JP3569886B2 - 人造バランの取出し方法および装置 - Google Patents

人造バランの取出し方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、弁当箱において、副食物(おかず)を見た目よく、香り、味付け等が混同しないように区画する人造バランの取出し方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記目的で使用される人造バランは、500枚を二枚合わせで、計1000枚を積み重ね、ゴムバンドで結束した状態で販売されている。そこで、これを使用するときには、ゴムバンドを切り、バラした状態で、一枚づつ取り出して使用されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の項で説明したように、ゴムバンドを切りバラした状態では、人造バランの山が崩れ、乱雑になるため、その一枚を取り出すことが困難となり、流れ作業で弁当箱に詰める作業に支障を起こし、能率が上がらない欠点があった。
【0004】
この発明は、かかる欠点を改善しようとなされたもので、弁当など食品製造事業所において、人造バランを取り出しやすいようにセットが簡単に行え、セットされた人造バランは最後の一枚まで、整列が崩れず、流れ作業に適合してその一枚一枚の取り出しが容易に行え、弁当などのおかずの間に人造バランを置くことができる、人造バランの取出し方法および装置の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
人造バランの峰縁を互いに突き合わせてケースに収容し、収容された人造バランの峰縁間に所要幅と肉厚の中仕切り部材を挿入配置して人造バランの峰縁間を拡開離隔すると共に、区画し、ケースにおける反対の人造バランの谷縁と対応する面を、その谷縁の両側縁より所要幅を支承部に構成して支承すると共に、残部を取出し口部に構成して該取出し口部より両方向に引出し可能に構成してなる人造バランの取出し方法にある。
【0006】
人造バランの峰縁を互いに突き合わせて収容するケースは、人造バランの谷縁と対応する面を、その谷縁の両側縁より所要幅を支承する支承部に構成すると共に、残部を取出し口部に構成して該取出し口部より両方向に引出し可能に構成し、ケースに収容された人造バランの峰縁間に挿通し、峰縁間を所要に拡開離隔すると共に、区画する所要幅と肉厚の中仕切り部材を有してなる人造バランの取出し装置にある。
【0007】
前記人造バランの取出し装置における取出口部を、ケースに設けたミシン目入部分を切断削除して、人造バランの谷縁の両側寄りを所要幅支える左側前後口縁壁と右側前後口縁壁の間に構成してもよいものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
人造バランの峰縁を互いに突き合わせて収容するケースは、ケース本体と蓋体から構成し、そのケース本体には、人造バランの下面を支え、かつ中仕切り棒を挿通する底部透孔を具えた底部と、人造バランの左右側縁を支える左側支承壁、右側支承壁と、人造バランの谷縁の両側寄りを所要幅支える左側前後口縁壁と右側前後口縁壁とを有し、この左側前後口縁壁と右側前後口縁壁の口縁の間を、人造バランを取出す取出し口部に設け、蓋体には、中仕切り棒を挿通する蓋体透孔と取出し切欠きを具え、ケースに収容された人造バランの峰縁間に挿通し、峰縁間を所要に拡開離隔すると共に、区画する所要幅と肉厚の中仕切り部材を突設したスタンドとからなる人造バランの取出し装置。
【0009】
【実施例】
以下、この発明の人造バランの取出し方法および装置を図1〜図4に示す第1の実施例により説明すると、人造バラン1は、図2に示すように、一般に、その人造バラン1の峰縁1a、1aを突き合わせ、片側500枚で、計1000枚を積み重ね、ゴムバンド2で結束している。3はその取出し用ケースで、前記突き合わせ人造バラン1を収容するケース本体3aと蓋体3bから構成し、そのケース本体3aには、人造バラン1の下面を支え、かつ中仕切り棒5を挿通する底部透孔3a11を具えた底部3a1と、人造バラン1の左右側縁1b1、1b2を支える左側支承壁3a21、右側支承壁3a22と、人造バラン1の谷縁1c、1cの両側寄りを所要幅支える左側前後口縁壁3a31と右側前後口縁壁3a32とを有し、この左側前後口縁壁3a31と右側前後口縁壁3a32の口縁の間を人造バラン1を取出す取出し口部4、4に設けている。蓋体3bには、中仕切り棒5を挿通する蓋体透孔3b1と取出し切欠き6、6を具え、前記ケース本体3aの上縁外側に嵌合して被蓋するように構成されるものである。
【0010】
スタンド7は、適宜肉厚の方形板体7aにおける上面の中心に前記中仕切り棒5を突設している。
【0011】
図1〜図4に示す第1の実施例は、前述のように構成されるから、図2および図3に示すように、ゴムバンド2により突き合わせ人造バラン1、1を例えば、2段、ケース本体3aに夫々の谷縁1b、1bを左側支承壁3a21、右側支承壁3a22の内側に対面させて収容する。
【0012】
次に、ゴムバンド2、2を開口部4で切断除去して底部3a1の底部透孔3a11より拡開中仕切り棒5を挿通し、人造バラン1、1の峰縁1a、1aの間に圧入し、夫々の人造バラン1、1を前後に離隔すると共に、峰縁1a、1aに接して中仕切りをする。そして、ケース本体3aの上縁に蓋体3bを嵌合し、中心の蓋体透孔3b1に中仕切り棒5の上端を挿通支承して、人造バランセットスタンド8を構成するものである。
【0013】
そこで、この人造バランセットスタンド8を作業者のそばに置き一方の取出し口部4から人造バラン1を取り出すものである。人造バラン1の谷縁1cの両側部は左側前後口縁壁3a31と右側前後口縁壁3a32に支えられているので、ケース本体3a内から外に落ちることはなく整列して収容することができ、蓋体3bの取出し切欠き6、6内に指を入れて、最上の人造バラン1に当て、摩擦力により外方に引き出すと、左側前後口縁壁3a31と右側前後口縁壁3a32の内側は湾曲して取出し口部の間を通過する。その下側の人造バラン1は、上方からの圧力を受けて平面を維持するので、左側前後口縁壁3a31と右側前後口縁壁3a32に支えられて、その場にとどまり、最上段の一枚のみが取出し口部4から容易に引き出されるのである。そして片側の人造バラン1が引き出されて片側が空間になっても、他側の積重収容される人造バラン1は中仕切り棒5により支えられているので、空間側に崩れ落ちることがなく、積重整列が維持されるのである。そして片側の人造バラン1がなくなったら、この人造バランセットスタンド8を回して新しい側を手前に向ければ、そのまま引き続き、人造バラン1を取り出すことができ、差し入れ作業を続けることができるのである。
【0014】
次に、この発明の人造バランの取出し方法および装置を、図5〜図7に示す第2の実施例により説明すると、予め2枚を突き合わせた状態で、包装箱9に収容し、この包装箱9の前後面および上下面に所要の取出し口部用ミシン目10を入れ、その包装箱9を支承して縦置きする支承壁11a、11bと中仕切り棒12を基板13に立設した起立スタンド14を用意し、取出し口部用ミシン目10内を切り取った包装箱9を起立スタンド14にセットして人造バラン包装箱セットスタンド15を構成してなるものである。
【0015】
取出口用ミシン目10内を切り取った包装箱9は、図7に示すように、第1の実施例と同様に、例えば、その立置き状態で、上面9aには、取り出し上面切り欠き9a1ができ、取出し口部16の両側に、人造バラン1の谷縁1cの両側よりを支承する左側前後口縁壁9b1と右側前後口縁壁9b2を夫々構成できるものである。
【0016】
【発明の効果】
この発明の人造バランの取出し方法および装置は、以上のように、突き合された2枚の人造バランは、取出しケースまたは包装箱に収容され、その取出しケースまたは包装箱の取出し口に対して谷縁の両側の所要幅が支承されているから、上方から押圧引出し力を受けたときに、その両側部は湾曲して開口から引出され、その2枚目は上からの圧力で平面を維持し、取出し口部から追従して引出されることがなく、最上段の人造バランの一枚のみが引出されるのである。
【0017】
次に、2枚の人造バランの突き合せ縁に中仕切り棒が挿通されるから、人造バランは、拡開離隔させられて開口側に押し出され、その付勢作用によって容易に引出すことができると共に、他側に対して区画し、引出されて空間となった片側に崩れ落ちることが防止されるのである。そして最下段まで引出したら開口部を反対側に向ければ、直ちに、新しく引出すことができるのである。
【0018】
よって、この発明の人造バランの取出し方法および装置は、弁当など食品製造事業所において、人造バランを取り出しやすいようにセットが簡単に行え、セットされた人造バランは最後の一枚まで、整列が崩れず、流れ作業に適合してその一枚一枚の取り出しが容易に行え、弁当などのおかずの間に人造バランを置くことができ、この種作業の能率アップに飛躍的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の人造バランの取出し方法および装置の第1実施例の全体外観斜視図である。
【図2】同じく、その第1実施例のケースと、ゴムバンドで結束された人造バランを整列して置くスタンドとに分解した状態を示す分解斜視図である。
【図3】ゴムバンドで結束された人造バランをケースに収容し、拡開棒が突出するスタンドと対応させた状態を示す斜視図である。
【図4】ケースに収容した人造バランの突き合わせ縁に拡開棒を挿通してスタンドにセットし、ケース上端に上蓋を被蓋する状態を示す斜視図である。
【図5】この発明の人造バランの取出し方法および装置の第2実施例における、取出し口部にミシン目を入れて開封自在にした人造バラン包装箱の斜視図である。
【図6】同じく、第2実施例における、スタンド単体の斜視図である。
【図7】同じく、第2実施例における、人造バラン包装箱をスタンドにセットする状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 人造バラン
1a 峰縁
1b1 左側縁
1b2 右側縁
1c 谷縁
2 ゴムバンド
3 取出し用ケース
3a ケース本体
3a1 底部
3a11 底部透孔
3a21 左側支承壁
3a22 右側支承壁
3a31 左側前後口縁袖壁
3a32 右側前後口縁袖壁
3b 蓋体
3b1 蓋体透孔
4 取出し口部
5 中仕切り棒
6 取出し切欠き
7 スタンド
7a 方形板体
8 人造バランセットスタンド
9 包装箱
9a 上面
9a1 取り出し上面切り欠き
9b1 左側前後口縁壁
9b2 右側前後口縁壁
10 取出し口部用ミシン目
11a 支承壁
11b 支承壁
12 中仕切り棒
13 基板
14 起立スタンド
15 人造バラン包装箱セットスタンド
16 開口部

Claims (3)

  1. 人造バランの峰縁を互いに突き合わせてケースに収容し、収容された人造バランの峰縁間に所要幅と肉厚の中仕切り部材を挿入配置して人造バランの峰縁間を拡開離隔すると共に、区画し、ケースにおける反対の人造バランの谷縁と対応する面を、その谷縁の両側縁より所要幅を支承部に構成して支承すると共に、残部を取出し口部に構成して該取出し口部より両方向に引出し可能に構成してなる人造バランの取出し方法。
  2. 人造バランの峰縁を互いに突き合わせて収容するケースは、人造 バランの谷縁と対応する面を、その谷縁の両側縁より所要幅を支承する支承部に構成すると共に、残部を取出し口部に構成して該取出し口部より両方向に引出し可能に構成し、ケースに収容された人造バランの峰縁間に挿通し、峰縁間を所要に拡開離隔すると共に、区画する所要幅と肉厚の中仕切り部材を有してなる人造バランの取出し装置。
  3. 請求項2の人造バランの取出し装置における取出口部を、ケース に設けたミシン目入部分を切断削除して、人造バランの谷縁の両側寄りを所要幅支える左側前後口縁壁と右側前後口縁壁の間に構成してなる人造バランの取出し装置。
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