JP3569547B2 - 基板処理方法およびその装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、たとえば液晶表示板に用いられるガラス基板を現像後、洗浄工程においてブラッシングして当該基板に残った残渣を取り除くなどの処理を行う基板処理方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、液晶表示板に用いられるガラス基板のブラッシングを行う基板処理装置では、搬送コンベアを介して搬送されてきた基板をテーブル上に載置した状態で、回転ブラシをガラス基板表面に接触させることにより行われる。
基板の搬送は、一方向に連続して行われることから、従来の基板処理装置においては上述したブラッシングも基板表面に対し一方向に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の装置では、基板表面に対するブラッシングが一方向に対してのみ行われる、具体的には、ブラシ軸が基板の一方向に対して直交する方向に位置するように接触させるため、基板全体に亘って均一な表面処理を行うことが困難であった。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、基板全体に亘って均一な処理を行うことができる基板処理方法およびその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の基板処理方法は、一方向に搬送される基板表面に回転処理部材を接触させて当該基板表面に対するブラッシング処理を行う基板処理方法であって、上記基板先端部が第1の回転処理部材の中心軸位置を通過してから、上記基板表面に上記第1の回転処理部材を接触させて、当該第1の回転処理部材により基板表面に対する一方向のブラッシング処理を行った後、上記第1の回転処理部材と基板との接触状態を解除して、当該基板表面における第2の回転処理部材の接触方向が上記第1の回転処理部材の接触方向と異なるように当該基板を所定角度回転させ、回転後の上記基板先端部が上記第2の回転処理部材の中心軸位置を通過してから、上記基板表面に上記第2の回転処理部材を接触させて、当該基板表面に対して一方向のブラッシング処理を行う。
【0007】
本発明の基板処理装置では、基板が搬入される搬入ステージと、搬送基板が一時保持される待機ステージと、基板を搬出するための搬出ステージと、移動指令に応じて上記基板搬送方向に沿って上記搬入ステージと上記搬出ステージとの間を往復移動可能な基台と、上記搬入ステージと上記待機ステージとの間を上記基台の移動に応じて往復し、搬入ステージに搬入された基板を上記待機ステージに搬送する第1のテーブルと、上記待機ステージと上記搬出ステージとの間を上記基台の移動に応じて往復し、待機ステージに搬送された基板を上記搬出ステージに搬送する第2のテーブルと、基板が載置された上記第2のテーブルを搬送方向に対して所定角度回転させるテーブル回転手段と、上記第1のテーブルにより搬入ステージから待機ステージに搬送される上記基板先端部が第1の回転処理部材の中心軸位置を通過してから、上記基板表面に上記第1の回転処理部材を接触させて、当該第1の回転処理部材により基板表面に対する一方向のブラッシング処理を行う第1の処理手段と、上記第2のテーブルにより待機ステージから搬出ステージに搬送される上記基板先端部が第2の回転処理部材の中心軸位置を通過してから、上記基板表面に上記第2の回転処理部材を接触させて、当該第2の回転処理部材により基板表面に対する一方向のブラッシング処理を行う第2の処理手段とを有し、上記第2のテーブルは、第1の処理手段の基板処理時と第2の処理手段による基板処理時の間に上記回転手段により当該基板表面における第2の回転処理部材の接触方向が上記第1の回転処理部材の接触方向と異なるように所定角度回転される。
【0008】
また、本発明の基板処理装置では、上記基台は、上記第1のテーブルおよび上記第2のテーブルを当該基台の移動に応じて移動させるベースと、当該ベースを基板搬送方向に対して略直交する方向に昇降させる昇降手段とを有する。
【0009】
また、本発明の基板処理装置では、上記第1の処理手段および上記第2の処理手段が回転洗浄部材により構成され、上記回転洗浄部材を基板搬送方向に対して略直交する方向に昇降させる昇降手段を有し、上記回転洗浄部材は下降時にその洗浄領域が搬送基板表面に接触し洗浄するように構成されている。
【0010】
また、本発明の基板処理装置では、上記回転洗浄部材を昇降させる昇降手段の昇降動作と連動し、上記回転洗浄部材が基板と離間状態にあるときに、当該回転洗浄部材の洗浄領域を洗浄する洗浄手段を有する。
【0011】
【作用】
本発明の基板処理方法によれば、まず、一方向に搬送される基板に第1の回転処理部材が接触するようにして、基板表面に対する一方向の処理が行われる。
そして、一方向の処理が完了すると、第1の回転処理部材と基板との接触状態が解除され、基板が一方向(搬送方向)に対して所定角度回転される。
次に、回転後の基板表面に第2の回転処理部材が接触するようにして、基板表面に対し上記一方向の処理が行われる。
これにより、基板表面にあっては、一方向とこれと所定角度異なる方向との2方向の処理が行われることになる。
【0012】
また、基板表面に回転処理部材を接触させるに際しては、基板先端部が回転処理部材の中心軸位置を通過してから、上記基板表面に回転処理部材を接触するようにして行われる。これにより、回転処理部材が基板端面により損傷を受けることを防止できる。
【0013】
本発明の基板処理装置によれば、まず、前段の搬送系から基板が搬入ステージに搬入されると、第1のテーブルに搬入された基板が載置される。
次に、この状態で外部からの移動指令に応じて基台が基板搬送方向に移動される。これに伴い、第1のテーブルは第1の処理手段の処理領域を通過するが、このとき、基板は一方向の処理作用を受けて、第1のテーブルとともに待機ステージに移動される。同時に第2のテーブルは第2の処理手段の処理領域を通過して搬出ステージに移動される。
第1のテーブルが待機ステージに移動され、第2のテーブルが搬出ステージに移動されると、基台の移動は停止され、第1のテーブル上に載置されていた一方向のみの処理作用を受けた基板が待機ステージに一時保持される。このとき、搬入ステージには次の基板が搬入される。
【0014】
この状態で、外部からの移動指令に応じて基台が搬送方向とは逆方向に移動され、第1のテーブルが搬入ステージ位置に移動され、第2のテーブルが待機ステージ位置に移動されて、基台の移動が停止される。
次に、第1のテーブル上に搬入された基板が載置され、第2のテーブル上に一方向の処理作用を受けた基板が載置される。
ここで、たとえば第2のテーブルはテーブル回転駆動部により搬送方向に対して所定方向(たとえば時計廻り方向)に所定角度回転される。
次に、この状態で外部からの移動指令に応じて基台が搬送方向に移動される。これに伴い、第1のテーブルは第1の処理手段の処理領域を通過するが、このとき、基板は一方向の処理作用を受けて、第1のテーブルとともに待機ステージに移動される。
同時に第2のテーブルは第2の処理手段の処理領域を通過するが、このとき基板は第1の処理手段で受けた処理方向とは所定角度の方向に対する処理作用を受けて、搬出ステージに移動される。
【0015】
第1のテーブルが待機ステージに移動され、第2のテーブルが搬出ステージに移動されると、第2のテーブルがテーブル回転駆動部により搬送方向に対して反時計廻り方向に所定角度回転される。この状態で、第1のテーブル上に載置されていた一方向のみ処理作用を受けた基板が待機ステージで一時保持される。このとき、搬入ステージには次の基板が搬入される。
同時に、第2のテーブル上に載置されていた両方向の処理作用を受けた基板が搬出ステージに載置され、次段の処理系に搬出される。
この状態で、外部からの移動指令に応じて基台が搬送方向とは逆方向に移動され、第1のテーブルが搬入ステージ位置に移動され、第2のテーブルが待機ステージ位置に移動されて、基台の移動が停止される。
以上の動作が順次繰り返される。
【0016】
本発明によれば、基台のベースにより第1のテーブルおよび第2のテーブルが基台の移動に応じて移動され、また、昇降手段によりベースが基板搬送方向に対して略直交する方向に昇降されることにより、第1のテーブルおよび第2のテーブルが昇降され、基板の持ち上げ動作並びに待機ステージおよび搬出ステージへの載置動作が行われる。
【0017】
また、本発明によれば、昇降手段により回転洗浄部材が基板搬送方向に対して略直交する方向に昇降され、回転洗浄部材が下降時にその洗浄領域が搬送基板表面に接触する。これにより、基板表面に対する洗浄処理が行われる。
【0018】
また、本発明によれば、洗浄手段が回転洗浄部の昇降手段の昇降動作と連動し、回転洗浄部材が基板と離間状態にあるときに、洗浄手段により回転洗浄部材の洗浄領域が洗浄される。
【0019】
【実施例】
図1〜図3は本発明に係る基板処理装置の一実施例を示す図であって、図1は側面図、図2は平面図、図3は正面図である。本実施例では、基板処理装置として、液晶表示板に用いられるガラス基板の現像後の残渣除去装置を例に説明する。
【0020】
図において、Gはたとえば液晶表示板に用いられるガラス基板(以下、基板という)、Aは基板Gの搬送方向を示す矢印、10は搬入ステージ、20は待機ステージ、30は搬出ステージ、40は基台、50は第1のテーブル、60は第2のテーブル、70はテーブル回転駆動部、80は第1の基板洗浄部、90は第2の基板洗浄部をそれぞれ示している。
【0021】
搬入ステージ10、待機ステージ20および搬出ステージ30は、搬送方向Aに沿って同間隔をおいて設けられており、搬入ステージ10と待機ステージ20との間に第1の基板洗浄部80が設けられ、待機ステージ20と搬出ステージ30との間に第2の基板洗浄部90が設けられている。
【0022】
搬入ステージ10は、装置本体の両側部から支持され対向するように設けられた一対の段付きローラ101が搬送方向Aに沿って複数対並設されて構成され、前段の搬送系から搬送される基板Gが搬入される。
【0023】
待機ステージ20は、装置本体の両側部から支持され対向するように設けられた一対の段付保持体201が搬送方向Aに沿って並設されて構成され、第1の基板洗浄部80で表面の基板洗浄を受けた基板Gが搬入され、搬入された基板Gを第2のテーブル60で第2の基板洗浄部90に搬出されるまで保持する。
【0024】
搬出ステージ30は、装置本体の両側部から支持され対向するように設けられた一対の段付きローラ301が搬送方向Aに沿って複数対並設されて構成され、第2の基板洗浄部90で表面の基板洗浄を受けた基板Gが搬入され、次段の処理装置に搬出させる。
【0025】
基台40は、スライドベース410、昇降ベース420および昇降機構430により構成されている。
スライドベース410は、搬送方向Aに沿った長さが、2つのステージ間隔と略同等に設定されており、基板搬送方向Aに沿って装置本体の下部に設けられた直動ガイド411に案内されて基板搬送方向Aおよび逆方向の両方向に往復移動される。
具体的には、外部からの移動指令に応じて正逆方向に回転するモータ412の回転が、タイミングベルト413でボールネジ部414に伝達されることにより、基板搬送方向Aまたは逆方向に移動される。
【0026】
昇降ベース420は、搬送方向Aに沿った長さが、2つのステージ間隔と略同等に設定され、スライドベース410の上面410aに取り付けられたガイド421に対して搬送方向Aに直交する方向に昇降自在に設けられており、その上面420aには2つのステージ間隔をおいて第1のテーブル50と第2のテーブル60とが取り付けられている。
すなわち、第1のテーブル50および第2のテーブル60は昇降ベース420に対し、スライドベース410の移動の伴い、第1のテーブル50が搬入ステージ10に位置するときは第2のテーブル60が待機ステージ20に位置し、第1のテーブル50が待機ステージ20に位置するときは第2のテーブル60が搬出ステージ30に位置するように取り付けられている。
また、昇降ベース420の下面420bには昇降機構430に支持されるローラ422aを有する被支持部422が設けられている。
【0027】
昇降機構430は、所定の角度をもって傾斜するテーパ面431aを有し、昇降ベース420の被支持部422のローラ422aを支持するとともに、スライドベース410の上面410aを基板搬送方向Aおよび逆方向にスライド可能に設けられた複数(たとえば4個)の支持部431と、各支持部431を連結する連結板432と、各支持部431を搬送方向Aおよび逆方向に案内するガイド433と、出力軸434aの先端が連結板432に連結されたシリンダ434とから構成されている。
図1に示す状態は、昇降ベース420がこの昇降機構430により最上昇位置に支持されて、第1のテーブル50が搬入ステージ10の段付ローラ101の配置位置より高い位置に位置し、第2のテーブル60が待機ステージ20の保持体201の配置位置より高い位置に位置する場合を示している。
たとえばこの状態から、図示しない制御系からの指令により、シリンダ434がその出力軸434aを搬送方向Aに引き込むように駆動させて支持部431を搬送方向Aにスライドさせ、被支持部422のローラ422aを支持部431のテーパ面431aに沿って徐々に下降させることにより、昇降ベース420を下降させて、第1のテーブル50を搬入ステージ10の段付ローラ101の配置位置より低い位置に位置させ、第2のテーブル60を待機ステージ20の保持体201の配置位置より低い位置に位置するように下降させることができる。
【0028】
第1のテーブル50は、略長方形状をなし、その上面には複数のパッド501がマトリクス状に配列され、これらパッド501上に基板Gが載置される。
パッド501には通孔が形成されており、これら各パッド501の通孔は、第1のテーブル50に形成された図示しない真空引き用流路に連通され、テーブルの中心に開設された通孔から真空引きを行うことにより、基板Gが第1のテーブル50に吸着されることになる。
この第1のテーブル50は、上述したように基台40の昇降ベース420の所定の位置に取り付けられている。
【0029】
第2のテーブル60は、略長方形状をなし、上述したように基台40の昇降ベース420の所定の位置に回転自在に取り付けられ、テーブル回転駆動部70によりその軸を中心に正逆方向(時計廻り方向および反時計廻り方向)に所定角度、具体的には±90度の回転作用を受ける。
第2のテーブル60の上面には複数のパッド601がマトリクス状に配列され、これらパッド601上に基板Gが載置される。
パッド601には通孔が形成されており、これら各パッド601の通孔は、第2のテーブル60に形成された図示しない真空引き用流路に連通され、テーブルの中心に開設された通孔から真空引きを行うことにより、基板Gが第2のテーブル60に吸着されることになる。
【0030】
テーブル回転駆動部70は、昇降ベース420により上昇され待機ステージ20で保持される基板Gが載置された第2のテーブル60を図2中矢印aで示す方向、すなわち図面上方から見て搬送方向Aに対して時計廻り方向に90度回転させ、この状態を第2のテーブル60が搬出ステージ30に移動されるまで保持する。
そして、基台40の移動が停止され、第2のテーブル60が搬出ステージ30で停止状態になった後に、第2のテーブルを図2中矢印bで示す方向、すなわち搬送方向Aに対して反時計廻り方向に90度回転させる。
【0031】
図4は、テーブル回転駆動部70および第2のテーブル60の具体的な構成例を示す縦断面図である。
基板Gが載置される第2のテーブル60が昇降ベース420に対して回動自在に設けられている。具体的には、昇降ベース420にスリーブ602が固定されるとともに、このスリーブ602の内側にベアリング603を介して回転軸604が回動自在に支持されている。回転軸604の上端には第2のテーブル60が固定されており、上述したように、第2のテーブル60の上面に設けられた複数のパッド601にガラス基板Gが載置されることになる。
図4中、符号605で示す第2のテーブル60の中心に開設された通孔で、通孔605から真空引きを行うことにより、基板Gが第2のテーブル60に吸着されることになる。
【0032】
回転軸604の下端には環状のクランク701が固定されており、このクランク701にカラー702およびベアリング703を介してリンク704の一端が回動自在に取り付けられている。
このようにして、リンク704の動作によってクランク701が回転すると、回転軸604および第2のテーブル60も昇降ベース420に対して回転することになる。
【0033】
一方、この第2のテーブル60が設けられた位置から離間して、昇降ベース420にはロータリシリンダ705が固定されている。このロータリシリンダ705の出力軸705aには回転アーム706が固定されており、ロータリシリンダ705を作動させると回転アーム706が所定角度だけ回動する。また、回転アーム706の先端には、カラー707およびベアリング708を介してリンク704の他端が回動自在に取り付けられている。その結果、ロータリシリンダ705を作動させて回転アーム706を回動させると、これにともないリンク704が移動して、クランク701および回転軸604(第2のテーブル60)が回転することになる。
【0034】
第1の基板洗浄部80には、軸が基板搬送方向Aに直交するように回転ブラシ801および802が2本並列に配置されている。これら回転ブラシ801および802は、非洗浄時には第1のテーブル50による基板Gの搬送路の上方に位置して保持され、基板洗浄時には後記する昇降機構により下降されて基板Gの表面に接触し、洗浄するように構成されている。
また、回転ブラシ801,802の上部には基板Gに洗浄液を噴射するためのシャワーパイプ803,804が設けられている。
【0035】
以下に回転ブラシ用の昇降機構について図1および図3に基づいて説明する。回転ブラシ801,802の回転軸受け部801a,801bおよび802a,802bは支持軸811a,811bおよび812a(812b)の一端側に連結されて支持され、支持軸811a,811bおよび812a(812b)の他端側は連結バー813により連結されている。
対向する一対の連結バー813には、鉤状をなす支持軸受け部813aがそれぞれ設けられている。これら支持軸受け部813aは、シリンダ814の出力軸先端に設けられた支持軸814aにより支持され、シリンダ814の作動状態に応じて、回転軸受け部801a,801bおよび802a,802bが搬送方向Aに直交する上下方向に昇降されることにより、回転ブラシ801,802が昇降される。
このように、回転ブラシ801,802は、シリンダ814により洗浄時と非洗浄時との切り替え時に大きなストロークをもって昇降される。
【0036】
また、図3に示すように、支持軸受け部813aが設けられた連結バー813に並列してスライドバー815,816が配設されている。スライドバー815,816には、所定の角度をもって傾斜するテーパ面817aを有し、支持軸811a,811bおよび812a(812b)の他端側に設けられたローラ811c,811dを支持する支持部817が設けられている。
スライドバー815,816は、洗浄時に回転ブラシ801,802がシリンダ814により下降されているときに、シリンダ818,819の出力軸に対して当接状態に保持され、非洗浄時にはシリンダ818,819の出力軸に対して離間状態に保持される。
【0037】
シリンダ818,819は、回転ブラシ801,802を搬送方向Aに直交する方向にそれぞれ別個に昇降させる。
具体的には、基板Gの搬送時に、基板Gのエッジにより回転ブラシ801,802にダメージを与えないように、基板先端部がブラシ中心を少し行き過ぎたところで下降させて、回転ブラシ801,802を基板Gの表面に深く接触させ、洗浄後は次の基板Gの搬入に備えて上昇させる。
シリンダ818,819の出力軸のストロークは、シリンダ814のストロークより小さく設定されている。
【0038】
スライドバー815(816)の一端部は連結バー820を介してボールネジ821に連結されている。ボールネジ821にはタイミングベルト822を介して正逆回転可能な微調ハンドル823の回転が伝達される。
これにより、ボールネジ821が基板搬送方向Aに直交する水平方向に移動される。これに伴い、スライドバー815(816)が同一方向に移動し、ローラ811c,811dが支持部817のテーパ面817aをスライドすることになり、その結果、回転軸受け部801a,801bおよび802a,802bが搬送方向Aに直交する上下方向に昇降されることにより、回転ブラシ801,802が僅かな高低差をもってリニアリティ良く昇降される。
このように、回転ブラシ801,802を、基板Gに接触させ、また基板Gを搬送路から離間させるときにはシリンダ814を用いて大きく昇降させ、洗浄時に基板Gに接触状態を保持し、かつ、その接触状態の調整を行うときには、シリンダ818,819および微調ハンドル820が用いられる。
【0039】
また、回転ブラシ801および802の近傍には、基板非洗浄時に回転ブラシ801,802に接触し、回転ブラシ801,802の洗浄領域を洗浄するための洗浄ローラ831,832が回動自在に設けられている。
【0040】
この洗浄ローラ831,832の回転機構について、図1、図3および図5を用いて説明する。
洗浄ローラ831および832は、軸両端が連結バー833a,833bの一端側に軸支されている。連結バー833a,833bの中央部CLは基板搬送方向Aに対して直交する鉛直方向に配設された連結バー834a,834bの一端に対して回転可能に連結されており、連結バー834a,834bの他端の各々は基板搬送方向Aに対して直交する水平方向に配設された連結バー835の両端に対してそれぞれ連結されている。連結バー835の中央部はシリンダ836の上端部に固定されている。
連結バー833a,833bの他端側は、回転ブラシ801,802の回転軸受け部801a,801bの上面部と所定間隔をおいて対向する略L字形状をなすベース837a,837bの一端に回転可能に連結されている。
また、連結バー833a,833bは、断面が円弧状をなす水受け部838と一体的に形成されている。
【0041】
この構成において、たとえばシリンダ836に対して図示しない制御系から伸長指令が発せられた場合には、所定の長さだけシリンダ836が上方に伸びる。これにより、連結バー835が上昇作用を受けることから、連結バー833a,833b並びに834a,834bも上昇作用を受ける。
このとき連結バー834a,834bは固定長であることから連結バー833a,833bはその中央部CLを中心に回動し、図5に示すように、洗浄ローラ831(832)が回転ブラシ801(802)に接触する。これにより、回転ブラシ801(802)が洗浄ローラ831(832)により洗浄される。
なお、このとき、水受け部838は回転ブラシ801(802)の下側に位置し、ここに水が溜められる。これにより、回転ブラシ801,802は乾燥するのを防止された状態で洗浄ローラ831(832)により洗浄作用を受けることになる。
これに対して、シリンダ814により回転ブラシ801,802が下降作用を受けた洗浄時には、シリンダ836が非伸長指令を受けて、洗浄ローラ831(832)が回転ブラシ801(802)の上方に離間した状態で保持される。
【0042】
第2の基板洗浄部90には、軸が基板搬送方向Aに直交するように回転ブラシ901および902が2本並列に配置されている。これら回転ブラシ901および902は、非洗浄時には第2のテーブル60による基板Gの搬送路の上方に位置して保持され、基板洗浄時には昇降機構により下降されて基板Gの表面に接触し、洗浄するように構成されている。
また、回転ブラシ901,902の上部には基板Gに洗浄液を噴射するためのシャワーパイプ903,904が設けられているとともに、回転901,902が基板Gと離間状態にあるときに、回転901,902の洗浄領域を洗浄する洗浄ローラ931,932が設けられている。
なお、回転ブラシ901,902の昇降機構および洗浄ローラ931,932の回転機構は、上述した第1の基板洗浄部80で説明した機構と同様であるためここでは説明を省略する。
【0043】
次に、上記構成による基板洗浄動作を説明する。
なお、この場合、初期状態では、第1のテーブル50が搬入ステージ10の下方に位置し、第2のテーブル60が待機ステージ20の下方に位置し、かつ、シリンダ814,914により回転ブラシ801,802および901,902は下降されて洗浄可能状態になっているものとする。
【0044】
まず、前段の搬送系から基板Gが搬入ステージ10に搬入されると、基台40の昇降機構430により昇降ベース420が上昇作用を受ける。これにより、第1のテーブル50および第2のテーブル60は上昇し、第1のテーブル50上に搬入された基板Gが載置される。
このとき、昇降機構430はテーパ面を利用したリニアな昇降が行われることから第1のテーブル50で基板Gを持ち上げるときにダメージを与えることがない。
【0045】
次に、この状態で図示しない制御系からの移動指令に応じてモータ412が所定方向に回転されて基台40が搬送方向Aに移動される。これに伴い、第1のテーブル50は第1の基板洗浄部80を通過するが、このとき回転ブラシ801,802は、基板Gが各ブラシ配置位置への搬入時に、基板Gのエッジ部でブラシに傷がつかないように、基板先端部がブラシ中心軸を多少通過した位置で、シリンダ818,819によりそれぞれ下降作用を受ける。
これにより、回転ブラシ801,802が基板Gの表面に深く接触し、基板Gの表面が洗浄される。洗浄された基板Gは、第1のテーブル50とともに待機ステージ20に移動される。同時に第2のテーブル60は第2の基板洗浄部90を通過して搬出ステージ30に移動される。
なお、洗浄後は、次の基板Gの搬入に備えて回転ブラシ801,802がシリンダ818,819によりそれぞれ上昇作用を受ける。
【0046】
第1のテーブル50が待機ステージ20に移動され、第2のテーブル60が搬出ステージ30に移動されると、基台40の移動は停止され、昇降機構430により昇降ベース420が下降作用を受ける。これにより、第1のテーブル50および第2のテーブル60は下降し、第1のテーブル50上に載置されていた一方向のみ洗浄作用を受けた基板Gが待機ステージ20の保持体201に載置され、ここで一時保持される。このとき、搬入ステージ10には次の基板Gが搬入される。
この状態で、制御系からの移動指令に応じてモータ412が所定方向とは逆方向に回転されて基台40が搬送方向Aとは逆方向に移動され、第1のテーブル50が搬入ステージ位置に移動され、第2のテーブル60が待機ステージ位置に移動されて、基台40の移動が停止される。
【0047】
基台40の昇降機構430により昇降ベース420が上昇作用を受ける。これにより、第1のテーブル50および第2のテーブル60は上昇し、第1のテーブル50上に搬入された基板Gが載置され、第2のテーブル60上に一方向の洗浄作用を受けた基板Gが載置される。
ここで、第2のテーブル60はテーブル回転駆動部70に搬送方向Aに対して時計廻り方向に90度回転される。
【0048】
次に、この状態で制御系からの移動指令に応じてモータ412が所定方向に回転されて基台40が搬送方向Aに移動される。これに伴い、第1のテーブル50は第1の基板洗浄部80を通過するが、このとき回転ブラシ801,802がシリンダ818,819で下降されて回転ブラシ801,802が基板Gの表面に深く接触し、基板Gの表面が洗浄される。洗浄された基板Gは第1のテーブル50とともに待機ステージ20に移動される。
同時に第2のテーブル60は第2の基板洗浄部90を通過するが、このとき回転ブラシ901,902がシリンダ918,919で下降されて回転ブラシ901,902が基板Gの表面に深く接触し、基板Gの表面が洗浄される。この洗浄は、基板Gが第1の基板洗浄部80で受けた洗浄方向とは90度の方向に対して行われ、搬出ステージ30に移動される。
なお、回転ブラシ801,802および901,902のシリンダ818,819および918,919での下降タイミングは、上述したように、基板Gのエッジ部で傷がつかないように、基板Gの先端がブラシ中心軸を多少通過した位置で行われる。
また、洗浄後は、次の基板Gの搬入に備えて回転ブラシ801,802および901,902がシリンダ818,819および918,919によりそれぞれ上昇作用を受ける。
【0049】
第1のテーブル50が待機ステージ20に移動され、第2のテーブル60が搬出ステージ30に移動されると、第2のテーブル60がテーブル回転駆動部70により搬送方向Aに対して反時計廻り方向に90度回転される。この状態で、第2の基台40の移動は停止され、昇降機構430により昇降ベース420が下降作用を受ける。これにより、第1のテーブル50および第2のテーブル60は下降し、第1のテーブル50上に載置されていた一方向のみ洗浄作用を受けた基板Gが待機ステージ20の保持体201に載置され、ここで一時保持される。このとき、搬入ステージ10には次の基板Gが搬入される。
同時に、第2のテーブル60上に載置されていた両方向の洗浄作用を受けた基板Gが搬出ステージ30の段付ローラ301に載置され、次段の処理系に搬出される。
なお、昇降機構430はテーパ面を利用したリニアな昇降が行われることから第1のテーブル50および第2のテーブル60に載置されていた基板Gを保持体201および段付ローラ301に置くときも急激なショックを与えることがなく、基板Gにダメージを与えることがない。
【0050】
この状態で、制御系からの移動指令に応じてモータ412が所定方向とは逆方向に回転されて基台40が搬送方向Aとは逆方向に移動され、第1のテーブル50が搬入ステージ位置に移動され、第2のテーブル60が待機ステージ位置に移動されて、基台40の移動が停止される。
以上の動作が順次繰り返される。
【0051】
以上説明したように、本実施例によれば、連続した処理により複数の基板に対して、均一な洗浄処理を行うことができる。
また、基台40の昇降機構430はテーパ面を利用したリニアな昇降が行われることから第1のテーブル50および第2のテーブル60に載置されていた基板Gを保持体201および段付ローラ301に置くときも急激なショックを与えることがなく、基板Gにダメージを与えることがない。したがって、処理基板の歩留り向上を図れるなどの利点がある。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、基板、あるいは回転処理部材に損傷を与えることなく、基板全体に亘って均一な処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置の一実施例を示す側面図である。
【図2】本発明に係る基板処理装置の一実施例を示す平面図である。
【図3】本発明に係る基板処理装置の一実施例を示す正面図である。
【図4】本発明に係るテーブル回転駆動部および第2のテーブルの具体的な構成例を示す縦断面図である。
【図5】本発明に係る洗浄ローラの回転機構を説明するための図である。
【符号の説明】
G…ガラス基板
A…ガラス基板Gの搬送方向を示す矢印
10…搬入ステージ
20…待機ステージ
30…搬出ステージ
40…基台
410…スライドベース
420…昇降ベース
430…昇降機構
50…第1のテーブル
60…第2のテーブル
70…テーブル回転駆動部
80…第1の基板洗浄部
801,802…回転ブラシ
831,832…洗浄ローラ
90…第2の基板洗浄
901,902…回転ブラシ
931,932…洗浄ローラ
Claims (5)
- 一方向に搬送される基板表面に回転処理部材を接触させて当該基板表面に対するブラッシング処理を行う基板処理方法であって、
上記基板先端部が第1の回転処理部材の中心軸位置を通過してから、上記基板表面に上記第1の回転処理部材を接触させて、当該第1の回転処理部材により基板表面に対する一方向のブラッシング処理を行った後、
上記第1の回転処理部材と基板との接触状態を解除して、当該基板表面における第2の回転処理部材の接触方向が上記第1の回転処理部材の接触方向と異なるように当該基板を所定角度回転させ、
回転後の上記基板先端部が上記第2の回転処理部材の中心軸位置を通過してから、上記基板表面に上記第2の回転処理部材を接触させて、当該基板表面に対して一方向のブラッシング処理を行う
ことを特徴とする基板処理方法。 - 基板が搬入される搬入ステージと、
搬送基板が一時保持される待機ステージと、
基板を搬出するための搬出ステージと、
移動指令に応じて上記基板搬送方向に沿って上記搬入ステージと上記搬出ステージとの間を往復移動可能な基台と、
上記搬入ステージと上記待機ステージとの間を上記基台の移動に応じて往復し、搬入ステージに搬入された基板を上記待機ステージに搬送する第1のテーブルと、
上記待機ステージと上記搬出ステージとの間を上記基台の移動に応じて往復し、待機ステージに搬送された基板を上記搬出ステージに搬送する第2のテーブルと、
基板が載置された上記第2のテーブルを搬送方向に対して所定角度回転させるテーブル回転手段と、
上記第1のテーブルにより搬入ステージから待機ステージに搬送される上記基板先端部が第1の回転処理部材の中心軸位置を通過してから、上記基板表面に上記第1の回転処理部材を接触させて、当該第1の回転処理部材により基板表面に対する一方向のブラッシング処理を行う第1の処理手段と、
上記第2のテーブルにより待機ステージから搬出ステージに搬送される上記基板先端部が第2の回転処理部材の中心軸位置を通過してから、上記基板表面に上記第2の回転処理部材を接触させて、当該第2の回転処理部材により基板表面に対する一方向のブラッシング処理を行う第2の処理手段とを有し、
上記第2のテーブルは、少なくとも第1の処理手段の基板処理時と第2の処理手段による基板処理時の間に上記回転手段により当該基板表面における第2の回転処理部材の接触方向が上記第1の回転処理部材の接触方向と異なるように所定角度回転される
ことを特徴とする基板処理装置。 - 上記基台は、上記第1のテーブルおよび上記第2のテーブルを当該基台の移動に応じて移動させるベースと、当該ベースを基板搬送方向に対して略直交する方向に昇降させる昇降手段とを有する
請求項2記載の基板処理装置。 - 上記第1の処理手段および上記第2の処理手段が回転洗浄部材により構成され、
上記回転洗浄部材を基板搬送方向に対して略直交する方向に昇降させる昇降手段を有し、
上記回転洗浄部材は下降時にその洗浄領域が搬送基板表面に接触し洗浄する
請求項2または請求項3記載の基板処理装置。 - 上記回転洗浄部材を昇降させる昇降手段の昇降動作と連動し、上記回転洗浄部材が基板と離間状態にあるときに、当該回転洗浄部材の洗浄領域を洗浄する洗浄手段を有する
請求項4記載の基板処理装置。
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JPH07318913A JPH07318913A (ja) | 1995-12-08 |
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1994
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