16は、設定された料金データを領収書発行機5にダウンロードするためのテンキー19の操作があったか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ37の動作に進み、NOの場合はステップ36の動作を再度行う。
ステップ37において、第2制御部16は、設定された料金データを領収書発行機5の第1メモリ9にダウンロードする。
【0037】
ステップ38において、領収書発行機5の第1制御部8は、ステップ37でダウンロードされた料金データを領収書発行機5と通信可能に接続されている全ての端末機4にダウンロードする。
以上のように、領収書発行機5は、料金データ設定器7からダウンロードされた料金データを駐車場1内に設けられた全ての端末機4にダウンロードする構成としたので、各端末機4に対して料金データを一括して設定できるようになり、従来のように端末機4毎に料金データを設定する必要がなくなる。これにより、料金データの設定作業の時間を短縮でき、駐車場の運営管理の負担を軽減できる。
【0038】
尚、本実施形態では、領収書発行機5に接続してから料金データ設定器7に料金データを設定する構成としたが、駐車場1以外の場所で料金データ設定器7に料金データを設定してから料金データ設定器7を領収書発行機5に接続する構成としてもよい。この場合、駐車場1での作業時間を短縮することが可能になる。
また、本実施形態のように料金データ設定器7で設定された料金データを領収書発行機5にダウンロードする構成にすれば、料金データ設定器7がないと料金データの設定ができなくなるので、第三者による料金データの変更を確実に防止できるが、領収書発行機5自体に料金データを設定する機能を内蔵する構成としてもよい。
【0039】
さらに、本実施形態では、領収書発行機5は、全ての端末機4に料金データをダウンロードする構成としたが、全ての端末機4にダウンロードせず、例えば駐車場1内に予め設定したエリアに設けられた端末機4のみに料金データをダウンロードする構成としてもよい。この場合、駐車場1内に予め設定した複数のエリア毎に料金データを設定することが可能になる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、6に係る発明によれば、従来のように端末機毎にプリンタの点検等を行う必要がなくなるので、メンテナンス作業の負担を軽減できる。
請求項2に係る発明によれば、従来のように端末機毎に集計する必要がなくなるので、集計作業の時間を短縮できる。
【0041】
請求項3に係る発明によれば、従来のように端末機毎に料金データを設定する必要がなくなるので、設定作業の時間を短縮できる。
請求項4に係る発明によれば、料金データ設定器がないと料金データの設定ができない構成となるので、第三者による料金データの変更を確実に防止できる。請求項5に係る発明によれば、予め料金データを設定する構成としたので、駐車場での作業時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駐車場管理システムの一実施形態を適用する駐車場の例を示す図
【図2】同上実施形態に係る領収書発行機の外観図
【図3】同上実施形態に係る領収書発行機のブロック図
【図4】同上実施形態に係る料金データ設定器のブロック図
【図5】同上実施形態に係る端末機のブロック図
【図6】同上実施形態の領収書発行機の動作フローチャート
【図7】領収書を発行する場合の同上実施形態の領収書発行機の動作フローチャート
【図8】集計票を発行する場合の同上実施形態の端末機と領収書発行機の動作フローチャート
【図9】料金データを設定する場合の同上実施形態の領収書発行機と料金データ設定器の動作フローチャート
【符号の説明】
1 駐車場
3 駐車区域
4 端末機
5 領収書発行機
7 料金データ設定器
11 テンキー
13 プリンタ
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車場内の個別の駐車区域毎に設けられた複数の端末機が駐車車両の入出庫の管理と駐車料金の精算とを行う駐車場管理システムに関し、特に、駐車場の運営管理を容易にできる駐車場管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、駐車場管理システムとして、駐車場内に複数設けた個別の駐車区域毎に設けられた端末機が、駐車車両の入出庫を管理する機能と前記駐車車両の駐車料金を精算する機能とを有するように構成されたものがある。
このようなシステムでは従来、駐車場内の各端末機に領収書発行機能を設けていた。
【0003】
また、駐車料金の集計や駐車料金算出用の料金データの設定は、係員が専用の機器を各端末機に接続して端末機毎に行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように各端末機が領収書の発行機能を備える構成では、駐車場内の全ての端末機にプリンタを装備しなければならないため、プリンタの点検やプリンタ用紙の補充等を端末機毎に行わなければならなかった。
また、従来の方法では、駐車料金の集計や料金データの設定を端末機毎に行わなければならず、作業に多大な時間を要していた。
【0005】
このように、上述のような従来の駐車場管理システムでは、メンテナンス作業時や駐車料金集計時に係員が全ての端末機を巡回する必要があり、駐車場の運営管理が大変であった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、駐車区域毎に駐車料金を精算する方式の駐車場管理システムにおける駐車場の運営管理を容易にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1に係る発明は、駐車場内に複数設けた個別の駐車区域毎に、駐車車両の入出庫管理機能と駐車料金精算機能とを有する端末機を備えた駐車場管理システムにおいて、前記複数の端末機と通信可能に接続し、これら端末機から各々送信される駐車料金精算情報に基づいて領収書の発行を集中管理する領収書発行機を、駐車場内に設置する構成とした。
【0007】
かかる構成では、領収書発行機は、駐車場内の各端末機から送信される駐車料金精算情報に基づいて領収書の発行を集中管理する。
また、請求項2に係る発明では、前記領収書発行機は、前記複数の端末機のそれぞれの徴収金額を集計する集計機能を備えて構成した。
かかる構成では、駐車場内の複数の端末機の徴収金額を領収書発行機で一括して集計できるようになる。
【0008】
また、請求項3に係る発明では、前記領収書発行機は、前記複数の端末機のそれぞれに駐車料金算出用の料金データを設定する料金データ設定機能を備えて構成した。
かかる構成では、駐車場内の複数の端末機に対して料金データを領収書発行機で一括して設定できるようになる。
また、請求項4に係る発明では、前記料金データ設定機能は、前記領収書発行機に接続した料金データ設定器で設定された料金データを前記複数の端末機それぞれにダウンロードする構成とした。
【0009】
かかる構成では、料金データ設定器で設定された料金データは領収書発行機を介して駐車場内の複数の端末機に一括してダウンロードされる。
また、請求項5に係る発明では、前記料金データ設定器は、前記領収書発行機の接続前に料金データを設定可能な構成とした。
かかる構成では、別の場所で料金データを設定して料金データを端末機に設定できるようになる。
【0010】
また、請求項6に係る発明では、前記領収書発行機は、領収書発行機自体及び各端末機のどちらか一方に設けた領収書発行要求操作部が操作されたときに領収書を発行する構成とした。
かかる構成では、領収書発行機は、領収書の発行要求があったときに領収書を発行する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る駐車場管理システムの一実施形態を適用する駐車場の例を示す図である。
駐車場1は、入場した車2が1台駐車できる複数の駐車区域3に仕切られ、各区域3には、当該区域3を区別する例えば駐車番号(図中の1、2、・・、6)が付され、駐車車両の入出庫管理機能と、区域3に駐車した車両2の駐車料金精算機能とを有する端末機4が設けられている。また、各区域3の駐車料金の領収書を発行したり、駐車料金算出用の料金データを各端末機4にダウンロードしたり、各端末機4の徴収金額を集計して集計票を発行したりする領収書発行機5が出入口6近傍に設けられている。
【0012】
ここで、領収書発行機5と各端末機4は、図示しない伝送線等を用いて通信可能に接続されている。
さらに、前記料金データの設定は、後述する料金データ設定器7を領収書発行機5に電気的に接続して行われる。
図2及び図3は、本実施形態に係る領収書発行機5を示した図で、図2は外観図、図3はブロック図である。
【0013】
図において、領収書発行機5は、領収書発行機5の動作の制御を統括的に行う第1制御部8と、領収書や集計票の発行に必要な情報や、各端末機4から送信される情報等を記憶する第1メモリ9と、現在時刻を計時する第1時計ユニット10と、例えば、領収書の発行を要求する場合に利用者が駐車番号を入力したり、集計票の発行や前記料金データの設定を要求する場合に係員が操作したりする領収書発行要求操作部としてのテンキー11と、第1表示部12と、領収書や集計票をプリントアウトするプリンタ13と、各端末機4及び料金データ設定器7との間でシリアルデータ通信を行うための第1データ通信部14と、I/Oユニット15と、を備えて構成される。
【0014】
第1表示部12は、例えば、テンキー11の操作によって入力された番号を表示する表示部12aと、領収書の発行が可能である場合に点灯するランプ12bと、例えばプリンタ用紙の残量が少なくなった場合に点灯するランプ12c等を備えて構成される。
図4は、本実施形態に係る料金データ設定器7のブロック図である。
【0015】
料金データ設定器7は、料金データ設定器7の動作の制御を統括的に行う第2制御部16と、前記料金データの設定時に必要となる情報等を記憶する第2メモリ17と、例えば領収書発行機5の第1時計ユニット10と時刻合わせができるように現在時刻を計時する第2時計ユニット18と、例えば料金データを入力するときに係員が操作するテンキー19と、料金データの設定案内や入力した料金データ等を表示する第2表示部20と、領収書発行機5との間でシリアルデータ通信を行うための第2データ通信部21と、I/Oユニット22と、を備えて構成される。
【0016】
図5は、本実施形態に係る端末機4のブロック図である。
端末機4は、端末機4の制御を統括的に行う第3制御部23と、区域3内の車2を検知する車両検知器24と、現在時刻を計時する第3時計ユニット25と、例えば駐車開始時刻や後述するようにして領収書発行機5からダウンロードされる料金データ等を記憶する第3メモリ26と、区域3内の車2をロックする図1に示すフラップユニット27をモータ駆動させるフラップ駆動部28と、駐車料金が課金中であるか否か等をLED等によって表示する未精算表示部29と、駐車料金を表示する料金表示部30と、駐車料金の精算時に金銭を受付処理する金銭処理ユニット31と、領収書発行機5との間でシリアルデータ通信を行うための第3データ通信部32と、I/Oユニット33と、を備えて構成される。
【0017】
ここで、車2の入出庫を管理するときの端末機4の動作を簡単に説明する。
車2が区域3に入庫してから所定位置に駐車されるまでに必要な時間が経過して駐車料金が有料になると、未精算表示部29のLEDを点灯して駐車料金が有料になったことを利用者に知らせる。このときの時刻を駐車開始時刻として第3時計ユニット25から読み取る。その後、フラップユニット27に備えたロック板27Aを起立駆動させて車2が出庫できないようにする。
【0018】
精算時には、前記駐車開始時刻と、第3時計ユニット25から読み取った現在時刻と、から駐車時間を算出する。そして、第3メモリ26に記憶されている料金データと、算出した駐車時間と、から区域3の駐車料金を算出する。
算出した駐車料金に相当する金額が完納されると、ロック板27Aを倒伏駆動させて車2のタイヤロックを解除し出庫可能にする。
【0019】
次に、本実施形態に係る領収書発行機5の第1制御部8の動作概要を図6のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ1(以下、図中でS1で示し、以下同様とする。)において、テンキー11に駐車番号及び所定のパスワードのうちのどちらが入力されたのかを判定する。判定の結果、パスワードが入力されたと判定した場合はステップ2の動作に進む。一方、駐車番号が入力されたと判定した場合は後述のステップ6の動作に進む。
【0020】
ステップ2において、領収書発行機5を係員操作用の係員モードに設定する。ステップ3において、テンキー11の操作内容に従って集計票発行モード及び料金データ設定モードのうちのどちらの機能が選択されたのかを判定する。判定の結果、集計票発行モードが選択された場合はステップ4の動作に進み、料金データ設定モードが選択された場合は後述のステップ5の動作に進む。
【0021】
ステップ4において、各端末機4にそれまでに徴収した金額を問い合わせて端末機4毎の売り上げや全端末機4の売り上げの合計等を集計し、集計結果をプリントした集計票を発行する。
ステップ5において、後述するようにして料金データ設定器7からダウンロードされた料金データを端末機4にダウンロードする。
【0022】
尚、選択したステップ4またはステップ5の動作が終了し、ステップ3におけるテンキー11の操作で係員モード終了が選択されるとステップ1の動作に戻る。
領収書発行機5は通常、領収書発行モードに設定されているので、ステップ1において、テンキー11に駐車番号が入力されると、領収書の発行要求があったと判定し、ステップ6において、当該駐車番号の区域3に設けられた端末機4に後述するような内容の駐車料金精算情報を問い合わせて領収書を発行する。
【0023】
次に、領収書を発行する場合の領収書発行機5の第1制御部8の動作を図7のフローチャートを参照しながら詳述する。
ステップ11において、テンキー11に駐車番号が入力されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ12の動作に進み、NOの場合はステップ11の動作を再度行う。
【0024】
尚、テンキー11に領収書発行用の専用のボタンを設ける構成としてもよく、この場合はステップ11で当該専用のボタンが押されたか否かを判定する。
ステップ12において、テンキー11に入力された駐車番号の区域3に設けられた端末機4に、駐車料金精算金額や駐車時間等、駐車中に端末機4が認識する駐車料金精算情報を問い合わせる。
【0025】
ステップ13において、ステップ12の問い合わせに対する応答があるまで待機する。
利用者による駐車料金の支払いが完了し端末機4から応答があると、ステップ14において、例えば、前記駐車料金精算情報や、ステップ11で入力された駐車番号や、第1時計ユニット10から読み取った発行時刻や、発行会社名等の所定事項をプリントした領収書を発行する。
【0026】
以上のように、駐車場1内の各区域3に駐車した車両2の駐車料金の領収書を一括して発行する領収書発行機5を設けたので、端末機4毎にプリンタを備える必要がなくなる。これにより従来のように端末機毎にプリンタの点検を行ったり、プリンタ用紙の補充を行ったりする必要がなくなりメンテナンス作業の負担を軽減できる。
【0027】
尚、領収書の発行を要求する操作部を端末機4側に設ける構成としてもよい。次に、集計票を発行する場合の端末機4と領収書発行機5の動作を図8のフローチャートを参照しながら詳述する。
ステップ21において、例えば係員が、領収書発行機5と通信可能に接続されている全ての端末機4の金銭処理ユニット31に備えた図示しない金庫を抜き出して金銭を回収する。これにより端末機4の第3制御部23は徴収金額を割り出すと共に、当該徴収金額に関する集計データを作成する。
【0028】
ステップ22において、領収書発行機5の第1制御部8は、テンキー11に所定のパスワードが入力されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ23の動作に進み、NOの場合はステップ22の動作を再度行う。
ステップ23において、第1制御部8は、領収書発行機5を前記係員モードに設定する。
【0029】
ステップ24において、テンキー11の操作内容に従って集計票発行モードが選択されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ25の動作に進み、NOの場合はステップ24の動作を再度行う。
ステップ25において、領収書発行機5と通信可能に接続されている全ての端末機4に前記集計データを問い合わせる。
【0030】
ステップ26において、ステップ25で行った問い合わせに対する応答があるまで待機する。
端末機4から応答があり集計データを各端末機4から受信すると、ステップ27において、第1制御部8は、例えば端末機4毎の売り上げや全端末機4の売り上げの合計等を集計し、集計結果等の所定事項をプリントした集計票を発行する。
【0031】
ステップ28において、第1制御部8は、集計票が正常に発行されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ29の動作に進み、NOの場合はステップ24の動作に戻る。
ステップ29において、第1制御部8は、各端末機4の第3制御部23に対して前記集計データをリセットするための制御信号を送信する。
【0032】
以上のように、各端末機4で徴収した金銭の額を領収書発行機5が一括して集計する構成としたので、従来のように全端末機4を巡回して集計する必要がなくなる。これにより、係員による作業時間を短縮でき、駐車場の運営管理の負担を軽減できる。
次に、料金データを設定する場合の領収書発行機5と料金データ設定器7の動作を図9のフローチャートを参照しながら詳述する。
【0033】
ステップ31において、領収書発行機5の第1制御部8は、テンキー11に所定のパスワードが入力されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ32の動作に進み、NOの場合はステップ31の動作を再度行う。
ステップ32において、第1制御部8は、領収書発行機5を前記係員モードに設定する。
【0034】
ステップ33において、テンキー11の操作内容に従って料金データ設定モードが選択されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ34の動作に進み、NOの場合はステップ33の動作を再度行う。
料金データ設定モードになり、係員によって領収書発行機5と料金データ設定器7とが電気的に接続されると、ステップ34において、料金データ設定器7に電源が供給される。
【0035】
尚、領収書発行機5で料金データ設定モードが選択される前に料金データ設定器7を領収書発行機5に接続する構成としてもよい。
ステップ35において、料金データ設定器7の第2制御部16は、係員によるテンキー19の操作により料金データが設定されたか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ36の動作に進み、NOの場合はステップ35の動作を再度行う。
【0036】
ステップ36において、第2制御部16は、設定された料金データを領収書発行機5にダウンロードするためのテンキー19の操作があったか否かを判定する。判定の結果、YESの場合はステップ37の動作に進み、NOの場合はステップ36の動作を再度行う。
ステップ37において、第2制御部16は、設定された料金データを領収書発行機5の第1メモリ9にダウンロードする。
【0037】
ステップ38において、領収書発行機5の第1制御部8は、ステップ37でダウンロードされた料金データを領収書発行機5と通信可能に接続されている全ての端末機4にダウンロードする。
以上のように、領収書発行機5は、料金データ設定器7からダウンロードされた料金データを駐車場1内に設けられた全ての端末機4にダウンロードする構成としたので、各端末機4に対して料金データを一括して設定できるようになり、従来のように端末機4毎に料金データを設定する必要がなくなる。これにより、料金データの設定作業の時間を短縮でき、駐車場の運営管理の負担を軽減できる。
【0038】
尚、本実施形態では、領収書発行機5に接続してから料金データ設定器7に料金データを設定する構成としたが、駐車場1以外の場所で料金データ設定器7に料金データを設定してから料金データ設定器7を領収書発行機5に接続する構成としてもよい。この場合、駐車場1での作業時間を短縮することが可能になる。
また、本実施形態のように料金データ設定器7で設定された料金データを領収書発行機5にダウンロードする構成にすれば、料金データ設定器7がないと料金データの設定ができなくなるので、第三者による料金データの変更を確実に防止できるが、領収書発行機5自体に料金データを設定する機能を内蔵する構成としてもよい。
【0039】
さらに、本実施形態では、領収書発行機5は、全ての端末機4に料金データをダウンロードする構成としたが、全ての端末機4にダウンロードせず、例えば駐車場1内に予め設定したエリアに設けられた端末機4のみに料金データをダウンロードする構成としてもよい。この場合、駐車場1内に予め設定した複数のエリア毎に料金データを設定することが可能になる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、6に係る発明によれば、従来のように端末機毎にプリンタの点検等を行う必要がなくなるので、メンテナンス作業の負担を軽減できる。
請求項2に係る発明によれば、従来のように端末機毎に集計する必要がなくなるので、集計作業の時間を短縮できる。
【0041】
請求項3に係る発明によれば、従来のように端末機毎に料金データを設定する必要がなくなるので、設定作業の時間を短縮できる。
請求項4に係る発明によれば、料金データ設定器がないと料金データの設定ができない構成となるので、第三者による料金データの変更を確実に防止できる。請求項5に係る発明によれば、予め料金データを設定する構成としたので、駐車場での作業時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駐車場管理システムの一実施形態を適用する駐車場の例を示す図
【図2】同上実施形態に係る領収書発行機の外観図
【図3】同上実施形態に係る領収書発行機のブロック図
【図4】同上実施形態に係る料金データ設定器のブロック図
【図5】同上実施形態に係る端末機のブロック図
【図6】同上実施形態の領収書発行機の動作フローチャート
【図7】領収書を発行する場合の同上実施形態の領収書発行機の動作フローチャート
【図8】集計票を発行する場合の同上実施形態の端末機と領収書発行機の動作フローチャート
【図9】料金データを設定する場合の同上実施形態の領収書発行機と料金データ設定器の動作フローチャート
【符号の説明】
1 駐車場
3 駐車区域
4 端末機
5 領収書発行機
7 料金データ設定器
11 テンキー
13 プリンタ
Claims (6)
- 駐車場内に複数設けた個別の駐車区域毎に、駐車車両の入出庫管理機能と駐車料金精算機能とを有する端末機を備えた駐車場管理システムにおいて、
前記複数の端末機と通信可能に接続し、これら端末機から各々送信される駐車料金精算情報に基づいて領収書の発行を集中管理する領収書発行機を、駐車場内に設置したことを特徴とする駐車場管理システム。 - 前記領収書発行機は、前記複数の端末機のそれぞれの徴収金額を集計する集計機能を備えて構成したことを特徴とする請求項1に記載の駐車場管理システム。
- 前記領収書発行機は、前記複数の端末機それぞれに駐車料金算出用の料金データを設定する料金データ設定機能を備えて構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の駐車場管理システム。
- 前記料金データ設定機能は、前記領収書発行機に接続した料金データ設定器で設定された料金データを前記複数の端末機それぞれにダウンロードする構成としたことを特徴とする請求項3に記載の駐車場管理システム。
- 前記料金データ設定器は、前記領収書発行機の接続前に料金データを設定可能な構成としたことを特徴とする請求項4に記載の駐車場管理システム。
- 前記領収書発行機は、領収書発行機自体及び各端末機のどちらか一方に設けた領収書発行要求操作部が操作されたときに領収書を発行する構成としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の駐車場管理システム。
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