JP3568979B2 - 日焼け防止用化粧料及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、日焼け防止能を有する化粧料及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、紫外線等を含む太陽光を遮蔽して日焼けを防止する能力を有する化粧料には、サリチル酸エステル、パラアミノ安息香酸エステル、ケイ皮酸エステルやベンゾフェノン等の紫外線吸収剤、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク等の無機顔料が配合されていた。
【0003】
しかしながら、前記紫外線吸収剤を配合した化粧料を使用した場合、紫外線吸収剤そのものによる刺激や紫外線により変化した化合物の刺激により、肌に発疹やシミ等が生じるという弊害が起こっていた。また、無機顔料を配合した化粧料では、無機顔料は紫外線を反射散乱することにより紫外線を遮蔽するので、効果的に紫外線を遮蔽するために、紫外線吸収剤と併せて配合されるのが一般的である。
【0004】
アマノリ属海藻からの紫外線吸収物質としては、ボタニカ マリナ Vol.XIX,1〜7頁,1976年「紅藻スサビノリ(Porphyra yezoensis Ueda)から紫外線吸収物質334の単離とその物理化学的性質」の報文が出ており、又、ケミストリー レタースNo4.1979年419〜420頁には、「紅藻アサクサノリ(Porphyra Tenera Kjellmann)から334nm紫外線吸収物質の単離とその構造」の報文が発表されている。しかし、これらは、夫々スサビノリ、アサクサノリに紫外線吸収物質が含まれていることとその物理化学的性質について記載しているのみで、その工業的抽出方法、それを日焼け防止用化粧料に利用する用途については勿論、化粧料に用いて皮膚に有害でないかどうかには一切触れていない。
【0005】
特公平3−52445号公報には、新規な化粧品添加物として、紅藻植物門、アマノリ属の藻体をエチルアルコール、メチルアルコール、エチルエーテル、アセトン、酢酸エチル、酢酸メチルの水溶性有機溶媒(エチルエーテル、酢酸エチル、酢酸メチルには水は僅かしか溶けないが)で抽出した抽出物を紫外線遮蔽能を付与する目的で添加することが記載されている。
【0006】
しかしながら、溶剤としては、夫々有機溶剤そのものが使用されており、従って、抽出物として、クロロフィル、カロチノイド及びフィコビリン等の光合成色素が抽出されている。これは水を溶剤としたり、水溶性有機溶剤の水40〜60重量%との混液を溶剤とした本発明とは抽出物を全く異にするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、紫外線を含む太陽光による日焼けや肌荒れを防止するための日焼け防止効果に優れ、なおかつ皮膚に対する安全性が保証された日焼け防止用化粧料及びその製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、紅藻ウシケノリ科アマノリ属海藻から水を同量に近い有効量含む水溶性有機溶剤で抽出した抽出物を配合した化粧料が日焼け防止効果に優れ、皮膚には何らの刺激も与えず安全性が高いことを確認し、本発明を完成した。
【0009】
すなわち
(1)紅藻ウシケノリ科アマノリ属に属する海藻の粉砕物からの水溶出物で処理した活性炭から、水を40〜60重量%含む親水性有機溶媒混液によって抽出される抽出物を含む日焼け防止用化粧料。
【0010】
(2)紅藻ウシケノリ科アマノリ属に属する海藻の乾燥藻体に、水を加え、ミキサーで粉砕し、これを濾過し、この濾液を、原料乾燥藻体の2〜4倍重量の活性炭を充填したカラムに導通し、更に水を40〜60重量の範囲含有する親水性有機溶媒にて溶出を行い、この溶出画分を濃縮、凍結乾燥した粉末を通常の日焼け防止用化粧料組成物ベースに0.05〜0.5重量%の範囲配合することを特徴とする日焼け防止用化粧料の製造方法。
【0011】
本発明に用いられるアマノリ属海藻としては具体的にはスサビノリ(Porphyrayezoensis)や、アサクサノリ(Porphyra tenera)が挙げられるが、その他のアマノリ属海藻の抽出物も日焼け防止効果を持ち、すべてのアマノリ属海藻が利用できる。
【0012】
アマノリ属海藻からの抽出方法としては、この乾燥藻体に、好ましくは、その重量の30〜70倍の水を加え、ミキサーで粉砕し、これを濾過し、この濾液を、原料乾燥藻体の2〜4倍重量の活性炭を充填したカラムに導通し、更に水を40〜60重量%の範囲、含む親水性溶媒にて溶出を行い、この溶出画分を濃縮、凍結乾燥した粉末を通常の日焼け防止用化粧料組成物ベースに0.05〜0.5重量%の範囲配合するものである。
本願でいう親水性有機溶媒とは、メタノール、エタノール、アセトンなど水40〜60重量%と容易に溶解する有機溶媒をいう。
【0013】
抽出溶媒として、水を40〜60重量%含む親水性有機溶媒を使用するのは、本発明の目的とするPorphyra−334は、エタノール、メタノールでは水を含まなくても抽出される。エタノールに対する溶解度は高くはないが、メタノールにはよく溶解する。水を含まなくてもメタノールで抽出するとPorphyra−334は得られる。しかし、親水性有機溶媒自体又はこれに不可避的に含まれる水を含む程度の純溶媒に近い親水性溶媒で抽出すると、クロロフィル、カロチノイド、その他の油の脂溶性成分まで抽出されてしまう。水を40重量%以上、好ましくは40〜60重量%含む親水性有機溶媒で抽出するのは、これら脂溶性成分を抽出しないためである。
【0014】
一方、水のみで抽出した場合、抽出液には多糖類、塩類、色素蛋白質その他の水溶性低分子成分が含まれてくる。水を40〜60重量%含有する親水性有機溶媒、更に最も好ましくは水と親水性溶媒の1:1の混合溶媒を使用すると多糖類や色素蛋白質は抽出されず、水溶性の低分子のみが抽出される。即ち水を40〜60重量%含有する親水性有機溶媒を使用するのは化粧料として肌に適用した場合に、アレルギー等をおこすおそれのある多糖類、蛋白質や更に脂溶性成分を排除するためである。水が40重量%未満では脂溶性成分の抽出量が増加し、水が60重量%超であると多糖類、色素蛋白質の抽出量が増加して好ましくない。即ち化粧品配合用として、より純粋なPorphyra−334を分離するためである。
【0015】
この抽出物を配合する化粧料組成物ベースとしては特に限定はなく、通常日焼け防止用化粧料として使用されている基礎組成物が使用できる。化粧料としては例えばローション、乳液、クリーム、パック等の基礎化粧品、ファンデーション、口紅、頬紅、マスカラ、アイシャドウ等の仕上化粧品、整髪料、育毛料、ヘアクリーム、ヘアスプレー等の頭髪用化粧品、その他薬用化粧品、フレグランス等があり、中でも基礎化粧品、仕上化粧品に適用することが好ましい。
【0016】
本発明の抽出物の抽出に当って、最初の乾燥藻体の2〜4倍重量の活性炭を使用するのは2倍未満では吸着体として不足であり、有効成分が充分に吸着されないおそれがあり、4倍超では、吸着体が多すぎて、後工程の溶媒による抽出が効率的でなく、溶媒の損失も多くなるためである。
【0017】
本発明の抽出物を化粧料組成物に0.05〜0.5重量%配合するのは、0.05重量%未満では、日焼け防止効果が充分でなく、0.5重量%超配合しても、配合したことに伴うだけの効果が得られないからである。
【0018】
【実施例】
以下に実施例によって、本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、この実施例によって何等限定されるものではない。
【0019】
(実施例1)
抽出物の調製
スサビノリの乾燥藻体20gに水1000mlを加え、ミキサーで粉砕した。これをガーゼで残査を濾して、更に濾紙で濾過を行った。この濾液を活性炭60gを充填したカラムに導通して、更にカラムを水で洗浄した後、水/エタノール(1:1 v/v)で溶出を行い、この溶出画分を濃縮、凍結乾燥して粉末化したところ、0.3gが得られた。
【0020】
クリームの調製
実施例1、比較例1,2として、表1に示す水相成分と油相成分を別々混合し加熱し70℃とし、油相に水相を加えて予備乳化した後、更にホモミキサーで均一に乳化して、室温まで冷却した。
【0021】
【表1】
【0022】
(実施例2)
実施例1における抽出物の調製において、水/エタノール(1:1 v/v)で溶出する代りに水/エタノール(0.41/0.62 v/v)混液で溶出した他は同様にしてクリームを調製した。
【0023】
(実施例3)
実施例1における抽出物の調製において、水/エタノール(1:1 v/v)で溶出する代りに水/エタノール(0.54/0.48 v/v)混液で溶出した他は同様にしてクリームを調製した。
【0024】
クリームの評価
上記クリームを10名の女性の腕に円状に塗布し、夏期の3日間実用試験した。評価は5段階評価で以下のように評価してもらった。
5 日焼防止効果が非常に良い
4 日焼防止効果が良い
3 日焼防止効果が普通
2 日焼防止効果が悪い
1 日焼防止効果が非常に悪い
実施例及び比較例の評価結果の平均を表2に示した。
【0025】
【表2】
【0026】
評価結果より明らかなように、比較例1は、本発明の藻体抽出物は勿論、従来の紫外線遮蔽剤であるベンゾフェノンも添加しない日焼け防止用化粧料のベース組成物そのものであるが、肌への刺激性は少ないが、日焼け防止性も劣る。比較例2は、比較例1のベース組成物に従来使用されている紫外線遮蔽剤であるベンゾフェノン誘導体を使用したものであるが、日焼け防止性は認められるが、肌への刺激性が著しく劣る。これに対して本発明の抽出物をベース組成物に配合した実施例1,2,3は日焼け防止性に優れていることは勿論、肌への刺激性が少なく、優れた日焼け防止性クリームである。
【0027】
【発明の効果】
本発明により、紅藻ウシケノリ科アマノリ属海藻の40重量%以上の水と残部親水性有機溶媒の混液による抽出物を含有する化粧料は紫外線遮蔽能に優れ、安全性も高いことが明らかになった。これらの海藻は、食用として広く利用されていることからも、長期的にも皮膚に対しての安全性は高いものである。従って、紫外線遮蔽を目的とする化粧料として、安全性の面からも、その効果の面からも利用価値の大きいものである。
Claims (2)
- 紅藻ウシケノリ科アマノリ属に属する海藻の粉砕物からの水溶出物で処理した活性炭から、水を40〜60重量%含む親水性有機溶媒混液によって抽出される抽出物を含む日焼け防止用化粧料。
- 紅藻ウシケノリ科アマノリ属に属する海藻の乾燥藻体に、水を加え、ミキサーで粉砕し、これを濾過し、この濾液を、原料乾燥藻体の2〜4倍重量の活性炭を充填したカラムに導通し、更に水を40〜60重量%の範囲含有する親水性有機溶媒にて溶出を行い、この溶出画分を濃縮、凍結乾燥した粉末を通常の日焼け防止用化粧料組成物ベースに0.05〜0.5重量%の範囲配合することを特徴とする日焼け防止用化粧料の製造方法。
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- 1994-03-01 JP JP03132094A patent/JP3568979B2/ja not_active Expired - Lifetime
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