JP3569798B2 - 帳票出力装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数セルから構成される表に対して設定された定義データに基づいて帳票を出力する帳票出力装置及びその制御プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば、事務処理を主とするオフィスコンピュータや汎用コンピュータ等においては、表計算やデータベース等の各種アプリケーションプログラムが利用されており、集計した表データを各種形式の帳票で出力可能とする帳票出力機能を備えている。
【0003】
また、帳票を出力させるためには、その形式やレイアウト等の定義内容を設定する必要があり、例えば、アプリケーションプログラムに内蔵された帳票定義機能を利用して行われており、まず、帳票形式を設定し、この帳票内に出力する項目、項目定義内容、及び各項目のレイアウトを設定し、さらに設定項目に出力するデータが展開されたレコードファイル名(表ファイル名)を設定し、出力形態を設計画面上で設定するといった手順で行われている。
【0004】
このような帳票定義機能により作成された帳票ドキュメントデータは、その設定されたレイアウトのままで表示装置の画面上に表示されたり、印刷装置から印刷されている。また、作成された帳票ドキュメントデータは、そのままのイメージでは保存されず、レイアウトを定義した帳票定義データと、その帳票内の設定項目に入力される実データとして、別々のファイルに保存される。
【0005】
そして、帳票ドキュメントデータを画面表示あるいは印刷する際には、オペレータが所望の帳票ドキュメントを選択すると、対応する帳票定義データと実データとが読み出されて帳票ドキュメントデータが生成された後、画面表示あるいは印刷が行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の帳票定義機能により作成された帳票ドキュメントデータは、そのままのイメージデータでは保存されず、レイアウトを定義した帳票定義データと、その帳票内の設定項目に入力される実データとして別々のファイルに保存されていた。また、帳票ドキュメントデータを画面表示あるいは印刷する際には、オペレータが所望の帳票ドキュメントを選択すると、対応する帳票定義データと実データとが読み出されて帳票ドキュメントデータが生成された後、画面表示あるいは印刷が行われていた。
【0007】
すなわち、従来は、帳票ドキュメントデータは画面表示や印刷に際して一時的に生成されるだけであり、帳票ドキュメントデータはデータを変更する対象として捉えられていなかったため、データ画面表示あるいは印刷に際して生成された帳票ドキュメントデータ上では、各項目データを変更することはできなかった。また、その帳票ドキュメントデータ上の各項目データを変更するためには、帳票定義機能により同様の帳票定義データを利用して新たに帳票ドキュメントデータを作成する必要があり、帳票ドキュメントデータ上でのデータ変更や編集等の作業に手間がかかるという問題があった。
【0008】
本発明の課題は、帳票定義機能により作成された帳票ドキュメントデータをそのまま保存するファイルを用意し、帳票ドキュメントデータを画面表示あるいは印刷に際して、帳票表示画面上でのデータ変更や編集等の作業を可能にすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、
複数のレコードデータからなる帳票の実データを記憶する実データ記憶手段と、
帳票出力のための書式情報が設定された帳票レイアウト情報を記憶するレイアウト情報記憶手段と、
前記実データ記憶手段からレコードデータを取り出し、前記レイアウト情報記憶手段に記憶された帳票レイアウト情報に基づいて印刷イメージの出力帳票ドキュメントを作成する帳票ドキュメント作成手段と、
前記帳票レイアウト情報中に追記データを入力するための書式情報が設定されている場合は、該追記データの入力領域を含んだ出力帳票ドキュメントを出力する追記可能帳票ドキュメント出力手段と、
この追記可能帳票ドキュメント出力手段により出力された出力帳票ドキュメントの入力領域にデータの追記を行うデータ追記手段と、
このデータ追記手段により追記されたデータを、その書式情報とともに前記出力帳票ドキュメントに保存する保存手段と、
この保存手段により出力帳票ドキュメントに保存されたデータを、そのデータ種別、内容及び書式情報により特定される前記帳票レイアウト上の位置に設定して帳票を出力する帳票出力手段と、を具備したことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図13は、本発明を適用したコンピュータシステムの一実施の形態を示す図である。
【0013】
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態におけるコンピュータシステム1の要部構成を示すブロック図である。
図1において、コンピュータシステム1は、CPU2、入力装置3、RAM4、表示装置5、印刷装置6、記憶装置7、及び記憶媒体8により構成されており、記憶媒体8を除く各部はバス9に接続されている。
【0014】
CPU(Central Processing Unit )2は、記憶装置7内に格納されているシステムプログラム及び当該システムに対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリケーションプログラムをRAM4内の図示しないプログラム格納領域に展開し、入力装置3から入力される各種指示あるいはデータをRAM4内に一時的に格納し、この入力指示及び入力データに応じて記憶装置7内に格納されたアプリケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM4内に格納するとともに、表示装置5に表示する。そして、RAM4に格納した処理結果を入力装置3から入力指示される記憶装置7内の保存先に保存する。
【0015】
また、CPU2は、帳票ドキュメントの出力に係わる処理として後述する出力帳票レイアウト設定処理(図5参照)を実行し、記憶装置7内に格納された帳票レイアウトデータファイル7bから帳票レイアウトデータを読み込んで、帳票ドキュメント上で各設定項目に対するデータ変更を可能とするための項目フィールド(記号タイプ、記号データ、追記フラグ)を追加し、この帳票レイアウトを表示装置5の画面に表示し、この表示された帳票レイアウト内の各設定項目に対してデータ変更の可否を示す「文字修飾設定」を指定させ、また、各設定項目に対して新たなデータ入力領域を指定させ、これらの指定内容を元の帳票レイアウトデータに設定して出力帳票レイアウトデータを新たに作成して、記憶装置7内の帳票レイアウトデータファイル7bに保存する。
【0016】
さらに、CPU2は、帳票ドキュメントの出力に係わる処理として後述する帳票ドキュメントデータ出力処理(図7参照)を実行し、指定された実データを記憶装置7内のDBレコードデータファイル7aから読み込み、出力帳票レイアウトデータを帳票レイアウトデータファイル7bから読み込み、この出力帳票レイアウトデータにおいてデータ入力領域が設定済みであれば、この出力帳票レイアウトデータを帳票ドキュメントデータファイル7cに出力し、追記・編集する帳票レコードNo.を指定させ、この帳票レコードNo.の実データレコードをDBレコードデータファイル7aから読み込んで全項目データを、その設定された書式情報に基づいて当該出力帳票上に展開して表示装置5に出力帳票を画面表示する。
【0017】
そして、表示した出力帳票上で追記データ編集処理(図8参照)を実行し、先に指定された帳票レコードの項目データを順次読み込み、追記許可フラグが「可」であれば、テキストの入力、項目データを修飾する記号の指定、その記号タイプの指定を促し、指定された記号の項目データに対する描画処理(図9参照)、入力されたテキストデータ、指定された記号データを当該出力帳票レイアウトデータ内の該当する項目位置に保存する。以上の追記データ編集を全項目データについて繰り返し実行して、この追記・編集可能とした出力帳票レイアウトデータを帳票ドキュメントデータとして帳票ドキュメントデータファイル7cに保存する。
【0018】
入力装置3は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを含み、キーボードにおいて押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU2に出力する。
【0019】
RAM(Random Access Memory)4は、CPU2が上記各種アプリケーションプログラムを実行する際に各種プログラムを展開するプログラム格納領域を形成するとともに、CPU2が上記各種処理を実行する際に処理されるデータや表データ等を展開するメモリ領域を形成する。
【0020】
表示装置5は、CRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU2から入力される帳票レイアウトデータ、帳票レコードデータ等を表示する。印刷装置6は、CPU2から入力される印字データ(帳票データ等)を所定の記録紙に印字して出力する。
【0021】
記憶装置7は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体8を有しており、この記憶媒体8は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体8は記憶装置7に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体8には上記システムプログラム及び当該システムに対応する各種アプリケーションプログラム、レコード配置処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0022】
この記憶装置7は、図1に示すように、帳票レコードデータを記憶するDBレコードデータファイル7aと、帳票レイアウトデータを記憶する帳票レイアウトデータファイル7bと、帳票ドキュメントデータを記憶する帳票ドキュメントデータファイル7cと、を格納している。
【0023】
また、この記憶媒体8に記憶するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体8に記憶されているプログラム、データを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0024】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、本実施の形態における帳票ドキュメントデータの位置づけについて図2を参照して説明する。本実施の形態では、図2に示すように、上記DBレコードデータファイル7aに記憶された実データレコードと、帳票レイアウトデータファイル7bに記憶された出力帳票レイアウトデータと、かに帳票ドキュメントデータが生成され、この帳票ドキュメントデータはそのまま帳票ドキュメントデータファイル7c内に保存される。そして、帳票ドキュメントデータファイル7c内に保存され帳票ドキュメントデータに基づいて画面表示50や帳票印刷結果60が出力される。
【0025】
次に、図1の帳票レイアウトデータファイル7bに記憶された出力帳票レイアウトデータの一例(同図(a))と、図1のDBレコードデータファイル7aに記憶された実データレコードの一例(同図(b))とを図3に示す。
【0026】
図3(a)に示す出力帳票レイアウトデータでは、「描画範囲」として帳票内の各項目枠の配置位置を示す「左端位置」、「上端位置」、「幅」、「高さ」とが設定され、「テキスト」として各項目枠に入力されるデータが対応付けて設定されている。
【0027】
また、図3(b)に示す実データレコードでは、「帳票レコードNo. 」と対応付けて、出力帳票レイアウトデータの各項目に対応した実データとして「会社名:ABC電気(株),担当者:橋本,確認日:1998/11/20」等が設定されている。
【0028】
図4は、図3(a)に示した出力帳票レイアウトデータと、同図(b)に示した実データレコード(帳票レコード1)とに基づいて生成された出力帳票画面を示す図である。
【0029】
これらの図3及び図4に示した各データに基づいて、以下に出力帳票レイアウト設定処理及び帳票ドキュメントデータ出力処理を説明する。
【0030】
まず、上記CPU2により実行される出力帳票レイアウト設定処理について図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0031】
図5において、CPU2は、まず、帳票レイアウトデータファイル7bから図3(a)に示した出力帳票レイアウトデータを読み込み(ステップS1)、この出力帳票レイアウトデータに「記号タイプ」、「記号データ」、「追記フラグ」を設定するためのフィールドを追加する(ステップS2)。そして、CPU2は、読み込んだ出力帳票レイアウトデータに基づいて帳票レイアウトを表示装置5に画面表示し(ステップS3)、その既存項目に対する文字修飾の設定を促す表示を行って、既存項目に対する文字修飾の設定要求の有無を判別する(ステップS4)。
【0032】
既存項目に対する文字修飾の設定要求があれば、CPU2は、文字修飾する既存項目を指定させ(ステップS5)、指定された項目には追記許可フラグフィールドに「可」を設定する(ステップS6)。そして、CPU2は、その他の入力領域指定の有無を判別し(ステップS7)、他の入力領域の指定があれば、ステップS4に戻って、再度文字修飾指定の有無を判別する。
【0033】
以上のステップS4〜ステップS7の処理を繰り返し実行して、全ての既存項目に対する文字修飾の指定を行わせることにより、文字修飾が指定された各項目に対応する各追記許可フラグフィールドには「可」が設定され、文字修飾が指定されない各項目に対応する各追記許可フラグフィールドには「不可」が設定される。
【0034】
この後、CPU2は、既存項目に対する追記フラグを設定した出力帳票レイアウトデータを出力帳票レイアウトデータファイル7bに保存して(ステップS8)、本処理を終了する。
【0035】
また、ステップS4において、既存項目に対する文字修飾要求でなければ、新たに設定する入力領域の座標指定を促す表示を行い(ステップS9)、その入力領域の座標がポインティングデバイスからの指示操作等により指定されると、この入力領域が指定された項目レコードを、当該出力帳票レイアウトデータ内に追加する(ステップS10)。この場合、入力領域が指定された座標位置に応じて既存項目の間に挿入する形式、あるいは追加する形式で新たな項目レコードのフィールドが設定される。
【0036】
次いで、CPU2は、追加項目の描画範囲情報に指定された座標値(「左端位置」、「上端位置」、「幅」、「高さ」)を設定して(ステップS11)、ステップS6に移行し、当該項目レコードの追記許可フラグフィールドに「可」を設定する。そして、ステップS7において他の入力領域の指定があり、ステップS9において更に入力領域の座標が設定されれば、ステップS9〜ステップS11の処理を繰り返して新規項目レコードの設定を行う。
【0037】
そして、CPU2は、新規項目に対する追記フラグを設定した出力帳票レイアウトデータを帳票レイアウトデータファイル7bに保存して(ステップS8)、本処理を終了する。
【0038】
以上の出力帳票レイアウト設定処理により図3(a)の出力帳票レイアウトデータから生成された出力帳票レイアウトデータの一例を図6に示す。この図6において、図中の「注1」は既存項目を追記可に設定した部分、「注2」は新規項目に追記可に設定した部分を示している。
【0039】
以上のように出力帳票レイアウト設定処理により生成された出力帳票レイアウトデータを利用することにより、出力帳票画面上で「追記可」に設定された項目データに対する文字修飾の追加やテキストの入力が可能になる。
【0040】
次に、CPU2により実行される帳票ドキュメントデータ出力処理について図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0041】
図7において、CPU2は、まず、指定された帳票レコードNo. の実データレコード(データベース、CSVファイル等)をDBレコードデータファイル7aから読み込み(ステップS21)、帳票レイアウトデータファイル7bから先に保存した出力帳票レイアウトデータを読み込む(ステップS22)。この読み込んだ出力帳票レイアウトデータには入力領域が設定済みか否かを判別する(ステップS23)。
【0042】
入力領域が設定済みであれば、CPU2は、この出力帳票レイアウトデータを帳票ドキュメントデータファイル7cに出力し(ステップS24)、データの追記要求の有無を指定させる(ステップS25)。データの追記要求があれば、追記・編集する帳票レコードNo. を指定させ(ステップS26)、この帳票レコードNo. の実データレコードをDBレコードデータファイル7aから読み込んで全項目データを、その設定された書式情報に基づいて当該出力帳票上に展開して表示装置5に出力帳票を画面表示する(ステップS27)。
【0043】
図10に入力領域が設定済みの出力帳票レイアウトデータの一例を示す。図中の「8−5〜8−11」は追記可能な項目レコードである。この出力帳票レイアウトデータにより表示装置5に表示された出力帳票画面を図11に示す。図中の▲1▼〜▲9▼は、以下に説明する追記データ編集処理における処理対象部分を指示している。
【0044】
次いで、CPU2は、追記データ編集処理を実行する。このCPU2により実行される追記データ編集処理について図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0045】
図8において、CPU2は、まず、指定された帳票レコードNo. の実データレコードから項目データを読み込み(ステップS101)、この項目データの追記許可フラグの設定状態を確認する(ステップS102)。追記許可フラグが「不可」に設定されていれば、CPU2はステップS113に移行して次の項目を指定し、ステップS101の処理に戻る。
【0046】
追記許可フラグが「可」に設定されていれば、CPU2は、図11の出力帳票表示画面上で、その指定項目に入力フォーカスを移動し(ステップS103)、テキスト入力の有無を判別する(ステップS104)。CPU2は、テキスト入力がなければステップS106に移行し、テキスト入力があれば、そのテキストデータを指定項目データのテキストのデータフィールド内に設定する(ステップS105)。
【0047】
図11の出力帳票表示画面上では、▲3▼で示す「(1)電話」あるいは▲4▼で示す「(2)FAX」と、そのの右横にそれぞれ表示された▲5▼〜▲9▼で示す各入力領域に対してテキスト入力が可能である。図中では、▲3▼で示す「(1)電話」に入力フォーカスが当てられている。
【0048】
次いで、CPU2は、図11の出力帳票表示画面上において▲1▼で示す記号選択ツールバーを表示して、記号選択の有無を判別する(ステップS106)。記号が選択されなければ、CPU2はステップS113に移行して次の項目を指定し、ステップS101の処理に戻る。記号が選択されれば、CPU2は、その記号を指定項目データの記号属性のデータフィールドに設定する(ステップS107)。図11に示す記号選択ツールバーでは、記号として4種類「○,−,×,∨」が設定可能となっている。
【0049】
そして、CPU2は、選択された記号を指定項目のどの位置に表示するかを指定するため、図11の出力帳票表示画面上において▲2▼で示す修飾属性選択ツールバーを表示して、修飾属性の指定内容を判別する(ステップS108)。図11に示す修飾属性選択ツールバーでは、「先頭文字,全文字列」が選択可能である。修飾属性が選択されなければ、CPU2はステップS111の記号描画処理に移行し、修飾属性が「先頭文字」に選択されれば、指定項目データの記号属性のタイプフィールドに「先頭文字」を設定し(ステップS109)、修飾属性が「全文字列」に選択されれば、指定項目データの記号属性のタイプフィールドに「全文字列」を設定して(ステップS110)、ステップS111の記号描画処理(図9参照)に移行する。
【0050】
記号描画処理を終了すると、CPU2は、指定項目に入力されたテキストデータ、記号データをRAM4内のデータ管理部に保存し(ステップS112)、次の項目を指定して(ステップS113)、ステップS101の処理に戻る。また、次の項目がなければ、本処理を終了する。
【0051】
したがって、上記追記データ編集処理を実行することにより、追記許可フラグが「可」に設定された項目に対するテキストデータの入力、及び項目データを修飾する記号の選択、修飾位置の指定を、表示装置5に表示された出力帳票画面上で行うことが可能になる。
【0052】
この追記データ編集処理により追記された後の出力帳票レイアウトデータを図12に示す。この図12では、項目「(1)電話」に対して記号データ「○」とタイプ「先頭文字」が設定され、項目「(2)FAX」に対して記号データ「−」とタイプ「全文字列」が設定され、項目「感想」の下の入力領域に対して「レ」が設定された場合を示している。
【0053】
この図12の出力帳票レイアウトデータ中の追記内容により上記ステップS111において実行される記号描画処理について図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0054】
図9において、CPU2は、まず、指定された項目の記号設定の有無を判別し(ステップS201)、記号設定がなければ本処理を終了し、記号設定があればテキスト設定の有無を判別する(ステップS202)。テキスト設定がなければ当該項目の入力領域全体に設定記号を表示し(ステップS209)、テキスト設定があれば、そのテキストフィールドが設定文字列を取得する(ステップS203)。
【0055】
次いで、CPU2は、指定項目に設定された修飾属性(タイプ)が「全文字列」か「先頭文字」かを判別し(ステップS204)、「先頭文字」であれば、取得した文字列の先頭文字が「(」か「(」以外かを判別する(ステップS205)。先頭文字が「(」であれば、CPU2は、更に取得した文字列に「)」があるか否かを判別し(ステップS206)、「)」があれば、取得文字列の「(」から「)」までを囲むように設定記号を表示して(ステップS207)、本処理を終了する。また、先頭文字が「(」以外であって「)」がなければ、取得文字列の先頭文字を囲むように設定記号を表示して(ステップS207)、本処理を終了する。
【0056】
また、ステップS204において修飾属性(タイプ)が「全文字列」であれば、取得文字列の全体を囲むように設定記号を表示して(ステップS207)、本処理を終了する。
【0057】
以上の記号描画処理の結果、図13に示すように出力帳票画面上で指定された項目に対して設定記号が選択文字位置に重ねて表示される。図13において、▲3▼で示す「(1)電話」には先頭文字部分として「(1)」を囲むように「○」が表示され、▲4▼で示す「(2)FAX」には全文字列を囲むように「−」が表示され、▲7▼で示す入力領域には「レ」が表示されている。
【0058】
以上で図7のステップS28における追記データ編集処理を終了し、CPU2は、ステップS29において他の帳票レコードに対する追記要求の有無を判別する。他の帳票レコードに対する追記要求があれば、ステップS26に戻って、上記追記データ編集処理を繰り返し実行し、他の帳票レコードに対する追記要求がなければ、図12に示した追記事項を設定した出力帳票レイアウトデータを帳票ドキュメントデータとして記憶装置7内の帳票ドキュメントデータファイル7cに保存した後(ステップS30)、印刷要求の有無を判別する(ステップS32)。
【0059】
印刷要求がなければ、CPU2は、本処理を終了し、印刷要求があれば先に保存した帳票ドキュメントデータを読み出して印刷装置6から帳票を印刷させて、本処理を終了する。
【0060】
また、ステップS23において読み込んだ出力帳票レイアウトデータに入力領域が設定済みでなければ、入力領域のない帳票ドキュメントデータとして帳票ドキュメントデータファイル7cに保存し(ステップS31)、ステップS32以降の印刷処理を実行する。
【0061】
以上のように、本実施の形態のコンピュータシステム1では、帳票出力機能として出力帳票レイアウトデータに対して指定項目に追記入力領域と追記許可フラグとを追加設定可能とし、この追加設定された出力帳票レイアウトデータに基づいて表示された出力帳票画面上では、指定項目や追記入力領域に対して記号データやテキストデータの追加設定を可能とし、更に追加設定された全データを含む出力帳票レイアウトデータを帳票ドキュメントデータとして別の帳票ドキュメントデータファイル7cに保存可能としたため、帳票表示画面上で項目データの変更や編集等の作業を可能にすることができる。
【0062】
したがって、帳票ドキュメントデータに基づくデータ変更や編集等の作業を容易にし、オペレータの作業負担を軽減することができる。
【0063】
また、上記実施の形態では、帳票表示画面上で指定項目データに対して追記する入力領域を容易に設定することができる。さらに、帳票表示画面上で指定項目データに対して追記されたテキストデータ上に表示させる所望の記号を容易に設定することができる。
【0064】
なお、上記実施の形態に示した出力帳票レイアウトデータや実データレコードの各設定内容は、あくまで一例であり、その他の出力帳票レイアウトデータや実データレコードに対しても本発明の帳票出力機能を適用可能であることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の帳票出力装置及び請求項4記載の記憶媒体によれば、帳票表示画面上で項目データの変更や編集等の作業ができ、帳票ドキュメントデータに基づくデータ変更や編集等の作業を容易にして、オペレータの作業負担を軽減することができる。
【0066】
請求項2記載の発明の帳票出力装置によれば、帳票表示画面上で指定項目データに対して追記する入力領域を容易に設定することができる。
【0067】
請求項3記載の発明の帳票出力装置によれば、帳票表示画面上で指定項目データに対して追記されたテキストデータ上に表示させる所望の記号を容易に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態におけるコンピュータシステムの要部構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態における帳票ドキュメントデータの位置づけを示す図である。
【図3】図1の帳票レイアウトデータファイル7bに記憶された出力帳票レイアウトデータの一例(同図(a))と、図1のDBレコードデータファイル7aに記憶された実データレコードの一例(同図(b))とを示す図である。
【図4】図3の出力帳票レイアウトデータと図4の実データレコードとから生成された出力帳票画面を示す図である。
【図5】図1のCPU2により実行される出力帳票レイアウト設定処理を示すフローチャートである。
【図6】図5の出力帳票レイアウト設定処理により設定された出力帳票レイアウトデータの一例を示す図である。
【図7】図1のCPU2により実行される帳票ドキュメントデータ出力処理を示すフローチャートである。
【図8】図6のステップS28において実行される追記データ編集処理を示すフローチャートである。
【図9】図8のステップS111において実行される記号描画処理を示すフローチャートである。
【図10】図7の帳票ドキュメントデータ出力処理において処理対象となった出力帳票レイアウトトデータ(入力領域設定済み)の一例を示す図である。
【図11】図7の帳票ドキュメントデータ出力処理において図10の出力帳票レイアウトデータに基づいて表示された出力帳票画面を示す図である。
【図12】図8の追記データ編集処理により追記データが設定された出力帳票レイアウトデータの一例を示す図である。
【図13】図12の出力帳票レイアウトデータに基づいて表示された出力帳票画面を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム
2 CPU
3 入力装置
4 RAM
5 表示装置
6 印刷装置
7 記憶装置
7a DBレコードデータファイル
7b 帳票レイアウトデータファイル
7c 帳票ドキュメントデータファイル
8 記憶媒体
9 バス
Claims (3)
- 複数のレコードデータからなる帳票の実データを記憶する実データ記憶手段と、
帳票出力のための書式情報が設定された帳票レイアウト情報を記憶するレイアウト情報記憶手段と、
前記実データ記憶手段からレコードデータを取り出し、前記レイアウト情報記憶手段に記憶された帳票レイアウト情報に基づいて印刷イメージの出力帳票ドキュメントを作成する帳票ドキュメント作成手段と、
前記帳票レイアウト情報中に追記データを入力するための書式情報が設定されている場合は、該追記データの入力領域を含んだ出力帳票ドキュメントを出力する追記可能帳票ドキュメント出力手段と、
この追記可能帳票ドキュメント出力手段により出力された出力帳票ドキュメントの入力領域にデータの追記を行うデータ追記手段と、
このデータ追記手段により追記されたデータを、その書式情報とともに前記出力帳票ドキュメントに保存する保存手段と、
この保存手段により出力帳票ドキュメントに保存されたデータを、そのデータ種別、内容及び書式情報により特定される前記帳票レイアウト上の位置に設定して帳票を出力する帳票出力手段と、
を備えたことを特徴とする帳票出力装置。 - 前記追記データを入力するための入力領域を前記帳票レイアウト上に任意に設定する入力領域設定手段と、
この入力領域設定手段により設定された入力領域に対応し、追記データを入力するための書式情報を前記帳票レイアウト情報に追加して保存する設定追加手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1記載の帳票出力装置。 - 前記追記データの入力領域に入力する各種記号データを指定する記号指定手段と、
前記帳票出力手段は、前記追記データの入力領域にテキストデータが設定されているか否かを判別し、テキストデータが設定されている場合は、そのテキスト内容と前記記号指定手段により指定された記号の種類により、前記帳票レイアウト上の前記記号を出力する位置を特定することを特徴とする請求項1記載の帳票出力装置。
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