JP3569792B2 - 手動受付台回線自動試験システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、警察署や消防署等、交換機の直通信号方式回線インタフェーストランク(特殊トランク)に接続された特定の手動受付台回線の試験技術に係り、特に、試験を自動化して、人手による負荷を軽減するのに好適な手動受付台回線自動試験システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
加入者交換機(以下、「交換機」という)には、加入者線を介して、加入者端末と保守用端末とがそれぞれ接続される。また、交換機は、特殊接続を行う直通信号方式回線インタフェーストランク(以下、単に「特殊トランク」という)を介して手動受付台に接続し、一般の通話接続用の出回線トランクを介して、通信網の通信回線に接続されている。ここで、直通信号方式とは、交換機に接続された特定の手動受付台に着信させるための回線の信号方式であり、例えば、警察署や消防署等の手動受付台として特殊トランクがある。
【0003】
以下、従来より知られている電気通信網に設置された交換機の特殊トランクの基本的な動作について説明する。
図15は、従来の特殊トランクに接続された特定の手動受付台回線の試験システムの構成例を示すブロック図である。
交換機15aには、加入者線を介して、加入者端末15bと試験端末15cとがそれぞれ接続されている。
【0004】
また、交換機15aは、特殊接続を行う特殊トランク15d(FPT)を介して手動受付台15eが接続され、一般の通話接続用の出回線トランク15f(OGT)を介して通信網の通信回線に接続されている。
ここで、特殊トランク15dと手動受付台15eとの間は、通常に、専用の回線として接続される。
【0005】
交換機15aが、一般的な加入者端末15bから他の加入者端末への発呼を受けた場合には、出回線トランク15fを使用して、当該する他の加入者端末に通話接続を行う。
一方、交換機15aが、加入者端末15bから、特定の特殊番号による緊急等の発呼により手動受付台15eへの接続を受けた場合には、特殊トランク15dを介して、所定の手動受付台15eに接続する。この場合、直通信号方式回線の特殊トランク15dでは、例えば、発呼した加入者端末が、手動受付台15eよりも先にオンフックして接続を中断しても、当該接続呼を、交換機15a側で保留しておき、手動受付台15eから発呼加入者端末15bへの、いわゆる「呼び返し」を行うことができるなど、通常の接続呼とは異なる特殊な処理を行うことができる。
【0006】
次に、このような特殊トランク15dからなる手動受付台回線の従来の試験方法について説明する。
まず、保守者が試験端末15cより特定の特殊番号を発呼すると、交換機15aにより手動受付台15eと特殊トランク15dとの間が接続されて、手動受付台15eに起動をかける(着信試験)。その後、手動受付台15eより受付者が応答する(応答検出試験)と、試験端末15cより発呼した保守者と手動受付台15eの受付者との間で、通話(通話レベル判定試験)、呼び返し(逆信号検出試験)、応答、切断等の所定の操作により、特殊トランク15dと手動受付台15eとの間の回線を構成する中継装置および中継線の正常性が確認される。
【0007】
このように、従来は、毎日かつ定時に、保守者が試験端末15cから発呼して、特殊トランク15dを介して所定の手動受付台15eに接続し、その各回線毎に手動受付台15eとの間で発信、接続、応答、呼び返し、切断等が正常に実施できるかどうかの確認を行う一連の試験動作を手操作により行っていた。
次に、他の従来技術について、図16を用いて説明する。
図16は、従来の特殊トランクに接続された特定の手動受付台回線の試験システムの他の構成例を示すブロック図である。
本例は、従来の特殊トランクに接続された回線の試験を、試験端末を集約して行う場合を説明するものである。
【0008】
図16(a)は、複数の特殊トランク18a〜18cと手動受付台19の間が個別に接続された場合であり、図16(b)は、各特殊トランク18a〜18dと手動受付台19の間が集約装置20により一部集約された場合である。
図16(a)の場合には、試験に先だって保守者が、試験を行う特殊トランク18a〜18cを指定して、試験端末16を、その被試験特殊トランク18a〜18cを収容する交換機17a〜17cに接続し、その後、図15で説明した試験を実施する。そして、順次、被試験特殊トランク18a〜18cを変更して、同様な試験操作を繰り返して行う。
【0009】
また、図16(b)の場合には、試験に先立って、保守者が、被試験特殊トランク18a〜18dの指定と、集約装置20の接続指示を行って、試験端末16を、その被試験特殊トランク18a〜18dを収容する交換機17a〜17dおよび集約装置20に接続し、その後、図15で説明した試験を実施する。そして、順次、被試験特殊トランク18a〜18dを変更して、図16(a)の場合と同様な試験操作を繰り返して行う。
【0010】
しかしながら、このような従来の試験技術は、手動で行なうので、試験実施の間、試験端末16側、ならびに手動受付台19側の双方に人員を配置しなければならない。
さらに集約装置20を用いたケースでは、試験業務の集約化により、試験稼働が集中し、本来の緊急等の発呼を確保することができなくなるおそれがある。このような本来の緊急等の発呼を確保するためには、全ての回線を試験し難かったり、遠隔試験がし難かったりといった課題を有していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、従来の技術では、警察署や消防署等、特殊トランクを介して交換機に接続された特定の手動受付台間の試験を、人手を介さず自動的に行うことができない点である。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、特定の手動受付台回線の試験を効率良く行うことを可能とする手動受付台回線自動試験システムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の手動受付台回線自動試験システムは、
(1)交換機1の特殊トランク(直通信号方式回線インタフェーストランク)2を介して手動受付台3を接続する手動受付台回線4の、従来は、試験端末15c,16および手動受付台15e,19の人手によるそれぞれの操作により行われていた試験を自動的に行う手動受付台回線自動試験システムであって、交換機1に接続され、従来は手動受付台3への発呼を少なくとも含む試験端末で人手により操作されていた試験操作を自動的に行う自動試験制御装置7と、手動受付台3の前段で手動受付台回線4に接続され、自動試験制御装置7の試験操作に対応して、発呼に対する応答を少なくとも含む従来は手動受付台3で人手により操作されていた試験操作を自動的に行う回線試験装置6とを有し、さらに、交換機1に接続される二つの加入者線(ポート5d,5e)を具備し、自動試験制御装置7からの発呼に基づきこの自動試験制御装置7に、加入者線の一方を介して交換機1により接続され、この接続された自動試験制御装置7からの手動受付台3への発呼を、加入者線の他方を介して交換機1に送出する試験回線接続装置5を設け、自動試験制御装置7を加入者線(電話網8)を介して交換機1に接続することにより、手動受付台回線4の自動試験を行うことを特徴とする。
また、()上記(1)記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、自動試験制御装置7は、試験回線接続装置5への発呼およびこの試験回線接続装置5と交換機1を介しての手動受付台3への発呼を少なくとも行う試験発呼制御部7cと、回線試験装置6に起動をかけてこの回線試験装置6に手動受付台回線4を引き込ませる回線試験装置制御部7dと、手動受付台3への発呼に対する回線試験装置6からの応答の確認、回線試験装置6間で送受信するPB(プッシュボタン)信号のレベル確認、回線試験装置6から送出される再呼信号の受信確認を少なくとも含む手動受付台回線4の試験を行う回線試験制御部7eとを少なくとも有することを特徴とする。
また、()上記(1)または(2)に記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、回線試験装置6は、自動試験制御装置7からの指示に基づき、特殊トランク2と手動受付台3を接続する手動受付台回線4を自装置内に引き込む切換制御部(切換部6b+装置制御部6a)と、この切換制御部(切換部6b+装置制御部6a)で引き込んだ手動受付台回線4を介して自動試験制御装置7との試験を行う試験回路部6cとを少なくとも有することを特徴とする。
また、()上記()に記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、回線試験装置6の試験回路部6cは、手動受付台回線4を介して自動試験制御装置7から送出されてきた発呼信号を検出する着信検出部6c1と、この着信検出部6c1で検出した発呼信号に対応して応答信号を手動受付台回線4を介して自動試験制御装置7に送出する着信応答部6c2と、手動受付台回線4を介して自動試験制御装置7から送出されてきた通話信号のレベル確認を行う通話確認部6c3と、手動受付台回線4を介して自動試験制御装置7から送出されてきた切断信号を検出して再呼信号を手動受付台回線4に送出する呼返し処理部6c4と、手動受付台回線4を介して自動試験制御装置7に被呼先掛け復旧試験用の復旧要求信号を送出する復旧処理部6c5と、手動受付台回線4を介して自動試験制御装置7に切断信号を送出する切断処理部6c6とを少なくとも有することを特徴とする。
また、()上記(1)から()のいずれかに記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、交換機1の複数の特殊トランク2a,・・・を収容し、各特殊トランク2a,・・・と手動受付台3との接続切換を制御する集約装置9を有し、自動試験制御装置7および回線試験装置6は、集約装置9で順次に接続が切り換えられた各特殊トランク2a,・・・からなる手動受付台回線4の自動試験を行なうことを特徴とする。
また、()上記()に記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、電話網8を介して集約装置9に接続され、この集約装置9の各特殊トランク2a,・・・と手動受付台3との接続切換を電話網8を介して指示する遠隔制御装置10を有し、自動試験制御装置7と回線試験装置6は、遠隔制御装置10からの指示に基づき集約装置9で接続された特殊トランク2a,・・・からなる手動受付台回線4の自動試験を行うことを特徴とする。
また、()上記()に記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、遠隔制御装置10は、電話網8を介しての自動試験制御装置7との接続を制御する電話回線接続部10aと、この電話回線接続部10aで接続された自動試験制御装置7からの指示に基づき集約装置9の各特殊トランク2a,・・・と手動受付台3との接続切換を制御する集約装置制御部10eとを少なくとも有することを特徴とする。
また、()上記(1)から()のいずれかに記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、自動試験制御装置7は、予め設定された周期で手動受付台回線4の試験を起動する制御手段(装置制御部7a)を具備し、定期的に手動受付台回線4の自動試験を行うことを特徴とする。
また、()上記(1)から()のいずれかに記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、自動試験制御装置7は、それぞれ手動受付台3に対応して設けられた複数の特殊トランク2,2a,・・・のリスト(データメモリ7i)を具備し、このリストにある特殊トランク2,2a,・・・の全てに対して手動受付台回線4の自動試験を順次に繰り返すことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の手動受付台回線自動試験システムの本発明に係る構成の第1の実施例を示すブロック図である。
図1において、1は交換機、2は警察署や消防署等の特定の手動受付台を接続する交換機1の直通信号方式回線インタフェーストランクである特殊トランク(FPT)、3は手動受付台、4は特殊トランク2と手動受付台3間を接続する回線(試験回線)、5〜7はそれぞれ本発明に係る試験回線接続装置(T−SW)、回線試験装置(FPLT)、自動試験制御装置(FPTTST)、8は電話網である。
【0014】
特殊トランク2は交換機1に収容され、試験対象となる。回線試験装置6は、特殊トランク2と手動受付台3との間、すなわち、回線4上に手動受付台3の前段に設けられている。また、試験回線接続装置5は2つの加入者線で交換機1に接続され、一方の加入者線は特殊トランク2に、他方の加入者線は、電話網8を介して自動試験制御装置7に接続される。また、回線試験装置6と自動試験制御装置7は、電話網8を介して相互に接続される。
以下、このような構成の本実施例の手動受付台回線自動試験システムによる回線4の試験動作を説明する。
【0015】
交換機1および回線試験装置6は、集約された保守センタに置かれる自動試験制御装置7に電話網8を介して接続される。ここで、回線試験装置6は、手動受付台3に近接して、前段に、例えば、手動受付台3側の主配線盤(MDF)などに設置される。
このような構成により、本例の手動受付台回線自動試験システムでは、自動試験制御装置7により、被試験対象となる特殊トランク2を選択し、試験回線接続装置5を起動して試験呼を発呼し、また、回線試験装置6を動作させて、この回線試験装置6との試験回線4経由での所定の回線試験を行う。
【0016】
自動試験制御装置7は、試験全体の制御を行うものであり、図2に示すように、装置制御部7a、試験回線接続制御部7b、試験発呼制御部7c、回線試験装置制御部7d、回線試験制御部7e、音声ガイダンス送出制御部(図中、「音声ガイダンス送出部」と記載)7f、通信回線接続部7g、プログラムメモリ7h、データメモリ7i、ディスプレイ等の表示部7j、キーボード等の入力部7k、および、各部を接続する共通バス7mから構成される。尚、これ以外に、プリンタや外部メモリ等が必要により接続される。
【0017】
装置制御部7aは、プログラムメモリ7hに記憶された所定の試験プログラムに基づいて、全体の処理を制御する。
試験回線接続制御部7bは、主に試験の前処理を行うものであり、回線選択機能と電話機登録機能とトランク群確認機能、回線閉塞・解除機能等を有する。
試験発呼制御部7cは、試験回線接続装置5の制御機能を有する。
回線試験装置制御部7dは、回線試験装置6の制御機能を有する。
回線試験制御部7eは、回線試験を実行する部分であり、接続制御機能、応答検出機能、レベル判定機能、断線検出機能、呼び返し信号検出機能、切断機能といった試験機能と、試験結果の判定機能とを有する。
【0018】
音声ガイダンス送出制御部7fは、回線試験制御部7eと連動して、試験内容に応じた音声ガイダンスを送出する。
通信回線接続部7gは、例えば、図1において、電話網8を介して交換機1と回線試験装置6とに接続する部分である。
データメモリ7iは、特殊トランク2を含む試験対処となる各特殊トランクのリストや試験結果などの試験に係る種々のデータを蓄積する記憶手段である。
【0019】
図1における試験回線接続装置5は、自動試験制御装置7からの指示信号により、試験用の発呼接続を行うものであり、図3に示すように、装置制御部5a、発信制御部5b、回線接続部5cおよび回線接続部5cに接続された2つのポート5d(ポート1)、ポート5e(ポート0)から構成されている。
装置制御部5aは、試験回線接続装置5の全体の処理を制御する。
発信制御部5bは、試験の最初に行う接続試験のための発呼処理を行なう機能を有する。
【0020】
回線接続部5cは、ポート5dとポート5eを介して、それぞれ図1の交換機1に接続され、また、装置制御部5aの指示により、ポート5dとポート5eとを接続するインチャネルを形成する。ここで、ポート5eは、図1の自動試験制御装置7からの着信を受けるもので、ポート5dは、図1の交換機1への発信を行なうものである。尚、発信用のポートとしては1つに限定されるものではなく、必要に応じて適宜増加されることも可能である。
【0021】
図1における回線試験装置6は、手動受付台3での人手による操作に代わって、自動試験制御装置7との間で所要の試験を自動的に行うものであり、図4に示すように、装置制御部6a、切換部6b、試験回路部6cおよび特殊トランクへの回線接続部6dと手動受付台への回線接続部6eと、図1の自動試験制御装置7への電話回線接続部6fとから構成される。
装置制御部6aは、回線試験装置6の全体の処理を制御する。
【0022】
切換部6bは、特殊トランクへの接続を、図1の手動受付台3と試験回路部6cとで切り換えるスイッチ手段であり、通常は、図1の手動受付台3が特殊トランクに接続されている。試験時には、図1の自動試験制御装置7からの指示信号に基づいて、装置制御部6aにより、試験回路部6cが図1の特殊トランク2に接続されるように切り換える。
試験回路部6cは、図5に示すように、各試験項目に応じた機能部分、すなわち、着信を検出する着信検出部6c1、応答信号を送出する着信応答部6c2、通話レベルを確認する通話確認部6c3、発呼側でのオンフック時の再呼処理を行う呼返し処理部6c4、着呼側でのオンフック時の再呼処理を行う復旧処理部6c5、回線からの切断処理を行う切断処理部6c6、切換部6bとの電圧等の整合性を合わせるインタフェース部6c7、そして装置制御部6cからの指示を受けて各部(6c1〜6c6)の動作を制御する試験回路制御部6c8から構成される。
【0023】
次に、本実施例の手動受付台回線自動試験システムの本発明に係る動作を説明する。全体の動作フローを図6に、動作シーケンスを図7に示し、また、試験に係る動作シーケンスを図8に示す。
まず、図6に基づき説明する。
図1の自動試験制御装置7から交換機1に対して回線の使用状況の確認要求を出し(ステップ601)、その後、回線閉塞指示を出す(ステップ602)。
交換機1は、自動試験制御装置7からの指示に基づき当該回線を閉塞し、閉塞完了通知を自動試験制御装置7に出す(ステップ603)。
【0024】
この完了通知を受けると自動試験制御装置7は、図1の電話網8経由で回線試験装置6に、当該回線の試験回路への引き込み指示を出す(ステップ604)。この指示に基づき回線試験装置6は、当該回線を試験回路へ引き込み、完了通知を自動試験制御装置7に出す(ステップ605)。
この通知を受けた自動試験制御装置7は、交換機1に対して、試験電話機登録指示を出し(ステップ606)、当該回線の特定番号(例えば、110番または119番)の接続指示を、図1の試験回線接続装置5に対して出す(ステップ607)。
【0025】
試験回線接続装置5を介しての自動試験制御装置7からの指示およびデータに基づき、交換機1は、当該回線に接続する(ステップ608)。このようにして試験回路が設定され、これに伴い接続(着信)試験が確認される。
そして、回線試験装置6は、この試験回路を経由して、応答信号を自動試験制御装置7に出す(ステップ609)。
この応答信号を自動試験制御装置7が受信することにより、着信応答試験がなされる。そして、この応答信号を受信すると自動試験制御装置7は、回線試験装置6との間で、予め指定された順序で、通話レベル試験や保留機能試験、呼び返し機能試験などの試験を行う(ステップ610)。
【0026】
所定の試験が終了した後、回線試験装置6から切断信号を出し、試験を終了する(ステップ611)。これにより、切断処理機能の試験が行われる。
このようにして各試験が終了すると、自動試験制御装置7は、回線試験装置6に対して引き込み解除指示を出し(ステップ612)、さらに、回線試験装置6からの完了通知を受信後、交換機1に対して閉塞解除指示を出す(ステップ613)。
このようにして、図1における特殊トランク2と手動受付台3間の回線4の試験を自動的に行う。また、これらの動作を、試験対象である全特殊トランクに対して順次に繰り返す。
【0027】
次に、図7により、動作シーケンスを説明する。
まず、前処理として、自動試験制御装置から交換機に対して回線の使用状況の確認要求を出し、回線が空いていれば、自動試験制御装置は交換機に回線閉塞指示を出す。交換機が、自動試験制御装置からの指示に基づき当該回線を閉塞すると、自動試験制御装置は、回線試験装置に、当該回線の試験回路への引き込み指示を出す(図1の電話網8経由で)。この指示に基づき回線試験装置が、当該回線を試験回路へ引き込むと、自動試験制御装置は、交換機に対して、試験電話機の登録を指示する。
【0028】
交換機による試験電話機の登録が完了すると、自動試験制御装置は、試験回線接続装置に、110番や119番等の特定番号への接続指示を出す。試験回線接続装置は、その指示に基づき回線試験装置に発呼を行い、回線試験装置からの応答が試験回線接続装置経由で自動試験制御装置に返される。その後、自動試験制御装置は、回線試験装置間で、所定の試験を行う。
所定の試験が終了すると回線試験装置は切断信号を送出し、この切断信号は、交換機および試験回線接続装置経由で自動試験制御装置に通知される。
この通知を受けると自動試験制御装置は、交換機に対する試験電話機の登録解除指示、回線試験装置に対する回線切り戻し指示、および、その後の交換機に対する回線の閉塞解除指示からなる後処理を行い、処理を終了する。
【0029】
次に、図8を用いて、試験動作シーケンスに係る説明を行う。
自動試験制御装置から試験回線接続装置の呼出しがかかると、交換機は、ポート0経由で試験回線接続装置を呼出し、試験回線接続装置からの応答を受けると、自動試験制御装置と試験回線接続装置間を接続する。
接続された自動試験制御装置から試験回線接続装置に、110番あるいは119番等の特定番号への接続指示を出し、試験回線接続装置からポート1を介して交換機にその指示に基づく特定番号の発呼を行い、ポート0とポート1をインチャネル接続する。
【0030】
この試験回線接続装置からの発呼に基づき、交換機は、回線試験装置を呼び出す。このことにより着信検出試験が行われる。
交換機からの呼出しに対応して回線試験装置は応答信号を送出する。これにより、着信応答試験が行われる。この回線試験装置からの応答に基づき、交換機は、試験回線接続装置および自動試験制御装置と回線試験装置間を接続する。
接続後、自動試験制御装置は回線試験装置にガイダンスを送出し、回線試験装置は自動試験制御装置に応答信号を送出する。これに伴い、通話(レベル)確認試験が行われる。
【0031】
回線試験装置からの応答信号を受信した自動試験制御装置は、試験回線接続装置を介して交換機に切断指示信号を送出し、交換機はポート1側の回線を開放する。この状態で、回線試験装置から呼び返し信号を送出することにより、復旧処理試験を行う。尚、この復旧処理試験は、発呼再呼び出しであり、回線試験装置からの呼び返し信号に基づき交換機は、試験回線接続装置を呼び出し、自動試験制御装置に呼び返し信号を送出し、再接続する。
その後、回線試験装置から切断信号が送出され、この切断信号に基づき、交換機は、回線を開放し、試験回線接続装置(ポート1)間を切断し、試験回線接続装置は、ポート0での交換機との接続を切断し、それに伴い交換機は、自動試験制御装置との接続を切断して処理を終了する。
【0032】
次に、図9〜図14を用いて、本発明の他の実施例を説明する。
図9は、本発明の手動受付台回線自動試験システムの本発明に係る構成の第2の実施例を示すブロック図である。
本例は、試験回線に集約装置が設置される場合の例を示し、図1で示した第1の実施例に加えて、集約装置9(PFCE)と、この集約装置9を制御するための遠隔制御装置10(COPS)が設置されている。ここで、集約装置9の入回線としては、複数の特殊トランク(2a,・・・)からの複数回線が接続されているが、本図9では、代表の1回線(回線4a)のみを示してある。また、遠隔制御装置10は、電話網8を介して自動試験制御装置11に接続され、この自動試験制御装置11の制御の基で集約装置9を制御する。
【0033】
この構成例では、自動試験制御装置11により、順次、被試験特殊トランク2a,・・・と集約装置9の接続回線とを選択し、試験回線接続装置5を起動して試験呼を発呼し、また、回線試験装置6を動作させて、この回線試験装置6との試験回線4a,・・・経由での間で、所定の回線試験を行うものである。
ここで、試験回線接続装置5と回線試験装置6とは、図1で示すものと同一の構成で良い。
【0034】
自動試験装置11は、図10に示すように、図2に示した第1の実施例における自動試験装置6に、遠隔制御装置制御部7nが追加された構成となっている。この遠隔制御装置制御部7nは、図9の集約装置9において被試験回線4aの選択接続および解除を行うように遠隔制御装置10を制御するものである。
図9における集約装置9は、図11に示すように、入側回線接続部9a、出側回線接続部9b、選択接続部9c、接続制御部9d、電話回線接続部9eからなる構成により、複数の入回線の中から被試験特殊トランクに接続された回線を選択して、これを、図9の手動受付台3a側の回線試験装置6に接続された出回線に接続するものである。
【0035】
図9における遠隔制御装置10は、自動試験制御装置11からの指示で集約装置9を制御するものであり、その構成は、図12に示すように、自動試験制御装置11への接続用の電話回線接続部10a、集約装置9への接続用の電話回線接続部10b、装置制御部10c、自動接続部10dおよび集約装置制御部10eから構成される。
装置制御部10cは、装置全体の処理を制御する。
自動接続部10dは、自動試験制御装置11からの指示信号に基づいて、集約装置9との自動接続を行う。
集約装置制御部10eは、自動試験制御装置11からの指示信号に基づいて、集約装置9における入・出の回線接続を指示および確認するものである。
【0036】
次に、図9に示す構成の手動受付台回線自動試験システムの本発明に係る動作説明を行う。全体の動作フローを図13に、動作シーケンスを図14に示す。
まず、図13に示すように、図9の自動試験制御装置11から交換機1に対して回線の使用状況の確認要求を出し(ステップ1301)、その後、回線閉塞指示を出す(ステップ1302)。
この自動試験制御装置11からの指示に基づき交換機1は、当該回線を閉塞し、完了通知を自動試験制御装置11に出す(ステップ1303)。
【0037】
この完了通知を受けると、自動試験制御装置11は、図9の遠隔制御装置10に対し、当該回線が収容されている図9の集約装置9への接続指示を出す(ステップ1304)。この自動試験制御装置11からの接続指示に基づき、遠隔制御装置10は集約装置9に対して、当該回線の閉塞および指定接続指示を出す(ステップ1305)。これに対応して集約装置9は、当該回線を閉塞して入り側と出側を接続し、その完了通知を遠隔制御装置10に送出する(ステップ1306)。遠隔制御装置10は、集約装置9からの完了通知を自動試験制御装置11に送出する(ステップ1307)。
【0038】
その後、図6のステップ604〜612において説明した「試験回路の引き込み」、「試験電話機登録」、「特定番号(110,119等)への回線接続」、「各種試験」、「試験終了に伴う自動試験制御装置から回線試験装置に対する引き込み解除指示の送出」等に係る処理を行う。そして、この「自動試験制御装置から回線試験装置に対する引き込み解除指示」に対する図9の回線試験装置6からの完了通知を受信すると、自動試験制御装置11は、集約装置9に対して指定接続と閉塞の解除指示を出し(ステップ1309)、集約装置9からの完了通知の受信後、交換機1に対して閉塞解除指示を出して(ステップ1310)、処理を終了する。
このようにして、図9における特殊トランク2aと手動受付台3a間の集約装置9からなる回線4aの試験を遠隔制御装置10を用いて自動的に行う。
【0039】
次に、図14により、動作シーケンスを説明する。
まず、前処理として、自動試験制御装置から、交換機に対して回線の使用状況の確認要求を出し、回線が空いていれば、回線閉塞指示を出す。交換機が、自動試験制御装置からの指示に基づき当該回線を閉塞すると、自動試験制御装置は、遠隔制御装置に、当該回線を収容している集約装置への接続を指示し、これに基づき遠隔制御装置は集約装置に対して、当該回線の閉塞と指定接続を指示する。
【0040】
この指示に基づき集約装置が当該回線を閉塞し、入出側回線を接続すると、その完了通知を遠隔制御装置を介して受けた自動試験制御装置は、回線試験装置に、当該回線の試験回線への引き込みを指示する。この指示に基づき回線試験装置が当該回線の試験回線への引き込みを完了すると、自動試験制御装置は、交換機に対して試験電話機の登録を指示する。
このようにして前処理が完了すると、自動試験制御装置は、試験回線接続装置に対して当該回線の特定番号への接続指示を送出する。
【0041】
この接続指示に対応する応答信号を回線試験装置から受け取り、自動試験制御装置は、回線試験装置間での所定の試験を行う。
試験が終了して回線試験装置から、交換機および試験回線接続装置を介して切断信号を受けると、自動試験制御装置は、交換機に対する試験電話機の登録解除指示、回線試験装置に対する回線の引き込み解除指示、遠隔制御装置および集約装置に対する回線閉塞と指定接続の解除指示、その後の交換機に対する回線閉塞解除指示等からなる後処理を行い処理を終了する。
尚、試験時の動作は、図8での説明と同じである。
以上の動作を試験対象である全特殊トランクに対して順次繰り返す。
【0042】
以上、図1〜図14を用いて説明したように、本実施例の手動受付台回線自動試験システムでは、発信側の発信、接続、通話、切断等の操作と、着信側の応答、接続、通話、呼び出し、切断等の操作により、回線が正常であるか否かの確認等を行なう特定の手動受付台を接続する回線の試験を、全て自動で行なうことができ、試験担当者および手動受付台の対応者のそれぞれの作業負荷を大幅に減ずることが可能となる。また、大量の試験に要する試験時間を削減することも可能となる。
尚、本発明は、図1〜図14を用いて説明した実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、警察署や消防署等、交換機の特殊トランク(直通信号方式回線インタフェーストランク)に接続された特定の手動受付台回線の試験を、人手を介さず自動的に行うことができ、人手による作業負荷を軽減でき、試験の効率化を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手動受付台回線自動試験システムの本発明に係る構成の第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における自動試験制御装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1における試験回線接続装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1における回線試験装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】図4における回線試験装置の試験回路部の構成例を示すブロック図である。
【図6】図1における手動受付台回線自動試験システムの本発明に係る動作例を示すフローチャートである。
【図7】図1における手動受付台回線自動試験システムの本発明に係る動作シーケンス例を示すシーケンス図である。
【図8】図1における手動受付台回線自動試験システムの本発明に係る試験動作シーケンス例を示すシーケンス図である。
【図9】本発明の手動受付台回線自動試験システムの本発明に係る構成の第2の実施例を示すブロック図である。
【図10】図9における自動試験制御装置の構成例を示すブロック図である。
【図11】図9における集約装置の構成例を示すブロック図である。
【図12】図9における遠隔制御装置の構成例を示すブロック図である。
【図13】図9における手動受付台回線自動試験システムの本発明に係る動作例を示すフローチャートである。
【図14】図9における手動受付台回線自動試験システムの本発明に係る動作シーケンス例を示すシーケンス図である。
【図15】従来の特殊トランクに接続された特定の手動受付台回線の試験システムの構成例を示すブロック図である。
【図16】従来の特殊トランクに接続された特定の手動受付台回線の試験システムの他の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:交換機、2,2a:特殊トランク、3,3a:手動受付台、4,4a:回線、5:試験回線接続装置、5a:装置制御部、5b:発信制御部、5c:回線接続部、5d,5e:ポート、6:回線試験装置、6a:装置制御部、6b:切換部、6c:試験回路部、6c1:着信検出部、6c2:着信応答部、6c3:通話確認部、6c4:呼返し処理部、6c5:復旧処理部、6c6:切断処理部、6c7:インタフェース部、6c8:試験回路制御部、6d,6e:回線接続部、6f:電話回線接続部、7:自動試験制御装置、7a:装置制御部、7b:試験回線接続制御部、7c:試験発呼制御部、7d:回線試験装置制御部、7e:回線試験制御部、7f:音声ガイダンス送出制御部、7g:通信回線接続部、7h:プログラムメモリ、7i:データメモリ、7j:表示部、7k:入力部、7m:共通バス、7n:遠隔制御装置制御部、8:電話網、9:集約装置、9a:入側回線接続部、9b:出側回線接続部、9c:選択接続部、9d:接続制御部、9e:電話回線接続部、10:遠隔制御装置、10a,10b:電話回線接続部、10c:装置制御部、10d:自動接続部、10e:集約装置制御部、11:自動試験制御装置、15a:交換機、15b:加入者端末、15c:試験端末、15d:特殊トランク、15e:手動受付台、15f:出回線トランク、16:試験端末、17a〜17d:交換機、18a〜18d:特殊トランク、19:手動受付台、20:集約装置。

Claims (9)

  1. 交換機の直通信号方式回線インタフェーストランク(特殊トランク)を介して手動受付台を接続する手動受付台回線の、人手による試験端末および上記手動受付台のそれぞれの操作により行われていた試験を自動的に行う手動受付台回線自動試験システムであって、
    上記交換機に接続され、上記手動受付台への発呼を少なくとも含む上記試験端末で人手により操作されていた試験操作を自動的に行う自動試験制御装置と、上記手動受付台の前段で上記手動受付台回線に接続され、上記自動試験制御装置の試験操作に対応して、上記発呼に対する応答を少なくとも含む上記手動受付台で人手により操作されていた試験操作を自動的に行う回線試験装置とを有し、さらに、上記交換機に接続される二つの加入者線を具備し、上記自動試験制御装置からの発呼に基づき該自動試験制御装置に、上記加入者線の一方を介して上記交換機により接続され、該接続された自動試験制御装置からの上記手動受付台への発呼を、上記加入者線の他方を介して上記交換機に送出する試験回線接続装置を設け、上記自動試験制御装置を加入者線を介して上記交換機に接続することにより、上記手動受付台回線の自動試験を行うことを特徴とする手動受付台回線自動試験システム。
  2. 請求項に記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、
    上記自動試験制御装置は、
    上記試験回線接続装置への発呼および該試験回線接続装置と上記交換機を介しての上記手動受付台への発呼を少なくとも行う試験発呼制御手段と、
    上記回線試験装置に起動をかけて該回線試験装置に上記手動受付台回線を引き込ませる回線試験装置制御手段と、
    上記手動受付台への発呼に対する上記回線試験装置からの応答の確認、上記回線試験装置間で送受信するPB信号のレベル確認、上記回線試験装置から送出される再呼信号の受信確認を少なくとも含む上記手動受付台回線の試験を行う回線試験制御手段と
    を少なくとも有することを特徴とする手動受付台回線自動試験システム。
  3. 請求項1または2に記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、
    上記回線試験装置は、上記自動試験制御装置からの指示に基づき、上記特殊トランクと上記手動受付台を接続する上記手動受付台回線を自装置内に引き込む切換制御手段と、該切換制御手段で引き込んだ上記手動受付台回線を介して上記自動試験制御装置との試験を行う試験回路手段とを少なくとも有することを特徴とする手動受付台回線自動試験システム。
  4. 請求項に記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、
    上記回線試験装置の上記試験回路手段は、
    上記手動受付台回線を介して上記自動試験制御装置から送出されてきた発呼信号を検出する着信検出手段と、該着信検出手段で検出した発呼信号に対応して応答信号を上記手動受付台回線を介して上記自動試験制御装置に送出する着信応答手段と、上記手動受付台回線を介して上記自動試験制御装置から送出されてきた通話信号のレベル確認を行う通話確認手段と、上記手動受付台回線を介して上記自動試験制御装置から送出されてきた切断信号を検出して再呼信号を上記手動受付台回線に送出する呼返し処理手段と、上記手動受付台回線を介して上記自動試験制御装置に被呼先掛け復旧試験用の復旧要求信号を送出する復旧処理手段と、上記手動受付台回線を介して上記自動試験制御装置に切断信号を送出する切断処理手段とを少なくとも有することを特徴とする手動受付台回線自動試験システム。
  5. 請求項1から請求項のいずれかに記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、
    上記交換機の複数の上記特殊トランクを収容し、各特殊トランクと上記手動受付台との接続切換を制御する集約装置を有し、
    上記自動試験制御装置および上記回線試験装置は、上記集約装置で順次に接続が切り換えられた各特殊トランクからなる手動受付台回線の自動試験を行なうことを特徴とする手動受付台回線自動試験システム。
  6. 請求項に記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、
    電話網を介して上記集約装置に接続され、該集約装置の各特殊トランクと手動受付台との接続切換を上記電話網を介して指示する遠隔制御装置を有し、
    上記自動試験制御装置と上記回線試験装置は、上記遠隔制御装置からの指示に基づき上記集約装置で接続された上記特殊トランクからなる上記手動受付台回線の自動試験を行うことを特徴とする手動受付台回線自動試験システム。
  7. 請求項に記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、
    上記遠隔制御装置は、
    上記電話網を介しての上記自動試験制御装置との接続を制御する電話回線接続手段と、該電話回線接続手段で接続された上記自動試験制御装置からの指示に基づき上記集約装置の各特殊トランクと手動受付台との接続切換を制御する集約装置制御手段と
    を少なくとも有することを特徴とする手動受付台回線自動試験システム。
  8. 請求項1から請求項のいずれかに記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、
    上記自動試験制御装置は、予め設定された周期で上記手動受付台回線の試験を起動する制御手段を具備し、定期的に上記手動受付台回線の自動試験を行うことを特徴とする手動受付台回線自動試験システム。
  9. 請求項1から請求項のいずれかに記載の手動受付台回線自動試験システムにおいて、
    上記自動試験制御装置は、それぞれ上記手動受付台に対応して設けられた複数の上記特殊トランクのリストを具備し、該リストにある上記特殊トランクの全てに対して上記手動受付台回線の自動試験を順次に繰り返すことを特徴とする手動受付台回線自動試験システム。
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