JP3568437B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機械走査式プローブからのエンコーダ信号を基準として超音波の送信を制御する超音波診断装置に関し、特に、超音波の送受信を常に適切な時間間隔で行うことを可能にした超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
機械走査式プローブを用いた超音波診断装置における送信制御方式としては、診断装置本体側のシステムクロックに同期して特定の時間間隔で超音波の送信を制御する方式と、プローブからのエンコーダ信号を基準として特定の距離間隔で超音波の送信を制御する方式(以下プローブマスタ方式と記す)が知られている。前者の方式では、機械走査の位置に関わらず特定の時間間隔で送受信が行われるため、超音波画像の走査方向の距離精度がプローブ側の機械的な走査精度に依存してしまう。これに対して後者のプローブマスタ方式では、走査位置に応じて送受信が制御されるため、走査方向に関して距離精度の高い超音波画像が得られる、という利点を有する。
【0003】
図4に、プローブマスタ方式による、従来の超音波診断装置の概略図を示す。この超音波診断装置4は、機械走査式超音波プローブ40と、機械走査式超音波プローブ40で生成されたエンコーダ信号41を基準として送信トリガ信号を生成する送信トリガ信号生成手段42と、送信トリガ信号によりトリガされ、機械走査式超音波プローブ40に駆動電圧を供給する送信駆動部43と、機械走査式プローブ40からの受信信号を増幅する受信部44と、受信部44で増幅された受信信号に対して各種信号処理を施し、超音波画像を生成する画像信号処理部45、画像信号処理部45から出力される画像信号を表示する表示モニタ46とを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のプローブマスタ方式による超音波診断装置においては、安価な低精度のエンコーダを用いた場合、エンコーダ信号のパルス幅が短すぎて、一音響線の受信信号処理に要する時間よりも短い間隔で超音波の送受信が行われてしまうと、音響走査線欠落してしまう。ここで、エンコーダ信号のパルス幅が安定しない要因としては、エンコーダの精度の他に、配線による信号の劣化などがある。
【0005】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、プローブマスタ方式による超音波診断装置おいて、低精度のエンコーダを用いても、一音響線の受信信号処理に要する時間よりも短い間隔で超音波の送受信が行われないようにすることを可能にした超音波診断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の超音波診断装置は、機械走査式プローブからのエンコーダ信号のパルス幅を設定範囲時間に整形する波形整形手段と、前記波形整形手段により整形されたエンコーダ信号に基づいて送信トリガ信号を生成するトリガ信号生成手段とを有する。この構成により、エンコーダ信号のパルス幅が変動したとしても、波形整形手段により適切なパルス幅に整形されるため、受信信号処理回路が一音響線の受信信号処理に要する時間よりも短い間隔で超音波の送受信が行われないようにすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。
【0008】
図1は、本発明の実施の形態の超音波診断装置の構成を示すブロック図である。この超音波診断装置1は、機械走査式超音波プローブ10と、機械走査式超音波プローブ10で生成されたエンコーダ信号11のパルス幅を整形する波形整形手段12と、波形整形手段12から出力される整形後のエンコーダ信号13を基準として送信トリガ信号を生成する送信トリガ信号生成手段14と、送信トリガ信号によりトリガされ、機械走査式超音波プローブ10に駆動電圧を供給する送信駆動部15と、機械走査式プローブ10からの受信信号を増幅する受信部16と、受信部16で増幅された受信信号に対して各種信号処理を施し、超音波画像を生成する画像信号処理部17と、画像信号処理部17から出力される画像信号を表示する表示モニタ18とを有する。
【0009】
以上のように構成された超音波診断装置において、機械走査式超音波プローブ10は自身の動きに伴って生成されたエンコーダ信号11を波形整形手段12に出力する。波形整形手段12は、入力されたエンコーダ信号11を所定のパルス幅に整形して波形整形後のエンコーダ信号13とし、送信トリガ信号生成手段14に出力する。送信トリガ信号生成手段14は、パルス幅整形後のエンコーダ信号13を用いて送信トリガ信号を生成し、送信駆動部15に出力する。送信駆動部15は、入力された送信トリガ信号に従って機械走査式プローブ10の超音波振動子に駆動電圧を供給する。機械走査式プローブ10はその超音波振動子から被検体へ超音波を送信し、その反射エコーを電気信号に変換して受信部16へ送る。受信部16は受信信号を増幅し、画像信号処理部17へ出力する。画像信号処理部17は、入力画像信号に対し各種信号処理を施して超音波画像を生成し、表示モニタ18へ出力する。そして、表示モニタ18は入力された超音波画像を表示する。
【0010】
次に、図2および図3を参照しながら、波形整形手段12について具体的に説明する。図2は、波形整形手段12の構成例を示すブロック図であり、図3はその動作タイミングチャートである。
【0011】
波形整形手段12は、エンコーダ信号11がロウレベルからハイレベルへ変化したことを検出する立ち上がり検出手段120と、立ち上がり検出手段120の検出出力をもとに、ハイレベル幅を整形する場合に基準となる信号(以下、基準信号Aという)を発生する基準信号A発生手段122と、エンコーダ信号11と基準信号A発生手段122の出力との論理和を出力するOR回路124と、OR回路124の出力信号がハイレベルからロウレベルへ変化したことを検出する立ち下がり検出手段121と、立ち下がり検出手段121の検出出力をもとに、ロウレベル幅を整形する場合に基準となる信号(以下、基準信号Bという)を発生する基準信号B発生手段123と、OR回路124の出力と基準信号B発生手段123の出力との論理積を出力するAND回路125とから構成されている。
【0012】
以上のように構成された波形整形手段12において、機械走査式プローブ10が図3(b)に示すエンコーダ信号11を生成したものとする。このエンコーダ信号11は、図3(a)に示されている理想的なエンコーダ信号と比較すると、2周期目の矩形波のハイレベルの部分の時間が短く、かつ3周期目の矩形波のロウレベルの部分の時間が短い。
【0013】
そこで、まず、図3(b)、(c)に示すように、立ち上がり検出手段120で検出されたエンコーダ信号11の立ち上がりから、基準信号A発生手段122により、許容される最小限のハイレベル幅W1を有する基準信号Aを出力する。
【0014】
次に、基準信号Aとエンコーダ信号11とがOR回路124に入力され、ここで論理和を演算することにより、図3(d)に示すように、エンコーダ信号11のハイレベル幅が基準信号Aのハイレベル幅W1よりも短い場合には、ハイレベル幅をW1に整形する。したがって、ここでは、2周期目の矩形波のハイレベルの部分の幅を設定範囲時間W1に整形する。1周期目と3周期目の矩形波のハイレベルの部分の幅は、W1より長いため、もとの長さのままである。
【0015】
次に、図3(e)に示すように、立ち下がり検出手段121で検出されたOR回路124の出力信号の立ち下がりから、基準信号B発生手段123により、許容される最小限のロウレベル幅W2を有する基準信号Bを出力する。
【0016】
さらに、図3(f)に示すように、基準信号BとOR回路124の出力とがAND回路125に入力され、ここで論理積を演算することにより、OR回路124の出力信号のロウレベル幅が基準信号Bのロウレベル幅W2よりも短い場合には、ロウレベル幅をW2に整形する。したがって、ここでは、3周期目の矩形波のロウレベルの部分の幅を設定範囲時間W2に整形する。1周期目と2周期目の矩形波のロウレベルの部分の幅は、W2より長いため、もとの長さのままである。
【0017】
なお、基準信号A発生手段122が発生する基準信号A、および基準信号B発生手段123が発生する基準信号Bの時間は、例えばカウンタやCR(コンデンサと抵抗の時定数)によるタイマによって発生することができる。
【0018】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、波形整形手段が機械走査式プローブからのエンコーダ信号のパルス幅を設定範囲時間に整形し、送信トリガ信号生成手段は整形後のエンコーダ信号を基準として送信トリガ信号を生成するので、安価で低精度のエンコーダを用いても一音響線の受信信号処理に要する時間よりも短い間隔で超音波の送受信が行われないようにすることが可能になるという優れた効果を有する超音波診断装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の超音波診断装置の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の実施の形態における波形整形手段の構成を示すブロック図、
【図3】本発明の実施の形態における波形整形手段の動作タイミングチャート、
【図4】従来の超音波診断装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 超音波診断装置
10 機械走査式プローブ
11 エンコーダ信号
12 波形整形手段
13 整形後のエンコーダ信号
14 送信トリガ信号生成手段
15 送信駆動部
16 受信部
17 画像信号処理部
18 表示モニタ
120 立ち上がり検出手段
121 立ち下がり検出手段
122 基準信号A発生手段
123 基準信号B発生手段

Claims (4)

  1. 機械走査式プローブからのエンコーダ信号のパルス幅を設定範囲時間に整形する波形整形手段と、前記波形整形手段により整形されたエンコーダ信号に基づいて送信トリガ信号を生成するトリガ信号生成手段とを有する超音波診断装置。
  2. 前記波形整形手段は、前記エンコーダ信号のレベルの立ち上がりを検出する立ち上がり検出手段と、前記立ち上がり検出手段で検出された立ち上がりを基点としてハイレベル幅を設定範囲時間に整形するハイレベル幅整形手段とを備えた請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 前記波形整形手段は、前記エンコーダ信号のレベルの立ち下がりを検出する立ち下がり検出手段と、前記立ち下がり検出手段で検出された立ち下がりを基点としてロウレベル幅を設定範囲時間に整形するロウレベル幅整形手段とを備えた請求項1記載の超音波診断装置。
  4. 前記波形整形手段は、前記エンコーダ信号のレベルの立ち上がりを検出する立ち上がり検出手段と、前記立ち上がり検出手段で検出された立ち上がりを基点としてハイレベル幅を設定範囲時間に整形するハイレベル幅整形手段と、前記ハイレベル幅整形手段の出力信号および前記エンコーダ信号の論理和出力レベルの立ち下がりを検出する立ち下がり検出手段と、前記立ち下がり検出手段で検出された立ち下がりを基点としてロウレベル幅を設定範囲時間に整形するロウレベル幅整形手段とを備えた請求項1記載の超音波診断装置。
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