JP3570631B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は記録装置に関し、例えば連続するオーデイオデータを所定ブロツク単位で離散的に複数の記録装置に記録する場合に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】
従来、光磁気デイスク装置においては、連続するオーデイオデータを所定ブロツク単位で記録することにより、このオーデイオデータを離散的に光磁気デイスクに記録し得るようになされたものがある。
【0003】
すなわちこの光磁気デイスク装置においては、順次入力されるオーデイオデータを音声圧縮回路に入力し、所定周期でブロツク化し、各ブロツク単位で音声圧縮処理する(以下この音声圧縮したデータのブロツクをサウンドグループと呼ぶ)。
【0004】
さらに光磁気デイスク装置においては、このサウンドグループのオーデイオデータについて、連続する11のブロツクで2つのセクタを形成し、さらに36セクタで1つのクラスタを形成し、これにより音声圧縮したオーデイオデータをこのセクタを基準にしたクラスタ単位で記録し得るようになされている。
【0005】
すなわち図14にテーブルの形式で示すように、この光磁気デイスク装置においては、各セクタに2352バイトのデータを割り当て得るようになされ、このうち縦方向アドレス「0」〜「3」で表される領域をヘツダに割り当てる。
【0006】
さらに光磁気デイスク装置においては、このうち縦方向アドレス「0」〜「2」の領域、12バイトを同期パターン(sync)に割り当て、ここにフオーマツト化された所定の同期パターンを割り当て、続く縦方向アドレス「3」の1バイト目及び2バイト目にクラスタのアドレスを記録する。
【0007】
ここで光磁気デイスク装置においては、このセクタを光磁気デイスク上に連続して形成し、36のセクタをグループ化してクラスタを形成するようになされ、このクラスタ管理用のアドレスとして14ビツトのアドレスを割り当てるようになされている。
【0008】
さらに光磁気デイスク装置においては、このクラスタのアドレスに続いて、セクタのアドレスを割り当て、続いて光磁気デイスクのモードを記録するようになされている。
【0009】
このヘツダに続いて光磁気デイスク装置においては、2336バイトのメインデータエリアを形成し、この領域にユーザの所望するデータを割り当て得るようになされている。
【0010】
すなわち図15に示すように、オーデイオ用の光磁気デイスクにおいては、モードのデータとして02hのデータが割り当てられ、ヘツダに続いて00hのデータが4バイト連続し、続いてオーデイオデータを記録するようになされている。
【0011】
このようにして形成されるセクタに対して光磁気デイスク装置においては、図16に示すようにサウンドグループを割り当てる。
すなわち偶数セクタにおいては、図14のテーブルに対応する縦方向アドレス「4」の00hのデータに続くメインデータエリアについて、縦方向アドレスで「105」の領域を単位にしてこのメインデータエリアを分割し、各領域にそれぞれ順次サウンドグループのデータを割り当てる。
【0012】
さらにこのようにしてメインデータエリアを分割して残る縦方向アドレスで「53」の領域を6番目のサウンドグループ5に割り当て、続く奇数セクタの縦方向アドレス「5」からの領域に6番目のサウンドグループ5の残りのデータを記録する。
【0013】
さらに光磁気デイスク装置においては、この奇数セクタについては、縦方向アドレスで「105」の領域を単位にして残りの領域を分割し、各領域にそれぞれ残りのサウンドグループを割り当てる。
【0014】
これによりこの種の光磁気デイスク装置においては、順次入力されるオーデイオデータを音声圧縮処理してサウンドグループを形成し、このサウンドグループでセクタを、さらにはこのセクタでクラスタを形成し、このクラスタを単位にしてオーデイオデータを記録し得るようになされている。
【0015】
すなわちこのようにしてクラスタ単位でオーデイオデータを記録する場合、大容量のメモリ回路をバツフアメモリとして使用すれば、例えば記録中の振動によりトラツクジヤンプした場合、トラツクジヤンプしたクラスタを記録し直すことにより連続するオーデイオデータを途切れることなく光磁気デイスクに記録することができる。
【0016】
さらに光磁気デイスク装置においては、光磁気デイスクの内周側にオーデイオデータの管理用データを記録する記録領域を形成し、この記録領域の外周側にこのクラスタのデータでなるメインデータの記録領域を形成する。
【0017】
これにより光磁気デイスク装置においては、このメインデータの記録領域に順次クラスタ単位でオーデイオデータを記録し得るようになされている。
【0018】
これに対してこの管理用データの記録領域においては、UTOCデータでなる管理データが記録され、これにより光磁気デイスク装置においては、このUTOCデータを参照して所望のオーデイオデータを再生し得るようになされている。
【0019】
すなわちこのUTOCデータにおいては、メインデータと同様にセクタを単位にして管理用データが規定され、第1〜第4のセクタについて規格化されるようになされている。
【0020】
この第1〜第4のセクタのうち、第2〜第4のセクタにおいては、オプシヨンとして規定され、第1のセクタ(すなわちセクタ0でなる)においては、図17に示すように、ヘツダに続いてクラスタのアドレスを割り当てた後、続いて00hのデータを記録する。
【0021】
さらにこの第1のセクタにおいては、所定のコードデータ(Maker code、Model code)を割り当てた後、メインデータの記録開始位置及び終了位置を表すデータ(First TNO 、Last TNO)等が割り当てられるようになされている。
【0022】
この第1のセクタのうち、縦方向アドレス「11」においては、デイスクの識別データを2バイト記録し得るようになされ、続いてメインデータ記録領域の欠陥領域の位置を表すポインタ(P−DFA )、メインデータ記録領域の未記録領域の先頭位置を表すポインタ(P−EMPTY )が割り当てられるようになされている。
【0023】
さらに続く縦方向アドレス「12」においては、メインデータ記録領域に記録されたメインデータの先頭位置を表すポインタ(P−FRA )が割り当てられ、続いて各データの記録開始位置を表すポインタ(P−TNO1、……、P−TNO255)が割り当てられるようになされている。
【0024】
これによりオーデイオ信号を記録再生する光磁気デイスク装置においては、このポインタ(P−FRA 、P−TNO1、……、P−TNO255)でそれぞれ記録した各曲の先頭位置を検出し得るようになされている。
【0025】
すなわち続く縦方向アドレス「76」以下の領域においては、メインデータの記録開始位置及び記録終了位置を表すスタートアドレス(Start address )及びエンドアドレス(End address )が記録されるようになされ、ポインタ(P−FRA 、P−TNO1、……、P−TNO255)においては、このスタートアドレスの記録位置を指示するようになされている。
【0026】
これにより光磁気デイスク装置においては、ポインタで指定されるスタートアドレス及びエンドアドレスを検出することにより、ユーザの指定した曲について記録位置を検出し得るようになされている。
【0027】
すなわちこのスタートアドレス及びエンドアドレスにおいては、図18に示すように、それぞれクラスタのアドレスを14ビツト記録し、続いてセクタのアドレスを6ビツト、サウンドグループのアドレスを4ビツト記録するようになされ、これにより光磁気デイスク装置においては、クラスタ単位で記録したオーデイオデータについて、クラスタ、セクタ、サウンドグレープを単位にして曲の頭出し等の処理を実行し得るようになされている。
【0028】
なおこの1組のスタートアドレス及びエンドアドレスで指定される記録単位をパーツと呼ぶ。
【0029】
さらにこのUTOCデータにおいては、このスタートアドレスに続いて、各パーツの処理モードを示すモードデータ(Track mode)が記録され、これによりコピー禁止データ、書き込み禁止データ、オーデイオデータ、ステレオデータ、モノラルデータ等を識別し得るようになされ、さらにはエンフアシス処理の有無等を識別し得るようになされている。
【0030】
これに対してエンドアドレスにおいては、続いてパーツの接続関係を表すリンクポインタ(Link−P)が記録されるようになされ、このリンクポインタ(Link−P)でこのエンドアドレスに対応するスタートアドレスの記録位置を指定し得るようになされている。
【0031】
すなわち図19に示すように、何もオーデイオデータを記録していない光磁気デイスクに始めてオーデイオデータを記録した場合、光磁気デイスク装置においては、順次1曲目、2曲目、……の演奏が連続するようにオーデイオデータを記録することになる(図19(A))。
【0032】
この場合、各演奏のオーデイオデータにおいては、それぞれ1組のスタートアドレス及びエンドアドレスで指定されるパーツP1、P2、P3、……で光磁気デイスクに記録されることになる。
【0033】
これに対してこの第2曲目及び第4曲目を消去した後、演奏時間の長い5曲目の演奏を記録する場合、この5曲目については、連続するオーデイオデータが分割されて第2及び第4のパーツP2及びP4で記録されることになる。
【0034】
このような場合、光磁気デイスクにおいては、ポインタでこの5曲目のスタートアドレスを指定すると、このスタートアドレスで第2のパーツP2の演奏開始位置を検出し得るようになされ、さらにこのスタートアドレスと組をなすエンドアドレスでこのパーツP2の記録終了位置を検出し得るようになされている。
【0035】
さらに光磁気デイスクにおいては、このエンドアドレスに続くリンクポインタ(Link−P)で第4のパーツP4のポインタ(P−FRA 、P−TNO1、……、P−TNO255)と同様にスタートアドレスを検出し得るようになされ、これにより光磁気デイスク装置においては、記録消去の処理を繰り返しても、その都度このUTOCを書き換えることにより、光磁気デイスクの記録領域を有効に利用してオーデイオデータを記録し得るようになされている。
【0036】
かくしてこれによりポインタ(P−FRA 、P−TNO1、……P−TNO255)においては、光磁気デイスクに記録した各演奏に対応して形成され、対応するパーツをリンクポインタと共にそれぞれ指定することになる。
【0037】
これに対してこのように連続して記録したオーデイオデータのうち、第2曲目を消去したような場合、光磁気デイスク装置においては、メインデータ記録領域の未記録領域の先頭位置を表すポインタ(P−EMPTY )でこの消去された領域を指定する。
【0038】
すなわちこのポインタ(P−EMPTY )においては、ポインタ(P−FRA 、P−TNO1、……、P−TNO255)と同様に対応するパーツのスタートアドレスを指定するようになされ、これにより光磁気デイスク装置においては、例えば2曲目及び4曲目を消去したとき、それまでポインタ(P−TNO1、P−TNO2、……)でそれぞれ指定されていたパーツP2及びP4の指定を、この未記録領域の先頭位置を表すポインタ(P−EMPTY )と、このポインタで指定されるスタートアドレスと組をなすエンドアドレスのリンクポインタ(Link−P)との指定に書き換え、これにより簡易にオーデイオデータを消去し得るようになされている(図19(B))。
【0039】
これにより光磁気デイスク装置においては、このスタートアドレス及びエンドアドレスで指定されるクラスタ間のオーデイオデータをクラスタ単位で再生した後、セクタ単位でデータ処理することにより、スタートアドレス及びエンドアドレスのサウンドグループアドレスで指定される演奏を再生し得るようになされ、これにより光磁気デイスクに離散的に記録したオーデイオデータを簡易に再生し得るようになされている。
【0040】
このとき光磁気デイスク装置においては、このようにクラスタ単位でオーデイオデータを記録し、クラスタ単位でオーデイオデータを再生することにより、記録時と同様に大容量のメモリ回路をバツフアメモリとして使用して、再生時、トラツクジヤンプした場合でも、トラツクジヤンプしたクラスタを再生し直して音飛びを未然に防止し得るようになされている。
【0041】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこの種の光磁気デイスク装置で種々の音楽源から出力されるオーデイオ信号を記録する場合、光磁気デイスクの記録可能時間を越えて長時間オーデイオ信号が連続する場合がある。
【0042】
この場合、途中で光磁気デイスクを交換して記録することにより、連続するオーデイオ信号を複数枚の光磁気デイスクに連続して記録することが考えられる。
【0043】
ところがこのようにして連続して光磁気デイスクに記録したオーデイオ信号を再生する場合、光磁気デイスクの管理が煩雑になる問題がある。
【0044】
すなわち続いてオーデイオ信号を記録する光磁気デイスクに例えば既に2曲演奏が記録されている場合、続いて記録するオーデイオ信号においては、フリーエリアに3曲目の演奏として記録されてUTOCが形成されることにより(図19)、再生時、この光磁気デイスクについては、この3曲目を改めて選択しなければ、連続して記録した演奏を1枚目の光磁気デイスクに続いて再生し得なくなる。
【0045】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、複数の記録媒体に連続するデータを記録した場合に、再生時、この記録媒体の管理を簡略化して連続する演奏を簡易に再生することができる記録装置を提案しようとするものである。
【0046】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、少なくとも1つの連続するデータを記録することができる記録領域と、連続するデータの管理データが記録される管理領域とを有する複数の記録媒体にデータを記録する記録手段と、複数の記録媒体のうち一方の記録媒体に連続するデータを途中まで記録した後、予め他のデータが記録されている他方の記録媒体に連続するデータの残りのデータを記録する場合、他方の記録媒体に記録されたデータの再生時に連続するデータの残りのデータが最初に再生されるように他方の記録媒体の管理データを更新する制御手段とを設け、これにより、複数の記録媒体に跨がつて入力データを記録する際、一方の記録媒体に続いて記録した入力データを最初に再生するように、他方の記録媒体の管理情報を更新するようにしたことにより、簡易な操作で連続する当該他の記録媒体を再生することができ、かくして再生時、この記録媒体の管理を簡略化して連続する演奏を簡易に再生し得る記録装置を得ることができる。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0048】
(1)第1の実施の形態
(1−1)全体構成
図1において、1は全体として記録再生装置を示し、コンパクトデイスクプレイヤ2でコンパクトデイスクを再生すると共に、第1及び第2の光磁気デイスク装置3及び4で光磁気デイスク5A及び5Bを記録再生する。
【0049】
すなわちコンパクトデイスクプレイヤ2においては、所定の操作子の操作に応動してコンパクトデイスクを再生し得るようになされ、その結果得られるデイジタルオーデイオ信号をアナログデイジタル/デイジタルアナログ変換回路(AD/DA)6でアナログ信号に変換して外部に出力し得るようになされている。
【0050】
これにより記録再生装置1においては、必要に応じてコンパクトデイスクを再生して所望のオーデイオ信号を試聴し得るようになされている。
【0051】
このときコンパクトデイスクプレイヤ2においては、コンパクトデイスクのリードイン領域に記録された演奏時間の演奏時間情報TC及び再生位置における演奏時間情報TCを光磁気デイスク装置3に出力するようになされ、これにより光磁気デイスク装置3及び4においては、この演奏時間情報を基準にして動作を切り換え得るようになされ、記録再生装置1全体として使い勝手を向上し得るようになされている。
【0052】
これに対して光磁気デイスク装置3及び4においては、同一の記録再生系を有し、光磁気デイスク5A及び5Bが装填されると、それぞれこの記録再生系を駆動して光磁気デイスク5A及び5BからUTOCデータを読み出した後、このUTOCデータに基づいてオーデイオ信号を記録再生する。
【0053】
すなわち光磁気デイスク装置3及び4においては、直径64〔mm〕の光磁気デイスク5A及び5Bが装填されると、それぞれシステムコントローラ7A及び7Bからサーボ回路8A及び8Bに制御信号を送出し、これによりサーボ回路8A及び8Bでスピンンドルモータ9A及び9Bを駆動し、光磁気デイスク5A及び5Bを所定の回転速度で回転駆動する。
【0054】
続いて光磁気デイスク装置3及び4においては、それぞれシステムコントローラ7A及び7Bからサーボ回路8A及び8Bに制御信号を出力し、光学ヘツド10A及び10Bを光磁気デイスク5A及び5BのUTOC領域に移動させる。
【0055】
このようにして光学ヘツド10A及び10Bを移動させると、光磁気デイスク装置3及び4においては、それぞれ光学ヘツド10A及び10Bを駆動して光ビームを光磁気デイスク5A及び5Bに照射し、その反射光を光学ヘツド10A及び10Bで受光する。
【0056】
これにより光学ヘツド10A及び10Bにおいては、受光結果をRFアンプ11A及び11Bを介してサーボ回路8A及び8Bに出力し、これによりサーボ回路8A及び8Bにおいては、この受光結果に基づいて光学ヘツド10A及び10Bをトラツキング制御、フオーカス制御する。
【0057】
さらに光学ヘツド10A及び10Bにおいては、RFアンプ11A及び11Bを介して受光結果をアドレスデコーダ12A及び12Bに出力し、アドレスデコーダ12A及び12Bにおいては、受光結果に基づいてプリグルーブの蛇行を検出し、これにより光磁気デイスク5A及び5B上に予め割り当てられた各記録トラツクの位置情報を検出する。
【0058】
これにより光磁気デイスク装置3及び4においては、この位置情報を基準にして所望の記録トラツクにオーデイオデータを記録し、又は所望の記録トラツクからオーデイオデータ等を再生し得るようになされている。
【0059】
このようにしてアドレスデコーダ12A及び12Bの位置検出結果に基づいてUTOCデータを記録した記録トラツクについて、記録データを再生し得る状態になると、光磁気デイスク装置3及び4においては、RFアンプ11A及び11Bの出力信号をエンコーダ/デコーダ13A及び13Bに出力する。
【0060】
ここでエンコーダ/デコーダ13A及び13Bにおいては、記録モードと再生モードとで動作を切り換え、再生モードにおいて、順次RFアンプ11A及び11Bの出力信号を復調して復調データを得、この復調データを誤り訂正処理する。
【0061】
この誤り訂正処理は、オーデイオデータ等に付加されて記録されたCIRC(cross interleave reed solomon code) 誤り訂正符号に基づいて誤り訂正処理され、このためこの種の光磁気デイスク装置においては、記録時、この誤り訂正符号を付加してオーデイオデータ等を記録するようになされている。
【0062】
このようにしてUTOCデータの記録領域からUTOCに割り当てられた各セクタのデータを再生すると、光磁気デイスク装置3及び4においては、それぞれシステムコントローラ7A及び7Bに設けられたTOCメモリに必要なUTOCデータを格納する。
【0063】
このようにしてUTOCデータを読み込むと、光磁気デイスク装置3及び4においては、続いて所定の操作子の操作をシステムコントローラ7Aでモニタすることにより、ユーザのキー操作を検出し、このキー操作に応動して動作を切り換える。
【0064】
すなわちこの実施の形態においては、光磁気デイスク装置3の動作を制御するシステムコントローラ7Aが主のシステムコントローラに割り当てられ、このシステムコントローラ7Aからシステムコントローラ7B及びコンパクトデイスクプレイヤのシステムコントローラに制御コマンドを送出して全体の動作を制御する。
【0065】
このシステムコントローラ7Aにおいては、キー操作に応動して全体の動作を切り換えると共に、所定の表示部を介して光磁気デイスク5A及び5B、コンパクトデイスク全体の総演奏時間、再生中の演奏の経過時間、再生中の演奏の残りの演奏時間、全体の残りの演奏時間、再生中の演奏のトラツクナンバ等を表示する。またコンパクトデイスク、光磁気デイスク5A及び5Bに演奏の記録日時、デイスク名、トラツク名等が記録されている場合、これらの情報もユーザの操作に応動して表示する。
【0066】
これに対してユーザの操作に応動して記録モードに設定されると、光磁気デイスク装置3及び4においては、順次入力されるオーデイオ信号A1を共通のデイジタルアナログ/アナログデイジタル変換回路6でサンプリング周波数44.1〔kHz 〕、量子化ビツト数16ビツトのデイジタル信号に変換した後、圧縮伸長回路14で所定周期単位で音声圧縮処理し、これによりサウンドグループを形成してデータ量をほぼ1/5に低減する。
【0067】
なおこの音声圧縮においては、変形DCT(modified deiscreat cosine toransform)の手法を適用してオーデイオデータをデータ圧縮するようになされている。
【0068】
さらに光磁気デイスク装置3及び4においては、メモリコントローラ15を介してこのオーデイオデータDA1をメモリ回路16に一旦格納した後、ユーザの操作に応動して順次エンコーダ/デコーダ13A又は13Bに出力する。
【0069】
なおメモリ回路16においては、オーデイオ信号A1に換算して最大で数秒分のオーデイオデータを格納し得るように、大容量のメモリが割り当てられるようになされている。
【0070】
ここでエンコーダ/デコーダ13A及び13Bは、メモリ回路16を使用して順次入力されるオーデイオデータを所定のブロツクに分割して誤り訂正符号を生成した後、光磁気デイスクの記録に適した変調方式(すなわちEFM変調でなる8−14変調でなる)で変調し、その結果得られる記録データを磁気ヘツド駆動回路18A及び18Bに出力する。
【0071】
このとき光磁気デイスク装置3及び4においては、予め検出したUTOCデータに基づいて、サーボ回路8A及び8Bを駆動して光学ヘツド10A及び10B及び磁気ヘツド19A及び19Bを未記録の記録トラツクに移動する。
【0072】
これにより光磁気デイスク装置3及び4においては、記録データに応じて磁気ヘツド19A及び19Bを駆動し、この磁気ヘツド19A及び19Bが形成する変調磁界を光磁気デイスク5A及び5Bの所望の記録トラツクに印加する。
【0073】
この状態で光磁気デイスク装置3及び4においては、この変調磁界の印加位置に光学ヘツド10A及び10Bで間欠的に光ビームを照射し、これにより熱磁気記録の手法を適用して高密度にオーデイオデータを記録し得るようになされている。
【0074】
さらに光磁気デイスク装置3及び4においては、この光ビームの反射光を光学ヘツド10A及び10Bで検出し、その検出結果をRFアンプ11A及び11Bを介してアドレスデコーダ12A及び12Bに出力するようになされ、これによりこのアドレスデコーダ12A及び12Bで各記録トラツクに予め記録した位置情報を検出する。
【0075】
これにより光磁気デイスク装置3及び4においては、この位置情報検出結果に基づいて所望の記録トラツクに順次オーデイオデータを記録し得るようになされている。
【0076】
この記録の際、光磁気デイスク装置3及び4においては、エンコーダ/デコーダ13A及び13Bにおいて、サウンドグループのオーデイオデータにヘツダを付加してセクタを形成し、このセクタでクラスタを形成するようになされ、これによりクラスタ単位でオーデイオデータを記録する。
【0077】
これにより光磁気デイスク装置3及び4においては、アドレスデコーダ12A及び12Bから得られる位置情報検出結果、さらには光学ヘツド10A及び10Bを介して得られるフオーカスエラー信号等に基づいてトラツクジヤンプが検出されると記録動作を停止制御して元の記録トラツクに復帰し、このトラツクジヤンプした記録トラツクからオーデイオデータの記録を再開する。
【0078】
このとき光磁気デイスク装置3及び4においては、メモリ回路16に格納したオーデイオデータをクラスタ単位で改めて出力し直すようになされ、これによりメモリ回路16をバツフアメモリとして使用してオーデイオデータの欠落を回避し得るようになされ、光磁気デイスク装置3及び4全体が振動等した場合でも、連続的にオーデイオ信号を記録し得るようになされている。
【0079】
これに対して再生モードにおいて、光磁気デイスク装置3及び4においては、UTOCデータを再生する場合と同様に、光学ヘツド10A及び10Bから出力される光ビームの光量を低減し、光磁気デイスク5A及び5Bから得られる反射光の偏波面の変化を検出することにより、カー効果を利用して光磁気デイスク5A及び5Bの記録データを再生する。
【0080】
すなわち光磁気デイスク装置3及び4においては、RFアンプ11A及び11Bの出力信号をエンコーダ/デコーダ13A及び13Bで復調して誤り訂正処理等した後、メモリコントローラ12に出力する。
【0081】
ここで光磁気デイスク装置3及び4においては、記録時と同様にメモリ回路12をバツフアメモリとして使用し、再生したオーデイオデータを圧縮伸長回路14に出力し、ここで音声伸長処理する。
【0082】
これにより光磁気デイスク装置3及び4においては、この圧縮伸長回路14でオーデイオデータをデイジタルオーデイオ信号に復調した後、アナログデイジタル/デイジタルアナログ変換回路6を介してアナログ信号の形式で出力するようになされている。
【0083】
さらにこの再生時、光磁気デイスク装置3及び4においては、メインデータに付加されたサブデータの連続性をモニタすることにより、トラツクジヤンプを検出するようになされ、この検出結果に基づいて必要に応じて同一の記録トラツクからクラスタ単位でオーデイオデータを繰り返し再生するようになされている。
【0084】
これにより光磁気デイスク装置3及び4においては、再生時、トラツクジヤンプした場合でも、音切れを未然に防止してオーデイオ信号を再生し得るようになされている。
【0085】
このようにして光磁気デイスク5A及び5Bを記録再生する際、それぞれシステムコントローラ7A及び7Bにおいては、TOCメモリに格納したTOCデータを必要に応じて更新するようになされ、電源を遮断する際、さらには光磁気デイスク5A及び5Bを排出する際、それぞれTOCメモリに格納したTOCデータで光磁気デイスク5A及び5BのTOCデータを更新する。
【0086】
これにより光磁気デイスク装置3及び4においては、続く記録再生時、更新したTOCデータを参照して所望のデータを記録再生し得るようになされている。
【0087】
さらにこの実施の形態において、記録再生装置1は、コンパクトデイスクプレイヤ2から出力されるデイジタルオーデイオ信号を圧縮伸長回路14に直接入力し得るようになされ、これによりコンパクトデイスクプレイヤ2で再生したデイジタルオーデイオ信号を光磁気デイスク装置3及び4で記録し得るようになされている。
【0088】
また記録再生装置1は、記録再生するオーデイオデータをエンコーダ/デコーダ13A及び13B間で相互に入出力し得るようになされ、これにより光磁気デイスク装置3及び4をそれそれ記録再生モードに設定して光磁気デイスク5A及び5B間でオーデイオ信号をダビングし得るようになされている。
【0089】
(1−2)システムコントローラの処理
ここでコンパクトデイスクプレイヤ2で再生したデイジタルオーデイオ信号を光磁気デイスク装置3でダビングする場合、システムコントローラ7A及び7Bは、それぞれ図2及び図3に示す処理手順を実行し、これにより連続して再生したデイジタルオーデイオ信号を必要に応じて光磁気デイスク5A及び5Bに跨がつて記録する。
【0090】
すなわちシステムコントローラ7Aは、光磁気デイスク装置3を録音待機の状態に設定すると共に、コンパクトデイスクプレイヤ2を再生待機の状態に設定した後、ユーザが録音開始の操作子を押圧操作するとステツプSP1からステツプSP2に移り、ここでコンパクトデイスクプレイヤ2でコンパクトデイスクの再生を開始すると共に、光磁気デイスク装置3で再生したデイジタルオーデイオ信号の記録を開始する。
【0091】
この状態でシステムコントローラ7Aは、続いてステツプSP3に移り、ここでコンパクトデイスクプレイヤ2及び光磁気デイスク装置3の再生及び記録動作を継続し、続くステツプSP4でアドレスデコーダ12Aから出力される記録位置情報に基づいて光磁気デイスク5Aの最終記録位置までの残り時間を検出する。
【0092】
ここでシステムコントローラ7Aは、予めコンパクトデイスクプレイヤ2に制御信号を出力してダビングするコンパクトデイスクの演奏時間を検出し、さらに光磁気デイスク5Aの記録可能時間を検出するようになされ、この演奏時間が記録可能時間を越えるとき、この光磁気デイスク5Aにはコンパクトデイスクの演奏を全部記録し得ないと判断する。
【0093】
さらにシステムコントローラ7Aは、コンパクトデイスクの演奏を全部記録し得ないと判断した場合、最終記録位置までの残り時間が所定時間以内(この実施の形態の場合数秒でなる)になつたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステツプSP3に戻るのに対し、残り時間が所定時間以内になると、ステツプSP5に移り、ここでシステムコントローラ7Bにスタンバイ信号を出力し、光磁気デイスク装置4を録音待機の状態に立ち上げる。
【0094】
すなわちシステムコントローラ7Bは、ユーザがダビングの動作モードを選択して光磁気デイスク装置3で録音を開始すると、システムコントローラ7Aから出力される制御信号に応動して動作状態に立ち上がり、ステツプSP6(図3)からステツプSP7に移り、ここでシステムコントローラ7Aからスタンバイ信号が入力されたか否か判断し、否定結果が得られると、ステツプSP7を繰り返す。
【0095】
これに対してスタンバイ信号が入力されると、ステツプSP7において肯定結果が得られることにより、ステツプSP8に移り、ここで光磁気デイスク装置4に装填された光磁気デイスク5Bが記録可能な光磁気デイスクか否か判断する。
【0096】
ここでこの種の光磁気デイスクにおいては、記録可能な光磁気デイスクの他に再生専用の光デイスクも存在することにより、システムコントローラ7Bは、光磁気デイスク5Bのリードイン領域に形成されたPTOCのデータを参照して記録再生可能な光磁気デイスクか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステツプSP9に移つて処理手順を終了する。
【0097】
これに対して記録可能な光磁気デイスクが装填されている場合、ステツプSP8において肯定結果が得られることにより、システムコントローラ7Bは、ステツプSP10に移り、TOCメモリをアクセスしてUTOCデータを検出することにより、全くオーデイオ信号が記録されていない光磁気デイスクか否か判断する。
【0098】
ここで肯定結果が得られると、システムコントローラ7Bは、直接ステツプSP11に移るのに対し、否定結果が得られると、ステツプSP12に移り、TOCメモリをアクセスしてUTOCデータを更新し、ステツプSP11に移る。
【0099】
この更新処理において、システムコントローラ7Bは、光磁気デイスク5Bに記録された演奏のトラツクナンバをそれぞれ値1づつ更新し、これにより続いて記録する演奏を第1のトラツクナンバに割り当て得るようにトラツクナンバを更新する。
【0100】
これにより光磁気デイスク装置4においては、続いて記録する演奏のトラツクナンバを第1のトラツクナンバに設定することにより、再生時、光磁気デイスク5Bを装填して単に再生の操作子を押圧操作するだけで、この演奏から光磁気デイスク5Bを再生することができる。
【0101】
すなわちこの種の光磁気デイスク装置においては、トラツクナンバ順にオーデイオデータを再生することにより、トラツクナンバを更新して簡易に再生順を指定することができる。
【0102】
これにより例えば記録領域に残りのある光磁気デイスクを第1の光磁気デイスク装置3に装填して連続するオーデイオ信号を記録し得、その分効率良く光磁気デイスクを使用することができる。
【0103】
このようにして必要に応じてトラツクナンバを更新すると、システムコントローラ7Bは、ステツプSP11に移り、ここでシステムコントローラ7Aに録音可能状態に設定されたことを表すOK信号を送出した後、ステツプSP13に移り、録音待機の状態に切り換わる。
【0104】
続いてシステムコントローラ7Bは、ステツプSP14に移り、ここでシステムコントローラ7Aから記録開始を指示する記録スタート信号が入力されたか否か判断し、否定結果が得られと、ステツプSP13に戻る。
【0105】
これによりシステムコントローラ7Bは、光磁気デイスク装置4を録音可能な状態に保持したまま、システムコントローラ7Aからの録音開始の指示を待ち受けるようになされている。
【0106】
これに対してシステムコントローラ7Aは、スタンバイ信号を送出すると、ステツプSP15に移り、ここで録音処理を継続した後、ステツプSP16で光磁気デイスク5Aの記録位置が記録可能領域の最終アドレスか否か判断する。
【0107】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7Aは、ステツプSP15に戻るのに対し、最終アドレスになると肯定結果が得られることにより、ステツプSP17に移る。
【0108】
ここでシステムコントローラ7Aは、システムコントローラ7BからOK信号が入力されたか否か判断し、否定結果が得られると、ステツプSP18に移り、この処理を終了する。
【0109】
これに対してシステムコントローラ7BからOK信号が入力されている場合、ステツプSP17において肯定結果が得られることにより、システムコントローラ7Aは、ステツプSP19に移り、ここでTOCメモリをアクセスしてUTOCデータを更新する。
【0110】
すなわちこの更新処理において、システムコントローラ7Aは、それまで記録したオーデイオ信号のエンドアドレスに対応するリンクポインタの値を所定の値に設定し、これによりユーザの所望した演奏(この場合コンパクトデイスクのオーデイオ信号でなる)を光磁気デイスク5Aに全部記録し得ず、続いて光磁気デイスク5Bに記録することを表す識別データを光磁気デイスク5Aに記録するようになされている。
【0111】
すなわちシステムコントローラ7Aは、続いてステツプSP20に移り、記録を停止制御した後、ステツプSP21でシステムコントローラ7Bに記録スタート信号を送出し、続くステツプSP18でこの処理手順を終了する。
【0112】
これによりシステムコントローラ7Aは、この光磁気デイスク5Aを排出する際、さらには記録再生装置1の電源が遮断される際、TOCメモリの内容で光磁気デイスク5AのUTOCを更新し、これによりこの識別データを光磁気デイスク5Aに記録する。
【0113】
かくして続く光磁気デイスク5Aの再生時、システムコントローラ7A及び7Bは、この識別データを基準にして所定の表示手段に続きの演奏がある旨のメツセージを表示し、これにより連続する演奏を複数枚の光磁気デイスク5A及び5Bに記録した場合でも光磁気デイスク5A及び5Bの管理を簡略化し得るようになされている。
【0114】
なおこの実施の形態において、システムコントローラ7Aは、この識別データ(以下接続データと呼ぶ)としてこのリンクポインタの最大値のデータを割り当てることにより、続く光磁気デイスクが存在することを表すようになされている。
【0115】
これに対してシステムコントローラ7Bは、システムコントローラ7Aから記録スタート信号が入力されるとステツプSP14において肯定結果が得られることにより、ステツプSP22に移り、これによりメモリコントローラ15の出力データをエンコーダ/デコーダ13Aに代えてエンコーダ/デコーダ13Bに入力し、この出力データを順次光磁気デイスク5Bに記録する。
【0116】
さらにこの記録が完了してコンパクトデイスクプレイヤ2が再生動作を完了すると、システムコントローラ7Bは、ステツプSP9に移り、記録動作を停止制御してこの処理手順を完了する。
【0117】
これによりシステムコントローラ7Bは、この光磁気デイスク5Bを排出する際、さらには記録再生装置1の電源が遮断される際、TOCメモリの内容で光磁気デイスク5BのUTOCを更新し、これにより更新したトラツクナンバを光磁気デイスク5Bに記録する。
【0118】
これにより光磁気デイスク装置4においては、続く光磁気デイスク5Bの再生時、このトラツクナンバに従つてオーデイオデータを再生して始めに光磁気デイスク5Aに続く演奏を再生し得、これにより連続する演奏を複数枚の光磁気デイスク5A及び5Bに記録した場合でも、単に連続して光磁気デイスク5A及び5Bを再生して連続する演奏を再生し得るようになされ、光磁気デイスク5A及び5Bの管理を簡略化し得るようになされている。
【0119】
なお、このように光磁気デイスク5A及び5B間で記録動作を切り換える際、さらには再生時、光磁気デイスク装置3及び4間で動作を切り換えて連続するオーデイオ信号を再生する際、記録再生装置1においては、大容量のメモリ回路16をバツフアメモリとして使用することにより、動作切り換え時に記録再生動作を一時中断しても連続するオーデイオデータを連続して記録再生し得るようになされている。
【0120】
特にこの種の光磁気デイスク装置においては、セクタで形成されたクラスタを単位としてオーデイオデータを記録再生することにより、このようにバツフアメモリを介して異なる再生装置から出力されるオーデイオデータを結合して出力する場合、確実にオーデイオデータを結合し得、さらには連続するオーデイオデータを分割して記録する場合、連続的に再生し得るようにオーデイオデータを分割することができ、これにより複数の光磁気デイスクに跨がるように演奏を記録した場合でも、確実にオーデイオデータを記録再生することができる。
【0121】
(1−3)実施の形態の効果
以上の構成によれば、2台の光磁気デイスク装置の動作を切り換えて連続する演奏を複数枚の光磁気デイスク5A及び5Bに記録する際、リンクポインタを接続データに割り当てて続く演奏のあることを表し、さらにトラツクナンバを更新して続く演奏を始めに再生し得るようにすることにより、単に連続して光磁気デイスク5A及び5Bを再生して連続する演奏を再生し得、これにより光磁気デイスク5A及び5Bの管理を簡略化することができる。
【0122】
(2)第2の実施の形態
(2−1)記録処理
この実施の形態においては、システムコントローラ7A及び7Bは図4に示す処理手順を実行することにより、複数枚の光磁気デイスクに跨がつて連続するデイジタルオーデイオ信号を記録する。
【0123】
すなわち始めにシステムコントローラ7Aは、ユーザの操作子の操作に応動して光磁気デイスク装置3及びコンパクトデイスクプレイヤ2をそれぞれ録音待機及び再生待機の状態に設定した後、ユーザが録音開始の操作子を押圧操作するとステツプSP26からステツプSP27に移り、ここでコンパクトデイスクプレイヤ2でコンパクトデイスクの再生を開始すると共に、光磁気デイスク装置3で再生したデイジタルオーデイオ信号の記録を開始する。
【0124】
この状態でシステムコントローラ7Aは、続いてステツプSP28に移り、ここでコンパクトデイスクプレイヤ2及び光磁気デイスク装置3の再生及び記録動作を継続し、続くステツプSP29でアドレスデコーダ12Aから出力される記録位置情報に基づいて光磁気デイスク5Aの最終記録位置までの残り時間を検出する。
【0125】
ここでシステムコントローラ7Aは、予め検出したコンパクトデイスクの演奏時間と光磁気デイスク5Aの記録可能時間に基づいて、演奏時間が記録可能時間を越えるとき、この光磁気デイスク5Aにはコンパクトデイスクの演奏を全部記録し得ないと判断する。
【0126】
さらにシステムコントローラ7Aは、コンパクトデイスクの演奏を全部記録し得ないと判断した場合、アドレスデコーダ12Aから出力される記録位置情報に基づいて最終記録位置になつたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステツプSP28に戻るのに対し、最終記録位置になると、ステツプSP30に移り、ここでTOCメモリをアクセスしてUTOCデータを更新し、それまで記録したオーデイオ信号のエンドアドレスに対応するリンクポインタに接続データを割り当てる。
【0127】
これによりこの実施の形態においては、第1の光磁気デイスク5Aの録音が完了すると、続くデイジタルオーデイオ信号を光磁気デイスク5Bに記録することを表す接続データを光磁気デイスク5Aに記録するようになされている。
【0128】
すなわちシステムコントローラ7Aは、続いてステツプSP31に移り、記録動作を停止制御した後、ステツプSP32でシステムコントローラ7Bに、記録スタート信号を送出し、これにより光磁気デイスク装置4で続くデイジタルオーデイオ信号の記録を開始する。
【0129】
これによりシステムコントローラ7Aは、この光磁気デイスク5Aを排出する際、さらには記録再生装置1の電源が遮断される際、TOCメモリの内容で光磁気デイスク5AのUTOCを更新し、これによりこの接続データを光磁気デイスク5Aに記録する。
【0130】
従つて続く光磁気デイスク5Aの再生時、システムコントローラ7A及び7Bは、この接続データを基準にして所定の表示手段に続きの演奏がある旨のメツセージを表示し、これにより連続する演奏を複数枚の光磁気デイスク5A及び5Bに記録した場合でも光磁気デイスク5A及び5Bの管理を簡略化し得る。
【0131】
これに対してシステムコントローラ7Bは、スタート信号を入力すると、ステツプSP34に移り、ここで光磁気デイスク装置4に装填された光磁気デイスク5Bが記録可能な光磁気デイスクか否か判断する。
【0132】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7Bは、ステツプSP35に移つてシステムコントローラ7Aに所定の制御コマンドを発行し、システムコントローラ7Aは、この制御コマンドに応動してTOCメモリをアクセスし、これにより接続データに割り当てたリンクポインタを元のリンクポインタに書き換える。
【0133】
すなわちこの場合光磁気デイスク装置4に記録可能な光磁気デイスク5Bが装填されていないことにより、記録再生装置1においては、続くデイジタルオーデイオ信号を記録し得ず、このため一旦更新したUTOCデータを元のデータに書換えることにより、続く再生時、誤つて続くデイジタルオーデイオ信号を記録した光磁気デイスクが存在することを表示しないようになされている。
【0134】
これによりシステムコントローラ7Bは、続いてステツプSP36に移つてこの処理手順を完了する。
【0135】
これに対してステツプSP34において肯定結果が得れると、システムコントローラ7Bは、ステツプSP37に移り、TOCメモリをアクセスしてUTOCデータを検出することにより、全くオーデイオ信号が記録されていない光磁気デイスクか否か判断する。
【0136】
ここで肯定結果が得られると、システムコントローラ7Bは、直接ステツプSP38に移り、続くオーデイオデータの記録を開始してステツプSP36に移るのに対し、否定結果が得られると、ステツプSP39に移り、TOCメモリをアクセスしてUTOCデータを更新し、ステツプSP38に移る。
【0137】
この更新処理において、システムコントローラ7Bは、光磁気デイスク5Bに記録された演奏のトラツクナンバをそれぞれ値1づつ更新し、これにより続いて記録する演奏を第1のトラツクナンバに割り当て得るようにトラツクナンバを更新する。
【0138】
これにより光磁気デイスク装置4においては、第1の光磁気デイスク5Aの録音の完了を待つてTOCテーブルを更新した後、続いて光磁気デイスク5Bに連続する演奏を記録すると共にそのTOCテーブルを更新し、再生時、光磁気デイスク5Bを装填して単に再生の操作子を押圧操作するだけで、この演奏から光磁気デイスク5Bを再生することができる。
【0139】
(2−2)再生処理
すなわち図5に示すように、再生時、システムコントローラ7A及び7Bは、ステツプSP46からステツプSP47に移り、ここでユーザの操作に応動して光磁気デイスク5A又は5Bの再生を開始した後、ステツプSP48に移り、この再生動作を継続する。
【0140】
続いてシステムコントローラ7A及び7Bは、ステツプSP49において、アドレスデコーダ12A又は12Bから出力される位置情報に基づいて光磁気デイスク5A又は5Bの再生位置が最終位置か否か判断する。
【0141】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7A及び7Bは、ステツプSP50に移り、再生動作を停止制御した後、TOCメモリをアクセスしてそれまで再生したオーデイオ信号のエンドアドレスに対応するリンクポインタの値を検出する。
【0142】
これによりシステムコントローラ7A及び7Bは、続く演奏の有無を判断し、ここで否定結果が得られるとステツプSP51に移り、処理手順を完了するのに対し、ここで否定結果が得られると、ステツプSP52に移り、それまで待機中のシステムコントローラ7B又は7Aに再生開始を指令する再生スタート信号を出力する。
【0143】
これに応動してシステムコントローラ7B又は7Aは、続くステツプSP53で予め再生してTOCメモリに格納したUTOCデータをアクセスし、これによりトラツクナンバを検出して第1のトラツクからオーデイオデータの再生を開始する。
【0144】
これによりシステムコントローラ7B又は7Aは、それまで光磁気デイスク5A又は5Bのオーデイオデータを順次格納して出力したメモリ回路16に対して、光磁気デイスク5B又は5Aを再生して得られるオーデイオデータを順次格納して出力するようになされ、この一連の処理が完了すると、ステツプSP51に移つて処理手順を完了する。
【0145】
(2−3)実施の形態の効果
図4の構成によれば、第1の光磁気デイスクの記録完了後、UTOCを更新し、続いて第2の光磁気デイスクに連続する演奏を記録しても、この第1及び第2の光磁気デイスクのUTOCを更新することにより、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0146】
(3)第3の実施の形態
この実施の形態においては、第1の光磁気デイスク5Aの記録を完了した後、第2の光磁気デイスク5Bにオーデイオ信号を記録している途中でこの第2の光磁気デイスク5BのTOCデータを更新する。
【0147】
すなわち図6に示すように始めにシステムコントローラ7Aは、ユーザの操作子の操作に応動して光磁気デイスク装置3及びコンパクトデイスクプレイヤ2をそれぞれ録音待機及び再生待機の状態に設定した後、ユーザが録音開始の操作子を押圧操作するとステツプSP56からステツプSP57に移り、ここでコンパクトデイスクプレイヤ2でコンパクトデイスクの再生を開始すると共に、光磁気デイスク装置3で再生したデイジタルオーデイオ信号の記録を開始する。
【0148】
この状態でシステムコントローラ7Aは、続いてステツプSP58に移り、ここでコンパクトデイスクプレイヤ2及び光磁気デイスク装置3の再生及び記録動作を継続し、続くステツプSP59で演奏時間が記録可能時間を越えるとき、アドレスデコーダ12Aから出力される記録位置情報に基づいて最終記録位置になつたか否か判断する。
【0149】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7Aは、ステツプSP58に戻るのに対し、最終記録位置になると、ステツプSP60に移り、ここでTOCメモリをアクセスしてUTOCデータを更新し、それまで記録したオーデイオ信号のエンドアドレスに対応するリンクポインタを接続データに設定する。
【0150】
続いてシステムコントローラ7Aは、ステツプSP61に移り、記録動作を停止制御した後、システムコントローラ7Bに記録スタート信号を送出し、これにより光磁気デイスク装置4で続くデイジタルオーデイオ信号の記録を開始する。
【0151】
これによりシステムコントローラ7Aは、この光磁気デイスク5Aを排出する際、さらには記録再生装置1の電源が遮断される際、TOCメモリの内容で光磁気デイスク5AのUTOCを更新し、これにより接続データを光磁気デイスク5Aに記録する。
【0152】
これに対してシステムコントローラ7Bは、スタート信号を入力すると、ステツプSP62に移り、ここで光磁気デイスク装置4に装填された光磁気デイスク5Bが記録可能な光磁気デイスクか否か判断する。
【0153】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7Bは、ステツプSP63に移つてシステムコントローラ7Aに所定の制御コマンドを発行し、システムコントローラ7Aは、この制御コマンドに応動してTOCメモリをアクセスし、これにより接続データに割り当てたリンクポインタを元のリンクポインタに書き換えた後、ステツプSP64に移つて処理手順を完了する。
【0154】
これに対してステツプSP62において肯定結果が得れると、システムコントローラ7Bは、ステツプSP65に移り、TOCメモリをアクセスしてUTOCデータを検出することにより、全くオーデイオ信号が記録されていない光磁気デイスクか否か判断する。
【0155】
ここで肯定結果が得られると、システムコントローラ7Bは、直接ステツプSP66に移り、続くオーデイオデータの記録を開始してステツプSP54に移るのに対し、否定結果が得られると、ステツプSP67に移る。
【0156】
ここでシステムコントローラ7Bは、続きの記録を開始した後、ステツプSP68に移り、ここで記録を継続すると、続くステツプSP69でメモリ回路16に空容量が充分にあるか否か判断する。
【0157】
すなわちこの種の光磁気デイスク装置においては、メモリ回路16を介してオーデイオデータを記録再生することにより、トラツクジヤンプしてオーデイオデータを正しく記録再生し得なかつた場合、クラスタ単位でオーデイオデータを記録再生し直すようになされている。
【0158】
これによりシステムコントローラ7Bは、このメモリ回路16の空き容量を検出し、記録動作を中断してUTOCデータを更新する時間が充分にあると判断するとステツプSP70に移り、記録動作を一時中断した後、TOCメモリをアクセスしてUTOCデータを更新し、これによりトラツクナンバを書き換えて続くステツプSP71に移る。
【0159】
これに対してステツプSP69において否定結果が得られると、システムコントローラ7Bは、ステツプSP68に戻り、記録動作を継続する。
【0160】
かくしてシステムコントローラ7Bは、第2の光磁気デイスク5Bの記録動作を一時中断してUTOCを更新した後、ステツプSP71に移つて記録動作を継続し、ステツプSP64に移る。
【0161】
図6に示す構成によれば、第2の光磁気デイスクの記録中にUTOCを更新するようにしても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0162】
(4)第4の実施の形態
この実施の形態においては、第2の光磁気デイスク5Bの記録を完了した後、この第2の光磁気デイスク5BのTOCデータを更新する。
【0163】
すなわち図7に示すように始めにシステムコントローラ7Aは、ユーザの操作子の操作に応動して光磁気デイスク装置3及びコンパクトデイスクプレイヤ2をそれぞれ録音待機及び再生待機の状態に設定した後、ユーザが録音開始の操作子を押圧操作するとステツプSP75からステツプSP76に移り、ここでコンパクトデイスクプレイヤ2でコンパクトデイスクの再生を開始すると共に、光磁気デイスク装置3で再生したデイジタルオーデイオ信号の記録を開始する。
【0164】
この状態でシステムコントローラ7Aは、続いてステツプSP77に移り、ここでコンパクトデイスクプレイヤ2及び光磁気デイスク装置3の再生及び記録動作を継続し、続くステツプSP78で演奏時間が記録可能時間を越えるとき、アドレスデコーダ12Aから出力される記録位置情報に基づいて最終記録位置になつたか否か判断する。
【0165】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7Aは、ステツプSP77に戻るのに対し、最終記録位置になると、ステツプSP79に移り、ここでTOCメモリをアクセスしてUTOCデータを更新し、リンクポインタに接続データを割り当てる。
【0166】
続いてシステムコントローラ7Aは、ステツプSP80に移り、記録動作を停止制御した後、システムコントローラ7Bに記録スタート信号を送出し、これにより光磁気デイスク装置4で続くデイジタルオーデイオ信号の記録を開始し、これに対応してシステムコントローラ7Bは、ステツプSP81に移り、ここで光磁気デイスク装置4に装填された光磁気デイスク5Bが記録可能な光磁気デイスクか否か判断する。
【0167】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7Bは、ステツプSP82に移つてシステムコントローラ7Aに所定の制御コマンドを発行し、システムコントローラ7Aは、この制御コマンドに応動して接続データに割り当てたリンクポインタを元のリンクポインタに書き換えた後、ステツプSP83に移つて処理手順を完了する。
【0168】
これに対してステツプSP81において肯定結果が得れると、システムコントローラ7Bは、ステツプSP84に移り、全くオーデイオ信号が記録されていない光磁気デイスクか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、ステツプSP85に移り、続くオーデイオデータの記録を開始してステツプSP83に移る。
【0169】
これに対してステツプSP84において、否定結果が得られると、システムコントローラ7Bは、ステツプSP86に移つて続きの記録を開始した後、ステツプSP87に移つて記録動作を継続すると、続くステツプSP88で記録終了か否か判断する。
【0170】
ここでシステムコントローラ7Bは、コンパクトデイスクプレイヤ2から出力される時間情報に基づいてコンパクトデイスクプレイヤ2の再生が完了したと判断すると、光磁気デイスク装置4側で必要な記録が完了したと判断してステツプSP89に移り、TOCメモリをアクセスしてUTOCデータを更新し、これによりトラツクナンバを書き換えてステツプSP83に移る。
【0171】
これに対してステツプSP88において否定結果が得られると、システムコントローラ7Bは、ステツプSP87に戻る。
【0172】
図7に示す構成によれば、第2の光磁気デイスク5Bの記録を完了した後、この第2の光磁気デイスク5BのTOCデータを更新しても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0173】
(5)第5の実施の形態
図1との対応部分に同一符号を付して示す図8において、25は全体としてコンパクトデイスクプレイヤと光磁気デイスク装置とを一体化した記録再生装置を示し、この実施の形態の場合1枚の光磁気デイスク5Aにコンパクトデイスクプレイヤ2の連続する演奏を記録し得なくなると、この光磁気デイスクを交換して記録動作を再開することにより、複数の光磁気デイスクに跨がつて連続する演奏を記録する。
【0174】
すなわち光磁気デイスク装置においては、システムコントローラ7Aで全体の動作を制御し、システムコントローラ7Aにおいては、図9に示す処理手順を実行してオーデイオデータを記録する。
【0175】
すなわちシステムコントローラ7Aは、ユーザの操作子の操作に応動して光磁気デイスク装置及びコンパクトデイスクプレイヤ2をそれぞれ録音待機及び再生待機の状態に設定した後、ユーザが録音開始の操作子を押圧操作するとステツプSP90からステツプSP91に移り、ここでコンパクトデイスクプレイヤ2でコンパクトデイスク及び光磁気デイスク装置をそれぞれの再生及び記録状態に立ち上げた後、ステツプSP92に移つて録音動作を継続する。
【0176】
この状態でシステムコントローラ7Aは、続いてステツプSP93に移り、光磁気デイスクの最終記録位置に近づいたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステツプSP92に戻るのに対し、最終記録位置から所定秒以内になると、ステツプSP94に移り、所定の警告手段を駆動して警報を発生することにより、録音終了位置に近づいたことをユーザに警告する。
【0177】
続いてシステムコントローラ7Aは、ステツプSP95に移り、録音処理を継続した後、ステツプSP96に移り、ここでアドレスデコーダ12Aから出力される記録位置情報に基づいて最終記録位置になつたか否か判断する。
【0178】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7Aは、ステツプSP95に戻るのに対し、最終記録位置になると、ステツプSP97に移り、ここでTOCメモリをアクセスしてUTOCデータを更新してリンクポインタに接続データを割り当てる。
【0179】
続いてシステムコントローラ7Aは、ステツプSP98に移り、警報を発して第1の光磁気デイスク5Aの録音が完了したことをユーザに警告した後、ステツプSP99に移り、記録動作を停止制御して第1の光磁気デイスク5Aを排出する。
【0180】
続いてシステムコントローラ7Aは、ステツプSPP100に移り、ここで新たな光磁気デイスクが装填されると、ステツプSP101からステツプSP102に移り、装填された光磁気デイスク5Bが記録可能な光磁気デイスクか否か判断する。
【0181】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7Aは、ステツプSP99に戻るのに対し、肯定結果が得られると、ステツプSP103に移つて全くオーデイオ信号が記録されていない光磁気デイスクか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、ステツプSP104に移り、続くオーデイオデータの記録を開始した後、ステツプSP105に移つて処理手順を完了する。
【0182】
この第1の光磁気デイスク5Aの記録を終了した後、第2の光磁気デイスクに記録を開始するまでの期間の間、システムコントローラ7Aは、順次入力されるオーデイオデータをメモリ回路16に格納して保持することにより、第2の光磁気デイスクの記録を開始すると、この蓄積したオーデイオデータを順次記録するようになされ、これにより第1及び第2の光磁気デイスクで連続してオーデイオデータを記録し得るようになされている。
【0183】
すなわちこの種の光磁気デイスク装置においては、メモリ回路16の入出力でオーデイオデータを転送速度を切り換えることにより、オーデイオデータを間欠的に光磁気デイスクに記録するようになされ、これによりトラツクジヤンプした場合でも、メモリ回路16の容量が一杯にならない限り、記録動作を何度も繰り返して連続するオーデイオデータを確実に記録し得るようになされている。
【0184】
これにより記録再生装置25においては、このメモリ回路16をバツフアメモリとして使用し、このメモリ回路16の容量が一杯になるまでの時間を使用して光磁気デイスクを交換し得るようになされている。
【0185】
かくしてこの実施の形態の場合、メモリ回路16として第1〜第4の実施の形態に比したさらに一段と大容量のメモリ回路を適用するようになされ、これにより光磁気デイスクを交換して連続するオーデイオ信号を複数の光磁気デイスクに跨がつて記録し得るようになされている。
【0186】
これに対してステツプSP103において否定結果が得られると、システムコントローラ7Bは、ステツプSP106に移り、ここで第1〜第4の実施の形態の場合と同様にトラツクナンバを更新してステツプSP104に移る。
【0187】
ところでこのように光磁気デイスクを交換して連続するオーデイオ信号を記録する場合、ユーザが光磁気デイスクを交換しない場合も考えられる。
【0188】
このためシステムコントローラ7Aは、ステツプSP101においてメモリ回路16に余裕があるか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、ステツプSP102に移るのに対し、ここで余裕がないと判断すると、ステツプSP107に移る。
【0189】
ここでシステムコントローラ7Aは、所定の表示手段を介して光磁気デイスクの交換が遅れたため、連続してオーデイオ信号を記録し得なくなつたこと(すなわち音切れでなる)を表示した後、ステツプSP105に移つて処理手順を完了する。
【0190】
これに対して再生時、システムコントローラ7Aは、図10に示す処理手順を実行し、これにより連続するオーデイオ信号を記録した複数の光磁気デイスクを再生する。
【0191】
すなわちシステムコントローラ7Aは、ユーザが再生開始の操作子を押圧操作すると、ステツプSP110からステツプSP111に移り、光磁気デイスク装置を再生モードに設定した後、ステツプSP112に移つて再生動作を継続する。
【0192】
この状態でシステムコントローラ7Aは、ステツプSP113に移り、アドレスデコーダ12Aの出力データ及びUTOCデータに基づいて、現在再生中のトラツクの最終記録位置に近づいたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステツプSP112に戻る。
【0193】
これに対してステツプSP113において肯定結果が得られると、システムコントローラ7Aは、ステツプSP114に移り、ここで所定の警報を発して再生中の光磁気デイスクについて再生終了位置に近づいたことをユーザに警告する。
【0194】
さらにシステムコントローラ7Aは、続いてステツプSP115に移り、再生動作を継続した後、ステツプSP116に移り、再生中のトラツクについて、最終再生位置になつたか否か判断する。
【0195】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7Aは、ステツプSP115に戻るのに対し、ステツプSP116で否定結果が得られると、ステツプSP117に移り、ここでTOCメモリをアクセスしてリンクポインタをアクセスすることにより、続く演奏を記録した光磁気デイスクが存在するか否か判断する。
【0196】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7Aは、ステツプSP118に移り、この処理手順を終了するのに対し、ここで肯定結果が得られると、ステツプSP119に移り、警報を発して続く演奏を記録した光磁気デイスクの装填をユーザに促した後、ステツプSP120で光磁気デイスクを排出する。
【0197】
続いてシステムコントローラ7Aは、ステツプSP121でユーザが光磁気デイスクを交換すると、続くステツプSP122でUTOCをアクセスしてUTOCデータをTOCメモリに格納した後、このUTOCデータに基づいて第1のトラツクから光磁気デイスクの再生を開始し、続くステツプSP123で順次再生されるオーデイオデータをメモリ回路16に蓄積し、ステツプSP118に移る。
【0198】
かくして再生時においても、光磁気デイスク装置においては、メモリ回路16をバツフアメモリとして使用して連続するオーデイオデータを再生することにより、このバツフアメモリの容量を利用して光磁気デイスクを交換する間の音切れを未然に防止し得るようになされている。
【0199】
図8の構成によれば、1台の光磁気デイスク装置で光磁気デイスクを交換しても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0200】
(6)第6の実施の形態
この実施の形態においては、第1の光磁気デイスクにオーデイオデータを記録し得なくなつた場合に加えて、ユーザが所定の操作子を操作した場合、続くオーデイオ信号を第2の光磁気デイスクに記録する。
【0201】
すなわち図11に示すようにシステムコントローラ7Aは、ユーザの操作子の操作に応動して光磁気デイスク装置及びコンパクトデイスクプレイヤ2をそれぞれ録音待機及び再生待機の状態に設定した後、ユーザが録音開始の操作子を押圧操作するとステツプSP130からステツプSP131に移り、ここでコンパクトデイスクプレイヤ2でコンパクトデイスク及び光磁気デイスク装置をそれぞれの再生及び記録状態に立ち上げた後、ステツプSP132に移つて録音動作を継続する。
【0202】
この状態でシステムコントローラ7Aは、続いてステツプSP133に移り、ここで記録の中断を指示する中断の操作子をユーザが押圧操作したか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステツプSP134に移つて光磁気デイスクの最終記録位置に近づいたか否か判断する。
【0203】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7Aは、ステツプSP132に戻るのに対し、ここで肯定結果が得られると、ステツプSP135に移り、警報を発して録音終了位置に近づいたことをユーザに警告する。
【0204】
続いてシステムコントローラ7Aは、ステツプSP136に移り、録音処理を継続した後、ステツプSP137に移り、ここで再び中断の操作子をユーザが押圧操作したか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステツプSP138に移つて光磁気デイスクの最終記録位置か否か判断する。
【0205】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7Aは、ステツプSP136に戻るのに対し、最終記録位置になると、ステツプSP139に移り、ここでTOCメモリをアクセスしてUTOCデータを更新し、リンクポインタに接続データを割り当てる。
【0206】
続いてシステムコントローラ7Aは、ステツプSP140に移り、警報を発して第1の光磁気デイスク5Aの録音が完了したことをユーザに警告した後、ステツプSP141に移り、記録動作を停止制御して第1の光磁気デイスク5Aを排出する。
【0207】
続いてシステムコントローラ7Aは、ステツプSPP142に移り、ここで新たな光磁気デイスクが装填されると、ステツプSP142からステツプSP143に移り、装填された光磁気デイスク5Bが記録可能な光磁気デイスクか否か判断する。
【0208】
ここで否定結果が得られると、システムコントローラ7Aは、ステツプSP141に戻るのに対し、肯定結果が得られると、ステツプSP144に移り、全くオーデイオ信号が記録されていない光磁気デイスクか否か判断する。
【0209】
ここで肯定結果が得られると、システムコントローラ7AはステツプSP145に移り、続くオーデイオデータの記録を開始した後、ステツプSP146に移つて処理手順を完了する。
【0210】
これに対してステツプSP144において否定結果が得られると、システムコントローラ7Bは、ステツプSP147に移り、ここで第1〜第4の実施の形態の場合と同様にトラツクナンバを更新してステツプSP145に移る。
【0211】
これに対してユーザが中断の操作子を押圧操作すると、システムコントローラ7Aは、ステツプSP133又はステツプSP137において肯定結果が得られることにより、ステツプSP148に移り、ここで記録中のクラスタを最後まで記録した後、ステツプSP149に移る。
【0212】
ここでシステムコントローラ7Aは、TOCメモリをアクセスしてUTOCデータを更新し、記録を中断した位置をエンドアドレスに設定すると共に、このエンドアドレスに対応するリンクポインタに接続データに割り当て、ステツプSP141に移る。
【0213】
かくしてユーザが強制的に録音を中断することにより、複数の光磁気デイスクに連続するオーデイオ信号を跨がつて記録する場合でも、簡易な操作で連続するオーデイオ信号を再生することができる。
【0214】
(7)第7の実施の形態
この実施の形態においては、所定のカートリツジに装填された複数枚の光磁気デイスクから所定の光磁気デイスクを選択してスピンドルモータに装填し、この光磁気デイスクを記録再生するようになされたオートチエンジヤ型の光磁気デイスク装置に適用して、複数枚の光磁気デイスクに跨がるように連続するオーデイオ信号を記録再生する。
【0215】
すなわち図12に示すようにこの実施の形態において、全体の動作を制御するシステムコントローラにおいては、ユーザの操作に応動してステツプSP154からステツプSP155に移り、記録動作を開始した後、ステツプSP156に移り、この録音動作を継続する。
【0216】
これにより光磁気デイスク装置においては、順次外部から入力されるオーデイオ信号をユーザの選択した光磁気デイスクに記録し、続くステツプSP157でこの光磁気デイスクの最終記録位置か否か判断する。
【0217】
ここで否定結果が得れると、システムコントローラは、ステツプSP156に戻るのに対し、ここで肯定結果が得られると、ステツプSP158に移り、ここでTOCメモリをアクセスしてUTOCデータを更新し、リンクポインタに接続データを割り当てる。
【0218】
続いてシステムコントローラは、ステツプSP160に移り、記録動作を中止した後、ステツプSP161に移り、デイスクを交換してステツプSP162に移る。
【0219】
ここでシステムコントローラは、装填された光磁気デイスク5Bが記録可能な光磁気デイスクか否か判断し、否定結果が得られるとステツプSP161に戻るのに対し、肯定結果が得られると、ステツプSP163に移り、全くオーデイオ信号が記録されていない光磁気デイスクか否か判断する。
【0220】
ここで肯定結果が得られると、システムコントローラは、ステツプSP164に移り、続くオーデイオデータの記録を開始した後、ステツプSP165に移つて処理手順を完了する。
【0221】
これに対してステツプSP163において否定結果が得られると、ステツプSP166に移り、上述の実施の形態と同様にUTOCを更新してステツプSP164に移る。
【0222】
これに対して図13に示すように、再生時、システムコントローラは、ステツプSP170からステツプSP171に移り、光磁気デイスク装置を再生モードに設定した後、ステツプSP172に移り、再生動作を継続する。
【0223】
この状態でシステムコントローラ7Aは、ステツプSP173に移り、アドレスデコーダ12Aの出力データ及びUTOCデータに基づいて、現在再生中のトラツクの最終再生位置に近づいたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステツプSP172に戻る。
【0224】
これに対してステツプSP173において肯定結果が得られると、システムコントローラは、ステツプSP174に移り、ここでリンクポインタに割り当てた接続データの有無を検出することにより、続く光磁気デイスクが存在するか否か判断し、ここで否定結果が得られるとステツプSP175に移る。
【0225】
ここでシステムコントローラは、光磁気デイスクを交換した後、ステツプSP176に移つて交換した光磁気デイスクを再生し、ステツプSP177に移つて処理手順を完了する。
【0226】
これに対してステツプSP174で肯定結果が得られると、システムコントローラは、ステツプSP178に移つてデイスクを交換した後、ステツプSP179でこの光磁気デイスクの再生を開始する。
【0227】
さらにシステムコントローラは、続いてステツプSP180に移り、ここで再生音が途切れないようにバツフアメモリでなるメモリ回路16にオーデイオデータを格納した後、ステツプSP177に移る。
【0228】
かくしてこの実施の形態においては、オートチエンジヤに適用して接続データの有無を検出し、この検出結果に基づいて続く光磁気デイスクを再生して音切れなくオーデイオ信号を再生することができる。
【0229】
(8)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、コンパクトデイスクプレイヤの再生信号を記録する場合等について述べたが、本発明はこれに限らず、種々の信号源から出力されるデイジタルオーデイオ信号を記録する場合さらにはアナログ信号でなるオーデイオ信号を記録する場合に広く適用することができる。
【0230】
さらに上述の実施の形態においては、警報を発生してユーザに注意を促す場合について述べたが、本発明はこれに限らず、所定の表示手段を介してユーザに警告を発する場合等、種々の警告手段を広く適用することができる。
【0231】
さらに上述の第1〜第4の実施の形態においてはメモリ回路等を共用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、アナログデイジタル変換回路だけを共用する場合、さらにはエンコーダ/デコーダを共用する場合等に広く適用することができる。
【0232】
さらに上述の実施の形態においては、トラツクナンバをシフトさせることにより、再生順序を設定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、それまで第1番目に再生するように設定されていたトラツクナンバの演奏との間でトラツクナンバを入れ換えることにより、再生順序を入れ換えるようにしても良い。
【0233】
さらに上述の実施の形態においては、リンクポインタを識別データに割り当てる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要はUTOCに割り当てたデータを用いて続く光磁気デイスクが存在することを表す場合に広く適用することができる。
【0234】
さらに上述の実施の形態においては、2台の光磁気デイスク装置をコンパクトデイスクプレイヤと一体に保持して場合、さらには光磁気デイスク装置とコンパクトデイスクプレイヤを一体に保持した場合、オートチエンジヤを備えた光磁気デイスク装置に本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、2台の光磁気デイスク装置を接続して使用する場合等に広く適用することができる。
【0235】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、複数の記録媒体に跨がつて入力データを記録する際、一方の記録媒体に続いて記録した入力データを最初に再生するように、他方の記録媒体の管理情報を更新するようにしたことにより、簡易な操作で連続する当該他の記録媒体を再生することができ、かくして再生時、この記録媒体の管理を簡略化して連続する演奏を簡易に再生し得る記録装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による記録再生装置を示すブロツク図である。
【図2】その第1の光磁気デイスク装置側の動作の説明に供するフローチヤートである。
【図3】その第2の光磁気デイスク装置側の動作の説明に供するフローチヤートである。
【図4】第2の実施の形態の記録処理の説明に供するフローチヤートである。
【図5】第2の実施の形態の再生処理の説明に供するフローチヤートである。
【図6】第3の実施の形態の動作の説明に供するフローチヤートである。
【図7】第4の実施の形態の動作の説明に供するフローチヤートである。
【図8】第5の実施の形態による記録再生装置を示すブロツク図である。
【図9】その記録処理の説明に供するフローチヤートである。
【図10】その再生処理の説明に供するフローチヤートである。
【図11】第6の実施の形態の動作の説明に供するフローチヤートである。
【図12】第7の実施の形態の記録処理の説明に供するフローチヤートである。
【図13】その再生処理の説明に供するフローチヤートである。
【図14】メインデータの記録フオーマツトの説明に供する図表である。
【図15】そのメインデータがオーデイオデータの場合を示す図表である。
【図16】サウンドグループの説明に供する略線図である。
【図17】セクタ0のUTOCの説明に供する図表である。
【図18】スタートアドレス及びエンドアドレスの説明に供する略線図である。
【図19】パーツの説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1、25……記録再生装置、2……コンパクトデイスクプレイヤ、3、4……光磁気デイスク装置、5A、5B……光磁気デイスク、7A、7B……システムコントローラ、16……メモリ回路。
Claims (6)
- 少なくとも1つの連続するデータを記録することができる記録領域と、上記連続するデータの管理データが記録される管理領域とを有する複数の記録媒体にデータを記録する記録手段と、
上記複数の記録媒体のうち一方の記録媒体に上記連続するデータを途中まで記録した後、予め他のデータが記録されている他方の記録媒体に上記連続するデータの残りのデータを記録する場合、上記他方の記録媒体に記録されたデータの再生時に上記連続するデータの残りのデータが最初に再生されるように上記他方の記録媒体の管理データを更新する制御手段と
を具えることを特徴とする記録装置。 - 上記管理データは少なくとも上記記録媒体に記録された連続するデータを示すトラツクナンバからなり、
上記制御手段は、上記他方の記録媒体に記録される連続するデータの残りのデータを示すトラツクナンバと上記他方の記録媒体に予め記録された他のデータを示すトラツクナンバとを入れ換えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 上記管理データは少なくとも上記記録媒体に記録された連続するデータを示すトラツクナンバからなり、
上記制御手段は、上記他方の記録媒体に記録される連続するデータの残りのデータを示すトラツクナンバを最小値に設定するとともに上記他方の記録媒体に予め記録された他のデータを示すトラツクナンバを増加させることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 上記制御手段は、上記一方の記録媒体に上記連続するデータを途中まで記録した後上記他方の記録媒体に上記連続するデータの残りのデータの記録が開始される前に上記他方の記録媒体の管理データを更新することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 上記制御手段は、上記一方の記録媒体へのデータの記録及び上記他方の記録媒体へのデータの記録が終了した後に上記他方の記録媒体の管理データを更新することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 上記記録装置は、さらに上記連続するデータが一時的に記憶されるメモリ手段を具え、
上記制御手段は、上記他方の記録媒体への上記連続するデータの残りのデータの記録動作時に上記メモリ手段の空き容量を検出し、当該空き容量が所定量以上存在する場合、上記記録動作を中断して上記他方の記録媒体の管理データを更新することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
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