JP3567938B2 - 鉛蓄電池の端子部の製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、鉛蓄電池の端子部の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉛蓄電池の端子部には図5のような構造のものがあった。すなわち、図5において、1は鉛蓄電池の蓋、2は鉛合金などからなる円筒形のブッシング、3は極柱であり、蓋1には貫通孔4が形成され、ブッシング2には周面につば5が、下部に膨出部6が形成されている。そして、つば5と膨出部6との間に貫通孔4の周壁の一部分7が挟まれて貫通孔4にブッシング2が固定され、ブッシング2の上部が蓋1上面に突出している。また、極柱3はブッシング2の内側に挿入され、上部がブッシング2の上部と溶着され一体になっている。
【0003】
このような構造の端子部に用いられるブッシング2は、蓋1の貫通孔4に取り付けられる前は、図6の2′で示すように管の周面につば5が形成されたものであり、転造式成形機で簡単かつ効率よく生産できるものである。また、ブッシング2′を蓋1に取り付けるには、図6のように、蓋1の貫通孔4に上方からブッシング2′を挿入し、図7のようにつば5の下面が蓋1の上面に当接した状態に載置し、上方から上型7を被せる。該上型7には、ブッシング2′のつば5から上の形状をしかつ中央が貫通した穴8を有し、該穴8にブッシング2′を嵌め入れる。次に、上方に向って細くなる円柱形の突起9を有する下型10の突起9をブッシング2′の貫通孔11に挿入して、下型10を上方へ押し上げる。そうすると上型7と下型10とでブッシング2′が圧縮されて、ブッシング2の蓋1下面から下方へ延びたスリーブ12が貫通孔2の周囲の蓋1下面に膨出して、図8のような膨出部6が形成されると共に、つば5と膨出部6との間に貫通孔4の周壁の一部分7が挟み込まれて、ブッシング2が蓋1に密着して固定される。
次に、ブッシング2の貫通孔11に下方から極柱3を挿入し、ブッシング2の上端と極柱3の上端とを略一致させ、両者の上端にバーナー等で火災を当て、溶着させて、図5の如き端子部を形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の方法は、簡単かつ効率的であるが、ブッシング2の形状は真円形状となっているため、例えば自動車用電池に用いられ車体のハーネス側端子を締め付けた後、ハンマーなどでたたいて端子の向き変えた場合、ブッシング2に強い回転力が加わり、ブッシング2と極柱3との溶接部が外れるという問題点を有していた。
また、蓋1とブッシング2との圧接部分の液密性を強化するために、蓋1の貫通孔4とブッシング2との間にゴム系やホットメルト系のシーリング材を充填しているが、前記回転力によりブッシング2が回転すると、シーリング材がはがれ、液密性が損なわれてしまうという問題点も有していた。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、回転力が加わっても、ブッシング2と極柱3との溶接部分が外れることなく、蓋1とブッシング2との液密性が損なわれることのない鉛蓄電池の端子部を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、蓋13とブッシング14とをし、前記蓋13は、貫通孔16を有し、該貫通孔16の周辺の下面に凹陥部17を有するものであり、前記ブッシング14は、円筒形であって、周面につば20を有すると共に下部に膨出部21を有し、該膨出部21が下面に食い込み部22を有するものであり、前記ブッシング14は、前記貫通孔16に挿入され、前記食い込み部22が前記凹陥部17に食い込んでいる鉛蓄電池の端子部の製造方法であって、前記ブッシング14の下部を加圧変形させることにより、該ブッシッング14に前記食い込み部22を有する膨出部21を形成することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
ブッシング14の食い込み部22が蓋13の凹陥部17に食い込んでいるため、ブッシング14の回転が該食い込み部22により防止できる。
【0008】
【実施例】
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例を示す極柱を省略した端子部の底面図、図2は図1の端子部に極柱を取り付けたA−A断面図、図3はブッシングを取り付ける前の蓋の底面図であり、13は鉛蓄電池の蓋、14は鉛合金からなるブッシング、15は極柱である。蓋13には貫通孔16が形成され、下面には4個の凹陥部17が形成されている。尚、18は貫通孔16の周辺で蓋13の上面から突出した上部スリーブであり、19は貫通孔15の周辺で蓋13下面から突出した下部スリーブである。
【0009】
ブッシング14は円筒形であり、周面の中央よりやゝ下に円形のつば20と、下部の水平方向へ膨出した円筒形の膨出部21とが形成されている。該膨出部21は前記凹陥部17内に食い込んで、下面に4個の食い込み部22が形成されている。そして、ブッシング14の貫通孔23に極柱15が挿入され、両者の上端が溶着され一体となっている。
【0010】
このような構成の端子部を形成するには、蓋13の貫通孔16にブッシング14を上方から挿入し、つば20が蓋13の上面に当接して、上部スリーグ18内に納まるよう載置する。
次に、図4のようにブッシング14′のつば20から上の形状とを有すると共に中央を貫通する穴24を有する上型25をブッシング14′に嵌め込み、ブッシング14′の下方から、円柱形の突起26と4個の突起27とを有する下型28を突起26がブッシング14′の貫通孔23に、突起27が凹陥部17に嵌まるように押し上げ、ブッシング14′の下部を加圧変形して、ブッシング14′に食い込み部22を有する膨出部21を形成する。そして、上型25と下型27とを取り除いた後、ブッシング14の貫通孔23に極柱15を挿入して両者の上端にバーナーで火炎を当て溶接して、図2のような本発明の端子部が形成される。
【0011】
【発明の効果】
本発明は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
(1)端子部に回転力が加わっても、ブッシングと極柱との溶接部が外れることがなく、ブッシングと蓋との液密性も損なわれることがない。
(2)円筒形のブッシングを用いるので生産性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】極柱を取り付ける前の本発明の端子部を示す底面図である。
【図2】図1の端子部に極柱を取り付けたA−A断面図である。
【図3】本発明に係る蓋の要部底面図である。
【図4】本発明の端子部の成形方法を示す説明図である。
【図5】従来の端子部を示す断面図である。
【図6】従来の端子部の成形方法における、蓋にブッシングを挿入する直前の状態 を示す斜視図である。
【図7】蓋にブッシングを取り付ける従来の方法を示す説明図である。
【図8】極柱を取り付ける前の従来の端子部を示す断面図である。
【符号の説明】
13 蓋
14 ブッシング
16 貫通孔
17 凹陥部
20 つば
21 膨出部
22 食い込み部
Claims (1)
- 蓋(13)と、ブッシング(14)とを有し、
前記蓋(13)は、貫通孔(16)を有し、該貫通孔(16)周辺の下面に凹陥部(17)を有するものであり、
前記ブッシング(14)は、円筒形であり、周面につば(20)を有すると共に下部に膨出部(21)を有し、該膨出部(21)が下面に食い込み部(22)を有するものであり、
前記ブッシング(14)は、前記貫通孔(16)に挿入され、前記食い込み部(22)が前記凹陥部(17)に食い込んでいる鉛蓄電池の端子部の製造方法であって、
前記ブッシング(14)の下部を加圧変形させることにより、該ブッシッング(14)に前記食い込み部(22)を有する膨出部(21)を形成することを特徴とする鉛蓄電池の端子部の製造方法。
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