JP3569416B2 - 駐車場管理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車場管理装置に係り、特に、駐車場内の車両の移動を円滑に行えるようにした駐車場管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の駐車場管理装置を適用した駐車場Aの平面図である。ここに示される駐車場Aは、入口と出口を結ぶ線上に車両(自動車)イの通過する通路Pが設けられ、この通路Pに沿って複数の駐車スペースa1 〜an が設けられている。なお、駐車スペースa1 〜an のうち実線で示した部分は車両イが駐車している状態を示し、鎖線で示した部分は、空室状態、すなわち空スペースを示している。
【0003】
駐車場Aの入口及び出口には、入口ゲートG1 及び出口ゲートG2 がそれぞれ設けられている。また、各ゲートG1 ,G2 近くの路面にはセンサS1 ,S2 、S′,S″が埋設されていて、車両イを検出することができるように構成されている。
【0004】
すなわち、センサS1 は入口に接近した車両イを検出し、センサS2 は車両イが駐車場Aに入場を完了した状態を検出できるように構成されている。また、センサS′は駐車場Aから出場しようとする車両イを検出し、センサS″は車両イが駐車場Aから出場を完了した状態を検出できるように構成されている。
【0005】
図4では省略されているが、各ゲートG1 ,G2 及び各センサS1 ,S2 、S′,S″はマイクロコンピュータを中心に構成された制御器に接続されていて、各ゲートG1 ,G2 はこの制御器により開閉制御されるように構成されている。
【0006】
すなわち、駐車場Aの入口側に設けられているセンサS1 ,S2 で検出された入場台数、出口側に設けられたセンサS′,S″で検出された出場台数、及び駐車場A内の駐車スペース数から現時点における空スペース数が求められ、空スペースがあれば入口ゲートG1 を開いて車両イの入場が許可されるように制御されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の駐車場管理装置は、駐車場内に空スペースがあれば駐車場内への車両を無制限に許可するようにしていたので、駐車場内における車両の通過が円滑に行われなくなるおそれがあった。
【0008】
上記図4を用いて、さらに説明すると、駐車場Aが満車近くになり、このときに駐車場Aに車両イが連続して入場すると、空スペースを捜そうとする車両と出庫しようとする車両とが通路P上で交錯し、駐車場A内の車両の円滑な移動ができなくなるという問題点があった。
【0009】
そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、駐車場内の混雑を未然に防止して、車両の速やかな駐車と出庫が円滑に行える駐車場管理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る駐車場管理装置は、上記目的を達成するために、複数の駐車スペースを有する駐車場の現時点における駐車台数から求められる駐車率及びその求められた駐車率が所定値以上のときの所定の一定時間内における入場台数に基づいてその駐車場の混雑状態を検出する混雑状態検出手段と、混雑状態が所定の値に達したとき、前記駐車場に、前に車両が入場してから一定時間経過するまで次の車両の入場を禁止する禁止手段とを有することを特徴としている。
また、本発明の請求項2に係る駐車場管理装置は、前記駐車場の各駐車スペースに車両の駐車状態を検出する駐車センサをそれぞれ設けるとともに、その駐車センサがその駐車スペースからの出庫を検出したとき、車両の入場の禁止を解除する解除手段を設けたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る駐車場管理装置を適用した駐車場の平面図である。
【0012】
なお、上記図4と同一構成要素には同一符号を用い、これら構成要素については説明が重複するため、新規な部分のみについて異なる符号を付して説明する。
【0013】
図中、Cはマイクロコンピュータを中心に構成された本発明の各手段を担う制御器であって、駐車場Aの入口側に設けられたセンサS1 ,S2 、出口側に設けられたセンサS′,S″、及び各駐車スペースa1 〜an にそれぞれ設けられた駐車センサS3 ,S3 …から検出信号が入力されるように構成されている。なお、これら各センサは、周知のセンサを採用することができ、例えば、金属製の車体を検出して車両を検出する方式、あるいは、光線の遮光,受光により車両を検出する光電方式等を採用することができる。
【0014】
制御器Cは、各ゲートG1 ,G2 を開閉駆動する図示しないモータと接続されていて、各ゲートG1 ,G2 を開閉制御できるように構成されている。
【0015】
次に、図2のフローチャートを参照しながら、制御動作について説明する。先ず、駐車場Aの駐車スペースa1 〜a2 が全て駐車されている満車状態でなければ(ステップ100否定。以下、ステップをSとする。)、空スペースに駐車可能であるので、後述する条件の下で駐車が許可されるが、満車状態のときは、入口ゲートG1 が開かれることなく、駐車場Aへの入場は禁止状態となる(S101)。
【0016】
さて、駐車場Aが満車状態でないときは(S100否定)、駐車場Aの混雑状態(以下、「混雑度」という)が求められる。この混雑度は、入口側のセンサS1 ,S2 で検出された入場車両数、出口側に設けられたセンサS′,S″で検出された出場車両数から、現時点における駐車場A内における車両台数を駐車場A内の駐車スペース数で割った値、すなわち、その時点の駐車率と、所定の一定時間における入場台数とから求められる。
【0017】
例えば、駐車率が70%以上で、そのときの1分間(=一定時間)における入場台数が3台以上に達したとき、混雑度は所定の値に達したと判定される。
【0018】
駐車場Aが上述の所定の混雑度に達しないとき、例えば、上述の例で駐車率が70%未満であったり、あるいは、駐車率が70%以上でも1分間に3台未満の入場台数のとき、車両イがセンサS1 で検出された時点で入口ゲートG1 が開かれてその車両イの入場が許可される(S102否定、S104肯定、S106、S108肯定)。
【0019】
ところで、駐車場Aの混雑度が所定の値に達したときは、車両イがセンサS1 で検出されても、その車両イの前に入場した車両が入場してから(センサS2 で検出されなくなったときから)一定時間経過するまで、入口ゲートG1 は開かれず、その時間経過後に入口ゲートG1 が開かれて車両イの入場が許可される(S102肯定、S110肯定、S112肯定、S106、S108肯定)。
【0020】
ここで、一定時間とは、駐車場Aに入場した車両が空スペースに駐車するまでの平均的な時間で、駐車場Aの大きさにもよるが、例えば2分のように定められる。
【0021】
しかし、このような一定時間が経過しなくとも、この間に今まで駐車していた駐車スペースから出庫したことが検出されたとき、すなわち、いずれかの駐車センサS3 が出庫を検出したときは、先に入場した車両が空スペースに駐車するまでの時間が短縮される傾向にあるので、この場合は、入口ゲートG1 が開かれて車両イの入場が許可される。このように、駐車センサ3 の検出信号を取入れると、待ち時間を短縮することが可能となる。
【0022】
また、駐車場Aが図3に示されるような大型の駐車場で、複数の通路P1 ,P2 …を有している場合は、進行できる通路を図示しない表示器で表示し、例えば、通路P1 に車両イを誘導したのち、次の車両イを他の通路、例えば、通路P2 へ誘導し、再び通路P1 の誘導までに一定時間経過した場合は、待ち時間なしで入車させることができる。
【0023】
以上にように、駐車場Aの混雑度が所定の値に達したときに、入場制限を行うようにしてあるので、入場した車両が空スペースに速やかに駐車することができ、また、通路Pが混雑することがないので、駐車スペースからの出庫も速やかに行える特長がある。
【0024】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る駐車場管理装置は、複数の駐車スペースを有する駐車場の現時点における駐車台数から求められる駐車率及びその求められた駐車率が所定値以上のときの所定の一定時間内における入場台数に基づいてその駐車場の混雑状態を検出する混雑状態検出手段と、混雑状態が所定の値に達したとき、前記駐車場に、前に車両が入場してから一定時間経過するまで次の車両の入場を禁止する禁止手段とからなるので、駐車場内の混雑を未然に防止して速やかな駐車と速やかな出庫ができる効果がある。
また、本発明の請求項2に係る駐車場管理装置は、駐車場の各駐車スペースに車両の駐車状態を検出する駐車センサをそれぞれ設けるとともに、その駐車センサがその駐車スペースからの出庫を検出したとき、車両の入場の禁止を解除する解除手段を設けたときは、入場する車両の待ち時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る駐車場管理装置を適用した駐車場の平面図である。
【図2】制御動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施の形態に係る駐車場管理装置を適用した駐車場の平面図である。
【図4】従来の駐車場管理装置を適用した駐車場の平面図である。
【符号の説明】
A 駐車場
P 通路
S1 ,S2 ,S′,S″ センサ
G1 入口ゲート
G2 出口ゲート
a1 〜an 駐車スペース
C 制御器
Claims (2)
- 複数の駐車スペースを有する駐車場の現時点における駐車台数から求められる駐車率及びその求められた駐車率が所定値以上のときの所定の一定時間内における入場台数に基づいてその駐車場の混雑状態を検出する混雑状態検出手段と、
混雑状態が所定の値に達したとき、前記駐車場に、前に車両が入場してから一定時間経過するまで次の車両の入場を禁止する禁止手段と、
を有することを特徴とする駐車場管理装置。 - 駐車場の各駐車スペースに車両の駐車状態を検出する駐車センサをそれぞれ設けるとともに、その駐車センサがその駐車スペースからの出庫を検出したとき、車両の入場の禁止を解除する解除手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の駐車場管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13213497A JP3569416B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 駐車場管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13213497A JP3569416B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 駐車場管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10320699A JPH10320699A (ja) | 1998-12-04 |
JP3569416B2 true JP3569416B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=15074180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13213497A Expired - Lifetime JP3569416B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 駐車場管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3569416B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016210886A1 (de) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | Robert Bosch Gmbh | Konzept zum Steuern eines Verkehrs innerhalb eines Parkplatzes |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP13213497A patent/JP3569416B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10320699A (ja) | 1998-12-04 |
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